JP3475883B2 - 在席離席状態を確認可能な計算機端末および在席離席状態確認システム - Google Patents

在席離席状態を確認可能な計算機端末および在席離席状態確認システム

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JP3475883B2
JP3475883B2 JP34956699A JP34956699A JP3475883B2 JP 3475883 B2 JP3475883 B2 JP 3475883B2 JP 34956699 A JP34956699 A JP 34956699A JP 34956699 A JP34956699 A JP 34956699A JP 3475883 B2 JP3475883 B2 JP 3475883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の在席離席
状態を示すパケットをネットワークにつながれた他の計
算機端末に送信し、他の計算機端末における利用者の在
席離席状態を示すパケットを受信して在席離席状態を表
示する在席離席状態を確認可能な計算機端末に関し、ま
た、この計算機端末を備える在席離席状態確認システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】業務の規模がある程度大きくなり、業務
関係者の人数が多くなった場合、連絡を取ろうとする人
が出社しているか、在席しているか等を把握しにくくな
る。そのため、業務関係者の出社状況、在席状況を確認
するためにわざわざ相手に電話をかけたり、行き先表示
板を見に行ったりしていた。
【0003】また、近年の情報化の流れにより、業務を
パーソナルコンピュータやワークステーション等の計算
機端末により行うことが多くなり、一人に対して一台の
計算機端末が割り当てられるようになった。そこで、こ
れらの計算機端末を利用して相手の在席離席状態を確認
することができるようになった。例えば、ビデオカメラ
で撮影した映像により在席離席状態を判断し、ネットワ
ークでつながれた他の計算機端末が在席離席状態を示す
情報を受信することにより在席離席状態を確認すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、各業務関係者の席にビデオカメラを設置する必
要があり、高価なシステムとなる。そこで、既に設置さ
れている通常の業務を行うための計算機端末を利用し
て、在席離席状態を判断することが望ましい。
【0005】また、作業者にとっては、席に着いたとき
や席を離れるときに、計算機端末に対して在席情報や離
席情報を入力しなければならないとすると、その分作業
者の負担が増える。よって、在席離席状態確認システム
は、作業者が特に意識しなくても作業者の在席離席状態
を判断することが望ましい。
【0006】本発明は、作業者が特に意識しなくても、
計算機端末への操作の有無により作業者の在席離席状態
を判断して他の計算機端末に情報を送信し、また、他の
計算機端末から受信した情報に基づいて在席離席状態を
表示する在席離席状態を確認可能な計算機端末を提供
し、さらに、この計算機端末を備える在席離席状態確認
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による在席離席状
態を確認可能な計算機端末は、他の計算機端末とともに
ネットワークにつながれる在席離席状態を確認可能な計
算機端末であって、利用者によって操作される入力装置
と、時間の経過をカウントするタイマと、入力装置に対
する操作の有無により利用者が在席しているか離席して
いるかを判断する判断手段と、判断手段が在席と判断し
た場合には在席を示す在席パケットを他の計算機端末に
送信し離席と判断した場合には離席を示す離席パケット
を他の計算機端末に送信する送信手段と、他の計算機端
末から在席パケットおよび離席パケットを受信する受信
手段と、受信手段が受信した在席パケットおよび離席パ
ケットに基づいて他の計算機端末における利用者の在席
離席状態を表示する表示手段とを備え、判断手段は、タ
イマが特定の時間の経過をカウントする間に入力装置に
対する操作が行われない場合には離席と判断し、タイマ
が特定の時間の経過をカウントする間に入力装置に対す
る操作が行われる場合および離席と判断した後に入力装
置に対する操作が行われた場合には在席と判断して更に
タイマが特定の時間の経過をカウントする間の入力装置
に対する操作の有無の確認を繰り返し、送信手段は、在
席パケットおよび離席パケットに送信時刻の情報を加え
て送信し、表示手段は、在席パケットおよび離席パケッ
トに加えられた送信時刻を表示することを特徴とする。
【0008】また、本発明による在席離席状態を確認可
能な計算機端末は、他の計算機端末とともにネットワー
クにつながれる在席離席状態を確認可能な計算機端末で
あって、利用者によって操作される入力装置と、時間の
経過をカウントするタイマと、入力装置に対する操作の
有無により利用者が在席しているか離席しているかを判
断する判断手段と、判断手段が在席と判断した場合には
在席を示す在席パケットを他の計算機端末に送信し離席
と判断した場合には離席を示す離席パケットを他の計算
機端末に送信する送信手段と、他の計算機端末から在席
パケットおよび離席パケットを受信する受信手段と、受
