JP3476339B2 - スリップ可能な出力歯車機構 - Google Patents

スリップ可能な出力歯車機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータにより出力
歯車を駆動する歯車機構に関し、尚詳しくは、過負荷の
場合には出力軸に対して出力歯車がスリップして出力歯
車の回転は停止するも、モータは回転を持続する歯車機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、設備時計の開閉扉や時計用装飾体
を載置したステージなどを駆動するため、図4に示すよ
うに、駆動用モータ11とする電動モータの回転軸13
から減速歯車列を介して出力軸20を回転させ、この出
力軸20に取り付けた出力歯車55を高トルクで回転さ
せるギヤーモータが使用されている。
【0003】このギヤーモータでは、前ケース41と後
ケース45とによるギヤブロックケース40の内部に複
数段の減速歯車を組み込み、電動モータの回転軸13に
取り付ける第1歯車15から順次減速歯車を介して出力
軸20に取り付ける駆動歯車19に回転を伝達し、駆動
歯車19と出力軸20とを一体として回転させるもので
ある。そして、この出力軸20の一端をギヤブロックケ
ース40の前ケース41から突出させ、この出力端部3
5に取り付けた出力歯車55を回転させて開閉扉やステ
ージなどの可動体を駆動させるものである。
【0004】又、この出力歯車機構とするギヤーモータ
では、扉やステージなどの可動体の移動に障害が発生し
て出力歯車55に大きな負荷が加わったとき、出力歯車
55の回転が停止し、ひいては電動モータの回転が停止
してモータに過大電流が流れることを防止するため、出
力歯車55と出力軸20との間にスリップが生じるよう
にする機構が採用されている。
【0005】この過大な負荷が加わった場合にスリップ
を可能とする機構としては、図4及び図5に示すよう
に、出力軸20に対して摺動回転を可能とする出力歯車
55の側面をコイルバネなどの弾性体53により強圧し
て出力軸20の回転を出力歯車55に伝達するものであ
る。尚、この出力歯車55には、筒状のバネ案内部58
を有する歯車を用いることが有る。
【0006】この出力軸20は、後ケース45の軸受け
穴46に挿入する支持端部21の近くに駆動歯車取付け
部23を有し、この駆動歯車取付け部23には円柱表面
を切り欠いた係合平面24を有し、この係合平面24に
より駆動歯車19と出力軸20とは確実に一体的に回転
するようにされており、軸本体部25の他端には座金挿
入部31と座金挿入部31よりも僅かに直径を小さくし
た出力歯車取付け部33を有するものである。
【0007】又、座金挿入部31には、直線状の切欠き
による係合切欠き部32を有し、出力歯車取付け部33
の端部近くには環状の溝部37を有するものである。そ
して、この出力軸20の駆動歯車取付け部23に駆動歯
車19を嵌装し、又、軸本体部25に回転自在な減速歯
車を嵌装して後ケース45の軸受け穴46に支持端部2
1を挿入し、他の減速歯車を後ケース45の内部に収納
するように適宜支持軸に取り付け、駆動用モータ11も
後ケース45に取り付けた後、前ケース41の軸受け部
42により出力軸20の軸本体部25を回転可能に支持
して出力歯車取付け部33を前ケース41から突出させ
るものである。
【0008】更に、突出した出力軸20に座金51を嵌
装し、更に弾性体53及び出力歯車55を嵌装し、出力
歯車55を強く押し込んで弾性体53を圧縮し、溝部3
7を露出させてEリング61を溝部37に挿入固定する
ものである。尚、出力歯車55は円筒状の軸穴56を有
し、出力軸20に対して摺動及び回転自在に嵌装するも
のであり、座金51は、座金挿入部31に形成されてい
る係合切欠き部32と係合して座金挿入部31に嵌合す
るD字状の穴部を有して出力軸20と一体的に回転させ
