JP3474903B2 - 水回路 - Google Patents

水回路

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JP3474903B2
JP3474903B2 JP29332993A JP29332993A JP3474903B2 JP 3474903 B2 JP3474903 B2 JP 3474903B2 JP 29332993 A JP29332993 A JP 29332993A JP 29332993 A JP29332993 A JP 29332993A JP 3474903 B2 JP3474903 B2 JP 3474903B2
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龍三 戸部
正顕 岡田
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は貯溜槽に溜められた液
体を出口管から排出するようにした水回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来一般の恒温恒湿槽の加湿器に純水を
供給する水回路は純水器の上方に配置された貯溜槽に上
部の入口管から流入した水を溜め、この水を前記純水器
の下部に設けた出口管からこの純水器に供給し、純水器
の内部に収納されたイオン交換樹脂で水を純水にしてか
ら加湿器に供給するようにしている(例えば、特開平3
−102166号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水回路は貯溜槽の上下にそれぞれ設けた入口管と出口管
とがずれて配置されているため、前記出口管に接続され
た純水器の抵抗が大きく、出口管に水に混入している空
気が溜まり前記貯溜槽から純水器に水が流れなくなる問
題があった。 【0004】この発明は上記の問題を解決するもので、
抵抗の大きい純水器等に接続される出口管の開口に入口
管の開口を近接させて上下に対向させ、前記出口管内を
水流で撹拌させる水回路を提供することを目的としたも
のである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は上壁及び下壁
を有する貯溜槽と、水道の加圧流によって水等の液体を
前記貯溜槽に給水する入口管と、この貯溜槽からの水を
イオン交換樹脂に供給する出口管とを備え、恒温恒湿槽
の加湿器に純水を供給する水回路において、前記貯溜槽
の上壁にこの貯溜槽の内部に先端を臨ませた入口管を、
下壁に出口管をそれぞれ接続し、これらの入口管と出口
管との開口を同軸線上に上下に配置し、かつ、前記入口
管を貯溜槽内の最大水面より出口管に近付けたものであ
る。 【0006】 【作用】この発明は上記のように構成したことにより、
貯溜槽の入口管と出口管とを上下に同軸線上に配置し、
かつ、前記入口管を貯溜槽内の最大水面より出口管に近
付け、前記入口管から貯溜槽内に流入する水流を直接出
口管の開口に作用させてこの出口管に溜まっている空気
を追い出すようにしたものである。 【0007】 【実施例】以下この発明を図に基づいて説明する。 【0008】図1はこの発明の恒温恒湿槽の断面図であ
る。図2はこの発明の純水器の貯蔵装置を示す水回路図
である。図3はこの発明の貯溜槽を示す要部正面図であ
る。図4はこの発明の貯溜槽に水を供給する状態を示す
要部正面図である。 【0009】1は外箱2とステンレス製の内箱3との間
に断熱材4を充填した本体5と、この本体の開口を開閉
自在に閉塞する扉6とで形成された恒温恒湿槽である。
本体5の内箱3の内部には所定の温度及び湿度に維持し
て電子部品や新素材等の耐久試験を行う恒温恒湿な環境
試験室7が形成されている。環境試験室7にはこの試験
室を加熱するヒータ8、加湿する加湿器9及び冷却除湿
する冷凍ユニット10を有する温湿度制御装置11を収
納する空間12を形成する仕切板13が設けられてい
る。湿器9は水を貯溜する貯溜皿9aと、この貯溜皿
の水に浸漬させてこの水を蒸発させる加湿ヒータ9bと
で構成されている。温湿度制御装置11の上部には環境
試験室7内に恒温恒湿の空気を供給する送風機14が設
けられている。仕切板13の上部には前方に吹き出す吹
出口15が、下部には吸込口16がそれぞれ形成され、
送風機14によって環境試験室7と温湿度制御装置11
を収納した空間12とを恒温恒湿の空気が循環してい
る。 【0010】17は内箱3の上部内壁18の扉6側に設
けられた遮蔽板で、この遮蔽板は吹出口15に対向して
設けられている。そして、遮蔽板17はヒンジ19によ
って回動自在に取り付けられている。 【0011】20は加湿器9に純水を供給する純水供給
装置で、この純水供給装置は純水器21と、この純水器
の入口側で水道22に接続される配管23に設けられた
給水弁24及び水道水の貯溜槽25と、純水器21の出
口側に設けられた配管26と、この出口側の配管に接続
された純水貯溜槽27とで構成されている。純水器21
はケース本体21aと、この本体内に収納されたイオン
交換樹脂21bとで構成されている。 【0012】水道水を貯蔵する貯溜槽25は純水器21
の上方に配置され、純水を貯蔵する純水貯溜槽27は純
