JP3477577B2 - 有害物質、特にダイオキシンを除去するための方法及び装置 - Google Patents

有害物質、特にダイオキシンを除去するための方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば廃棄物焼却炉で発生する排煙からの
有害物質、特にダイオキシンを吸着剤を使用して除去す
るための方法に関する。
これまで使用されてきている廃棄物処理プラントにお
いては、家庭廃棄物は焼却の方法によって処理されてい
る。家庭廃棄物という用語は、市民個人からの廃棄物だ
けでなく、企業からの廃棄物をも意味するものと理解さ
れる。ここで、企業からの廃棄物は、構成物に関して
は、市民個人より生じる廃棄物と類似しているものであ
り、産業廃棄物とは著しく異なっている。
家庭廃棄物が焼却されるとき、エネルギーが熱の形で
放出される。放出されるエネルギーは発電のため、ある
いは地域暖房のためのどちらかで使用される。家庭廃棄
物の焼却に必要とされる酸素は、周囲の空気により供給
される。焼却処理の主要な残余生成物はスラグ、フライ
アッシュ、排煙洗浄の残渣、そして排煙である。
焼却処理中に放出される有害物質が、排煙を経て環境
中にたどり着くことを防止するために、廃棄物処理プラ
ントは排煙洗浄プラントを備えている。前記有害物質は
以下の物を含む。即ち、炭化水素(CxHy)、カドミウム
(Cd)、一酸化炭素(CO)、塩化水素(HCl)、フッ化
水素(HF)、水銀(Hg)(その他の重金属も含む)、ダ
イオキシン、二酸化硫黄(CO2)、窒化酸化物(NOx)、
そしてフライアッシュである。
一般的に、ダイオキシンという用語はポリクロロジベ
ンゾパラダイオキシン(PCDD)というポリクロロジベン
ゾフラン(PCDF)を意味するものと理解される。これら
の2つの物質は次の構造式を持つ。
廃棄物処理プラントの排煙からダイオキシンを除去する
方法は、住友重工(株)の名におけるヨーロッパ特許N
o.0574705で知られている。この既知の方法では、90−1
20℃の温度で、いわゆる“交差流タイプの移動層吸着装
置”(“moving bed adsorber of the cross−flow typ
e")に排煙を通すことによってダイオキシンの除去が行
われる。その方法によって、活性炭あるいは活性コーク
スは、上述の吸着装置に供給され、その活性炭または活
性コークスは、そこに同じように供給される排煙と接触
する。その後、ダイオキシンを吸着した前記活性炭は、
加熱されることによって再生され、続いて前記吸着装置
に戻される。
既知の方法の一つの欠点は、既存の廃棄物処理プラン
トの他にも付加的な吸着装置(再生剤を含めて)が、使
用されなければならないために、経済的観点から魅力的
でないことである。それに加えて、何度も再生された後
は、活性炭は別々に処理されなければならない。このた
め、既知の方法は、高価であるだけでなく複雑でもあ
る。それ故、前述したヨーロッパ特許による方法を用い
て、ダイオキシンが排煙から除去されるけれども、実際
には、これは高価で役に立たない方法を提供することが
明らかになる。
本発明の目的は、排煙からの有害物質、特にダイオキ
シンを除去するための経済的で効果的な方法を提供する
ことであり、その目的を達成するために、排煙が洗浄媒
体で洗浄された後、続く吸着剤の収集のために、吸着剤
は前記洗浄媒体と共に放出されることを特徴とする序文
において言及された種類の方法は、排煙及び洗浄媒体の
ダイオキシンの量を(部分的に)支配する少なくとも一
つのパラメーターの大きさは、ケースにもよるかもしれ
ないが、当該方法を行なうために使われる装置によるダ
イオキシンの吸着あるいは脱離(の度合い)に適合され
る。更に、前記パラメーターは特に吸着剤の量、単位時
間当たりに焼却された廃棄物の量、炉の温度、そして廃
棄物の焼却に供給される空気の量の群より選択される。
この結果、本発明による方法はきわめて単純で、すっき
