JP3149140B2 - バースト信号多重化位相制御方式 - Google Patents

バースト信号多重化位相制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッシブダブルスター
形伝送路を用いたTDM多重伝送方式において従局とな
る端末からの送出信号の位相を制御するバースト信号多
重化位相制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パッシブダブルスター形伝送路を用いて
TDMバースト多重伝送を行う場合、光スプリッタ(ス
ターカップラ)から各加入者側の網終端装置(NT)ま
での距離が異なるため、NTからの上りバースト信号を
局側の網終端装置(SLT)で受信する場合にその位相
が異なってくる。この様子を図4に示す。図4の横軸は
経過時間を、縦軸はSLT−NT間の距離を表してい
る。ここで、Lminはスターカップラの位置で決るS
LT−NT間の最小距離、Lmaxはシステム設計上の
SLT−NT間の最大距離である。SLTから送信され
た信号は各NTに伝達されるが、各NTへの到着時間が
それぞれ異なるので、受信し終ったタイミングで上り信
号を送信すると、SLTに到着するタイミングが異な
り、SLTで正しい受信ができなくなる。
【0003】そこで、図5に示すように、各NTにSL
T−NT間距離Lに応じた位相遅延時間βを設定して各
NTからSLTへのラウンドトリップ時間TrtがNT
maxのTrtに等しくなるようにして伝送する。その
ため、各NTは新たにシステム内に設置される場合、上
りバースト信号を送出する際に、βなる遅延時間を設定
するメカニズムを必要とする。
【0004】このメカニズムの説明を図6に示す。NT
iを新たに設置されたNTとすると、NTiは時刻Aに
おいてSLTから時刻0に送信された通信に使用されて
いないタイムスロットの信号を受信し終る。このタイミ
ングで信号を送信すると、SLTで他のタイムスロット
の信号と衝突するので、時刻Aからαの後に長さがPの
位相調整用信号を送信する。αの計算例として、 α=Trtmax−Trtmin (1) とするとSLTに到着した時に他のタイムスロットと衝
突しない。ここで、Trtmax,Trtminは、N
Tmax,NTminのラウンドトリップ時間である。
この信号は時刻BにSLTに到着する。時刻Bは、NT
minが信号を送信した場合に、NTmaxのラウンド
トリップ時間Trtmaxと一致するが、一般には一致
しない。そこで、NTiに設定するべき位相補正時間β
として、 β=α−(B−Trtmax) (2) とすれば、SLTの受信タイムスロットの先頭に位相を
合わせることができる。
【0005】従来このメカニズムを用いるために、図7
に示すようにタイムスロット中に、通信に使用しない位
相遅延測定専用のタイムスロットを用いる方法が用いら
れてきた。この例では、通信フレーム中にTS#1〜T
S#4までのタイムスロットがあり、このうちTS#1
を位相調整用の信号用に割り当てる。新設NTは、この
タイムスロット中に位相調整用バースト信号を伝送す
る。SLTではそのバースト信号を受信してNTの識別
をするとともに、そのタイムスロット中におけるバース
ト信号の到着した時刻によりNTの設置位置を識別し、
そのNTが設置するべき位相補正遅延量βを計算して、
下り信号の同じタイムスロットを用いて、新設NTに通
知し、新設NTはその遅延量を設定してSLTに到着す
るバースト信号の位相を合わせる。この方法を使えば、
位相調整用の信号に送る際には必ずTS#1を用いて送
るので、他の通信用のタイムスロットに全く影響を与え
ないという長所を有するが、伝送フレーム中に通信に使
用できないタイムスロットが生じる(この場合ST#
1)という欠点を有していた。
【0006】上記で示した欠点を解決する方法として、
通信に使用していないタイムスロットを用いて、位相調
整をする方法が提案されている(特願平3−1485
9)。この方法は、新たに設置するNTが下り信号を受
信して、通信に使用していないタイムスロットを識別す
ると、上りの同一タイムスロット中に位相調整用のバー
スト信号を送信するというものである。SLT側での処
理は上の方法と同じである。
【0007】この方法の装置構成例を図8に示す。新た
に設置されたNT#iは、下り信号受信回路201で信
号を受信した後、TS識別子検出回路204でタイムス
ロットの空きを検出する。空きタイムスロットを検出す
ると、スイッチ203の方路を切替えて、位相調整信号
発生回路210からの信号を上り信号送信回路202よ
り送信する。このとき上で述べたようにαなる遅延時間
を与える。SLTでは、この信号を上り信号受信回路1
01で受信する。通常SLTのスイッチ103の方路は
上り通信信号処理回路106の方に設定されている。上
り通信信号処理回路106では、この信号が位相調整用
の信号であることを識別し、スイッチ103の方路を切
替てこのタイムスロットの信号が位相遅延測定回路10
