JP3474752B2 - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP3474752B2
JP3474752B2 JP669098A JP669098A JP3474752B2 JP 3474752 B2 JP3474752 B2 JP 3474752B2 JP 669098 A JP669098 A JP 669098A JP 669098 A JP669098 A JP 669098A JP 3474752 B2 JP3474752 B2 JP 3474752B2
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征二 横川
照夫 佐藤
勇 川田
潤一 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り人が対象とす
る魚が餌とする小魚の形状及び動作を模倣した疑似餌、
所謂ルアーに関するものであり、詳しくは内部に発光手
段を具備したルアーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、余暇の増加や自然志向から釣りを
楽しむ人が増えている。釣りは対象とする魚が好む各種
の餌を用いて行われるが、餌の鮮度保持、釣針への取付
け等の面において取扱いの難しさを有している。このよ
うな背景のもと、最近では手軽に釣りを楽しむための要
望が高まっており、取扱いの容易な疑似餌を用いた釣り
が広まっている。疑似餌には、魚の種類に応じて毛針や
烏賊針等種々の形態を有するものが存在するが、魚が餌
とする小魚の形状に形成されたルアーが好適に用いられ
ている。
【0003】ルアーは、糸の先端に取り付けられた状態
で水中に投げ込まれ、釣人により糸が引かれた際に、小
魚の泳ぎを模倣する。水中を移動するルアーを見出した
魚は、ルアーに接近した際に取り付けられた針により引
掛けられ、釣り上げられる。
【0004】通常、魚は主として餌からの臭いの拡散に
より、餌の近傍まで誘い寄せられる。
【0005】しかしながら疑似餌では、この臭いによる
集魚効果は期待できない。従って、集魚力を高めるため
には、視覚及び聴覚面で魚の興味をひくような構成とす
る必要がある。そこで、表面に微細な反射物を多数貼付
したり、水中を移動する際の振動により内蔵したビーズ
等から音を発する構成が採用されている。
【0006】ルアーは、その重量及び形状等の構成を変
えることにより、釣り糸から牽引された際の移動形態、
即ち水面近傍を移動するものや、水中を移動するものが
選択できる。水面近傍を移動するルアーでは、本体に貼
付された反射物に自然光が反射し、その集魚効果を高め
ることが可能となる。これに対して水中を移動させるル
アーでは、自然光の入射が減少するために視覚面におけ
る集魚効果は低下する。また、自然光が減少した早朝も
しくは夕暮れ時おいても集魚効果は低下してしまう。こ
のような使用条件の変化にかかわらず集魚効果を高める
ために、内部に発光手段を具備したルアーが種々提案さ
れている。発光手段には、光源となる発光ダイオードと
その電源となるリチウム電池からなるもの、あるいは化
学発光体からなるものが採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発光手
段を具備したルアーは、使い勝手の面及び構造面におい
て下記の課題を有している。
【0008】(1)光源となる化学発光体および発光ダ
イオードを点灯させるためのリチウム電池は、その持続
時間が数時間程度であるために、ほぼ一日の釣りで消耗
してしまう。このため、釣行時の度に新しい発光体ある
いは電池を交換する必要があり、使い勝手を損ねてしま
う。
【0009】(2)ルアー本体のケース内部に発光手段
を収容し、さらに電池、化学発光体の交換を容易に行う
ために、本体ケースは容易に二分割できる構造を採用す
る必要がある。同時に、ケース内部への水の侵入を防止
するために、防水構造を採用しており、特に二分割され
るケースの結合部位の液密性を向上させるために、当該
部位にパッキン等を具備する必要があり、ケース構造は
複雑になってしまう。
【0010】頻繁な電池交換に伴う不便さを解消すると
ともに、本体内部の液密を簡便な構造により実現するた
めに、本体内部に太陽電池と二次電池とを具備した電気
浮子が知られている(特開昭59−34830号公報に
記載)。この電気浮子は、浮子本体の外装部に設けられ
た太陽電池により、本体に内蔵した二次電池の充電を行
