JP4829245B2 - 通信ネットワーク内でメッセージを通信する方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報技術の分野に関するものであり、詳細には、通信ネットワーク内のユーザ間の音声メッセージおよびデータメッセージの通信に関するものである。
コンピュータを使っていわゆるインターネットのチャットルームでメッセージや意見を交換することは、他の人々とコミュニケーションをとる方法としてよく利用されるようになってきた。チャットルームにログインすることによって、インターネットに接続しているコンピュータのユーザはチャットルームに参加することができ、従って、チャットルームにログインしている多数の人々にメッセージを容易におくることができる。その人々の大半は当初はユーザにとって見知らぬ人である。多くのチャットルーム参加者にとって、チャットルームの議論は日常生活の一部となる。チャットルーム参加者は、一時に1つもしくは少数の話題について議論することが多く、議論されるある話題に関するメッセージのことをスレッドという。チャットルームの参加者は、スレッドの展開を追うことやそれに影響を与えることにしばしば熱中する。さらに、チャットルームの参加者は、2人以上のチャットルーム参加者がバーチャルランデブーのためにチャットルームに入ってくる時間について合意することもある。
スレッドに影響を与えたり、バーチャルランデブーに参加したり、あるいはそれ以外のチャットルームの活動に参加したりするためには、インターネットに接続しているコンピュータが必要である。チャットルーム参加者がインターネットに接続しているコンピュータにアクセスできないときには、その人はチャットルームの議論には参加できないであろう。
本発明が関係する課題は、インターネットに接続しているコンピュータが利用できないとき、インターネットチャットルームのユーザがチャットルームの議論に参加しやすいようにするにはどうすればよいかということである。
上記課題は、移動体無線ネットワーク内でプッシュツートーク・メッセージを転送するプッシュツートーク・サーバによって解決される。当該サーバは、プッシュツートーク・メッセージ送信要求をプッシュツートーク・クライアントから受信するインタフェースと、転送されるべきプッシュツートーク・メッセージを受信するインタフェースと、プッシュツートーク・メッセージをプッシュツートーク・クライアントへ送信するインタフェースと、プッシュツートーク・メッセージ送信許可を一時に1つのプッシュツートーク・クライアントに与える許可メカニズムとを含む。本発明のプッシュツートーク・サーバは、プッシュツートーク・サーバ経由したプッシュツートーク・クライアントへのメッセージ送信要求を別のサーバから受信するように構成されたインタフェースと、前記別のサーバからメッセージを受信するように構成されたインタフェースと、プッシュツートーク・メッセージを前記別のサーバへ送信するように構成されたインタフェースとを含む。さらに、許可メカニズムは、前記別のサーバからの要求を処理するように構成されている。
上記課題はまた、コンピュータネットワーク内でチャットメッセージを転送するチャットサーバによって解決される。チャットサーバは、転送されるべきチャットメッセージをチャットクライアントから受信するインタフェースと、チャットメッセージをチャットクライアントに送信するインタフェースとを含む。本発明のチャットサーバは、プッシュツートーク・メッセージを本発明のプッシュツートーク・サーバから受信するように構成されたインタフェースと、チャットメッセージを前記プッシュツートーク・サーバへ送信するように構成されたインタフェースと、プッシュツートーク・クライアントへチャットメッセージを送信する許可を求める要求を前記プッシュツートーク・サーバへ送信するように構成されたインタフェースとを含む。
上記課題はさらに、プッシュツートーク・サーバとチャットサーバ間の相互運用性を獲得する方法によって解決される。ここで、プッシュツートーク・サーバは、プッシュツートーク・メッセージをプッシュツートーク・クライアントとの間で転送し合い、チャットサーバは、チャットメッセージをチャットクライアントとの間で転送し合い、前記方法は、少なくとも1つの制御メッセージをプッシュツートーク・サーバとチャットサーバ間で交換する工程と、少なくとも1つのチャットクライアントへ転送するためにプッシュツートーク・サーバからチャットサーバへプッシュツートーク・メッセージを送信するか、あるいは、少なくとも1つのプッシュツートーク・クライアントに転送するためにチャットサーバからプッシュツートーク・サーバへチャットメッセージを送信する工程を含む。
本発明の方法によれば、プッシュツートーク・ユーザとチャットルーム参加者とがメッセージを交換することができる。本発明のプッシュツートーク・サーバによれば、プッシュツートーク・サーバが、プッシュツートーク・メッセージをチャットクライアントへ、チャットサーバ経由で転送し、チャットメッセージをプッシュツートーク・クライアントへ転送することができる。本発明のチャットサーバによれば、チャットサーバが、チャットメッセージをプッシュツートーク・クライアントへ、プッシュツートーク・サーバ経由で転送し、チャットサーバがプッシュツートーク・メッセージをチャットクライアントへ転送することができる。このようにして、プッシュツートーク・ユーザとチャットルーム参加者は相互にメッセージを交換することができる。従って、ユーザはプッシュツートーク・クライアントを使用してチャットルームの議論に参加することができ、しかもそれはインターネット接続を必要とせず、そして移動体無線通信ネットワークの広大な通信範囲を十分に活用できる。
本発明の方法の1つの態様において、少なくとも1つの制御メッセージを交換する工程は、チャットサーバからプッシュツートーク・サーバへ、チャットメッセージをプッシュツートーク・クライアントに送信する許可を得るために、要求メッセージを送信する工程を含み、そして、チャットメッセージをチャットサーバから送信する工程は、チャットサーバが前記許可を有するとき、少なくとも1つのチャットメッセージをチャットサーバからプッシュツートーク・サーバへ送信する工程を含む。これにより、プッシュツートーク・サーバとチャットサーバとは、チャットメッセージをチャットサーバからプッシュツートーク・サーバへ送信する許可を与えるタイミングについて合意できる。
本発明のプッシュツートーク・サーバの1つの態様において、プッシュツートーク・クライアントから受信した要求よりも、前記別のサーバから受信した要求の方に優先権を与えるように許可メカニズムが構成される。これにより、チャットメッセージの送信許可を別のサーバに与えることがもっと予測可能になる。
本発明の1つの態様において、本発明の方法は、第1の可変パラメータを監視する工程と、前記第1の可変パラメータの値を第1の所定の値と比較する工程と、前記第1の可変パラメータが前記第1の所定の値と同じときには、チャットサーバから送信する前記許可を回収する工程とを含む。これにより、別のサーバからの許可の回収がもっと予測可能になる。第1の所定の値を正確に選択することによって、チャットメッセージをプッシュツートーク・ユーザに配信する際の遅延と、プッシュツートーク・メッセージを送信する許可がプッシュツートーク・ユーザに与えられるまでプッシュツートーク・ユーザが待機する時間とを最小化することができる。
この態様の一実施形態において、プッシュツートーク・サーバは、前記許可を前記別のサーバに与えた後で前記別のサーバからチャットメッセージを送信する許可をいつ回収するか決定するように構成された回収メカニズムを含む。回収メカニズムは、例えば、可変パラメータを監視するためのモニタを含むことができるであろうし、前記回収メカニズムが、前記決定に際し前記可変パラメータの値と所定の数とを比較するように構成されることを特徴とするであろう。この態様の別の実施形態において、チャットサーバは、前記許可を前記プッシュツートーク・サーバから受信した後で前記チャットサーバからチャットメッセージを送信する許可をいつ回収するか判断するように構成された回収メカニズムを含む。
本発明の前記態様の一実施形態において、プッシュツートーク・サーバは前記所定の数を動的に決定するメカニズムを含む。これにより、チャットメッセージをプッシュツートーク・ユーザに配信する際の遅延と、プッシュツートーク・メッセージの送信許可がプッシュツートーク・ユーザに与えられるまでプッシュツートーク・ユーザが待機する時間とを、チャットメッセージの数とプッシュツートーク・メッセージの数との割合の変化に応じて最適化することができる。
本発明の方法の一態様において、プッシュツートーク・サーバとチャットサーバ間で少なくとも1つの制御メッセージを交換することは、ある識別子を含む少なくとも1つの制御メッセージを交換する工程を含むが、その識別子は、メッセージを送信する許可が与えられてもよいエンティティとして、チャットサーバをプッシュツートーク・サーバに識別させるためのものである。本発明のこの態様において、チャットサーバは、プッシュツートーク識別子用の記憶装置を含み、許可要求を送信するように構成されたインタフェースは、前記プッシュツートーク識別子を当該要求の中に含むように構成されている。これにより、プッシュツートーク・サーバは、要求がチャットサーバから発信されたことを認識できるようになる。
本発明の別の態様において、本発明の方法は、第2の可変パラメータを監視する工程と、前記第2の可変パラメータを第2の所定の値と比較する工程と、そして、前記第2の可変パラメータの値が前記第2の所定の値と同じときには、要求の送信を実行する工程とを含む。これにより、チャットメッセージをプッシュツートーク・ユーザに配信する際の遅延と、プッシュツートーク・メッセージの送信許可がプッシュツートーク・ユーザに与えられるまでプッシュツートーク・ユーザが待機する時間とを最小化することができる。発明のこの態様の一実施形態において、チャットサーバはさらに、プッシュツートーク・クライアントにチャットメッセージを送信する許可を求める要求をいつ送信するか決定するメカニズムを含む。
