JP3475879B2 - 実験用家具 - Google Patents

実験用家具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実験用の機器を収
納し得る機器収納部を好適に取り付け得る実験用家具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の開発分野の研究、実験作業等を行
う研究所などで使用される実験用家具は、通常、実験計
測用の機器を収納する機器収納用ラックと、作業用の天
板とを組み合わせたものである。前記機器収納用ラック
は、床面に自立して据え置かれており、その前面の適宜
位置に作業用の天板を取り付けて使用するか、或いはそ
の前方に作業用の天板を有する机を突き合せて配置して
使用するなどしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、この種の実験用
家具は、通常、機器収納用ラックの背面を室内の壁面に
当て、天板の使用縁を揃えた状態で横方向に複数を連続
して配置されることが多い。しかしながら、前述したよ
うな構成のうち、前者は天板が機器収納用ラックに固定
されているため、仮に、連続して配置している机のなか
で機器収納用ラックが不要なものがあっても、機器収納
用ラックを撤去することができない。一方、後者は、機
器収納用ラックを撤去することはできるが、撤去した場
合に、壁面と机間に無駄な空間が生じてしまうため、机
を壁面側に移動させると、隣設する机同士で天板の使用
縁が連続しなくなり、使い勝手が非常に悪くなる、見栄
えが悪くなるなどの不具合が生じる。このように、従来
の実験用家具では、横方向に連続して配置したもののう
ち、機器収納用ラックが不要なものが生じても、機器収
納用ラックを撤去することができない、或いは撤去する
と家具の整然とした配列状態を確保することができない
という問題を抱えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、実験用家具において、機器を収納す
る機器収納部を実験用家具本体の天板の奥行方向空間の
一部を利用して取り付けると共に、前記機器収容部に収
納した機器の背面から延出した配線を下方へ案内する配
線挿入口を設けるようにしているものである。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、少なくとも
天板を具備してなる実験用家具本体と、実験用の機器を
収納し得る着脱可能な機器収納部とを具備してなり、前
記機器収納部を実験用家具本体の天板の奥行方向空間の
一部を利用して取り付けると共に、前記機器収容部に収
納した機器の背面から延出した配線を下方へ案内する配
線挿入口を設けていることを特徴とする。
【0006】このような構成において、機器収納部を天
板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けるようにし
ているので、天板の使用縁を揃えて実験用家具を横配列
した場合に、機器収納部を撤去しても実験用家具の配列
をそのままの状態に保つことができる。したがって、機
器収納部を床面に自立させて据え置き、その前面に作業
用の天板を取り付けたり、機器収納部の前方に机を突き
合せて配置していた従来の態様と比べて、機器収納部の
撤去が可能な上、機器収納部の有無に拘わらず家具の整
然とした配列状態を確保することができる。また、機器
収納部を実験用家具の付随的な構成要素にしているの
で、機器収納部自体を簡素な構造とし、実験用家具に取
り付けることによって始めて実験用家具本体の側部支持
体等と協働して機器収納部としての剛性が確保されるよ
うに構成することもでき、機器収納部自体を重量物にし
て高い自立性を付与する必要もなくなる。その上、機器
収納部としては少なくともまとまった一物品をなすの
で、一体的に取り扱うことにより着脱作業等に係る作業
性を向上させることができる。さらに、既存の机等の天
板付家具を利用して実験用家具を構成することが可能と
なる。
【0007】機器収納部の具体的な一取付方法として
は、実験用家具本体が、天板の左右両端を支持するとと
もに該天板の上方に延長して上下に連続するチャネル状
の配線空間を形成する支柱を備えた左右一対の側部支持
体を具備してなり、前記側部支持体と前記機器収納部間
に設けた取付手段により前記機器収納部を実験用家具本
体に取り付ける方法が挙げられる。機器収納部の具体的
な他の取付方法としては、実験用家具本体が、天板の左
右両端を支持するとともに該天板の上方に延長して設け
てある左右一対の側部支持体と、これら左右の側部支持
体間に架け渡した横架体とを具備してなり、前記横架体
と前記機器収納部間に設けた取付手段により前記機器収
納部を実験用家具本体に取り付ける方法が挙げられる。
【0008】簡単な構成で組立現場で工具などを使用す
ることなく、機器収納部を実験用家具に取り付けること
を可能とするには、取付手段が、側部支持体或いは横架
体に設けた開口と、前記開口に係り合わせることができ
る機器収納部側に設けた係り合い爪であることが望まし
い。また、簡単な構成で確実かつ安定的に機器収納部を
取り付けるようにするには、取付手段が、ねじ要素と、
前記ねじ要素にねじ作用ではまる実験用家具本体側或い
は機器収納部側のいずれか一方に設けた被ねじ要素であ
