JP3477180B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP3477180B2
JP3477180B2 JP2001076838A JP2001076838A JP3477180B2 JP 3477180 B2 JP3477180 B2 JP 3477180B2 JP 2001076838 A JP2001076838 A JP 2001076838A JP 2001076838 A JP2001076838 A JP 2001076838A JP 3477180 B2 JP3477180 B2 JP 3477180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
tray
connector
chamber
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001076838A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002278647A (ja
Inventor
市郎 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001076838A priority Critical patent/JP3477180B2/ja
Priority to EP01122230A priority patent/EP1244109B1/en
Priority to DE60120908T priority patent/DE60120908T2/de
Priority to US09/956,037 priority patent/US20020131242A1/en
Publication of JP2002278647A publication Critical patent/JP2002278647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3477180B2 publication Critical patent/JP3477180B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/125Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a plurality of recording/reproducing devices, e.g. modular arrangements, arrays of disc drives

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクドライブのようなモジュールを増設可能とした、い
わゆるラックマウントタイプの情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラックマウントタイプのサーバは、例え
ばマイクロプロセッサ、CD−ROMドライブ、電源ユニッ
トおよび複数のハードディスクドライブ等の各種の機能
部品をユニット化したサーバ本体と、このサーバ本体の
記憶容量を増やす際に用いる増設ユニットとを備えてい
る。サーバ本体および増設ユニットは、夫々その外郭と
なる箱状のハウジングを有し、このハウジングがキャビ
ネットラックと称する架台に取り外し可能に支持されて
いる。
【0003】架台は、鉛直方向に延びる中空の箱状をな
している。架台の前端には、サーバ本体や増設ユニット
を出し入れするための開口部が形成されており、この開
口部は、扉によって開閉されるようになっている。
【0004】架台の内部には、四本のマウントフレーム
が配置されている。マウントフレームは、架台の四隅に
おいて上下方向に延びており、そのうちの二本のマウン
トフレームは、開口部を間に挟んで互いに向かい合って
いる。そのため、開口部の開口幅は、マウントフレーム
の配置間隔によって定まり、従来一般的な19インチの
架台では、開口部の開口幅が450mm前後に設定されて
いる。
【0005】また、マウントフレームには、左右一対の
スライドレールが支持されている。スライドレールは、
架台の奥行き方向に沿って水平に配置されており、これ
らスライドレールの間に跨ってサーバ本体や増設ユニッ
トのハウジングが固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の19
インチの架台では、開口部の開口幅が450mm前後に設
定されているので、この架台に実装可能なハウジングの
幅寸法は、スライドレールの厚み分を考慮しても必然的
に430mm程度となる。すると、通常、ハウジングの奥
行き寸法は、幅寸法よりも大きいために、ハウジングそ
のものが大形化してしまい、サーバ本体や増設ユニット
が重く大きなものとなってくる。
【0007】そこで、最近、本出願人は、従来のハウジ
ングを幅方向に二分割し、個々のハウジングの大きさを
半分にするとともに、これら二つの小さなハウジングを
棚板の上に並べた状態で架台に実装することを試みてい
る。この場合、例えば増設ユニットにおいては、ハウジ
ングの内部に複数のハードディスクドライブが互いに並
べて収容されているので、ハウジングの二分割化に伴っ
てハウジングの内部の実装スペースが減じられてしまう
と、複数のハードディスクドライブを並べて配置するこ
とができなくなる虞があり得る。
【0008】すなわち、ハードディスクドライブは、電
源を入れたままの状態でもハウジングへの着脱操作を容
易に行なえるように、個々に専用のトレイに支持され、
このトレイを介してハウジングの内部に収容されてい
る。しかも、トレイは、ハードディスクドライブをハウ
ジングの内部のコネクタに向けて押し込んだり、逆にコ
ネクタから遠ざかる方向に引き出すためのレバー式の脱
着機構を装備している。この脱着機構は、ハウジングに
引っ掛かることでトレイをスライドさせるようになって
おり、このトレイの全幅に亘るような大きさを有してい
る。
【0009】このため、実装スペースが減じられたハウ
ジングの内部に複数のハードディスクドライブを並べて
収容するような場合に、トレイに組み込まれた脱着機構
が邪魔となることがあり、それ故、ハウジングを二分割
するに当っては、ハードディスクドライブの高密度実装
を実現するための対策が必要不可欠となる。
【0010】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、モジュールをハウジングの内部に押し込
んだり、ここから押し出すための機構のコンパクト化が
可能となり、ハウジングの内部の実装スペースが減じら
れてもモジュールを高密度に収容できる情報処理装置の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一つの形態に係る情報処理装置は、一端に
装着口を有するハウジングと、上記装着口を通じて上記
ハウジング内に取り出し可能に装着されるモジュールと
を具備している。
【0012】 上記ハウジングは、互いに向かい合う一
対の起立板間に形成された収容室と、上記装着口と向
かい合うように上記収容室に配置された第1のコネクタ
と、上記一方の起立板に形成され、上記収容室内に張り
出す第1および第2の係合部と、上記他方の起立板に形
成され、上記収容室内に張り出す第3の係合部と、を有
し、上記モジュールは、一端に上記第1のコネクタに取
り外し可能に接続される第2のコネクタを有する本体
と、上記本体を支持し、上記装着口から上記収容室に取
り出し可能に挿入されるとともに、上記第2のコネクタ
が上記第1のコネクタに接続される接続位置まで上記収
容室内に押し込まれるトレイと、上記本体の他端に対応
する上記トレイの端部に設置された操作レバーとを有し
ている。
【0013】 上記操作レバーは、上記トレイの挿入方
向に沿って延びる第1の位置と、上記トレイの端部に沿
って延びる第2の位置との間で回動可能に上記トレイの
端部に支持されており、しかも、この操作レバーは、上
記収容室内で上記第1の位置から上記第2の位置に向け
て回動させた時に、上記起立板の第1の係合部に当接し
てこの当接部分を支点に上記トレイを上記接続位置に向
けて押し込む第1の押圧片と、上記トレイが上記接続位
