JP3474294B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP3474294B2
JP3474294B2 JP01584695A JP1584695A JP3474294B2 JP 3474294 B2 JP3474294 B2 JP 3474294B2 JP 01584695 A JP01584695 A JP 01584695A JP 1584695 A JP1584695 A JP 1584695A JP 3474294 B2 JP3474294 B2 JP 3474294B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所望の機能を発揮す
るため複数のマイコン等により制御される機器で構成さ
れた通信システムの給電系統における停電処理に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の概略通信システム構成図
を示す。図中、1は各機器ユニットに給電を行う給電機
器ユニット、2は給電機器ユニット1の電源、3は電力
を供給される機器ユニット、4は電力搬送可能にした通
信線を示す。この例では、通信線4に給電電力を重畳さ
せた場合を示している。停電が発生した場合、その停電
程度によっては供給の電力も低下もしくは遮断されるこ
とになり、供給されている機器ユニットは自己の瞬時停
電耐力が各々異なるため結果としてシステム動作に不具
合が発生していた。これを、正常に戻すために、従来の
システムでは、不具合であることを使用者に知らせるこ
とにより、人手によってシステムの正常復帰の作業を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
人手によるため適切な処理がされないおそれがあり、ま
た復旧までの時間がかかり、システムの維持が困難で、
信頼性が低いシステムとなるといった問題点があった。
また、各機器ユニット毎に通電前の状態を記憶する手段
を備えることによって電力復旧時に停電前の状態に戻す
ようにするものが考えられるが、システムを高価なもの
にするという問題点があった。また、特開昭61−20
2041号公報に示されるように2個の機器ユニットに
より構成されるシステムにおいて通信内容に電源がリセ
ットされたか否かの信号を常に付加するものが挙げられ
るが、システムを構成する機器ユニットの増加に伴い、
通信のトラフィックを増加させること、また、いつどの
機器からリセットが発生するか不明なその付加された信
号を処理することは、通信処理を非常に複雑にすること
になるという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、システムの構成機器の瞬時停
電耐力が異なることによるシステム動作の不具合を防
ぎ、簡易にかつ自動的にシステムを正常復帰させるシス
テム運営についての信頼性の高い通信システムを得るこ
とを目的としている。
【0005】第1の発明は、システムの構成機器の瞬時
停電耐力が異なることによるシステム動作の不具合を防
ぎ、簡易にかつ自動的にシステムを正常復帰させるシス
テム運営についての高信頼性を適切に確保できる通信シ
ステムを得ることを目的とする。
【0006】第2の発明は、システムの構成機器の瞬時
停電耐力が異なることによるシステム動作の不具合を防
ぎ、簡易にかつ自動的にシステムを正常復帰させるシス
テム運営についての高信頼性をより一層適切に確保でき
る通信システムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
給電機器ユニットに自身の電源の停電を監視する停電監
視手段を設け、任意の時間停電が発生したことを検出し
たならば、システムの初期化を司る第1の機器ユニット
に通報し、その第1の機器ユニットは、この通報により
システムの状態が異常かどうかによってシステム初期化
を決定するようにした
【0008】第2の発明においては、システム初期化を
行う機器ユニットは異常が発生している機器ユニットの
みを対象とした初期化を行うようにした。
【0009】第3の発明においては、第1の機器ユニッ
トと給電機器ユニットとを一つの機器ユニットとした。
【0010】
【作用】第1の発明においては、給電機器ユニット自身
に設けられた電源の停電を監視する停電監視手段により