水器21の下方に配置されている。 【0013】出口側の配管26には純水器21の途中ま
で延びる立上がり部28が形成されている。 【0014】29は貯溜槽25の水位を検出する水位検
出器30と、純水貯溜槽27の水位を検出する水位検出
器31とからの検出信号によって給水弁24を開閉させ
る制御器である。 【0015】入口側の配管23は貯溜槽25の上壁に接
続された入口管32と、下壁に接続された出口管33と
で構成されている。入口管32と出口管33とは上下に
同軸線上に配置されている。また、入口管32の先端は
貯溜槽25内に延びて臨ませ、かつ、先端の開口34を
貯溜槽25内の最大水面より出口管33の開口35に近
付けて対向させている。 【0016】このように構成された水回路において、電
子部品や新素材等の耐久試験を行う環境試験室7は仕切
板13で仕切られた空間12内に配置された温湿度制御
装置11のヒータ8、加湿器9及び冷凍ユニット10に
よって庫内温度が−40℃〜85℃、庫内湿度が20%
〜95%の範囲に設定されている。 【0017】温湿度制御装置11で恒温恒湿にされた空
気は送風機14によって吹出口15から環境試験室7の
前方に吹き出してこの環境試験室を循環している。ま
た、環境試験室7の湿度を調節する加湿器9には純水供
給装置20から純水が供給され、環境試験室7内を不純
物の含まれた蒸気が循環しないようにしている。 【0018】加湿器9に供給される純水は水道水に含ま
れるイオン性物質を純水器21のイオン交換樹脂21b
で除去して作られている。すなわち、水道22から供給
された水道水は給水弁24を通って入口管32から貯溜
槽25に供給されて溜められる。この貯溜槽の水道水は
出口管33から下方の純水器21に供給されて純水が作
られる。そして、この純水器で作られた純水は配管26
の立上がり部28を通って純水貯溜槽27に溜められて
加湿器9に供給されている。 【0019】貯溜槽25内に先端を延ばした入口管32
は貯溜槽25と純水器21とを接続する出口管33の開
口35に近接させて対向させることにより、出口管33
内に入口管32を流れる水流を直接作用させられ、この
水流で出口管33内を撹拌させてこの出口管内に空気溜
まりができないようにしている。すなわち、この発明は
流速が遅くなる出口管33内を入口管32を流れる水流
で撹拌し、出口管33内にできる空気溜まりを解消させ
るようにしたものである。 【0020】しかも、入口管32は貯溜槽25内の最大
水面の高さよりも出口管33の開口35に近付けること
により、貯溜槽25内の貯溜水量が多くても入口管32
から流出する水流で出口管33内が撹拌されるようにし
ている。 【0021】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、上壁及
び下壁を有する貯溜槽と、水道の加圧流によって水等の
液体を前記貯溜槽に給水する入口管と、この貯溜槽から
の水をイオン交換樹脂に供給する出口管とを備え、恒温
恒湿槽の加湿器に純水を供給する水回路において、前記
貯溜槽の上壁にこの貯溜槽の内部に先端を臨ませた入口
管を、下壁に出口管をそれぞれ接続し、これらの入口管
と出口管との開口を同軸線上に上下に配置し、かつ、前
記入口管を貯溜槽内の最大水面より出口管に近付けたの
で、通路抵抗の大きくなる出口管内を入口管から排出さ
れる液体の水流で撹拌させることができ、前記出口管内
に空気溜まりができるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す恒温恒湿槽の断面図
である。 【図2】この発明の純水器の貯蔵装置を示す水回路図で
ある。 【図3】この発明の貯溜槽を示す要部正面図である。 【図4】この発明の貯溜槽に水を流した状態を示す要部
正面図である。 【符号の説明】 25 貯溜槽 32 入口管 33 出口管 34,35 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−177051(JP,A) 特開 平5−115800(JP,A) 特開 平5−115801(JP,A) 実開 昭58−30095(JP,U) 実開 昭63−15424(JP,U) 実開 昭56−123925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01L 7/00 G01N 35/00 - 37/00 A61M 5/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上壁及び下壁を有する貯溜槽と、水道の
    加圧流によって水等の液体を前記貯溜槽に給水する入口
    管と、この貯溜槽からの水をイオン交換樹脂に供給する
    出口管とを備え、恒温恒湿槽の加湿器に純水を供給する
    水回路において、 記貯溜槽の上壁にはこの貯溜槽の内部に先端を臨ませ
    た入口管が、下壁には出口管がそれぞれ接続され、これ
    らの入口管と出口管との開口は同軸線上に上下に配置さ
    れ、かつ、前記入口管は貯溜槽内の最大水面より出口管
    に近付けられていることを特徴とする水回路。
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