JP3475561B2 - 小型プリンタ - Google Patents

小型プリンタ

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JP3475561B2
JP3475561B2 JP7213795A JP7213795A JP3475561B2 JP 3475561 B2 JP3475561 B2 JP 3475561B2 JP 7213795 A JP7213795 A JP 7213795A JP 7213795 A JP7213795 A JP 7213795A JP 3475561 B2 JP3475561 B2 JP 3475561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器等に使用され
2つ若しくは2種類の印字ヘッドを備えたプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術は、目的や用途の違う
印字を1つのプリンタで行うために考案されたもので、
2つ以上のヘッドを1つのプリンタに搭載し、選択使用
するものである。それらの例としてただ単純に2つのヘ
ッドがそれぞれ独立した駆動系を持ち、2つのヘッド送
り機構をあたかも1つのプリンタに収納したようなもの
や、図9に示すように2つの印字ヘッド3、4を1つの
キャリッジに並設して、2つのヘッド3、4を同時に張
設されたベルト5で駆動するものがある。しかしながら
前者はキャリッジ駆動に関するスペースとコストが2倍
必要になり、小型低価格を旨とする小型プリンタには不
向きであった。また後者はキャリッジ重量が2倍にな
り、印字ヘッドを一つだけ搭載したキャリッジに対し大
幅なスピードダウンを余儀なくされた。このような不具
合をある程度解決した技術として特公昭63−5395
4号がある。これは図10に示すように1つのキャリッ
ジ18に2種類のヘッド(ペンホルダ19、ドットホル
ダ20)のうちどちらか一方を選択的に着脱し、単一の
ヘッドのみを駆動しようというもので、この着脱手段と
してソレノイドをキャリッジ18に搭載しヘッドをつか
む保持爪21の開閉を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の図10
の従来技術では、ヘッドの切り換えを行う為に2つのア
クチュエータを制御すると共に次の4ステップの動作を
行なわなければなければならない。すなわち第1のヘッ
ドの待機位置へキャリッジを移動し、保持爪21を開い
てヘッドを解放し、しかる後第2のヘッドの待機位置ま
でキャリッジ18を移動し、保持爪21を閉じて第2の
ヘッドを保持する動作である。その際に行われるモータ
のスローアップ・スローダウンを伴う停止・起動動作や
保持爪21の開閉動作はそのままロスタイムとなる。こ
の従来特許のようにペンプロッタヘッドとワイヤドット
ヘッドを選択使用して1枚の印字媒体の図形要素と文字
要素を完成させる例を見ても、こうしたヘッド切り換え
に要するロスタイムは印刷スピードの低下を招くことは
容易に想像できる。さらにそれぞれのヘッド待機位置へ
のキャリッジの移動はキャリッジの保持爪21がヘッド
の受け部19a、20aと確実に係合できるよう正確な
位置決めが必要であり、更にはヘッドがキャリッジ18
に搭載されたことを確認するヘッド位置確認用検出手段
が必要となり、そのうえ更に、保持爪動作用ソレノイド
も必要となり、きわめて高価なものとなる。
【0004】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、その目的はヘッドの切り換え動作
に伴う制御を簡略化すると共に印刷スピードを向上させ
るものであり、またキャリッジ駆動の信頼性を向上させ
ることを目的とし、更には安価な小型プリンタを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の小型プリンタ
は、印字ヘッドを搭載したキャリッジが記録紙の搬送方
向と直交する方向に移動するプリンタにおいて、印字ヘ
ッドをそれぞれ搭載し個別に移動可能に取り付けられた
2つのキャリッジと、キャリッジと係合する駆動ピンを
備え、プラテンの左右に配置されたプーリに張設された