置に押し込まれた状態で、上記操作レバーを上記第2の
位置から上記第1の位置に向けて回動させた時に、上記
起立板の第2の係合部に当接してこの当接部分を支点に
上記第2のコネクタが上記第1の位置から離脱する方向
に上記トレイを押し出す第2の押圧片と、上記接続位置
にて上記操作レバーが上記第2の位置に回動された時
に、上記ハウジングの第3の係合部に取り外し可能に引
っ掛かる弾性変形が可能なストッパ部と、を備えている
ことを特徴としている。
【0014】 このような構成において、モジュールを
装着口からハウジングの収容室に挿入し、操作レバー
第1の位置から第2の位置に向けて回動させると、この
操作レバーの第1の押圧片がハウジングの第1の係合部
に当接する。そのため、モジュールは、第1の押圧片と
第1の係合部との当接部分を支点として接続位置まで押
し込まれ、本体の第2のコネクタが第1のコネクタに接
続される。モジュールが接続位置まで押し込まれて、操
作レバーが第2の位置に達すると、この操作レバーのス
トッパ部がハウジングの第3の係合部に引っ掛かる。こ
のため、操作レバーが第2の位置に保持されるととも
に、モジュールが収容室にロックされる。
【0015】 モジュールが接続位置にある時、操作レ
バーのストッパ部を手の指先で弾性的に変形させて第3
の係合部との係合を解除すると、この操作レバーを第2
の位置から第1の位置に向けて回動させることができ
る。この回動により、操作レバーの第2の押圧片がハウ
ジングの第2の係合部に当接する。このため、モジュー
ルは、第2の押圧片と第2の係合部との当接部分を支点
として装着口に向けて押し出され、第1のコネクタとの
接続が解除される。
【0016】 モジュールの操作レバーが係合する第1
ないし第3の係合部は、夫々ハウジングの内部の収容室
に向けて張り出しているので、操作レバーとの当接部分
をハウジングの起立板よりも収容室の内側に位置させる
ことができる。このため、操作レバーの全長を短く抑え
て、この操作レバーを含むモジュールを幅狭くコンパク
トに形成することができる。よって、ハウジングが小形
化されて収容室の実装スペースが狭くなっても、この
収容室内にモジュールを無理なく収めることができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、ラッ
クマウントタイプのサーバに適用した図面にもとづいて
説明する。
【0032】図1は、情報処理装置としてのラックマウ
ントタイプのサーバ1を開示している。サーバ1は、キ
ャビネットラックと称する架台2を備えており、この架
台2は、鉛直方向に沿って延びる中空の箱状をなしてい
る。
【0033】図1や図2に示すように、架台2は、床面
3に据え付けられる矩形状の台座4と、この台座4の四
隅から垂直に突出された四本の支柱5a〜5dと、これ
ら支柱5a〜5dに固定された天板6、左右の側板7お
よび後板8とを備えている。これら天板6、左右の側板
7および後板8は、架台2の内部に機器収容室9を構成
している。
【0034】架台2の前面には、機器収容室9に連なる
開口部10が形成されている。開口部10は、架台2の
高さ方向に延びており、この架台2の前端に取り付けた
扉11によって開閉されるようになっている。
【0035】図3に示すように、台座4の前端に位置さ
れた二本の支柱5a,5bは、開口部10を間に挟んで
向かい合っている。これら支柱5a,5bには、夫々マ
ウントフレーム13が固定されている。マウントフレー
ム13は、架台2の高さ方向に沿って互いに平行に配置
されており、開口部10の両側部に位置されている。そ
のため、開口部10の開口幅W1は、マウントフレーム1
3の配置間隔によって定まり、従来一般的な19インチ
の架台2では、開口部10の開口幅W1が450mm程度に
設定されている。
【0036】台座4の後端に位置された二本の支柱5
c,5dには、夫々リヤフレーム14が固定されてい
る。リヤフレーム14は、架台2の高さ方向に沿って互
いに平行に配置されており、これらリヤフレーム14と
マウントフレーム13とは、架台2の奥行き方向に互い
に向かい合っている。そして、マウントフレーム13お
よびリヤフレーム14は、夫々多数の通孔15を有し、
これら通孔15は、架台2の高さ方向に間隔を存して一
列に並べられている。
【0037】図2ないし図5に示すように、マウントフ
レーム13とリヤフレーム14との間には、一対の平板
状をなすブラケット17が架け渡されている。ブラケッ
ト17は、マウントフレーム13の裏面に突き合わされ
る第1のフランジ部18と、リヤフレーム14の裏面に
突き合わされる第2のフランジ部19とを有している。
これら第1および第2のフランジ部18,19は、所望
の高さにあるいずれかの通孔15に対応した位置で、夫
々複数のねじ20を介してマウントフレーム13および
リヤフレーム14に固定されている。
【0038】このため、ブラケット17は、架台2の奥
行き方向に水平に保持されており、この架台2の幅方向
に互いに向かい合った姿勢で上記機器収容室9に露出さ
れている。
【0039】なお、本実施形態の場合、上記ブラケット
17は、架台2の高さ方向に離間した三個所に設置され
ている。
【0040】図4および図5に示すように、ブラケット
17には、夫々ストッパ21が固定されている。ストッ
パ21は、架台2の奥行き方向に沿う中間部において機
器収容室9に張り出しており、これらストッパ21の先
端部には、係合孔22が開口されている。また、ブラケ
ット17のうち扉11に隣接された前端部には、ガイド
部23が形成されている。ガイド部23は、図7の
(A)に示すように、ブラケット17の相互対向面から
互いに近接する方向に僅かに張り出している。
【0041】図1に示すように、架台2の機器収容室9
には、例えば三つの棚板25が設置されている。棚板2
5は、架台2の高さ方向に間隔を存して互いに積み上げ
られている。図2ないし図6に示すように、各棚板5
は、ブラケット17の間に跨って水平に配置されてお
り、これら棚板25の両側部には、ブラケット17に沿
って立ち上がる左右の側板26が形成されている。そし
て、棚板25は、架台2の開口部10を通じて機器収容
室9に収容されるために、この棚板25の幅寸法W2は、
開口部10の開口幅W1よりも小さな440mm以下に定め
られている。
【0042】図6および図7の(B)に示すように、棚
板25の側板26の前端部には、夫々外向きに直角に折
り返された一対の舌片部27a,27bが形成されてい
る。舌片部27a,27bは、上記マウントフレーム1
3の前面に重ね合わされており、ブラケット17をマウ
ントフレーム13に止めているねじ20を間に挟んだ上
下両側に位置されている。舌片部27a,27bには、
開口部10の方向から化粧ねじ28a,28bが挿通さ
れている。これら化粧ねじ28a,28bは、通孔15
を貫通してブラケット17の第1のフランジ部18にね
じ込まれており、これにより、棚板25の前端部が舌片
部27a,27bを介してマウントフレーム13の所望
の高さ位置に固定されている。
【0043】図4ないし図6に示すように、棚板25の
側板26の後端部には、内向きに直角に折り曲げられた
フランジ部29が形成されている。フランジ部29は、
ブラケット17のストッパ21と向かい合っており、こ
のフランジ部29に後方に向けて突出する係合ピン30
が固定されている。係合ピン30の先端部は、ストッパ
21の係合孔22に嵌め込まれており、このことによ
り、棚板25の後端部がブラケット17に保持されてい
る。
【0044】図5および図6に示すように、棚板25
は、その側板26の前端部に上向きに張り出す延長部2
6aを有している。この延長部26aには、棚板25の
後方に向けて開放されたスリット31が形成されてい
る。スリット31は、延長部26aよりも後方に位置す
る側板26の上縁に連続して一直線状に延びており、こ
のスリット31に上記ブラケット17のガイド部23が
摺動可能に引っ掛かっている。
【0045】このため、棚板25の前端部は、ブラケッ
ト17に摺動可能に保持されており、上記化粧ねじ28
a,28bによるブラケット17への固定を解除すれ
ば、棚板25をブラケット17に保持させたままの状態
で、スリット31の長さ分だけ架台2の前方に引き出せ
るようになっている。
【0046】図1に見られるように、架台2の機器収容