い、使用時には二次電池を用いて発光ダイオードを点灯
させる構成を有している。しかしながら、この構成は浮
子に限定したものであり、当該ルアーにこの構成を適用
した場合、太陽電池の配置方法や回路構成において、次
に挙げる特有の課題が生じてしまう。
【0011】即ち、ルアーはその本体を魚の形状に似せ
た疑似魚体型に形成し、その表面に魚の外観に似せた絵
柄を描写することで餌となる魚の外観を模倣している
が、ルアー本体表面に太陽電池を配置した場合、絵柄が
描かれる面積が減少してしまい疑似度合いが低下してし
まう。また、夜間の使用を前提とした上記電気浮子は、
太陽電池からの電力供給が途絶えた状態において点灯さ
せる構成を採用している。しかし、主として昼間時に使
用するルアーでは太陽光の入射量に関係なく、水中を移
動するときのみ発光ダイオードを点灯させる構成を要す
るだけでなく、発光ダイオードの輝度を大幅に向上させ
る必要がある。
【0012】(3)発光手段に発光ダイオードを用いた
ルアーでは、発光ダイオードは本体ケースの長手方向側
面の端部近傍に、即ち描画された魚の絵柄の目に相当す
る部位に埋め込まれる。ルアーの移動方向に対して横方
向からの視認性が高まり、魚の視覚への訴求効果が向上
する。しかしながら、ルアーに興味を示した魚がルアー
の後方に回り込んだ際に、もしくはルアー移動方向に対
して魚が平行な方向を向いている際に、魚からのルアー
に対する視認性が著しく低下し、集魚効果の低下を招い
てしまう。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは集魚効果を向上させた
ルアーを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願発明のルアーは、本体ケース側面に、水の抵抗を
検出する電極を設け、本体ケース内に、発光ダイオード
を具備した発光手段と、太陽電池と、この太陽電池によ
り充電される二次電池と、前記電極が水の抵抗を検出し
たときに二次電池への充電状態及び前記発光ダイオード
の点灯状態を切り換える制御手段とを具備してなり、ま
た前記太陽電池の受光部分、及び発光ダイオードからの
光の放射部分は本体ケースの底面を部分的に透光部とす
ることで形成している。
【0015】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に記載の発明は、
透光性を有する透明材質樹脂を疑似魚形状に形成し、魚
の外観を模倣した絵柄を描画した本体ケースからなるル
アーにおいて、本体ケース側面に、水の抵抗を検出する
電極を設け、本体ケース内に、発光ダイオードを具備し
た発光手段と、太陽電池と、この太陽電池により充電さ
れる二次電池と、前記電極が水の抵抗を検出したときに
二次電池への充電状態及び前記発光ダイオードの点灯状
態を切り換える制御手段とを具備したものである。
【0016】更に、前記太陽電池の受光面を本体ケース
底面に臨んで配置すると共に、本体ケースの底面を透光
性を有する樹脂のみからなる構成としている。
【0017】この構成により、未使用時には本体ケース
透光性を有する樹脂のみからなる底面に臨んで配置さ
れた太陽電池を光源に向けて充電を行い、水中に投げ込
まれた際に本体ケース側面に設けられた電極により水の
抵抗を検出することで使用時にのみ点灯させる構成を採
用することで、集魚効果を発揮するための輝度を確保し
た発光ダイオードの点灯が可能となる。また、描画され
た魚の絵柄の腹部に相当する部位透光性の樹脂とする
ことで、集魚効果に影響を与えることはない。
【0018】本願の請求項3に記載の発明は、透光性を
有する透明材質樹脂を疑似魚形状に形成し、魚の外観を
模倣した絵柄を描画した本体ケースからなるルアーであ
って、発光ダイオードを具備した発光手段と、入射され
た光を乱反射させるガラスビーズとを内蔵したものであ
る。更に、この本体ケースのリブからなる収容空間に複
数個のガラスビーズを収容し、この収容空間に臨んだ状
態で発光ダイオードを配置し、収容空間を囲む本体ケー
スの少なくとも底部から側面下部にかけて着色を施さ
ず、透光性を有する樹脂のみで形成し、発光ダイオード
からの光により頭部側の両側部からその底部にかけた一
帯が発光するように構成したものである。
【0019】これにより、発光ダイオードから発せられ
た光は、ガラスビーズにより乱反射され、部分的に透光
性を有する本体ケース部から漏れだし、集魚効果を高め
