JP3482498B2 - ファクシミリ - Google Patents

ファクシミリ

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JP3482498B2 JP20493691A JP20493691A JP3482498B2 JP 3482498 B2 JP3482498 B2 JP 3482498B2 JP 20493691 A JP20493691 A JP 20493691A JP 20493691 A JP20493691 A JP 20493691A JP 3482498 B2 JP3482498 B2 JP 3482498B2
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義幸 長瀧
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誠一 朝田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリに関し、
さらに詳しくは、ファクシミリの受信部に、可逆記録が
可能な記録層を有する可逆記録シ−トへの記録とこの記
録の消去ができて、必要時のみ感熱記録紙に記録する機
構を備えたファクシミリに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリは原稿読み取り部
と受信部とで構成され、送信されてくる情報は、サ−マ
ルヘッドと、ロ−ル感熱記録紙を搬送する搬送手段と、
記録後に感熱記録紙を切断するカッタ−と、切断された
感熱記録紙を排出する排出手段とで構成されたファクシ
ミリの受信部によって、受信され感熱記録紙に記録され
る。しかして、従来のファクシミリでは、送信されてく
る情報の全てが感熱記録紙に記録され、切断されて排出
された感熱記録紙によって情報の内容を知ることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ファクシミ
リで送信されてくる情報は一読すればよい場合が多く、
特に、家庭にまで普及したファクシミリにダイレクトメ
−ルなどが送信されてくる場合は、保存する必要のない
ものが大半と考えられ、このような場合、従来のファク
シミリでは、保存する必要のない情報までが感熱記録紙
に記録され、感熱記録紙が無駄に使用されるという難点
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる現状に
鑑み種々検討を行った結果なされたもので、サ−マルヘ
ッドと、ロ−ル感熱記録紙を搬送する搬送手段と、記録
後に感熱記録紙を切断するカッタ−と、切断された感熱
記録紙を排出する排出手段とを備えた従来のファクシミ
リの受信部に、可逆記録が可能な記録層を有する可逆記
録シ−トを搬送する搬送手段と、この可逆記録シ−トに
記録する記録ヘッドと、記録後の可逆記録シ−トを排出
する排出手段と、排出された可逆記録シ−トの記録消去
手段と、送信されてきた情報を記憶するメモリ−部と、
送信されてきた情報を可逆記録シ−トに記録しメモリ−
部で記憶して必要時にメモリ−部で記憶された情報を感
熱記録紙へ記録する駆動制御機構とをさらに備えること
によって、一読するだけで保存する必要のない情報は、
可逆記録が可能な記録層を有する可逆記録シ−トに記録
し、一読後は記録消去手段で記録を消去して再利用でき
るようにし、保存の必要がある場合のみ、感熱記録紙に
記録し保存できるようにして、感熱記録紙の無駄な使用
を防止し、今後予想される感熱記録紙の大量使用という
問題を解決したものである。
【0005】
【実施例】以下、この発明のファクシミリの一実施例を
示す図面にもとづいて説明する。図1はこの発明のファ
クシミリの概略を示したもので、このファクシミリAは
原稿読み取り部Bと受信部Cとが上下に配置されて構成
されている。
【0006】1は原稿読み取り部Bの左側壁に取りつけ
られた原稿載置台で、この原稿載置台1上に原稿2を載
せて駆動スイッチ(図示せず)を入れると、原稿載置台
1の先端部に配置された一対の給紙ロ−ラ3,3で原稿
2が一枚づつ分離されて原稿読み取り部B内に送付され
る。
【0007】送付された原稿2は、原稿読み取り部B内
でガイドロ−ラ4,4および5,5に案内されて走行
し、この走行する原稿2に発信用光源6から光線が照射
されて読み取り用ラインセンサ7で読み取られ、適宜デ
−タ処理されて発信される。そして、原稿2は原稿読み
取り部Bの右側壁に取りつけられた原稿受け台8上に排
出される。
【0008】9は受信部C内に配設された可逆記録シ−
ト載置台で、この可逆記録シ−ト載置台9上に可逆記録
が可能な記録層を有する可逆記録シ−ト10が載置され
る。そして、情報が受信されると受信部C内下端部に配
設された駆動制御装置11からの指令で給紙ロ−ラ12
