JP3480768B2 - インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法

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JP3480768B2
JP3480768B2 JP23541495A JP23541495A JP3480768B2 JP 3480768 B2 JP3480768 B2 JP 3480768B2 JP 23541495 A JP23541495 A JP 23541495A JP 23541495 A JP23541495 A JP 23541495A JP 3480768 B2 JP3480768 B2 JP 3480768B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶剤中に色剤を分
散させたインク中の色剤成分を凝集させ、記録媒体上に
飛翔させて記録を行うためのおよびインクジェット記録
装置及びインクジェットヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の発達、情報化
社会の進展とともに、情報出力機器の一つとして、主に
液体のインクを小滴、液柱、または霧状にして空気中を
飛翔させ、記録紙等の記録媒体に文字、グラフ、画像な
どを記録するインクジェットプリンタの開発が盛んに行
われている。インクジェットプリンタの特徴としては、
インクを飛翔させて記録するので基本的に非接触・ノン
インパクト記録であって騒音が少なく、またインクを用
いる直接記録であるため、電子写真プリンタのように現
像、定着などの複雑な処理をせず、普通紙への記録が可
能であり、さらにカラーインクのインク滴の重ね合せが
可能であることから比較的容易に高品質のカラー記録が
できる等が挙げられる。
【0003】インクジェットプリンタの方式としては様
々な方式があるが、発熱抵抗素子により瞬間的に気泡を
発生させ、この気泡の圧力でインクを飛ばすバブルジェ
ット方式(原 利民他、画像電子学会誌、vol.11,2(19
82))や、圧電素子すなわち電歪素子を用いて電気信号を
機械振動に変換して圧力パルスを発生させ、この圧力パ
ルスでインクを飛ばす方式(E.Stemme et.al.,IEEE Tra
ns.ED20-1,p14(1973))などが代表的なものである。
【0004】これらのインクジェットプリンタでは、何
れもインクノズルを用いているが、解像度を高めるため
にノズル数を多数にするなどによりインクノズルの大き
さが小さくなると、溶媒の蒸発などによりインクノズル
の目詰まりが発生しやすくなり、信頼性低下の大きな原
因となる。例えば、バブルジェット方式では瞬間的に発
生する高温度の蒸気による気泡を圧力源として用いてい
るが、ノズルとインクとの高温による熱的あるいは化学
的な反応などによる固形物のノズル壁への付着が問題に
なる。また、圧電素子や電歪素子を用いる方式では、イ
ンク経路などの複雑な機構により目詰まりが発生し易く
なる。
【0005】近年、さらに高解像度のプリンタのニーズ
が高まっているが、従来のバブルジェット方式では直径
20μm以下の粒径のインク滴を形成し難く、記録媒体
上では直径50μm程度の最小ドット径しか得られない
という欠点があった。また、電歪素子による圧力方式
は、構造が複雑となりすぎ、加工技術上の問題で作製が
困難であった。
【0006】これらの問題を解決する方式として、図4
に示すように薄膜状の電極と記録紙背面にある対向電極
間に高電圧を印加し、静電引力により細いスリットから
インク柱(滴)を引き出す方式や、図5に示すように帯
電した色材成分を含むインクを用いて色材の濃度を高め
て飛翔させる方式(WO93/11866:PCT/AU92/00665)など
がある。前者はドット毎のノズルを必要としないスリッ
ト状ノズルのため、後者はノズルレス方式のため目詰ま
りの問題を低減することができると共に、微小粒径のイ
ンク滴を安定に生成して飛翔させることが可能なため、
高解像度化が可能になる。
【0007】しかし、これらの静電方式のインクジェッ
トプリンタのヘッドは、図4および図5に示すようにヘ
ッド基板41,51の端面に電極アレイ42,52の先