るものである。更に、収容空間に収容されたガラスビー
ズはルアーの使用時に内部で移動する事で音を発し、一
層集魚効果を高めるものである。
【0020】
【0021】
【0022】上記構成によれば、ルアーがラインに引か
れて移動するとき、頭部側の発光ダイオードからの光は
透光性を有する樹脂を通して、頭部側の両側部からその
底部にかけた一帯から発光し、ルアー移動方向の側方や
下方にいる広範囲の魚の行動視覚により視認されやす
く、この発光によってルアーを視認した魚の習性として
接近して両眼の視野内に入れる形態視覚で餌として認識
しようとする。そのため、魚は移動するルアーの後方に
回り込んで後追いする行動をとるので、このときに接近
した魚に対して明る過ぎない発光で誘引する必要がある
が、ルアーを後方から見る魚は頭部側が発光しているた
め、接近した魚に対して発光は明る過ぎず魚の餌食行動
を誘うことができる。
【0023】また、発光ダイオードの配設位置より頭部
寄りに発光ダイオードからの光をケースの底部方向に反
射する反射面を設けて構成することにより、重点的に発
光させるケースの底部方向に発光ダイオードの光を反射
させることができ、発光ダイオードからの光を発光部位
に効率的に放散させることができる。
【0024】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す
実施形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の
技術的範囲を限定するものではない。
【0025】図1は、本発明の発光手段を具備したルア
ーの外観図であり、小魚の形状を模倣したものであり、
その表面には小魚の外観を模した絵柄が描かれている。
また同図面において、発光手段が具備する発光ダイオー
ドは疑似魚体の目に相当する部位の後下方、同図に示す
破線で囲まれた発光部位Pが発光するように埋め込まれ
ている。
【0026】1は本体ケースであり、本体上部より長手
方向に渡って左右に分割された左ケース及び右ケースを
嵌合することによって形成される。本体ケース1は、透
明樹脂により形成されており、その表面に魚の絵柄が描
かれている。発光手段を駆動する二次電池を充電するた
めの太陽電池は、この本体ケース1の中央内部に配置さ
れ、且つその受光面が本体ケース底面に臨んだ状態で収
容される。この太陽電池へ光が到達するように、この本
体ケース1の底面、即ち上記魚の絵柄における腹部に相
当する部位は、描画に伴う着色が施されておらず、透明
樹脂のみからなり透光性を有する。図1に示す一点鎖線
で囲まれた受光部位Qがこれに該当する。更に、発光ダ
イオードが配置される部分の周辺近傍を透明樹脂とする
ことで、発光ダイオードからの光を透過させる。図1に
示す破線で囲まれた発光部位Pがこれに該当する。ま
た、本体ケース1のいずれか一側面には、水の抵抗を検
出する電極14、15の一端をケース表面から露出した
状態で収容するための貫通孔6が設けられており、これ
らは並列して配置されている。
【0027】また、上記右ケースもしくは左ケースのい
ずれか一方には、凹状に形成された嵌合部位の中央に小
径のボスを有している。この凹状の嵌合部位は本体ケー
ス1に描画される魚の頭部、腹部、尾部に相当する3か
所に設けられている。また他方のケースには、凹状の嵌
合部位に対応した位置に凸部が形成されており、この凸
部の中央には前記小径のボスが嵌入される小径の穴を設
けてなる。左ケースと右ケースとはボスと穴とを案内と
して貼り合わせ、気密に接着固定された本体ケース1を
形成する。このとき、凹部にアイレット金具3をそれぞ
れセットする。
【0028】頭部に取り付けられたアイレット金具3は
スプリットリング4を介してラインに接続される。ま
た、腹部及び尾部に取り付けられたアイレット金具3、
3には、それぞれスプリットリング4、4を介してトレ
ブルフック5、5が取り付けられる。尚、頭部から前方
方向に舌状に突出形成されたリップ2は、ミノータイプ
等の潜水型ルアーの特徴的な構造で、ラインによりルア
ーが引かれたときに受ける水の抵抗により左右への揺れ
や潜る深さが変化するようにしたもので、この形状や形
成角度を変化させることにより魚を誘惑するルアーアク
ションが設定できる。
【0029】次にルアーの断面形状を示す図2を参照し
て、内部構成について説明する。太陽電池10の出力
は、電子回路9を搭載した基板20に接続されており、
その受光面はルアー本体の底部に臨んだ状態で配置され
ている。基板20には、太陽電池10から供給される電
