JP3479888B2 - ケーブル敷設工法とその補助装置 - Google Patents
ケーブル敷設工法とその補助装置Info
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Description
数敷設に関し、特にケーブルの接続ミスを防ぐためと敷
設ルートを指示できるケーブル敷設工法と敷設工事補助
装置に関する。
ケーブルにおいて従来はケーブル敷設開始点であるfr
om端から敷設終了点であるto端までの(from−
to)接続表に従い人間が手作業で接続していた。敷設
本数が数千本の範囲では誤接続の確率が2〜3%あるこ
とが分かっている。
万本というケーブルを敷設する場合があり、誤接続する
確率が更に増加し、誤接続に対応する処理時間が十分懸
念されていた。
本以上のケーブルを敷設する際の誤接続が大きな問題で
あった。誤接続の理由は、電子計算機稼動前の正常動作
確認をする際に立ち上げに時間を要し、特に、原因を調
査する時間に多大な時間を要していたことである。
した時点でケーブル接続のやり直しをすることに多大な
時間を要していたことである。その理由は、ケーブルの
敷設本数が多い場合に床下にケーブルが積み重なった状
態になり、下層に敷設されたケーブルを引っ張ろうとし
ても動かすことができず、敷設し直すのに多大な時間を
要するためである。
本から数万本に及ぶ場合の敷設工事方法として接続ロケ
ーションを間違えないようにして信頼性向上を図ること
である。
により敷設の作業効率を上げることが目的である。
rom−to接続表を作成する。第二にケーブルの敷設
順番を決定し、予め敷設順番の番号をケーブルのコネク
タ付近にバーコード表示して貼り付けておく。
ュ分割しておき、どのロケーションをケーブルのルート
にするか決定して表示する。
パソコン等の計算機に敷設用のソフトプログラムをイン
ストールしておき、ケーブル敷設順番および、ケーブル
ルートを認識させておく。
ートがパソコン等に表示されるようにしておく。
敷設の順番通りかを確認するためケーブルのバーコード
を読み取り、順位が格納順と一致してYESであればf
rom側の装置ロケーションに接続する。次に接続され
たロケーションが正しいか確認するために装置側に設け
られたバーコードを読み取り、ケーブル番号と接続ロケ
ーションが一致しているか照合する。次にパソコンに表
示されたケーブルルートに従い相手側の接続先にケーブ
ルを敷設していく。接続先まで敷設されたケーブルは再
度バーコードを読み取りパソコン上に表示された接続ロ
ケーションに接続する。
続先が合っているか否かの確認を被接続先に予め設けた
バーコードを認識させておき対応させることにより、誤
接続か否かの確認が可能となる。
について図面を参照して詳細に説明する。図1を参照す
ると、本発明の実施の形態は装置と装置間のインターフ
ェース用ケーブルを敷設する時のイメージ図であり、予
め定められた敷設の順番、敷設ルートに従い敷設工事を
するものである。運搬機(カゴテナ)1で運ばれてきた
ケーブル2はパソコン3のスキャナでバーコードを読み
出して敷設の順番通りかを確認する。順番が正しいこと
が確認できたら次にfrom側装置4まで搬送され、f
rom側装置4の装置ロケーションに成端する。ここで
も準備したパソコンにより接続したロケーションが正し
いか装置側に設けられたバーコードとケーブルのバーコ
ードを読み取り、ケーブル番号と接続ロケーションが一
致しているか照合する。
によるケーブルルートに従い接続相手側の装置に向けて
ケーブルを敷設していく。
度準備したパソコンのスキャナでケーブルと接続相手装
置端を示すバーコードを読み取りパソコン上に表示され
たto側装置5の接続ロケーションに成端する。
が合っているか否かの確認もto側装置5に予め設けた
バーコード読み取り、照合することにより、誤接続か否
かの確認が可能となる。
示し、タブ21に行き先ロケーション22と敷設の順番
を示す番号のバーコードラベル23が貼付されている。
あるいは装置をイメージした接続ジグであり、ケーブル
を接続するケーブル受け口6が設けられている。更に、
接続ロケーションの位置が正しいか否かを確認するため
のバーコードラベル7が設けられている。
ーブル敷設指示書である。この指示書に従い作業者がf
rom−toの接続をする。
る。 敷設順番に搬送されてきたケーブルはケーブルの
タグに貼られたバーコードをパソコンに接続されたスキ
ャナーで読み取り、敷設の順番が正しいかどうかがチェ
ックされる。YESであればfrom側の装置またはジ
グのケーブル受け口に挿入する。この際、挿入したケー
ブル受け口が正しいか否かを確認するには装置またはジ
グに設けられたバーコードをスキャナで読み取りケーブ
ルのバーコードとパソコンで照合し、YESであれば正
規のロケーションに挿入できたことになる。
敷設指示書に従ってケーブルを引き回す。目的の装置、
またははジグまで到達したらto側の接続ロケーション
のケーブル受け口に挿入する。この挿入したケーブル受
け口が正しいか否かを確認するには装置又はジグに設け
られたバーコードをスキャナで読み取りケーブルのバー
コードとパソコンで照合し、YESであればケーブル敷
設が完了する。
ブル敷設ルートが複雑に曲がる場合は曲がり角でもフリ
ーになっているケーブルのto側のバーコードをスキャ
ナーで読み出しパソコンを使用して行き先をパソコン上
に表示することにより、ルートを詳細に確認することが
可能になる。
コンの台数を複数台要所にセットして使用することで作
業効率を上げることが可能になる。
事の接続ミスを防止できることである。
合、床下に敷設されたケーブルは次々に敷設積層された
ケーブルの重さで取り出せないので引き直しが出来ない
ため新たなケーブルで敷設することになるがこのような
誤接続による無駄なケーブルを使用しなくて済むことに
なる。
大幅に短縮できることである。その理由は、ケーブル敷
設本数が数千本から数万本に及ぶ場合に人為的な記憶と
図面からの読み出し作業のみに頼るとケーブル敷設作業
者への指示に多大な時間を要する。パソコンに敷設の順
番やケーブル敷設のルートを認識させてパソコンで指示
や表示できることで作業の効率化でき、時間短縮が可能
になる。