が作動し、可逆記録シ−ト10が送付される。この送付
された可逆記録シ−ト10は、次いで一対のガイドロ−
ラ13,13で案内走行され、加圧ロ−ラ14上でサ−
マルヘッド15によって受信された情報が記録される。
そして、受信部Cの右側壁に取りつけられた可逆記録シ
−ト受け台16上に排出される。
【0009】17は受信部C内下端部に配設された駆動
制御装置11上に隣接して配設されたメモリ−部で、送
信されてきた情報は前記のようにして可逆記録シ−ト1
0に記録されるとともに、駆動制御装置11からこのメ
モリ−部17にも伝達されて記憶される。このとき、多
数の情報が送信されてきた場合はそれぞれ識別標識が付
されて記憶され、いつでも必要な情報が取り出せるよう
にしている。
【0010】18は受信部C内下部に配設されたロ−ル
感熱記録紙であり、可逆記録シ−ト10に記録された情
報が一読して保存の必要があると判断されると、駆動ス
イッチ(図示せず)が入れられて、駆動制御装置11か
らメモリ−部17で記憶された特定の情報をロ−ル感熱
記録紙18に記録する指令が出され、ロ−ル感熱記録紙
18が一対のガイドロ−ラ19,19により案内走行さ
れて、加圧ロ−ラ20上でサ−マルヘッド21により、
特定の必要な情報が記録される。そして、記録が終了す
るとカッタ−22で記録した部分が切断され、受信部C
の右側壁に取りつけられた感熱記録紙受け台23上に排
出される。
【0011】24は受信部Cの右側壁下端部に取りつけ
られた記録消去装置で、内部にヒ−タ25が配設され、
このヒ−タ25上に配置した台板26上に、前記の受信
された情報を記録した可逆記録シ−ト10を載置して、
ヒ−タ25で加熱すると、可逆記録シ−ト10の記録層
に記録された情報が消去される。この際、ヒ−タ25で
の加熱は、タイマ−とスイッチにより所定の時間だけ加
熱するようにしておくのが好ましい。また、このような
記録消去装置は、可逆記録シ−ト載置台9の部分に設置
してもよい。
【0012】しかして、このファクシミリAの受信部C
においては、送信されてきた情報が受信されると、可逆
記録シ−ト10にサ−マルヘッド15で記録されるとと
もに、メモリ−部17で記憶され、情報が記録された可
逆記録シ−ト10は、受信部Cの右側壁に取りつけられ
た可逆記録シ−ト受け台16上に排出される。このと
き、可逆記録シ−ト10が2枚以上になる場合には連続
的に2枚以上の可逆記録シ−ト10に記録され、順次、
可逆記録シ−ト受け台16上に排出される。
【0013】そして、この可逆記録シ−ト10で記録さ
れた情報が、一読して保持しておく必要があると判断さ
れると、駆動スイッチ(図示せず)を入れて、駆動制御
装置11からロ−ル感熱記録紙18に記録する指令が出
され、サ−マルヘッド21でロ−ル感熱記録紙18に記
録される。そして、記録が終了するとカッタ−22で記
録した部分が切断され、受信部Cの右側壁に取りつけら
れた感熱記録紙受け台23上に排出される。
【0014】また、可逆記録シ−ト10で記録された情
報が、一読するだけでよくて保持しておく必要がない場
合は、ロ−ル感熱記録紙18への記録を中止し、記録消
去装置24内の台板26上に載置して、ヒ−タ25で加
熱すると、可逆記録シ−ト10の記録層に記録された情
報が消去され、この情報が消去された可逆記録シ−ト1
0は、再び可逆記録シ−ト載置台9上に載置されて再使
用される。
【0015】ここで、可逆記録が可能な記録層を有する
可逆記録シ−ト10は、紙、またはポリエステル、ポリ
イミド等の耐熱性高分子フィルムを基体として使用し、
脂肪酸を結合剤樹脂、有機溶剤等とともに混合分散して
調製した塗料を、これらの基体上に塗布、乾燥して記録
層を形成するか、あるいは銀と亜鉛からなる薄膜をスパ
ッタリング等の方法でこれらの基体上に被着するなどの
方法で形成され、サ−マルヘッド15で200〜250
℃の温度で加熱して記録すると字句や画等からなる情報
が記録され、記録消去装置24内の台板26上に載置し
て、ヒ−タ25で50〜100℃の温度に加熱すると、
記録された字句や画等の情報が消去されて記録する前の
可逆記録シ−ト10と同じ可逆記録シ−トが得られる。
【0016】このような可逆記録シ−ト10の紙、また
はポリエステル、ポリイミド等の耐熱性高分子フィルム
などからなる基体は、透明な場合はわかりやすいが、白
色の場合は、記録された字句や画等が認識しにくく、着
色しておくと字句や画等が認識しやすくなるため、緑色
あるいは黒色等に着色しておくのが好ましい。
【0017】また、この可逆記録シ−ト10の基体上に
形成する記録層は、白色あるいは透明な場合、記録され
た字句や画等が認識しにくく、着色しておくと字句や画
等が認識しやすくなるため、染料を含有させるなどして
緑色あるいは赤色等に着色しておくのが好ましく、さら
にこの記録層は厚さ3〜50μmの範囲内で形成するの
