JP3479843B2 - 距離測定方法、システムおよび装置 - Google Patents

距離測定方法、システムおよび装置

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JP3479843B2 JP2001200487A JP2001200487A JP3479843B2 JP 3479843 B2 JP3479843 B2 JP 3479843B2 JP 2001200487 A JP2001200487 A JP 2001200487A JP 2001200487 A JP2001200487 A JP 2001200487A JP 3479843 B2 JP3479843 B2 JP 3479843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離測定方法、シ
ステムおよび装置に関し、特に局内装置と1つの加入者
装置との間の論理的伝送距離を測定する距離測定方法、
システムおよび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】局内装置(以下、OLTという)と複数
の加入者装置(以下、ONTという)とから構成される
伝送システムでは、ONT側からOLT側へ送信される
上り信号を時分割多重して高い伝送効率を得る方式が用
いられる場合がある。図5に一般的な光伝送システムの
構成例を示す。この光伝送システムでは、OLT50と
各ONT51〜5Nとの間にスターカプラSCが設けら
れている。OLT50からの下り信号(セル)は、スタ
ーカプラSCで分岐されて各ONT51〜5Nへ放送形
式で分配される。
【0003】一方、各ONT51〜5Nからの上り信号
(セル)は、スターカプラSCで時分割多重されてOL
T50へ送信される。したがって、各ONT51〜5N
では、それぞれ予め割り当てられた送信タイミング(タ
イムスロット)に基づき上り信号(セル)を送信する必
要があり、一般的には、OLT50でこれら送信タイミ
ングを決定し各ONT51〜5Nへ通知する方式が採ら
れている。この際、OLT50とONT51〜5Nとの
論理的伝送距離によって送信タイミングのずれが生じる
ため、各ONT51〜5Nとの論理的伝送距離を測定す
る必要がある。
【0004】従来、このような伝送システムにおいて、
個々のONT51〜5Nを起動する際に、OLT50と
ONT51〜5Nとの論理的伝送距離を測定する方法と
して、図6に示すように、OLT50からいずれかのO
NTに対して距離測定用信号発行要求(PLOAMセル
発行要求)を送信し、当該ONTから返送された距離測
定用信号(PLOAMセル)の受信タイミングに基づ
き、ONTとの論理的伝送距離(伝送所要時間)L1〜
LNを測定するものとなっていた(例えば、ITU−T
g.983.1/ATM−PON方式など参照)。そ
して、OLT50では、こうして得られた論理的伝送距
離から各ONT51〜5Nの送信タイミングを決定して
各ONT51〜5Nへ通知し、各ONT51〜5Nでは
通知された送信タイミングに基づき上り信号(セル)を
送信するものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の距離測定方法では、ONTからの距離測定用
信号(PLOAMセル)を受信検出するために、距離測
定用信号発行要求の送出から所定時間長を有する距離測
定窓Wを周期的に設けて、他の信号(セル)の送出を制
限している(例えば、特開平7−135506号公報な
ど参照)。このため、本来のデータ伝送が抑制されて伝
送効率が低下するという問題点があった。また、このよ
うな問題点を解決する方法として、距離測定を行う範囲
を複数に区分して距離測定窓Wの幅を小さくしたもの
(例えば、特願平8−251129号公報など参照)
や、距離測定が必要なときのみ距離測定窓Wを設けるも
の(例えば、特願平10−303901号公報など参
照)が提案されている。
【0006】しかしながら、これら提案はいずれも距離
測定窓を用いるものであり、伝送効率を大きく改善する
ものではなかった。本発明はこのような課題を解決する
ためのものであり、距離測定窓を用いることなくOLT