力を蓄積し、発光手段を駆動するための二次電池11、
この二次電池11から電力供給される発光ダイオード1
2が接続される。電極14、15は水の抵抗を検出する
ことで、ルアーが水中に投げ込まれた状態にあることを
検知する。電極14、15は本体ケース1に形成される
貫通孔6に嵌入、保持される。これら電極14、15の
一端は本体ケース1の外表面に露出させると共に、この
部位は気密に固着される。
【0030】13はガラスビーズであり、発光ダイオー
ド12の周辺に複数個収納される。
【0031】また、本体ケース1の頭部及び後部に位置
するシリカゲル16は、乾燥剤として使用されるもので
あり、本体ケース1内の空気容積に合わせた適用量が収
納される。このシリカゲル16によって太陽電池10及
び電子回路9の電子部品などの結露による誤動作を防止
し信頼性を高めるだけでなく、上記ガラスビーズ13と
併せて、ルアー移動時に発生する振動により、収納され
た空間内を移動する。このときガラスビーズ13及びシ
リカゲル16が衝突することで、ルアーから音が発せら
れ、魚の聴覚面における興味を引くことが可能となる。
【0032】基板20は左ケース及び右ケースに設けら
れた2箇所のコの字状ガイドによって挟持されている。
また、太陽電池10は左ケースもしくは右ケースのいず
れか一方の板状リブに両面接着テープによって接着保持
されている。本体ケース1は、太陽電池10及び発光ダ
イオード12の周辺を透光性を有するように構成されて
おり、発光ダイオード12から発せられた光はガラスビ
ーズ13により乱反射されて散乱することとなる。
【0033】次に、基板20に載置される電子回路9の
構成について図3を参照して説明する。太陽電池10の
両端にはツェナーダイオードZDが接続され、二次電池
11の陽極と太陽電池10の陽極とを接続し、更に二次
電池11と直列にダイオードD1を接続すると共に、そ
の陰極側を太陽電池10の陰極に接続している。陽極側
電位に抵抗R4と論理回路ICのアノードとPNP接合
のトランジスタQ1のエミッタを接続し、前記抵抗R4
と直列に電極14、15、抵抗R5、抵抗R1と接続さ
れ二次電池11の陰極に接続される。前記抵抗R5と抵
抗R1との接続点が論理回路ICの第1のユニットIC
1と第2のユニットIC2の入力端子に接続され、その
出力端子はトランジスタQ1のベースに接続されてい
る。前記第2のユニットIC2のカソードは二次電池1
1の陰極に接続される。
【0034】前記トランジスタQ1のコレクタと第3の
ユニットIC3の入力端子の一方とが接続され、他方の
入力端子は抵抗R2と抵抗R3とを通じて出力端子に接
続されると共に、第4のユニットの入力端子に接続され
ている。この第4のユニットIC4の出力端子はコンデ
ンサC2を通じて抵抗R2と抵抗R3との接続点に接続
される。また、第4のユニットIC4の出力端子はPN
P接合のトランジスタQ2のベースに接続すると共に、
NPN接合のトランジスタQ3のベースにも接続され
る。このトランジスタQ2、Q3のコレクタ同志を接続
すると共に、これにコンデンサC1の陰極側が接続され
る。トランジスタQ2のエミッタは前記トランジスタQ
1のコレクタに接続され、更に、ダイオードD2のアノ
ードに接続される。ダイオードD2のカソードは前記コ
ンデンサC1の陽極側と発光ダイオード12のアノード
に接続されている。更に、発光ダイオード12のカソー
ドが前記トランジスタQ3のエミッタと二次電池11の
陰極に接続されている。
【0035】次に、上記構成を有するルアーについて、
その動作を説明する。未使用時には、ルアーの本体ケー
ス1に描画された魚の腹部側を上面にし、且つ光源に向
けて固定する。本体ケース1の腹部は透光性を有するた
めに光が透過し、太陽電池10に到達する。これにより
生じた起電力は二次電池11に供給される。このときダ
イオードD1を通じて充電回路が形成される。二次電池
11に供給される太陽電池10からの電圧が過大に上昇
すると、二次電池11の劣化を引き起こすので、太陽電
池10と並列に接続されたツェナーダイオードZDに設
定されたツェナー電圧により過大電圧は放電される。ま
た、太陽電池10が光を受けていないときには太陽電池
10の出力電圧が低下するので、ダイオードD1は二次
電池11から太陽電池10に逆充電される逆流を阻止す
る。
【0036】太陽電池10により二次電池11が充電さ
れた状態となったルアーは、ラインにつながれて水中に
投入されると、本体ケース1の側面から外部に露出する