端が突出するか、あるいはほぼ接して設けられているた
め、プリンタアッセンブリにおいて電極アレイに記録紙
などが接触して破損し易いという欠点があった。またヘ
ッド製造方法の観点からは、半導体作製プロセスで見ら
れるような高精度の作製技術、例えばステッパ露光技術
などを用いることができないため、加工精度、均一性お
よび歩留まりなどに問題があった。特に、ヘッドの先端
曲率半径を適度に小さく、均一に作製することができな
いため、ヘッド先端に高電圧を印加する必要があり、低
電圧駆動化の妨げになると同時に、形状不均一性にも起
因する異常放電の問題を抱えていた。
【0008】また、多数のヘッドを持つラインヘッドな
どのマルチヘッドを構成しようとした場合、図4および
図5に示すように電極アレイ部分がヘッド基板表面上に
形成されているため、隣接する電極間で電界が互いに影
響を及ぼし、個々の電極からのインク滴の凝集、飛翔が
不安定になったり、甚だしい場合には隣接する電極で反
発されたインク滴が電極間において飛翔するという重大
な問題があった。
【0009】さらに、インクがヘッド先端で濃縮し凝集
して飛翔するためには、ヘッド先端にインク層が毛管現
象などにより安定して形成していることが必要である
が、上述したヘッド基板端面に形成したヘッドの先端で
は、重力の影響がヘッド先端で等価でないなどの理由で
インク層を安定して形成することが困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の静電力で液状インクの中の色材成分を飛翔させるイン
クジェットプリンタヘッドは、ヘッド基板の端面に電極
アレイが位置しているため、プリンタアッセンブリにお
いて電極アレイに記録紙などが接触して破損し易く、ま
たヘッド製造上、半導体作製プロセスで見られるような
高精度の作製技術を用いることができないため、加工精
度、均一性および歩留まりなどに問題があった。特に、
ヘッドの先端曲率半径を適度に小さく、均一に作製する
ことができないため、ヘッド先端に高電圧を印加する必
要があり、低電圧駆動化の妨げになると同時に、形状不
均一性にも起因する異常放電の問題があり、またマルチ
ヘッドを構成しようとした場合、電極アレイ部分がヘッ
ド基板表面上に形成されているため、隣接する電極間で
電界が互いに影響を及ぼし、個々の電極からのインク滴
の飛翔、インクの濃縮や凝集が不安定になったり、甚だ
しい場合には隣接する電極で反発されたインク滴が電極
間において飛翔するという重大な問題があり、さらにイ
ンクがヘッド先端で濃縮し凝集して飛翔するためには、
ヘッド先端にインク層が毛管現象などにより安定して形
成していることが必要であるが、ヘッド基板端面に形成
すると、重力の影響がヘッド先端で等価でないなどの理
由でインク層を安定して形成することが困難であるとい
う問題があった。
【0011】本発明は上記の問題点を解消すべくなされ
たもので、静電力を用いてインク中の色剤成分を凝集さ
せ記録媒体に飛翔させてインクジェット記録を行う際に
ヘッドの損傷を防止すると共に、均一性が良好でばらつ
きが少なく同一形状のヘッドを多数設けることが可能で
あり、隣接する電極間の電界の相互干渉によるインク濃
縮・凝集・飛翔への悪影響もなく、またヘッド先端に安
定なインク層を形成して高品質の記録を可能とし、しか
も高集積化が容易で、且つ生産性に富んだインクジェッ
記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法および
インクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶媒中に所定
極性に帯電した色剤を分散させたインク中の色剤成分を
凝集させて記録媒体上に飛翔させることにより記録を行
うインクジェット記録装置において、前記記録媒体に対
向して設けられるヘッド基板と、前記ヘッド基板上に該
ヘッド基板の表面より凹没して形成された少なくとも一
つのインク溜りと、前記ヘッド基板上の前記インク溜ま
りに前記インクを供給するインク供給手段と、前記イン
ク溜り内の底面上に該インク溜まり内のインク液面から
先端が突出するように設けられた少なくとも一つの凸状
電極と、前記インク供給手段により前記インク溜まりに
供給されるインク中の少なくとも色剤成分を前記凸状電