とONTとの伝送距離を測定することができる距離測定
方法、システムおよび装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる距離測定方法は、局内装置と
複数の加入者装置とが接続されてなる伝送システムで、
局内装置に設けられた距離測定装置と、各加入者装置に
設けられた距離測定用信号送出制御部とを用いて、局内
装置と当該加入者装置との間の論理的伝送距離を測定す
る距離測定方法であって、距離測定用信号送出制御部で
は、局内装置からの距離測定用信号発行要求の受信に応
じて距離測定用信号を局内装置へ返送し、距離測定装置
では、いずれか1つの加入者装置に対して距離測定用信
号発行要求を送信した後、加入者装置から局内装置へ返
送された距離測定用信号を認識、および加入者装置から
局内装置へ送信された信号の衝突検出を行い、当該加入
者装置へ送信した距離測定用信号発行要求の送信時点か
ら所定時間長を有する信号衝突監視区間内に、当該加入
者装置から返送された距離測定用信号が認識された場
合、または信号衝突監視区間内に信号衝突が検出された
場合には、その認識タイミングまたは信号衝突検出タイ
ミングに応じて局内装置と当該加入者装置との間の論理
的伝送距離を算出するようにしたものである。
【0008】さらに、距離測定用信号送出制御部で、当
該加入者装置から局内装置へ送信するデータ信号を複製
して得られた複数の同一データ信号を局内装置へ送信
し、距離測定装置で、信号衝突監視区間内に加入者装置
から同一データ信号が到達した場合には、これら同一デ
ータ信号のうちいずれか1つのデータ信号以外を廃棄す
るようにしたものである。
【0009】また、本発明にかかる距離測定システム
は、局内装置と複数の加入者装置とが接続されてなる伝
送システムで、局内装置と当該加入者装置との間の論理
的伝送距離を測定する距離測定システムにおいて、局内
装置に設けられた距離測定装置と、各加入者装置に設け
られた距離測定用信号送出制御部とからなり、距離測定
用信号送出制御部で、局内装置からの距離測定用信号発
行要求の受信に応じて距離測定用信号を局内装置へ返送
し、距離測定装置に、加入者装置から局内装置へ返送さ
れた距離測定用信号を認識する距離測定用信号認識部
と、加入者装置から局内装置へ送信された信号の衝突を
検出する信号衝突判定部と、いずれか1つの加入者装置
に対して距離測定用信号発行要求を送信し、その距離測
定用信号発行要求の送信時点から所定時間長を有する信
号衝突監視区間内に、距離測定用信号認識部で当該加入
者装置から返送された距離測定用信号が認識された場
合、または信号衝突監視区間内に信号衝突判定部により
信号衝突が検出された場合には、その認識タイミングま
たは信号衝突検出タイミングに応じて局内装置と当該加
入者装置との間の論理的伝送距離を算出する距離測定用
信号発行制御部とを設けたものである。
【0010】さらに、各加入者装置に、当該加入者装置
から局内装置へ送信するデータ信号を複製する信号複製
部を設けて、距離測定用信号送出制御部で、信号複製部
で複製された複数の同一データ信号を局内装置へ送信
し、距離測定装置に、信号衝突監視区間内に加入者装置
から同一データ信号が到達した場合には、これら同一デ
ータ信号のうちいずれか1つのデータ信号以外を廃棄す
る信号保証部を設けたものである。
【0011】また、本発明にかかる距離測定装置は、局
内装置と複数の加入者装置とが接続されてなる伝送シス
テムで、局内装置に設けられ、局内装置と当該加入者装
置との間の論理的伝送距離を測定する距離測定装置にお
いて、加入者装置から局内装置へ返送された距離測定用
信号を認識する距離測定用信号認識部と、加入者装置か
ら局内装置へ送信された信号の衝突を検出する信号衝突
判定部と、いずれか1つの加入者装置に対して距離測定
用信号発行要求を送信し、その距離測定用信号発行要求
の送信時点から所定時間長を有する信号衝突監視区間内
に、距離測定用信号認識部で当該加入者装置から返送さ
れた距離測定用信号が認識された場合、または信号衝突
監視区間内に信号衝突判定部により信号衝突が検出され
た場合には、その認識タイミングまたは信号衝突検出タ
イミングに応じて局内装置と当該加入者装置との間の論