8に行くようにする。位相遅延測定回路108で位相遅
延を測定し、位相遅延量挿入回路109にその結果を書
き込み、下り信号送信回路102で送信する。NT#i
は、この信号を受信して設定するべき位相遅延量βを位
相遅延量設定回路209で設定し、スイッチ202を切
替て、上り通信信号処理回路207からの信号の送信を
開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法
は、通信に使用可能なタイムスロットを用いて位相調整
を行うので、前の方法の欠点は除去される。しかしなが
ら、この方法では、複数のNTを同時に設置し、その複
数のNTが同時に同一の空きタイムスロット用いて位相
調整信号を送出した場合には、SLT側で正しい受信が
できなくなり、メカニズムが正常に働かないという欠点
があった。また図8に示すように、上り通信信号処理回
路106で位相調整信号Spも識別処理し、スイッチ1
03を切替えるという複雑な処理をしなければならない
欠点があった。更に位相調整用信号Spの長さが規定さ
れていないために、図9に示すように、Sp長によって
は、後続のタイムスロット信号と衝突する可能性がある
という欠点を有していた。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、パッシブダブルスター形伝送
路を用いたTDM多重伝送において通信容量の効果を落
とすことなく簡単かつ適確に端末からの送信信号の位相
を調整するバースト信号多重化位相制御方式を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のバースト信号多重化位相制御方式は、主局
と複数の従局によるパッシブダブルスター形伝送路網を
用いた時分割によるバースト多重化伝送において従局か
らの上り信号のバースト信号の多重のために各従局から
の信号位相がシステムの最長の伝搬時間に等しくなるよ
うな制御を行うバースト信号多重化位相制御方式であっ
て、主局は下り信号における空きタイムスロット中に第
1の位相補正時間、従局に与えられた従局識別コード情
報、および従局に位相調整信号を発出する要求信号を搭
載した信号を送出し、従局は前記タイムスロットの信号
を受信し終わった後、前記第1の位相補正時間に相当す
る遅延時間の後に前記従局識別コード情報を付与した位
相測定用信号を送出し、主局は従局からの前記位相測定
用信号を受信し、この受信した時刻および前記遅延時間
により主局から従局までのラウンドトリップ時間を算出
し、該ラウンドトリップ時間が予め定められた最大ラウ
ンドトリップ時間に等しくなる第2の位相補正時間を算
出し、該第2の位相補正時間と前記従局識別コード情報
を搭載した信号をタイムスロット中に送出し、従局は前
記タイムスロット中の信号を受信し、前記従局識別コー
ド情報を照合した後、前記第2の位相補正時間だけ送出
タイミングを遅らせることを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明のバースト信号多重化位相制御方式で
は、主局が位相調整信号の発出要求信号とともに第1の
位相補正時間を従局に送信すると、従局はこの第1の位
相補正時間に相当する遅延時間の後に位相測定用信号を
送出し、主局はこの位相測定用信号の受信時刻および前
記遅延時間により主局から従局までのラウンドトリップ
時間を算出し、該ラウンドトリップ時間が所定の最大ラ
ウンドトリップ時間に等しくなる第2の位相補正時間を
算出して送出し、従局はこの第2の位相補正時間だけ送
出タイミングを遅らせるようにしている。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係わるバース
ト信号多重化位相制御方式を実施する位相遅延測定装置
の構成を示すブロック図である。同図に示すバースト信
号多重化位相制御方式は、上述した図8に示すバースト
信号多重化位相制御方式の構成において主局である局側
の網終端装置(SLT)に新たに位相遅延量測定制御回
路112および位相調整信号要求信号挿入回路117を
設けるとともに、また従局である各加入者側の網終端装
置(NT)に新たに位相調整信号要求信号検出回路21
7を設けるように構成されたものであり、その他の構成
および作用は図8に示すバースト信号多重化位相制御方
式と同じである。
【0014】そして、SLTの位相遅延量測定制御回路
112が加入者識別子挿入回路110、TS識別子挿入
回路111および位相調整信号要求信号挿入回路117
に対して、新たに設置されたNT#iの識別子コード、
位相補正時間α、位相調整信号の送信要求信号を下りT
S#1のタイムスロットの信号に書き込むように指示し
て送信する。また同時に、SLTは受信タイムスロット
のうちTS#1については位相遅延測定回路108に受
信信号を送るようにスイッチ103を切り換える動作を
行う。
【0015】NT#iは、この信号を受信して、タイム
スロット識別、加入者識別、位相調整信号要求信号の識
