JP3481500B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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Description
に係り、特に、PCBA(プリント回路基板アッセンブ
リ)上の発熱しやすいチップ(電子部品)類の、放熱機
構に関するものである。
動用としてPCBA上に実装されるチップ類には、作動
中に自己発熱するものがある。この種のチップ類は、そ
れ自体に十分な放熱機構を持たないものが多く、さらに
は、磁気ディスク装置自体も放熱機構を持たないから、
その放熱は、磁気ディスク装置が実装されるPC(パー
ソナルコンピュータ)等の筐体内部のエアフロー等の条
件に委ねられることになる。
々小型化が進むPC筐体にあって、磁気ディスク装置の
特に取り付け面となるPCBA面は、空気が流れるため
の十分なクリアランスがとりにくく、スピンドルモータ
・VCM(ボイス・コイル・モータ)制御用のチップな
どでは、放熱が不十分となり、磁気ディスク装置の動作
に不具合を引き起こしたり、装置そのものの寿命を縮め
てしまうという問題点があった。
化することなく、また安価に、磁気ディスク装置に装着
されたPCBA上のチップ類から発生した熱を効率良く
放熱させて、磁気ディスク装置の信頼性を向上させる手
段を提供することにある。
に、請求項1に記載の発明は、チップが実装されたプリ
ント回路基板アッセンブリと、該プリント回路基板アッ
センブリが装着されブラケットにねじ固定されたディス
クエンクロージャとを備えてなる磁気ディスク装置にお
いて、前記チップに密着し、かつ前記ブラケットに前記
ディスクエンクロージャと共に共締めされ、良熱伝導性
材料からなる熱伝導部材を具備していることを特徴とす
る。
の磁気ディスク装置において、前記熱伝導部材には、前
記チップの一側面に重ね合わされる平面部と、該平面部
と前記ねじ止め部分との間で熱伝導部材を前記プリント
回路基板に連結する連結手段とを設けたことを特徴とす
る。
の磁気ディスク装置において、前記連結手段は、該連結
手段により連結された領域を、前記平面部における前記
チップに重ねられた領域よりも前記プリント回路基板へ
近接させる如く前記熱伝導部材を弾性変形させることを
特徴とする。
に記載の磁気ディスク装置において、前記連結手段は、
前記熱伝導部材を厚さ方向へ貫通して、前記プリント回
路基板へ、その厚さ方向にねじ込まれるボルトであるこ
とを特徴とする。
れるチップから発生した熱が、チップに密着した熱伝導
部材を経由し、DE並びに、磁気ディスク装置の取付け
部分より、磁気ディスク装置が実装されるPC等の筐体
内に磁気ディスク装置を固定するためのブラケットに伝
達され、放熱されることにより、チップの過熱を防ぐこ
とができる。
係るディスク装置の一実施形態について説明する。図1
は、本発明に係る一実施形態の磁気ディスク装置1をP
CBA3側から見た底面図、図2は、同じく磁気ディス
ク装置1の側面図である。図3は、同じく磁気ディスク
装置1の、図2におけるA−A線視断面図であり、ブラ
ケット6も併せて示している。
を用いて説明する。図1〜3に示されるように、磁気デ
ィスク装置1は、DE(ディスクエンクロージャ)2、
PCBA(プリント回路基板アッセンブリ)3から構成
され、これらの組立体が、ブラケット6を介して、PC
等の筐体(図示せず)内に固定されている。
に側面取付けねじ穴10を備えている。符号7は、コネ
クタ部である。また、DE2には、複数のチップ類を実
装したPCBA3が、ここでは4本のねじ13によって
装着されている。PCBA3上に実装されたチップ類の
中には、動作中に熱を発生する発熱チップがあり、ここ
ではそれを符号4で示している。本実施形態では、熱伝
導部材5が、この発熱チップ4の一面に密着するように
配置されている。
に、L字形状を呈するものであり、例えば板材を折曲げ
て形成することができる。また、その材料としては、良
熱伝導性の材料が好適であり、具体的には、アルミニウ
ムおよびその合金、あるいは、銅およびその合金などを
挙げることができる。熱伝導部材5には、ボルト12が
挿通されている。このボルト12が、PCBA3にねじ
込まれることによって、熱伝導部材5は弾性的に撓み、
発熱チップ4の一側面に確実に密着する。また、熱伝導
部材5は、貫通孔5a(図1参照、図1では取付けねじ
穴9と重なっている)を有し、この部分で、磁気ディス
ク装置1を固定するためのブラケット6に接している。
DE2をブラケット6に固定するねじ部材8は、前記貫
通孔5aをも通って、取付けねじ穴9にねじ込まれ、こ
うして熱伝導部材5は、DE2と共に、ブラケット6に
共締めされている。さらに、熱伝導部材5の一端は、側
面取付けねじ穴10を利用して、DE2の側面部に、ね
じ部材11により接続されている。
る磁気ディスク装置1における発熱チップ4の放熱作用
について説明する。PCBA3に実装されたチップ類の
うち、特に発熱量大きい発熱チップ(具体的にはVC
M、スピンドルモータ制御用チップ等)4が発生した熱
は、まず、発熱チップ4に密着して配置された熱伝導部
材5に伝わる。熱伝導部材5に、少なくとも発熱チップ
4の表面積以上の表面積を与えておけば、これだけで
も、発熱チップ4単独の場合よりは放熱量が増大する。
熱伝導部材5に伝導された熱は、共締め部分において密
着しているブラケット6に伝導され、ブラケット6から
放熱される。このような部分に使用されるブラケット6
は、一般的に、チップ類と比較すれば広い面積を有する
金属製の板材であり、伝導された熱の発散は極めて良好
に行われる。また、熱伝導部材5は、DE2本体にも接