室9には、例えば二台のサーバ本体33と、これらサー
バ本体33の記憶容量を増やすための四台の増設ユニッ
ト34とが収容されている。二台のサーバ本体33は、
最上段の棚板25の上に幅方向に並べて配置されてい
る。四台の増設ユニット34は、サーバ本体33の下の
二つの棚板25の上に二台づつ幅方向に並べて配置され
ている。
【0047】サーバ本体33は、金属製のハウジング3
5を有している。ハウジング35は、架台2の奥行き方
向に細長い四角形の箱状をなしており、このハウジング
35の内部に例えばマイクロプロセッサが実装された回
路基板、CD−ROMドライブ、複数のハードディスクドラ
イブおよび電源ユニットのような各種の構成要素が高密
度に収容されている。そして、二台のサーバ本体33の
ハウジング35は、棚板25の側板26の間で挟み込ま
れている。
【0048】情報記録ユニットとして機能する増設ユニ
ット34は、図6や図8に示すような金属製のハウジン
グ36を有している。ハウジング36は、架台2の奥行
き方向に細長い四角形の箱状をなしており、その幅寸法
W3が棚板25の幅寸法W2の半分に設定されている。この
ため、増設ユニット34のハウジング36は、一つの棚
板25の上にこの棚板25の幅方向に二個づつ並べられ
ており、この棚板25の側板26の間で挟み込まれてい
る。
【0049】なお、増設ユニット34のハウジング36
とサーバ本体33のハウジング35とは、その幅寸法W
3、奥行き寸法Dおよび高さ寸法Hが互いに同等に設定さ
れており、一つの棚板25の上にサーバ本体33と増設
ユニット34とを並べて配置し得るようになっている。
【0050】図8および図9に示すように、ハウジング
36は、ハウジング本体37と天板38とで構成されて
いる。ハウジング本体37は、矩形状の底板40と、左
右の起立板41a,41bとを有している。底板40
は、棚板25の上面に重ね合わされている。起立板41
a,41bは、底板40の幅方向に沿う両側部から直角
に立ち上がっており、棚板25の上で隣り合うハウジン
グ36の側板41a,41bは、互いに重ね合わされて
いる。天板38は、その幅方向に沿う両側部に下向きに
折り曲げられたフランジ部42a,42bを有してい
る。フランジ部42a,42bは、起立板41a,41
bの上端部に複数のねじ43を介して固定されている。
【0051】ハウジング36の前端部には、矩形状の装
着口44が開口されている。装着口44は、架台2の幅
方向に沿う横長の開口形状を有するとともに、フロント
扉45によって開閉されるようになっている。
【0052】図6および図11に示すように、棚板25
の上に置かれた二台の増設ユニット34のうち、左側に
位置された増設ユニット34のハウジング36は、その
左側の起立板41aの前端部に取り付け金具47を備え
ている。取り付け金具47は、起立板41aにねじ止め
されており、この起立板41aの前端部から左側方に向
けて張り出している。また、棚板25の右側に位置され
た増設ユニット34のハウジング36は、その右側の起
立板41bの前端部に他の取り付け金具48を備えてい
る。取り付け金具48は、起立板41bにねじ止めされ
ており、起立板41bの前端部から右側方に向けて張り
出している。
【0053】各ハウジング36の取り付け金具47,4
8は、架台2のマウントフレーム13に取り外し可能に
固定されている。この固定構造は左右共通であるため、
左側のハウジング36の取り付け金具47を代表して説
明する。
【0054】図3および図13に示すように、取り付け
金具47は、上記棚板25の舌片部27a,27bの前
面に重ね合わされている。この取り付け金具47は、上
記ブラケット17をマウントフレーム13に固定するね
じ20および第2の舌片部27bをマウントフレーム1
3に固定する化粧ねじ28bを避ける切り欠き部49を
有している。そして、この取り付け金具47のうち、第
1の舌片部27aに重ね合わされた上端部が化粧ねじ2
8aを利用してマウントフレーム13に固定されてい
る。このため、ハウジング36の前端部とブラケット1
7の第1の舌片部27aとは、共通の化粧ねじ28aを
介してマウントフレーム13に固定されている。
【0055】図2に示すように、ハウジング36の後端
部には、後方に突出する係合ピン50が取り付けられて
いる。係合ピン50は、棚板25の後部に固定したスト
ッパ56に取り外し可能に嵌まり込んでおり、このこと
により、ハウジング36の後端部が棚板25に保持され
ている。
【0056】ハウジング36の内部は、図12に示す区
画板51によって機器収容部52とハードディスク収容
部53とに前後に仕切られている。機器収容部52は、
ハウジング36の後半部に位置され、この機器収容部5
2に冷却用のファン54および電源ユニットのような回
路モジュール55が収容されている。
【0057】ハードディスク収容部53は、ハウジング
36の前半部に位置されており、ハードディスクモジュ
ール57を四台収容し得るだけの大きさを有している。
このハードディスク収容部53に臨む区画板51の前面
には、回路基板58が支持されている。回路基板58
は、ハードディスク収容部53の終端において垂直に起
立されており、ハウジング36の装着口44と向かい合
っている。
【0058】回路基板58の前面には、四つの第1のコ
ネクタ59が実装されている。第1のコネクタ59は、
ハウジング36の幅方向に沿って延びる細長い形状を有
し、このハウジング36の高さ方向に離間して二列に並
べられている。
【0059】図8および図9に示すように、ハードディ
スク収容部53は、板金製の仕切り板61によって第1
の収容室62と第2の収容室63との二室に仕切られて
いる。仕切り板61は、ハウジング36の底板40に固
定されており、上記装着口44と回路基板58との間に
おいてハウジング36の奥行き方向に沿って延びてい
る。そのため、第1および第2の収容室62,63は、
ハウジング36の幅方向に並んでおり、これら収容室6
2,63の終端に第1のコネクタ59が位置されてい
る。
【0060】仕切り板61は、第1の金属板65aと第
2の金属板65bとを互いに重ね合わせることで構成さ
れている。第1の金属板65aは、第1の収容室62に
露出されてハウジング36の左側の起立板41aと向か
い合っている。第2の金属板65bは、第2の収容室6
3に露出されてハウジング36の右側の起立板41bと
向かい合っている。
【0061】図8や図15に示すように、第1の収容室
62に臨むハウジング36の左側の起立板41aには、
一対の第1のガイド部66が形成されている。第1のガ
イド部66は、ハウジング36の装着口44と回路基板
58との間において、ハウジング36の奥行き方向に沿
って一直線状に延びているとともに、このハウジング3
6の高さ方向に間隔を存して互いに平行に配置されてい
る。
【0062】第1のガイド部66は、一対のガイド壁6
7a,67bを有している。ガイド壁67a,67b
は、起立板41aの一部を直角に切り起こすことにより
構成され、第1の収容室62に僅かに張り出していると
ともに、ハウジング36の高さ方向に互いに向かい合っ
ている。これらガイド壁67a,67bを切り起こした
跡に残るスリット状の切り欠き68は、隣り合うガイド
壁67a,67bの間に位置されている。
【0063】また、第1の収容室62に臨む第1の金属
板65aには、一対の第2のガイド部69が形成されて
いる。第2のガイド部69は、ハウジング36の装着口
44と回路基板58との間において、ハウジング36の
奥行き方向に沿って一直線状に延びているとともに、こ
のハウジング36の高さ方向に間隔を存して互いに平行
に配置されている。
【0064】第2のガイド部69は、一対のガイド壁7
0a,70bを有している。ガイド壁70a,70b
は、夫々第1の金属板65aの一部を直角に切り起こす
ことにより構成され、第1の収容室62に僅かに張り出
しているとともに、ハウジング36の高さ方向に互いに
向かい合っている。これらガイド壁70a,70bを切
り起こした跡に残るスリット状の切り欠き71は、隣り
合うガイド壁70a,70bの間に位置されている。
【0065】第1のガイド部66と第2のガイド部69
とは、第1の収容室62内において互いに向かい合って
おり、これら第1および第2のガイド部66,69に沿