理的伝送距離を算出する距離測定用信号発行制御部とを
設けたものである。
【0012】さらに、信号衝突監視区間内に加入者装置
から同一データ信号が到達した場合には、これら同一デ
ータ信号のうちいずれか1つのデータ信号以外を廃棄す
る信号保証部を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態にかかる距離測定装置が適用された伝送システム
の構成を示すブロック図である。この伝送システムは、
局内装置(OLT)1と複数の加入者装置(ONT)1
1〜1Nとから構成されており、各ONT11〜1Nは
スターカプラSCを介してOLT1に接続されている。
【0014】OLT1には、多重分離部WDM、距離測
定値発行部2、距離測定用PLOAM発行制御部(距離
測定用信号発行制御部)3、セル衝突判定部(信号衝突
判定部)4および距離測定用PLOAM認識部(距離測
定用信号認識部)5が設けられている。このうち、距離
測定用PLOAM発行制御部3、セル衝突判定部4およ
び距離測定用PLOAM認識部5が距離測定装置1Aを
構成する。
【0015】距離測定用PLOAM発行制御部3は、1
つのONTとOLT1との間の距離測定を行うための距
離測定用PLOAM発行要求を当該ONTへ送信する機
能、距離測定値を計算するためのタイマとそのタイマの
制御を行うためのトリガ入力としてセル衝突有り信号8
と距離測定用PLOAM認識信号9を使用する機能、お
よび測定した距離測定値を距離測定値情報信号10とし
て距離測定値発行部2へ出力する機能を有している。
【0016】セル衝突判定部4は、ONTからのデータ
セル(データ信号)と距離測定用PLOAMセル(距離
測定用信号)との衝突の有無を判別する機能を持ち、セ
ル衝突の検出に応じてセル衝突有り信号8を距離測定用
PLOAM発行制御部3へ出力し、衝突がなかった場合
にはONTからの信号を上り信号7として距離測定用P
LOAM認識部5へ出力する。距離測定用PLOAM認
識部5は、上り信号7を入力としてONTからの距離測
定用PLOAMセルを認識した時、距離測定用PLOA
M認識信号9を距離測定用PLOAM発行制御部3に出
力する。
【0017】一方、ONT11〜1Nには、距離測定用
PLOAM送出制御部(距離測定用信号送出制御部)2
1が設けられている。距離測定用PLOAM送出制御部
21は、OLT1からの距離測定用PLOAM発行要求
を認識時に、当該ONTの識別情報を格納した距離測定
用PLOAMセルをOLT1へ返送する機能を有してい
る。
【0018】次に、図2を参照して、本実施の形態にか
かる距離測定装置の動作について説明する。図2は距離
測定処理を示すフローチャートである。OLT1では、
距離測定用PLOAM発行制御部3から距離測定を行う
当該ONT、例えばONT11へ距離測定用PLOAM
発行要求を送信するとともに(ステップ100)、距離
測定値を計算するためのタイマを起動する(ステップ1
01)。これに応じて、距離測定用PLOAM発行制御
部3からの距離測定用PLOAM発行要求は、多重分離
部WDMおよびスターカプラSCを介してONT11へ
到達する。
【0019】ONT11では、距離測定用PLOAM送
出制御部21で、自宛の距離測定用PLOAM発行要求
を受信し、OLT1へ距離測定用PLOAMセルを返送
する。これにより、ONT11からの距離測定用PLO
AMセルは、上記と逆順に伝送されてOLT1で受信さ
れる。一方、OLT1では、距離測定用PLOAM発行
制御部3から距離測定用PLOAMセルを送信した後、
ステップ102〜104により構成される待ちループへ
移行する。
【0020】ここで、この距離測定処理では、距離測定
窓を設けていないことから、他のONTからのデータセ
ルと距離測定用PLOAMセルとが衝突する可能性があ
る。このため、待ちループでは、セル衝突判定部4で上
り信号7におけるセル衝突の監視を行っている(ステッ
プ102)。このセル衝突判定部4で、セルの衝突発生
が検出された場合は(ステップ102:YES)、セル
衝突有り信号8を距離測定用PLOAM発行制御部3へ
通知する。
【0021】また、セルの衝突がなく距離測定用PLO
AMセルだけが到達した場合は、距離測定用PLOAM