りしたものとなる。何故ならば、別の吸着装置は必要な
いからである。
本発明は、(これまで認識されてこなかった)使用され
ている装置(の内張り)によるダイオキシンの吸着また
は脱離の影響が考慮されるときに、制御された低いダイ
オキシンの放出が達成されることだけの理解に、特に基
礎がおかれている。吸着または脱離それぞれのケースに
おいて、吸着剤の量を増加または減少させることによ
り、平衡条件は、制御された仕方で、ダイオキシンの吸
着と放出との間で装置(の内張り)によって作り出さ
れ。好ましくは吸着剤は、排煙が洗浄される前であっ
て、さらには特に粉末の形状で注入される。これは、吸
着剤が相対的に短い期間で、とても効果的な方法で、排
煙に十分に接触することが可能になるので、結果として
ダイオキシンはほぼ完全に吸着される。前記密接な接触
は、排煙の乱流に影響される。広範な試験は、この方法
によってダイオキシンの大部分が排煙から除去されると
いう驚くべき結果を示す。この関係で、本発明によっ
て、0.4ngTEQ/m3より低い、特に0.1ngTEQ/m3より低いダ
イオキシンの放出の制限値が達成されることが注目され
る。
本発明による方法の一つの好ましい具体例は、ダイオ
キシンの除去前後で(特に排煙の洗浄前後で)の排煙の
ダイオキシン量と、排出される洗浄媒体中のダイオキシ
ン量とが測定され、この測定を基礎として、当該方法を
実行するのに使われる装置の吸着または脱離に由来する
洗浄媒体のダイオキシン量が計算され、それによってパ
ラメーターの大きさは前記吸着または脱離(の度合い)
に依存して制御されることを特徴とする。
本発明による方法の他の好ましい具体例は以下の様に
特徴づけられる。即ち、前記吸着剤は、400℃以下の温
度まで、なるべくなら300℃以下まで、特に250℃または
それ以下の温度まで排煙を最初に冷却した後に注入され
る。広範な試験は、ダイオキシンの形成が主に上記温度
範囲で起こることを示してきた。
それ故、最も効果的な方法は、ダイオキシンを、その形
成後すぐに、吸着剤に吸着させることによって、排煙か
らダイオキシンを除去することである。
本発明による他の好ましい方法の具体例は、排煙が洗
浄されている間に、吸着剤が注入されることで特徴づけ
られる。排煙の洗浄中に、ダイオキシンと液体の密接な
接触によって、大量のダイオキシンが吸着される。
本発明による他の好ましい具体例は、少なくとも十分
な酸性環境中での第一の洗浄段階の間に、吸着剤が注入
されることで特徴づけられる。この重要な利点は、重金
属のようなその他の有害物質が吸着され、そしてその結
果として、排煙から除去される(排煙は洗浄媒体(洗浄
水)中で洗浄され、そして分離される結果として、湿っ
ている)ことである。
本発明による他の好ましい具体例は以下により特徴づ
けられる。即ち、少なくとも第一の洗浄段階の環境より
も十分に酸性でない環境における第二の洗浄段階中に
(中和剤、なるべくなら苛性ソーダを加えながら)、吸
着剤が注入されることである。第三の洗浄段階でもまた
吸着剤を注入するのは好ましいことであり、ここではベ
ンチュリが使用される。特に、(様々な洗浄段階で使わ
れる洗浄装置のゴムの内張りにしばしば)残っているど
んな重金属やダイオキシンもこれにより、吸着剤にくっ
つくだろう。
本発明による他の方法の好ましい具体例は、活性炭、
褐炭、コークス、石灰、溶岩、そして軽石の群からの物
質のうちの少なくとも一つが吸着剤として使われること
により特徴づけられる。
本発明はまた、方法を実行するための装置に関する。
本発明は、以下で図を参照しながら、より詳細に説明
される。そしてその図は以下の通りである。
図1は、本発明による廃棄物焼却炉の好ましい具体例
を図に示すものである。
図2は、図1の詳細を示す。
図3は、本発明による活性炭注入システムを図的に示
す。
図4は、図1による廃棄物焼却炉の洗浄装置の断面図
であり、ダイオキシン粒子の吸着と脱離を示している。
図5は、図1の廃棄物焼却炉で到達されたダイオキシ
ンの平衡を示す図である。