って上記ハードディスクモジュール57が第1の収容室
62に出し入れされるようになっている。
【0066】第2の収容室63に臨むハウジング36の
右側の起立板41bには、左側の起立板41aと同様の
第1のガイド部66が形成されている。また、第2の収
容室63に臨む第2の金属板65bには、第1の金属板
65aと同様の第2のガイド部69が形成されている。
これら第1および第2のガイド部66,69は、第1の
収容室62側と同一の構成を有するので、同一の参照符
号を付してその説明を省略する。
【0067】図8、図17および図18に示すように、
第1の収容室62に臨む左側の起立板41aには、四角
い一対の通孔73が開口されている。通孔73は、装着
口44と第1のガイド部66との間に位置されていると
ともに、ハウジング36の高さ方向に互いに離れてい
る。通孔73は、装着口44に隣接された第1の開口縁
部73aと、第1のガイド部66に隣接された第2の開
口縁部73bとを有している。これら第1および第2の
開口縁部73a,73bは、ハウジング36の高さ方向
に沿って延びている。
【0068】通孔73の第1の開口縁部73aには、第
1の係合部としての第1の係合壁74が形成されてい
る。第1の係合壁74は、起立板41aのうち第1の開
口縁部73aに臨む部分を直角に折り返すことにより構
成されている。この第1の係合壁74は、第1の収容室
62に僅かに張り出すとともに、ハウジング36の高さ
方向に延びている。通孔73の第2の開口縁部73bに
は、第2の係合部としての第2の係合壁75が形成され
ている。第2の係合壁75は、起立板41aのうち第2
の開口縁部73bに臨む部分を直角に折り返すことによ
り構成され、第1の収容室62に僅かに張り出すととも
に、ハウジング36の高さ方向に延びている。そして、
これら第1の係合壁74と第2の係合壁75とは、ハウ
ジング36の奥行き方向に互いに向かい合っている。
【0069】また、第1の収容室62に臨む第1の金属
板65aには、四角い一対の通孔77が開口されてい
る。通孔77は、装着口44と第2のガイド部69との
間に位置されているとともに、ハウジング36の高さ方
向に互いに離れている。通孔77の開口縁部には、第3
の係合部としての第3の係合壁78が形成されている。
第3の係合壁78は、第1の金属板65aのうち通孔7
7の開口縁部に臨む部分を直角に切り起こすことにより
構成され、第1の収容室62に僅かに張り出すととも
に、ハウジング36の高さ方向に延びている第2の収容
室63に臨む第2の金属板65bには、左側の起立板4
1aと同様の通孔73、第1および第2の係合壁74,
75が形成されている。また、第2の収容室63に臨む
右側の起立板41bには、第1の金属板65aと同様の
通孔77および第3の係合壁78が形成されている。こ
れら第1ないし第3の係合壁74,75,78は、第1
の収容室62側と同一の構成を有するので、同一の参照
符号を付してその説明を省略する。
【0070】図12ないし図14に示すように、上記ハ
ードディスクモジュール57は、本体としてのハードデ
ィスクドライブ(以下HDDと称する)80、トレイ81
および着脱操作用の操作レバー82を備えている。
【0071】HDD80は、図示しない磁気ディスク、磁
気ヘッドおよびキャリッジアッセンブリ等を収納した偏
平なケース83と、このケース83の底面に固定された
制御基板84とを有している。制御基板84の一端に
は、第2のコネクタ85が実装されている。第2のコネ
クタ85は、ケース83の前端部において、このケース
83の幅方向に沿って延びており、HDD80を第1およ
び第2の収容室62,63に収容した時に、上記第1の
コネクタ59に取り外し可能に接続されるようになって
いる。
【0072】トレイ81は、板金プレス加工部品にて構
成されている。トレイ81は、HDD80のケース83よ
りも僅かに大きな平面形状を有し、このトレイ81にケ
ース83がねじ止めされている。
【0073】トレイ81の両側縁部には、夫々フランジ
状の側壁87が形成されている。側壁87は、トレイ8
1の両側部を上向きに直角に折り曲げることで構成され
ている。側壁87は、装着口44の方向から第1のガイ
ド部66のガイド壁67a,67bおよび第2のガイド
部69のガイド壁70a,70bの間に摺動可能に嵌合
されるようになっている。
【0074】そのため、トレイ81は、水平の姿勢で装
着口44から第1および第2の収容室62,63に挿入
され、これら収容室62,63内において第1および第
2のガイド部66,69に沿ってスライド可能となって
いる。
【0075】トレイ81の側壁87がガイド壁67a,
67bおよび70a,70bの間に嵌合されると、図1
5の(B)に示すように、側壁87によって起立板41
a,41bの切り欠き68が内側から閉塞される。これ
により、切り欠き68から第1および第2の収容室6
2,63への埃等の異物の侵入が阻止されている。
【0076】図14に示すように、トレイ81は、HDD
80の第2のコネクタ85とは反対側の端部に端壁88
を有している。端壁88は、HDD80の後端部を覆って
おり、この端壁88の左端部に一対のレバー支持部89
a,89bが形成されている。レバー支持部89a,8
9bは、端壁88の後方に向けて水平に張り出すととも
に、この端壁88の上下方向に互いに離間して配置され
ている。
【0077】上記操作レバー82は、板金プレス加工部
品にて構成され、真っ直ぐな棒状をなしている。操作レ
バー82は、その上下縁部に一対の指掛け部92a,9
2bを有している。指掛け部92a,92bは、操作レ
バー82の上下縁部から水平に延びているとともに、互
いに向かいっている。
【0078】操作レバー82は、トレイ81の幅寸法と
同等の長さに形成され、その一端に軸受部93を有する
とともに、他端に操作端部94を有している。軸受部9
3は、端壁88のレバー支持部89a,89bの間に介
在されるとともに、これらレバー支持部89a,89b
の間に跨る枢軸95を介して回動可能にトレイ81に支
持されている。
【0079】そして、操作レバー82は、操作端部94
を手の指先で持って回動操作することにより、図14や
図16に示す第1の位置と、図19に示す第2の位置と
に亘って略90°回動可能となっている。操作レバー8
2が第1の位置に回動された状態では、この操作レバー
82はハードディスクモジュール57の挿入方向に沿っ
て真っ直ぐに延びており、トレイ81の左右の側壁87
よりも内側に位置されている。操作レバー82が第2の
位置に回動された状態では、この操作レバー82は、ト
レイ81の端壁88に沿ってトレイ81の幅方向に沿っ
て延びている。
【0080】操作レバー82は、第1および第2の押圧
片97a,97bを有している。第1の押圧片97a
は、上側の指掛け部92aに一体に形成されており、軸
受部93よりも操作端部94とは反対側に張り出してい
る。第2の押圧片97bは、下側の指掛け部92aに一
体に形成されており、軸受部93よりも操作端部94と
は反対側に張り出している。
【0081】 そのため、第1の押圧片97aと第2の
押圧片97bとは、操作レバー82の上下方向に互いに
向かい合っており、この操作レバー82が第2の位置に
回動された状態では、図17の(B)に示すように、第
1および第2の押圧片97a,97bの先端がトレイ8
1の左側の側壁87よりも僅かに外側に張り出してい
る。そして、トレイ81を第1および第2の収容室6
2,63に収容した状態において、第1の押圧片97a
は、上記ハウジング36の第1の係合壁74の上端付近
に位置されるとともに、第2の押圧片97bは、上記ハ
ウジング36の第2の係合壁75の下端付近に位置され
るようになっている。
【0082】また、操作レバー82の操作端部94にお
いて、下側の指掛け部92bに連なる角部には、スリッ
ト98が切り込まれている。スリット98は、操作端部
94の先端に開放されている。このため、下側の指掛け
部92bのうち操作端部94に対応する部分は、本体部
91から切り離されて上下方向に弾性変形が可能なスト
ッパ部99を構成している。このストッパ部99は、ト
レイ81を第1および第2の収容室62,63に収容し
て操作レバー82を第2の位置に回動させた時に、上記
ハウジング36の第3の係合壁78と向かい合うような
位置にあり、このストッパ部99の先端部は、斜め上向