信手段が受信した在席パケットおよび離席パケットに基
づいて他の計算機端末における利用者の在席離席状態を
表示する表示手段とを備え、判断手段は、タイマが特定
の時間の経過をカウントする度にその間における入力装
置に対する操作の有無を確認し操作が行われない場合に
は離席と判断し操作が行われる場合には在席と判断する
ことを繰り返し、送信手段は、在席パケットおよび離席
パケットに送信時刻の情報を加えて送信し、表示手段
は、在席パケットおよび離席パケットに加えられた送信
時刻を表示することを特徴とする。
【0009】あらかじめ利用者が入力したコメントを記
憶する記憶手段を備え、送信手段は、記憶手段が記憶す
るコメントを在席パケットおよび離席パケットに加えて
送信し、表示手段は、在席パケットおよび離席パケット
に加えられた利用者のコメントを表示する構成であって
もよい。このような構成によれば、利用者が在席離席状
態とともに補足的な情報を送信することができ、他の利
用者は補足的な情報を送信した利用者の在席離席状態を
より詳しく認識することができる。
【0010】また、ネットワークにつながれた計算機端
末のグループのうち、自己がどのグループに属するのか
を示す情報を記憶する記憶手段を備え、送信手段は、ネ
ットワークにつながれた計算機端末のグループを特定す
るセキュリティ情報を在席パケットおよび離席パケット
に加えて送信し、表示手段は、受信した在席パケットま
たは離席パケットに加えられたセキュリティ情報が特定
するグループに自己が含まれるか否かを、記憶手段が記
憶する情報に基づいて判断するセキュリティ判断手段を
備え、そのグループに自己が含まれるとセキュリティ判
断手段が判断した場合は在席離席状態を表示し、自己が
含まれないとセキュリティ判断手段が判断した場合はそ
の在席パケットまたは受信パケットを受信しなかったも
のとして扱う構成であってもよい。このような構成によ
れば、業務関係者のうち特に限定された者に対しての
み、在席離席状態を知らせることができる。
【0011】また、利用者の情報をあらかじめ記憶する
記憶手段を備え、送信手段は、ネットワークにつながれ
た他の計算機端末の一部を、利用者を指定することによ
って特定するセキュリティ情報を在席パケットおよび離
席パケットに加えて送信し、表示手段は、受信した在席
パケットまたは離席パケットに加えられたセキュリティ
情報が特定する計算機端末に自己が含まれるか否かを、
記憶手段が記憶する利用者の情報に基づいて判断するセ
キュリティ判断手段を備え、セキュリティ情報が特定す
る計算機端末に自己が含まれるとセキュリティ判断手段
が判断した場合は在席離席状態を表示し、自己が含まれ
ないとセキュリティ判断手段が判断した場合はその在席
パケットまたは受信パケットを受信しなかったものとし
て扱う構成であってもよい。このような構成によれば、
業務関係者のうち特に限定された者に対してのみ、在席
離席状態を知らせることができる。
【0012】あらかじめ各計算機端末の状態を不明とし
て記憶するユーザ情報管理テーブルを備え、判断手段
は、他の計算機端末から在席パケットまたは離席パケッ
トを受信した場合、ユーザ管理テーブルに記憶したその
計算機端末の状態を不明から在席状態または離席状態に
更新し、表示手段は、ユーザ情報管理テーブルが記憶す
る各計算機端末の状態の情報に基づいて、在席パケット
および離席パケットのいずれも受信していない計算機端
末について在席離席状態が不明であることを表示する構
成であってもよい。このような構成によれば、利用者は
在席パケットや離席パケットが送信されてこない他の計
算機端末の利用者について明確に認識することができ、
このような利用者はまだ出社しておらず不在であろうと
推定することができる。
【0013】また、本発明による在席離席状態確認シス
テムは、複数の計算機端末とこの複数の計算機端末をつ
なぐネットワークとからなる在席離席状態確認システム
であって、各計算機端末は、利用者によって操作される
入力装置と、時間の経過をカウントするタイマと、入力
装置に対する操作の有無により利用者が在席しているか
離席しているかを判断する判断手段と、判断手段が在席
と判断した場合には在席を示す在席パケットを他の計算
機端末に送信し離席と判断した場合には離席を示す離席
パケットを他の計算機端末に送信する送信手段と、他の
計算機端末から在席パケットおよび離席パケットを受信
する受信手段と、受信手段が受信した在席パケットおよ
び離席パケットに基づいて他の計算機端末における利用
者の在席離席状態を表示する表示手段とを備え、判断手
段は、タイマが特定の時間の経過をカウントする間に入
力装置に対する操作が行われない場合には離席と判断
し、タイマが特定の時間の経過をカウントする間に入力
装置に対する操作が行われる場合および離席と判断した
後に入力装置に対する操作が行われた場合には在席と判
断して更にタイマが特定の時間の経過をカウントする間
の入力装置に対する操作の有無の確認を繰り返し、送信
手段は、在席パケットおよび離席パケットに送信時刻の
情報を加えて送信し、表示手段は、在席パケットおよび
離席パケットに加えられた送信時刻を表示することを特
徴とする。
【0014】また、本発明による在席離席状態確認シス
テムは、複数の計算機端末とこの複数の計算機端末をつ
なぐネットワークとからなる在席離席状態確認システム
であって、各計算機端末は、利用者によって操作される