り、実験用家具本体側或いは機器収納部側の他方に設け
た挿入孔から挿入したねじ要素を前記被ねじ要素に締結
することにより、機器収納部を実験用家具本体に取り付
けることが望ましい。
【0009】機器収納部の好適な実施の形態としては、
機器収納部が、天板の後端側の巾寸法と略等しい巾寸法
を有するものや、機器収納部が、天板の巾方向の一部の
領域に取り付けられるような巾寸法を有するものや、機
器収納部が、左右の側部支持体間の鉛直方向の一部の領
域に取り付けられるような上下寸法を有するものが挙げ
られる。
【0010】機器収納部の取付位置を使用状況に応じて
使用者が選択することができ、使用態様の選択の自由度
を向上させるには、側部支持体の鉛直方向の複数箇所に
取付手段を設定し、前記機器収納部を何れかの取付手段
を利用して選択的に取り付けるようにすることや、横架
体の巾方向の複数箇所に取付手段を設定し、前記機器収
納部を何れかの取付手段を利用して選択的に取り付ける
ようにすることや、横架体の鉛直方向の複数箇所に取付
手段を設定し、前記機器収納部を何れかの取付手段を利
用して選択的に取り付けるようにすることが望ましい。
【0011】簡素な構造で必要な連結強度を確保できる
ようにするには、実験用家具本体が、天板の左右両端を
支持する左右一対の側部支持体を具備してなり、少なく
とも前記側部支持体の上端側に設定した第1の取付部
と、機器収納部の一部に設定した第2の取付部とを、側
部支持体と機器収納部の一部とを重積した状態でねじ要
素を介して連結するようにしていることが望ましい。
【0012】この場合に、機器収納部の取付位置を使用
状況に応じて使用者が選択することができ、使用態様の
選択の自由度を向上させるには、機器収納部が、天板の
巾方向の一部の領域に取り付けられるような巾寸法を有
するものであり、実験用家具本体の巾方向の複数箇所に
第1の取付部を設定し、前記機器収納部の第2の取付部
を何れかの第1の取付部に選択的に取り付けるようにし
ていることが望ましい。
【0013】
【実施例】<第1実施例>以下、本発明の第1実施例に
ついて図1〜図7を参照して説明する。この実験用家具
は、主として研究室などで化学実験やエレクトロニクス
分野での組立、検査作業を行う際などに使用されるもの
である。
【0014】本実施例では、実験用家具本体Aとして、
図1に示すような側部支持体1を天板2の上方まで延出
した天板付家具を適用した場合について説明する。この
実験用家具本体Aは、実験用の機器を収納し得る着脱可
能な機器収納部たる機器収納用ラック3を具備してな
り、前記機器収納用ラック3を前記天板2の奥行方向空
間の一部を利用して取り付けるようにしている。
【0015】以下、各部の構成について具体的に説明す
る。実験用家具本体Aは、図1〜図3に示すように、枠
体4と横架体たる梁41とを介して自立される左右一対
の側部支持体1の間に天板2、配線ダクト5等を取り付
けられるように構成したものである。そして、天板2に
図示しないサーバやディスプレイや実験用のホットプレ
ート等を載せて配置したり、側部支持体1にタスクライ
ト等を取り付け得るようにしている。
【0016】この実験用家具本体Aについて具体的に説
明する。側部支持体1は、板金素材を塑性変形加工して
なる支柱11と、この支柱11の下端を支持するベース
12と、前記支柱11の前端部よりも前方に延長して設
けられ天板2を支持するステー13とを具備してなるも
ので、床面Fに対をなして対向配置される。その際に、
支柱11の内面の後端側を横断面コ字形となるように一
部を屈曲し、上下に連続するチャネル状の側部配線空間
S1を形成している。しかして、この側部配線空間S1に
対面する支柱11の後向面に形成した上下に連続する複
数のフック孔11aに、前記梁41や枠体4をそれらに
設けた爪(図示せず)を係り合わせるなどして取り付け
ている。この梁41は、板金素材を塑性変形してなり後
方に開口する概略チャネル状のものである。また、枠体
4は、このような構成の一対の梁41と一対の縦枠材4
2とをロ字形に組み立てたものであり、前記梁41の開
口に、上方に開口する概略U字形に板金素材を塑性変形
加工した配線ダクト5を取り付けている。
【0017】天板2は、塑性変形加工した板金素材を主
体としてなるもので、その側縁に後端側の巾寸法が前端
側の巾寸法よりも若干巾狭となるように段部が形成して
あり、その巾狭な部分を前記支柱11間に挿入し、段部
を支柱11の前端面に回り込ませて配置され、前記ステ
ー13及びステー13の内面に取り付けた補強金具14
により支持されている。そして、天板2の後縁を、前記
支柱11に形成した側部配線空間S1の前縁と略一致す
るように設定している。
【0018】機器収納用ラック3は、その左右巾寸法
が、左右の支柱11間の内法寸法すなわち天板2の後端
側の巾寸法に略等しく、上下寸法が、天板面2bからの
支柱11の突出量に略等しい略直方体状のものであり、
取付位置で、その左右外側面が支柱11の内側面に略添
え設けられ、上面が支柱11の上面と略面一となるもの
である。そして、その背面が梁41の前面に略添え設け
られるように、天板2の奥行方向空間の一部を利用して
実験用家具本体Aに取り付けられる。
【0019】この機器収納用ラック3は、図2に示すよ
うに、複数の支柱部31や横桟部32、33により構成
される枠体状のものである。具体的には、横断面略L字