図1は、ホッパー1、焼却炉2、スチームボイラー
3、電気フィルター4、排煙洗浄装置5、そして煙突6
を示す。
家庭廃棄物7は廃棄物収集車8によりホッパー1に放
出される。家庭廃棄物はゴミ収集車の輸送中に既に押し
つぶされているので、結果としてある程度混合されてい
る。廃棄された家具のような、かさばった廃棄物は、廃
棄物縮小機(図示されていない)中で小片に切られ、そ
してその後にホッパー中に放出される。
ホッパー1の中で、家庭廃棄物7のさらなる混合がグラ
ブ9により生じる。前記混合は、ホッパー中に存在する
廃棄物を、湿気の度合い、容積、そして可燃性に関して
均一にするのに役立つ。その後に前記グラブ9は混合さ
れた家庭廃棄物を、フィードファンネル10を経てコンベ
ア11上に堆積させる。そしてコンベアは焼却炉2へ廃棄
物を運ぶ。
焼却炉2内には6個のロール12が存在し、そしてそれ
は回転床13を形成する。回転床13は、下方に向かって傾
斜面を構成している。ロール12は1.50mの直径と3.60mの
幅を持つ。回転速度は0.5〜11回転/分の間で調節可能
である。ロール12は、加熱された周囲空気15を炉に供給
するための供給口14を定義する。周囲空気はまた、炉の
周囲の他の開口部を通して導入される。
ロール12は家庭廃棄物7をゆっくりと炉に通して運
ぶ。これにより、均一の焼却を可能とする。炉の中心16
に向かっての輸送は、家庭廃棄物を加熱し、乾燥させる
役を果たす一方で、炉の中心16から離れる輸送は、焼却
残渣17を運び去る役を果たす。焼却炉の中心16における
温度は、大体1000℃である。
焼却プロセスはロール12のスピードを変えることによ
って制御され得る。これは、単位時間当たりに供給され
る家庭廃棄物の量だけでなく、焼却における家庭廃棄物
の湿気の度合い、炉の温度、そして残渣の焼却の度合を
も制御することを可能にする。焼却プロセスを制御する
別の方法は、ロール12の間の供給口14を通して吹き込ま
れる周囲空気15の量を変化させることである。焼却プロ
セスは約1.5時間かかる。廃棄物処理施設の能力は、約1
5,000kg/hである。
スチームボイラー3の最初の部分19中へのアンモニア
(NH3)の注入の結果として、排煙18中に存在する窒素
酸化物(NOx)は850℃〜1000℃の温度で、大部分が窒素
(N2)と水(H2O)へと変えられる。この方法は、選択
的非触媒還元法(SNCR)として知られている。焼却灰17
はコンベア20によって排出される。焼却灰17中に存在す
る鉄屑は、磁性ベルト(図示されていない)によって、
取り出される。残ったスラグ21はコンベアによって排出
される。前記スラグは、特に道路建設工事における基礎
材料として使用される。焼却プロセス中に形成される排
煙18は、炉22からスチームボイラー3へと運ばれる。
排煙18と共に運ばれてくるフライアッシュ粒子は、ス
チームボイラー3中で十分に燃焼しうる。スチームボイ
ラー3内には、熱交換器23の管の列が存在し、そしてそ
の中で、水は蒸気へと変えられる。発生された蒸気は、
15MWの能力を持つタービンの運転のため、あるいは地域
暖房システムに接続される熱交換器を加熱するためのど
ちらかで使われる。スチームボイラー中の排煙の流れ
は、非常に激しい。スチームボイラー中で、排煙は約10
00℃の温度から、210℃〜250℃の温度へと冷却される。
スチームボイラー3を通過した次には、排煙18は一様
な場の電気フィルター4を通過する。前記電気フィルタ
ー4は、排煙中に存在するフライアッシュ粒子に対して
電位差を示すワイヤ(図示されていない)のシステムか
ら成る。この電位差の結果として、フライアッシュ粒子
の最大97%は、排煙から取り出される。フライアッシュ
24はホッパー25中に収集され、その後に道路構成物に使
われるために排出される。250℃以下の排煙の冷却範囲
においてはダイオキシンの形成は起こらないため、でき
る限り低い排煙温度で電気フィルター4を操作すること
は賢明である。温度がより高いときにはより多くのダイ