電極14、15間が水により導通した状態となり、論理
回路ICの第1及び第2の各ユニットIC1、IC2の
入力端子の電位が高くなるので、出力端子の電位は低く
なり、その結果、トランジスタQ1のベース電流が流れ
てトランジスタQ1のエミッタ、コレクタ間はONの状
態となる。この電極14、15間が水により導通するこ
とによりトランジスタQ1をON動作させる構成によ
り、制御回路(制御手段)6が構成されている。
【0037】トランジスタQ1が0N状態となることに
より、論理回路ICの第3のユニットIC3の一方の入
力端子の電位が高くなり、出力端子の電位は低くなる。
これに連鎖して第4のユニットIC4の出力の電位が高
くなってコンデンサC2は充電を開始し、抵抗R3との
時定数で前記第3のユニットIC3の一方の入力端子の
電位が低くなる。このとき、第3及び第4の各ユニット
IC3、IC4の出力端子の電位が反転する。電位が反
転するとコンデンサC2が放電し、第3のユニットIC
3の入力端子の電位が高くなる。前記時定数によりこの
繰り返しがなされるので、第3及び第4の各ユニットI
C3、IC4及びコンデンサC2、抵抗R2、抵抗R3
により発振回路7aが構成されることになる。
【0038】この発振により、第4のユニットIC4の
出力端子の電位は高くなったり低くなったりするので、
電位が高いときにはトランジスタQ3がON状態となっ
てコンデンサC1はダイオードD2を通じて充電され
る。このとき、発光ダイオード12は二次電池11の電
圧よりその作動電圧が高いので電流が流れず点灯しな
い。逆に、第4のユニットIC4の出力端子の電位が高
くなったときには、トランジスタQ2がON状態となっ
て二次電池11の電圧にコンデンサC1に充電された電
圧が加わり、二次電池11の電圧の約2倍の電圧が発光
ダイオード12に印加されるので、発光ダイオード12
に電流が流れて点灯する。このように発振回路7aによ
る第4のユニットIC4の出力端子の電位の高低変化を
利用して二次電池11の電圧より高い作動電圧の発光ダ
イオード12を点灯させる昇圧回路7bが構成され、こ
の昇圧回路7bと前記発振回路7aとにより発光駆動回
路(発光手段)7が構成されている。
【0039】上記構成における発振回路7aのコンデン
サC2及び抵抗R3の値により決定される時定数により
発振回路7aの発振周波数を変えることができる。周波
数が高いときには連続点灯と同じような発光となり、周
波数が低いときには点滅発光となる。この点滅発光にす
ることにより、発光ダイオード12のトータル消費電流
が少なくなり、二次電池11の電池寿命、言い換えれば
放電持続時間を延ばすことができるので、二次電池11
に電池容量の小さいものを使用することができ、ルアー
の小型化が可能となる。
【0040】二次電池11は3V系のリチウム二次電池
を採用すれば、作動電圧が1.7Vの発光ダイオード1
2はそのまま接続することで点灯回路が形成できる。し
かし、3V系のリチウム二次電池は充電条件の設定が厳
しいため、充電回路が複雑になる。そこで、本実施例で
は、1.5V系のリチウム二次電池であるチタンリチウ
ムイオン二次電池を採用している。この電池の放電電圧
が低いため発光ダイオード12を点灯させることができ
ない。そこで、上記したように発光駆動回路7による発
振を利用した昇圧により発光ダイオード12の作動電圧
より低い電圧の二次電池11により発光ダイオード12
を点灯させることを実現している。また、発振周波数を
調整することにより、電池寿命が選択できるので二次電
池11も容量の小さいものが使用でき、且つ太陽電池1
0も小さくできるという効果を奏する。
【0041】また、本体ケース1の発光ダイオード12
を保持する部分を取り囲むように、リブに囲まれた収容
空間17を設け、この空間にガラスビーズ13を複数個
収納する。ガラスビーズ13は収容空間17中で移動自
在となるため、発光ダイオード12から発せられた光は
ガラスビーズ13に反射する。いろいろな角度に反射さ
れ広い角度に光を散らすことができると共に光の反射が
移動しているので魚の誘引に効果がある。発光ダイオー
ド12は図2に示すように頭部側の底部方向を臨むよう
に取り付けられているため、主として頭部側の底部方向
に光を放射するが、前記のようにガラスビーズ13で乱
反射されるため広範囲に光の散乱が生じる。しかし、本
体ケース1内に配設された基板20や太陽電池10ある
いは形成された仕切り等により本体ケース1の内部から