形で四隅に鉛直方向に沿って配置される支柱部31と、
この支柱部31の上下端部を左右方向に沿って連結する
横断面略L字形の第1の横桟部32と、前記支柱31の
上下端部を前後方向に沿って連結する横断面略L字形の
第2の横桟部33と、上下の第1の横桟部32の左右端
部及び中間位置の複数箇所を間欠的に上下方向に沿って
連結する平板状の縦桟部34とを具備してなる。前側の
縦桟部34には、上下方向に略等しいピッチで取付孔3
4aが設けてあり、この取付孔34aを利用して図1に
示すようにユニット化された実験用の機器Cを左右方向
及び上下方向に複数個並列的にねじ止めする等の適宜の
手段で取り付けるようにしている。なお、図1中符合F
で示すものは、換気可能に機器収納用ラック3の上面に
着脱可能に装着されるファンパネルである。
【0020】そして、本実施例では、前記側部支持体1
と前記機器収納用ラック3間に設けた取付手段6により
前記機器収納用ラック3を実験用家具本体Aに取り付け
るようにしている。取付手段6は、図2及び図4に示す
ように、側部支持体1の支柱11の前面に上下方向に所
定ピッチで設けた開口たるフック孔61と、前記フック
孔61に係り合わせることができる機器収納用ラック3
側に設けた係り合い爪62である。
【0021】係り合い爪62は、機器収納用ラック3の
左右側方に取り付けたブラケット7に設けてある。具体
的には、ブラケット7は、図2に示すように、板金素材
の1辺を折り曲げることによって前壁71の一辺側に起
立壁72を形成してなる横断面略L字形の形状を有する
ものである。このブラケット7は、上下の第2の横桟部
33の前後方向略中央に前記前壁71の一端側を溶接す
るなどの適宜の手段で取り付けてある。そして、起立壁
72の後辺から後方に向かって複数の前記係り合い爪6
2が突出してあり、前述したように機器収納用ラック3
は、これら係り合い爪62を前記フック孔61に係り合
わせて側部支持体1に取り付けられる。なお、前記ブラ
ケット7の前壁71は、取付位置で、支柱11の前面に
略添え設けられる。
【0022】このような構成のものであると、機器収納
用ラック3を天板2の奥行方向空間の一部を利用して取
り付けるようにしているので、図5に示すように、天板
2の使用縁2aを揃えて実験用家具を横配列した場合
に、一部の実験用家具から機器収納用ラック3を撤去し
ても実験用家具の配列をそのままの状態に保つことがで
きる。したがって、機器収納用ラックを床面に自立させ
て据え置き、その前面に作業用の天板を取り付けたり、
機器収納用ラックの前方に机を突き合せて配置していた
従来の態様と比べて、図5の中央に配置した実験用家具
のように機器収納用ラック3を撤去しても、他の隣設す
る実験用家具と天板2の使用縁2aを合わせて整然とし
た配列状態を確保することができる。また、機器収納用
ラック3を実験用家具本体Aの付随的な構成要素にして
いるので、本実施例のように枠体状のものにするなど機
器収納用ラック3自体を簡素な構造とし、実験用家具本
体Aに取り付けることによって始めて実験用家具本体A
の側部支持体1等と協働して機器収納用ラック3として
の剛性が確保されるように構成することもできる。特
に、本実施例では、機器収納用ラック3の巾寸法を天板
2の後端側の巾寸法と略等しく設定し、左右の側部支持
体1で機器収納用ラック3を挟持するようにして側部支
持体1に取付けているので、側部支持体1等と協働して
機器収納用ラック3としての剛性が確保され、機器収納
用ラック3自体を重量物にして高い自立性を付与する必
要もなくなる。その上、機器収納用ラック3としては少
なくともまとまった一物品をなすので、一体的に取り扱
うことにより着脱作業等に係る作業性を向上させること
ができる。さらに、既存の机等の天板付家具を利用して
実験用家具を構成することが可能となる。
【0023】また、本実施例の実験用家具本体Aは、図
3に示すように、天板2の後縁側には、配線ダクト5や
通常は配線カバー8が装着されている配線挿入口S2が
設けてあり、機器収納用ラック3に収納した機器Cの背
面から延出した配線を前記配線挿入口S2を利用してさ
らに下方に案内したり、前記配線ダクト5で受けるなど
して配線の引き回しを良好なものとすることができる。
【0024】さらに、取付手段6が、側部支持体1の前
面に設けたフック孔61と、前記フック孔61に係り合
わせることができる機器収納用ラック3側に設けた係り
合い爪62であるので、簡単な構成で組立現場で工具な
どを使用することなく、機器収納用ラック3を実験用家
具本体Aに取り付けることが可能となる。なお、本発明
における構成は、以上説明したものに限定されないのは
勿論である。
【0025】例えば、機器収納用ラック3の取付方法
は、上述したものに限定されず、前記ブラケットを機器
収納用ラック3の後面に設けて、このブラケットから後
方に向かって突出した複数の係り合い爪を側部支持体1
1の前面に設けた前記フック孔61に係り合わせること
により取り付けるようにしてもよい。さらに、図2及び
図3に示すように、側部支持体1の支柱11の内側面に
上下方向沿って複数設けた開口たるフック孔63を利用
して、機器収納用ラック3を側部支持体1に取り付ける
ようにしてもよい。この場合には、図示しないが、ブラ
ケットを機器収納用ラック3の左右側面に設け、このブ
ラケットの一端から側方に向かって突出した係り合い爪
を、前記フック孔63に係り合わせるようにする。