入力装置と、時間の経過をカウントするタイマと、入力
装置に対する操作の有無により利用者が在席しているか
離席しているかを判断する判断手段と、判断手段が在席
と判断した場合には在席を示す在席パケットを他の計算
機端末に送信し離席と判断した場合には離席を示す離席
パケットを他の計算機端末に送信する送信手段と、他の
計算機端末から在席パケットおよび離席パケットを受信
する受信手段と、受信手段が受信した在席パケットおよ
び離席パケットに基づいて他の計算機端末における利用
者の在席離席状態を表示する表示手段とを備え、判断手
段は、タイマが特定の時間の経過をカウントする度にそ
の間における入力装置に対する操作の有無を確認し操作
が行われない場合には離席と判断し操作が行われる場合
には在席と判断することを繰り返し、送信手段は、在席
パケットおよび離席パケットに送信時刻の情報を加えて
送信し、表示手段は、在席パケットおよび離席パケット
に加えられた送信時刻を表示することを特徴とする。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による在席離席状
態確認システムの実施の一形態を示す説明図である。図
1(a)および(b)は、LAN1に計算機端末Aない
し計算機端末Dが接続された在席離席状態確認システム
を示している。各計算機端末は、その計算機端末に利用
者が在席しているか否かを判断し、在席している場合に
は他の計算機端末に在席を示す在席パケットを定期的に
送信し、離席の場合は離席を示す離席パケットを送信す
る。また、各計算機端末は、パケットを送信するだけで
なく、LAN1に接続された他の計算機端末が送信する
パケットを受信し、そのパケットに基づいて他の計算機
端末における利用者の在席離席状態を表示する。なお、
計算機端末の台数は4台に制限されるものではない。ま
た、LAN1には、在席離席状態確認システムを構成し
ない計算機端末が接続されていてもよい。
【0017】各計算機端末は、在席離席状態確認システ
ムのために使用されるパケットと他の通信サービスのた
めに使用されるパケットとを区別できるように、パケッ
トを送受信する。例えば、各計算機端末は、各パケット
についてUDP(User Datagram Protocol)やTCP(Tra
nsmission Control Protocol )で規定されるポート番号
に在席離席状態確認システムを示す番号を割り当て、こ
のポート番号により他の通信サービスのパケットと区別
する。また、パケットに含まれるデータは、在席状態か
離席状態かを示す情報およびパケットを送信する計算機
端末の利用者に関する情報である。利用者に関する情報
は、例えば、氏名、所属部署、会社名等である。
【0018】図1(a)は計算機端末Aが利用者に操作
されている場合の例を示しており、計算機端末Aは、定
期的に在席パケットを計算機端末B、C、Dに送信す
る。計算機端末B、C、Dは、計算機端末Aから在席パ
ケットを受信することにより、計算機端末Aに利用者が
在席していることを表示する。一方、図1(b)は計算
機端末Cの利用者が在席していない場合の例を示してお
り、計算機端末Cは、離席パケットを計算機端末A、
B、Dに送信する。計算機端末A、B、Dは、計算機端
末Cから離席パケットを受信することにより、計算機端
末Cに利用者が在席していないことを表示する。
【0019】このように、各計算機端末が在席パケット
または離席パケットを送信し、また、他の計算機端末か
ら受信したパケットに基づいて各計算機端末の利用者の
在席離席状態を表示することにより、利用者は他の利用
者が在席しているか否かを認識することができる。
【0020】図2は、在席離席状態確認システムを構成
する計算機端末の実施の一形態を示すブロック図であ
る。CPU2は、記憶部3に記憶されたプログラム4に
したがい各部を制御する。記憶部3は、ROMやRAM
等によって構成され、計算機端末に常駐するプログラム
4およびデータ5を記憶する。入力部6は、利用者が作
業を行うために必要な入力装置によって構成される。入
力部6は、例えば、キーボード、マウス、トラックボー
ル、入力ペン、OCR装置、スキャナ、入力タブレッ
ト、データグローブ、マイクロホン、カメラ等の入力装
置であり、これらを一種類だけ備えていても複数種類備
えていてもよい。表示部7は、他の利用者の在席離席状
態や利用者が業務を行うために必要な情報を表示する。
LANインタフェース部8は、LAN1に物理的に接続
され、LAN1を介してパケットの送受信を行う。タイ
マ9は、時間の経過をカウントする。
【0021】プログラム4は、制御プログラム4a、入
力デバイス監視プログラム4b、タイマプログラム4
c、IPプログラム4d、表示プログラム4eとにより
構成される。データ5は、ユーザ情報管理テーブル5a
に記憶される他の利用者の在席離席状態を示すデータの
集合である。記憶部3は、利用者が業務を行うために必
要とする他のプログラムやデータも記憶するが、図2に
おいては図示していない。
【0022】図3は、プログラム4を構成する各プログ
ラム4aないし4eおよびユーザ情報管理テーブル5a
間の情報の入出力を示す説明図である。図3に示す各プ
ログラムの動作について説明する。入力デバイス監視プ
ログラム4bは、入力部6に対して操作が行われれば操
作が行われたことを示す入力デバイス情報を制御プログ