認識部5で、上り信号7に基づき当該ONTから送信さ
れた距離測定用PLOAMセルが認識され(ステップ1
03:YES)、距離測定用PLOAM認識信号9が距
離測定用PLOAM発行制御部3へ通知される。ここ
で、セル衝突は、通常時には発生しないことから、予め
設定されているセル衝突監視区間t(距離計測用PLO
AMセルを受信するのに十分な時間長を有する区間)
で、セル衝突判定部4でセル衝突が検出された場合に
は、そのセル衝突がデータセルと距離測定用PLOAM
セルとの衝突であり、距離測定用PLOAMセルが到達
したと判断できる。
【0022】したがって、距離測定用PLOAM発行制
御部3では、セル衝突有り信号8または距離測定用PL
OAM認識信号9に応じて、ステップ101で起動した
タイマを停止する(ステップ105)。そして、そのタ
イマ値に基づきONT11との論理的伝送距離を算出し
(ステップ106)、一連の距離測定処理を終了する。
このようにしてONT11との論理的伝送距離が算出さ
れ、その値が距離測定用PLOAM発行制御部3から距
離測定値を距離測定値発行部2に通知される。距離測定
値発行部2では、当該ONTへ距離測定値を送信し、O
NTの送信タイミングが設定されることになる。
【0023】また、待ちループにおいて、OLT1から
の距離測定用PLOAMセルの送信後、セル衝突監視区
間tが経過した場合は(ステップ104:YES)、タ
イマを停止するとともに(ステップ105)、距離測定
失敗と判断して(ステップ108)、一連の距離測定処
理を終了する。この後、再度、当該ONTとの距離測定
処理が実行される。
【0024】したがって、図3に示すように、時刻T1
にOLT1から距離測定用PLOAMセルを送信し、セ
ル衝突監視区間t内にONT11から距離測定用PLO
AMセルが返送されるとともに、ONT12からデータ
セル(DATA2)が到着して、セル衝突が発生した場
合は、セル衝突判定部4からのセル衝突有り信号8に基
づき、ONT11との論理伝送距離L1が算出される。
また、時刻T2にOLT1から距離測定用PLOAMセ
ル発行要求を送信し、セル衝突監視区間t内にONT1
1から距離測定用PLOAMセルのみが返送された場合
は、距離測定用PLOAM認識部5からの距離測定用P
LOAM認識信号9に基づき、ONT11との論理伝送
距離L1が算出される。
【0025】このように、セル衝突判定部4を設けて、
セル衝突監視区間t内にセル衝突が検出された場合に
は、所望のONTから返送された距離測定用PLOAM
セルが到達したと判断し、その受信タイミングに基づき
当該ONTとの論理伝送距離を算出するようにしたの
で、距離測定の際、従来のように距離測定窓を距離測定
窓を用いる必要がなくなる。したがって、距離測定窓に
より本来のデータ伝送が抑制されることがなくなり、伝
送効率を低下させることなくONTとの論理伝送距離を
測定できる。
【0026】次に、図4を参照して、本発明にかかる第
2の実施の形態について説明する。図4は第2の実施の
形態にかかる距離測定装置が適用された伝送システムの
構成を示すブロック図である。上記の第1の実施の形態
では、セル衝突が発生した場合、そのデータセルについ
ては一般的な再送制御などにより保証できる。本実施の
形態では、各ONT11〜1Nにセルコピー部(信号複
製部)22を設けるとともに、OLT1の距離措定装置
1Aにセル保証部(信号保証部)6を設け、セル衝突監
視区間t内では、セルコピー部22で複製した同一デー
タセルを送信しておき、セル衝突が生じた場合は、もう
一方のデータセルを用いることによりセルを保証するよ
うにしたものである。
【0027】ここで、セル衝突が発生しなかった場合
は、複数のデータセルがOLT1の距離測定用PLOA
M認識部5で受信されることになる。このような場合
は、セル保証部6において、当該セル衝突監視区間t内
に受信された同一セルについては、そのいずれか1つの
データセル以外のセルが廃棄される。このようにしてセ
ルを保証するようにしたので、セル衝突が発生した場合
でもセル衝突がなかった場合と同様にしてデータセルを
正常に伝送することができる。なお、ONTでは、他の
ONT宛の距離測定用PLOAMセル発行要求を監視す