オキシンが形成されると共に、電気フィルター中に存在
するフライアッシュはダイオキシンの形成を促進すると
いう事実がある。排煙は電気フィルターを通過した後、
排煙洗浄装置5へと運ばれる。そして、それは図2に詳
細Aとして描かれている。
図2を参照すると、排煙洗浄装置5は一つの洗浄タワ
ー26を含んだ洗浄プラントによって構成され、そして、
その洗浄タワー中で、排煙18は洗浄液体27によって3つ
の洗浄段階で洗浄される。その洗浄液は主に水から成
る。洗浄タワーは鋼鉄の容器から成り、そしてそれはそ
の内側をゴムで内張りされている。
第一の洗浄段階28で、洗浄液との密接な接触は、排煙
を大体70℃の温度まで冷却させる。この第一の洗浄段階
は冷却段階と呼ばれる。この段階の間、洗浄液体の一部
は蒸発し、そしてHC1とHFの酸性ガスは洗浄液体の水の
中に溶解される。排煙中に残っている金属やフライアッ
シュもまた水に溶解する。アンモニアの注入の結果とし
て排煙中に存在するNH3もまた、洗浄液体に溶解する。
洗浄液は、溶解している酸性ガスのため、酸性(pH<
1)である。酸性環境は、排煙からの水銀(Hg)の分離
を導く。排煙はその後、第二の洗浄段階29へと運ばれ
る。
第二洗浄段階29では、洗浄水に対して苛性ソーダ(Na
OH)を加えることによって、中性環境に対してわずかな
酸性(pH5−7)が維持される。洗浄プラントは、ヤマ
アラシの形をした接触材30の層で満たされており、そし
てそれは苛性ソーダと排煙との密接な接触を提供する。
前記密接な接触の結果として、排煙中に存在する二酸化
硫黄(SO2)が洗浄液体中に溶解される。第二の洗浄段
階は“充填カラム洗浄段階”と呼ばれる。
第三洗浄段階31では、排煙はリングジェット32を通過
し、そしてそのリングジェットはプレートを含み、その
プレート中には多数のベンチュリ状の導管(channels)
がベンチュリを形成するための関係で並んで(side−by
−side)いる。そしてその中で、洗浄液体は霧状にされ
る。ベンチュリを通過するときの交互の圧縮と膨張の結
果として、残余のHC1、HF、SO2のダストと塩はエーロゾ
ルの形態で排煙から凝縮し、その後付加的に供給され霧
状にされる洗浄水27により運ばれる。堆積した物質は洗
浄液体によって洗い流される。第三の洗浄段階は、“リ
ングジェット洗浄段階”と呼ばれる。
洗浄水中に溶解される小さいフライアッシュとエーロ
ゾルを排煙から取り出すために、小滴分離器(図示され
ていない)は洗浄段階の間に配置される。洗浄液体は、
洗浄装置の底に第一、第二、そして第三の洗浄段階で別
々に捕らえられる(それぞれ数字33、34、35で示される
場所にある)。第三洗浄段階31を通過した後、洗浄され
た排煙36は、排煙洗浄装置5を出る。
同じ洗浄段階内を何回も再循環された後、洗浄液体
は、排出管37を経て、付帯した物理的−化学的廃水浄化
プラントへと運ばれる。その廃水浄化プラントは示され
ていない。前記廃水浄化プラントにおいて、アンモニア
が水蒸気ストリッパーによって回収された後に、酸性洗
浄液の環境は、中性/わずかなアルカリ性にされる。金
属水酸化物の沈殿物は、沈殿物形成物質(Na2S)の付加
によって前記アルカリ性環境中で形成される。前記沈殿
物は、凝集により分離される。
フィルタープレスで脱水後、フィルターケーキは残り、
そしてそれは40%の乾燥物質から成る。前記フィルター
ケーキはICC(分離する、制御する、そして管理する)
投棄地に排出される。砂ろ過を通過後、浄化された洗浄
水は下水浄化プラントに運ばれる。
再び図1を参照して、本発明による廃棄物処理中のプ
ラントの図示された具体例においては、排煙洗浄装置5
は排煙洗浄プロセス中の最終段階を構成する。
排煙洗浄装置5を通過した後、洗浄された排煙36は誘
導された通風ファンを通過する。そしてそれは、炉、ボ
イラー、そして排煙洗浄装置の流れ抵抗が弱められるこ
とによって、大気圧に準じた気圧を発生させる。
