JP3475506B2 - 電動カメラ - Google Patents

電動カメラ

Info

Publication number
JP3475506B2
JP3475506B2 JP20269194A JP20269194A JP3475506B2 JP 3475506 B2 JP3475506 B2 JP 3475506B2 JP 20269194 A JP20269194 A JP 20269194A JP 20269194 A JP20269194 A JP 20269194A JP 3475506 B2 JP3475506 B2 JP 3475506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
lens
drive
driving
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20269194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0843896A (ja
Inventor
弘之 津留
忠 大谷
圭史 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP20269194A priority Critical patent/JP3475506B2/ja
Priority to US08/494,246 priority patent/US5600390A/en
Publication of JPH0843896A publication Critical patent/JPH0843896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3475506B2 publication Critical patent/JP3475506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの撮影レンズや
撮影レンズを保護するバリアを、使用時の状態と非使用
時の状態とに変更移動する電動カメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影レンズを駆動中に撮影レ
ンズが外力等で止められたときは、それを検出してモー
タの通電を停止し、レンズ駆動メカの破損や駆動回路の
破壊などを防止するカメラが提案されている。また、異
常検出時にレンズ駆動制御をパルス通電に切り換えて復
帰させようとするものもある。さらに、撮影レンズを保
護するバリアについても同様の制御がされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、異常時
にモータの通電を停止してしまうと、撮影レンズまたは
バリアは停止したままとなり、異常状態の原因となった
外力等が除かれても、使用者が何らかの復帰操作を行う
までは、カメラを使用出来ないという問題点があった。
【0004】また、駆動用のギアなどの破損により発生
した異常の場合は、使用者が何らかの操作をしない限
り、モータのパルス駆動を継続して電池を消耗してしま
うという問題点があった。
【0005】本発明は、前記の問題点に鑑みてなされた
もので、外力等の原因で撮影レンズまたはバリアが停止
したときに、原因が除かれたときにはカメラを継続して
使用できるようにすると共に、電池の消耗を極力抑える
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の電動カメラは、カメラの状態を非使用と使
用の状態に切り換え操作するスイッチと、スイッチの切
り換え状態に応じて、被駆動部材の位置を非使用状態と
使用状態に変更移動する駆動部材と、駆動部材の稼働中
に被駆動部材が移動しているか否かを検出する検出手段
と、スイッチの切り換え時、駆動部材の稼働開始時、ま
たは検出手段が駆動部材の停止を検出した時に計時を開
始する計時手段と、検出手段が駆動部材が稼働していな
いことを検出したときに、駆動部材の駆動速度を第1の
速度から第1の速度よりも遅い第2の速度へ切り換える
切換手段と、計時手段が所定時間を計時したときに、駆
動部材の駆動を停止させる制御手段とを有する。
【0007】
【作用】上記構成の電動カメラにおいては、レンズまた
はバリア異常状態検出時には、パルス通電に切り換える
ので、駆動力が下がり、異常状態検出時の駆動メカの破
損や駆動回路の破壊を防止しつつも、駆動部材の駆動を
継続できる。また、パルス通電後もレンズの移動を検出
継続するため、異常検出後のパルス通電で目的位置に達
したときには、動作を継続できる。
【0008】更に、所定の時間の経過後に、パルス通電
を停止させ、パワーダウンするので、異常発生を使用者
が気付かない時でも、電池の消費を抑えることが可能と
