JP3482537B2 - プレス機械のダイハイト調整装置 - Google Patents

プレス機械のダイハイト調整装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0029Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
    • B30B15/0041Control arrangements therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、プレス機械の金型交換
時等においてスライドを上下動させてダイハイトの調整
を行うプレス機械のダイハイト調整装置に関する。 【0002】 【従来の技術】プレス機械では、金型の交換時において
スライドを上下動させてダイハイトの調整がなされる
が、このダイハイトの調整方法には、手動運転によるも
のといわゆるデータ運転といわれる自動運転によるもの
とがある。 【0003】手動運転では、プレス操作盤の上昇スイッ
チ、下降スイッチをオペレータが手動操作することで、
駆動指令がアジャストモータに出力される。そしてアジ
ャストモータが駆動されスライドが上下動され、これを
目視することによりダイハイトが目標値にセットされ
る。 【0004】このような手動運転が行われるダイハイト
調整装置は、安価ではあるものの、作業に時間がかか
り、作業効率がよくないという面がある。 【0005】そこで、近年では、自動運転によりダイハ
イトの調整を迅速に行うことが主流になっている。 【0006】自動運転が行われるダイハイト調整装置で
は、コントローラにデータが入力され、このデータに基
づく駆動指令がコントローラからアジャストモータに出
力される。そしてアジャストモータの駆動によりスライ
ドが上下動され、ダイハイトが自動的に目標値にセット
される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記自動運転
が行われるダイハイト調整装置では、駆動指令がCPU
の処理によって生成されるため、このCPUがいわゆる
暴走等してダウンしてしまうと、もはやダイハイト調整
自体が不可能となる。 【0008】このため、ダウン状態から正常な状態への
復旧に要する時間だけ作業ができなくなり、作業効率が
大幅に損なわれてしまうことになる。 【0009】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、自動運転中にダウン等の不良が発生し、自動
運転不能状態となった場合であっても、自動運転から手
動運転に容易に切り換えることができるようにして、作
業効率を向上させることを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
コントローラから出力される駆動指令を、プレス機械の
スライドを駆動するモータに加え、該モータの駆動に応
じて前記スライドを上下動させてダイハイトを調整する
プレス機械のダイハイト調整装置において、前記コント
ローラに、手動運転用の接点を配設するとともに、自動
運転用の接点を配設し、前記コントローラに、該コント
ローラ駆動用の電源を接続するとともに、前記手動運転
用接点および自動運転用接点のそれぞれにスライド駆動
用の電源を接続し、前記手動運転用接点と前記モータの
間を、手動操作スイッチが線路上に配設された手動運転
用の線路によって接続するとともに、前記自動運転用接
点と前記モータとの間を自動運転用の線路によって接続
し、さらに、前記コントローラに、手動運転と自動運転
を切り換える切換スイッチと、前記スライド駆動用電源
のコントローラへの接続をオン、オフする電源スイッチ
と、前記切換スイッチが手動運転側に操作された場合
に、前記自動運転用接点をオフさせるとともに前記手動
運転用接点をオンさせて前記手動操作スイッチの操作に
応じた駆動指令を前記モータに出力し、前記切換スイッ
チが自動運転側に操作された場合に、前記手動運転用接
点をオフさせるとともに、コントローラに入力されたデ
ータに応じて前記自動運転用接点をオン、オフさせ駆動
指令を前記モータに出力する第1の接点切換手段と、前
記電源スイッチがオフされた場合に、前記手動運転用接
点をオンさせて前記手動操作スイッチの操作に応じた駆
動指令を前記モータに出力する第2の接点切換手段とを
配設している。 【0011】 【作用】すなわち、かかる構成によれば、切換スイッチ
が手動運転側に操作されると、自動運転用接点がオフさ
れ、手動運転用接点がオンされて手動操作スイッチの操
作に応じた駆動指令がモータに出力され、手動運転によ
るダイハイトの調整が行われる。そして、切換スイッチ
が自動運転側に操作されると、手動運転用接点がオフさ
れ、コントローラに入力されたデータに応じて自動運転
用接点がオン、オフされ駆動指令がモータに出力され、