るものとし、Eリング61と座金51とにより弾性体5
3を圧縮状態で出力歯車55の側面に圧接し、Eリング
61と弾性体53により出力歯車55を挾持して出力軸
20の回転を出力歯車55に伝達するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、弾性体
により出力歯車の側面を圧接して出力軸の回転を出力歯
車に伝達する機構では、弾性体を圧縮するように押圧力
を加えてEリングを出力軸の溝部に嵌合しなければなら
ず、出力歯車を所定位置まで押し込むためには、弾性体
を強く押圧する必要があり、Eリングの挿入が簡単には
できない欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、減速歯車列を
内蔵したギヤブロックケースから突出した出力軸に座金
及び弾性体と出力歯車とを嵌装し、出力歯車は出力軸に
対して回転可能に出力軸に嵌装し、出力軸の端部にナッ
トを螺入固定して前記弾性体が前記座金と出力歯車とに
より圧縮状態とされたスリップ可能な出力歯車機構とす
る。
【0011】このように、ナットを螺入して出力歯車を
出力軸に固定するスリップ可能な出力歯車機構では、ナ
ットのねじ込みにより弾性体を圧縮して出力歯車を取り
付けることができ、弾性体を圧縮した状態として組み立
てることが容易にできる。尚、弾性体や出力歯車を出力
軸に嵌装するに際し、2枚の座金の間に弾性体と出力歯
車とを配置し、2枚の座金は出力軸と一体に回転する座
金とすることも有る。
【0012】このように、弾性体及び出力歯車を2枚の
座金で挟み、2枚の座金を出力軸と一体的に回転させる
と、ナットのねじ込みにより弾性体を圧縮する出力歯車
の取り付けを容易としつつ、出力軸に対して回転自在と
した出力歯車に回転軸の回転を伝達するに際し、座金や
弾性体を介して確実に回転を伝達し且つ大きな外力によ
っては出力歯車のスリップを可能とすることができる。
【0013】又、この出力軸は、その他端を非円形と
し、ギヤブロックケースの裏面に露出させるものであ
。このように、出力軸の他端を非円形としてケースの
裏面に露出させておけば、治具や工具を用いて出力軸の
回転を容易に阻止することができ、出力軸の先端に取り
付けるナットを確実に締め上げることができる。
【0014】尚、ギヤブロックケースの裏面には出力軸
の周囲に凹部を形成して出力軸の端部を露出させている
ものである。このように、ギヤブロックケースの裏面に
凹部を設けて出力軸の端部を露出させると、出力軸の端
部の突出量を少なくしても治具や工具を係合させること
ができ、ナットの螺入に際して出力軸の回転を治具や工
具によって阻止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る出力歯車機構の実施
の形態は、図1に示すように、駆動用モータ11の回転
軸13に取り付けた歯車から、数段の減速歯車列を介し
て出力軸20を回転させるものである。この駆動用モー
タ11は、ギヤブロックケース40の後ケース45に固
定し、駆動用モータ11の回転軸13に取り付けた第1
歯車15や減速歯車列を構成する第2歯車16乃至第4
歯車18と出力軸20に取り付ける駆動歯車19とをギ
ヤブロックケース40の内部に収納し、出力軸20の出
力端部35をギヤブロックケース40の前ケース41か
ら突出させ、この出力端部35の近くに出力歯車55を
設けるものである。
【0016】従って、この出力歯車機構は、ギヤブロッ
クケース40に収納した減速歯車列により、駆動用モー
タ11の回転を順次減速し、回転トルクを大きくして出
力歯車55に伝達することができるものである。尚、図
1に示した出力歯車機構は、減速歯車とした第3歯車1
7を出力軸20に回転自在に取り付け、減速段数を増加
させつつギヤブロックケース40を小型としている。
【0017】又、出力軸20に駆動歯車19を取り付け
るに際しては、図2に示すように、円柱形状である出力
