JP3476156B2 - 排紙トレイ - Google Patents

排紙トレイ

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JP3476156B2
JP3476156B2 JP05986094A JP5986094A JP3476156B2 JP 3476156 B2 JP3476156 B2 JP 3476156B2 JP 05986094 A JP05986094 A JP 05986094A JP 5986094 A JP5986094 A JP 5986094A JP 3476156 B2 JP3476156 B2 JP 3476156B2
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tray
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天麿 渡邊
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、プリンタ
等の画像形成装置の排紙トレイに関し、特には、大サイ
ズから小サイズまで複数のサイズの用紙を使用する画像
形成装置の排紙トレイに関する。 【0002】 【従来の技術】一般にかかる画像形成装置においては、
その使用の多様化により、複数のサイズの用紙、例えば
A1,A2サイズといった大サイズの用紙からA4サイ
ズといった小サイズの用紙まで一連に使用できることが
要求される。装置内において画像を形成されたこれらの
用紙は、装置の排出口から装置外へと排出され、通常、
これら排出された用紙は、用紙を受けるに十分な大きさ
を有する排紙トレイ上に積載される。 【0003】かかるトレイにおいて最も知られる構造
は、装置内から排出された用紙を受けるべく、装置の排
出口の下方において下向きに傾斜して配置された構造で
ある。かかる排紙トレイの収容面は、排出される最大サ
イズの用紙を基準とした大きさを有する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このような排紙トレイ
において、最初に排出された用紙はその先端を排紙トレ
イの下端に設けられたストッパーによって受けとめられ
てトレイ内に収容されるが、仮にかかる用紙が小サイズ
の場合、用紙の後端はトレイの長手方向の中程に位置す
る。このような小サイズの用紙がトレイの下方において
複数枚積載されると、積載されて厚みを形成する用紙群
の後端に、次に搬送されてきた用紙の先端が衝突し、き
れいに整列した積載ができない。また次順に排出する用
紙が大サイズの用紙である場合には、かかる先端の衝突
により、用紙の進行が止まり、装置内に位置する用紙の
後端部によって紙詰まりが生じる。このため、従来にお
いては用紙の先端を受けとめる前記したストッパーをト
着脱可能なストッパープレートとして構成し、このスト
ッパープレートを排出する用紙のサイズに合わせて前後
に移動させ、トレイ上の用紙の収容面の広さを調節さ
せ、前記衝突を避けていた。 【0005】このように、従来の装置においては、排出
すべき用紙のサイズが変わる度に紙詰まりが起きないよ
うに、ストッパープレートを移動させなければならない
ため、作業効率が悪いなどの問題を有している。 【0006】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
ので、ストッパープレートの移動を行うことなく、且つ
紙詰まりを生じる虞なくサイズの異なる転写紙の積載が
可能な排紙トレイを、簡単な構成により且つ低コストで
提供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、装置本体から排出される複数のサイズの
用紙を受け順次積載する排紙トレイにおいて、該トレイ
は、装置本体から排出される最大サイズの用紙を収容可
能な且つ下向きに傾斜した収容面と、この収容面の下端
に設けられたストッパーとを有し、前記収容面は前記ス
トッパーとを有し、前記収容面は、前記ストッパーを基
準として積載された最小サイズの用紙の上端位置よりも
上部位置において上方に突出し排出される用紙の進行方
向に向かって順方向に傾斜した傾斜面を有する突起部を
有しており、前記収容面に前記突起部を用紙の幅方向に
複数個並列して設け、用紙の長手方向に複数列設けてな
り、前記ストッパー側に向かうに従い、各列の突起部の
数を両側から少なくしたことを特徴とする。 【0008】 【0009】 【作用】このような構成において、小サイズの用紙は突
起部の下方において積載され、従って、次順に排出され
る用紙は突起部の傾斜面に沿って滑ってジャンプし、既
に積載されている用紙群の上端に衝突することなく通過
する。また、最初の用紙が小サイズであり、次順の用紙
が大きい場合においても同様に突起部の傾斜面によって
用紙は最初の用紙群の上端を通過するため、上記したよ
うな紙詰まりを生じることなく積載が可能である。 【0010】 【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図面を参照
として説明する。図1は本発明による排紙トレイを使用
した画像形成装置の一例を示す。画像を形成すべき用
紙、即ち転写紙は、給紙カセット5から画像形成部1へ
送られ、そこにおいてトナー像を転写された後、搬送ベ
ルト18によって定着部2へと送られトナー像が転写紙
上に定着される。給紙カセット5は、装置本体に対して
着脱自在に装着することができ、使用者が意図するサイ
ズの用紙が入ったカセットが選択されて装着される。ま
た、給紙カセット5は、給紙カセットではなく、手差し
テーブルでも良い。 【0011】定着像を形成した転写紙は、排紙ローラ1
9によって排出口20から機外へと排出される。排出口
20の下方には、装置本体に対して下向きに傾斜して取
り付けられる排紙トレイ32の収容面上に送り出され
る。排紙トレイ32の上面、即ち、排出された転写紙を
受ける収容面35は、排出される最大サイズの転写紙を