上記課題はまた、本発明によるプッシュツートーク・サーバと本発明によるチャットサーバとを含む通信ネットワークによっても解決される。通信ネットワークはできればチャットメッセージを音声に変換し、プッシュツートーク・メッセージをテキストに変換するテキスト/音声変換器を含むことが望ましい。
上記課題はさらに、プッシュツートーク・メッセージを送信することができるプッシュツートーク・クライアントとプッシュツートーク・クライアントにプッシュツートーク・メッセージを送信する許可を与える許可付与メカニズムを有するプッシュツートーク・サーバとを含む通信ネットワークにおいて、メッセージを通信するコンピュータプログラム製品によって解決される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で実行されるとき、プッシュツートーク・クライアントから受信したプッシュツートーク・メッセージをチャットサーバ(210)に転送するコンピュータプログラムコードと、コンピュータ上で実行されるとき、チャットサーバから、チャットメッセージをプッシュツートーク・クライアントへ送信する許可を求める要求を受信可能とするコンピュータプログラムコードと、コンピュータ上で実行されるとき、前記要求に応じて、チャットサーバに前記許可を与えることを可能とするコンピュータプログラムコードとによって特徴付けられる。
これにより、チャットメッセージのプッシュツートーク・クライアントへの送信と、プッシュツートーク・メッセージのチャットクライアントへの送信とが、円滑に行われることとなる。
上記課題はまた、チャットメッセージを送信することができるチャットクライアントとチャットクライアントにチャットメッセージを転送することができるチャットサーバとを含む通信ネットワークにおいて、メッセージを通信するコンピュータプログラム製品によって解決される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で実行されるとき、プッシュツートーク・クライアントへチャットメッセージを送信する許可を求める要求をプッシュツートーク・サーバに送信可能とするコンピュータプログラムコードと、コンピュータ上で実行されるとき、プッシュツートーク・サーバから、前記許可を受信可能とするコンピュータプログラムコードと、コンピュータ上で実行されるとき、前記許可の受信に応じて、プッシュツートーク・サーバにチャットメッセージを転送可能とするコンピュータプログラムコードとによって特徴付けられる。
これにより、チャットメッセージのプッシュツートーク・クライアントへの送信と、プッシュツートーク・メッセージのチャットクライアントへの送信とが、円滑に行われることとなる。
次に、本発明およびその利点をもっと完全に理解するために、添付の図面に関連して行う下記の記述を参照する。
最近、移動体無線通信ネットワークの機能性が拡張され、プッシュツートーク(PTT)サービス、すなわち、移動体無線通信ネットワークのユーザがその移動体無線通信ネットワークの中の他のユーザとトランシーバのような方法で一方向通信を容易に行えるようにするサービスを含むようになってきた。通常、音声メッセージは、ある移動局から1つ以上の移動局へ1つ以上のパケットデータプロトコルを用いて転送される。このようにして移動体無線通信ネットワークは、移動局が、専用の無線チャネルを占有するのではないが、やはり移動体無線通信ネットワークの広大な通信範囲を十分に利用する形で、音声メッセージをいつでも受信する用意が整えられるように利用される。
PTTサービスを提供する移動体無線ネットワーク100の一般的アーキテクチャについて、図1に概略を図示する。図1の移動体無線ネットワーク100は、PTTサーバ105、コアネットワーク110、アクセスネットワーク115、そして無線基地局120を含む。PTTサーバ105は、コアネットワーク110に接続されており、コアネットワーク110はさらに、アクセスネットワーク115に接続されている。アクセスネットワーク115は無線基地局120に接続されており、無線基地局120は無線インタフェース130で、移動局125との通信を提供する。コアネットワーク110はできればインターネット135、他の移動体無線ネットワーク140、およびPSTN(公衆電話交換網)ネットワーク145の少なくともいずれかのような、他のネットワークに接続されうることが望ましい。これらの他のネットワークは、相互接続されていても、されていなくてもよい。移動体無線ネットワーク100は複数のPTTサーバ105を含むことができようが、話を簡単にするため、下記においてはPTTサーバ105が1つだけ存在していることが想定されるであろう。大半のPTTクライアント125はPTTサービス以外にも多くの他の通信サービスをサポートするという事実にもかかわらず、例示する目的でのみ、移動局125は、下記においてはPTTクライアント125と呼ばれるであろう。
移動体無線ネットワーク100によって提供されるPTTサービスは、できればPTTサーバ105によって管理されることが望ましく、PTTサーバ105はPTTクライアント125と通信するためのインタフェース148を有利に含む。PTTクライアント125は、移動体無線ネットワーク100内で通信しており、PTTサービスをそのユーザに提供するように構成されているが、PTTグループを形成しているPTTクライアント125のグループ内で一方向の音声通信を行うことができる。PTTグループは2つ以上のPTTクライアント125で構成されてもよく、PTTグループのメンバは時間と共に変わってもよい。PTTクライアント125はそれぞれ、1つの識別子と関連している。PTTグループ内では、PTTクライアント125のうち1つだけが一時に話ができる、すなわち、音声メッセージを送信できる。PTTユーザ150が音声メッセージを1つ以上のPTTクライアント125に送信したいと望むとき、PTTユーザ150は、端末125を用いてPTTメッセージを送信する許可を要求する。PTTクライアント125は、PTTメッセージを送信する許可を求める要求を送信するソフトウェアを含む。PTTメッセージを送信許可の要求は、しばしば「発言権(floor)」の要求と言われるが、本明細書ではこれ以降、PTTメッセージを送信する許可を求める要求のことを「発言権要求メッセージ」と呼ぶ。「発言権要求メッセージ」をPTTクライアント125からPTTサーバ105へ送信することは、例えば、PTTクライアント125の所定のボタンを押すことによって開始されることができよう。PTTサーバ105はできれば、PTTメッセージを送信する許可を与えるメカニズム155を含むことが望ましい。許可付与メカニズム155は、できれば発言権を付与すべきPTTクライアント125に「発言権付与」メッセージを送信するソフトウェアを含むことが望ましい。PTTメッセージはPTTユーザ150が発言権を占有している時間の間に記録された音声の表示を含む。
PTTサーバ105は、PTTサーバ105が発言権要求メッセージを受信したとき発言権がビジーであるとき、発言権要求メッセージを有するPTTクライアント125の識別子がPTT待ち行列の中に記憶されるように、待ち行列メカニズムを含むこともできよう。PTTクライアント125はその後、PTTサーバ105が取り扱うPTTグループにつきそれぞれ1つのPTT待ち行列を管理するように構成されてもよい。PTTサーバ105の待ち行列メカニズムは、発言権が解放されるときにはいつでも、PTTサーバ105がPTT待ち行列の中で第1の識別子に関連するPTTクライアント125に発言権を付与するように、有利に構成されてもよい。
あるいは、発言権が別のPTTクライアント125によって占有されているとき、PTTクライアント125からのPTTサーバ105によって受信された発言権要求は無視されるように、PTTサーバ105は待ち行列メカニズムを含まない。発言権を得るために、PTTクライアント125は、その後、発言権要求メッセージがPTTサーバ105に到達したとき発言権が利用可能になるまで、2つ以上の発言権用要求メッセージを送信しなければならないこともある。
発言権がPTTクライアント125に付与されると、一方向の通信回線がPTTクライアント125に対して開放される。一方向の通信回線は、発言権がPTTクライアント125から回収されるまで、開放される。WCDMAネットワークにおいては、例えばPTTクライアント125に対する発言権の付与は、通常、PTTクライアント125に対する無線アクセスベアラ(RAB)の割当てを含む。PTTサーバ105は、できれば、PTTクライアント125からの発言権の回収を管理する、発言権回収メカニズム160を含むことが望ましい。発言権回収メカニズム160は、できればタイマ165を含んでもよく、タイマは、発言権がPTTクライアント125に付与されたとき、タイマが経過したら(通常は20乃至30秒後)発言権がPTTクライアント125から回収されるように設定される。この時間の間にPTTクライアント125のマイクロフォンによって録音された音声は、移動体無線ネットワーク100内の他のPTTクライアント125へ転送されるべきPTTメッセージの内容の一部である(ただし、PTTメッセージはPTTクライアント125とPTTサーバ105の間で送信されるとき、複数の異なるメッセージに分割されることもできよう)。
PTTクライアント125からPTTサーバ105へ送信される「発言権要求」メッセージおよびPTTサーバ105からPTTクライアント125へ送信される「発言権付与」メッセージは、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォースによって定義されたセッション開始プロトコル(SIP)を用いて有利に送信されるが、適切なプロトコルであれば何を使ってもよい。インタフェース148は、PTTクライアント125とPTTサーバ105の間の信号通信に用いられるプロトコルだけでなく、PTTサーバ105とPTTクライアント125との間のユーザプレーン通信に用いられるプロトコルもサポートできよう。あるいは、別のインタフェース148が、使用されうる各プロトコルについて実装されることもできよう。
