JP3480246B2 - 冷却用モータファンの異常検出装置 - Google Patents

冷却用モータファンの異常検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン冷却水や
空調用冷媒を冷却するための車載モータファンの異常検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される冷却用モータファン
は、例えば異物の巻き込み等により回転が不所望に停止
する状態(以下、ロック状態と呼ぶ)や過負荷運転状態
(以下、ハーフロック状態と呼ぶ)を引き起こすと、十
分な冷却機能を果せなくなる。そこで車両では、モータ
ファンの異常の有無を逐次判別し、異常発生時にはその
旨を乗員に報知したり、モータファンを強制停止するな
どの措置をとる必要がある。従来、モータファンのロッ
ク状態やハーフロック状態の異常検出装置として、磁気
式あるいは光電式のパルスセンサなどでファン回転数を
検出し、その回転数が基準値を下回るときに異常と判断
するものがある。また、ロック状態の検出装置として、
ロック時に流れる過大電流を検出するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
回転数をパルスセンサで検出する場合、高価なパルスセ
ンサが必要となるのに加えて、その設定に厳格な精度が
要求され、さらにパルス判別用の特別なアンプを必要と
するため、大幅なコストアップを招来する。一方、電流
を検出してロック状態を判別する方法では、モータファ
ンのように大容量のモータ(電流15A以上)を用いて
いる場合、非常に大がかりな電流計測器が必要となり、
コストアップに加えて配置上の問題もあり、現実的では
ない。
【0004】本発明の目的は、廉価な構成でモータファ
ンの異常を検出し得る冷却用モータファンの異常検出装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1〜3の発明は、
車両に搭載される冷却用モータファンの異常を検出する
装置であって、モータファンのモータの+側端子と電源
との間に設けた抵抗と、モータの+側端子電位または端
子間電圧を検出する検出手段と、モータファンの駆動信
号が出力されているときに、上記検出された端子電位ま
たは端子間電圧が、モータ正常回転時における基準値か
ら端子電位または端子間電圧のばらつきによる変化分を
除いた第1の所定値を下回る場合に異常と判断する判別
手段とを具備し、これにより上記問題点を解決する。請
求項2の発明は、駆動信号が出力されていないときに
は、端子電位または端子間電圧が第1の所定値より小さ
い第2の所定値を超える場合に異常と判断するものであ
る。請求項3の発明は、第1の所定値を、モータ正常回
転時の前記抵抗とモータ抵抗との抵抗比率と、電源電圧
とで決る基準値に基づいて設定するものである。
【0006】 請求項4の発明は、車両に搭載される冷
却用モータファンの異常を検出する装置であって、モー
タファンの回転起電力を検出する検出手段と、モータフ
ァンの駆動信号が出力されているときに、上記検出され
た回転起電力が、モータ正常回転時の回転起電力から回
転起電力のばらつきによる変化分を除いた所定値を下回
る場合に異常と判断する判別手段とを具備するものであ
る。請求項5の発明は、車両に搭載され互いに直列に接
続される少なくとも第1および第2の冷却用モータファ
ンの異常を検出する装置であって、第1および第2のモ
ータファンの両モータ間の電位を検出する検出手段と、
モータファンの駆動信号が出力されているときに、上記
検出されたモータ間電位が、第1および第2のモータが
正常に回転しているときのモータ間電位から該電位のば
らつきによる変化分を除いた第1の所定値を下回る場
合、または第1および第2のモータが正常に回転してい
るときのモータ間電位に上記ばらつきによる変化分を加
えた第2の所定値を上回る場合に異常と判断する判別手
段とを具備するものである。
【0007】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、モータファン
のモータの+側端子電位または端子間電圧を検出して異
常の有無を判別するようにしたので、特別な装置を付加