きに折り曲げられた傾斜部99aをなしている。
【0083】次に、上記のように構成のサーバ1におい
て、一つのハードディスクモジュール57をハウジング
36の第1の収容室62に着脱する際の操作手順につい
て説明する。
【0084】ハードディスクモジュール57を第1の収
容室62に収容するに当っては、まず、図14や図16
に示すように、操作レバー82を第1の位置に回動さ
せ、第1および第2の押圧片97a,97bをトレイ8
1の左側の側壁87よりも内側に位置させる。
【0085】続いてハードディスクモジュール57を水
平に保持し、このハードディスクモジュール57を第2
のコネクタ59を先頭にした姿勢で架台2の開口部10
からハウジング36の装着口44を通じて第1の収容室
62に挿入する。この際、トレイ81の側壁87を第1
および第2のガイド部66,69のガイド壁67a,6
7b、70a,70bの間に挿入し、これらガイド壁6
7a,67b、70a,70bに沿ってトレイ81を第
1の収容室62の終端の回路基板58に向けて押し込ん
でいく。
【0086】第2のコネクタ59と第1のコネクタ59
とが接続される接続位置の直前にハードディスクモジュ
ール57が到達すると、操作レバー82の第1の押圧片
97aが起立板41aの第1の係合壁74と向かい合
う。この状態で、図17に矢印で示すように操作レバー
82を第1の位置から第2の位置に向けて反時計回り方
向に回動させると、操作レバー82の第1の押圧片97
aの縁部が第1の係合壁74の先端に突き当たる。そし
て、操作レバー82をさらに回動させていくと、第1の
押圧片97aと第1の係合壁74との当接部分を支点と
してトレイ81が回路基板58に向けて強制的に押し込
まれる。やがて、操作レバー82が図19に示す第2の
位置に達すると、ハードディスクモジュール57が接続
位置まで移動し、HDD80の第2のコネクタ85が回路
基板58の第1のコネクタ59に接続される。
【0087】操作レバー82を第1の位置から第2の位
置に向けて回動させる際に、この操作レバー82が第2
の位置に直前に達すると、ストッパ部99の傾斜部99
aが仕切り板61の第3の係合壁78に突き当たる。す
ると、ストッパ部99は、操作レバー82が第2の位置
に向けて回動されるに従い、傾斜部99aと第3の係合
壁78との接触部分をガイドとして上向きに弾性変形す
る。そして、このストッパ部99は、ハードディスクモ
ジュール57が接続位置に達すると同時に第3の係合壁
78を乗り越え、この第3の係合壁78の裏側に弾性的
に引っ掛かる。
【0088】 これにより、操作レバー82の第1の押
圧片97aおよびストッパ部99が第1の収容室62に
張り出す第1および第3の係合壁74,78に引っ掛か
り、この操作レバー82を介してハードディスクモジュ
ール57が第1の収容室62にロックされるとともに、
操作レバー82が第2の位置に保持される。以上の動作
により、第1の収容室62に対するハードディスクモジ
ュール57の装着が完了する。
【0089】一方、ハードディスクモジュール57を第
1の収容室62から取り出す場合には、まず、図20に
示すように、ハウジング36の装着口44に手の指先を
挿入し、この指先で操作レバー82のストッパ部99を
押し上げる。これにより、ストッパ部99が弾性的に変
形し、第3の係合壁78との係合が解除される。ストッ
パ部99と第3の係合壁78との係合が解除されたなら
ば、図21に矢印で示すように、操作レバー82を第2
の位置から第1の位置に向けて時計回り方向に回動させ
る。
【0090】 この際、操作レバー82が第2の位置に
保持された状態では、図19に示すように、操作レバー
82の第2の押圧片97bが起立板41aの第2の係合
壁75の直前に位置されている。そのため、操作レバー
82を第1の位置に向けて回動させると、第2の押圧片
97bの角部が第2の係合壁75に近づく方向に移動
し、やがてこの角部が第2の係合壁75に突き当たる。
【0091】操作レバー82をさらに回動させていく
と、第2の押圧片97bと第2の係合壁75との当接部
分を支点としてトレイ81が回路基板58から遠ざかる
方向に強制的に押し出されていき、第1のコネクタ59
と第2のコネクタ85との接続解除動作が開始される。
そして、操作レバー82が第1の位置と第2の位置との
中間位置に達した時点で第2の押圧片97bが第2の係
合壁75から離脱し、この時、第2のコネクタ85が第
1のコネクタ59から引き抜かれる。
【0092】最後に操作レバー82を手で掴み、装着口
44に向けて引っ張ることにより、第1の収容室62か
らハードディスクモジュール57を取り出すことができ
る。
【0093】なお、ハウジング36の第2の収容室63
にハードディスクモジュール57を着脱する手順につい
ては、上記第1の収容室62と同様であるので、その説
明を省略する。
【0094】このような構成の増設ユニット34によれ
ば、トレイ81に組み込まれた操作レバー82を単に回
動させるだけの操作により、ハードディスクモジュール
57の第2のコネクタ85をハウジング36の第1のコ
ネクタ59に接続したり、この第1のコネクタ59との
接続を解除することができる。このため、ハードディス
クモジュール57の着脱操作を容易に行なうことができ
る。
【0095】この際、操作レバー82の第1および第2
の押圧片97a,97bおよびストッパ部99が係合す
るハウジング36の第1ないし第3の係合壁74,7
5,78は、夫々ハウジング36の起立板41a,41
bや仕切り板61から第1および第2の収容室62,6
3に向けて張り出しているので、この操作レバー82と
の当接部分を起立板41a,41bや仕切り板61より
も内側に位置させることができる。
【0096】このため、操作レバー82の全長を起立板
41a,41bと仕切り板61との配置間隔よりも短く
抑えることができ、この操作レバー82を含むトレイ8
1を幅狭くコンパクトに形成することができる。
【0097】したがって、架台2に支持された棚板25
の上に二台の増設ユニット34を並べて配置するに当
り、個々の増設ユニット34の小形化要求に伴って第1
および第2の収容室62,63の実装スペースが狭くな
っていても、これら第1および第2の収容室62,63
内にハードディスクモジュール57を無理なく収めるこ
とができる。
【0098】よって、棚板25の半分の幅寸法に規定さ
れたハウジング36の内部に、二つのハードディスクモ
ジュール57を仕切り板61を間に挟んで互いに並べて
配置することができる。この結果、図11に見られるよ
うに、一つのハウジング36の内部に最大で四つのハー
ドディスクモジュール57を二列・二段に配列すること
が可能となり、ハウジング36の小形化に対応した高密
度実装を実現できる。
【0099】また、上記構成のサーバ1において、架台
2を軽量化するためには、棚板25を薄くすることが望
まれる。ところが、この棚板25の上には、二台の増設
ユニット34が置かれるので、各増設ユニット34のハ
ウジング36に夫々四台のハードディスクモジュール5
7が収容されている場合には、これら増設ユニット34
の重さによって棚板25の幅方向に沿う中央部分が下向
きに張り出すように変形する虞があり得る。
【0100】この問題を改善するには、棚板25にハウ
ジング36の底板40を重ね合わせた状態でねじ止めす
ることが考えられる。このようにすれば、底板40と棚
板25とが一体的に結合されるので、ハウジング36の
底板40によって棚板25を補強することができ、見掛
け上、棚板25が厚くなったのと同じ結果が得られる。
そのため、増設ユニット34の重量に充分に対抗するこ
とができ、棚板25の変形を防止できる。
【0101】この際、棚板25は、架台2の機器収容室
9に積み上げた状態で配置されるので、一つの棚板25
の下に他の棚板25が存在するような場合に、この他の
棚板25が邪魔となって、一つの棚板25とハウジング
36とのねじ止め作業が損なわれる可能性が生じてく
る。
【0102】しかるに、本実施の形態の棚板25は、そ
の側板26に形成したスリット31を架台2側のガイド
部23に摺動可能に引っ掛けることで、このスリット3
1の長さに対応した分だけ架台2の前方に引き出し可能
となっている。そのため、この棚板25の引き出し範囲
内に位置する前端部に上記ハウジング36とのねじ止め