上方や後方に光の放散はなく、頭部側の両側部から底面
にかけた一帯で光の拡散がなされ、図1に示したように
透明樹脂で形成された本体ケース1の表面に魚の外観を
模した絵柄が施される際に、透明樹脂の透光性が残され
る発光部位Pから主としてルアーの外部に放散される。
即ち、疑似魚形状の頭部側の両側部からその底部にわた
る一帯が発光するルアーとなり、集魚効果の高い発光状
態が得られる。
【0042】尚、水の抵抗を検知する電極14、15
は、河川水や海水などの不純物の含まれた水中で使用さ
れることが非常に多い。このとき、この不純物に含まれ
る金属イオンとの反応により電極14、15の表面に絶
縁被膜が形成されやすい。このため電極14、15に
は、これらの不純物に対して安定した性能を発揮する
金、もしくは金メッキが施されものを使用した。更に、
この電極14、15の配置については、電子回路9の静
電気対策として2つの電極14、15を同一平面に配置
すると共に、できる限り近接して配置することが好まし
い。これにより電極14、15に静電気が印加された場
合でも、両電極14、15に同時に印加されることにな
り、電極14、15間に電位差が生じて電子回路9に悪
影響を与えることが防止できる。
【0043】上記実施例に示した構成のように、ルアー
の発光部位Pが疑似魚形状の頭部側の両側部からその底
部にかけた一帯となるように構成することにより、発光
ルアーによる集魚効果を向上させることができる。この
ように発光部位Pの位置を特定した他の実施形態を以下
に第2の実施例として説明する。
【0044】図4は、第2の実施例に係るルアーの外観
形状を示しており、水面で使用するホッパータイプのル
アーとして構成されている。このホッパータイプのルア
ーは、魚が口を開けたような形状に形成され、頭部に取
り付けられたアイレット金具3に接続されたラインに引
かれることにより水面から浮沈し、水音をたてて魚を誘
引する。また、図5の断面図に示すように、魚形ケース
21の内部に電池24及びこの電池24を電源として発
光する発光ダイオード25を備えた発光ルアーとして、
光による魚の誘引効果も備えている。
【0045】前記電池24及び発光ダイオード25を収
容する魚形ケース21は、透光性樹脂により疑似魚形に
形成され、図4に破線で示す頭部側の両側部からその底
部にかけての発光部位Pの透光性を残し、他の部分は魚
の外観を模した模様に塗装が施される。また、腹部の前
後にはフック5、5が吊り下げられ、このルアーに対し
て餌食行動をおこした魚を引っかけて釣り上げる。
【0046】前記魚形ケース21は、本体部22と、こ
の本体部22の内部空間が後方に開口する開口部を閉じ
る蓋体部23とを備えて構成されている。本体部22は
魚形ケース21の頭部から尾部に至る中心線で左ケース
と右ケースとに分割された左右各ケースの所定部位を中
空構造に形成し、左右各ケースの対向位置に形成された
凹凸部を嵌合させると共に、周囲の対向面間を接着して
前記開口部のみで外部に開口する密閉構造に形成され
る。ラインの接続やフック5の吊着に用いられる3か所
の前記アイレット金具3は、左右各ケースの接合時に所
定位置に形成された嵌合用の凸部を利用して取り付けら
れる。フック5は図示するように前記アイレット金具3
にスプリットリング4を介して連結され、自在揺動でき
るように取り付けられる。
【0047】前記本体部22に対して蓋体部23は本体
部22の長手方向に抜き差しする動作により着脱自在と
なるように構成され、蓋体部23を本体部22に装着し
たときには、図5に示すように、魚形ケース21内には
発光ダイオード25が収容され、電池24により点灯し
た発光ダイオード25の光は反射板31で反射されて底
部方向を照明すると共に、直接光は頭部側の両側部を照
明する。これらの照明部位は、魚の外観を模した模様に
塗装される際に魚形ケース1の透光性が残される発光部
位Pである。また、発光ダイオード25の下方空間には
ガラスビーズ32が封入され、ルアーの動きに応じて光
の散乱や振動、音を発生させる。
【0048】図6は本体部22から蓋体部23を抜き出
した状態を示しており、この蓋体部23の抜き出し動作
は、蓋体部23の上部に形成されたヒレ状の突出部位の
一部を切り欠いて形成された爪掛け部27に爪を掛けて
行うことができるので、蓋体部23の着脱はワンタッチ
で操作でき、抜き出し動作は容易である。この蓋体部2
3は、本体部22の内部空間が後方に開口する開口部2
6に挿入部28を嵌入させることにより本体部22に装