【0026】さらに、他の取付方法としては、図示しな
いが、支柱11の内面に、略水平状態で配置される支持
面を有するブラケットを取付け、この支持面に機器収納
用ラック3を載せ、ボルト止めなどの適宜の手段で取り
付けるようにしてもよい。また、左右の側部支持体1の
間に架け渡した梁41を利用して、前記梁41と前記機
器収納用ラック3間に設けた取付手段106により前記
機器収納用ラック3を実験用家具本体Aに取り付けるよ
うにしてもよい。この場合には、図6に示すように、取
付手段106が、ねじ要素たるボルト1061と、機器
収納用ラック3の後側の縦桟部34に設けた被ねじ要素
たるねじ孔1062であり、梁41に設けた挿入孔10
63から挿入したボルト1061を前記ねじ孔1062
に締結することにより、実験用家具本体Aに機器収納用
ラック3を取り付ける。このようにすれば、簡単な構成
で確実かつ安定的に実験用家具本体Aに機器収納用ラッ
ク3を取り付けることができる。なお、この場合にも、
図示しないが、上述した実施例と同様に、取付手段が、
梁41の前面に設けた開口と、機器収納用ラック3の背
面に設けたブラケットから後方に向かって突出した複数
の係り合い爪であり、これら係り合い爪を前記開口に係
り合わせることにより取り付けるようにしてもよいのは
勿論である。
【0027】また、図7に示すように、機器収納用ラッ
ク203が、側部支持体1間の離間距離の約1/3程度
の巾寸法を有するものや、側部支持体1の天板面2bか
らの突出量の約1/3程度や1/6程度の上下寸法を有
するような左右の側部支持体1間の一部の領域に取り付
けられるものであってもよい。このようにすれば、機器
収納用ラック203の取付位置を使用状況に応じて使用
者が任意の位置に選択することができ、例えば、開放さ
れた空間を利用してディスプレイを配置することが可能
となる等、使用態様の選択の巾が広がる。
【0028】また、この場合には、上下の梁41の巾方
向及び上下方向の複数箇所に取付手段106を設定し、
前記機器収納用ラック203を何れかの取付手段に選択
的に取り付けるようにしてもよい。この取付手段106
は、前述したボルト1061と、縦桟部34に設けたね
じ孔1062と、梁41に設けた挿入孔1063とを具
備してなるものである。また、開口と係り合い爪から形
成される取付手段であってもよいのは勿論である。
【0029】また、本実施例では、機器収納用ラック3
が枠体状のものであったが、図7に示す機器収納用ラッ
ク203のように、上下壁及び左右側壁を有する少なく
とも前後方向が開放されたボックス状のものであっても
よいのは勿論である。さらに、上述した実施例では、機
器収納用ラック3の取付板34に直接的にユニット化さ
れた機器Cを取り付けていたが、取付板34に棚板を取
り付け、この棚板に機器Cを積載するようにしてもよ
い。
【0030】さらにまた、機器収納用ラック3を取り付
けない場合には、側部支持体1の前面や内面に設けたフ
ック孔61、63或いは梁41を利用して、側部支持体
1や梁41に直接的に棚板を取り付けるようにしてもよ
い。機器収納用ラックや取付手段の構成は上述したもの
に限定されないのは勿論である。また、その他の構成も
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。 <第2実施例>次に、本発明の第2実施例について図8
〜図12を参照して説明する。
【0031】この実験用家具も第1実施例のものと同
様、主として研究室などで化学実験やエレクトロニクス
分野での組立、検査作業を行う際などに使用されるもの
である。本実施例では、実験用家具本体Bとして、図8
に示すような机を適用した場合について説明する。
【0032】この実験用家具本体Bは、実験用の機器C
を収納し得る着脱可能な機器収納部たる機器収納用ラッ
ク103を具備してなり、前記機器収納用ラック103
を天板102の奥行方向空間の一部を利用して取り付け
るようにしている。以下、各部の構成について具体的に
説明する。実験用家具本体Bは、図8及び図9に示すよ
うに、左右対をなす側部支持体101の間に天板102
を支持させてなるものである。
【0033】側部支持体101は、2つの板金素材を組
合わせて構成され前壁となる位置に図示しないフック孔
を開口させてなる中空体状の支柱1011と、この支柱
1011の下端部より前方に向けて延出するベース10
12と、前記支柱1011の上端側に前記フック孔を利
用して取り付けられる天板支持用のステー1013とか
らなるもので、左右の側部支持体101は図示しない適
当な横架材を介して相互に自立可能に連結されている。
なお、支柱1011の上方の開口端には、着脱可能にキ
ャップ1015が装着される。
【0034】天板102は、左右両縁を各々対応するス
テー1013の上面に載荷させて設けてあるもので、予
め側部支持体101の支柱1011の内面からステー1
013の内面に亘る部位に天板支持用のブラケット10
14を取り付けておき、このブラケット1014に形成
した天板支持面に該天板102の下面を取り付けてい
る。天板102の後縁側には、天板下空間に配線を落と
しこめるような配線挿入口が形成してあり、通常は、こ
の配線挿入口を装着位置で天板面と面一となる配線カバ
ー108により隠蔽している。なお、この配線挿入口の
巾方向の略中央位置には対をなして前記支柱1011の