することなく、最低限のコストでモータファンの異常の
有無を検出できる。またモータの+側端子と電源との間
に抵抗を設け、モータファンの駆動信号が出力されてい
るときに端子電位または端子間電圧が第1の所定値を下
回る場合に異常と判断するようにしたので、モータファ
ンのロック状態やハーフロック状態などの異常を判別で
きるのに加えて、モータファン上流の断線などの異常を
も判別できる。さらに基準値から端子電位または端子間
電圧のばらつきによる変化分を除いた値を上記第1の所
定値としたので、電圧降下やバッテリのへたり、あるい
はアース浮きなどに起因する電位の低下を異常と誤認す
ることがない。駆動信号が出力されていないときには端
子電位または端子間電圧が第1の所定値より小さい第2
の所定値を超える場合に異常と判断するようにすれば、
モータファンが不所望に駆動されていることを判別でき
る。上記第1の所定値を、モータ正常回転時の上記抵抗
とモータ抵抗との抵抗比率と、電源電圧とで決る基準値
に基づいて設定すれば、異常の有無を正確に判断でき
る。請求項4の発明によれば、モータファンの回転起電
力を検出し、この回転起電力に基づいて異常の有無を判
別するようにしたので、上述と同様に特別な装置を付加
することなく、最低限のコストでモータファンの異常の
有無を検出できる。また、モータファンの駆動信号が出
力されているときに、上記検出された回転起電力が所定
値を下回る場合に異常と判断するようにしたので、モー
タファンのロック状態やハーフロック状態などの異常を
判別できるのに加えて、モータファン上流の断線などの
異常をも判別できる。さらにモータ正常回転時の回転起
電力から回転起電力のばらつきによる変化分を除いた値
を所定値としたので、電圧降下やバッテリのへたり、あ
るいはアース浮きなどに起因する電位の低下を異常と誤
認することがない。請求項5の発明によれば、互いに直
列に接続される第1および第2の冷却用モータファンを
設けたものにおいて、第1および第2のモータファンの
両モータ間の電位を検出し、これに基づいて異常の有無
を判別するようにしたので、上述と同様に特別な装置を
付加することなく、最低限のコストでモータファンの異
常の有無を検出できる。また、モータファンの駆動信号
が出力されているときに、上記検出されたモータ間電位
が所定範囲外にあるときに異常と判断するようにしたの
で、モータファンのロック状態やハーフロック状態など
の異常を判別できるのに加えて、モータファン上流の断
線などの異常をも判別できる。さらに、上記検出された
モータ間電位が、第1および第2のモータが正常に回転
しているときのモータ間電位から該電位のばらつきによ
る変化分を除いた第1の所定値を下回る場合、または第
1および第2のモータが正常に回転しているときのモー
タ間電位に上記ばらつきによる変化分を加えた第2の所
定値を上回る場合に異常と判断するようにしたので、電
圧降下やバッテリのへたり、あるいはアース浮きなどに
起因する電位の低下を異常と誤認することがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態− 図1により本発明を2ブラシ2極モータファンの異常検
出装置に適用した場合の第1の実施の形態を説明する。
図1はモータファンの駆動/異常検出回路を示す回路図
であり、モータファンの駆動源であるモータ1は、リレ
ー2を介してバッテリBに接続されている。符号10で
示す制御装置は、スイッチ11と判別回路12と警告回
路13とCPU14とを有し、CPU14には水温セン
サ50からエンジン冷却水温が入力される。CPU14
は、エンジン冷却水温が予め決められた所定値を越える
とスイッチ11をオンし、イグニションスイッチIGの
オン時にスイッチ11がオンすると(モータファン駆動
信号が出力されると)、リレー2がオンしてモータ1が
駆動される。モータ1の+端子とリレー2との間には抵
抗3が設けられ、この抵抗3とモータ+端子との間に
は、モータ+端子の電位を判別回路12に取込むための
ハーネス4が結線されている。5はモータ抵抗である。
警告回路13は車室内に設けられた表示装置などの警告
装置6を駆動して乗員に異常警告を行う。
【0009】判別回路12はハーネス4を介してモータ
端子電位VFを逐次入力し、その値が適正か否かを判定