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本発明による電動カメラの一実施
例を示すブロック結線図である。
【0011】図1において、1は、全ての制御処理を実
行する中央処理装置であり、以下CPU1と記載する。
2は、モータ4の回転またはレンズの移動に同期して、
パルスを発生させるフォトインタラプタである。3は、
撮影用のレンズを駆動するモータ4を制御してレンズを
駆動させるレンズ駆動回路である。4は、沈胴式の撮影
レンズを撮影状態(繰り出し状態)または沈胴状態に移
動させるレンズ駆動用モータである。5は、通常はカメ
ラのモードやフィルムカウンターなどの状態を表示する
LCD(液晶)等の表示装置である。6は、測光や測距
等の本発明に直接関係しないカメラ制御装置を代表する
制御装置である。
【0012】KSW1は、撮影レンズが沈胴状態のとき
にON(またはOFF)するスイッチである。KSW2
は、撮影レンズがカメラ使用時の位置である撮影レンズ
繰り出し状態となったときにON(またはOFF)する
スイッチである。MSWは、使用者が操作するスイッチ
で、カメラを使用状態に設定するときにON操作し、カ
メラを非使用状態に設定するときにOFF操作する操作
スイッチである。
【0013】SW1は、レンズ異常発生時にはパルス通
電を解除するスイッチとして機能し、通常時にはカメラ
制御に関する操作スイッチとして機能する。SW2は、
レンズ異常発生時にはレンズ移動を停止した後に移動動
作を再開させる操作スイッチとして機能し、通常時には
カメラ制御に関する操作スイッチとして機能する。SW
3は、その他のカメラ操作のために代表されるスイッチ
であり、カメラ機能に応じた数のスイッチ群の象徴とし
ている。
【0014】図2は、CPU1の制御動作を示すフロー
チャートである。
【0015】起動後は、ステップS201でパワーアッ
プ処理を行う。パワーアップ処理とは、DC−DCコン
バータをONさせる制御や、CPU1の制御クロックを
低速から高速に切り換える制御などを言う。CPU1
は、低速制御時には低電圧で動作し、高速制御時には高
電圧を必要とするので、ステップS201で低電圧から
高電圧に設定させている。なお、パワーアップ処理は、
ステップS220のパワーダウン処理と反対の処理であ
る。
【0016】ステップS202では、レンズ異常か否か
を判断する。レンズ異常とは、モータ4が所定時間以上
停止するか、または撮影レンズが所定時間以上停止する
ことを言う。レンズ異常か否かは、ステップS324
(図3)またはステップS424(図4)で設定される
フラグの状態で判定する。レンズ異常であればステップ
S205へ移行し、レンズ異常でなければステップS2
03へ移行する。ステップS203では、起動がMSW
の反転によるものか否かを判断する。起動がMSWの反
転によるものならばステップS205へ移行し、ステッ
プS219で起動指定したスイッチ(SW1〜SW3)
からの起動であればステップS206へ移行する。
【0017】なお、通常のCPU制御システムでは、電
池を投入(電池交換)されるとリセットがかかるもの
(一般的には、パワーオンリセットと呼ばれている。)
や、カメラの電池蓋の閉じのスイッチに同期してリセッ
トがかかるものなどがある。電池が投入(電池交換)さ
れてCPU1にリセットがかかったときに、実行を開始
するのが「電池投入」のステップである。この「電池投
入」のステップから起動されたときは、ステップS20
4から処理が開始される。ステップS204では、CP
U1による制御に必要となる初期設定と、カメラシステ
ムのパワーアップ処理を実行する。初期設定では、CP
U1のサブルーチン管理のためのスタックポインターを
初期化したり、CPU1のRAM上の値を初期化したり
する。「電池投入」のステップから起動されたときは、
ステップS204から直ちにステップS205に移行す
る。
【0018】ステップS205では、図3で示す「レン
ズ沈胴駆動」を実行する。なお、上記「レンズ沈胴駆
動」は、サブルーチンとして実行している。ステップS
206ではMSWの状態を判定し、ONであればステッ
プS207へ移行し、OFFであればステップS218
(後述)へ移行する。
【0019】ステップS207では、図4で示す「レン
ズ繰出駆動」を実行する。なお、上記「レンズ繰出駆
動」は、サブルーチンとして実行している。ステップS
208では、起動タイマーの計時を開始している。起動
タイマーの計時時間は、例えば4秒というように設定す
る。また、電池が抜かれてもデータを保持できる不揮発
性メモリー(EEPROM)に起動タイマーの設定を入
れておいても良い。
【0020】ステップS209では、表示装置5にフィ
ルムカウンターなどのカメラ情報を表示させる。ステッ
プS210では、ステップS208で設定した計時時間