移動体無線ネットワーク100は、PTTサービスを提供する移動体無線通信標準であれば何にでも従って動作できよう。移動体無線ネットワーク100は、例えばGPRS(汎用パケットデータ無線サービス)通信を提供するGSMネットワークや、CDMA2000ネットワークや、WCDMAネットワークなどであってもよいだろう。PTTクライアント125は通常、移動体無線ネットワーク100内で通信する移動局であるが、例えばインターネット135を経由してPTTサーバ105と通信するコンピュータであってもよいだろう。
図2は、本発明による通信システム200を概略的に図示した図であり、その中でチャットサーバ210とPTTサーバ105の間に接続205が提供されている。チャットサーバ210は、例えば、インターネット・チャットサーバであってもよいし、その他のどのようなネットワークに接続されたチャットサーバであってもよいだろう。PTTサーバ105とチャットサーバ210との間の通信はできればパケットデータ通信として行われることが望ましく、また、接続205は必ずしも固定的な物理接続であると考えるべきではなく、むしろ、PTTサーバ105のインタフェース206とチャットサーバ210のインタフェース207とを含む接続205であって、インタフェース206および207が、それぞれPTTサーバおよびチャットサーバ210に、それぞれチャットサーバ210およびPTTサーバ105と通信ネットワークで通信するのに必要なメカニズムを提供するような接続であると考えるべきである。インタフェース206は、もちろん、インタフェース148と同じ物理インタフェースでも、別個の物理インタフェースでも使用できよう。チャットサーバ210とPTTサーバ105の間に接続205を提供することによって、PTTクライアント125のPTTユーザ150は、チャットサーバ210によって提供されるチャットルームにアクセスできよう。同時に、チャットサーバ210によって提供されるチャットルームにチャットクライアント・コンピュータ215を用いて参加しているチャットルーム参加者235は、PTTサーバ105を経由して交換されるPTTメッセージにアクセスできよう。PTTユーザ150およびチャットルーム参加者235が参加できるチャットルームのことを、下記では拡大チャットルームと呼ぶことにする。下記において、PTTクライアント125から発信されたメッセージは、たとえチャットフォーマットでチャットクライアント215へと送信されたときでも、PTTメッセージと呼ぶことにする。同様に、チャットクライアント235から発信されたメッセージは、PTTフォーマットでPTTクライアント125へと送信されたときでも、チャットメッセージと呼ぶことにする。PTTサーバ105とチャットサーバ210の間の接続205は、PTTサーバ105とチャットサーバ210の間の接続であれば何を用いてもよいが、IP(インターネットプロトコル)ネットワーク220、例えばインターネット135を用いることによって有利に実現できよう。本発明の好適実施形態では、接続205で送信されるメッセージは、適切なプロトコルであれば何を用いてもよいが、SIP(セッション開始プロトコル)プロトコルに従って送信される。チャットクライアント215から送信されるチャットメッセージがテキストメッセージであるならば、テキスト/音声変換器を有利に使うことができよう。できればテキスト/音声変換器225は、PTTクライアント125からの音声メッセージを、チャットクライアントによって解釈できる、対応するテキストメッセージに変換するように構成されると共に、チャットクライアント215からのテキストメッセージを、PTTクライアント125によって音声として解釈できるメッセージに変換されるように構成されることが望ましい。テキスト/音声変換器225は、接続205に沿っていれば、あるいはPTTサーバ105とPTTクライアント125の間であれば、あるいはチャットサーバ210とチャットクライアント215の間、あるいはPTTサーバ105の中、あるいはチャットサーバ210の中であれば、どこに位置してもよいが、できれば、テキスト/音声変換器225はPTTサーバ105とネットワーク220の間に位置することが望ましい。さらに、テキスト/音声変換器225のテキストから音声への変換は、1つの物理的位置に位置することができるであろうし、テキスト/音声変換器225の音声からテキストへの変換は、別の物理的位置に位置することができよう。
制御チャネルが、インタフェース206および207を用いて、PTTサーバ105とチャットサーバ210の間に有利に確立される。下記でさらに説明するように、制御チャネルは、例えば、PTTサーバ105とチャットサーバ210の間で情報と指示を交換するのに使われることができよう。例示する目的でのみ、この制御チャネルは図2において制御チャネル230として、PTTサーバ105とチャットサーバ210の間の接続205とは別に示されている。
PTTサーバ105は、汎用コンピュータによって有利に実装されてもよいし、またインタフェース206は、イーサネット(登録商標)のレイヤ1およびレイヤ2の機能を実装したイーサネット(登録商標)・インタフェースを使用して有利に実装されてもよい。あるいは、インタフェース206は、他のレイヤ2技術、例えば広帯域無線インタフェースであるIEEE802.16もしくはIEEE802.11、またはその他の適切な通信プロトコルを用いてもよい。その後インタフェース206は、複数の異なる高位レイヤのプロトコル、例えばインターネットプロトコル(IP)、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)およびセッション開始プロトコル(SIP)を経由して通信をサポートしてもよい。同様に、チャットサーバ210も汎用コンピュータを用いて有利に実装されてもよいし、またインタフェース207も、イーサネット(登録商標)、IEEE802.16もしくはIEEE802.11を用いて有利に実装されてもよい。
チャットサーバ210は、インタフェース237を経由して、チャットルームの参加者235に対して少なくとも1つのいわゆるチャットルームへのアクセスを提供する。インタフェース237は、チャットクライアント237からのメッセージを送受信するソフトウェアを含む。チャットルームの各参加者235は、通常、1つの識別子と関連付けられており、その識別子はチャットサーバ210の中に保存されてもよいし、チャットメッセージでチャットサーバ210へ送信されてもよい。チャットサーバ210は、できれば、着信するチャットメッセージをチャットメッセージ待ち行列240に置く待ち行列メカニズムを含むことが望ましい。チャットサーバ210は、チャットメッセージ待ち行列240の中のチャットメッセージが、チャットサーバ210によって受信された順番にチャットルーム参加者235へと配信されるように、普通は行頭モードで動作する。
従って、チャットルーム参加者235は、チャットメッセージをいつチャットルームに投稿してもよいが、そのチャットメッセージが他のチャットルーム参加者235に配信される前に、チャットメッセージ待ち行列240に置かれることもある。他方、PTTユーザ150は、自分が発言権を持っているときにPTTグループに対してPTTメッセージを投稿するだけである。しかし、発言権を現在占有しているPTTユーザによって投稿されたPTTメッセージはすべて、PTTメッセージの宛先であるPTTクライアント125のところに(準)リアルタイムで表示されるであろう。
本発明によると、チャットサーバ210によるチャットメッセージの送信とPTTサーバによるPTTメッセージの送信とは、調和がとられる。従って、本発明によると、発言権付与モードにおいては発言権を持っているPTTクライアントからのPTTメッセージだけをPTTサーバ105が受信するのだが、その発言権付与モードで動作中のPTTサーバ105からのPTTメッセージの送信は、行頭モードで動作中のチャットサーバ210からのチャットメッセージの送信と調和がとられる。
本発明によると、PTTサーバ105およびチャットサーバ210からのメッセージ送信の調和は、チャットサーバにPTT 識別子用の記憶装置を与えることによって、故に発言権を要求する可能性を与えることによって、解決されてもよい。チャットサーバ210が発言権を占有するとき、チャットサーバ210は、チャットルーム参加者235から受信したチャットメッセージを、他のチャットルーム参加者235だけでなくPTTサーバ105にも送信するであろう。その後PTTサーバは、チャットサーバ210から受信したチャットメッセージを、拡大チャットルームに参加しているPTTクライアント125に送信するであろう。チャットサーバ210が発言権を占有すると、発言権はいかなるPTTクライアント125にも付与されることができないため、PTTメッセージはまったく送信されることができない。チャットサーバ210が発言権を占有している間、発言権を受け取るためのPTTユーザ150からの要求はすべて無視されるであろうし、また、もしPTTサーバ105がPTT待ち行列を採用するならば、そのような要求はPTT待ち行列に記憶され、保持されるであろう。
他方、チャットサーバが発言権を占有しないときには、チャットメッセージはまったくPTTユーザ150へと送信されることができない。これは、PTTユーザ150へのチャットメッセージ送信に遅延をもたらす。本発明によると、PTTクライアント125が発言権を占有するとき、対応するPTTユーザ150によって送信されたPTTメッセージは、PTTサーバ105によってチャットサーバ210へ送信されるだけでなく、他のPTTクライアント125へも同様に送信される。故に、チャットサーバ210は、送信されたチャットメッセージおよびPTTメッセージをすべて受信するであろう。しかし、チャットサーバ210は、メッセージをチャットクライアント215に転送できるだけであって、PTTサーバ105へと転送することはできない。故に、チャットサーバ210が発言権を占有していないときにチャットサーバ210によって受信されたメッセージをどう処理するかについて、次の4つの異なる実装が考えられる。