する。モータ1が正常に回転しているとき、端子電位V
Fはバッテリ電圧と、抵抗3およびモータ抵抗5の抵抗
比率とで決る値(以下、基準値Vaと呼ぶ)となる。一
方、異物の巻き込み等によりモータ1が上述したロック
状態またはハーフロック状態になると、モータ抵抗値が
低下するため上記抵抗比率が変化し、その変化に応じた
量だけモータ端子電位VFが上記基準値Vaよりも低下
する。判別回路12は、 VF<Va−α ただし、αは電圧降下,バッテリへたり,アース浮きな
どによるばらつきの最大値 が判定されると、異常発生と判断してCPU14に異常
発生信号を出力する。CPU14は異常発生信号に応答
してスイッチ11をオフしてリレー2をオフさせ、モー
タ1への給電を断つとともに、警告回路13を介して異
常発生の旨を警告装置6にて乗員に報知する。また、モ
ータファンのロック状態やハーフロック状態の発生以外
にも、例えばモータファンの上流回路に断線が発生して
いる場合にも上式が満たされるので、この場合も警告が
なされる。
【0010】このように本実施の形態では、モータ端子
電位を検出することでモータファンの異常(ロック状
態,ハーフロック状態,上流断線など)の有無を判別で
きるので、従来のパルスセンサを用いる際のコストアッ
プ要因を全て排除できるとともに、大容量のモータであ
っても大掛かりな電流計測器などは一切不要であり、大
幅なコストダウンが図れるのに加えて、配置上の問題も
解消できる。
【0011】ところで、スイッチ11がオフしていると
きでも例えばリレースイッチの溶着などによりリレー2
がオン状態を保持し、モータ1が不所望に作動すること
があり得る。このとき、モータ端子電位VFは本来
「0」であるにも拘らず「0」を超えた値となる。判別
回路12は、スイッチ11がオフのときに VF>+α と判定されると、モータファンが不所望に作動している
と判断して異常発生信号を出力し、これに応答してCP
U14は警告を行う。
【0012】なお以上では、リレーとモータ+端子との
間に抵抗3を設けた例を示したが、両者を接続するハー
ネスの抵抗で端子電位の変化を検出し得る場合にはわざ
わざ抵抗3を設ける必要はない。
【0013】−第2の実施の形態− 図2により本発明を4ブラシ4極モータファンの異常検
出装置に適用した場合の第2の実施の形態を説明する。
図2において、モータ21のLo側+端子はリレー22
を介してバッテリBに接続され、Hi側+端子はリレー
23を介してバッテリBに接続される。制御装置30の
CPU34は、水温センサ50からのエンジン冷却水温
が第1の所定値を越えるとスイッチ31Aをオンし、イ
グニションスイッチオン時にスイッチ31Aがオンする
とリレー22がオンしてモータ21が低速回転する。ま
たエンジン冷却水温が第2の所定値(第1の所定値より
高温)を越えると、CPU34はスイッチ31Bもオン
し、これによりリレー23もオンする。リレー22,2
3の双方がオンされるとモータ21が高速回転する。
【0014】24はモータLo側+端子の電位を検出す
るためのハーネス、25はモータHi側+端子の電位を
検出するためのハーネスであり、それぞれ制御装置30
の判別回路32に接続される。
【0015】判別回路32はハーネス24を介してモー
タLo端子電位VFLoおよび同Hi端子電位VFHiを逐次
入力し、その値が適正か否かを判定する。リレー22の
みがオンしてモータ21がLo駆動されているとき、モ
ータ21の回転が正常であれば、Hi端子電位VFHiは
モータ21の起電力に応じた電位Vbとなる。一方、異
物の巻き込み等によりモータ1が上述したロック状態ま
たはハーフロック状態になると、モータ起電力が低下す
るためHi端子電位VFHiが上記Vbよりも低下する。
判別回路32は、 VFHi<Vb−α ただし、αは電圧降下,バッテリへたり,アース浮きな
どによるばらつきの最大値 と判定されると、異常発生と判断してCPU34に異常
発生信号を出力する。CPU34は、異常発生信号に応
答してリレー22をオフさせ、モータ21への給電を断
つとともに、警告回路13を介して異常発生の旨を警告
装置6にて乗員に報知する。
【0016】このように本実施の形態では、モータ起電
力を検出することでモータファンの異常の有無を判別で