が経過したか否かを判定し、経過したならばステップS
218へ移行し、未経過ならばステップS211へ移行
する。ステップS211ではMSWの状態を判定し、O
NならばステップS212へ移行し、OFFならばステ
ップS205へ戻る。MSWが操作されるとレンズ沈胴
駆動を実行し、もし、レンズ沈胴駆動の間にMSWをO
Nに操作した場合でも、ステップS206で状態判定を
行っているので問題は無い。
【0021】ステップS212ではSW1の状態を判定
し、ONならばステップS215へ移行し、OFFなら
ばステップS213へ移行する。ステップS215で
は、SW1が操作されたことに対応したカメラの処理を
実行し、処理終了後にステップS213へ戻る。SW1
は、レンズ異常発生時にはパルス通電を解除するスイッ
チとして機能し、通常時にはカメラ制御に関する操作ス
イッチとして機能する。
【0022】ステップS213では、SW2の状態を判
定し、ONならばステップS216へ移行し、OFFな
らばステップS214へ移行する。ステップS216で
は、SW2が操作されたことに対応したカメラの処理を
実行し、処理終了後にステップS214へ戻る。SW2
は、レンズ異常発生時にはレンズ移動を停止した後に移
動動作を再開させる操作スイッチとして機能し、通常時
にはカメラ制御に関する操作スイッチとして機能する。
【0023】ステップS214ではSW3の状態を判定
し、ONならばステップS217へ、OFFならばステ
ップS210へ戻る。ステップS217では、その他の
スイッチであるSW3が操作されたことに対応したカメ
ラの処理を実行し、処理終了後にステップS210へ戻
る。SW3が操作されたことに対応したカメラの処理と
は、例えば、撮影の準備のための測光や測距の処理や、
撮影モードを切り換える処理や、ズームカメラであれば
ズームのアップ/ダウンさせる処理や、フィルムを巻き
戻す処理などのことである。
【0024】ステップS206でMSWの状態を判定
し、OFFであればステップS218へ移行する。ま
た、ステップS210で、ステップS208で設定した
計時時間が経過したならばステップS218へ移行す
る。ステップS218では、ステップS209で表示さ
せた表示装置5の表示を消灯させる。ただし、パワーダ
ウン後でも表示装置5を点灯可能なCPU1であれば、
消灯させなくともよい。
【0025】ステップS219では、次期起動指定を行
う。例えば次にSW1がONした時に起動するように指
定したり、MSWの状態が反転したら起動するように指
定する。また、SW2やSW3がONされても起動する
ように指定してもよい。
【0026】ステップS220では、パワーダウンの処
理を実行する。すなわち、ステップS204で説明した
反対の状態に設定する。その後、「STOP」でCPU
1を停止させる。次に起動がかかるのは、ステップS2
19で指定した条件が発生した時で、条件の発生により
「起動」ステップより処理が再開する。
【0027】図3は、レンズ沈胴駆動(ステップS20
5)ルーチンを示すフローチャートである。
【0028】ステップS301では、撮影レンズが沈胴
状態か否かを判定し、沈胴状態であれば「RETUR
N」でステップS206(図2)に移行する。撮影レン
ズを沈胴状態にすることはステップS311で指定さ
れ、ステップS411(図4)のレンズ繰出指定で解除
される。
【0029】ステップS302では、モータ4の逆転を
レンズ駆動回路3に設定し、モータ4を逆転させること
で撮影レンズを沈胴方向へ駆動開始する。ステップS3
03で起動タイマの計時を開始させを、ステップS30
4で異常検出タイマの計時を開始させる。ステップS3
05でフォトインタラプタ2からの信号入力があったか
否かを判定し、入力があればステップS306で異常検
出タイマのカウントをクリアして計時を再開する。フォ
トインタラプタ2からは、モータ4が回転するか、また
は撮影レンズが移動していればパルス信号が発生する。
従って、モータ4が回転するか、または撮影レンズが移
動していれば、異常検出タイマによる異常は検出されな
い。しかし、モータ4が停止するか、または撮影レンズ
が停止するとパルスが入力されなくなるので、異常検出
タイマはクリアされなくなる。
【0030】ステップS307では、異常検出タイマの
計時時間が所定値以上のときは異常と判断し、ステップ
S316(後述)へ移行する。異常検出しなかった場合
は、ステップS308へ移行する。
【0031】ステップS308では、ステップS303
で計時を開始した起動タイマが所定時間となったか判定
し、所定時間を経過していればステップS323(後
述)へ移行し、経過していなければステップS309へ
移行する。
【0032】ステップS309ではKSW1の状態を判
定し、KSW1がONとなるまでステップS305から