1)チャットサーバ210によって受信されるチャットメッセージとPTTメッセージの両方が、チャットクライアント215へと転送される。この実装においては、PTTユーザ150へのチャットメッセージの配信に遅延が出るであろう。さらに、PTTユーザ150によって受信されるメッセージと、チャットルーム参加者235によって受信されるメッセージとの間に、差異があるであろう。すなわち、PTTユーザ150は、チャットサーバ210が発言権を占有していないときにPTTメッセージだけを受信するであろうし、チャットルーム参加者235は、PTTメッセージおよびチャットメッセージの両方を受信するであろう(チャットサーバが発言権を占有していない間にチャットサーバ210によって受信されたチャットメッセージはすべて、発言権がチャットサーバ210に付与されているときには、PTTユーザ150へと配信されるであろう)。
2)チャットサーバ210によって受信されたPTTメッセージがチャットサーバ210によってチャットルーム参加者235へと転送されるのに対して、チャットサーバ210によって受信されたチャットメッセージはチャットメッセージ待ち行列240に保持される。この実装においては、PTTユーザによって受信されるメッセージとチャットルーム参加者によって受信されるメッセージとの間に差異はないであろう。すなわち、両方とも、チャットサーバ120が発言権を占有していないときにはPTTメッセージを受信するであろうが、チャットメッセージは受信しないであろう。ただし、PTTユーザ150とチャットルーム参加者235の両方へのチャットメッセージの配信に遅延が出るであろう。
3)チャットサーバ210によって受信されたチャットメッセージもPTTメッセージもどちらも、チャットクライアント215へと転送されないで、チャットメッセージ240の中に保持される。この実装においては、PTTユーザ150とチャットルーム参加者235との両方へのチャットメッセージの配信に遅延が出るであろうし、加えて、PTTメッセージのチャットルーム参加者235への配信にも遅延が出るであろう。さらに、チャットルーム参加者235によって受信されるメッセージとPTTユーザ150によって受信されるメッセージの間には差異があるであろう。すなわち、チャットルーム参加者235は、メッセージをまったく受信しないであろうし、PTTユーザ150はPTTメッセージを受信するであろう。
4)PTTメッセージが待ち行列に保持されるのに対して、チャットサーバ210によって受信されるチャットメッセージはチャットクライアント215へと転送される。この実装においては、PTTユーザ150は、チャットサーバ210が発言権を占有していないときに限って、PTTメッセージを受信するであろうし、チャットルーム参加者は、チャットメッセージだけを受信するであろう。故に、チャットルーム参加者へのPTTメッセージ配信の遅延と、PTTユーザへのチャットメッセージ配信の遅延が出るであろう。
チャットメッセージ待ち行列240の中のチャットメッセージに関連するエントリは、チャットメッセージが関連するチャットクライアント215に配信されたか否かを示す表示を有利に有することもできよう。あるいは、PTTサーバ105には配信されずチャットクライアントに配信されたチャットメッセージについて、別の待ち行列を用いてもよいだろう。チャットメッセージは、チャットクライアント215とPTTサーバ105の両方への配信が完了するまでは、チャットサーバ210によって廃棄されるべきではない。
PTTサーバ105およびチャットサーバ210の動作モードを表1に示す。
Figure 0004829245
記憶装置243に記憶されている、チャットサーバ210のPTT 識別子は多くのチャットルーム参加者235を代表していることから、チャットサーバ210のPTT 識別子は、できれば、単一のPTTユーザ150を代表しているPTT 識別子とは別の処理が、PTTサーバ105によって行われるべきである。もしチャットサーバ210のPTT 識別子がPTTクライアント125のPTT 識別子と同様に処理されるならば、(拡大チャットルーム内にいるチャットルーム参加者が1人の場合には、拡大チャットルームへのアクセスは拡大チャットルーム内のすべての参加者間で平等ということになるであろうが、そうでない限り、)チャットルーム参加者235は、PTTユーザ150よりも拡大チャットルームへのアクセスが常に少ないということになるであろう。
許可付与メカニズム155の一実施形態において、チャットサーバ210から受信した「発言権要求」メッセージは、PTTサーバにおいて、PTTクライアント125から受信した「発言権要求」メッセージより優先される。待ち行列メカニズムを有するPTTサーバ105において、チャットサーバ210の識別子は、発言権が利用可能になり次第チャットサーバ210に付与されるように、受信直後にPTT待ち行列の先頭に置かれることができよう。発言権の要求を完了したPTTクライアント125用の待ち行列メカニズムを有しないPTTサーバにおいて、チャットサーバ210が発言権を要求したという事実に関する表示を、チャットサーバ210から「発言権要求」メッセージを受信すると同時に行ってもよい。この表示は、できれば発言権が解放されるときにチェックされることが望ましい。チャットサーバが発言権を要求したことをこの表示が示すならば、発言権はチャットサーバ210に付与される。表示は例えば、フラグでもよいだろうし、チャットサーバ識別子を記憶する待ち行列であってもよいだろう。PTTサーバ105と通信できる1つ以上のチャットサーバ210を含んでいる通信システム200において、待ち行列を有利に用いることができよう。
チャットサーバ210がPTTクライアント125より優先される実施形態において、チャットサーバ210は、「発言権要求」メッセージが送信される前に、PTTサーバへまだ配信されていないN個のチャットメッセージがチャットメッセージ待ち行列240に蓄積されるまで、有利に待つことができよう。チャットルーム参加者235の数とPTTユーザ150の数との割合に依存して、Nは通常、10未満の値に設定されるべきである。チャットメッセージがPTTサーバ105へ配信されるまであまり長い間待つ必要を無くすため、発言権がチャットサーバ210から回収された後で、最初のチャットメッセージの受信と同時にタイマを有利に設定できよう。N個のメッセージがチャットメッセージ待ち行列240に蓄積される前にタイマが切れた場合、タイマが切れると同時に「発言権要求」メッセージがPTTサーバ105へ送信されるであろう。
本発明の別の実施形態において、チャットサーバ210は、送信されるべき第1のメッセージをチャットサーバ210が受信するとすぐに、PTTサーバ105に発言権を要求するソフトウェアを含む。この実施形態において、PTTサーバ105は、できれば、チャットサーバ210に優先権を与えないことが望ましく、また、チャットサーバ210は、発言権が得られるまで「発言権要求」を繰り返し送信する必要があることもある。発言権を要求しているクライアント125のPTT待ち行列をPTTサーバ105が有する場合、この実施形態のPTTサーバ105は、チャットサーバ210のPTT 識別子をPTT待ち行列に追加するための、かつ、チャットサーバ210のPTT 識別子がPTT待ち行列の最初の識別子であるときには発言権をチャットサーバ210に付与するためのソフトウェアを含む。
PTTサーバ105と、PTT 識別子を有するチャットサーバ210とを含む通信システム200において、発言権回収メカニズム160は、できれば、発言権がチャットサーバ210に付与された場合と発言権がPTTクライアント125に付与された場合とを区別することができるように構成されるべきである。
図3は、いつ発言権がチャットサーバ210から回収されるべきかを判断するように構成された発言権回収メカニズム160の2つの実装を示す図である。図3aにおいて、発言権回収メカニズム160aは、タイマ300を含むことが示されている。タイマ300は、発言権をチャットサーバ210に付与すると同時に、時間Tに設定することができよう。時間Tは、できれば、発言権をPTTクライアント125に付与することに関連して、タイマ165が設定される時間よりも長いことが望ましい。タイマ300が切れると、発言権はチャットサーバ210から回収されてもよいだろう(タイマ300が切れたときチャットメッセージが丁度PTTクライアント125へ送信されている最中であれば、チャットメッセージの送信が完了するまで、発言権は、できればチャットサーバ210から回収しないことが望ましい)。しかし、「発言権要求」メッセージが時間Tの間にPTTクライアント125からまったく受信されなかった場合、たとえタイマが切れたとしても、発言権をチャットサーバ210から回収する必要はないと考えられることもある。従って図3aの発言権回収メカニズム160aは、さらに、時間Tの間に「発言権要求」メッセージが受信されたか否かを示す表示305を含む。タイマが切れると同時にチャットサーバ210から発言権が回収されなかった場合は、タイマが切れた後にチャットサーバ210が「発言権要求」メッセージを受信したらできるだけ早く、発言権が、できれば、回収されることが望ましい。タイマ300が設定された後で第1の「発言権要求」メッセージを受信すると同時に、表示305は、できれば、「発言権要求」メッセージがPTTクライアント215によって時間Tの間に受信されたことを示す値に設定されるべきである。
図3bは、いつ発言権がチャットサーバ210から回収されるべきかを判断するように構成された発言権回収メカニズム160の別の実装について示す図である。図3bの発言権回収メカニズム160bにおいて、発言回収メカニズム160bは、カウンタ310を含み、カウンタ310は、何個のチャットメッセージがチャットサーバ210によってPTTサーバ105へと送信されたかをカウントするように構成されている。チャットサーバ210によって送信されたチャットメッセージの数が所定の数であるMを越えたとき、チャットサーバはそれ以上発言権を占有すべきではない。しかし、発言権を占有しているチャットサーバ210によって配信されるチャットメッセージが存在しない状況で、PTTユーザ150が発言権の受領のために待機することを避けるため、図3bの発言権回収メカニズム160bはカウンタ310だけでなくタイマ315も含んでおり、タイマ315は、発言権がチャットサーバ210に付与された後、PTTクライアント125から「発言権要求」メッセージを受信すると同時に設定される。カウンタ310が所定の数であるMに達する前にタイマ315が切れた場合、発言権は、タイマ315が切れると同時に、チャットサーバ210から回収される。図3bの発言権回収メカニズム160bは、さらに、カウンタ310がその所定の値Mに達すると同時に、タイマ315が設定されたかどうか、およびまだ切れていないかどうかをチェックするメカニズム320を含むことができよう。タイマ315が設定されていなかった場合、発言権回収メカニズム160bは、チャットサーバ210が「発言権要求」メッセージを受信し終わるまでは、チャットサーバ210から発言権を回収しないように実装されることができよう。