ることにより、セル衝突監視区間tを判断するようにし
てもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、いずれ
か1つの加入者装置に対して距離測定用信号発行要求を
送信した後、加入者装置から局内装置へ返送された距離
測定用信号の認識、および加入者装置から局内装置へ送
信された信号の衝突検出を行い、当該加入者装置へ送信
した距離測定用信号発行要求の送信時点から所定時間長
を有する信号衝突監視区間内に、当該加入者装置から返
送された距離測定用信号が認識された場合、または信号
衝突監視区間内に信号衝突が検出された場合には、その
認識タイミングまたは信号衝突検出タイミングに応じて
局内装置と当該加入者装置との間の論理的伝送距離を算
出するようにしたので、距離測定の際、従来のように距
離測定窓を距離測定窓を用いる必要がなくなる。したが
って、距離測定窓により本来のデータ伝送が抑制される
ことがなくなり、伝送効率を低下させることなく加入者
装置との論理伝送距離を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる距離測定
システムを示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態にかかる距離測定処理を示
すフローチャートである。
【図3】 第1の実施の形態にかかる距離測定システム
の動作例を示す説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態にかかる距離測定
システムを示すブロック図である。
【図5】 一般的な伝送システムを示すブロック図であ
る。
【図6】 従来の距離測定処理の動作例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…局内装置(OLT)、2…距離測定値発行部、3…
距離測定用PLOAM発行制御部、4…セル衝突判定部
(信号衝突判定部)、5…距離測定用PLOAM認識部
(距離測定用信号認識部)、6…セル保証部(信号保証
部)、7…上り信号、8…セル衝突有り信号、9…距離
測定用PLOAM認識信号、10…距離測定値情報信
号、WDM…多重分離部、11〜1N…加入者装置(O
NT)、21…距離測定用PLOAM送出制御部(距離
測定用信号送出制御部)、22…セルコピー部(信号複
製部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/44 H04L 12/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局内装置と複数の加入者装置とが接続さ
    れてなる伝送システムで、前記局内装置に設けられた距
    離測定装置と、前記各加入者装置に設けられた距離測定
    用信号送出制御部とを用いて、前記局内装置と当該加入
    者装置との間の論理的伝送距離を測定する距離測定方法
    であって、 前記距離測定用信号送出制御部では、前記局内装置から
    の距離測定用信号発行要求の受信に応じて距離測定用信
    号を前記局内装置へ返送し、 前記距離測定装置では、いずれか1つの加入者装置に対
    して距離測定用信号発行要求を送信した後、前記加入者
    装置から前記局内装置へ返送された距離測定用信号を認
    識、および前記加入者装置から前記局内装置へ送信され
    た信号の衝突検出を行い、当該加入者装置へ送信した前
    記距離測定用信号発行要求の送信時点から所定時間長を
    有する信号衝突監視区間内に、当該加入者装置から返送
    された距離測定用信号が認識された場合、または前記信
    号衝突監視区間内に前記信号衝突が検出された場合に
    は、その認識タイミングまたは信号衝突検出タイミング
    に応じて前記局内装置と当該加入者装置との間の論理的
    伝送距離を算出することを特徴とする距離測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の距離測定方法において、 前記距離測定用信号送出制御部で、当該加入者装置から