ラム4aに出力する。操作とは、利用者が通常の業務を
行う際の入力部6に対する操作をいう。
【0023】タイマプログラム4cは、制御プログラム
4aからタイマ開始命令を入力し、タイマ9があらかじ
め設定されている特定の時間の経過をカウントしたとき
に設定時間が経過したことを示す情報を制御プログラム
4aに出力する。
【0024】制御プログラム4aは、タイマ開始命令を
出力してから特定の時間内に入力部6に対する操作がな
ければ、IPプログラム4dに離席パケットを送信させ
る。また、特定の時間内に操作が行われた場合および離
席パケットを送信後に操作が行われた場合は、IPプロ
グラム4dに在席パケットを送信させ、再度タイマ開始
命令を出力する。操作が行われたか否かの判断は、入力
デバイス情報が入力デバイス監視プログラム4bから制
御プログラム4aに入力されたか否かにより判断する。
制御プログラム4aは、計算機端末の電源投入後、プロ
グラム4が実行されたときにIPプログラム4dに在席
パケットを送信させてもよい。
【0025】また、IPプログラム4dは、他の計算機
端末から在席パケットまたは離席パケットを受信したと
きに、そのパケットの内容を制御プログラム4aに出力
する。制御プログラム4aはIPプログラム4dから入
力したパケットの内容でユーザ情報管理テーブル5aを
更新する。プログラム4実行時の初期状態においてユー
ザ情報管理テーブル5aは、あらかじめ在席離席状態確
認システムが備える他の各計算機端末の情報を記憶して
おり、その計算機端末の状態は不明として記憶する。他
の各計算機端末の情報は、例えば、他の計算機端末の利
用者に関する情報(利用者の氏名、所属部署、会社名
等)である。その氏名等により特定される計算機端末か
らパケットを受信した場合、CPU2により、不明状態
は在席状態または離席状態に更新される。したがって、
ユーザ情報管理テーブル5aは、他の計算機端末の利用
者に関する情報およびその利用者が在席状態か離席状態
か不明状態かを記憶することになる。
【0026】表示プログラム4eは、ユーザ情報管理テ
ーブル5aに記憶された情報に基づいて、他の利用者の
在席離席状態を表示部7に表示させる。例えば、「△△
部某A 在席」、「○○部 某B 離席」、「□□部
某C 不明」等の情報を表示部7に表示させる。
【0027】次に、パケットを送信する場合の動作につ
いて説明する。図4は、図3に示すプログラムにしたが
いパケットを送信する場合のCPU2の制御の例を示す
フローチャートである。CPU2は、電源投入によりプ
ログラム4にしたがい動作を開始する(ステップS
1)。ステップS1の次に、CPU2は、LANインタ
フェース部8を介して他の計算機端末に在席パケットを
送信し(ステップS2)、あらかじめ設定されている特
定の時間経過のカウントをタイマ9に開始させる(ステ
ップS3)。カウントされる時間は、例えば、15分に
設定されるが、LAN1における通信負荷の状況により
15分以上に設定しても、15分以下に設定してもよ
い。続いて、CPU2は、設定した時間の経過を待ち
(ステップS4)、設定時間が経過する間に入力部6に
対して操作が行われたか否かを判断する(ステップS
5)。
【0028】ステップS5において操作が行われなかっ
たと判定した場合、CPU2は、他の計算機端末に離席
パケットを送信する(ステップS6)。その後、再び操
作が行われたか否かを判断し(ステップS7)、操作が
行われていなければ操作が行われるまで待機する。ステ
ップS6の後に操作が行われれば、CPU2は、他の計
算機端末に在席パケットを送信(ステップS8)し、そ
の後はステップS3以降の動作を繰り返す。一方、ステ
ップS5において操作が行われたと判定した場合、CP
U2は、他の計算機端末に在席パケットを送信し(ステ
ップS8)、その後はステップ3以降の動作を繰り返
す。
【0029】次に、パケットを受信する場合の動作につ
いて説明する。図5は、図3に示すプログラムにしたが
いパケットを受信する場合のCPU2の制御の例を示す
フローチャートである。CPU2は、電源投入によりプ
ログラム4にしたがい動作を開始する(ステップS
1)。他の計算機端末から在席パケットまたは離席パケ
ットを受信すると(ステップS11)、CPU2は、パ
ケットに含まれる利用者の情報および在席離席状態を示
す情報を取得し、ユーザ情報管理テーブル5aを更新
し、表示部7に更新後の情報を表示する(ステップS1
2)。その後は、パケットを受信する度にステップS1
1以降の動作を繰り返す。なお、ステップS1の後に、
初期状態におけるユーザ情報管理テーブル5aの内容
(すなわち、他の利用者全員について不明という内容)
を表示してもよい。
【0030】このような在席離席状態確認システムによ
れば、各利用者は、「在席」、「離席」、「不明」の表
示により、他の利用者が在席しているのか、在席してい
ない可能性があるのか、あるいは、出社していない可能
性があるのかを推定することができる。また、各計算機
端末は利用者が通常の業務を行う際の操作の有無により
在席か離席かを判断するので、利用者は意識して在席ま
たは離席を設定する必要がない。
【0031】次に、本発明による計算機端末の他の実施
の形態について説明する。この実施の形態における計算
機端末の構成およびプログラム4の構成は、図2および
図3に示す場合と同様である。この実施の形態では、制