ステップS309の処理を繰り返す。KSW1がONと
なったときに、ステップS310へ移行する。ステップ
S310では、レンズ異常指定を解除する。すなわち、
ステップS310が実行されたときは、撮影レンズが目
的の位置(沈胴位置)に到達したこととなるので、以前
に設定された異常指定を解除する。ステップS311で
は、撮影レンズが沈胴位置に到達したことを指定する。
ステップS312でモータ4を停止させ、ステップS3
13とステップS314でモータ4にブレーキを50m
S間かけ、ステップS315でモータ4のブレーキを停
止させ、「RETURN」でステップS206(図2)
に移行する。
【0033】ステップS307で異常を検出し、ステッ
プS316へ移行すると、ステップS316では、撮影
レンズの異常を表示装置5に表示させる。表示形態とし
ては、例えばフィルムカウンターを点滅させたり、表示
装置5の表示の全部を点滅させる。ステップS317で
は、パルス通電を開始する。パルス通電出力機能を備え
たCPU1であれば、パルス通電出力を設定する。ま
た、パルス通電出力機能を持たないCPU1であれば、
別タイマを使用して所定の時間毎に出力ポートのHig
hとLowを繰り返すように設定する。
【0034】ステップS318では、ステップS303
で計時開始した起動タイマが所定時間となったか否かを
判定し、所定時間を経過していればステップS323へ
移行し、経過していなければステップS319へ移行す
る。ステップS319では、SW1が操作されてONと
なったか否か判定し、SW1がONならばステップS3
23へ移行し、OFFならばステップS320へ移行す
る。
【0035】ステップS320ではKSW1の状態を判
定し、KSW1がONとなるまでステップS318から
ステップS320を繰り返す。KSW1がONとなった
ときに、ステップS321へ移行する。ステップS32
1では、撮影レンズが沈胴状態となるのでパルス通電を
停止する。ステップS322では、ステップS316で
設定した異常表示を解除し、ステップS310へ移行し
て正常復帰させる。
【0036】ステップS308とステップS318で起
動時間が経過したり、ステップS319で停止指定のス
イッチSW1が操作されると、ステップS323に移行
して、以下の処理を実行する。
【0037】ステップS323でモータ4を停止させ
る。なお、パルス通電中であればパルス通電を停止させ
る。ステップS324では、レンズ異常を指定(フラグ
を設定)する。この指定(設定)により、ステップS2
02(図2)における分岐先が変わる。ステップS32
5では、サブルーチンを解除(メインルーチンに戻らな
いことを設定)する。この処理により、サブルーチンが
呼ばれたままとなることを防いでいる。ステップS32
6では、表示装置5を消灯させる。この時、レンズ異常
表示も解除する。ステップS327では、次期起動の指
定、すなわち、ステップS219(図2)と同様の処理
を実行する。ステップS328では、ステップS220
(図2)と同様のパワーダウンの処理を実行する。その
後、「STOP」ステップでCPU1を停止させる。次
に起動がかかるのは、ステップS326で指定した条件
が発生した時で、条件の発生により「起動」(図2)よ
り処理が再開する。
【0038】図4は、レンズ繰出駆動(ステップS20
7)ルーチンを示すフローチャートである。図4は、図
3の「レンズ沈胴」が「レンズ繰出」に変更され、「モ
ータ逆転」が「モータ正転」に変更され、「KSW1」
の判定が「KSW2]に変更されただけなので、説明は
省略する。
【0039】なお、実施例では、撮影レンズの駆動制御
として説明してきたが、駆動部材を撮影レンズを保護す
るバリアとしてもよい。さらに、ステップS205の後
にバリア閉じの処理を入れ、ステップS207の前にバ
リア開の処理を入れることでバリアと撮影レンズの両方
の制御を行うことも可能である。
【0040】以上で説明した実施例によれば、モータ駆
動手段にフル通電とパルス通電の2通りの通電方法を用
意して、レンズまたはバリア異常状態検出時にはパルス
通電に切り換えるようにした。さらに、パルス通電開始
後もレンズまたはバリアの移動を検出継続するようにし
た。また、所定時間が経過してもレンズまたはバリアが
目的位置へ到達しないことを検出してモータを停止させ
ることとした。
【0041】また、ステップS307またはステップS
407で、レンズまたはバリア異常状態検出時には、ス
テップS316またはステップS416でパルス通電に
切り換えるので、駆動力が下がり、異常状態検出時の駆
動メカの破損や駆動回路の破壊を防止しつつも、駆動部
材の駆動を継続できる。また、パルス通電後もステップ
S320またはステップS420でレンズの移動を検出
継続するため、異常検出後のパルス通電で目的位置に達
