JP3482340B2 - 一方向性電磁鋼板とその製造方法 - Google Patents

一方向性電磁鋼板とその製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスの鉄心な
どに利用される鉄損および磁気歪み特性が良好な一方向
性電磁鋼板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、実用化されている一方向性電磁鋼
板は、鋼板の圧延方向に磁化容易軸をもち、主にトラン
スなどの電気機器に使われている。近年ではエネルギー
ロス低減のための鉄損改善や、使用中の騒音低減のため
の磁気歪み改善の要請が高くなっている。
【0003】この鋼板に局所歪みの導入、あるいは溝の
形成による磁区細分化を施すと、鋼板断面に流れる渦電
流が減少し、熱エネルギーの発生が抑えられるため鉄損
が低減し、これにより電気機器のエネルギーロスを減ら
すことができる。例えば、特開昭53−137016号
公報に開示されているように、一方向性電磁鋼板の表面
に線状の微小歪みを形成し、歪み導入間隔を最適にする
ことで、歪み導入前よりも低鉄損を得ている。中でも特
開昭55−18566号公報に開示されるように、鋼板
の表面にパルスYAGレーザビームを集光照射して、被
照射部での被膜の蒸発反力により歪みを導入する方法
は、鉄損改善効果が大きく、かつ非接触加工であること
から信頼性・制御性も高い非常に優れた一方向性電磁鋼
板の製造方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、一方向性電磁鋼
板の磁気歪みは、トランスに使用したときの騒音と相関
し、磁気歪みが大きいほど騒音も大きい。よって、鉄損
と並んで磁気歪みは一方向性電磁鋼板の重要な品質の一
つである。しかしながら、レーザ磁区制御の場合、磁気
歪みはレーザによるトータルの照射エネルギーに正の相
関があることが分かっており、レーザを照射しない場合
と比べると磁気歪みの増加は避けられないものであっ
た。
【0005】本発明は、レーザ照射により鉄損を改善
し、さらに磁気歪みを低減させる一方向性電磁鋼板を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、鋼板の還流磁区発生領域、歪みの深さ分布と磁気
特性の関係を最適な条件に合わせることを特徴とする優
れた低鉄損、低磁気歪み特性を有する一方向性電磁鋼板
とその製造方法である。本発明の具体的な手段は、以下
の通りである。
【0007】(1)一方向性電磁鋼板の表面にレーザー
光の照射による磁区制御が施され、前記照射面に生じる
還流磁区の照射方向に直行する幅が150μm以下で、
かつレーザによる板厚方向の歪みが44μm以上に達し
ていることを特徴とする低鉄損、かつ磁歪λ19ppが
1.15×10 -6 以下の一方向性電磁鋼板。 (2)前記レーザがパルス式で、レーザ光による照射痕
が重畳するように、鋼板の圧延方向に対して60〜12
0°の方向に照射されていることを特徴とする(1)記
載の低鉄損、かつ磁歪λ19ppが1.15×10 -6
下の一方向性電磁鋼板。
【0008】(3)前記レーザの照射痕が、照射方向に
長軸を持つ楕円形であることを特徴とする(1)および
(2)記載の低鉄損、かつ磁歪λ19ppが1.15×
10 -6 以下の一方向性電磁鋼板の製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について詳細に説
明する。本発明者らは、鋼板に歪みを与えた後の鉄損と
磁気歪み特性を種々検討した結果、鋼板断面における歪
み分布を変えることで、磁区細分化後の鉄損と磁気歪み
が変化しうることを見出した。そこで、歪み分布と磁区
細分化後の鉄損および磁気歪みの関係を見るため以下の
実験を行った。
【0010】公知の製造方法によりグラス被膜が形成さ
れた板厚0.23mmの一方向性電磁鋼板に磁区細分化
のためパルスレーザを照射し、微小歪みを導入した。照
射方向は鋼板の圧延方向(L方向)に対して直角の方向
(C方向)で、照射間隔は従来の知見から鉄損低減の良
好な、圧延方向6,500μm、圧延方向から直角方向
500μmとした。還流磁区の幅はレーザビームのL方
向径を変えて、また歪みの深さはレーザビームのC方向
径を変えて調整した。
【0011】処理を行った鋼板について、還流磁区の幅
はSEMの反射電子を用いて観察し、またレーザを照射
した部分の歪みの深さ分布は鋼板表面をエッチングし、
磁性粒子により観察して求めた。また50Hzで励磁し
た時のB=1.7Tにおける鉄損の結果、およびB=
1.9Tにおける磁気歪みを測定した。歪みの深さと鉄
損、およびL方向の還流磁区幅と磁気歪みとの関係をそ
れぞれ図1、図2に示す。なお、歪み深さおよび還流磁
区のL方向幅が0のものは、比較材としてレーザ処理を
施していない材料である。
【0012】図1、図2の結果から、還流磁区のL方向
幅が150μm以下で、かつ歪みの深さが44μm以上
の場合に、良好な鉄損と磁気歪み特性を両立できること
がわかる。還流磁区のL方向幅が150μmを超えると
