JP3480377B2 - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室に係り、特に結
露を防止した浴室に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室の結露を防止するために、浴室の壁
や天井に木炭を含有する建材を内装して調湿を図ること
がある(例えば、特開平9−224307号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】木炭を含有する建材に
充分な調湿能を与えるためには木炭を多量に配合しなけ
ればならないが、このようにすると内装面が暗色とな
り、浴室内が暗くなると共に、美感が損なわれ易い。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決し、結露
が確実に防止され、美感に優れた浴室を提供することを
目的とする。特に本発明は、表面が施釉されることによ
り意匠性が高められると共に、耐汚れ性が改善された調
湿建材を備えた浴室を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の浴室は、壁の
上部及び天井の少なくとも一部に調湿建材を設けた浴室
において、該調湿建材は、焼成された調湿建材であっ
て、調湿建材本体の表面に釉薬が施されており、調湿建
材本体の表面の90%以下の面積領域に釉薬によって生
成するガラス層が形成されている調湿建材であることを
特徴とするものである。請求項2の浴室は、壁の上部及
び天井の少なくとも一部に調湿建材を設けた浴室におい
て、該調湿建材は、焼成された調湿建材であって、調湿
建材本体の表面に釉薬が施されており、釉薬によって生
成するガラス層の最大厚みが300μm以下である調湿
建材であることを特徴とするものである。
【0006】このように調湿建材を設けることにより、
浴室の壁上部や天井の結露が確実に防止される。また、
壁の上部や天井が暗色となることも防止され、美感が良
くなり、浴室内も明るくなる。
【0007】本発明で用いる調湿建材は、焼成された調
湿建材であって、調湿建材本体の表面に釉薬が施された
ものである。かかる調湿建材は、表面が施釉されている
ので、釉薬による様々な加飾を付与することができ、意
匠の幅を広げることができる。
【0008】また、施釉面は汚れが付き難く、汚れが付
いた場合でも容易に落とすことができるため、表面を清
浄に保つことができる。
【0009】なお、調湿建材本体の表面を施釉すること
により、調湿建材本体表面が釉薬によるガラス層で覆わ
れて、吸放湿速度は若干遅くなるが、吸放湿容量には殆
ど変わりはなく、調湿建材としての機能が大きく損なわ
れることはない。
【0010】 この施釉は、釉薬によって生成するガラ
ス層が調湿建材本体の表面の90%以下の面積領域に形
成されるように、或いは、このガラス層の最大厚みが3
00μm以下となるように行う施釉後の調湿建材は、
施釉前の調湿建材本体の80%以上の調湿性能を有する
ことが好ましい。
【0011】本発明で用いる調湿建材は、8時間サイク
ルの吸放湿性能が80g/m2以上であることが好まし
い。即ち、浴室では、入浴、湯張りなどによる湿度発生
や日レベルの温度変動に基づく湿度変動など短時間の変
動に対応する必要がある。このためには吸放湿の速度が
大きいことが必要である。8時間サイクルの吸放湿性能
を80g/m2以上(24時間サイクルの吸放湿性能と
しては140g/m2以上)とすることによりこの要件
が満たされる。なお、この8時間サイクルの吸放湿性能
は次のようにして求める。相対湿度50%に保持した恒
温恒湿槽中で重量を恒量化(変動0.1%以下)させた
試験体をすばやく相対湿度90%に保持した別の恒温恒
湿槽中に入れ、8時間後の重量増(吸湿量(g))を単
位面積(1m2)あたりに換算した値を8時間吸湿量と
する。また、相対湿度90%に保持した恒温恒湿槽中で
重量を恒量化(変動0.1%以下)させた試験体をすば
やく相対湿度50%に保持した別の恒温恒湿槽中に入
れ、8時間後の重量減(放湿量(g))を単位面積(1
2)あたりに換算した値を8時間放湿量とする。そし
て、下記式で求める。 8時間サイクルの吸放湿性能=(8時間吸湿量+8時間
放湿量)/2
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は実施の形態に係る浴室の室内側から
の斜視図、図2は天井パネルの一部の縦断面図である。
【0013】防水パン1、壁パネル2,3及び天井パネ
ル4によって浴室が形成され、この浴室内に浴槽5等が
設置されている。天井パネル4は、金属パネル6の上面