御プログラム4aは、特定の時間が経過する度にその時
間内に操作が行われたか否かを確認し、操作が行われな
ければ離席パケットをIPプログラム4dに送信させ、
その後、タイマ開始命令をタイマプログラム4cに出力
する。先に示した実施例では、離席パケット送信後は入
力部6に対して操作が行われるまで次のパケットを送信
しなかったのに対し、この実施例では、定期的に在席パ
ケットか離席パケットのいずれかを送信する。この点を
除けば、プログラム4の動作は既に説明した動作と同様
である。
【0032】図6は、本実施例においてパケットを送信
する場合のCPU2の制御の例を示すフローチャートで
ある。ステップS1ないしステップS6およびステップ
S8の動作は、図4に示す場合と同様である。ただし、
ステップS6で離席パケットを送信した後に、ステップ
S3以降の動作を繰り返す点で図4に示す制御と異な
る。なお、パケットを受信する場合のCPU2の制御は
図5に示す制御と同様である。このような動作によって
も、先に示した実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0033】また、上記の各実施例において、CPU2
は、在席パケットおよび離席パケットを送信するときに
送信時刻の情報をパケットに加え、パケットを受信した
ときはパケットに含まれる送信時刻情報もユーザ情報管
理テーブル5aに記憶し、送信時刻情報を在席離席状態
とともに表示部7に表示してもよい。この場合、在席離
席状態、利用者に関する情報とともにパケット送信時刻
も送受信され、ユーザ情報管理テーブル5aに記憶さ
れ、表示部7に表示される。
【0034】在席離席状態とともに、パケットが最後に
送信されたときの時刻も表示されるので、表示される利
用者が帰宅したかどうかを推定することができる。例え
ば、「△△部 某A 17:00 在席」という表示がされた
後に、表示が更新されないとする。図4または図6に示
す動作では、計算機端末の電源が入で操作が行われてい
れば在席パケットが定期的に送信されるので、表示が更
新されないことから「某A」は計算機端末の電源を切り
帰宅した可能性が高いと推定できる。離席の表示がされ
た場合も、図6に示す動作では電源が入で操作が行われ
ていなければ離席パケットが定期的に送信されるので、
表示が更新されないことから同様の推定をすることがで
きる。図4に示す動作では、離席パケットは定期的に送
信されるわけではないが、表示時刻から相当の時間が経
過しているのであれば、帰宅の可能性が高いと推定でき
る。他の利用者が帰宅したか否かの判断は表示を見た者
による主観的な推定であるが、時刻を表示することによ
り判断材料を利用者に提示できる効果がある。
【0035】また、上記の各実施例において、CPU2
は、在席パケットおよび離席パケットを送信するときに
利用者のコメントをパケットに加え、パケットを受信し
たときはパケットに含まれるコメントもユーザ情報管理
テーブル5aに記憶し、コメントを在席離席状態ととも
に表示部7に表示してもよい。パケットに加えるコメン
トは利用者にあらかじめ入力され、記憶部3に記憶され
る。コメントは、在席離席状態、利用者に関する情報と
ともに送受信され、パケットを受信した計算機端末のユ
ーザ情報管理テーブル5aに記憶され、表示部7に表示
される。
【0036】在席離席状態とともに利用者のコメントが
表示されるので、表示される利用者の補足的な情報を知
ることができる。例えば、「△△部 某A 在席 17
時に帰宅します」、「○○部 某B 離席 14時まで
不在」、「□□部 某C 離席 会議中」等の表示によ
り、他の利用者の状況をより詳しく知ることができる。
コメントの内容は自由度が大きく、上記以外でも様々な
情報を他の利用者に伝達することができる。
【0037】また、上記の各実施例において、CPU2
は、在席パケットおよび離席パケットを送信するときに
ネットワークにつながれた他の計算機端末の一部を特定
するセキュリティ情報をパケットに加え、パケットを受
信したときはセキュリティ情報が特定する計算機端末の
中に自己が含まれている場合に在席離席状態を表示し、
自己が含まれていない場合はパケットを受信しなかった
ものとして扱ってもよい。パケットを受信しなかったも
のとして扱う場合には、ユーザ情報管理テーブル5aは
更新されない。
【0038】セキュリティ情報は、他の計算機端末のう
ち一部を特定する情報である。例えば、グループ1に属
する計算機端末とグループ2に属する計算機端末がLA
N1に接続されている場合に、グループ1やグループ2
の計算機端末を特定する情報である。この場合、CPU
2は、送信するパケットに”グループ1”または”グル
ープ2”というセキュリティ情報も含める。なお、グル
ープは、例えば、事業部や場所によって分けられた計算
機端末の集合であり、グループの数は二つとは限らな
い。
【0039】また、各計算機端末のCPU2は、自己が
いずれのグループに属するのかをあらかじめ記憶部3に
記憶する。CPU2は、受信したパケットのセキュリテ
ィ情報と自己が属するグループとが同一か否かを判断
し、同一であればユーザ情報管理テーブル5aを更新す
る。さらにCPU2は、更新された内容を、例えば、
「△△部 グループ1 某A 在席」のように表示す
る。一方、グループが同一でない場合は、そのパケット
を受信しなかったものとして扱い、ユーザ情報管理テー