きるので、上述と同様に最低限のコストで異常検出装置
を構築できる。
【0017】ところで、モータLo駆動中はモータLo
端子電位VFLoはバッテリ電圧に等しいが、モータファ
ンの上流回路に断線等が発生している場合には、Lo端
子電位VFLoがバッテリ電圧よりも低下する。判別回路
32は、モータLo駆動時に VFLo<Vc−α ただし、Vcはバッテリ電圧 と判定されると、断線等の異常発生と判断して上述と同
様に異常発生信号を出力する。
【0018】上述したと同様に、スイッチ31Aがオフ
しているときでも例えばリレースイッチの溶着などによ
りリレー22がオン状態を保持し、モータ21が不所望
に作動することがあり得る。このとき、モータ起電力は
本来「0」であるにも拘らず「0」を超えた値となる。
判別回路32は、スイッチ31Aがオフしているときに VFHi>+α と判定されると、モータファンが不所望に作動している
と判断して異常発生信号を出力し、これに応答してCP
U34は警告を行う。
【0019】−第3の実施の形態− 図3により本発明を2連直列モータファンの異常検出装
置に適用した場合の第3の実施の形態を説明する。図3
において、モータ61,62は直列に接続され、モータ
62の+端子がリレー63を介してバッテリBに接続さ
れている。制御装置70のCPU74は、水温センサ5
0からのエンジン冷却水温が所定値を越えるとスイッチ
71をオンし、イグニションスイッチオン時にスイッチ
71がオンするとリレー63がオンしてモータ61,6
2が回転する。
【0020】64はモータ61,62の間の電位(以
下、モータ間電位VFと呼ぶ)を検出するためのハーネ
スであり、制御装置70の判別回路72に接続される。
判別回路72はハーネス64を介して上記モータ間電位
VFを逐次入力し、その値が適正か否かを判定する。リ
レー63がオンしてモータ61,62が駆動されている
とき、モータ61,62の回転がいずれも正常であれ
ば、モータ間電位VFははモータ61,62のモータ抵
抗比率で決まるある値(以下、基準値Vaと呼ぶ)とな
る。一方、異物の巻き込み等によりいずれかのモータが
ロック状態またはハーフロック状態になると、そのモー
タの抵抗値が低下するため上記モータ抵抗比率が変化
し、その変化に応じた量だけモータ間電位VFが変化す
る。具体的には、いずれか一方のモータに異常が発生す
るとモータ間電位VFが基準値Vaより大きくなり、他
方のモータに異常が発生すると基準値Vaより小さくな
る。
【0021】そこで判別回路72は、 VF<Va−α または VF>Va+α ただし、αは電圧降下,バッテリへたり,アース浮きな
どによるばらつきの最大値 が判定されると、異常発生と判断してCPU74に異常
発生信号を出力する。CPU74は異常発生信号に応答
してスイッチ71をオフしてリレー63をオフさせ、モ
ータ61,62への給電を断つとともに、警告回路13
を介して異常発生の旨を警告装置6にて乗員に報知す
る。モータファンのロック状態やハーフロック状態の発
生以外にも、例えばモータファンの上流回路に断線が発
生している場合にもVF<Va−αとなるので、この場
合も警告がなされる。
【0022】このように本実施の形態では、モータ間電
位を検出することによりモータファンの異常の有無を判
別できるので、上述と同様に最低限のコストで異常検出
装置を構築できる。
【0023】上述したと同様に、スイッチ71がオフし
ているときでも例えばリレースイッチの溶着などにより
リレー63がオン状態を保持し、モータ61,62が不
所望に作動することがあり得る。このとき、モータ間電
位は本来「0」であるにも拘らず「0」を超えた値とな
る。判別回路72は、スイッチ71がオフしているとき
に VF>+α と判定されると、モータファンが不所望に作動している
と判断して異常発生信号を出力し、これに応答してCP
U74は警告を行う。
【0024】なお以上では、モータの端子電位を検出す
るようにしたが、これに代えて端子間電圧を検出するよ
うにしても同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る冷却用モータ
ファンの異常検出装置を示す回路図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る冷却用モータ