上端部と略同様な構成を有する中央支持部1016が設
けてある。この中央支持部1016は、前記機器収納用
ラック103の巾方向中央を支持するために設けてあ
る。なお、この中央支持部1016の上方の開口端に
も、着脱可能なキャップ1015が装着される。
【0035】機器収納用ラック103は、その左右巾寸
法が、天板102の左右巾に略等しく設定されている直
方体状のものである。この機器収納用ラック103は、
複数の支柱部1031及び横桟部1032、1033、
1034により構成される枠体状のものである。具体的
には、横断面略L字形で四隅に鉛直方向に沿って配置さ
れる支柱部1031と、この支柱部1031の上下端部
を左右方向に沿って連結する横断面略L字形の第1の横
桟部1032と、前記支柱部1031の上端部を前後方
向に沿って連結する横断面略L字形の第2の横桟部10
33と、前記支柱部1031の下端部及び下側の第1の
横桟部1032の中央位置を連結する横断面下向きコ字
形の第3の横桟部1034と、上下の第1の横桟部10
32の左右端部及び中間位置の複数箇所を上下方向に沿
って連結する平板状の縦桟部1035とを具備してな
る。前側の縦桟部1035には、上下方向に等しいピッ
チで取付孔1035aが設けてあり、この取付孔103
5aを利用して実験用の機器Cを取り付けるようにして
いる。また、第3の横桟部1034には、図10に示す
ように、対向する起立壁1034bの下縁に、係り合い
片1034cを垂下して設けている。この係り合い片1
034cは、支柱1011及び中央支持部1016の上
端内周に密接に挿入される関係にある。
【0036】このような構成のものにおいて、前記機器
収納用ラック103を実験用家具本体Bに取り付ける時
には、左右の支柱1011及び前記中央支持部1016
のキャップ1015を取り外して、機器収納用ラック1
03の第3の横桟部1034を支柱1011及び中央支
持部1016の上端に重積し、その位置で支柱1011
及び中央支持部1016の上端近傍の中空部に構成した
第1の取付部104と、機器収納用ラック103の第3
の横桟部1034に構成した第2の取付部105とをね
じ要素たるボルトVにより連結するようにしている。
【0037】詳述すると、支柱1011及び中央支持部
1016の上端側の第1の取付部104は、図10及び
図11に示すように、板金素材の対向2辺を折り曲げて
頂壁1041の両側に起立壁1042を形成してなるチ
ャネル部材で、溶接などの適宜の手段で支柱11の上端
部に取り付けてある。前記頂壁1041には支柱11及
び中央支持部1016の略中央に位置づけられているね
じ孔1043が設けられている。
【0038】これに対して、機器収納用ラック103の
第2の取付部105は、板金素材の対向2辺を折り曲げ
て底壁1051の両側に起立壁1052を形成してなる
もので、溶接などの適宜の手段で第3の横桟部1034
の対向する起立壁1034b間に取り付けてある。前記
底壁1051には、ねじ挿入孔1053が設けてあり、
このねじ挿入孔1053は第3の横桟部1034の頂壁
に設けた孔1034aを介して上方に開放してある。
【0039】しかして、前記実験用家具本体Bに機器収
納用ラック103を連設するに際して、支柱1011及
び中央支持部1016の上端に前記機器収納用ラック1
03の第3の横桟部1034を衝き合わせて重積する
と、起立壁1034bより垂下する係り合い片1034
cが支柱1011の上端内周に密接に挿入され、この位
置で支柱1011、中央支持部1016と機器収納用ラ
ック103の各内壁、外壁及び後壁同士が略面一に合致
するとともに、支柱1011、中央支持部1016側の
第1の取付部104のねじ孔1043と第3の横桟部1
043側の第2の取付部105のねじ挿入孔1051と
が略同一軸線上に連続することとなる。そして、機器収
納用ラック103の第3の横桟部1034の上方から孔
1034aを介してねじ要素たるボルトVを挿入し、そ
の下端をねじ挿入孔1053を貫通してねじ孔1043
に締結することによって、支柱1011と機器収納用ラ
ック103を両取付部104、105を介して強連結
し、支柱1011に対する第3の横桟部1034の取り
付けを完了することができる。
【0040】このような構成のものであると、機器収納
用ラック103を天板102の奥行方向空間の一部を利
用して取り付けるようにしているので、図12に示すよ
うに、天板102の使用縁102aを揃えて実験用家具
を横配列した場合に、一部の実験用家具から機器収納用
ラック103を撤去しても実験用家具の配列をそのまま
の状態に保つことができる。したがって、機器収納用ラ
ックを床面に自立させて据え置き、その前面に作業用の
天板を取り付けたり、機器収納用ラックの前方に机を突
き合せて配置していた従来の態様と比べて、図12の中
央に配置した実験用家具のように機器収納用ラック10
3を撤去しても、他の隣設する実験用家具と天板102
の使用縁102aを合わせて整然とした配列状態を確保
することができる。また、機器収納用ラック103とし
ては少なくともまとまった一物品をなすので、一体的に
取り扱うことにより着脱作業等に係る作業性を向上させ
ることができる。さらに、既存の机等の天板付家具を利
用して実験用家具を構成することが可能となる。
【0041】また、実験用家具本体Bが、天板102の
左右両端を支持する左右一対の側部支持体101を具備