に断熱材7を付着させ、下面に調湿建材8を接着剤等に
よって張り付けたものである。この調湿建材8は一辺が
10〜50cm程度の方形のプレート状のものであり、
隣接する調湿建材8同士は隙間なく突き合わされている
が、目地が設けられてもよい。
【0014】図示はしないが、壁パネル2,3の上部
(例えば天井から1m以内の範囲)にも同様の調湿建材
8を設けても良い。この場合、壁パネルの調湿建材を天
井パネルの調湿建材8と同一の材料、大きさ及び外観の
ものとし、意匠上の統一を図ってもよい。
【0015】このように調湿建材8を設けたことによ
り、天井あるいは壁上部の結露が確実に防止される。即
ち、室内全体の湿度が過度に高くなることが防止される
と共に、天井や壁の調湿建材表面近傍の大気中の湿度が
過飽和になることが防止され、結露が確実に防止され
る。
【0016】本発明で用いる調湿建材は、調湿建材本体
とその表面の釉薬層とを有するものが好ましい。この調
湿建材本体は、焼成により調湿建材が製造されるもので
あり、施釉前の調湿建材本体は焼成されたものであって
も、未焼成のものであっても良い。
【0017】焼成により得られる調湿建材は、例えば、
鹿沼土、大沢土及び膠質土、水土、味噌土と呼ばれる各
地の火山軽石層や珪藻土、酸性白土、活性白土、ゼオラ
イト、ハロイサイト、セピオライトなどの調湿性原料に
木節粘土、蛙目粘土等の粘土や珪石、陶石、蝋石、長石
その他のガラス質成分等を下記の配合割合及び化学組成
で混合し、押し出し成形又はプレス成形し、得られた成
形体を焼成することにより製造される。
【0018】<配合割合(重量部)> 鹿沼土等の調湿性原料:100 粘土:100〜1000 ガラス質成分:0〜500 本発明で用いる調湿建材は、このようにして得られる成
形体に施釉した後焼成することにより、或いは、成形体
を素焼きした後施釉し、その後更に焼成することにより
製造することができる。
【0019】なお、調湿建材の裏面に、溝(裏足)が形
成されても良い。この裏面に溝を有する調湿建材を壁面
等に施工した場合に、浴室本体の表面や壁面等と調湿建
材の裏面との間に通気路が確保され、調湿機能が高めら
れる。
【0020】本発明で用いる調湿建材は、このような調
湿建材本体の表面に施釉した後も、調湿建材本体本来の
調湿性能を高く維持していることが特に好ましく、施釉
後の調湿建材は、施釉前の調湿建材本体の80%以上の
調湿性能を有することが望まれる。また、本発明の調湿
建材は、8時間サイクルの吸放湿性能が80g/m2
上であることが好ましい。
【0021】 このように、調湿性能を高く維持した上
で施釉を行うためには、施釉面積や施釉厚さを制御する
ことが重要であり、調湿建材本体表面への施釉は、下記
(1)及び(2)の少なくとも一方の条件を満たすよう
に行う。施釉はスプレー法、幕掛け、プリントなどで良
く、方法は問わない。
【0022】 (1) 釉薬によって生成するガラス層
が、調湿建材本体の表面を占める面積領域(以下「施釉
面積割合」と称す。)が90%以下。 (2) 釉薬によって生成するガラス層の最大厚み(以
下、単に「最大厚み」と称す。)が300μm以下。
【0023】上記施釉面積割合が90%を超えると調湿
性能の低下が著しく調湿建材としての調湿性能が損なわ
れる。しかし、施釉面積割合が10%より少ないと、施
釉面が少なすぎて加飾、耐汚れ性の向上効果が十分に得
られない。従って、施釉面積割合は10〜90%、特に
30〜85%とするのが好ましい。
【0024】なお、この施釉面積割合は、後述の実施例
の項で述べる如く、インクの拭き取りテスト等で調べる
ことができる。
【0025】このように、施釉面積割合を90%以下と
した場合は、最大厚みには特に制約はないが、好ましく
は500μm以下とするのが望ましい。
【0026】 また、最大厚みが300μmを超える
と、施釉面積割合が90%を超える場合、調湿性能の低
下が大きくなるため、最大厚みは300μm以下とす
る。しかし、この最大厚みが過度に薄いと施釉による加
飾、耐汚れ性の向上効果が十分に得られない。この最大
厚みは、施釉面積割合が95〜100%の場合には10
〜100μm、90〜95%の場合には20〜200μ
mとするのが好ましい。
【0027】このようにガラス層を薄くすると調湿建材
本体の全面に施釉した場合でも調湿性能を高く維持でき
る理由は、薄いガラス層を形成した場合には、素地の欠
陥や焼成過程で発生するガスなどにより、調湿建材本体
まで貫通した水蒸気透過性の微細なホールがガラス層に
生じやすいためではないかと考えられる。
【0028】上記施釉面積割合及び/又は最大厚みで施
釉するには、施釉方法や、施釉に用いる釉薬量、或い
は、釉薬の比重等を適宜調整すれば良い。