部分を位置させれば、棚板25を架台2の前方に引き出
した状態で、棚板25とハウジング36とのねじ止め作
業を実行することができ、作業性が良好となる。
【0103】なお、本発明は上記実施の形態に特定され
るものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施可能である。
【0104】例えば、一つのハウジングに装着可能なハ
ードディスクモジュールの台数は4台に限らず、架台の
大きさ等に応じて増減が可能である。
【0105】また、トレイに支持されるモジュールの本
体は、HDDに特定されるものではなく、例えば光ディス
クドライブ、光磁気ディスクドライブあるいはDVDドラ
イブ等を用いても良い。
【0106】さらに、操作レバーの指掛け部の縁部に、
例えば合成樹脂あるいはゴム製のカバーを取り付けても
良い。この構成を採用することで、操作レバーを手の指
先で掴み易くなり、操作レバーの操作性を改善すること
ができる。
【0107】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、操作レバ
ーの全長を収容室の幅寸法よりも短く抑えて、この操作
レバーを含むトレイを幅狭くコンパクトに形成すること
ができる。そのため、ハウジングの小形化要求に伴って
収容室内の実装スペースが減じられていても、この収容
室にモジュールを無理なく収めることができる。
【0108】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るラックマウントタイ
プのサーバの正面図。
【図2】架台の内部の機器収容室にトレイを介して二つ
の増設ユニットを収容した状態を示すサーバの断面図。
【図3】架台と棚板の前端部および増設ユニットの前端
部との連結構造を示すサーバの断面図。
【図4】架台と棚板の後端部および増設ユニットの後端
部との連結構造を示すサーバの断面図。
【図5】架台に対する棚板の固定構造を示すサーバの断
面図。
【図6】棚板の上に二台の増設ユニットを装着した状態
を示す斜視図。
【図7】(A)は、マウントフレームとブラケットの位
置関係を示す正面図。(B)は、マウントフレームに棚
板を固定した状態を示す正面図。
【図8】増設ユニットの斜視図。
【図9】ハウジングに四台のハードディスクモジュール
を装着した状態を示す増設ユニットの正面図。
【図10】増設ユニットを二台並べた状態を示す斜視
図。
【図11】増設ユニットを二台並べた状態を示す正面
図。
【図12】ハウジングの内部にハードディスクモジュー
ルを装着した状態を示す増設ユニットの断面図。
【図13】増設ユニットをマウントフレームに固定した
状態を示す正面図。
【図14】ハウジングの第1の収容室とハードディスク
モジュールとの位置関係を示す斜視図。
【図15】(A)は、起立板に形成した第1のガイド部
を示すハウジングの側面図。(B)は、ハウジングの第
1および第2のガイド部とハードディスクモジュールの
トレイとの位置関係を示す増設ユニットの断面図。
【図16】ハウジングの第1の収容室にハードディスク
モジュールを挿入した状態を示す増設ユニットの斜視
図。
【図17】(A)は、操作レバーの第1の押圧片がハウ
ジングの第1の係合壁に突き当たった状態を示す増設ユ
ニットの斜視図。(B)は、操作レバーの第1の押圧片
がハウジングの第1の係合壁に突き当たった状態を示す
増設ユニットの平面図。
【図18】操作レバーの第1の押圧片とハウジングの第
1の係合壁との位置関係を示す増設ユニットの斜視図。
【図19】ハードディスクモジュールが第1の収容室に
装着された状態を示す増設ユニットの平面図。
【図20】操作レバーのストッパ部とハウジングとの係
合を解除する状態を示す増設ユニットの斜視図。
【図21】操作レバーの第2の押圧片がハウジングの第
2の係合壁に突き当たった状態を示す増設ユニットの平
面図。
【符号の説明】
2…架台 25…棚板 34…情報記録ユニット(増設ユニット) 36…ハウジング 40…底板 41a,41b…起立板 44…装着口 57…モジュール(ハードディスクモジュール) 59…第1のコネクタ 61…仕切り板 62,63…収容室(第1の収容室、第2の収容室) 74…第1の係合部(第1の係合壁) 75…第2係合部(第2の係合壁) 78…第3係合部(第3の係合壁) 80…本体(HDD) 81…トレイ 82…操作レバー 85…第2のコネクタ 97a…第1の押圧片 97b…第2の押圧片 99…ストッパ部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に装着口を有するハウジングと、 上記装着口を通じて上記ハウジング内に取り出し可能に
    装着されるモジュールと、を具備し、 上記ハウジングは、互いに向かい合う一対の起立板
    に形成された収容室と、上記装着口と向かい合うように
    上記収容室に配置された第1のコネクタと、上記一方の
    起立板に形成され、上記収容室内に張り出す第1および
    第2の係合部と、上記他方の起立板に形成され、上記収
    容室内に張り出す第3の係合部と、を有し、 上記モジュールは、一端に上記第1のコネクタに取り外
    し可能に接続される第2のコネクタを有する本体と、
    本体を支持し、上記装着口から上記収容室に取り出し
    可能に挿入されるとともに、上記第2のコネクタが上記
    第1のコネクタに接続される接続位置まで上記収容室内
    に押し込まれるトレイと、上記本体の他端に対応する上
    記トレイの端部に設置された操作レバーと、を有し、 上記操作レバーは、上記トレイの挿入方向に沿って延び
    る第1の位置と、上記トレイの端部に沿って延びる第2
    の位置との間で回動可能に上記トレイの端部に支持され
    ており、しかも、この操作レバーは、(1) 上記収容室内で上記第1の位置から上記第2の位
    置に向けて回動させた時に、上記起立板の第1の係合部
    に当接してこの当接部分を支点に上記トレイを上記接続
    位置に向けて押し込む第1の押圧片と、(2) 上記トレイが上記接続位置に押し込まれた状態
    で、上記操作レバーを上記第2の位置から上記第1の位
    置に向けて回動させた時に、上記起立板の第2の係合部
    に当接してこの当接部分を支点に上記第2のコネクタが
    上記第1の位置から離脱する方向に上記トレイを押し出
    す第2の押圧片と、(3)上記接続位置にて上記操作レバーが上記第2の位
    置に回動された時に、上記 ハウジングの第3の係合部に
    取り外し可能に引っ掛かる弾性変形が可能なストッパ部
    と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記トレイ
    は、上記ハウジングの起立板に摺動可能に接する一対の
    側壁部を有し、また、上記ハウジングの起立板は、夫々
    上記収容室内に張り出すように切り起こされて、上記ト
    レイの側壁部を摺動可能に挟み込む一対のガイド壁を有
    し、これらガイド壁を切り起した跡に残るスリット状の
    切り欠きは、隣り合うガイド壁の間に位置するととも
    に、上記トレイを上記収容室に挿入した時に、このトレ
    イの側壁部によって塞がれることを特徴とする情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 互いに向かい合う一対の起立板と、これ
    ら起立板の間に介在される仕切り板とを有するハウジン
    グと、上記ハウジング内に取り出し可能に装着される複数のモ
    ジュールと、を具備し、 上記ハウジングは、上記仕切り板を間に挟んで並置され
    た第1および第2の収容室と 、これら第1および第2の
    収容室の一端に連なる装着口と、この装着口と向かい合
    うように上記第1および第2の収容室に配置された第1
    のコネクタと、上記第1の収容室に臨む一方の起立板お
    よび上記第2の収容室に臨む上記仕切り板の一方の面に
    形成され、夫々上記第1および第2の収容室内に張り出
    す第1および第2の係合部と、上記第1の収容室に臨む
    上記仕切り板の他方の面および上記第2の収容室に臨む
    他方の起立板に形成され、夫々上記第1および第2の収