続されているので、このDE2を介しても放熱作用が得
られる。こうして、磁気ディスク装置1において、PC
等筐体内のブラケット6を放熱媒体として有効活用する
ことにより、発熱チップ4の放熱が良好に行われ、安価
な手段でありながら、発熱チップ4の過熱を抑えること
が可能となる。
り放熱が行われる発熱チップを1つとしているが、発熱
チップが複数であっても、本発明の一形態に含まれるこ
とは言うまでもない。また、熱伝導部材の形状について
も、上記実施形態に示されるL字形状に限定されるもの
ではない。さらに、熱伝導部材を発熱チップに密着させ
る手段も、上記形態に限定されるものではない。
ディスク装置は、PCBA上の発熱しやすいチップ類
(スピンドルモータ、VCM制御用チップ等)の熱を効
率的に放熱することが可能となる。これはDE及び磁気
ディスク装置の実装するためのPC等筐体内のブラケッ
トを放熱媒体として有効活用するものであって、磁気デ
ィスク装置を大型化することなく、安価な手段で提供で
きる。また本発明は、特に放熱条件の極めて悪い小型化
したパーソナルコンピュータ等の筐体に実装する場合に
おいて有効であり、磁気ディスク装置の実装の形態及び
自由度を大幅に増すことが出来る。さらには、例えば磁
気ディスク装置が内蔵されるシステムサイドをも司るよ
うな発熱量の大きいマイクロプロセッサを内蔵した磁気
ディスク装置において、同チップを放熱させる手段とし
ても非常に有効であり、長期にわたり信頼性を維持する
ことが可能となる。
をPCBA側から見た底面図である。
視断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 チップが実装されたプリント回路基板
と、該プリント回路基板が装着されブラケットにねじ部
材によって固定されたディスクエンクロージャとを備え
てなる磁気ディスク装置において、 前記チップに密着し、かつ前記ブラケットに前記ねじ部
材によって前記ディスクエンクロージャと共に共締めさ
れるねじ止め部分を有し、良熱伝導性材料からなる熱伝
導部材を具備していることを特徴とする磁気ディスク装
置。 - 【請求項2】 前記熱伝導部材には、前記チップの一側
面に重ね合わされる平面部と、該平面部と前記ねじ止め
部分との間で熱伝導部材を前記プリント回路基板に連結
する連結手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記
載の磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 前記連結手段は、該連結手段により連結
された領域を、前記平面部における前記チップに重ねら
れた領域よりも前記プリント回路基板へ近接させる如く
前記熱伝導部材を弾性変形させることを特徴とする請求
項2に記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 前記連結手段は、前記熱伝導部材を厚さ
方向へ貫通して、前記プリント回路基板へ、その厚さ方
向にねじ込まれるボルトであることを特徴とする請求項
3に記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14727999A JP3481500B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14727999A JP3481500B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000339918A JP2000339918A (ja) | 2000-12-08 |
JP3481500B2 true JP3481500B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=15426627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14727999A Expired - Fee Related JP3481500B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481500B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6320723B1 (en) * | 1999-06-24 | 2001-11-20 | Seagate Technology Llc | Protective cover for a disc drive printed circuit board wherein the cover and a circuit board component are thermally connected |
KR100532461B1 (ko) * | 2003-08-21 | 2005-12-01 | 삼성전자주식회사 | 방열 장치를 구비한 디스크 드라이브 |
KR100548254B1 (ko) * | 2003-09-30 | 2006-02-02 | 엘지전자 주식회사 | 광디스크 파손 방지 기능을 갖는 광디스크 드라이브 및 광디스크 드라이브 내에서 작동하는 광디스크 파손 방지 방법 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP14727999A patent/JP3481500B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2000339918A (ja) | 2000-12-08 |
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