タイミングベルトと、プーリの一方を正逆回転しタイミ
ングベルトを介しキャリッジを移動させるモータとを有
し、キャリッジは、タイミングベルトの駆動ピンがプー
リの中心を結ぶ中心線に対しどちらか一方にある場合
は駆動ピンと係合し、他方の場合には駆動ピンとの係合
が解除される係合溝を備えていることを特徴とする。
【0006】又、キャリッジが駆動ピンと係合若しくは
係合解除される待機位置でキャリッジの移動を阻止する
待機位置保持手段を有し、待機位置保持手段は、駆動ピ
ンから得られる力よりも小さい負荷を付与していること
を特徴とする。
【0007】更には、駆動ピンは、タイミングベルトの
周長を2等分する位置に設置されていることを特徴とす
る。
【0008】又更に、キャリッジの一方はインクジェッ
トヘッドを搭載し、他方はワイヤドットヘッド若しくは
シリアルサーマルヘッドを搭載しており、インクジェッ
トヘッドは、インクの吐出口の移動軌跡がインクリボン
の移動範囲から外れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の上記の構成によれば、キャリッジは、
タイミングベルトの駆動ピンがプーリの中心を結ぶ中心
線に対しどちらか一方にある場合のみ係合する係合溝が
配置されているので、係合している駆動ピンを反対側に
回転させると今まで係合しているキャリッジはプーリの
ある端側まで移動させられた後、キャリッジとは係合が
解かれ、キャリッジは停止し、更に回転させると他方の
プーリによってキャリッジと係合可能な領域にはいり、
他方のキャリッジの係合溝と係合し他方のキャリッジ
は、駆動ピンによって印字領域に移動される。
【0010】又、キャリッジは、待機位置に於いて、待
機位置保持手段により駆動ピンから得られる力よりも小
さい負荷が付与されているので、駆動ピンと係合してい
ない場合はその負荷により待機位置が保持される。
【0011】更には、駆動ピンは、タイミングベルトの
周長を2等分する位置に設置されているので、タイミン
グベルトを回動すると、一方の駆動ピンがキャリッジか
ら外れると同時に他方が他のキャリッジと係合して移動
させるのでロスタイムがなくなる。
【0012】又更に、インクジェットヘッドは、インク
の吐出口の移動軌跡がインクリボンの移動範囲から外れ
ているのでインクリボンを装着したままインクジェット
で印字が可能となり、更にはインクリボンが吐出口に接
触しないので目詰まりも発生しない。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例におけるキャリッジユ
ニットの斜視図であり、図3は図1を上から見た時の平
面図である。図4は本発明のキャリッジ部分の詳細形状
を示す斜視図であり、図5、図6は本発明におけるキャ
リッジ着脱動作を示す平面図である。2つのキャリッジ
1及び2が共通のガイド軸9及び10により摺動可能に
支持されており、それぞれのキャリッジが印字ヘッド3
及び4を搭載している。本実施例では印字ヘッド3及び
4をそれぞれワイヤドットヘッド及びインクジェットヘ
ッドの組み合わせとした場合についての説明を行う。
【0014】タイミングベルト5は駆動プーリ7及び従
動プーリ8により直線部がキャリッジ1・2の摺動方向
と平行になるよう張設されている。駆動プーリ2は正逆
回転制御可能なステッピングモータ13に連結される。
タイミングベルト5には円筒状の駆動ピン6が固定され
ており、駆動プーリ7の回転とともにタイミングベルト
5の軌道を一周することができる。キャリッジ1及び2
は図3に詳細図で示すように2つのプーリ及びタイミン
グベルト5が自由に通過できるよう逃げ穴2bが設けら
れているとともに、駆動ピン6がキャリッジと係合でき
るよう係合溝2aが設けられている。
【0015】さて、図1に示された状態は、キャリッジ
1が駆動ピン6と係合し、モータ13の正逆回転により
駆動制御されている状態である。一方、キャリッジ2は
待機位置保持手段である板バネ状の係止レバー11、1
2により待機位置にて係止されている。この状態からキ
ャリッジ2へ動力を切り換える動作を図5及び図6によ
り説明する。
【0016】図5において、最初キャリッジ1は実線で
表された位置にあり、駆動ピン6と係合して位置決めさ