磁気歪みは指数的に増加しており、また歪みの深さが3
0μm未満では、鉄損の向上が殆んど見られない。レー
ザ照射による鉄損改善の原理は、照射点を熱源にした歪
みにより、磁化容易方向に直交する磁気モーメントを有
する還流磁区が発生し、ここでの静磁エネルギーが最小
になるように180°磁壁によって形成されている主磁
区が細分化され、その結果、鉄損のうち磁壁間隔に依存
する渦電流損失が低下することにある。レーザによる歪
みは、鋼板の急速加熱、急速冷却によって導入される。
加熱速度は照射されるレーザの単位時間当たりのエネル
ギー密度、すなわちパワー密度に比例する。従って、レ
ーザによる歪み導入効率は、より高ピークパワーのレー
ザを照射した方が高くなる。
【0013】一方、磁気歪みは既に述べたように、レー
ザによるトータルの照射エネルギーが大きいほど大きく
なる。この原因としては、多量の照射エネルギーが鋼板
のL方向、C方向にも拡散して、還流磁区が必要以上に
大きくなり、磁化回転する磁気モーメント量が増え、磁
気歪みが大きくなるためと考えられる。このような熱拡
散を抑制するためには、レーザの導入エネルギーはより
小さい領域に、より短時間、照射する必要がある。
【0014】以上2つの条件を同時に満足させるレーザ
の照射方法として、照射幅を小さくし、単位面積当たり
の照射エネルギー(エネルギー密度)を、磁区細分化が
生じうる範囲で、数度にわたって照射するのが良いと考
えられる。このような照射方法は、連続波レーザでは同
じ線上を数回照射すればよいが、工業的には難しい。一
方、パルスレーザではレーザビームが重畳するように照
射ればよく、L方向の幅を小さくし、C方向の照射径
を、適正な歪み深さが得られるように適宜調整すること
で、磁性改善と磁気歪み低減を容易に両立させることが
出来るものである。
【0015】次に、本発明で規定した各数値についてそ
れらの限定の理由を説明する。還流磁区の照射方向に直
行する幅が150μm以下である理由は、これ以上還流
磁区発生領域が拡がると、励磁の際、この磁区内の磁気
モーメントが磁化回転を起こし、体積を変えるため磁気
歪みが大きくなるからである。この下限については特に
定めないが、磁区細分化効果を持たせうる最低の大きさ
として、また現行のレーザの焦点能力上の課題から、5
0μm以上は必要と考えられる。
【0016】また、歪みの深さが板厚方向で30μm以
上である理由は、還流磁区の圧延方向幅が狭くなると磁
区細分化効果が減少するので、より深い歪みにより磁区
細分化効果を保持し鉄損を低減するためである。上限は
板厚まで可能であるが、磁区細分化効果としては約50
μmでほぼ飽和するため、それ以上はコスト高や処理能
力低下となり、また深くすればするほど表面方向への熱
拡散もまた避け難く、磁気歪みの増加をもたらすことに
なる。
【0017】また、レーザの照射方向を鋼板の圧延方向
に対して60〜120°の方向としたのは、鉄損を低減
させるためには、磁化方向に直角に磁区を細分化させる
必要があるためである。従って、圧延方向に対し90°
とするのが最も効果的であるが、30°以内のずれなら
磁区細分化効果は得られるため、照射方向の限定範囲は
上記のようにしたものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 <実施例1>公知の方法により製造されグラス被膜が形
成された板厚0.26mmの一方向性電磁鋼板にパルス
式レーザを照射し、鉄損と磁気歪みを測定した。照射方
向は、鋼板の圧延方向に直角で、照射間隔は従来の知見
から鉄損低減の良好な、圧延方向6,500μm、圧延
方向から直角方向500μmとした。
【0019】レーザのビーム径として、以下の2種類の
条件を用いた。第1は従来法である直径約500μmの
円形状のレーザースポットであり、第2は鋼板の圧延方
向Lに対し垂直方向Cに長軸を持つL=約200μm、
C=約9,000μmの楕円のレーザスポットである。
このときの鋼板の受けたトータル照射エネルギー密度
は、いずれも約80mJ/mm2 であった。
【0020】レーザ照射した材料について、50Hzで
励磁した時のB=1.9Tにおける磁気歪み、およびB
=1.7Tにおける鉄損を測定した結果を表1に示す。
本発明法は、従来法と比較し、鉄損は同程度にもかかわ
らず磁気歪みは23%低減した。
【0021】
【表1】
【0022】図3および図4は、それぞれ従来法および
本発明の磁区の状態を、SEMの反射電子を用いて観察
した結果を示す。レーザを照射した部分にできる還流磁
区の幅は、本発明の方が従来製品と比べ明らかに低減し
ている。図5は、歪みの深さ分布を調べるため、鋼板表
面をエッチングし、磁性粒子により観察する方法による
磁区模様を示す。また、表2はレーザを照射した部分に
できる還流磁区の、エッチング深さ毎の有無を示す。従
来法では、32μmの深さで還流磁区が確認できなくな
ったが、本発明の鋼板では52μmの深さでも還流磁区
を確認できた。
【0023】
【表2】
【0024】上記の結果から、レーザにより鋼板の照射
面に生じる還流磁区の圧延方向の幅が150μm未満
で、かつ板厚方向の歪みが30μm以上の深さに達する