ブル5aを更新せず、表示も変更しない。
【0040】セキュリティ情報は、他の計算機端末を個
々に特定してもよい。例えば、セキュリティ情報は、”
某A、某B、某C”というように利用者により計算機端
末を特定してもよい。この場合、各計算機端末のCPU
2は、その計算機端末の利用者をあらかじめ記憶部3に
記憶し、その利用者がセキュリティ情報に含まれている
場合にのみ、ユーザ情報管理テーブル5aを更新して更
新後の内容を表示する。このようなセキュリティ情報に
より、各端末の利用者は、必要な範囲にのみ在席離席状
態を知らせることができる。
【0041】CPU2は、送信時刻の情報、利用者のコ
メント、およびセキュリティ情報を組み合わせてパケッ
トに加えてもよい。
【0042】また、上記の実施例では、プログラム4実
行時の初期状態において、ユーザ情報管理テーブル5a
にあらかじめLAN1に接続された他の各計算機端末の
情報を記憶し、その各計算機端末の状態は不明として記
憶した。CPU2は、ユーザ情報管理テーブル5aにこ
のような初期状態を記憶するのではなく、電源投入後に
受信した在席パケットおよび離席パケットの内容のみを
記憶し、これを表示してもよい。
【0043】なお、本発明においてパケットを送信する
方式としては、個々の計算機端末にそれぞれパケットを
送信する方式や、ブロードキャスト方式、IPマルチキ
ャスト方式等があるが、いずれの方式を用いてもよい。
【0044】個々の計算機端末にそれぞれパケットを送
信する場合には、各計算機端末のIPアドレスを認識す
る必要がある。他の計算機端末のIPアドレスを認識す
るには、例えば、以下のような処理を行えばよい。
【0045】電源を投入された計算機端末は、ブロード
キャスト方式でLAN1に接続される全ての計算機端末
に在席パケットを送信する。この在席パケットを受信し
た在席離席状態確認システムに含まれる各計算機端末
は、電源が投入された計算機端末が新たに加わったこと
を知り、ユーザ情報管理テーブル5aを更新するととも
に、新たに加わった計算機端末のIPアドレスを認識す
る。また、在席パケットを受信した各計算機端末は、在
席パケットまたは離席パケットを新たに加わった計算機
端末に送信する。新たに加わった計算機端末は、他の計
算機端末から受信したパケットによりユーザ情報管理テ
ーブル5aを更新するとともに、他の計算機端末の各I
Pアドレスを認識する。以降、各計算機端末は、各IP
アドレスにむけてパケットを送信する。
【0046】ブロードキャスト方式では、在席離席状態
確認システムを構成する各計算機端末がLAN1に接続
される全ての計算機端末に一斉同報でパケットを送信し
て、在席離席状態確認システムに含まれる計算機端末の
みがこのパケットを利用する。
【0047】IPマルチキャスト方式では、在席離席状
態確認システムを構成する各計算機端末は、LAN1に
接続される全ての計算機端末のうち在席離席状態確認シ
ステムに含まれる計算機端末に一斉同報でパケットを送
信する。
【0048】また、パケット送信方式は上記の方式に限
らず、クライアントサーバシステムによりサーバが各計
算機端末のIPアドレスを管理し、サーバ経由でパケッ
トを他の計算機端末に送信する方式等、他の方式による
ものであってもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明による在席離席状態を確認可能な
計算機端末によれば、利用者によって操作される入力装
置と、時間の経過をカウントするタイマと、入力装置に
対する操作の有無により利用者が在席しているか離席し
ているかを判断する判断手段と、判断手段が在席と判断
した場合には在席を示す在席パケットを他の計算機端末
に送信し離席と判断した場合には離席を示す離席パケッ
トを他の計算機端末に送信する送信手段と、他の計算機
端末から在席パケットおよび離席パケットを受信する受
信手段と、受信手段が受信した在席パケットおよび離席
パケットに基づいて他の計算機端末における利用者の在
席離席状態を表示する表示手段とを備え、判断手段は、
タイマが特定の時間の経過をカウントする間に入力装置
に対する操作が行われない場合には離席と判断し、タイ
マが特定の時間の経過をカウントする間に入力装置に対
する操作が行われる場合および離席と判断した後に入力
装置に対する操作が行われた場合には在席と判断して更
にタイマが特定の時間の経過をカウントする間の入力装
置に対する操作の有無の確認を繰り返し、送信手段は、
在席パケットおよび離席パケットに送信時刻の情報を加
えて送信し、表示手段は、在席パケットおよび離席パケ
ットに加えられた送信時刻を表示する。従って、利用者
が意識して在席か離席かを設定しなくても利用者の在席
離席状態を把握することができる。また、利用者は、在
席離席状態とともに表示された時刻を確認し、その時刻
が相当前の時刻であれば、在席離席状態が更新されてい
ないことから、その情報が示す利用者が帰宅したであろ
うことを推定することができる。判断手段が、タイマが
特定の時間の経過をカウントする度にその間における入
力装置に対する操作の有無を確認し操作が行われない場
合には離席と判断し操作が行われる場合には在席と判断
することを繰り返す場合も同様である。
【0050】また、本発明による在席離席状態確認シス
テムによれば、上記の在席離席状態を確認可能な計算機
端末を備えた構成であるので、各利用者が意識して在席