最後に、洗浄された排煙はチムニー6を経て出る。出
るときの排煙の温度は大体60℃である。出てくる洗浄さ
れた排煙のフライアッシュ、HCl、SO2、NOX、CO、そし
てCxHxの量を連続的に測定するために、放出測定装置
は、チムニー6中に取り付けられている。
本発明による活性炭注入システムは、排煙からダイオ
キシンを除去するために設けられており、そしてシステ
ムが図3に示されている。図3を参照すると、約80m3
正味の能力を持つホッパー39は、活性炭の供給のために
設けられている。ホッパーはタンクローリー車(lorr
y)から空気圧によってで充填されうる。空気圧滑り弁4
0は貯蔵ホッパーの出口の下に設けられ、そしてそれを
経て中間の貯蔵容器41が充填される。それぞれの中間の
貯蔵容器は回転供与(dosaging)装置42を備えている。
その供与(dosaging)は回転送り装置43を経て連続的に
行われる。運ばれる活性炭の量は、1〜20kg/hの間で遠
隔制御により調整され得る。プラントが適当に作動して
いるかどうか決定することができるように、単位時間当
たりの活性炭の量が連続的に記録される。
前記回転する除去バルブ43から、正確に計った活性炭
が、コンベアラインを通り廃棄物処理プラント中の注入
ポイント44まで輸送空気によって運ばれる。注入ポイン
ト44で、活性炭は4つの注入ランス(lance)(図示さ
れていない)によって、排煙の流れの中に散布される。
図1を参照して、本発明の好ましい具体例においては、
注入ランスは電気フィルター4の後の排煙ダクト45内、
そして排煙洗浄装置の第一の(冷却)段階28前約1.5mの
ところに置かれる。約5m/sの排煙の平均速度に基づく
と、排煙流中の活性炭の平均滞留時間は約0.3sである。
排煙の乱れの結果として、粉状にされた炭素粒子は完全
に排煙と混合される。図3を参照して、必要とされる量
の輸送空気は、空気圧縮ユニット(図示されていない)
とファン46によって供給される。
更に、活性炭は貯蔵ホッパー39から排煙洗浄装置の洗
浄液体27へと供給(dosaged)される。このためにプラ
ントは次のとおり構築されることを規定される。混合容
器47(用量500l)は貯蔵ホッパー39の下に置かれる。活
性炭は、ウォームスクリュー48によって、混合容器47へ
供与(dosaged)され得る。そしてその後で、それは撹
拌機(図示されていない)により、湧き水と共に混合さ
れる。本発明の好ましい具体例では、蠕動ポンプ49によ
って、第一の洗浄段階28(冷却)中にある排煙洗浄装置
の洗浄液体中へと、その混合物は導入される。
図4は概要で、高度に単純化された洗浄タワー26の断
面を示す。そしてその中で排煙18が洗浄水27によって洗
浄される。既に前に述べたように、洗浄タワー26は、鋼
鉄製の容器50を含み、そしてそれは内側51上にゴムまた
はプラスチック材料で内張りされている。洗浄タワーと
装置と接合管、通路、管そして前述の及び後述する前記
洗浄タワーのようなものは、図4に示されるように、そ
れぞれの内部の内張りにおいて、ダイオキシンのような
有害物質の吸着能力があり、そして前記物質を再び脱離
(解放)する能力がある。ゴム(または、プラスチッ
ク)の内張り、洗浄水27、そして排煙18の間の化学交換
平衡はここに関係している。排煙18中に含まれるダイオ
キシンの量が増えるならば、これは結果的に洗浄水27中
の活性炭によるダイオキシンの吸着に帰着するであろう
し、そしてその後のゴム(またはプラスチック)の内張
り51による吸着に帰着するだろう。ひとたび前記吸着が
止まれば、新しい平衡状態が排煙18、洗浄水27、そして
内張り51のダイオキシン量の間で見つけられる。出願者
は、これまで技術に熟練した者が認識していなかったこ
の現象が早くも数時間後に生じることを見つけた。更
に、これによりもし排煙のこの高いダイオキシン量がよ
り長い期間(日、週、または月)維持されるならば、蓄
積量でゴム(またはプラスチック)の内張り51に、当の
ダイオキシンが“蓄えられる”だろうことがわかる。逆