別をそれぞれ回路204,205,217で行い、この
結果スイッチ203を切替え、位相調整信号発生回路2
10からの信号SpをTS#1で固定遅延時間αの後に
送信する。SLTでこの信号を受信してNT#iが設定
するべき位相補正時間βの計算の仕方は先に述べたとお
りである。
【0016】SLTでβを計算すると、今度は下りTS
#1の信号中に位相補正時間βとのデータを書き換えて
送信する。
【0017】NT#iは、この信号を受信すると、今度
は位相遅延量設定回路209により、位相遅延量βの後
に、Spを送信する。
【0018】SLTは、この信号を受信して、所定の遅
延量が設定されていることを確認すると、位相調整信号
の送信要求信号の送信を止め、通信信号送信要求信号を
送信する。
【0019】NT#iは、この信号を受け取ると、スイ
ッチ203を切替て上り通信信号処理回路からの信号を
SLTへ送信し始める。
【0020】この一連の作業によって、新たに設置され
たNT#iが、他のTSに影響を与えないで通信するこ
とが可能になる。
【0021】このとき、Spの長さPとして、 P≦T−α (3) を満足するようにすれば、図9に示すようにSpが後続
のタイムスロットの信号と衝突することはない。
【0022】本実施例では、SLTが位相調整信号Sp
を送出するNTを指定するので、SLTでの位相遅延測
定処理が従来法より簡単にできることが特徴である。
【0023】図2は、他の実施例に係わるバースト信号
多重化位相制御方式を実施する位相遅延測定装置の構成
を示すブロック図である。同図に示すバースト信号多重
化位相制御方式は、位相調整信号として、セルベースA
TM伝送方式におけるPLOAMセルを用いたものであ
り、図1に示すバースト信号多重化位相制御方式の構成
においてSLTでは上り通信信号処理回路106および
下り通信信号処理回路107の代わりに上りATMセル
処理回路114、上りPLOAMセル処理回路113、
下りATMセル処理回路107、下りPLOAMセル発
生回路115を新たに設けた点が異なり、またNTでは
位相調整信号発生回路210、上り通信信号処理回路2
07、スイッチ203、下り通信信号処理回路206の
代わりに新たに上りATMセル処理回路213、上りP
LOAMセル発生回路214、下りPLOAMセル処理
回路216、下りATMセル処理回路215を新たに設
けた点が異なり、その他の構成は同じである。
【0024】セルベースATM伝送方式のフレームフォ
ーマット例を図3に示す。セルベースATMでは、図3
に示すように1タイムスロット中に、物理レイヤのOA
Mを司る信号として、PLOAMセル(Phisical Layer
Operation And Maintenance)とn−1個のATMセル
の連結した信号が存在する。OPLOAMセルには、第
1の例で述べたNT#iの識別子コードと位相補正時間
βと及び位相調整信号の送信要求信号とを書き込む情報
フィールドを定義する。ここで、NT#iが、位相調整
信号の送信要求を受けた場合は、PLOAMセルのみを
送信するようにする。PLOAMセルを位相調整信号と
して用いることにより、信号長Pはタイムスロット長T
のi/n(nの値は通常20〜30程度)の長さとな
り、式(3)の条件をより容易に満足させることができ
るとともに、かつ図1における位相調整信号発生回路2
10をPLOAMセル発生回路214に縮退させること
ができ、本発明を装置規模を大きくすることなく実現す
ることが可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主局が位相調整信号の発出要求信号とともに第1の位相
補正時間を従局に送信すると、従局はこの第1の位相補
正時間に相当する遅延時間の後に位相測定用信号を送出
し、主局はこの位相測定用信号の受信時刻および前記遅
延時間により主局から従局までのラウンドトリップ時間
を算出し、該ラウンドトリップ時間が所定の最大ラウン
ドトリップ時間に等しくなる第2の位相補正時間を算出
して送出し、従局はこの第2の位相補正時間だけ送出タ
イミングを遅らせるようにしているので、新たに従局を
設置する場合の位相調整を簡単かつ自動的に行うことが
できるとともに、従来のように同タイムスロットに複数
の従局が位相調整用信号を送出して主局で衝突する可能
性がなく、主局は従局から位相調整用信号が送出される
ことを予め知ることができるため、通信信号処理回路が
位相調整信号を識別する必要がない。また、位相調整用
信号の長さを規定することにより主局で位相調整用信号
を受信する際に他のタイムスロットに影響を与えること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるバースト信号多重化
位相制御方式を実施する位相遅延測定装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例に係わるバースト信号多重