極の先端部から前記記録媒体に向けて飛翔させるための
前記色剤の帯電極性と同一極性の画像信号に応じた電圧
を前記凸状電極に印加する電圧印加手段とを有すること
を特徴とする。
【0013】また、本発明は溶媒中に所定極性に帯電し
た色剤を分散させたインク中の色剤成分を凝集させて記
録媒体上に飛翔させることにより記録を行うインクジェ
ット記録装置において、前記記録媒体に対向して設けら
れるヘッド基板と、前記ヘッド基板上に該ヘッド基板の
表面より凹没して形成された複数のインク溜りと、前記
ヘッド基板上の前記インク溜まりに前記インクを供給す
るインク供給手段と、前記インク溜り内の底面上に該イ
ンク溜まり内のインク液面から先端が突出するようにそ
れぞれ設けられた複数の凸状電極と、前記インク供給手
段により前記インク溜まりに供給されるインク中の少な
くとも色剤成分を前記凸状電極の先端部から前記記録媒
体に向けて飛翔させるための前記色剤の帯電極性と同一
極性の画像信号に応じた電圧を前記凸状電極に印加する
電圧印加手段とを有することを特徴とする
【0014】
【0015】本発明に係るインクジェットヘッドの製造
方法は、基板の第1主面上に第1の凹部を設ける工程
と、第1の凹部を含む前記第1主面上に該第1の凹部内
では凹部内面に沿って窪んだ形状となるようにエッチン
グ停止層を形成する工程と、基板を第2主面側からエッ
チングしてエッチング停止層を第2の凹部内で凸状に露
出させる工程と、第1主面側の前記エッチング停止層上
第1の凹部内を埋めるように電極層を形成する工程
と、少なくとも第2の凹部内面上のエッチング停止層を
除去して電極層を第2の凹部内に露出させることにより
凸状電極を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0016】本発明に係るインクジェットヘッドの他の
製造方法は、基板の第1主面上に第1の凹部を設ける工
程と、第1の凹部を含む第1主面上に該第1の凹部内で
は凹部内面に沿って窪んだ形状となるようにエッチング
停止層を形成する工程と、基板を第2主面側からエッチ
ングしてエッチング停止層を第2の凹部内で凸状に露出
させる工程と、第1主面側の前記エッチング停止層上に
第1の凹部内を埋めるように電極層を形成する工程と、
この電極層の第1主面側に芯材層を形成する工程と、少
なくとも第2の凹部内面上のエッチング停止層を除去し
て電極層を第2の凹部内に露出させることにより凸状電
極を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0017】ここで、エッチング停止層としては、例え
ば基板にシリコン単結晶基板を用いた場合、その凹部内
を含む表面を熱酸化で形成してもよく、あるいは他の方
法により形成してもよい。特に、熱酸化法を用いた場合
は、一般的な半導体製造工程等とのプロセス整合性や工
程の簡易化を図ることもできるので好ましい。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】このように本発明においては、ヘッド基板
上にヘッド基板の表面より凹没した形状のインク溜りを
形成し、このインク溜り内の底面上に凸状電極を設けて
インクジェットヘッドを構成し、ヘッド基板上の少なく
とも凸状電極の付近に溶媒中に色剤を分散させたインク
を供給して、インク中の少なくとも色剤成分をヘッド基
板上、つまり基板の主面から記録媒体に向けて飛翔させ
ることで記録を行うため、ヘッド基板端面に形成された
ヘッドを持つ従来のインクジェットヘッドのようなヘッ
ドアッセンブリにおけるヘッド先端の損傷が防止され
る。
【0022】また、ヘッド基板の主面にヘッド先端であ
る凸状電極が設けられているため、ヘッド基板の端面上
にヘッド先端が形成されていたために従来では用いるこ
とができなかった高精度の半導体加工プロセスを利用し
た製造方法により、均一性が良好でばらつきが少なく同
一形状の凸状電極を多数形成したマルチヘッドの実現が
容易となる。特に、本発明によるインクジェットヘッド
の製造方法によると、ヘッド先端曲率半径を適度に小さ
く、均一に作製できるため、ヘッド先端に高電圧を印加
する必要がなく、低電圧駆動化が可能となると同時に、
形状不均一性に起因する異常放電を防止することが可能