してなり、少なくとも前記側部支持体101の上端側に
設定した第1の取付部104と、機器収納用ラック10
3の一部に設定した第2の取付部105とを、側部支持
体101と機器収納用ラック103の第3の横桟部10
34とを重積した状態でボルトVを介して連結するよう
にしているので、簡素な構造で必要な連結強度を確保で
きることとなり、確実且つ安定的に機器収納用ラック1
03を実験用家具本体Bに取り付けることができる。
【0042】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、機器収
納用ラック103の左右巾寸法を天板102の左右巾寸
法の略半分となるように設定するようにしてもよい。こ
の場合には、天板102の左右一方側を利用して機器収
納用ラック103を取り付け、他方側は開放して、ディ
スプレイ等を置くことができ、使用状況に応じて種々の
使用態様を選択することができる。なお、この場合、非
使用側の支柱1011、中央支持部1016の上端部に
はキャップ1015が装着される。
【0043】その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明は、少なくとも天板を具備してなる実験用家
具本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収
納部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本
体の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付ける
共に、前記機器収容部に収納した機器の背面から延出し
た配線を下方へ案内する配線挿入口を設けているので、
従来の実験用家具と異なり、天板の使用縁を揃えて実験
用家具を横配列した場合に、機器収納部の撤去が可能な
上、機器収納部の有無に拘わらず家具の整然とした配列
状態を確保することができる。さらに、既存の机等の天
板付家具を利用して実験用家具を構成することが可能と
なる。
【0045】実験用家具本体が、天板の左右両端を支持
するとともに該天板の上方に延長して設けてある左右一
対の側部支持体と、これら左右の側部支持体間に架け渡
した横架体とを具備してなり、前記横架体と前記機器収
納部間に設けた取付手段により前記機器収納部を実験用
家具本体に取り付けるようにしているならば、例えば、
横架体の巾方向の複数箇所に取付手段を設定し、前記機
器収納部を何れかの取付手段に選択的に取り付けるよう
にする等すれば、機器収納部の取付位置を使用状況に応
じて使用者が選択することができ、使用態様の自由度が
向上する。
【0046】取付手段が、側部支持体或いは横架体に設
けた開口と、前記開口に係り合わせることができる機器
収納部側に設けた係り合い爪であるならば、簡単な構成
で組立現場で工具などを使用することなく、機器収納部
を実験用家具に取り付けることが可能となる。取付手段
が、ねじ要素と、前記ねじ要素にねじ作用ではまる実験
用家具本体側或いは機器収納部側のいずれか一方に設け
た被ねじ要素であり、実験用家具本体側或いは機器収納
部側の他方に設けた挿入孔から挿入したねじ要素を前記
被ねじ要素に締結することにより、機器収納部を実験用
家具本体に取り付けるならば、簡単な構成で確実かつ安
定的に機器収納部を取り付けることができる。
【0047】機器収納部が、天板の後端側の巾寸法と略
等しい巾寸法を有するものであるならば、機器収納部が
左右の側部支持体に挟まれるように支持されることとな
るので、例えば、開口と係り合い爪との係り合いによる
簡単な取付方法でも、実験用家具本体に取り付けること
によって始めて実験用家具本体の側部支持体等と協働し
て機器収納部としての剛性が確保されるように構成する
こともでき、機器収納部自体を重量物にして高い自立性
を付与する必要もなくなる。
【0048】機器収納部が、左右の側部支持体間の巾方
向の一部の領域に取り付けられるような巾寸法を有する
ものであるならば、機器収納部を取り付けた巾方向の一
部以外の開放された領域を利用して他のオプションを取
り付けることができるなど、使用態様の選択の巾が広が
る。機器収納部が、左右の側部支持体間の鉛直方向の一
部の領域に取り付けられるような上下寸法を有するもの
であるならば、機器収納部を取り付けた鉛直方向の一部
以外の開放された領域を利用して他のオプションを取り
付けることができるなど、使用態様の選択の巾が広が
る。
【0049】側部支持体の鉛直方向の複数箇所に取付手
段を設定し、前記機器収納部を何れかの取付手段を利用
して選択的に取り付けるようにしているならば、機器収
納部の取付位置を使用状況に応じて使用者が選択するこ
とができ、使用態様の選択の巾が広がる。横架体の巾方
向の複数箇所に取付手段を設定し、前記機器収納部を何
れかの取付手段を利用して選択的に取り付けるようにし
ているならば、機器収納部の取付位置を使用状況に応じ
て使用者が選択することができ、使用態様の選択の自由
度が向上する。
【0050】横架体の鉛直方向の複数箇所に取付手段を
設定し、前記機器収納部を何れかの取付手段を利用して
選択的に取り付けるようにしているならば、機器収納部
の取付位置を使用状況に応じて使用者が選択することが
でき、使用態様の選択の自由度が向上する。実験用家具