に、もし排煙18中に含まれるダイオキシン量が減少する
ならば、新しい平衡状態を達成しようとする試みによっ
て、−再び平衡の乱れを原因とする−脱離効果が生じる
だろうことがわかる。既に蓄えられたダイオキシンはこ
れにより内張り51から洗浄水中27(中に存在する装置の
固定部分)へと、そしてそこから排煙18へと脱離する。
それ故、この状態においては、“過去からの”ダイオキ
シンが排煙18へ出ていくだろうことを意味し、その結果
として、もし少しのプロセスパラメーター調整もされな
いのであれば、より高いダイオキシンの放出レベルが図
1の廃棄物焼却炉のチムニー6で測定されるであろう。
排煙及び洗浄媒体のダイオキシン量を(部分的に)支配
する一つまたはそれ以上のプロセスパラメーターを調整
または制御することにより、この状態を前もって処理す
ることは可能である。前記プロセスパラメーターは、好
ましくは、量、吸着剤、単位時間当たりに焼却される廃
棄物の量、廃棄物焼却炉の炉の温度、そして廃棄物の焼
却に供給される空気(酸素)の量である。後三者のパラ
メーターは、排煙及び洗浄媒体中のダイオキシンの形成
を支配する。
図5は、図1に示されるプラントに入り、そして出る
ダイオキシンの量に関する、前述した平衡状態の別の図
である。プラントに入るダイオキシンは、大部分が洗浄
された排煙に存在するダイオキシン(A)であるが、し
かしもちろん洗浄タワー26のゴム(またはプラスチッ
ク)の内張り51を経て前述した脱離によるダイオキシン
(B)もまた含まれる。ダイオキシンの放出は廃棄物処
理プラントのチムニー6中で排煙18を経て生じ(C)、
そしてまたダイオキシンを含む洗浄水を経ることでも生
じる(D)。それによって、A+BはC+Dに等しくな
ることが適用される。本発明によれば、不足または過剰
B(それは、吸着または脱離である)は、場合場合で、
A、C、そしてDのダイオキシン量を同時に測定するこ
とによって、計算され得る。これにより、一つまたはそ
れ以上の前述したプロセスパラメーターについて必要な
設定(調整または制御)を決定することが可能と成る。
場合によるが、(他のプロセスパラメーターを変化させ
ないでおく間)特にプラント中に注入される活性炭の量
を減少または増加させることによって、脱離/吸着の効
果を最小にする間にすばらしい、更に費用のかからない
方法で、正確で一定の操作を実現することが可能とな
る。これが、本発明による、0.1ngTEQ/m3のレベル以下
にチムニーからのダイオキシンの放出を保つことを可能
とさせるすべてである。また、その次の装置、それは活
性炭と直接には接触しないが、例えばチムニーのゴムの
内張りは、新しい平衡状態へ到達するだろうし、それに
より、活性炭の活発な供与(dosaging)に影響されて排
煙のダイオキシン濃度が低下した結果としてチムニーの
ゴムの内張りからダイオキシンが脱離を始める。それ故
この点で活発な活性炭の供与(dosaging)は、最終的に
達成されるダイオキシン濃度の減少に対して間接的に寄
与する。更に重要な利点は、本発明による内張り51にス
トアされているダイオキシンは、脱離を経て、洗浄水中
に存在する活性炭へと結合し、そして連続する物理的−
化学的水浄化プラントを通過した後、そこで同時に放出
されるという事実である。本発明の他の重要な利点は、
活性炭はこの場合さらに重金属と結合することによって
さらに貢献し、この結果として、浄化後に放出される水
中の前記物質の最終的な放出が一様に減少するという事
実である。フィルタープレスで脱水後、フィルターケー
キは残り、そしれそれはダイオキシンだけでなくまた重
金属やそのようなものもまた含んでいる。ダイオキシン
を含んでいる活性炭を排出し、処理するための徹底的な
補修管理を必要とする複雑な装置は、それ故必要とされ
ないだろう。
本発明による方法の上記で述べた好ましい具体例にお
いて、活性炭の総量は使用される装置の内張り51による
ダイオキシンの吸着あるいは脱離(の度合)に合わせら