設工事のイメージを表すイメージ図である。
ーフェース間のケーブルを示すイメージ図である。
接続ジグの斜視図である。
示書である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ケーブル敷設工法において、 工事対象ケーブルの敷設順番と、該ケーブルの敷設開始
端であるfrom側の接続相手装置端の表示と、ケーブ
ル敷設終了端であるto側の接続相手装置端の表示と、
敷設ルートの表示を識別可能に記憶装置に格納するステ
ップと、 工事対象ケーブルの敷設順番を示す記号を当該ケーブル
の両側端部に認識可能に貼付するステップと、 工事対象ケーブルの敷設順番を前記記憶装置格納内容と
比較して確認するステップと、 前記ケーブルのfrom側の接続相手装置に該装置端を
表示する表示記号を貼付するステップと、 前記from側接続相手装置の表示記号を読み出し当該
ケーブル番号と前記格納内容と比較して確認するステッ
プと、 前記格納内容を出力して参照することにより敷設ルート
に従って前記ケーブルを敷設するステップと、 前記ケーブルのto側の接続相手装置に該装置端を表示
する記号を貼付するステップと、 前記to側接続相手装置表示記号を読み出し、当該ケー
ブル番号と格納内容と比較して確認するステップと、 前記ケーブルのfrom側とto側をそれぞれ確認され
た装置端に接続するステップとを有することを特徴とす
るケーブル敷設工法。 - 【請求項2】 前記ケーブルの順番表示記号、ケーブル
のfrom側の接続相手装置端表示記号、ケーブルのt
o側の接続相手装置端の表示記号がバーコードで、スキ
ャナーで読まれた内容と、それぞれの格納内容との比較
およびその出力がパーソナルコンピュータで行われる請
求項1記載のケーブル敷設工法。 - 【請求項3】 ケーブルのfrom側およびto側がケ
ーブル端の接続のためのケーブル受け口が設けられたジ
グに固定された後、接続相手装置端に接続される請求項
1または2に記載のケーブル敷設工法。 - 【請求項4】 前記ケーブルルートがビルディング内
で、その敷設ルートの表示が、床面をメッシュ分割され
メッシュ毎に付与された表示記号による請求項1乃至3
のいずれか一項に記載のケーブル敷設工法。 - 【請求項5】 敷設ルートの表示に基づくケーブル敷設
の曲点について、当該ケーブルのバーコードによる検索
可能に記載されており、当該ケーブルのバーコードを読
み出すことにより随時当該ケーブルの各曲点における敷
設方向がディスプレーに表示される請求項1乃至4のい
ずれか一項に記載のケーブル敷設工法。 - 【請求項6】 ケーブルの敷設工事の補助装置であっ
て、 敷設工事対象ケーブルの敷設順番と、該ケーブルの敷設
開始点であるfrom側の接続相手装置端と、該ケーブ
ルの終端点であるto側の接続相手装置端とのそれぞれ
の表示と、敷設ルート表示とを識別可能に格納された記
憶装置と、当該工事対象ケーブルの両側端部に貼付され
た当該敷設工事対象ケーブルの敷設順番を示す記号と、 前記ケーブルのfrom側の接続相手装置に貼付された
該装置端を表示する表示記号と、 前記ケーブルのto側に接続相手装置に貼付された該装
置端を表示する記号と、 前記ケーブルのfrom端とto端の表示記号を読み取
って格納されている両装置端と比較して一致の諾否を表
示する比較手段とを有することを特徴とするケーブル敷
設工事の補助装置。 - 【請求項7】 前記ケーブルの順番表示記号、該ケーブ
ルのfrom側の接続相手装置端末表示記号、該ケーブ
ルのto側の接続相手装置端表示記号がバーコードで、
該バーコードがスキャナーで読まれた内容と、それぞれ
の格納内容との比較を行う比較手段がパーソナルコンピ
ュータである請求項6記載のケーブル敷設工事の補助装
置。 - 【請求項8】 前記ケーブルルートの表示が、ビルディ
ングの床面をメッシュ分割して、それらメッシュ毎に付
与された表示記号による請求項6または7記載のケーブ
ル敷設工事の補助装置。 - 【請求項9】 敷設ルートの表示に基づくケーブル敷設
の曲点について、当該ケーブルのバーコードによる検索
可能に記載されており、当該ケーブルのバーコードを読
み出すことにより随時当該ケーブルの各曲点における敷
設方向がディスプレーに表示される請求項8項記載のケ
ーブル敷設工事の補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119855A JP3479888B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ケーブル敷設工法とその補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119855A JP3479888B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ケーブル敷設工法とその補助装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002320307A JP2002320307A (ja) | 2002-10-31 |
JP3479888B2 true JP3479888B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=18970001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001119855A Expired - Lifetime JP3479888B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ケーブル敷設工法とその補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3479888B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001119855A patent/JP3479888B2/ja not_active Expired - Lifetime
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