したときには、ステップS310またはステップS41
0へ移行して動作を継続できる。
【0042】更に、ステップS308とステップS31
8、またはステップS408とステップS418で、所
定の時間の経過後にステップS323でパルス通電を停
止させ、ステップS328またはステップS428でパ
ワーダウンするので、異常発生を使用者が気付かない時
でも電池の消費を抑えることが可能となる。
【0043】このように構成したことにより、異常状態
検出時の駆動メカの破損や駆動回路の破壊を防止するこ
とで、故障が発生しにくくなる効果がある。また、駆動
力を下げても駆動部材の駆動を継続させるので、故障か
ら回復しやすい効果がある。
【0044】また、駆動力を下げる手段をパルス通電に
することで、駆動力を低下させる特別な回路を必要とし
なくなるのでコストダウンの効果がある。
【0045】また、異常時の駆動中に操作部材であるS
W1が操作されると駆動を停止させることで消費電流を
抑える効果がある。
【0046】また、制御開始からの所定の時間で駆動制
御を停止させることで、使用者が異常に気がつかない場
合でも消費電流を抑える効果がある。
【0047】また、駆動制御(例えば表示装置5の駆動
制御)を停止させるまでの所定の時間を、ステップS2
01で判定している起動時間と同一の時間とすること
で、一貫した設定処理ができる。その時間をEEPRO
Mのデータとして入れておく場合は、データの格納スペ
ースを削減させる効果がある。
【0048】また、通常は別の機能を持つ操作部材に異
常時の駆動を停止させる機能も持たせることで、部材の
節約となりコストダウンの効果がある。
【0049】また、異常駆動を停止させる操作部材と復
帰させる操作部材を同一にすることで、部材の節約とな
りコストダウンの効果がある。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の電動カメラによ
れば、レンズまたはバリア異常状態検出時には、パルス
通電に切り換えるので、駆動力が下がり、異常状態検出
時の駆動メカの破損や駆動回路の破壊を防止しつつも、
駆動部材の駆動を継続できる。また、パルス通電後もレ
ンズの移動を検出継続するため、異常検出後のパルス通
電で目的位置に達したときには、動作を継続することが
可能となる。
【0051】更に、所定の時間の経過後に、パルス通電
を停止させ、パワーダウンするので、異常発生を使用者
が気付かない時でも、電池の消費を抑えることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動カメラの一実施例を示すブロ
ック結線図である。
【図2】本発明による電動カメラの一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明による電動カメラの一実施例をレンズ沈
胴制御について示すフローチャートである。
【図4】本発明による電動カメラの一実施例をレンズ繰
出制御について示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 フォトインタラプタ 3 レンズ駆動回路 4 レンズ駆動用モータ 5 表示装置 6 その他の制御装置 SW1 スイッチ SW2 スイッチ SW3 スイッチ MSW メインスイッチ KSW1 レンズ鏡筒スイッチ KSW2 レンズ鏡筒スイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−75159(JP,A) 特開 平5−173237(JP,A) 特開 平7−43589(JP,A) 特開 平6−160955(JP,A) 特開 平3−213834(JP,A) 特開 昭63−298232(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00 G03B 5/00 G03B 11/04 G03B 17/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラの状態を非使用と使用の状態に切り
    換え操作するスイッチと、 前記スイッチの切り換え状態に応じて、被駆動部材の位
    置を非使用状態と使用状態に変更移動する駆動部材と、 前記駆動部材の稼働中に前記被駆動部材が移動している
    か否かを検出する検出手段と、 前記スイッチの切り換え時、前記駆動部材の稼働開始
    時、または前記検出手段が前記駆動部材の停止を検出し
    た時に計時を開始する計時手段と、 前記検出手段が前記駆動部材が稼働していないことを検
    出したときに、前記駆動部材の駆動速度を第1の速度か
    ら第1の速度よりも遅い第2の速度へ切り換える切換手
    段と、 前記計時手段が所定時間を計時したときに、前記駆動部