本体が、天板の左右両端を支持する左右一対の側部支持
体を具備してなり、少なくとも前記側部支持体の上端側
に設定した第1の取付部と、機器収納部の一部に設定し
た第2の取付部とを、側部支持体と機器収納部の一部と
を重積した状態でねじ要素を介して連結するようにして
いるならば、簡素な構造で必要な連結強度を確保できる
こととなり、確実且つ安定的に機器収納部を実験用家具
本体に取り付けることができる。
【0051】機器収納部が、天板の巾方向の一部の領域
に取り付けられるような巾寸法を有するものであり、実
験用家具本体の巾方向の複数箇所に第1の取付部を設定
し、前記機器収納部の第2の取付部を何れかの第1の取
付部に選択的に取り付けるようにしているならば、機器
収納部の取付位置を使用状況に応じて使用者が選択する
ことができ、使用態様の選択の巾が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体斜視図。
【図2】同図1に対応する分解斜視図。
【図3】同一部を拡大して示す後方斜視図。
【図4】同要部を示す側断面図。
【図5】同複数の実験用家具を横方向に配置した状態を
示す斜視図。
【図6】同実施例における一変形例を示す分解斜視図。
【図7】同他の変形例を示す分解斜視図。
【図8】本発明の第2実施例を示す全体斜視図。
【図9】同図8に対応する分解斜視図。
【図10】同要部を示す拡大分解斜視図。
【図11】同要部を示す断面図。
【図12】同複数の実験用家具を横方向に配置した状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
1、101…側部支持体 2、102…天板 3、103、203…機器収納部(機器収納用ラック) 41…横架体(梁) 6…取付手段 61、63…開口(フック孔) 62…係り合い爪 106…取付手段 1061…ねじ要素(ボルト) 1062…被ねじ要素(ねじ孔) 1063…挿入孔 104…第1の取付部 105…第2の取付部 A、B…実験用家具本体 C…機器 V…ねじ要素(ボルト)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−150705(JP,A) 特開 昭61−265105(JP,A) 特開2000−175750(JP,A) 特開 平11−164741(JP,A) 実開 昭48−105720(JP,U) 実開 昭53−54724(JP,U) 実開 昭51−22511(JP,U) 実開 平4−128632(JP,U) 実開 昭60−39633(JP,U) 実公 昭35−10645(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 1/00 - 41/06 A47B 81/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも天板を具備してなる実験用家具
    本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収納
    部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本体
    の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けると共
    に、前記機器収容部に収納した機器の背面から延出した
    配線を下方へ案内する配線挿入口を設けていることを特
    徴とする実験用家具。
  2. 【請求項2】少なくとも天板を具備してなる実験用家具
    本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収納
    部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本体
    の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けると共
    に、当該実験用家具本体が、天板の左右両端を支持する
    とともに該天板の上方に延長して上下に連続するチャネ
    ル状の配線空間を形成する支柱を備えた左右一対の側部
    支持体を具備してなり、前記側部支持体と前記機器収納
    部間に設けた取付手段により前記機器収納部を実験用家
    具本体に取り付けるようにしていることを特徴とする実
    験用家具。
  3. 【請求項3】実験用家具本体が、天板の左右両端を支持
    するとともに該天板の上方に延長して設けてある左右一
    対の側部支持体と、これら左右の側部支持体間に架け渡
    した横架体とを具備してなり、前記横架体と前記機器収
    納部間に設けた取付手段により前記機器収納部を実験用
    家具本体に取り付けるようにしていることを特徴とする
    請求項1または2記載の実験用家具。
  4. 【請求項4】取付手段が、側部支持体或いは横架体に設
    けた開口と、前記開口に係り合わせることができる機器
    収納部側に設けた係り合い爪であることを特徴とする請
    求項2又は3記載の実験用家具。
  5. 【請求項5】取付手段が、ねじ要素と、前記ねじ要素に
    ねじ作用ではまる実験用家具本体側或いは機器収納部側
    のいずれか一方に設けた被ねじ要素であり、実験用家具
    本体側或いは機器収納部側の他方に設けた挿入孔から挿