チャットサーバ210からの発言権の回収に関係する発言権回収メカニズム160の部分は、できれば、PTTサーバ105の中に実装されるべきであり、その場合、PTTサーバ105は、発言権をチャットサーバ210から回収するであろうが、チャットサーバ210からの発言権の回収に関係する発言権回収メカニズム160の部分は、その代わりに、チャットサーバ210の中に実装されることもできるであろうし、その場合は、チャットサーバ210は発言権をPTTサーバ105に戻す。
図4は、本発明の一実施形態における、PTTサーバ105のシナリオを示すフローチャートである。本発明の一実施形態では、チャットサーバ210からの「発言権要求」メッセージが、PTTクライアント125からの「発言権要求」メッセージよりも優先され、また、発言権回収メカニズム160は、図3bに示された実施形態160bにおけると同様、カウンタ310およびタイマ315を含む。図4のステップ400において、PTTサーバ105は、チャットサーバ210から「発言権要求」メッセージを受信する。ステップ405において、発言権が利用可能かどうかチェックされる。もし利用可能ならば、ステップ410に進み、そこでは発言権はチャットサーバ210に付与される。次いでステップ415に進み、そこではカウンタ310がゼロに設定される。ついでステップ420に進み、そこでは、チャットサーバ210から何らかのチャットメッセージが受信されたかどうかチェックされる。もし受信した場合は、ステップ425に進み、そこでは、チャットメッセージがPTTクライアント125へと送信される。次いでステップ430に進み、そこでは、カウンタ310が1増やされる。次に、ステップ435に進み、そこでは、カウンタが所定の数Mに達したかどうかチェックされる。もしMに達していないならば、ステップ420に戻る。しかし、カウンタ310が所定の数Mに達した場合、ステップ440に進み、そこでは、発言権がチャットサーバ210から回収される。
ステップ420において、チャットメッセージがまったく受信されていないことが分った場合、ステップ445に進み、そこでは、タイマ315が設定されたかどうかチェックされる。もしタイマ315が設定されていれば、ステップ450に進み、そこでは、タイマ315が切れたかどうかチェックされる。もしタイマ315が切れているなら、ステップ440に進む。しかし、ステップ450によって、タイマがまだ切れていないことが分った場合には、ステップ420に戻る。
ステップ445のチェックにおいてタイマ315が設定されていないことが分った場合、ステップ455に進む。そこでは、「発言権要求」メッセージがいずれかのPTTクライアント125から受信したかどうかがチェックされる。もし受信した場合は、ステップ460に進み、そこではタイマ315が設定される。しかし、ステップ455のチェックによって、「発言権要求」メッセージが受信されていないことが分った場合には、ステップ430に戻る。
ステップ405において、チャットサーバ210から「発言権要求」メッセージを受け取ると同時に発言権が利用できないことが分かった場合、ステップ465に進み、そこでは、チャットサーバ210が発言権を要求したことが表示される。次いでステップ470に進み、そこでは、発言権の解放が待機される。発言権が解放されると、ステップ410に進む。
図3bに関連して上述したとおり、回収メカニズム160bは、必ずしもタイマ315を含まない。回収メカニズム160bがタイマ315を含まないならば、ステップ445乃至460は、図4のフローチャートから省略されることができよう。さらに、発言権がチャットサーバ210から無駄に回収されないことを確実にするためタイマ315が設定されたかどうかをチェックするメカニズム320を、回収メカニズム160bが含むとき、タイマ315が設定されたかどうかをチェックするステップが、図4のフローチャートの中のステップ435の後かつステップ440の前に、含まれるであろう。また、回収メカニズム160がカウンタ310の代わりにタイマ300を含む実施形態において(図3aの発言権回収メカニズム160aを参照のこと)、ステップ415は、タイマ300が設定されるステップに置き換えられるであろう。その後、ステップ445乃至460は、タイマ300が切れたかどうかをチェックするステップに置き換えられるであろう。タイマ300が切れていたことが分った場合、ステップ440に進むであろう。他方、もしタイマ300が切れていなかったことが分った場合、ステップ420に戻るであろう。カウンタ310ではなくタイマ300を含んでいる実施形態においては、ステップ430および435は省略されるであろう。
Mの値は、発言権がチャットサーバ210から回収される前にチャットサーバから受信したチャットメッセージの数を表しているが、この値は、1を含めて、いかなる数であってもよいだろう。通常、Mの値は、4と8の間の値であってもよいだろう。さらに、Mの値は動的であって、送信されたチャットメッセージの数と送信されたPTTメッセージの数の割合が変化するのに応じて変化してもよいだろう。同様に、撤退メカニズム160がカウンタ310の代わりにタイマ300を含むような本発明の一実施形態において、タイマ300が設定される時間も動的であってもよいだろう。タイマ315が設定されうるであろう典型的な時間は、3分間である。
図5は、発言権がチャットサーバ210から回収されて以降、チャットメッセージが何回受信されたかをカウントする、カウンタ500を含むチャットサーバ210の一実施形態を概略的に示す図である。図5のチャットサーバ210はさらにタイマ505を含んでおり、このタイマ505は、チャットメッセージがPTTクライアント125へ配信されるのを、タイマが設定されるタイマ時間より長く待つ必要がないことを確実にするため、発言権が回収された後で受信された第1のチャットメッセージの受信と同時に設定されてもよい。図5のチャットサーバ210はさらに、識別子243を有し、かつ、チャットメッセージ待ち行列240を含む。
図6は、図5に示されたチャットサーバ210の実施形態におけるシナリオを示すフローチャートである。ステップ600において、発言権はチャットサーバ210から回収される。次いでステップ605に進み、ここでカウンタ500がゼロに設定される。ステップ610において、発言権をチャットサーバ210が受信したかどうかチェックされる。発言権を受信していなかった場合、ステップ620に進み、ここでタイマ505が切れたかどうかチェックされる。タイマ505が切れていた場合、ステップ625に進み、ここで「発言権要求」メッセージはPTTサーバ105へ送信される。しかし、ステップ620で行われたチェックによって、タイマ505が切れていなかったことが分った場合、ステップ630に進み、ここで、チャットメッセージがチャットクライアント215から受信されたかどうかチェックされる。チャットメッセージが受信されていた場合、ステップ635に進み、ここで、カウンタが1増やされる。次いでステップ640に進み、ここではカウンタ500が値1を有するかどうかチェックされる。もし、カウンタ500が値1を有するならば、ステップ645に進み、ここでタイマ505が設定される。次いでステップ650に進む。しかし、ステップ640で行われたチェックによって、カウンタ500の値が1とは異なる値であると分った場合、直接ステップ650に進む。ステップ650において、カウンタ500が所定の値Nを有しているかどうかチェックされる。もし、カウンタ500が所定値Nを有するならば、ステップ655に進み、そこで発言権が要求される。次にステップ660に進む。ステップ650において、カウンタ500の値が所定の値Nではないことが分った場合、直接ステップ660に進む。ステップ660において、受信したチャットメッセージは、関連するチャットクライアント215へと送信され、PTTクライアントの125への今後の配信用に保存される。次いで、ステップ610に戻る。
ステップ630において、チャットメッセージがまったく受信されていなかったことが分った場合、ステップ665へ進み、ここではPTTメッセージをPTTサーバ105から受信したかどうかチェックされる。もし受信した場合は、ステップ670に進み、ここではPTTメッセージが関連するチャットクライアント215へ配信される。次いで、ステップ610に戻る。ステップ665において、PTTメッセージがまったく受信されていなかったことが分った場合、直接ステップ610に戻る。
ステップ610において、発言権が受信されていることが分った場合、ステップ675に進み、そこでは待機中のチャットメッセージがあればすべて、PTTクライアント125への今後の配信用にPTTサーバ105に送信される。
ステップ630および665で行われたチェックは、受信されたチャットメッセージおよびPTTメッセージをそれぞれ、すべて、チャットメッセージ待ち行列240をチェックすることの中に有利に含むことができよう。ステップ660は、チャットクライアント215へ送信されたチャットメッセージを、チャットサーバ210が発言権を受信すると同時にPTTサーバ105へ送信されるべきメッセージ用の別の待ち行列の中に記憶することを含むことができよう。この実施形態において、ステップ675は、この別の待ち行列の中に記憶されたメッセージを送信することを含むこともあろう。あるいは、ステップ660は、チャットクライアント215へ送信されたチャットメッセージを、チャットメッセージ待ち行列240の中に維持すること、そして、チャットメッセージ待ち行列240の中に、チャットメッセージはチャットクライアント215へすでに送信されたけれども、PTTクライアント125へ送信されるのを待機中であることを表示すること、を含むこともできよう。表示することは、例えば、チャットメッセージ待ち行列240の中の関連するエントリに関して、「チャットクライアント215へ送信された」という値にフラグを立てることとして行われることもできよう。この実施形態において、ステップ675は、PTTクライアント125へ送信されるのを大気中であるとして表示されていた、チャットメッセージ待ち行列240の中のメッセージを送信することを含むであろう。