自動運転によるダイハイトの調整が行われる。この場
合、CPUの暴走等の異常が発生すると、上記切換スイ
ッチの操作による手動運転への切換えすら、なされない
場合がある。 【0012】そこで、電源スイッチがオフされると、コ
ントローラへの電源供給が断たれると同時に、手動運転
用接点がオンされて手動操作スイッチの操作に応じた駆
動指令がモータに出力される。このため、自動運転不能
状態であっても、手動運転によるダイハイトの調整を行
うことができるようになる。 【0013】 【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るプレス機
械のダイハイト調整装置の実施例について説明する。 【0014】図1は実施例のダイハイト調整装置を示し
ており、スライド駆動用電源4からの電流がコントロー
ラ1、線路16、17、モータ駆動回路20を介してス
ライドをアジャストするためのモータ21に通電される
ことにより、モータ21が駆動され、図示せぬスライド
が上下動され、プレス機械のダイハイトが目標値にセッ
トされるというものである。 【0015】すなわち、コントローラ1には、手動運転
用の接点7が配設されており、また自動運転用接点8
(上昇用)、9(下降用)が配設されている。 【0016】また、コントローラ1には、スライドを駆
動するための電源4が接続されている。電源4は線路1
1を介して手動運転用接点7の一端7aに接続され、ま
た線路12を介して自動運転上昇用接点8の一端8aお
よび自動運転下降用接点9の一端9aに接続されてい
る。 【0017】そして、手動運転用接点7の他端7bは、
線路13の一端に接続され、線路13の他端は、手動上
昇スイッチ14を介して上昇信号用の線路16に、また
手動下降スイッチ15を介して下降信号用の線路17に
接続されている。スイッチ14、15は線路16、17
をそれぞれ開閉し、通電をオン、オフするために設けら
れている。線路16、17はモータ駆動回路20に接続
され、モータ駆動回路20はモータ21に接続されてい
る。 【0018】一方、自動運転上昇用接点8の他端8b
は、線路18を介して上昇信号用線路16に接続され、
自動運転下降用接点9の他端9bは線路19を介して下
降信号用線路17に接続されている。 【0019】ここで、いま線路16を介して上昇信号S
4がモータ駆動回路20に入力されると、モータ駆動回
路20はモータ21を、スライドが上昇されるように駆
動する。また、線路17を介して下降信号S5がaモータ
駆動回路20に入力されると、モータ駆動回路20はモ
ータ21を、スライドが下降されるように駆動する。さ
て、コントローラ1は、その内部にある電源3により動
作するものであり、所定の操作パネル上には、手動運転
と自動運転を切り換えるダイヤル式の切換スイッチ2が
配設されている。この切換スイッチ2が操作されると、
その切換内容(「手動」、「自動」)を示す切換信号S
1がCPU6に加えられる。 【0020】また、上記操作パネルの、たとえば裏面に
は、電源スイッチ5(たとえばトグルスイッチが使用さ
れる)が配設されており、このスイッチ5が操作される
と、その操作内容(「電源オン」、「電源オフ」)を示
す切換信号S2がコントローラ1内に入力される。い
ま、切換信号S2の内容が「電源オン」であるとする
と、電源3とCPU6はスイッチ22により電気的に接
続されており、CPU6は所定の動作を行う。しかし、
切換信号S2の内容が「電源オフ」であるとすると、上
記スイッチ22はオフされ電源3とCPU6との間は電
気的に遮断され、CPU6は動作せず、自動運転用接点
8、9はオフされる。そして、電源スイッチ5がオフさ
れると同時に、手動運転用接点7がオンされる。なお、
この動作はリレー回路等により容易に実現することがで
きる。 【0021】非常用スイッチ10は、モータ21を非常
停止させるために設けられており、このスイッチ10が
操作されると、コントローラ10からの駆動指令は強制
的にオフされる。 【0022】以下、コントローラ1内部で行われる処理
について説明する。なお、コントローラ1によりスライ
ド調整を行う際は、外部からスライドアジャスト信号S
3が入力されていることを前提とする。このスライドア
ジャスト信号S3が入力されている限りは、プレス機械
が運転されておらず、ダイハイトの調整が可能だからで
ある。 【0023】・手動運転時 上記切換スイッチ2が「手動」側に操作されると、CP
U6は入力された「手動」を示す切換信号S1に基づい
て、自動運転用接点8、9をオフさせ、手動運転用接点
7をオンさせるように動作する。この結果、手動上昇ス
イッチ14が操作されると、該スイッチ14の操作に応
じた上昇信号S4がモータ駆動回路20に入力され、モ
ータ21が、スライドを上昇させるよう駆動される。同
様にして、手動下降スイッチ15の操作に伴い、モータ