着され、装着により開口部26の端部は挿入部28の首
部に嵌め込まれたOリング33により気密構造に封じら
れると共に、このOリング33の嵌め込み位置より挿入
方向側に形成された溝34に本体部22に取り付けられ
たバネ部材35が嵌まり込んで蓋体部23の装着を保持
する。
【0049】図7に本体部22と蓋体部23との間の嵌
合構造を拡大図示しており、蓋体部23の本体部22に
挿入される挿入部28の首部には、Oリング33が嵌め
込まれるとともに、挿入方向側に前記Oリング33と平
行する円周上に溝34が形成されている。本体部22の
開口部26に蓋体部23の挿入部28を挿入すると、図
8に示すように本体部22の底部に一端側が埋設保持さ
れて片持ち支持されているバネ部材35が前記溝34に
嵌合し、蓋体部23を挿入方向に引き込むように保持す
るので、開口部26の円周方向に開口中心方向に向けて
形成されたフランジ部36に前記Oリング33が密着
し、開口部26を密閉状態に閉じると同時に蓋体部23
が本体部22に確実に保持される。
【0050】蓋体部23を本体部22から抜き出すとき
は、前記爪掛け部27に爪を掛けて抜き出し方向に加圧
すると、溝34に対するバネ部材35の嵌合が外れ、そ
のまま円滑に挿入部28が引き出され、挿入部28の中
空構造内に保持した電池24及び発光ダイオード25も
外部に引き出すことができる。電池24及び発光ダイオ
ード25は、図9に示すように発光ユニット29として
一体的に構成されており、発光ダイオード25が取り付
けられた保持部30に円柱型の電池24が着脱可能に保
持されている。
【0051】図6に示したように、蓋体部23を本体部
22から抜き出すと、発光ユニット29は本体部22内
から外部に取り出される。この発光ユニット29は挿入
部28に着脱自在に保持されており、更に、電池24は
保持部30に着脱自在に保持されているので、ルアーを
使用しない状態では、図9(a)に示すように電池24
の電極部24aを外にして保持部30に挿入しておく
と、発光ダイオード25は点灯せず、図9(b)に示す
ように電池24の電極部24aを保持部30内に向けて
挿入すると、電極部24aが発光ダイオード25に接続
されて発光ダイオード25は点灯する。このように発光
ルアーとしての点灯/消灯の切替えは電池24の抜き差
しで容易に行うことができる。従って、電池24が消耗
したときにも同様の操作によって電池交換を行うことが
できる。
【0052】この電池交換及び発光ダイオード25の点
灯/消灯の操作を行うために蓋体部23を本体部22か
ら抜き出すとき、前述したように爪掛け部27に指爪を
掛けて抜き出すので、ワンタッチの操作が可能であり、
挿入時も差し込むだけでよい。従って、大きなアクショ
ンを伴わないので、蓋体部23の着脱時にフック5に手
指を引っ掛けて傷を負うような危険性は回避される。ま
た、本実施形態の構成では、蓋体部23にフック5が取
り付けられていないので、手指をフック5に引っかける
度合いはより少なくなる。
【0053】上記構成になる発光ルアーは、図9(b)
に示したような方向に電池24を保持部30に挿入して
発光ダイオード25が点灯した状態で発光ユニット29
を蓋体部23に装着し、この蓋体部23を本体部22に
差し込むことにより発光ルアーとして用いることができ
る。発光ダイオード25の光は、反射板31で反射され
た反射光と直接光とが、ガラスビーズ32に散乱されて
塗装により透光性が残された頭部側の両側面下部から底
部にかけての発光部位Pから外部に放射される。このよ
うにルアーの両側部分が明るく光っていると、側方にい
る遠くの範囲の魚からも認知されやすく、また、このル
アーのように水面近くを移動するホッパータイプのもの
では底部の発光で下方にいる魚からも認知されやすくな
る。
【0054】魚は頭部の両側面に目がついているので、
両眼で一つのものを見るより単眼視でそれぞれに別のも
のを見ることが多く、この単眼視の状態では側方方向の
ものをはっきりとは見えないが広範囲な動きを敏感に検
索することができる。この単眼視は敵を探し餌を探す行
動視覚の状態であり、本構成の発光ルアーの光は、この
行動視覚により遠くからでも認知される。従って、発光
ルアーは通常のルアーより魚に視認される度合いが高く
なる。特に、夜明けと日暮れからの数時間の釣果が得や
すい時間帯では、通常のルアーは視認され難いが、発光
ルアーはその発光により効果的な集魚性を発揮する。
【0055】この行動視覚により捕らえたものに興味を