れている。この状態から駆動プーリ7をモータ13によ
り図中反時計方向へ回転させると、駆動ピン6は図中矢
印aに沿って移動する。それにともなってキャリッジ1
も図中右方向へ移動し、駆動ピン6が駆動プーリ7の外
周で反転する位置で、駆動ピン6による駆動力が解除さ
れ停止する。この位置がキャリッジ1の待機位置であ
り、図中2点錯線で示す。このときキャリッジ1は板バ
ネ状の係止レバー12により係止され、さらにバネ16
によりバックラッシュなく位置決めされる。一方駆動ピ
ン6はキャリッジ1が系止された状態のまま係合溝1a
にそって移動を続け、ついにはキャリッジ1から離れ、
係合が解除される。その後、駆動ピン6はタイミングベ
ルト5にそって単独で移動を続け、他端の待機位置で係
止されているもう1つのキャリッジ2へ向かう。この
時、モータ13にかかる負荷は微小となっているため、
通常のキャリッジ送りスピードより速い駆動を行なえば
更に高速化が達成される。
【0017】キャリッジ2への駆動ピン6の係合は前述
のキャリッジ1の係合解除の逆の行程で行われる。すな
わち、図6に示すごとく駆動ピン6は係止されているキ
ャリッジ2の係合溝2aにそって矢印b方向へ移動し、
反転位置よりキャリッジの駆動力を発生させる。駆動ピ
ン6による駆動力は係止レバー11によるキャリッジ2
の係止力を乗り越え、キャリッジ2の駆動制御が可能な
状態となる。以上をもてキャリッジの切り換え動作が完
了となる。
【0018】係止レバー11、12は係合部が三角状に
形成されており、キャリッジ1、2はいわゆるフック結
合されるので外れにくい。キャリッジ1、2はバネ16
でこの係止レバー11、12の係合部に付勢されて位置
決めされているのでキャリッジの1、2の待機位置は正
確に位置され、駆動ピン6との係合はスムーズに行われ
る。
【0019】本実施例では、キャリッジの係合溝1a、
2aにキャリッジを移動しない側にある駆動ピン6と係
止する壁部1b、2bを設けると、壁部の配置される方
向が反対となるためキャリッジ1、2の部品の共通化は
できないが、何らかの都合によりキャリッジが待機位置
から離れても、駆動ピンが壁部を圧接し待機位置に一旦
押し戻して係合溝と係合するため、駆動ピンの位置検出
をしてベルトを制御するだけで、例え待機位置がバラツ
イてもその位置は補正され印字位置等は正確に印字され
その信頼性は更に向上する。
【0020】以上が本発明の実施例おける2つのキャリ
ッジの切り換え動作の説明であるが、次に本発明のもう
一つの実施例について説明を行う。
【0021】図2は本発明のもう1つの実施例における
キャリッジユニットの斜視図である。構成は前述の実施
例とほぼ同じであるが、駆動ピンが、タイミングベルト
展開長さの半分の距離をおいて第1の駆動ピン6と第2
の駆動ピン17の2本設置され、図示されたようにキャ
リッジ1及び2の係合溝の形状がかわる。この実施例の
キャリッジ切り換え動作を図7及び図8を使って説明す
る。最初、図7に示すようにキャリッジ1と駆動ピン6
が係合してキャリッジ1はモータによる駆動状態となっ
ている。この状態からキャリッジ2へ駆動を切り換える
場合、図中矢印aに沿って駆動ピン6を駆動する。キャ
リッジ1は駆動ピン6が図中右端に来たとき駆動力が解
除され摺動を停止し、図中二点錯線で示すように係止レ
バー12及びバネ16により係止される。一方、この時
もう1つの駆動ピン17は図中矢印bに沿って単独で移
動し、図中左端に来たときキャリッジ2と係合する。す
なわち、キャリッジ1が係止状態となると同時にキャリ
ッジ2が駆動ピン17により係合状態となるわけであ
る。その後、図8に示すようにキャリッジ2は駆動ピン
17により駆動制御された状態となり、他方の駆動ピン
6はキャリッジ1を係止位置に残したまま単独で移動を
始める。これらの一連の動作が示すように、第1の実施
例で述べたキャリッジ切り換え時の駆動ピンの移動時間
が無くなり、より速やかなキャリッジ切り換えが可能と
なる。
【0022】以上述べた第1の実施例及び第2の実施例
における一連のキャリッジ切り換え動作の中で、最もモ
ータ負荷が大きい待機位置でのキャリッジの起動・停止
は、プーリの円弧を使った正弦加速・減速による滑らか