21がスライドを下降させるよう駆動される。 【0024】この結果、オペレータは、目視によりスラ
イドを任意の位置に調整することができる。 ・自動運転時 一方、上記切換スイッチ2が「自動」側に操作される
と、CPU6は入力された「自動」を示す切換信号S1
に基づいて、手動運転用接点7をオフさせる。そして、
CPU6は、コントローラ1に入力されたダイハイトの
目標値のデータ等に基づいて自動運転上昇用接点8、自
動運転下降用接点9を所要にオン、オフさせるように動
作する。この結果、自動運転上昇用接点8がオンされる
と、線路18、線路16を介して上昇信号S4がモータ
駆動回路20に入力され、モータ21が、スライドを上
昇させるよう駆動される。同様にして、自動運転下降用
接点9のオンに伴い、モータ21がスライドを下降させ
るよう駆動される。 【0025】この結果、自動的にスライドが所望の位置
に調整され、ダイハイト調整作業を迅速に行うことがで
きる。 【0026】・自動運転不能時 上記自動運転中にたとえば、CPU6が暴走したものと
する。かかる場合、自動運転は不能になるのはもちろん
のこと、たとえ切換スイッチ2を「手動」側に切り換え
たとしても、CPU6自体が暴走しているので、CPU
6の指令に基づく手動運転用接点7の切り換えもできな
くなり、まったくの運転不能になってしまう。そこで、
かかる異常状態をオペレータがコントローラ1の動作等
から判断すると、電源スイッチ5が「電源オフ」側に操
作される。 【0027】この結果、自動運転用接点8、9がオフさ
れ、手動運転用接点7がオンされる。このため、手動上
昇スイッチ14の操作によりモータ21を駆動してスラ
イドを上昇させることができるとともに、手動下降スイ
ッチ15を操作によりモータ21を駆動してスライドを
下降させることができる。 【0028】このように自動運転不能時であっても、オ
ペレータは、目視によりスライドを任意の位置に調整で
き、ダウン状態から正常状態へ復旧している間もダイハ
イト調整作業を継続することができる。 【0029】したがって、作業効率が飛躍的に向上す
る。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動運転中にダウン等の不良が発生し、自動運転不能状態
となった場合であっても、自動運転から手動運転に即座
に切り換えることができるので、ダイハイト調整作業の
作業効率が飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明に係るプレス機械のダイハイト調
整装置の実施例の構成を示す図である。 【符号の説明】 1 コントローラ 2 切換スイッチ 7 手動運転用接点 8 自動運転用接点 9 自動運転用接点 14 手動操作スイッチ 15 手動操作スイッチ 21 モータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コントローラから出力される駆動指
    令を、プレス機械のスライドを駆動するモータに加え、
    該モータの駆動に応じて前記スライドを上下動させてダ
    イハイトを調整するプレス機械のダイハイト調整装置に
    おいて、 前記コントローラに、手動運転用の接点を配設するとと
    もに、自動運転用の接点を配設し、 前記コントローラに、該コントローラ駆動用の電源を接
    続するとともに、前記手動運転用接点および自動運転用
    接点のそれぞれにスライド駆動用の電源を接続し、 前記手動運転用接点と前記モータの間を、手動操作スイ
    ッチが線路上に配設された手動運転用の線路によって接
    続するとともに、前記自動運転用接点と前記モータとの
    間を自動運転用の線路によって接続し、 さらに、前記コントローラに、 手動運転と自動運転を切り換える切換スイッチと、 前記スライド駆動用電源のコントローラへの接続をオ
    ン、オフする電源スイッチと、 前記切換スイッチが手動運転側に操作された場合に、前
    記自動運転用接点をオフさせるとともに前記手動運転用
    接点をオンさせて前記手動操作スイッチの操作に応じた
    駆動指令を前記モータに出力し、前記切換スイッチが自
    動運転側に操作された場合に、前記手動運転用接点をオ
    フさせるとともに、コントローラに入力されたデータに
    応じて前記自動運転用接点をオン、オフさせ駆動指令を
    前記モータに出力する第1の接点切換手段と、 前記電源スイッチがオフされた場合に、前記手動運転用
    接点をオンさせて前記手動操作スイッチの操作に応じた
    駆動指令を前記モータに出力する第2の接点切換手段と
    を配設したプレス機械のダイハイト調整装置。
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