    容室内に張り出す第3の係合部と、を有し、上記モジュールは、一端に上記第1のコネクタに取り外
    し可能に接続される第2のコ ネクタを有する本体と、こ
    の本体を支持し、上記装着口から上記第1および第2の
    収容室に取り出し可能に挿入されるとともに、上記第2
    のコネクタが上記第1のコネクタに接続される接続位置
    まで上記第1および第2の収容室に押し込まれるトレイ
    と、上記本体の他端に対応する上記トレイの端部に設置
    された操作レバーと、を有し、上記操作レバーは、上記トレイの挿入方向に沿って延び
    る第1の位置と、上記トレイ の端部に沿って延びる第2
    の位置との間で回動可能に上記トレイの端部に支持され
    ており、しかも、この操作レバーは、(1)上記第1および第2の収容室内で上記第1の位置
    から上記第2の位置に向け て回動させた時に、上記ハウ
    ジングの第1の係合部に当接してこの当接部分を支点に
    上記トレイを上記接続位置に向けて押し込む第1の押圧
    片と、(2)上記トレイが上記接続位置に押し込まれた状態
    で、上記操作レバーを上記第 2の位置から上記第1の位
    置に向けて回動させた時に、上記ハウジングの第2の係
    合部に当接してこの当接部分を支点に上記第2のコネク
    タが上記第1のコネクタから離脱する方向に上記トレイ
    を押し出す第2の押圧片と、(3)上記接続位置にて上記操作レバーが上記第2の位
    置に回動された時に、上記 ハウジングの第3の係合部に
    取り外し可能に引っ掛かる弾性変形が可能なストッパ部
    と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記ハウジン
    グの仕切り板は、上記第1の収容室に臨む第1の金属板
    と、上記第2の収容室に臨む第2の金属板とを互いに重
    ね合わせることで構成され、上記第1の金属板に上記第
    1の収容室に張り出す上記第3の係合部が形成されてい
    るとともに、上記第2の金属板に上記第2の収容室に張
    り出す上記第1および第2の係合部が形成されているこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3の記載において、上記モジュー
    ルは、上記第1および第2の収容室内で互いに積み上げ
    て配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 架台と、 この架台に支持された少なくとも一つの棚板と、 この棚板の上に互いに並べて配置された一対の情報記録
    ユニットと、を具備し、 上記情報記録ユニットは、上記棚板に載置される底板
    と、この底板を間に挟んで向か い合う一対の起立板と、
    これら起立板の間に介在される仕切り板とを有するハウ
    ジングと、このハウジングの内部に取り出し可能に装着
    される複数のモジュールと、を含み、上記情報記録ユニットのハウジングは、上記仕切り板を
    間に挟んで並置された第1お よび第2の収容室と、これ
    ら第1および第2の収容室の一端に連なる装着口と、こ
    の装着口と向かい合うように上記第1および第2の収容
    室に配置された第1のコネクタと、上記第1の収容室に
    臨む一方の起立板および上記第2の収容室に臨む上記仕
    切り板の一方の面に形成され、夫々上記第1および第2
    の収容室内に張り出す第1および第2の係合部と、上記
    第1の収容室に臨む上記仕切り板の他方の面および上記
    第2の収容室に臨む上記他方の起立板に形成され、夫々
    上記第1および第2の収容室内に張り出す第3の係合部
    と、を有し、上記モジュールは、一端に上記第1のコネクタに取り外
    し可能に接続される第2のコ ネクタを有する本体と、こ
    の本体を支持し、上記装着口から上記第1および第2の
    収容室に取り出し可能に挿入されるとともに、上記第2
    のコネクタが上記第1のコネクタに接続される接続位置
    まで上記第1および第2の収容室内に押し込まれるトレ
    イと、上記本体の他端に対応する上記トレイの端部に設
    置された操作レバーと、を有し、上記操作レバーは、上記トレイの挿入方向に沿って延び
    る第1の位置と、上記トレイ の端部に沿って延びる第2
    の位置との間で回動可能に上記トレイの端部に支持され
    ており、しかも、この操作レバーは、(1)上記第1および第2の収容室内で上記第1の位置
    から上記第2の位置に向け て回動させた時に、上記ハウ
    ジングの第1の係合部に当接してこの当接部分を支点に
    上記トレイを上記接続位置に向けて押し込む第1の押圧
    片と、(2)上記トレイが上記接続位置に押し込まれた状態
    で、上記操作レバーを上記第 2の位置から上記第1の位
    置に向けて回動させた時に、上記ハウジングの第2の係
    合部に当接してこの当接部分を支点に上記第2のコネク
    タが上記第1のコネクタから離脱する方向に上記トレイ
    を押し出す第2の押圧片と、(3)上記接続位置にて上記操作レバーが上記第2の位
    置に回動された時に、上記 ハウジングの第3の係合部に
    取り外し可能に引っ掛かる弾性変形が可能なストッパ部
    と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、上記モジュー
    ルは、上記仕切り板を間に挟 んで互いに並べて配置され
    ていることを特徴とする情報処理装置。
JP2001076838A 2001-03-16 2001-03-16 情報処理装置 Expired - Lifetime JP3477180B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001076838A JP3477180B2 (ja) 2001-03-16 2001-03-16 情報処理装置
EP01122230A EP1244109B1 (en) 2001-03-16 2001-09-17 Information processing apparatus having housing capable of removably storing a plurality of hard disc drives
DE60120908T DE60120908T2 (de) 2001-03-16 2001-09-17 Informationsverarbeitungsgerät mit Gestell geeignet zur abnehmbaren Speicherung einer Mehrheit von Festplattenlaufwerke
US09/956,037 US20020131242A1 (en) 2001-03-16 2001-09-20 Information processing apparatus having housing capable of removably storing a plurality of hard disc drives

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001076838A JP3477180B2 (ja) 2001-03-16 2001-03-16 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002278647A JP2002278647A (ja) 2002-09-27
JP3477180B2 true JP3477180B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=18933701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001076838A Expired - Lifetime JP3477180B2 (ja) 2001-03-16 2001-03-16 情報処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20020131242A1 (ja)