となる。
【0023】また、凸状電極がヘッド基板の表面から凹
没したインク溜り内に設けられていることにより、マル
チヘッドを構成する場合、隣接電極間での電界干渉がな
くなるため、個々の凸状電極からのインク滴の飛翔およ
び凝集を安定化させることができ、電極間で反発された
インク滴が電極間において飛翔するという重大な問題を
避けることも可能となる。
【0024】また、インク中の色剤成分が凝集して飛翔
するためには、ヘッド先端にインク層が毛管現象などに
より安定して形成していることが必要であるが、本発明
ではヘッド先端である凸状電極をインク溜り内のインク
液面近傍に設けることができるため、この凸状電極の先
端にインク層を安定して形成することが可能となり、高
性能・高分解能のインクジェット記録装置を実現するこ
とができる。
【0025】さらに、本発明によるインクジェットヘッ
ド製造方法においては、フォトリソグラフィ、異方性エ
ッチングなどを用いて形成した凹部およびインク溜り開
口部の正確な形状に沿って形成されたエッチング停止層
を原型として用いて、これに電極層を充填することによ
りヘッドが作製されるので、凸状電極の形状を高精度に
均一に、かつ微細に形成することができる。また、エッ
チング停止層を熱酸化法で形成した絶縁層とすれば、凹
部内に形成された熱酸化絶縁層の凹部内部への成長作用
により、凹部先端が鋭くなるため、ヘッド先端部を先鋭
に、しかも均一な形状にすることができる。従って、こ
のようにして作製されるインクジェットヘッドによる
と、インク射出性能、信頼性が大幅に向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
るインクジェット記録装置の概略構成図である。同図に
おいて、支持基板101は例えばガラス基板などの絶縁
性の基板であり、この支持基板101上に凸状電極10
2とその引き出し電極103およびヘッド基板104が
形成されている。ヘッド基板104上には、その表面よ
り凹没した矩形状のインク溜り105が形成されてい
る。ここで、凸状電極102はインク溜り105の底面
上に設けられており、また引き出し電極103の凸状電
極102に接続された側と反対側の端部は外部に露出し
ている。
【0027】図2は、ラインヘッドなどのマルチヘッド
を構成した場合の図1の一部を拡大して示す図であり、
ヘッド基板104上に主走査方向Xに沿って複数のイン
ク溜り105が配列されており、これらの各インク溜ま
り105内にそれぞれ凸状電極102が設けられてい
る。また、同図にも示されるように、本実施形態では凸
状電極102の形状はピラミッド状であり、その先端は
尖鋭となっている。凸状電極102の先端部の位置はイ
ンク溜り105の開口端縁の位置と同一面上であっても
よいし、これより突出あるいは凹没していてもよい。さ
らに、後述するようにインク溜り105にはインクが入
り込むわけであるが、凸状電極102の先端はインク溜
り105内のインク液面から突出していてもよいし、イ
ンク液面より潜っていてもよい。
【0028】本実施形態で用いるインク107は、例え
ば108 cm以上の絶縁性の溶媒中にコロイド状に例え
ばプラス帯電性の色剤を帯電制御材やバインダ等ととも
に分散させたものであり、色剤はプラス極性に帯電され
ているものとする。このインク107は、インクタンク
およびポンプを含むインク還流機構108により、イン
ク流路109を介してインク供給口110からヘッド基
板104上に供給される。
【0029】ヘッド基板104上に供給されたインク1
07は、ヘッド基板104の表面を副走査方向Y(記録
媒体の相対移動方向)に沿って流れ、その一部はインク
溜り105の位置に到達してインク溜り105内に上部
から入り込む。このインク溜り105内に入ったインク
107は、毛管現象などにより凸状電極102の壁面に
沿って上昇し、インク滴の飛翔ポイントである凸状電極
102の先端に到達する。ヘッド基板104上に供給さ
れたインク107のうち、インク溜り105に入り込ま
なかったインクや、インク溜り105から溢れ出たイン
クは、インク排出口111からインク流路109を介し
て還流機構108により回収される。
【0030】上述した支持基板101、凸状電極10
2、引き出し電極103、インク溜り105を有するヘ