条件において、すなわち、従来法よりも歪み分布を鋼板
面内に狭く絞り、板厚方向に深く導入することにより、
従来製品と比較し磁気歪みが低減し、かつ鉄損も低減す
る鋼板を得ることができた。 <実施例2>公知の製造方法によりグラス被膜が形成さ
れた板厚0.23mmの一方向性電磁鋼板に磁区細分化
のためパルスレーザを照射した。照射間隔は従来の知見
から鉄損低減の良好な圧延方向6,500μm、圧延方
向から直角方向500μmとした。
【0025】レーザのビーム径として、以下の2種類の
条件を用いた。第1は従来法である直径約500μmの
円形状のレーザースポットであり、第2は鋼板の圧延方
向Lに対し垂直方向Cに長軸を持つL=約200μm、
C=約9,000μmの楕円のレーザスポットである。
このときの鋼板の受けたトータル照射エネルギー密度
は、いずれも約80mJ/mm2 であった。
【0026】処理を行った鋼板について、50Hzで励
磁した時のB=1.9Tにおける磁気歪みの振幅、およ
びB=1.7Tにおける鉄損の結果を表3に示す。本発
明は従来製品と比較し、鉄損は同程度にもかかわらず磁
気歪みが約31%低減した。
【0027】
【表3】
【0028】図6は、歪みの深さ分布を調べるため、鋼
板表面をエッチングした時の磁区模様を示している。従
来製品では、20μmの深さで歪みによる還流磁区が確
認できないが、本発明の鋼板では44μmの深さでも歪
みによる還流磁区を確認できた。これは、本発明で規定
した条件、44μm以上の深さの歪みを満たしている。
【0029】表4は、歪みの深さ分布を調べるため、鋼
板表面を化学研磨した時の磁区模様の有無を示してい
る。従来法では、33μmの深さで歪みによる還流磁区
が確認できなかったが、本発明の鋼板では50μmの深
さでも歪みによる還流磁区を確認できた。これは、本発
明で規定した条件、44μm以上の深さの歪みを満たし
ている。
【0030】
【表4】
【0031】以上の結果より、還流磁区幅および歪み分
布が本発明の範囲において、鉄損が低く、かつ磁気歪み
も低い一方向性電磁鋼板を得ることができた。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に記載され
た還流磁区幅および歪み分布による磁区細分化の効果を
用いることにより、一方向性電磁鋼板の鉄損、磁気歪み
特性を、従来製品よりさらに向上させることができ、ト
ランスのエネルギー損失および騒音を更に低減させるこ
とが出来るので、その工業的意義は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】歪みの深さと鉄損との関係を示した図である。
【図2】還流磁区L方向幅と磁気歪みとの関係を示した
図である。
【図3】従来法の還流磁区幅を観察した図である。
【図4】本発明の還流磁区幅を観察した図である。
【図5】鋼板深さ方向に残留する歪みを見るために観察
した磁区模様の図である。
【図6】鋼板深さ方向に残留する歪みを見るために観察
した磁区模様の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 公彦 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新 日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (72)発明者 熊野 知二 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新 日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (56)参考文献 特開 平7−220913(JP,A) 特開 平6−57335(JP,A) 国際公開97/024466(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 8/12 H01F 1/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向性電磁鋼板の表面にレーザー光の
    照射による磁区制御が施され、前記照射面に生じる還流
    磁区の照射方向に直行する幅が150μm以下で、かつ
    レーザによる板厚方向の歪みが44μm以上に達してい
    ることを特徴とする低鉄損かつ磁歪λ19ppが1.1
    5×10 -6 以下の一方向性電磁鋼板。
  2. 【請求項2】 前記レーザがパルス式で、レーザ光によ
    る照射痕が重畳するように、鋼板の圧延方向に対して6
    0〜120°の方向に照射されていることを特徴とする
    請求項1記載の低鉄損かつ磁歪λ19ppが1.15×
    10 -6 以下の一方向性電磁鋼板。
  3. 【請求項3】 前記レーザのスポットが、照射方向に長
    軸を持つ楕円形であることを特徴とする請求項1または
    2記載の低鉄損かつ磁歪λ19ppが1.15×10 -6
    以下の一方向性電磁鋼板の製造方法。
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