な起動・停止であり、モータ13の制御はスローアップ
・スローダウンや起動・停止といった速度制御は必要な
く、ただ一方向の等速駆動でかまわない。
【0023】この切り換え動作が可能になることにより
2種類の違ったヘッドをその状況に応じて速やかに切り
換え、使い分けることができる。図1及び図2に二点鎖
線で示した印字ヘッドはキャリッジ1に搭載されたワイ
ヤドットヘッド3とキャリッジ2に搭載されたインクジ
ェットヘッド4である。これらのヘッドはそれぞれ異な
る特徴を持つ。すなわちインクジェットヘッド4による
印字は静かで高速駆動を得意とするが、2枚紙以上の複
写はできない。反対にワイヤドットヘッド3による印字
は騒音が大きく高速応答にも不向きである反面、複写が
可能である。近年、ロール紙とバリデーションやスリッ
プを兼用して印字できるプリンタが普及しているが、こ
の種のプリンタにのインクジェットとワイヤドットの2
種類のヘッドを搭載し、切り換え使用すればそれぞれの
ヘッドの特徴を生かした合理的なプリンタとなる。すな
わち、通常のロール紙印字を静かで速いインクジェット
で行い、コピーの必要なスリップやバリデーション印字
時のみワイヤドットヘッドに切り換え使用するのであ
る。
【0024】この組み合わせのヘッドを搭載したプリン
タの場合、インクジェットヘッド4は単体で印字可能で
あるが、ワイヤドットヘッドはインクリボン15が必要
である。その為、図3に示すように、インクリボン15
はワイヤドットヘッド3のノーズ先端の軌道上に設置さ
れるが、インクジェットヘッド4のインクを噴射する吐
出口の移動軌跡にはかからないレイアウトとなる。さら
にリボンカセット14の着脱時にインクリボン15がイ
ンクジェットヘッド4の吐出口に接触し、インク汚れや
吐出口のインクつまりの原因にならないようインクリボ
ン15の下方にインクジェットヘッド4の吐出口が位置
している。この時、2つのヘッドの印字位置は上下方向
にずれるが、図示されていないプラテンの幅を大きくと
り、紙送りの制御によってずれ量を補正することにより
実現できる。
【0025】以上、ワイヤドットとインクジェットの組
み合わせとした場合についての説明をしたが、シリアル
サーマルヘッドとインクジェットヘッドの組み合わせに
も適用できる。
【0026】更には、ワイヤドットヘッドとシリアルサ
ーマルヘッドの場合は、それぞれのヘッドの軌跡がそれ
ぞれのリボンの移動範囲外に設置することによりリボン
を移動しないで印字でき、その2種類のヘッドを搭載し
た効果は更に大きいものである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、印字
ヘッドをそれぞれ搭載し個別に移動可能に取り付けられ
た2つのキャリッジと、キャリッジと係合してキャリッ
ジを移動させる駆動ピンを備え、プラテンの左右に配置
されたプーリに張設されたタイミングベルトと、プーリ
の一方を正逆回転しタイミングベルトを介しキャリッジ
を移動させるモータとを有し、キャリッジは、タイミン
グベルトの駆動ピンがプーリの中心を結ぶ中心線に対し
どちらか一方にある場合のみ係合する係合溝が配置され
ているので、駆動ピンがプーリによって位置が変位する
と、キャリッジとタイミングベルトは係合若しくは係合
解除される。その結果、係合しているキャリッジは係合
が解かれてキャリッジは停止し、更に回転させると他方
のプーリによってキャリッジと係合可能な領域にはい
り、他方のキャリッジの係合溝と係合し他方のキャリッ
ジは、駆動ピンによって印字領域に移動されることによ
り、駆動ピンがヘッド待機位置を通過するだけで移動す
るヘッドの切り換えが完了し、モータの停止・起動動作
は不要であり、短時間で2種類のヘッドを切り換えるこ
とができる。またヘッドの切り換えにはソレノイド等を
必要とせず、精密なキャリッジ位置検出器も必要としな
い為、機構上も制御上も低価格に実現できる。
【0028】又、キャリッジは、駆動ピンが係合溝と係
合若しくは係合解除される左右両端の位置において、待
機位置保持手段により駆動ピンから得られる力よりも小
さい負荷が付与されているので、キャリッジは駆動ピン
と係合した場合のみ移動されるので、待機位置は確定さ
れており確実に駆動ピンと係合されるのでキャリッジが