EP (1) EP1244109B1 (ja)
JP (1) JP3477180B2 (ja)
DE (1) DE60120908T2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7200008B1 (en) * 2004-07-01 2007-04-03 Bhugra Kern S Multi-depth drive enclosure
US11310944B2 (en) 2006-06-15 2022-04-19 Valan R. Martini Energy saving system and method for cooling computer data center and telecom equipment
EP2032918A4 (en) * 2006-06-15 2011-09-21 Valan R Martini POWER SAVING SYSTEM AND METHOD FOR COOLING A COMPUTER DATA CENTER AND THE RELATED TELECOMMUNICATIONS EQUIPMENT
US10182516B2 (en) 2006-06-15 2019-01-15 Valan R. Martini Energy saving system and method for cooling computer data center and telecom equipment
TW200938050A (en) * 2008-02-20 2009-09-01 Inventec Corp Casing structure of electronic device
US8701737B2 (en) * 2009-11-09 2014-04-22 LDM Products, Inc Retractable computer rack aisle roof
JP5556251B2 (ja) * 2010-03-09 2014-07-23 富士通株式会社 キャビネットラック及びラックマウントホルダ
US20140032748A1 (en) * 2012-07-25 2014-01-30 Niksun, Inc. Configurable network monitoring methods, systems, and apparatus
US9345163B2 (en) * 2013-05-30 2016-05-17 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Modules to contain interface cards
JP7334424B2 (ja) * 2019-02-26 2023-08-29 富士通株式会社 電子装置
US11382235B2 (en) * 2019-12-11 2022-07-05 Martas Precision Slide Co., Ltd. Fixing bracket for slide rail of open rack

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751551A (en) * 1995-11-07 1998-05-12 Sun Microsystems, Inc. Universal hard drive bracket with shock and vibrational isolation and electrical grounding
DE29809850U1 (de) * 1998-06-02 1998-09-24 Chen Ching Kung Mobiler Hartplattenrahmen
US6088221A (en) * 1998-06-15 2000-07-11 Compaq Computer Corporation Hot-pluggable disk drive carrier assembly with no loose parts
DE29816380U1 (de) * 1998-09-11 1999-02-25 Chang Cheng Chun Einschubschacht für eine Festplatte
US6052278A (en) * 1998-11-13 2000-04-18 Hewlett-Packard Company Data storage module and enclosure system
US6351379B1 (en) * 2000-08-09 2002-02-26 Lite-On Enclosure Inc. Extracting and positioning structure for hard disk drive

Also Published As

Publication number Publication date
EP1244109A2 (en) 2002-09-25
DE60120908T2 (de) 2007-01-25
EP1244109B1 (en) 2006-06-21
EP1244109A3 (en) 2003-03-19
DE60120908D1 (de) 2006-08-03
US20020131242A1 (en) 2002-09-19
JP2002278647A (ja) 2002-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3477180B2 (ja) 情報処理装置
US7362565B2 (en) Disk drive support system
US7394660B2 (en) Enclosure structure of electronic equipment, and disk array apparatus
US7068498B2 (en) Computer system with slidable motherboard
TWI717818B (zh) 硬碟機載架以及硬碟機機箱組件
US5768047A (en) Cartridge library with duel-sided rotatable spit having latch member extending through aperture in circular toothed end wall
JP2001350543A (ja) 容易にアクセス可能なマザーボードを備えてなるコンピュータ
JP2001350542A (ja) モジュール式構成部品を備えてなるコンピュータ
JP2001350544A (ja) モジュール式着脱可能媒体ドライブを備えてなるコンピュータ
TWI583294B (zh) The built-in accessory of the chassis is hot-swappable
JP3462459B2 (ja) 据え置き形電子機器
JP3688958B2 (ja) 機器着脱装置およびこの機器着脱装置を有する情報処理装置
US11963325B2 (en) Module ejection mechanism and expansion assembly having the same
JP2000307252A (ja) 調整可能なベゼル・アセンブリおよび取り付け方法
JP4220114B2 (ja) カード支持装置および電子機器
JP2002278653A (ja) 情報処理装置
US8016126B1 (en) Cabinet structures resistant to racking deformation for rack mounted computing systems
JP3186672B2 (ja) 収納庫
TWI754353B (zh) 資料存儲裝置固定結構及機櫃
CN219020579U (zh) 一种报刊架
JP2887650B2 (ja) バーンイン装置
US8011742B1 (en) Tilt-out shelf guide mechanism suitable for rack mount computing systems
JP2003116683A (ja) 扁平四角状商品陳列用什器
JPH07235111A (ja) ディスク装置
JPS6143737Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9