収容するのに十分な広さの平面を有しており、その下向
きへの傾斜は、転写紙が排紙ローラ19による押し出し
力並びに紙自身の重量によって収容面35に沿って下方
に滑り落ちるのに十分な角度を有している。収容面35
はまた、その長手方向の中部において、上方に突出した
1つ乃至複数の突起部33を有し、更に、収容面の先
端、即ち下端部には排出された転写紙の前端を受け止め
るためのストッパー34を有している。図示例では、突
起部33はA列,B列の上下2列に設けられているが、
これに限定されず、いずれか一方の列のみであっても良
い。 【0012】図3および図4はそれぞれ別の形状の突起
部33を示すが、これら図に示す例ではA列、B列共に
突起部33が用紙の幅方向に並列するようにそれぞれ離
間して複数個設けられている。しかしながら本発明はこ
のように離間した突起部に限定されず、例えば転写紙の
幅方向に峰を形成するように線状に延びた形状であって
も良い。突起部33の各列、即ち突起部33のトレイ上
での長手方向の位置は、排出される転写紙のサイズに関
連して定められる。 【0013】例えば、排出する転写紙の最大サイズがA
2であり且つ最小サイズがA4である場合、収容面35
の長手方向の長さLは、少なくともA2サイズの転写紙
の長さより長く、また前記したストッパー34から一番
近い突起部33のA列までの長さは、A4サイズの転写
紙の長さよりも幾分か長く、またストッパー34から本
体側の突起部33のB列までの長さはA3サイズの転写
紙長さよりも幾分か長いように設定されている。経験か
ら、これら突起部33の頂点からその下方に積載された
転写紙の上端までの距離は、限定するものではないが、
10mm程度が好適である。 【0014】突起部33は図に示すように、排出される
転写紙の進行方向に見て順方向に傾斜した傾斜面33F
を有する。この傾斜面33Fは、後述する転写紙が傾斜
面に沿って突起部33を支障なく通過できるように作用
する。傾斜面33Fの後面33Gは切り立った傾斜であ
って良い。 【0015】図2は突起部33と、トレイ上に積載され
た転写紙との位置関係を示す。図に示すように、最初に
A4サイズの転写紙P1が排出されると、転写紙Pは突
起部33の傾斜面33Fに沿って突起部33を通過し、
その先端をストッパ34により当接した状態で収容面3
5上に収容される。図示のように、転写紙P1の後端
(上端)は突起33によって、転写紙の進行方向に見て
隠れた位置にある。この様にして複数枚のA4サイズの
転写紙Pが連続して排出されても、同様にして図示位置
に順次積載される。一方、例えば、次にA3サイズの転
写紙P2が搬送されてきた場合、転写紙P2は突起部3
3により最初に搬送された転写紙P1の上方を通過し、
その先端をストッパ34に当接し、その後端(上端)を
排出ローラ19側の突起部33の下方に位置させた状態
で積載される。このように次順の転写紙は既に積載され
ている転写紙群の後端とぶつかることなくスムーズに搬
送され、紙詰まりがなく、積載が可能となる。 【0016】突起部33の形状は、図3に示すような、
排紙トレイ32の用紙搬送方向の下流側を切り欠いて転
写紙の落下方向に向かって順方向に傾斜した傾斜面を有
して突起している突起部33aや、図4に示すような、
左右を切り欠いて中央を押し上げた突起部33bでも良
い。 【0017】また、突起部33を複数列設けた場合、各
列の突起部33は、ストッパー34方向の列Aの突起部
が、装置本体側の列Bの突起部に比較して幅方向両側の
突起部を欠いて数を少なくすることが好ましい。このこ
とは、大きいサイズの転写紙が搬送されてきた場合スト
ッパー方向の先端部の両端がないほうが、積載がしやす
く、低コストとなるためである。 【0018】図5に示す例では、排紙トレイ32は、装
置本体を載置するテーブル50内に設けられている。こ
の場合、排紙ローラ19から排出された転写紙は、転写
紙の先端と当接してその向きを変更するように傾斜して
設けられた転写紙案内板31によってテーブル50側へ
と反転され、テーブル内の排紙トレイ32上へと排出さ
れる。テーブル内の排紙トレイ32の構造は前述した例
と同じである。 【0019】 【発明の効果】本発明のストッパーを移動することな
く、紙詰まりを起こさずサイズの異なった転写紙を積載
する画像形成装置を低コストで提供することができた。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明による実施例を示す側面図 【図2】 本発明による排紙トレイの側面図 【図3】 本発明の突起部の実施例を示す図 【図4】 本発明の突起部の別の実施例を示す図 【図5】 本発明の別の実施例を示す側面図 【符号の説明】 31 転写紙案内板 32 排紙トレイ 33 突起部 34 ストッパー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 装置本体から排出される複数のサイズの
    用紙を受け順次積載する排紙トレイにおいて、該トレイ
    は、装置本体から排出される最大サイズの用紙を収容可
    能な且つ下向きに傾斜した収容面と、この収容面の下端
    に設けられたストッパーとを有し、前記収容面は前記ス
    トッパーとを有し、前記収容面は、前記ストッパーを基
    準として積載された最小サイズの用紙の上端位置よりも
    上部位置において上方に突出し排出される用紙の進行方
    向に向かって順方向に傾斜した傾斜面を有する突起部を
    有しており、前記収容面に前記突起部を用紙の幅方向に
    複数個並列して設け、用紙の長手方向に複数列設けてな
    り、前記ストッパー側に向かうに従い、各列の突起部の
    数を両側から少なくしたことを特徴とする排紙トレイ。
JP05986094A 1994-03-07 1994-03-07 排紙トレイ Expired - Lifetime JP3476156B2 (ja)

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