チャットサーバ210がチャットメッセージとPTTメッセージとを区別するために、メッセージは、例えば、メッセージの発信源に関する情報を含むデータフィールドを含むことができるであろうし、また、チャットサーバ210は、このデータフィールドの内容を分析することによって、メッセージがPTTクライアント125から発信されたかチャットクライアント215から発信されたかを判断するメカニズムを含むことができよう。
チャットサーバ210が発言権を有しているか否かをチェックするステップ610は、例えば、発言権付与フラグを使用して実装されることができよう。フラグは、発言権付与メッセージがPTTサーバ105によって受信されたとき「発言権付与」状態を表す値に設定されることができるであろうし、発言権がチャットサーバ210から回収されているとき「発言権が付与されていない」状態を表す値に設定されることができるであろう。
図6のフローチャートによって示された方法は、多くの態様で変更することができよう。タイマ505がチャットサーバ210に実装されていない場合、ステップ620、625、640、および645は、明らかに省略されることができよう。表1に関して説明したとおり、チャットサーバ210が発言権を占有していない間に受信されたPTTメッセージおよびチャットメッセージの少なくともいずれかはすべて、チャットサーバ210が発言権を取得したときに送信されるように保持されることができよう。そうすればステップ660および670は、省略または変更されることができよう。Nの値は、1を含めて、いかなる数に設定されてもよいだろう。本発明の一実施形態において、Nの値は動的であり、送信されたチャットメッセージ数とPTTメッセージ数の割合が変わるにつれて、変更されてもよいだろう。Nの値は、有利には、図4に関して説明した所定の数Mの値より小さいか等しくなるべきである。
カウンタ500の所定の値Nおよびカウンタ310の所定の数M(または、タイマ300の所定の時間T)は、PTTユーザ150によって経験される拡大チャットルームへのアクセス時間と、チャットルーム参加者235によって経験されるアクセス時間との関係に明らかに影響する。アクティブなPTTユーザ150の数がアクティブなチャットルーム参加者の数に比べて小さい場合、N(T)は、より大きい値を持つべきであり、逆の場合も同じである。同様に、所定の数Mは、送信されたチャットメッセージの数が送信されたPTTメッセージの数に比べて大きいとき、有利に小さくなくてはならない。上述のとおり、アクティブなPTTユーザ150とチャットルーム参加者235の割合が時間と共に変化する場合を考慮に入れるため、値N(T)およびMの少なくともいずれかの値は動的であってもよいだろう。次いで、PTTサーバ105によって受信されたチャットメッセージの数をカウントするカウンタ310に加えて、PTTクライアント125からの発言権要求の数(または、PTTサーバ105によって受信されたPTTメッセージの数)をカウントするカウンタが、用いられてもよいだろう(または、受信したチャットメッセージの数をカウントするため、別個のカウンタが用いられてもよいだろう)。PTTメッセージの数とPTTサーバ105によって受信されたチャットメッセージの数の割合を計算することによって、適切な値N(時間T)およびMの少なくともいずれかが得られてもよいだろう。
図7は、ほんの一例として与えられた、拡大チャットルームにおいて可能性があるシナリオにおいて、PTTクライアント125と、PTTサーバ105と、チャットサーバ210と、チャットクライアント215の間のメッセージのフローを示すシーケンス図である。例示する目的でのみ、2つのPTTクライアントである125aと125b、および、2つのチャットクライアントである215aと215bを、図7に示す。明らかに、拡大チャットルームには、任意の数のPTTクライアント125と任意の数のチャットクライアント215が参加してもよい。ノードを示している図7の線は、関連のないイベント間で途切れている。テキスト/音声変換器225は図には含まれていないが、PTTサーバ105とチャットサーバ210の間に有利に位置するであろう。
図7のシーケンス図は、チャットサーバ210が、2つのチャットメッセージ700(すなわち、所定の数Nが2に等しい)を受信した後でPTTサーバ105に発言権を要求する実施形態を示す。また、図7によって示された実施形態において、チャットサーバは、受信したPTTメッセージ705および受信したチャットメッセージ700をすべて、受信と同時に、関連するチャットクライアント215へ転送する(すなわち、表1に関連して説明したように、実装iが実装される)。さらに、一例として、図7のPTTサーバ105は、3個のチャットメッセージ700がPTTサーバ105によって受信され終わったとき、すなわち、所定の数Mが3に等しいとき、発言権をチャットサーバ210から回収する。図7において、4つの異なるタイプの制御メッセージ、すなわち、「発言権要求」715、「発言権付与」720、「発言権回収」710、および「チャットメッセージ承認」725が、チャットサーバ210とPTTサーバ105の間で、制御チャネル230経由で交換される。上記から分るように、これらの制御メッセージはすべて、チャットメッセージ700をPTTクライアント125へ送信することに関連する。明らかに、インタフェース206および207は、制御チャネル230経由で他のタイプの制御メッセージの交換をサポートすることもできよう。
図7によって示されたシナリオにおいて、発言権は初めに、「発言権回収」メッセージ710をチャットサーバ210へ送信するPTTサーバ105によって、チャットサーバ210から回収される。チャットサーバ210は、次いで、第1のチャットメッセージ700iをチャットクライアント215aから受信し、それをチャットサーバ210がチャットクライアント215bへ転送する。第1のチャットメッセージ700iは、次いで、PTTサーバ105への今後の配信用に保存される(図6のステップ660を参照)。
「発言権要求メッセージ715は、PTTクライアント125aからPTTサーバ105へ送信され、次いで「発言権付与」メッセージ720iが、PTTサーバ105からPTTクライアント125aへ送信される。PTTクライアント125aは、次いで、PTTメッセージ705iをPTTサーバ105へ送信し、PTTサーバ105は、PTTメッセージ705iをPTTクライアント125bへ転送すると同時に、チャットサーバ210へも転送する。チャットサーバ210は、次いで、PTTメッセージ705iを、チャットクライアント215aおよび215bへ転送する。「発言権回収」メッセージ710iiは、発言権をPTTクライアント125bから回収する時間になると、例えばタイマ165が切れると同時に、PTTサーバ105からPTTクライアント125bへ送信される。
次いで第2のチャットメッセージ700iiが、チャットサーバによってチャットクライアント125bから受信される。チャットサーバ210は、チャットメッセージ700iiをチャットクライアント125aへ転送し、そして、今後の配信用にチャットメッセージ700iiをPTTサーバ105に保存する。カウンタ500(図5および6を参照)は、次いで、所定の数N、すなわち設定されている2に達し、そして、発言権要求メッセージ715iiは、チャットサーバ210によってPTTサーバ105へ送信される。PTTサーバ105は、次いで、「発言権付与」メッセージ720iiをチャットサーバ210へ送信する。「発言権付与」メッセージ720iiの受信と同時に、チャットサーバは、PTTサーバ105への今後の配信用に保存されたチャットメッセージ700iおよび700iiをPTTサーバ105へ転送し、PTTサーバ105は、チャットメッセージ700iおよび700iiをPTTクライアント125aおよび125bへ転送する。図7によって示される実施形態において、チャットサーバ210は、まずチャットメッセージ700iをPTTサーバ105へ送信してから、「チャットメッセージ承認」メッセージ725iを待ち、その後、第2のチャットメッセージ700iiが送信される。しかし、他の実装も同様にうまく機能するであろう。
第3のチャットメッセージ700iiiがチャットサーバ210によってチャットクライアント215aから受信されると、第3のチャットメッセージ700iiiは、チャットクライアント215bとPTTサーバ105の両方へ転送される。PTTサーバ105は、チャットメッセージ700iiiを、PTT端末125aおよび125bへ転送する。PTTサーバ105のカウンタ310は、今、その所定の値Mに達したことになり、それは3に設定されているのだが、従って、「発言権回収」メッセージ710iiiがPTTサーバ105からチャットサーバ210へ送信される。
言うまでもなく、図7のシーケンス図は、関連のないイベントや関連のあるイベントを含むシナリオをにおいて、いつまでも続けられよう。