れる。他の好ましい変数である、ロール12の速さ、周囲
空気15の量そして/または炉の温度は変えられ、そして
それは吸着または脱離(の度合)、あるいは前記活性炭
の総量の適合に関係して合わせられる。0.1ngTEQ/m3
下のダイオキシン放出を目標に定められたことを考慮す
れば、廃棄物焼却処理を最適化するために、これをすべ
て、ダイオキシン量に関して、廃棄物の焼却における役
割を演じる前述のプロセスパラメーターを適合し、コン
トロールすることにより標準廃棄物焼却炉における前述
の吸着または脱離の反応時間と周囲(の測定から得られ
た知識)を予想することは一般的に必要である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5439508(US,A) 欧州特許出願公開50928(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/34 - 53/85

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排煙が洗浄媒体によって洗われ、そして洗
    浄媒体が吸着剤と混合されて接触して運ばれる、排煙か
    らのダイオキシンを除去する方法において、排出された
    洗浄媒体のダイオキシン量と、排煙からのダイオキシン
    の除去前後における当該排煙のダイオキシン量とが測定
    され、この測定を基礎として、本方法を実行するのに使
    われる装置の内張りによる吸着または脱離に由来するダ
    イオキシンの量が計算されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1において前記計算されたダイオキ
    シンの量に応じて排煙及び洗浄媒体のダイオキシン量を
    支配する少なくとも一つのプロセスパラメータを制御す
    る方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、排煙及び洗浄媒体のダ
    イオキシン量を支配する吸着剤の添加量を制御する方
    法。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の方法において、吸着剤の
    量、単位時間当たりに焼却される廃棄物の量、炉の温
    度、そして廃棄物の焼却に供給される空気の量の群から
    前記パラメーターが選択される方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の方法に
    おいて、排煙の洗浄が起こる前に前記吸着剤が注入され
    る方法。
  6. 【請求項6】請求項5の方法において、400℃以下の温
    度まで排煙を最初に冷却した後で前記吸着剤が注入され
    る方法。
  7. 【請求項7】請求項5または6の方法において、前記吸
    着剤が粉末形状で注入される方法。
  8. 【請求項8】前述の請求項1乃至7のいずれかに記載の
    方法において、排煙が洗浄されている間に、前記吸着剤
    が注入される方法。
  9. 【請求項9】請求項8の方法において、洗浄液が酸性で
    ある第一の洗浄段階の間に、前記吸着剤が注入される方
    法。
  10. 【請求項10】請求項9の方法において、pH5−7であ
    る第二の洗浄段階の間に、前記吸着剤が注入される方
    法。
  11. 【請求項11】請求項9または10の方法において、ベン
    チュリを使用する第三の洗浄段階で、前記吸着剤が注入
    される方法。
  12. 【請求項12】前記の請求項1乃至11のいずれかに記載
    の方法において、活性炭、褐炭、コークス、石灰、溶
    岩、そして軽石の群から少なくとも一つの物質が吸着剤
    として使用される。
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