か離席かを設定しなくても他の利用者の在席離席状態を
表示し、利用者は電話や行き先表示板で確認しなくても
在席離席状態を認識することができる。また、利用者
は、在席離席状態とともに表示された時刻を確認し、そ
の時刻が相当前の時刻であれば、在席離席状態が更新さ
れていないことから、その情報が示す利用者が帰宅した
であろうことを推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による在席離席状態確認システムの実
施の一形態を示す説明図である。
【図2】 本発明による在席離席状態を確認可能な計算
機端末の実施の一形態を示すブロック図である。
【図3】 各プログラムおよびユーザ情報管理テーブル
間の情報の入出力を示す説明図である。
【図4】 パケットを送信する場合の制御の例を示すフ
ローチャートである。
【図5】 パケットを受信する場合の制御の例を示すフ
ローチャートである。
【図6】 パケットを送信する場合の制御の他の例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 LAN 2 CPU 3 記憶部 4 プログラム 4a 制御プログラム 4b 入力デバイス監視プログラム 4c タイマプログラム 4d IPプログラム 4e 表示プログラム 5 データ 5a ユーザ情報管理テーブル 6 入力部 7 表示部 8 LANインタフェース部 9 タイマ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の計算機端末とともにネットワークに
    つながれる在席離席状態を確認可能な計算機端末であっ
    て、利用者によって操作される入力装置と、 時間の経過をカウントするタイマと、 前記入力装置に対する 操作の有無により利用者が在席し
    ているか離席しているかを判断する判断手段と、 判断手段が在席と判断した場合には在席を示す在席パケ
    ットを他の計算機端末に送信し離席と判断した場合には
    離席を示す離席パケットを他の計算機端末に送信する送
    信手段と、 他の計算機端末から在席パケットおよび離席パケットを
    受信する受信手段と、受信手段が 受信した在席パケットおよび離席パケットに
    基づいて他の計算機端末における利用者の在席離席状態
    を表示する表示手段とを備え 判断手段は、前記タイマが特定の時間の経過をカウント
    する間に前記入力装置に対する操作が行われない場合に
    は離席と判断し、前記タイマが特定の時間の経過をカウ
    ントする間に前記入力装置に対する操作が行われる場合
    および離席と判断した後に前記入力装置に対する操作が
    行われた場合には在席と判断して更に前記タイマが特定
    の時間の経過をカウントする間の前記入力装置に対する
    操作の有無の確認を繰り返し、 送信手段は、在席パケットおよび離席パケットに送信時
    刻の情報を加えて送信し、 表示手段は、在席パケットおよび離席パケットに加えら
    れた送信時刻を表示する ことを特徴とする在席離席状態
    を確認可能な計算機端末。
  2. 【請求項2】 他の計算機端末とともにネットワークに
    つながれる在席離席状態を確認可能な計算機端末であっ
    て、 利用者によって操作される入力装置と、 時間の経過をカウントするタイマと、 前記入力装置に対する操作の有無により利用者が在席し
    ているか離席している かを判断する判断手段と、 判断手段が在席と判断した場合には在席を示す在席パケ
    ットを他の計算機端末に送信し離席と判断した場合には
    離席を示す離席パケットを他の計算機端末に送信する送
    信手段と、 他の計算機端末から在席パケットおよび離席パケットを
    受信する受信手段と、 受信手段が受信した在席パケットおよび離席パケットに
    基づいて他の計算機端末における利用者の在席離席状態
    を表示する表示手段とを備え、 判断手段は、前記タイマが特定の時間の経過をカウント
    する度にその間における前記入力装置に対する操作の有
    無を確認し操作が行われない場合には離席と判断し操作
    が行われる場合には在席と判断することを繰り返し、 送信手段は、在席パケットおよび離席パケットに送信時
    刻の情報を加えて送信し、 表示手段は、在席パケットおよび離席パケットに加えら
    れた送信時刻を表示する ことを特徴とする在席離席状態
    を確認可能な計算機端末。
  3. 【請求項3】 あらかじめ利用者が入力したコメントを
    記憶する記憶手段を備え、 送信手段は、前記記憶手段が記憶するコメントを在席パ
    ケットおよび離席パケットに加えて送信し、 表示手段は、在席パケットおよび離席パケットに加えら
    れた利用者のコメントを表示する 請求項1または請求項
    2に記載の在席離席状態を確認可能な計算機端末。
  4. 【請求項4】 ネットワークにつながれた計算機端末の
    グループのうち、自己がどのグループに属するのかを示
    す情報を記憶する記憶手段を備え、 送信手段は、ネットワークにつながれた計算機端末のグ
    ループを特定するセキュリティ情報を在席パケットおよ
    び離席パケットに加えて送信し、 表示手段は、受信した在席パケットまたは離席パケット