    入したねじ要素を前記被ねじ要素に締結することによ
    り、機器収納部を実験用家具本体に取り付けることを特
    徴とする請求項2又は3記載の実験用家具。
  6. 【請求項6】機器収納部が、天板の後端側の巾寸法と略
    等しい巾寸法を有するものであることを特徴とする請求
    項1、2、3、4又は5記載の実験用家具。
  7. 【請求項7】機器収納部が、天板の巾方向の一部の領域
    に取り付けられるような巾寸法を有するものであること
    を特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の実験用
    家具。
  8. 【請求項8】機器収納部が、左右の側部支持体間の鉛直
    方向の一部の領域に取り付けられるような上下寸法を有
    するものであることを特徴とする請求項2、3、4、
    5、6又は7記載の実験用家具。
  9. 【請求項9】少なくとも天板を具備してなる実験用家具
    本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収納
    部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本体
    の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けると共
    に、当該実験用家具本体が、天板の左右両端を支持する
    とともに該天板の上方に延長して設けてある左右一対の
    側部支持体を具備してなり、前記側部支持体と前記機器
    収納部間に設けた取付手段により前記機器収納部を実験
    用家具本体に取り付けると共に、前記側部支持体の鉛直
    方向の複数箇所に前記取付手段を設定し、前記機器収納
    部を何れかの取付手段を利用して選択的に取り付けるよ
    うにしていることを特徴とする実験用家具。
  10. 【請求項10】少なくとも天板を具備してなる実験用家
    具本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収
    納部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本
    体の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けると
    共に、当該実験用家具本体が、天板の左右両端を支持す
    るとともに該天板の上方に延長して設けてある左右一対
    の側部支持体と、これら左右の側部支持体間に架け渡し
    た横架体とを具備してなり、前記横架体と前記機器収納
    部間に設けた取付手段により前記機器収納部を実験用家
    具本体に取り付けると共に、前記横架体の巾方向の複数
    箇所に前記取付手段を設定し、前記機器収納部を何れか
    の取付手段を利用して選択的に取り付けるようにしてい
    ることを特徴とする実験用家具。
  11. 【請求項11】少なくとも天板を具備してなる実験用家
    具本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収
    納部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本
    体の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けると
    共に、当該実験用家具本体が、天板の左右両端を支持す
    るとともに該天板の上方に延長して設けてある左右一対
    の側部支持体と、これら左右の側部支持体間に架け渡し
    た横架体 とを具備してなり、前記横架体と前記機器収納
    部間に設けた取付手段により前記機器収納部を実験用家
    具本体に取り付けると共に、前記横架体の鉛直方向の複
    数箇所に前記取付手段を設定し、前記機器収納部を何れ
    かの取付手段を利用して選択的に取り付けるようにして
    いることを特徴とする実験用家具。
  12. 【請求項12】少なくとも天板を具備してなる実験用家
    具本体と、実験用の機器を収納し得る着脱可能な機器収
    納部とを具備してなり、前記機器収納部を実験用家具本
    体の天板の奥行方向空間の一部を利用して取り付けると
    共に、当該実験用家具本体が、天板の左右両端を支持す
    る左右一対の側部支持体を具備してなり、少なくとも前
    記側部支持体の上端側に設定した第1の取付部と、機器
    収納部の一部に設定した第2の取付部とを、側部支持体
    と機器収納部の一部とを重積した状態でねじ要素を介し
    て連結するようにしていることを特徴とする実験用家
    具。
  13. 【請求項13】機器収納部が、天板の巾方向の一部の領
    域に取り付けられるような巾寸法を有するものであり、
    実験用家具本体の巾方向の複数箇所に第1の取付部を設
    定し、前記機器収納部の第2の取付部を何れかの第1の
    取付部に選択的に取り付けるようにしていることを特徴
    とする請求項12記載の実験用家具。
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