化位相制御方式を実施する位相遅延測定装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】図2に示す実施例におけるセルベースATM伝
送方式のフレームフォーマットを示す図である。
【図4】各NTのラウンドトリップ時間の違いによるS
LTでの受信信号の位相はずれの様子を示す図である。
【図5】各NTに位相補正遅延βを付与することによる
SLTでの受信信号の位相同期方法を示す図である。
【図6】位相調整信号Spの送信メカニズムを示す図で
ある。
【図7】位相遅延測定専用タイムスロットを用いた場合
のフレーム例を示す図である。
【図8】従来の位相遅延測定装置の構成を示す図であ
る。
【図9】従来の方法を用いた場合の位相調整信号Spが
後続のタイムスロットと衝突する例を示す図である。
【符号の説明】 101 上り信号受信回路 102 下り信号送信回路 103 スイッチ 104 TS識別子検出回路 105 加入者識別子検出回路 106 上り通信信号処理回路 107 下り通信信号処理回路 108 位相遅延測定回路 109 位相遅延量挿入回路 110 加入者識別子挿入回路 111 TS識別子挿入回路 112 位相遅延量測定制御回路 113 上りPLOAMセル処理回路 114 上りATMセル処理回路 115 下りPLOAMセル発生回路 116 下りATMセル処理回路 117 位相調整信号要求信号挿入回路 201 下り信号受信回路 202 上り信号送信回路 203 スイッチ 204 TS識別子検出回路 205 加入者識別子検出回路 206 下り通信信号処理回路 207 上り通信信号処理回路 208 位相遅延量識別回路 209 位相遅延量設定回路 210 位相調整信号発生回路 211 加入者識別子挿入回路 212 TS識別子挿入回路 213 上りATMセル処理回路 214 上りPLOAMセル発生回路 215 下りATMセル処理回路 216 下りPLOAMセル処理回路 217 位相調整信号要求信号検出回路 NT 加入者の網終端装置(従局) SLT 局側の網終端装置(主局)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主局と複数の従局によるパッシブダブル
    スター形伝送路網を用いた時分割によるバースト多重化
    伝送において従局からの上り信号のバースト信号の多重
    のために各従局からの信号位相がシステムの最長の伝搬
    時間に等しくなるような制御を行うバースト信号多重化
    位相制御方式であって、主局は下り信号における空きタ
    イムスロット中に第1の位相補正時間、従局に与えられ
    た従局識別コード情報、および従局に位相調整信号を発
    出する要求信号を搭載した信号を送出し、従局は前記タ
    イムスロットの信号を受信し終わった後、前記第1の位
    相補正時間に相当する遅延時間の後に前記従局識別コー
    ド情報を付与した位相測定用信号を送出し、主局は従局
    からの前記位相測定用信号を受信し、この受信した時刻
    および前記遅延時間により主局から従局までのラウンド
    トリップ時間を算出し、該ラウンドトリップ時間が予め
    定められた最大ラウンドトリップ時間に等しくなる第2
    の位相補正時間を算出し、該第2の位相補正時間と前記
    従局識別コード情報を搭載した信号をタイムスロット中
    に送出し、従局は前記タイムスロット中の信号を受信
    し、前記従局識別コード情報を照合した後、前記第2の
    位相補正時間だけ送出タイミングを遅らせることを特徴
    とするバースト信号多重化位相制御方式。
  2. 【請求項2】 前記位相補正時間の最大値は、主局から
    最大の距離に設けられた従局に対する最大ラウンドトリ
    ップ時間から主局から最小の距離に設けられた従局に対
    する最小のラウンドトリップ時間を引いた差に等しく、
    従局から主局へ送信する前記位相測定用信号の長さは前
    記タイムスロット長から前記遅延時間を引いた値以下で
    あることを特徴とする請求項1記載のバースト信号多重
    化位相制御方式。
  3. 【請求項3】 空きタイムスロットは5バイト長ヘッダ
    フィールドと48バイト長情報フィールドからなるセル
    のn個連結分の長さを有し、前記n個連結セルは1個の
    タイムスロット識別信号と、前記位相補正時間信号と、
    従局識別信号と、主局が従局に前記位相測定用信号の送
    信要求信号のための情報領域を含む物理レイヤOAMセ
    ルと、n−1個の情報を運ぶセルとから構成されること
    を特徴とする請求項1記載のバースト信号多重化位相制
    御方式。
  4. 【請求項4】 前記位相測定用信号は物理レイヤOAM
    セルから構成されることを特徴とする請求項1記載のバ
    ースト信号多重化位相制御方式。
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