    に加えられたセキュリティ情報が特定するグループに自
    己が含まれるか否かを、前記記憶手段が記憶する情報に
    基づいて判断するセキュリティ判断手段を備え、前記グ
    ループに自己が 含まれるとセキュリティ判断手段が判断
    した場合は在席離席状態を表示し、自己が含まれないと
    セキュリティ判断手段が判断した場合はその在席パケッ
    トまたは受信パケットを受信しなかったものとして扱う
    請求項1ないし請求項3記載の在席離席状態を確認可能
    な計算機端末。
  5. 【請求項5】 利用者の情報をあらかじめ記憶する記憶
    手段を備え、 送信手段は、ネットワークにつながれた他の計算機端末
    の一部を、利用者を指定することによって特定するセキ
    ュリティ情報を在席パケットおよび離席パケットに加え
    て送信し、 表示手段は、受信した在席パケットまたは離席パケット
    に加えられたセキュリティ情報が特定する計算機端末に
    自己が含まれるか否かを、前記記憶手段が記憶する利用
    者の情報に基づいて判断するセキュリティ判断手段を備
    え、セキュリティ情報が特定する計算機端末に自己が含
    まれるとセキュリティ判断手段が判断した場合は在席離
    席状態を表示し、自己が含まれないとセキュリティ判断
    手段が判断した場合はその在席パケットまたは受信パケ
    ットを受信しなかったものとして扱う 請求項1ないし請
    求項3記載の在席離席状態を確認可能な計算機端末。
  6. 【請求項6】 あらかじめ各計算機端末の状態を不明と
    して記憶するユーザ情報管理テーブルを備え、 判断手段は、他の計算機端末から在席パケットまたは離
    席パケットを受信した場合、ユーザ管理テーブルに記憶
    した前記計算機端末の状態を不明から在席状態または離
    席状態に更新し、 表示手段は、ユーザ情報管理テーブルが記憶する各計算
    機端末の状態の情報に基づいて、在席パケットおよび離
    席パケットのいずれも受信していない計算機端末につい
    て在席離席状態が不明であることを表示する 請求項1な
    いし請求項5記載の在席離席状態を確認可能な計算機端
    末。
  7. 【請求項7】 複数の計算機端末とこの複数の計算機端
    末をつなぐネットワークとからなる在席離席状態確認シ
    ステムであって、 各計算機端末は、 利用者によって操作される入力装置と、 時間の経過をカウントするタイマと、 前記入力装置に対する操作の有無により利用者が在席し
    ているか離席しているかを判断する判断手段と、 判断手段が在席と判断した場合には在席を示す在席パケ
    ットを他の計算機端末に送信し離席と判断した場合には
    離席を示す離席パケットを他の計算機端末に送信する送
    信手段と、 他の計算機端末から在席パケットおよび離席パケットを
    受信する受信手段と、 受信手段が受信した在席パケットおよび離席パケットに
    基づいて他の計算機端末における利用者の在席離席状態
    を表示する表示手段とを備え、 判断手段は、前記タイマが特定の時間の経過をカウント
    する間に前記入力装置に対する操作が行われない場合に
    は離席と判断し、前記タイマが特定の時間の経過をカウ
    ントする間に前記入力装置に対する操作が行われる場合
    および離席と判断した後に前記入力装置に対する操作が
    行われた場合には在席と判断して更に前記タイマが特定
    の時間の経過をカウントする間の前記入力装置に対する
    操作の有無の確認を繰り返し、 送信手段は、在席パケットおよび離席パケットに送信時
    刻の情報を加えて送信し、 表示手段は、在席パケットおよび離席パケットに加えら
    れた送信時刻を表示する ことを特徴とする在席離席状態
    確認システム。
  8. 【請求項8】 複数の計算機端末とこの複数の計算機端
    末をつなぐネットワークとからなる在席離席状態確認シ
    ステムであって、 各計算機端末は、 利用者によって操作される入力装置と、 時間の経過をカウントするタイマと、 前記入力装置に対する操作の有無により利用者が在席し
    ているか離席しているかを判断する判断手段と、 判断手段が在席と判断した場合には在席を示す在席パケ
    ットを他の計算機端末に送信し離席と判断した場合には
    離席を示す離席パケットを他の計算機端末に送 信する送
    信手段と、 他の計算機端末から在席パケットおよび離席パケットを
    受信する受信手段と、 受信手段が受信した在席パケットおよび離席パケットに
    基づいて他の計算機端末における利用者の在席離席状態
    を表示する表示手段とを備え、 判断手段は、前記タイマが特定の時間の経過をカウント
    する度にその間における前記入力装置に対する操作の有
    無を確認し操作が行われない場合には離席と判断し操作
    が行われる場合には在席と判断することを繰り返し、 送信手段は、在席パケットおよび離席パケットに送信時
    刻の情報を加えて送信し、 表示手段は、在席パケットおよび離席パケットに加えら
    れた送信時刻を表示する ことを特徴とする在席離席状態
    確認システム。
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