軸20の駆動歯車取付け部23には出力軸20の軸線と
平行な平面である係合平面24を1箇所に設けてDカッ
トと称される形状とするか、出力軸20の軸線と平行な
係合平面を2箇所に設けてHカットと称される形状と
し、出力軸20と駆動歯車19を確実に一体的に回転さ
せるようにする場合や、スプライン嵌合により出力軸2
0と駆動歯車19を確実に一体的に回転させるようにす
る場合がある。
【0018】そして、前ケース41の前面から突出した
出力端部35には、先端に雄ネジ38を形成しており、
係合切欠き部32を有する座金挿入部31や円柱形状の
出力歯車取付け部33を有するものである。従って、駆
動用モータ11を後ケース45に取り付け、駆動歯車1
9を出力軸20に嵌装して出力軸20を後ケース45の
軸受け穴46に挿入し、第4歯車18の小径部を駆動歯
車19に噛合させて後ケース45の支持軸に取り付け、
出力軸20の軸本体部25に第3歯車17を嵌装して第
4歯車18の大径部と噛合させ、更に第2歯車16を後
ケース45の支持軸に取り付けて第3歯車17や第1歯
車15と噛合させた後、出力軸20の軸本体部25を前
ケース41の軸受け部42を貫通させて前ケース41を
後ケース45に固定し、ギヤブロックケース40の内部
に減速歯車列を収納して出力軸20の出力端部35を前
ケース41から突出させるものである。
【0019】尚、第1歯車15の直径を後ケース45の
透孔49よりも小さくし、ギヤブロックケース40の内
部に第2歯車16以降の減速歯車列を組み込み、第1歯
車15を回転軸13に取り付けた駆動用モータ11を後
から後ケース45に固定するように取り付けることも有
る。そして、出力軸20の座金挿入部31には、座金挿
入部31の係合切欠き部32に合わせて1箇所又は2箇
所に係合平面部を設けた中心穴であるD穴又はH穴を有
する座金51を嵌装し、出力軸20と一体的に回転する
座金51を取り付ける。
【0020】更に、コイルバネなどの弾性体53を出力
歯車取付け部33に嵌装し、この弾性体53と合わせて
出力歯車55を出力歯車取付け部33に嵌装する。この
出力歯車55は、出力歯車取付け部33の直径と合わせ
た円柱形状の軸穴56を有し、出力軸20に対して摺動
回転自在としているものであることは従来と同様であ
る。
【0021】又、この出力歯車55は、コイルバネの内
径よりも小さな外径を有して中心に軸穴を有する筒状の
バネ案内部58を有する歯車を用いれば、圧縮状態とさ
れる弾性体53の座屈を防止し、安定した所定の押圧力
を出力歯車55の側面に加えることができる。又、組み
立てに際しても、弾性体53であるコイルバネの挿入の
案内として組み立て作業性を向上させることもできる。
【0022】そして、第2座金63を出力軸20に嵌装
し、出力歯車55を軽く押し込み、又は押し込むことな
くナット65を出力端部35の雄ネジ38に螺合させ
る。更に、出力軸20に取り付けたナット65を回転さ
せてナット65を所定位置までねじ込むように螺入すれ
ば、弾性体53を容易に圧縮して出力歯車55を取り付
けることができる。
【0023】このように、ナット65を用いて弾性体5
3を圧縮状態として出力歯車55を取り付けるスリップ
可能な出力歯車機構は、弾性体53を強く圧縮すること
なく弾性体53や出力歯車55を出力軸20に嵌装した
状態でナット65を出力軸20の先端に設けた雄ネジ3
8と螺合させ、このナット65を回転させて締め上げる
ことにより、弾性体53を圧縮状態として弾性体53に
より出力歯車55の側面を押圧する状態として弾性体5
3や出力歯車55を出力軸20に固定することができ
る。
【0024】従って、弾性体53の押圧力により回転を
出力歯車55に伝達するスリップ可能な出力歯車機構の
組立を容易に行うことができる。尚、雄ネジ38の1箇
所又は2箇所に切欠き平面部を形成しておき、第2座金
63としてD穴又はH穴を有する座金を用いて出力歯車