移動したかを検出する検出手段が不要となる。
【0029】更には、駆動ピンは、タイミングベルトの
展開長さを2等分する位置に設置されているので、一方
のキャリッジが係合解除されると同時に他方のキャリッ
ジが他方の駆動ピンにより係合して移動され、キャリッ
ジの切り替え時間のロスタイムが無くなり、印字スピー
ド高速化が達成できる。
【0030】又更に、キャリッジの一方はインクジェッ
トヘッドを搭載し、他方はワイヤドットヘッド若しくは
シリアルサーマルヘッドを搭載しており、インクジェッ
トヘッドは、インクの吐出口の移動軌跡がインクリボン
の移動範囲から外れているので、インクリボンを装着し
たままインクジェットで印字が可能となり、更にはリボ
ンによる目詰まりも発生しなく信頼性を大きく向上させ
ることができるものであり、本願の実用的効果は極めて
大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図3】本発明の実施例における平面図。
【図4】本発明のキャリッジ部分の詳細形状を示す斜視
図。
【図5】本発明におけるキャリッジ着脱動作を示す平面
図。
【図6】本発明におけるキャリッジ着脱動作を示す平面
図。
【図7】本発明の他の実施例におけるキャリッジ着脱動
作を示す平面図。
【図8】本発明の他の実施例におけるキャリッジ着脱動
作を示す平面図。
【図9】従来技術の例を示す平面図。
【図10】従来技術の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1、2 キャリッジ 1a、2a 係合溝 3 ワイヤドットヘッド 4 インクジェットヘッド 5 タイミングベルト 6 駆動ピン 7 駆動プーリ 8 従動プーリ 9、10 ガイド軸 11、12 係止レバー 13 モータ 14 リボンカセット 15 インクリボン 17 第2の駆動ピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/54 B41J 19/00 - 19/74

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジが記録
    紙の搬送方向と直交する方向に移動するプリンタにおい
    て、 前記印字ヘッドをそれぞれ搭載し個別に移動可能に取り
    付けられた2つのキャリッジと、 前記キャリッジと係合する駆動ピンを備え、プラテンの
    左右に配置されたプーリに張設されたタイミングベルト
    と、 前記プーリの一方を正逆回転し前記タイミングベルトを
    介し前記キャリッジを移動させるモータとを有し、 前記キャリッジは、前記タイミングベルトの前記駆動ピ
    ンが前記プーリの中心を結ぶ中心線に対しどちらか一方
    にある場合には前記駆動ピンと係合し、他方の場合には
    前記駆動ピンとの係合が解除される係合溝を備えている
    ことを特徴とする小型プリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記キャリッジが前
    記駆動ピンと係合若しくは係合解除される待機位置で前
    記キャリッジの移動を阻止する待機位置保持手段を有
    し、 前記待機位置保持手段は、前記駆動ピンから得られる力
    よりも小さい負荷を付与していることを特徴とする請求
    項1記載の小型プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記駆動ピンは、前記タイミングベルト
    の周長を2等分する位置に設置されていることを特徴と
    する請求項1記載の小型プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジの一方はインクジェット
    ヘッドを搭載し、他方はワイヤドットヘッド若しくはシ
    リアルサーマルヘッドを搭載しており、 前記インクジェットヘッドは、インクの吐出口の移動軌
    跡がインクリボンの移動範囲から外れていることを特徴
    とする請求項1、2、3のうちのいずれかの項に記載の
    小型プリンタ。
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