示すと、魚は体をその方向に向けて両眼の視野の中に入
れる形態視覚により餌と判断すると、接近して追尾を始
める。移動する発光ルアーを追尾する状態では、魚は発
光ルアーを後部から見ているので、発光ルアーの頭部側
の光は後方に弱く光っている状態になり、接近した魚に
違和感を与えるような強い光を生じない。従って、追尾
した魚は形態視覚によりはっきりと発光ルアーを視認し
ても違和感を感じず、餌食行動したときにフック5に引
っかけられて釣り上げられる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明のルアーは、電
池交換が不要な経済的に非常に効果の高いルアーを提供
できるものである。また、発光体による発光部位が魚の
行動生理にマッチしているので、広範囲に魚を誘引し、
より餌食行動を喚起しやすくなり、発光ルアーを用いた
ルアーフィッシングにおける釣果が得やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るルアーの外観形状を示す
側面図。
【図2】実施例に係るルアーの内部構成を断面で示す断
面構成図。
【図3】電子回路の構成を示す回路図。
【図4】第2の実施例に係るルアーの外観形状を示す側
面図。
【図5】第2の実施例に係るルアーの内部構成を示す断
面構成図。
【図6】蓋体部を抜き出した状態で示す断面構成図。
【図7】本体部と蓋体部との間の嵌合構造を示す部分拡
大断面図。
【図8】バネ部材の取付構造を示す図。
【図9】発光ダイオードと電池との接続状態を示すもの
で(a)は消灯時、(b)は点灯時の状態を示す側面
図。
【符号の説明】
1 本体ケース 6 制御回路(制御手段) 7 発光駆動回路(発光手段) 7a 発振回路 7b 昇圧回路 10 太陽電池 11 二次電池 12 発光ダイオード 13 ガラスビーズ 14、15 電極
フロントページの続き (72)発明者 松本 潤一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−34830(JP,A) 実開 昭60−190270(JP,U) 実開 昭56−80083(JP,U) 実開 平1−167164(JP,U) 実開 平2−9073(JP,U) 実開 昭59−145174(JP,U) 実開 昭56−136569(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 85/00 - 85/01

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する透明材質樹脂を疑似魚形
    状に形成し、魚の外観を模倣した絵柄を描画した本体ケ
    ースからなるルアーにおいて、本体ケース側面に、水の抵抗を検出する電極を設け、
    体ケース内に、発光ダイオードを具備した発光手段と、
    太陽電池と、この太陽電池により充電される二次電池
    と、前記電極が水の抵抗を検出したときに二次電池への
    充電状態及び前記発光ダイオードの点灯状態を切り換え
    る制御手段とを具備し、 前記太陽電池の受光面を本体ケース底面に臨んで配置す
    ると共に、本体ケースの底面を透光性を有する樹脂のみ
    からなる構成としたことを特徴とするルアー。
  2. 【請求項2】 発振回路と昇圧回路とが具備された請求
    項1記載のルアー。
  3. 【請求項3】 透光性を有する透明材質樹脂を疑似魚形
    状に形成し、魚の外観を模倣した絵柄を描画した本体ケ
    ースからなるルアーであって、 この本体ケース内に発光ダイオードを具備した発光手段
    と、入射された光を乱反射させるガラスビーズとを有
    し、前記本体ケースのリブからなる収容空間に複数個の
    ガラスビーズを収容し、且つ前記収容空間に臨んだ状態
    で頭部に発光ダイオードを配置し、収容空間を囲む本
    体ケースの少なくとも底部から側面下部にかけて着色を
    施さず、透光性を有する樹脂のみで形成し、発光ダイオ
    ードからの光により頭部側の両側部からその底部にかけ
    た一帯が発光するように構成したことを特徴とするルア
    ー。
  4. 【請求項4】 発光ダイオードの配設位置より頭部寄り
    に発光ダイオードからの光をケースの底部方向に反射す
    る反射面を設けた請求項3記載のルアー。
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