チャットサーバ210またはPTTクライアント125が、発言権付与メッセージ720をPTTサーバ105から受信すると、チャットサーバ210/PTTクライアント125は、有利に「発言権承認」メッセージをPTTサーバ105へ送信できよう。図7において、チャットサーバ210からの「発言権要求」メッセージ715iiと、PTTクライアント125からの「発言権要求」メッセージは、同じメッセージタイプであるとして示されてきた。しかし、チャットサーバ210からの「発言権要求」メッセージ715iiと、PTTクライアント125からの「発言権要求」メッセージ715iとは、異なるメッセージタイプであってもよい。同様に、チャットサーバ210への「発言権付与」メッセージ720iiと、PTTクライアント125への「発言権付与」メッセージ720iとは、図7では同じメッセージタイプであると示されてはいるが、異なるメッセージタイプであってもよい。もし、発言権がPTTクライアント125bに付与されるときPTTクライアント125の中にタイマが設定されると仮定して、タイマ165に相当するタイマが設定されるならば、発言権がPTTクライアント125bから回収されるときPTTクライアント125bへ送信される発言権回収メッセージ710iiは、省略されてもよいだろう。例えば、チャットサーバ210が、転送するチャットメッセージをもう有していないが、発言権がまだ回収されていないとき、チャットサーバ210からPTTサーバ105へ送信されてもよいと思われる「発言権を自発的に返却する」メッセージや、例えば「カウンタ500を増加/減少させる」メッセージのような、チャットサーバ105に関連する状態変数をPTTサーバ105が動作できるようにするメッセージなどのような、PTTサーバ105とチャットサーバ210との間の信号に用いられることになる、さらなる信号メッセージも定義できよう。
発言権要求メッセージ715の一例を図8aに示す。「発言権要求」メッセージ715はできれば、メッセージ715の送信先であるPTTサーバ105のアドレスを含むアドレスフィールド800と、発言権要求の表示を含む要求フィールド805と、できればチャットサーバ210の記憶装置243の中に記憶されたチャットサーバ210のPTT 識別子を含むチャットサーバ識別子フィールド810とを含むことが望ましい。チャットメッセージ700の一例を図8bに示す。図8bのチャットメッセージ700は、チャットメッセージの転送先であるPTTサーバ105のアドレスを含むアドレスフィールド815と、チャットサーバ識別子フィールド820と、メッセージ700の発信元であるチャットルーム参加者235を識別する送信者識別子フィールドと、そして、メッセージ本体フィールド825とを含む。PTTメッセージ705も同様のフォーマットであってもよいであろう。図8cに、「発言権付与」メッセージ720の一例を示しており、図8cの「発言権付与」メッセージは、発言権の付与先であるチャットサーバ720のアドレスを含むアドレスフィールド830と、付与された発言権の表示を含む、発言権付与フィールド835とを含む。「発言権回収」メッセージ710も、発言権付与フィールド835が、発言権回収フィールドによって置き換えられた、同様のフォーマットであってもよいであろう。明らかに、図8a乃至cに示されたメッセージは単なる例であって、メッセージ715、700、705、710、720は、明らかに、使用されるプロトコルの要件に従って任意の順序で構成された、任意の適切なデータフィールドを含んでいてもよいであろう。
PTTユーザ150によって送信され、チャットクライアント215へ送信されたPTTメッセージ705が、テキストメッセージに変換される必要があるとき、PTTユーザ150は、有利にチャットルーム識別子と関連付けられてもよいであろうし、また、チャットルーム識別子は、チャットルーム参加者235が別のPTTユーザ150と区別できるように、PTTメッセージ705の受信と同時にチャットルーム参加者235に提示されてもよいであろう。そのような識別子は、例えば、PTTクライアント125の中に保存されてもよいであろうし、PTTメッセージ705のチャット識別子フィールドの中に入れる形で、PTTクライアント125によって送信される各PTTメッセージ705に追加されてもよいであろう。あるいは、チャットルーム識別子は、PTTサーバ105、またはテキスト/音声変換器225の中に保存されてもよいであろうし、それによって、PTTクライアント125から発信されてチャットサーバ210へ送信された任意のPTTメッセージ705に、チャットルーム識別子を追加することができよう。同様に、チャットルーム参加者によって送信され、PTTクライアント125へ送信されたチャットメッセージ700が、テキストから音声へ変換される必要がある場合には、PTTユーザ150が異なるチャットルーム参加者235を区別できるように、異なるテキスト‐音声変換アルゴリズムを異なるチャットルーム参加者235に関連付けることができよう。どのテキスト‐音声アルゴリズムを使うべきかという指標は、例えば、チャットメッセージ700のデータフィールドの中に挿入されることができよう。あるいは、チャットサーバ210、またはテキスト/音声変換器225は、同じチャットルーム参加者235からのチャットメッセージを変換することになる度に、そのチャットルーム参加者235を同じテキスト‐音声変換アルゴリズムに関連付けるメカニズムを有することができよう。
当業者であれば、本発明が、例示するためだけに提示されている、添付した図面と前述の詳細な記述の中で開示された実施形態に限定されるのではないことを理解するであろうし、本発明は複数の異なる方法で実装することが可能であり、下記の請求項によって定義される。
セルラーサービス上でPTTを提供する移動体無線通信ネットワークの概略図である。 本発明による通信システムの概略図であり、本発明ではPTTサーバとチャットサーバの間で接続が行われている。 発言権を占有しているチャットサーバからいつ発言権を回収するか決定する回収メカニズムの一実施形態を図示する図である。 発言権を占有しているチャットサーバからいつ発言権を回収するか決定する回収メカニズムの別の実施形態を図示する図である。 PTTサーバにおけるシナリオを図示するフローチャートである。 本発明によるチャットサーバの一実施形態の図である。 図5のチャットサーバにおけるシナリオを図示するフローチャートである。 図2の通信システムにおけるシナリオを図示するシーケンス線図である。 チャットサーバからPTTサーバへ送信される発言権要求メッセージの一例の図である。 チャットサーバからPTTサーバへ送信されるチャットメッセージの一例の図である。 PTTサーバからチャットサーバへ送信される発言権付与メッセージの一例の図である。

Claims (22)

  1. 移動体無線ネットワーク(100)内でプッシュツートーク・メッセージ(705)を転送し、プッシュツートーク・クライアント(125)から、プッシュツートーク・メッセージ(705)の送信要求(715)を受信するインタフェース(148)と、転送されるべきプッシュツートーク・メッセージを受信するインタフェース(148)と、プッシュツートーク・メッセージをプッシュツートーク・クライアント(125)へ送信するインタフェース(148)と、別のサーバからプッシュツートーク・クライアントへ送信されるべきメッセージを受信するように構成されたインタフェース(206)と、プッシュツートーク・クライアントから受信したプッシュツートーク・メッセージを、前記別のサーバへ送信するように構成されたインタフェース(206)と、一時にプッシュツートーク・グループ内の1つのプッシュツートーク・クライアントに、プッシュツートーク・メッセージの送信許可を与える許可メカニズム(155)とを備えるプッシュツートーク・サーバ(105)であって、
    前記プッシュツートーク・サーバを経由したプッシュツートーク・クライアントへのメッセージ(700)の送信要求(715)を、前記別のサーバ(210)から受信するように構成されたインタフェース(206)を備え、
    前記許可メカニズムは、唯1つのプッシュツートーク・クライアント、または、前記別のサーバが、前記別のサーバが提供する、チャットクライアントに加えてプッシュツートーク・クライアントが参加可能な拡大されたチャットグループに参加しているプッシュツートーク・クライアントへ一時にメッセージを送信することが許可されるように、前記別のサーバからの前記要求を処理するように構成され、
    前記プッシュツートーク・サーバは、前記別のサーバからの要求に対し、プッシュツートーク・クライアントからの要求よりも優先して応答を行うように構成されていることを特徴とする、プッシュツートーク・サーバ。
  2. 前記許可を前記別のサーバに与えた後、該別のサーバからプッシュツートーク・クライアントへメッセージを送信する前記許可をいつ回収するかを決定するように構成された回収メカニズム(160a、160b)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のプッシュツートーク・サーバ。
  3. 前記回収メカニズムは、可変パラメータを監視するモニタ(300、310)を備え、前記決定を行う場合に前記可変パラメータの値を所定の値と比較するように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のプッシュツートーク・サーバ。
  4. 前記モニタはカウンタ(310)を含み、前記可変パラメータは、前記別のサーバから受信したチャットメッセージの数であることを特徴とする、請求項3に記載のプッシュツートーク・サーバ。
  5. 前記モニタはタイマ(300)であり、前記可変パラメータは、前記許可が前記別のサーバに与えられてから経過した時間であることを特徴とする、請求項3に記載のプッシュツートーク・サーバ。
  6. 前記所定の数を動的に決定するメカニズムを備えることを特徴とする、請求項3乃至5のいずれか1項に記載のプッシュツートーク・サーバ。
  7. コンピュータネットワーク(135)内でチャットメッセージ(700)を転送し、転送されるべきチャットメッセージをチャットクライアント(215)から受信するインタフェース(237)と、チャットメッセージをチャットクライアントへ送信するインタフェース(237)と、チャットメッセージをプッシュツートーク・サーバに送信するように構成されたインタフェース(207)と、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の前記プッシュツートーク・サーバからプッシュツートーク・メッセージを受信するように構成されたインタフェース(207)とを備えるチャットサーバ(210)であって、