    材の駆動を停止させる制御手段とを有する電動カメラ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1の速度とは、前記駆動手段の駆動動作を継続す
    るときの速度であり、前記第2の速度とは、前記駆動手
    段の作動と非作動を交互に繰り返したときの速度である
    ことを特徴とする電動カメラ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 少なくとも1つの操作部材を備え、 前記検出手段が前記被駆動部材の移動状態を検出して、
    前記切換手段が第2の速度に切り換えた後に、前記操作
    部材が操作されたときに、前記駆動手段を停止すること
    を特徴とする電動カメラ。
  4. 【請求項4】請求項1において、 カメラの通常機能を選択操作する少なくとも1つの操作
    部材と、 前記操作部材が選択操作され通常機能を終了した後に、
    前記選択操作に応じた表示を所定時間だけ継続する第2
    計時手段を更に備え、 前記第2計時手段が表示を継続する所定時間を、前記計
    時手段が所定時間を計時したときに、前記駆動部材の駆
    動を停止させる所定時間と、同一の時間としたことを特
    徴とする電動カメラ。
  5. 【請求項5】請求項1において、 少なくとも1つの操作部材を備え、 前記検出手段が前記駆動部材が稼働していないことを検
    出した後で、前記操作部材が操作されたときに、前記ス
    イッチで選択された状態に被駆動部材を移動させるよう
    に、制御を再開させることを特徴とする電動カメラ。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5において、 前記操作部材が切換スイッチであることを特徴とする電
    動カメラ。
  7. 【請求項7】請求項3または請求項5において、 前記検出手段が前記駆動部材が稼働していないことを検
    出したときに、前記駆動部材の駆動を停止させる操作部
    材と、前記駆動部材を復帰させる操作部材とが同一であ
    ることを特徴とする電動カメラ。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7において、 前記被駆動部材が撮影レンズであり、 前記非使用時の状態は、前記撮影レンズがカメラ内に格
    納された状態であり、 前記使用時の状態は、前記撮影レンズが繰り出した状態
    であることを特徴とする電動カメラ。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項7において、 前記被駆動部材が、撮影レンズを保護するバリアであ
    り、 前記非使用時の状態は、前記バリアを閉じた状態であ
    り、 前記使用時の状態は、前記バリアを開いた状態であるこ
    とを特徴とする電動カメラ。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項7において、 前記被駆動部材が、撮影レンズと撮影レンズを保護する
    バリアであり、 前記非使用時の状態は、前記撮影レンズがカメラ内に格
    納され、前記バリアを閉じた状態であり、 前記使用時の状態は、前記撮影レンズが繰り出し、前記
    バリアを開いた状態であることを特徴とする電動カメ
    ラ。
JP20269194A 1994-08-04 1994-08-04 電動カメラ Expired - Lifetime JP3475506B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20269194A JP3475506B2 (ja) 1994-08-04 1994-08-04 電動カメラ
US08/494,246 US5600390A (en) 1994-08-04 1995-06-23 Electric camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20269194A JP3475506B2 (ja) 1994-08-04 1994-08-04 電動カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0843896A JPH0843896A (ja) 1996-02-16
JP3475506B2 true JP3475506B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=16461563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20269194A Expired - Lifetime JP3475506B2 (ja) 1994-08-04 1994-08-04 電動カメラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5600390A (ja)