55の側面に直接接触する第2座金63も出力軸20と
確実に一体的に回転する座金とすることも有る。
【0025】このように、第2座金63も出力軸20と
一体的に回転させるようにしておけば、ナット65の緩
みを防止し、又、出力歯車55に出力軸20の回転を伝
達するに際し、座金63が接する出力歯車55の側面か
ら確実に安定した回転力を伝達することができる。又、
本実施の形態は、後ケース45の軸受け穴46はケース
の外部に貫通させ、出力軸20の支持端部21は、図2
に示したように、軸受け段部22を有して軸受け穴46
に取り付けられると共に、その先端を図1に示すように
後ケース45の外部に露出させるものであり、この支持
端部21の先端には、更に支持端部21よりも外径の小
さな係合端部27を有するものである。
【0026】そして、この係合端部27は四角柱形状や
六角柱形状の非円柱形状、又は、円柱形状の一部に軸線
と平行な平面である係合平面28を1つ有するDカット
付円柱や係合平面28の2つを対向位置に有するHカッ
ト付円柱とした非円柱形状としている。このため、この
係合端部27の形状に合わせた係合穴69を有する治具
や工具を用いて出力軸20が不用意に回転しないように
固定することが可能であり、減速歯車列の減速率や駆動
用モータ11の回転抵抗により出力軸20の回転が阻止
される場合に限ることなく、常に、出力端部35に螺合
させたナット65をねじ込むに際してナット65を強く
締め上げ、ナット65を確実に固定することができる。
【0027】従って、係合穴69を有する治具台68に
減速歯車列を組み込んだギヤブロックケース40を載置
し、係合端部27を治具台68の係合穴69に挿入して
出力軸20の回転を阻止しておき、座金51、弾性体5
3、及び出力歯車55と第2座金63を出力軸20の出
力端部35に嵌装し、ナット65を取り付けてねじ込む
ことにより、極めて容易に弾性体53を圧縮状態とした
歯車機構を組み立てることができる。
【0028】尚、後ケース45の外部には、軸受け穴4
6の周囲に凹部48を形成し、係合端部27を後ケース
45の外部に露出させるも、係合端部27の先端が後ケ
ース45の後平面から突出しないようにしておくことが
ある。このように、係合端部27の先端をギヤブロック
ケース40の裏面から大きく突出させることなく係合端
部27を露出させておけば、係合端部27を固定してナ
ット65の固定を確実とする出力歯車機構の組立を容易
とするも、出力歯車機構を使用するに際して、露出する
回転部分を少なくして出力歯車機構の装飾体時計などへ
の組み込みをも容易とすることができる。
【0029】又、弾性体53の外側に出力歯車55を配
置する場合のみでなく、図3に示すように、出力歯車5
5を出力軸20に嵌装した後、出力端部35から弾性体
53及び座金を嵌装してナット65により出力歯車55
や弾性体53などが出力軸20から脱落しないようにす
ると共に弾性体53を圧縮状態とすることも有る。この
場合においても、2枚の座金を出力軸20と一体に回転
するようにD穴やH穴を有する座金を用いれば、2枚の
座金の間に挿入された出力歯車55や弾性体53に出力
軸20の回転を確実に伝達し、大きな外力が出力歯車5
5に加わると出力歯車55がスリップすることは図1に
示した実施の形態と同様である。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明は、ギヤブロ
ックケースから突出した出力軸に座金及び弾性体と出力
歯車とが嵌装され、この出力歯車は出力軸に対して回転
可能に出力軸に嵌装され、出力軸の端部にナットが螺入
固定されて前記弾性体が前記座金と出力歯車とにより圧
縮状態とされたスリップ可能な出力歯車機構である。
【0031】従って、圧縮された弾性体により出力歯車
の側面から出力軸の回転を出力歯車に伝達する歯車機構
の組立を容易とすることができる。又、請求項2に記載
した本発明は、ギヤブロックケースから突出した出力軸