    プッシュツートーク・クライアント(125)へチャットメッセージを送信する許可を求める要求(715)を、前記プッシュツートーク・サーバへ送信するように構成されたインタフェース(207)を備え、
    前記チャットサーバは、該チャットサーバが前記許可を有する場合にのみ前記チャットメッセージを前記プッシュツートーク・サーバへ転送するように構成されていることを特徴とする、チャットサーバ。
  8. プッシュツートーク識別子用の記憶装置(243)を備え、
    前記要求を送信するように構成された前記インタフェースが、該要求の中に前記プッシュツートーク識別子を含めるように構成されていることを特徴とする、請求項7に記載のチャットサーバ。
  9. プッシュツートーク・クライアントへチャットメッセージを送信する許可を求める要求をいつ送信するかを決定するメカニズム(500、505)を備えることを特徴とする、請求項7または8に記載のチャットサーバ。
  10. 前記メカニズムが、前記許可が最後に回収されてから、いくつのチャットメッセージを受信したかをカウントするカウンタ(500)を含むことを特徴とする、請求項9に記載のチャットサーバ。
  11. プッシュツートーク・メッセージを受信するように構成された前記インタフェースが、請求項1または2に記載の前記プッシュツートーク・サーバからプッシュツートーク・メッセージを受信するように構成され、
    前記チャットサーバが、前記プッシュツートーク・サーバから前記許可を受信した後で、前記チャットサーバからチャットメッセージを送信する許可をいつ回収するかを決定するように構成された回収メカニズム(160a、160b)を備えることを特徴とする、請求項7乃至10のいずれか1項に記載のチャットサーバ。
  12. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプッシュツートーク・サーバと、請求項7乃至11のいずれか1項に記載のチャットサーバとを備えることを特徴とする通信ネットワーク。
  13. チャットメッセージを音声に変換し、プッシュツートーク・メッセージをテキストに変換する、テキスト/音声変換器(225)を更に備えることを特徴とする請求項12に記載の通信ネットワーク。
  14. 移動体無線ネットワーク(100)内のプッシュツートーク・サーバ(105)と、コンピュータネットワーク(135)内のチャットサーバ(210)との間の相互運用性を獲得するための方法であって、前記プッシュツートーク・サーバは、プッシュツートーク・メッセージ(705)をプッシュツートーク・クライアント(125)との間で転送し合い、前記チャットサーバは、チャットメッセージ(700)をチャットクライアント(215)との間で転送し合うように構成され、前記方法は、
    前記チャットサーバから前記プッシュツートーク・サーバへ、プッシュツートーク・クライアントへチャットメッセージを送信する許可を求める要求(715)メッセージを送信する工程と、
    前記チャットサーバが前記許可を有する場合に、少なくとも1つのプッシュツートーク・クライアントへ転送させるために、チャットメッセージを前記チャットサーバから前記プッシュツートーク・サーバへ送信する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  15. 第1の可変パラメータを監視する工程と、
    前記第1の可変パラメータの値を第1の所定の値を比較する工程と、
    前記第1の可変パラメータの値が前記第1の所定の値に等しい場合に、前記チャットサーバから前記許可を回収する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 第2の可変パラメータを監視する工程と、
    前記第2の可変パラメータの値を第2の所定の値と比較する工程と、
    前記第2の可変パラメータの値が前記第2の所定の値に等しい場合に、前記要求メッセージを送信する前記ステップを実行する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項14または15に記載の方法。
  17. 転送されたプッシュツートーク・メッセージと転送されたチャットメッセージとの割合の変化に応じて、前記第1の所定の値および前記第2の所定の値の少なくともいずれかが変化することを特徴とする請求項15または16に記載の方法。
  18. 前記要求メッセージが、メッセージを送信する許可が与えられてもよいエンティティとして前記チャットサーバを前記プッシュツートーク・サーバに識別させるための識別子を含むことを特徴とする、請求項14乃至17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 通信ネットワーク(200)内でチャットサーバ(210)を動作させる方法であって、該通信ネットワークは、前記チャットサーバ(210)および少なくとも1つのチャットクライアント(215)を備え、該チャットクライアントは、前記チャットサーバを介してチャットメッセージ(700)を他のチャットクライアントへ送信可能であり、
    a)チャットメッセージをチャットクライアントから受信する工程と、
    b)前記チャットメッセージを他のチャットクライアントへ送信する工程と
    を備える前記方法が、
    c)前記通信ネットワーク内のプッシュツートーク・サーバ(105)へ、前記通信ネットワーク内のプッシュツートーク・クライアント(125)へチャットメッセージを送信する許可を求める要求(715)を送信する工程と、
    d)プッシュツートーク・クライアントへのチャットメッセージの送信許可を受信する工程と、
    e)前記送信許可の受信に応じて、前記チャットメッセージを前記プッシュツートーク・サーバへ送信する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  20. 通信ネットワーク(200)内でプッシュツートーク・サーバ(105)を動作させる方法であって、該通信ネットワークは前記プッシュツートーク・サーバ(210)および少なくとも1つのプッシュツートーク・クライアント(125)を備え、該プッシュツートーク・クライアントは、前記プッシュツートーク・サーバを介してプッシュツートーク・メッセージ(705)を他のプッシュツートーク・クライアントへ送信可能であり、
    a)プッシュツートーク・メッセージの送信要求をプッシュツートーク・クライアントから受信する工程と、
    b)プッシュツートーク・メッセージをプッシュツートーク・クライアントから受信する工程と、
    c)前記プッシュツートーク・メッセージを他のプッシュツートーク・クライアントへ送信する工程と
    を備える前記方法が、
    d)前記通信ネットワーク内のチャットサーバへ、前記プッシュツートーク・メッセージを送信する工程と
    を備える方法が、
    e)前記チャットサーバから、前記プッシュツートーク・サーバーを介してプッシュツートーク・クライアントへメッセージ(700)を送信する要求(715)を受信する工程を備え、
    前記プッシュツートーク・サーバーは、前記チャットサーバから受信した前記要求に対し、前記プッシュツートーク・クライアントから受信した前記送信要求よりも優先して応答を行う
    ことを特徴とする方法。
  21. 通信ネットワーク(200)内でメッセージ(700、705)を通信するためのコンピュータプログラムであって、
    該通信ネットワークはプッシュツートーク・メッセージ(705)を送信可能なプッシュツートーク・クライアント(125)と、プッシュツートーク・メッセージの送信許可をプッシュツートーク・クライアント(125)に与える許可メカニズム(155)を有するプッシュツートーク・サーバ(105)とを有し、
    前記コンピュータプログラムは、コンピュータで実行されると、
    プッシュツートーク・クライアントから受信したプッシュツートーク・メッセージをチャットサーバ(210)へ転送し、
    チャットメッセージ(700)を他のプッシュツートーク・クライアントへ送信する許可を求める要求(715)をプッシュツートーク・クライアントから受信し、
    プッシュツートーク・クライアントへチャットメッセージ(700)を送信する許可を求める要求(715)を、前記チャットサーバから受信可能とし、
    前記要求に応じて、唯1つのプッシュツートーク・クライアント、または、前記チャットサーバが、該チャットサーバが提供する、チャットクライアントに加えてプッシュツートーク・クライアントが参加可能な拡大されたチャットグループに参加しているプッシュツートーク・クライアントへ一時にメッセージを送信することが許可されるように、前記チャットサーバに前記許可を与えることを可能とし、
    前記チャットサーバからの要求に対し、プッシュツートーク・クライアントからの要求よりも優先して応答を行うことを可能とする
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  22. 通信ネットワーク(200)内でメッセージ(700、705)を通信するためのコンピュータプログラムであって、
    該通信ネットワークはチャットメッセージ(700)を送信することができるチャットクライアント(215)と、前記チャットメッセージをチャットクライアントへ転送することができるチャットサーバ(210)とを備え、
    前記コンピュータプログラムは、コンピュータで実行されると、
    プッシュツートーク・クライアント(125)へチャットメッセージを送信する許可を求める要求(715)を、プッシュツートーク・サーバ(105)へ送信可能とし、
    前記プッシュツートーク・サーバから前記許可を受信可能とし、
    前記許可の受信に応じて、チャットメッセージを前記プッシュツートーク・サーバへ転送する
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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