    前記局内装置へ送信するデータ信号を複製して得られた
    複数の同一データ信号を前記局内装置へ送信し、 前記距離測定装置で、前記信号衝突監視区間内に前記加
    入者装置から同一データ信号が到達した場合には、これ
    ら同一データ信号のうちいずれか1つのデータ信号以外
    を廃棄することを特徴とする距離測定方法。
  3. 【請求項3】 局内装置と複数の加入者装置とが接続さ
    れてなる伝送システムで、前記局内装置と当該加入者装
    置との間の論理的伝送距離を測定する距離測定システム
    において、 前記局内装置に設けられた距離測定装置と、前記各加入
    者装置に設けられた距離測定用信号送出制御部とからな
    り、 前記距離測定用信号送出制御部は、前記局内装置からの
    距離測定用信号発行要求の受信に応じて距離測定用信号
    を前記局内装置へ返送し、 前記距離測定装置は、前記加入者装置から前記局内装置
    へ返送された距離測定用信号を認識する距離測定用信号
    認識部と、前記加入者装置から前記局内装置へ送信され
    た信号の衝突を検出する信号衝突判定部と、いずれか1
    つの加入者装置に対して距離測定用信号発行要求を送信
    し、その距離測定用信号発行要求の送信時点から所定時
    間長を有する信号衝突監視区間内に、前記距離測定用信
    号認識部で当該加入者装置から返送された距離測定用信
    号が認識された場合、または前記信号衝突監視区間内に
    前記信号衝突判定部により信号衝突が検出された場合に
    は、その認識タイミングまたは信号衝突検出タイミング
    に応じて前記局内装置と当該加入者装置との間の論理的
    伝送距離を算出する距離測定用信号発行制御部とを有す
    ることを特徴とする距離測定システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の距離測定システムにおい
    て、 前記各加入者装置に設けられ、当該加入者装置から前記
    局内装置へ送信するデータ信号を複製する信号複製部を
    さらに備え、 前記距離測定用信号送出制御部は、前記信号複製部で複
    製された複数の同一データ信号を前記局内装置へ送信
    し、 前記距離測定装置は、前記信号衝突監視区間内に前記加
    入者装置から同一データ信号が到達した場合には、これ
    ら同一データ信号のうちいずれか1つのデータ信号以外
    を廃棄する信号保証部をさらに有することを特徴とする
    距離測定システム。
  5. 【請求項5】 局内装置と複数の加入者装置とが接続さ
    れてなる伝送システムで、前記局内装置に設けられ、前
    記局内装置と当該加入者装置との間の論理的伝送距離を
    測定する距離測定装置において、 前記加入者装置から前記局内装置へ返送された距離測定
    用信号を認識する距離測定用信号認識部と、 前記加入者装置から前記局内装置へ送信された信号の衝
    突を検出する信号衝突判定部と、 いずれか1つの加入者装置に対して距離測定用信号発行
    要求を送信し、その距離測定用信号発行要求の送信時点
    から所定時間長を有する信号衝突監視区間内に、前記距
    離測定用信号認識部で当該加入者装置から返送された距
    離測定用信号が認識された場合、または前記信号衝突監
    視区間内に前記信号衝突判定部により信号衝突が検出さ
    れた場合には、その認識タイミングまたは信号衝突検出
    タイミングに応じて前記局内装置と当該加入者装置との
    間の論理的伝送距離を算出する距離測定用信号発行制御
    部とを備えることを特徴とする距離測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の距離測定装置において、 前記信号衝突監視区間内に前記加入者装置から同一デー
    タ信号が到達した場合には、これら同一データ信号のう
    ちいずれか1つのデータ信号以外を廃棄する信号保証部
    をさらに備えることを特徴とする距離測定装置。
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