ッド基板104、インク還流機構108、およびインク
吐出口110とインク排出口111を有するインク流路
109によって、インクジェットヘッドが構成される。
【0031】引き出し電極103には、駆動回路112
および直流バイアス電源113が直列に接続されてい
る。駆動回路112は、記録すべき画像信号に応じてオ
ン・オフする例えば200Vのプラス極性の信号パルス
電圧を発生し、これが直流バイアス電源113から供給
される例えばDC1kVのバイアス電圧に重畳され、引
き出し電極103を介して凸状電極102に印加され
る。
【0032】すなわち、凸状電極102にはインク10
7中の色剤の帯電極性と同一極性の電圧が印加される。
従って、凸状電極102の先端に達したインク107中
の凝集した色剤成分が静電反発力によってヘッド基板1
04の表面に対しほぼ垂直方向にインク滴114として
射出される。この射出されたインク滴114は、ヘッド
基板104に対向して配置された記録媒体である記録紙
115に向けて、記録紙115の背面に設けられた接地
電位の対向電極116に引っ張られて飛翔することによ
って記録紙115上に到達する。これにより、記録紙1
15上に画像が記録される。
【0033】このように本実施形態のインクジェット記
録装置では、インクジェットヘッドにおいて記録紙11
5に対向するヘッド先端をなす凸状電極102をヘッド
基板104の端面でなく主面上に設けることができるた
め、プリンタアッセンブリなどにおける記録紙115と
の接触などによる凸状電極102の破損のおそれは非常
に少ない。
【0034】また、凸状電極102がインク溜り105
の内部に設けられているため、凸状電極102の先端に
毛管現象等により容易に安定して凝集された色剤成分を
含むインク層が形成される。さらに、本実施形態のよう
に複数の凸状電極102を持つラインヘッドのようなマ
ルチヘッドを構成した場合、隣接する凸状電極102間
の電界干渉はインク溜り105の壁によって防止される
ため、個々の凸状電極102からのインク滴の凝集、飛
翔が安定化することにより、電極間で反発されたインク
滴が電極間において飛翔するという問題がなく、高性能
・高品質のインクジェット記録装置を実現することがで
きる。
【0035】なお、凸状電極102の表面の一部または
全部を絶縁層で覆ってもよく、要はインク107が凝集
され飛翔するに十分な電界をインク107に与えること
が可能であればよい。また、インク107中の色剤はマ
イナス極性に帯電されていてもよく、その場合には引き
出し電極103を介して凸状電極102に印加する電圧
の極性をマイナスにすればよい。
【0036】次に、本実施形態に係るインクジェットヘ
ッドの製造方法について説明する。図3は、インクジェ
ットヘッドの製造工程を示す断面図であり、特に1個の
凸状電極102およびインク溜り105の形成プロセス
を示している。また、マルチヘッドの場合、図3は図2
の主走査方向Xと直交する断面、すなわち副走査方向Y
の断面を示している。
【0037】まず、ヘッド基板104となるSi単結晶
基板201の第1主面側に凸状電極102の形状に対応
した、例えば逆ピラミッド状の凹部を形成する。このよ
うな凹部を形成する方法としては、例えばSi単結晶基
板の異方性エッチングを利用することができる。すなわ
ち、まず図3(a)に示すように、p型で(100)結
晶面方位のSi単結晶基板201上に、厚さ0.1μm
のSiO2 熱酸化層202をドライ酸化法により形成
し、その上にレジスト203をスピンコート法により塗
布する。次に、図3(b)に示すように、例えばステッ
パを用いて10μm角程度の正方形状の開口部204が
得られるようにレジスト203を露光、現像等によりパ
ターニングした後、NH4 F・HF混合溶液によりSi
2 熱酸化層202のエッチングを行う。そして、残っ
たレジスト202を除去した後、例えば30wt%のK
OH水溶液を用いて異方性エッチングを行い、図3
(c)に示すように、深さ7.1μmの逆ピラミッド状
の第1の凹部205をSi単結晶基板201上に形成す
る。
【0038】次に、NH4 F・HF混合溶液を用いて、
SiO2 酸化層202を一旦除去した後、図3(d)に
示すように、第1の凹部205内を含むSi単結晶基板