JP (1) JP3475506B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5842057A (en) * 1996-01-26 1998-11-24 Asahi Kogaki Kogo Kabushiki Kaisha Camera with lens barrier apparatus
JPH11261857A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Canon Inc 撮像装置
JP4384284B2 (ja) * 1999-03-16 2009-12-16 オリンパス株式会社 カメラ
JP2001091993A (ja) 1999-09-24 2001-04-06 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラ
JP2002071840A (ja) * 2000-08-29 2002-03-12 Seiko Instruments Inc 電子機器
JP4940002B2 (ja) * 2007-02-07 2012-05-30 株式会社リコー 撮影レンズ駆動制御装置および駆動制御方法並びに撮像装置
JP5818405B2 (ja) * 2010-02-04 2015-11-18 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4200378A (en) * 1976-10-04 1980-04-29 Polaroid Corporation Automatic focusing camera with lens jam sensor control
FR2676839B1 (fr) * 1991-05-21 1997-05-23 Asahi Optical Co Ltd Appareil photo comportant un objectif zoom motorise.

Also Published As

Publication number Publication date
US5600390A (en) 1997-02-04
JPH0843896A (ja) 1996-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080138058A1 (en) Image sensing apparatus cleaning operation and control method of said cleaning operation
JP2003219260A (ja) デジタル撮像デバイスおよびその制御方法
JP3475506B2 (ja) 電動カメラ
JP2010026492A (ja) レンズ駆動制御装置および撮像装置
US5249009A (en) Automatic film-rewinding apparatus having stop means for interrupting automatic film rewinding operation
JPH11190880A (ja) 自己チェック可能なカメラ
JP2717546B2 (ja) 電動ズーム装置
US6393217B1 (en) Camera
JP2002090807A (ja) カメラ
JP2002221653A (ja) カメラのズーム装置
JPH1124118A (ja) 沈胴式カメラ
JP2000029088A (ja) 電子カメラ
JP2003241280A (ja) セルフタイマ機能内蔵カメラ
JP2005328153A (ja) 携帯機器及びその制御方法
JP2571925B2 (ja) デ−タバツクアツプ装置をもつカメラの動作モ−ド切換装置
JP2717548B2 (ja) ズームレンズのレンズ位置検出装置
JP3550600B2 (ja) 振れ補正機能を備えた撮像装置
JP2001033869A (ja) レンズ駆動装置
JPH05333406A (ja) 疑似ズーム撮影機能付カメラ
JP2001091994A (ja) 沈胴式カメラ
JPH08190114A (ja) ズームカメラ
JPH09258326A (ja) 電動カメラ
JPH08220589A (ja) フィルム感度を設定解除可能なカメラ
JPH01134441A (ja) カメラ
JP2007208934A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140926

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term