【0029】例えば、通常のスプレー法等による施釉に
際し、単位面積当りの施釉量を少なくすることにより施
釉面積割合を90%以下に抑えることができる。また、
幕掛け法等による全面施釉においても、単位面積当りの
施釉量を少なくすることにより最大厚みを小さくするこ
とができる。
【0030】この施釉に当り、当然、焼成条件に応じた
フリットが必要であるが、ローラーハースキルンによる
迅速焼成では、フリットはその軟化点が焼成温度より1
00〜400℃低く、適度な溶融粘性を持つものを選べ
ば良い。この粘性が低すぎると、調湿効果を発揮する調
湿建材本体の微細な気孔を、施釉により形成されるガラ
スがうめてしまい、調湿性能が大きく損なわれてしま
う。
【0031】従って、調湿性能が損なわれないように、
施釉量及び釉薬の溶融粘性(フリットの軟化点)を適宜
調整する。
【0032】その他、全面施釉ではなく、斑点状、ライ
ン状、格子状のように部分的な施釉を行える加飾施釉法
を採用する方法もあり、例えば、プリント法では調湿建
材本体に付着する釉薬にメッシュにより一定間隔を持た
せられるため、施釉面積割合を小さくすることができ
る。また、遠心法では、他の施釉法の場合より大きな斑
点状となって釉薬が付着するため、やはり施釉面積を小
さくすることができ、調湿性能の維持に有効であると共
に、施釉による模様付けで意匠性も高めることができ
る。
【0033】施釉に用いる釉薬は、単に、フリットと水
とを混合して得られる比重1.01〜1.90程度の泥
漿でも良く、これに更に粘土や顔料を配合して用いても
良い。顔料の配合により、意匠性をより一層高めること
ができる。
【0034】なお、本発明では、浴室はユニットバスに
限らず、在来工法で構築されたものであっても良い。
【0035】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0036】実施例1,2 下記配合の成形原料をミルで細磨して、スプレー造粒し
た後、プレス成形型を用いてプレス成形して300mm
×300mm×6mmの大きさの成形体を製造した。
【0037】<成形原料配合(重量部)> 鹿沼土:20 粘土:60 ガラス質:20 得られた成形体に、アルカリアルミノホウケイ酸系のフ
リット(軟化点約570℃)と水を混合した泥漿(比重
1.20g/cm3)をスプレーガンにより、表1に示
す単位面積(1m2)あたりの施釉量で施釉し、ローラ
ーハースキルンにて800℃で焼成した。
【0038】得られた焼成体よりなる調湿建材を浴室の
天井パネルにエポキシ系接着剤で接着することにより図
1の浴室を構成した。この天井には1〜6月の6ヶ月間
にわたり結露は全く見られなかった。なお、この調湿建
材について、施釉面積割合、最大厚み、調湿性能及び8
時間サイクルの吸放湿性能を下記の方法で調べ、結果を
表1に示した。
【0039】<施釉面積割合>表面に水性インクを塗布
し、水を含ませた布等でさっと拭くことによりインクが
取れた面積の割合を、顕微鏡観察、画像処理などにより
求めた。 <最大厚み>破断面の顕微鏡観察で求めた。 <調湿性能>相対湿度50%に保持した恒温恒湿槽中で
重量を恒量化(変動0.1%以下)させた試験体を、す
ばやく相対湿度90%に保持した別の恒温恒湿槽中に入
れ、8時間後の重量増(吸湿量)を単位面積(1m2
あたりで求め、無釉の成形体を同様に焼成して得られた
焼成体について同様にして求めた値に対する百分率で示
した。
【0040】<8時間サイクルの吸放湿性能>前記の通
り、相対湿度50%と90%との間における8時間当り
の吸放湿量を単位面積(1m2)に換算して求める。
【0041】実施例3,4 実施例1において、アルカリアルミノホウケイ酸系のフ
リットの代りにアルカリケイ酸系フリット(軟化点70
0℃)を用い、表1に示す施釉量で施釉したこと以外は
同様にして製造した焼成体よりなる調湿建材を天井パネ
ルにエポキシ系接着剤で接着することにより図1の浴室
を構成した。この天井には1〜6月の6ヶ月間にわたり
結露は全く見られなかった。なお、この調湿建材につい
て施釉面積割合、最大厚み、調湿性能及び8時間サイク
ルの吸放湿性能を調べ、結果を表1に示した。
【0042】
【表1】
【0043】表1の通り、各調湿建材は調湿性能が無釉
のものの80%以上であり、また8時間サイクルの吸放
湿性能が80g/m2以上である。
【0044】実施例5,6 実施例1で得られた成形体を750℃で素焼きした後、
ソーダ石灰ガラス(軟化点約680℃)、粘土及び水を
混合、細摩した釉薬泥漿(比重1.05)を幕掛けによ
り全面(施釉面積割合100%)に、表2に示す単位面
積(1m2)あたりの施釉量で施釉した。これをローラ