ファンの異常検出装置を示す回路図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る冷却用モータ
ファンの異常検出装置を示す回路図。
【符号の説明】
1,21,61,62 モータ 3 抵抗 4,24,25,64 ハーネス 5 モータ抵抗 6 警告装置 10,30,70 制御装置 11,31,71 スイッチ 12,32,72 判別回路 13 警告回路 50 水温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−176679(JP,A) 特開 昭61−43214(JP,A) 特開 昭61−167113(JP,A) 特開 平9−79037(JP,A) 特開 平10−73610(JP,A) 実開 昭51−18176(JP,U) 特公 昭43−18673(JP,B1) 米国特許4441076(US,A) 米国特許4752851(US,A) 米国特許4977375(US,A) 米国特許5448143(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/08 - 7/097

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される冷却用モータファンの
    異常を検出する装置であって、前記モータファンのモータの+側端子と電源との間に設
    けた抵抗と、 前記モータの+側端子電位または端子間電圧を検出する
    検出手段と、前記モータファンの駆動信号が出力されているときに、
    前記検出された端子電位または端子間電圧が、モータ正
    常回転時における基準値から前記端子電位または端子間
    電圧のばらつきによる変化分を除いた第1の所定値を下
    回る場合に異常と判断する 判別手段とを具備することを
    特徴とする冷却用モータファンの異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記駆動信号が出力さ
    れていないときには、前記端子電位または端子間電圧が
    前記第1の所定値より小さい第2の所定値を超える場合
    に異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の冷
    却用モータファンの異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の所定値は、モータ正常回転時
    の前記抵抗とモータ抵抗との抵抗比率と、電源電圧とで
    決る基準値に基づいて設定されることを特徴とする請求
    項1または2に記載の冷却用モータファンの異常検出装
    置。
  4. 【請求項4】 車両に搭載される冷却用モータファンの
    異常を検出する装置であって、 前記モータファンの回転起電力を検出する検出手段と、 前記モータファンの駆動信号が出力されているときに、
    前記検出された回転起電力が、モータ正常回転時の回転
    起電力から前記回転起電力のばらつきによる変化分を除
    いた所定値を下回る場合に異常と判断する判別手段とを
    具備することを特徴とする 冷却用モータファンの異常検
    出装置。
  5. 【請求項5】 車両に搭載され互いに直列に接続される
    少なくとも第1および第2の冷却用モータファンの異常
    を検出する装置であって、 前記第1および第2のモータファンの両モータ間の電位
    を検出する検出手段と、 前記モータファンの駆動信号が出力されているときに、
    前記検出されたモータ間電位が、前記第1および第2の
    モータが正常に回転しているときの前記モータ間電位か
    ら該電位のばらつきによる変化分を除いた第1の所定値
    を下回る場合、または前記第1および第2のモータが正
    常に回転しているときの前記モータ間電位に前記ばらつ
    きによる変化分を加えた第2の所定値を上回る場合に異
    常と判断する判別手段とを具備することを特徴とする
    却用モータファンの異常検出装置。
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