に出力軸と一体に回転する2枚の座金が嵌装され、この
2枚の座金の間に出力軸に対して回転可能な出力歯車と
弾性体とが嵌装され、出力軸の端部にナットが螺入固定
されて前記弾性体が前記座金の一方と出力歯車とにより
圧縮状態とされたスリップ可能な出力歯車機構である。
【0032】従って、出力軸と一体に回転する座金を介
して安定した回転力を出力歯車に伝達することができ、
組立が容易にして、ナットの緩みにくいスリップ可能な
出力歯車機構とすることができる。そして、請求項1及
び請求項2に記載した本発明は、出力軸の他端が非円形
とされ、この他端がギヤブロックケースの裏面に露出し
いるスリップ可能な出力歯車機構である。
【0033】従って、非円形の露出した端部を治具や工
具と係合させ、出力軸の回転を阻止しつつナットを螺入
することができ、ナットを容易且つ確実に強く締め上げ
てナットを固定することができるものである。更に、
求項1及び請求項2に記載した発明は、ギヤブロックケ
ースの裏面には出力軸の周囲に凹部を形成しているスリ
ップ可能な出力歯車機構である。
【0034】従って、出力軸の他端をギヤブロックケー
スの裏面から大きく突出させることなく、確実に治具や
工具で出力軸の端部を固定することができるものであ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力歯車機構の実施の形態を示す
断面図。
【図2】本発明に係る出力歯車機構の出力軸を示す側面
図。
【図3】本発明に係る出力歯車機構の他の実施の形態を
示す断面図。
【図4】従来の出力歯車機構の一例を示す断面図。
【図5】従来の出力歯車機構における出力軸に一例を示
す側面図。
【符号の説明】 11 駆動用モータ 13 回転軸 15 第1歯車 16 第2歯車 17 第3歯車 18 第4歯車 19 駆動歯車 20 出力軸 21 支持端部 22 軸受け段部 23 駆動歯車取付
け部 24 係合平面 25 軸本体部 27 係合端部 28 係合平面 31 座金挿入部 32 係合切欠き部 33 出力歯車取付け部 35 出力端部 37 溝部 38 雄ネジ 40 ギヤブロックケース 41 前ケース 42 軸受け部 45 後ケース 46 軸受け穴 48 凹部 49 透孔 51 座金 53 弾性体 55 出力歯車 56 軸穴 58 バネ案内部 61 Eリング 63 第2座金 65 ナット 68 治具台 69 係合穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減速歯車列を内蔵したギヤブロックケー
    スから突出した出力軸に座金及び弾性体と出力歯車とが
    嵌装されており、前記出力歯車は出力軸に対して回転可
    能に出力軸に嵌装され、出力軸の端部にナットが螺入固
    定されて前記弾性体が前記座金と出力歯車とにより圧縮
    状態とされており、且つ、出力軸の他端は非円形とさ
    れ、この他端がギヤブロックケースの裏面に露出し、ギ
    ヤブロックケースの裏面には出力軸の周囲に凹部が形成
    されていることを特徴とするスリップ可能な出力歯車機
    構。
  2. 【請求項2】 減速歯車列を内蔵したギヤブロックケー
    スから突出した出力軸に出力軸と一体に回転する2枚の
    座金が嵌装されており、この2枚の座金の間に出力軸に
    対して回転可能な出力歯車と弾性体とが嵌装され、出力
    軸の端部にナットが螺入固定されて前記弾性体が前記座
    金の一方と出力歯車とにより圧縮状態とされており、且
    つ、出力軸の他端は非円形とされ、この他端がギヤブロ
    ックケースの裏面に露出し、ギヤブロックケースの裏面
    には出力軸の周囲に凹部が形成されていることを特徴と
    するスリップ可能な出力歯車機構。
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