201上に、凹部205内ではその内面に沿って窪んだ
形状となるように、SiO2熱酸化絶縁層をエッチング
停止層206として形成する。本実施形態では、SiO
2 熱酸化絶縁層からなるエッチング停止層206を厚さ
が0.3μm程度となるようにWet酸化法により形成
した。この場合、エッチング層206は第1の凹部20
5の内面上で図3(d)に示すように凹部205の深さ
方向の中央部が膨らんだ構造となることにより、後述の
ようにして形成されるヘッド先端である凸状電極102
の先端部を先鋭にすることができる。これにより凸状電
極102の先端への電界集中効果を高め、高解像度化と
同時に低電圧駆動化を促進することが可能となる。
【0039】次いで、Si単結晶基板201の第2主面
側、つまり第1の凹部205とは反対側の表面上にレジ
ストを塗布し、第1の凹部205に相対する部分に開口
部を設けるようにパターニングした後、リアクティブイ
オンエッチング(RIE)によってSi単結晶基板20
1をエッチングして、図3(e)に示すようにインク溜
り105となる第2の凹部207を形成し、第1の凹部
205内の底部のエッチング停止層206をピラミッド
形状の凸部208として露出させる。
【0040】次に、レジストを除去した後、SiO2
酸化絶縁層からなるエッチング停止層206上に、図3
(f)に示すように凸状電極102および引き出し電極
103となる電極層209として、例えばモリブデン
層、タンタル層やクロム層を第1の凹部205を埋める
ように形成する。本実施形態では、電極層209として
スパッタリング法によりモリブデン層を厚さ5μmとな
るように形成した。この際、副走査方向においては電極
層209がほぼインク溜り105となる第2の凹部20
7の大きさより僅かに大きい分だけの部分、または隣接
する電極に影響を及ぼさない部分に選択的に形成される
ように、マスクを用いてスパッタリングを行う。なお、
電極層209の材質や導電性によっては、インクとの濡
れ性などを考慮して、さらにITO層のような導電層を
積層して形成してもよい。
【0041】次に、NH4 F・HF混合溶液を用いて、
SiO2 熱酸化層からなるエッチング停止層206のう
ち、第2の凹部207の内面上の部分を選択的に除去す
る。これによって、電極層209が図3(g)に示すよ
うにインク溜り105の開口部となる第2の凹部207
の内部に露出することによって、図1および図2に示し
たようなピラミッド形状の凸状電極102が形成され
る。
【0042】なお、凸状電極102の形状を大きくする
ことが要求される場合、すなわち第1の凹部205の開
口の大きさや深さが大きくなった場合には、電極層20
9を十分に厚く形成して第1の凹部内205を完全に埋
めることが困難となることがある。そのような場合に
は、図3(g′)に示すように、電極層209上に基板
201の第1主面側から他の単数または複数の材料から
なる芯材層210を形成して第1の凹部205内を埋め
ればよい。
【0043】このように本実施形態に係るインクジェッ
トヘッドの製造方法によれば、異方性エッチングにより
形成された第1の凹部205を有するSi単結晶基板1
01上にSiO2 熱酸化絶縁層からなるエッチング停止
層206を形成した後、電極層209を凹部205内に
充填することによって凸状電極102を形成し、さらに
エッチング停止層206の凹部205内の部分を選択的
に除去してインク溜り105を形成している。従って、
凹部205の形状に応じて均一性・再現性に優れた凸状
電極102を形成することができ。
【0044】さらに、異方性エッチングによる凹部20
5の形状再現性および凹部205内へのエッチング停止
層206となるSiO2 熱酸化絶縁層の成長作用によ
り、凹部205の底部形状を良好に尖らせた逆ピラミッ
ド状とすることもできるため、先端への電界集中効果を
大幅に高めた凸状電極102を安定して形成することが
できる。その結果、従来のようにヘッド先端である凸状
電極102に高電圧を印加する必要がなく、低電圧駆動
化が可能となる同時に、形状不均一性にも起因する異常
放電を防止することが可能となる。また、熱酸化法は一
般的な半導体製造工程とのプロセス整合性が良いため、
工程の簡易化を図ることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればヘッ
ド基板上にヘッド基板の表面より凹没した形状のインク
溜りを形成する共に、このインク溜り内の底面上に凸状
電極を設けてインクジェットヘッドを構成し、ヘッド基
板上の少なくとも凸状電極の付近に溶媒中に色剤を分散
させたインクを供給して、インク中の少なくとも色剤成
分をヘッド基板上、つまり基板の主面から記録媒体に向
けて飛翔させることで記録を行うため、ヘッド基板端面
に形成されたヘッドを持つ従来のインクジェットヘッド
のようなヘッドアッセンブリにおけるヘッド先端の損傷
が防止される。
【0046】また、本発明ではヘッド基板の表面にヘッ
ド先端である凸状電極が設けられているため、ヘッド基
板端面にヘッド先端である凸状電極が設けられていたた
めに従来用いることができなかった高精度の半導体加工
プロセスを利用した製造方法により、均一性が良好でば
らつきが少なく同一形状の凸状電極を多数形成したマル
チヘッドの実現が容易となる。特に、本発明によるイン
クジェットヘッドの製造方法によると、ヘッド先端曲率
半径を適度に小さく、均一に作製できるため、ヘッド先
端に高電圧を印加する必要がなく、低電圧駆動化が可能
となると同時に、形状不均一性に起因する異常放電を防
止することが可能となる。
【0047】また、本発明では凸状電極がヘッド基板の
表面上でなく、これより凹没したインク溜り内に設けら
れていることにより、マルチヘッドを構成する場合、隣
接電極間での電界干渉がなくなるため、個々の凸状電極
からのインク滴の飛翔、凝集を安定化させ、電極間で反
発されたインク滴が電極間において飛翔するという重大
な問題を避けることも可能となる。
【0048】また、インク中の色剤成分が凝集して飛翔
するためには、ヘッド先端にインク層が毛管現象などに
より安定して形成していることが必要であるが、本発明
ではヘッド先端である凸状電極がインク溜り内のインク
液面近傍にあるため、この先端にインク層を安定して形
成することが可能となり、高性能・高分解能のインクジ
ェット記録装置を実現することができる。
【0049】さらに、本発明によるインクジェットヘッ
ド製造方法においては、フォトリソグラフィ、異方性エ
ッチングなどを用いて形成した凹部およびインク溜り開
口部の正確な形状に沿って形成されたエッチング停止層
を原型として用いて、これに電極層を充填することによ
りヘッドが作製されるので、凸状電極の形状を高精度に
均一に、かつ微細に形成することができる。また、エッ
チング停止層を熱酸化法で形成した絶縁層とすれば、凹
部内に形成された熱酸化絶縁層の凹部内部への成長作用
により、凹部先端が鋭くなるため、ヘッド先端部を先鋭
に、しかも均一な形状にすることができる。このように
して作製されるインクジェットプリンタは、インク射出
性能、信頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット記録
装置の概略構成図
【図2】同実施形態に係るインクジェットヘッドの主要
部の構成を示す斜視図
【図3】同実施形態に係るインクジェットヘッドの製造
方法を説明するための工程断面図
【図4】第1の従来例に係るインクジェットインクジェ
ットヘッドの要部の構成を示す斜視図
【図5】第2の従来例に係るインクジェットインクジェ
ットヘッドの要部の構成を示す斜視図
【符号の説明】
101…支持基板 102…凸状電極 103…引き出し電極 104…ヘッド基板 105…インク溜り 107…インク 108…還流機構 109…インク流路 110…インク供給口 111…インク排出口 112…駆動回路 113…直流バイアス電源 114…インク滴 115…記録紙 116…対向電極 201…Si単結晶基板 202…SiO2 熱酸化層 203…レジスト 204…開口部 205…第1の凹部 206…エッチング停止層(SiO2 熱酸化絶縁層) 207…第2の凹部 208…ピラミッド状の凸部 209…電極層 210…芯材層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−45154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/06 B41J 2/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶媒中に所定極性に帯電した色剤を分散さ