ーハースキルンにて850℃で本焼成した焼成体よりな
る調湿建材を浴室及び壁にエポキシ系接着剤で接着する
ことにより図1の浴室を構成した。この浴室の天井には
1〜6月の6ヶ月間にわたり結露は全く見られなかっ
た。なお、この調湿建材について、実施例1と同様にし
て最大厚みと調湿性能及び8時間サイクルの吸放湿性能
を調べ、結果を表2に示した。
【0045】
【表2】
【0046】表2の通り、各調湿建材は調湿性能が無釉
のものの80%以上、8時間サイクルの吸放湿性能が8
0g/m2以上である。
【0047】実施例7 実施例1で得られた成形体に、アルカリアルミノホウケ
イ酸系のフリット(軟化点約670℃)、粘土、顔料及
び水を混合、細摩した釉薬泥漿(比重1.60)を開口
率50%のメッシュスクリーンを用い、プリントにより
表3に示す単位面積(1m2)あたりの施釉量で施釉
(加飾)した後、ローラーハースキルンにて900℃で
焼成した。得られた焼成体よりなる調湿建材を浴室及び
壁にエポキシ系接着剤で接着することにより図1の浴室
を構成した。この浴室の天井には1〜6月の6ヶ月間に
わたり結露は全く見られなかった。なお、この調湿建材
について、実施例1と同様にして施釉面積割合、最大厚
み、調湿性能及び8時間サイクルの吸放湿性能を調べ、
結果を表3に示した。
【0048】実施例8 実施例7において、アルカリアルミノホウケイ酸系のフ
リットの代りにアルカリアルミノケイ酸系フリット(軟
化点約620℃)を用い、また、施釉をドラムを用いた
遠心施釉によるぼた掛け(加飾)により表3に示す施釉
量で行ったこと以外は同様にして焼成体を得た。この焼
成体よりなる調湿建材を浴室及び壁にエポキシ系接着剤
で接着することにより図1の浴室を構成した。この浴室
の天井には1〜6月の6ヶ月間にわたり結露は全く見ら
れなかった。なお、この調湿建材について実施例1と同
様に施釉面積割合、最大厚み、調湿性能及び8時間サイ
クルの吸放湿性能を調べ、結果を表3に示した。
【0049】
【表3】
【0050】表3の通り、各調湿建材は無釉のものの8
0%以上の調湿建材を有すると共に、8時間サイクルの
吸放湿性能が80g/m2以上である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の浴室による
と、天井や壁上部の結露を確実に防止することができ
る。とくに、調湿建材として表面が施釉されたものを用
いることにより意匠性が高められると共に、耐汚れ性が
改善された浴室及び建物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る浴室内部の斜視図である。
【図2】天井パネルの断面図である。
【符号の説明】
1 防水パン 2,3 壁パネル 4 天井パネル 5 浴槽 8 調湿建材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−12465(JP,A) 特開 平10−2044(JP,A) 特開 平11−315586(JP,A) 登録実用新案3007287(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/12 301 E04B 1/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁の上部及び天井の少なくとも一部に調
    湿建材を設けた浴室において、該調湿建材は、焼成され
    た調湿建材であって、調湿建材本体の表面に釉薬が施さ
    れており、調湿建材本体の表面の90%以下の面積領域
    に釉薬によって生成するガラス層が形成されている調湿
    建材であることを特徴とする浴室。
  2. 【請求項2】 壁の上部及び天井の少なくとも一部に調
    湿建材を設けた浴室において、該調湿建材は、焼成され
    た調湿建材であって、調湿建材本体の表面に釉薬が施さ
    れており、釉薬によって生成するガラス層の最大厚みが
    300μm以下である調湿建材であることを特徴とする
    浴室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3007287U (ja) 1994-07-18 1995-02-14 株式会社リボール 浴室の結露防止天井装置

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JP3007287U (ja) 1994-07-18 1995-02-14 株式会社リボール 浴室の結露防止天井装置

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