が好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、サ−マルヘッドと、ロ−ル感熱記録紙を搬送する搬
送手段と、記録後に感熱記録紙を切断するカッタ−と、
切断された感熱記録紙を排出する排出手段とを備えた従
来のファクシミリの受信部に、可逆記録が可能な記録層
を有する可逆記録シ−トを搬送する搬送手段と、この可
逆記録シ−トに記録する記録ヘッドと、記録後の可逆記
録シ−トを排出する排出手段と、排出された可逆記録シ
−トの記録消去手段と、送信されてきた情報を記憶する
メモリ−部と、送信されてきた情報を可逆記録シ−トに
記録しメモリ−部で記憶して必要時にメモリ−部で記憶
された情報を感熱記録紙へ記録する駆動制御機構とをさ
らに備えているため、一読するだけで保存する必要のな
い情報は、可逆記録が可能な記録層を有する可逆記録シ
−トに記録して一読した後、この可逆記録シ−トの記録
を記録消去手段で消去して再利用することができ、感熱
記録紙の無駄な使用を防止して、今後予想される感熱記
録紙の大量使用という問題を解決することができる。ま
た、保存の必要がある場合は、従来のファクシミリと同
様に感熱記録紙に記録して保存することができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリの一実施例を示す概略
側面断面図である。
【符号の説明】
9 可逆記録シ−ト載置台 10 可逆記録シ−ト 11 駆動制御装置 12 給紙ロ−ラ 13,19 ガイドロ−ラ 15 サ−マルヘッド(記録ヘッド) 16 可逆記録シ−ト受け台 17 メモリ−部 18 ロ−ル感熱記録紙 21 サ−マルヘッド 22 カッタ− 23 感熱記録紙受け台 24 記録消去装置 25 ヒ−タ A ファクシミリ B 原稿読み取り部 C 受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝田 誠一 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立 マクセル株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−373353(JP,A) 実開 昭63−145639(JP,U) 実開 昭59−91071(JP,U) 実開 平3−62870(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/23 - 1/31 B01M 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信部Cに配設された可逆記録シート載
    置台9と、 可逆記録シート載置台9に載置されて、可逆記録が可能
    な記録層を有する可逆記録シート10と、 受信された情報を可逆記録シート10に記録する記録ヘ
    ッド15と、 情報が受信されると駆動制御装置11からの指令を受け
    て可逆記録シート載置台9上の可逆記録シート10を記
    録ヘッド15に搬送する搬送手段と、 記録ヘッド15で情報が記録された後の可逆記録シート
    10を可逆記録シート受け台16上に排出する手段と、 送信されてきた情報を記憶するメモリー部17と、 受信部C内に配設されたロール感熱記録紙18と、 駆動制御装置11からの指令を受けて、メモリー部17
    で記憶された特定の情報をロール感熱記録紙18に記録
    するためのサーマルヘッド21と、 サーマルヘッド21でロール感熱記録紙18に特定の情
    報を記録するために、サーマルヘッド21にロール感熱
    記録紙18を搬送する搬送手段と、 サーマルヘッド21で特定の情報が記録された後のロー
    ル感熱記録紙18を切断するカッター22と、 切断された感熱記録紙18を感熱記録紙受け台23上に
    排出する手段と、 排出された可逆記録シート10に記録された情報を消去
    するための記録消去装置24とを備えており、 記録消去装置24が、情報が記録された可逆記録シート
    10を載置する台板26と、台板26上の可逆記録シー
    ト10を加熱して可逆記録シート10の記録層に記録さ
    れた情報を消去するためのヒータ25とを含む ことを特
    徴とするファクシミリ
  2. 【請求項2】 逆記録シートが、紙もしくは高分子フ
    ィルムからなる基体上に加熱によって記録および記録の
    消去が可能な記録層を設けた可逆記録シートである請求
    項1記載のファクシミリ
  3. 【請求項3】 逆記録シートの基体が、着色された紙
    もしくは高分子フィルムである請求項2記載のファクシ
    ミリ
  4. 【請求項4】 逆記録シートの記録層中に染料を含有
    させた請求項2および3記載のファクシミリ
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