    せたインク中の色剤成分を凝集させて記録媒体上に飛翔
    させることにより記録を行うインクジェット記録装置に
    おいて、 前記記録媒体に対向して設けられるヘッド基板と、 前記ヘッド基板上に該ヘッド基板の表面より凹没して形
    成された少なくとも一つのインク溜りと、 前記ヘッド基板上の前記インク溜まりに前記インクを供
    給するインク供給手段と、 前記インク溜り内の底面上に該インク溜まり内のインク
    液面から先端が突出するように設けられた少なくとも一
    つの凸状電極と、 前記インク供給手段により前記インク溜まりに供給され
    るインク中の少なくとも色剤成分を前記凸状電極の先端
    部から前記記録媒体に向けて飛翔させるための前記色剤
    の帯電極性と同一極性の画像信号に応じた電圧を前記凸
    状電極に印加する電圧印加手段とを有することを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】溶媒中に所定極性に帯電した色剤を分散さ
    せたインク中の色剤成分を凝集させて記録媒体上に飛翔
    させることにより記録を行うインクジェット記録装置に
    おいて、 前記記録媒体に対向して設けられるヘッド基板と、 前記ヘッド基板上に該ヘッド基板の表面より凹没して形
    成された複数のインク溜りと、 前記ヘッド基板上の前記インク溜まりに前記インクを供
    給するインク供給手段と、 前記インク溜り内の底面上に該インク溜まり内のインク
    液面から先端が突出するようにそれぞれ設けられた複数
    の凸状電極と、 前記インク供給手段により前記インク溜まりに供給され
    るインク中の少なくとも色剤成分を前記凸状電極の先端
    部から前記記録媒体に向けて飛翔させるための 前記色剤
    の帯電極性と同一極性の画像信号に応じた電圧を前記凸
    状電極に印加する電圧印加手段とを有することを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】前記凸状電極は、その先端が先鋭なピラミ
    ッド状であることを特徴とする請求項1または2記載の
    インクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】基板の第1主面上に第1の凹部を設ける工
    程と、 前記第1の凹部を含む前記第1主面上に該第1の凹部内
    では凹部内面に沿って窪んだ形状となるようにエッチン
    グ停止層を形成する工程と、 前記基板を第2主面側からエッチングして前記エッチン
    グ停止層を第2の凹部内で凸状に露出させる工程と、 前記第1主面側の前記エッチング停止層上に前記第1の
    凹部内を埋めるように電極層を形成する工程と、 少なくとも前記第2の凹部内面上の前記エッチング停止
    層を除去して前記電極層を前記第2の凹部内に露出させ
    ることにより凸状電極を形成する工程とを有することを
    特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】基板の第1主面上に第1の凹部を設ける工
    程と、 前記第1の凹部を含む前記第1主面上に該第1の凹部内
    では凹部内面に沿って窪んだ形状となるようにエッチン
    グ停止層を形成する工程と、 前記基板を第2主面側からエッチングして前記エッチン
    グ停止層を第2の凹部内で凸状に露出させる工程と、 前記第1主面側の前記エッチング停止層上に前記第1の
    凹部内を埋めるように電極層を形成する工程と、 前記電極層の前記第1主面側に芯材層を形成する工程
    と、 少なくとも前記第2の凹部内面上の前記エッチング停止
    層を除去して前記電極層を前記第2の凹部内に露出させ
    ることにより凸状電極を形成する工程とを有することを
    特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
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