任意の時間停電が発生したことを検出されると、これが
システムの初期化を司る第1の機器ユニットに通報さ
れ、その第1の機器ユニットにより、この通報後におけ
るシステムの状態が異常かどうかによってシステム初期
化が決定される。
【0011】第2の発明においては、通報を受けた機器
ユニットにより、異常が発生している機器ユニットのみ
を対象とした初期化が行われる。
【0012】第3の発明においては、第1の機器ユニッ
トと給電機器ユニットとが一つの機器ユニットとされ
る。
【0013】
【実施例】実施例1. 図1は、この発明の一実施例を示すシステム構成の概略
図である。図中、1は各機器ユニットに給電を行う給電
機器ユニット、2は給電機器ユニット1の電源、3は電
力を供給される機器ユニットであって、第1の機器ユニ
ット(以下、第1機器という)3a・第2の機器ユニッ
ト(以下、第2機器という)3b・第3の機器ユニット
(以下、第3機器という)3cから構成されている。4
は電力搬送可能にした通信線を示す。5は電源2の停電
を検出する停電監視手段、6は給電手段を示す。そし
て、停電発生時のシステム初期化処理は、第1機器3a
が司る。
【0014】また、図2に停電発生時の給電機器の概略
処理を、図3にシステム初期化を司る第1機器3aのフ
ロー図を、図4にシステムの概略通信手順を示す。図1
〜4を用いて動作を説明する。停電監視手段5により電
源2が構成する機器のうち瞬時停電耐力の最も弱い時間
Tsの停電したことを検出したならば(ステップ201
〜203)、給電手段6は第1機器3aへ瞬時停電した
旨を通報する(ステップ204)。第1機器3aは、こ
の通報を常に監視し(ステップ301)、通報があると
システムの初期化を行い瞬時停電によるシステムの不具
合や異常状態を正常に復旧させる(ステップ302)。
通報がない限りは、定常の通信処理を行う。通信の方式
には、コンテンション方式・ポーリング方式など制約は
ない。給電機器からの情報をシステム初期化を司る第1
機器3aに伝達できればよい。
【0015】実施例2. 図5は、第2の発明の一実施例を示すシステム初期化を
司る第1機器3aの概略フロー図を示す。他のシステム
構成や給電機器1の処理は、上記実施例と同一である。
図5を用いて第1機器3aの動作を説明する。給電機器
1からの瞬時停電通報を受信したのち(ステップ50
1)、システムに異常が認められた時にのみシステム初
期化処理を行い、システム正常復旧を図る。システムに
異常が認められなければ、瞬時停電の処理から抜け出し
定常の通信処理状態とする(ステップ503)。瞬時停
電発生後においてもシステムが正常であれば、それを保
持し続けるため、瞬時停電検出の時間をシステムを構成
する機器のうちの下限のものに合わせればよく、また瞬
時停電発生の度にシステム初期化を行う場合に比べ定常
のシステム運営を維持できる。
【0016】実施例3. 図6は、第3の発明の一実施例を示すシステム初期化を
司る第1機器3aの概略処理フロー図を示す。他のシス
テム構成や給電機器1の処理は、上記実施例と同一であ
る。図6を用いて第1機器3aの動作を説明する。給電
機器1からの瞬時停電発生通報を受信したのち(ステッ
プ601)、システムの状態について判別が可能となる
任意の時間Tw待ち(ステップ602)、システムに異
常が認められた時にのみシステム全体を初期化するので
はなく、不具合のある機器のみを対象に初期化処理を行
い、結果としてシステム正常化を図る(ステップ60
4)。システムに異常が認められなければ、瞬時停電時
の処理から抜け出し定常の通信処理状態とする(ステッ
プ603)。例えば、第3機器3cのみが瞬時停電時に
電源リセットがかりシステム定常動作できなくなった場
合、第1機器3aは、第3機器3cに対してのみ初期化
処理例えば機器の能力の設定や通信相手の設定などを行
うことにより、第3機器3cを定常状態に復帰させる。
この間、第2機器3bや第1機器3aは、通常の処理を
行っており、瞬時停電の影響は受けないものとすること
ができる。このように、瞬時停電発生後においても、シ
ステムが正常であれば、それを保持し続けるため、瞬時
停電検出の時間をシステムを構成する機器のうち下限の
ものに合わせればよく、また瞬時停電発生の度にシステ
ム初期化処理に比べ、定常のシステム運営を維持でき
る。更に、一部の瞬時停電耐力の弱い機器によりシステ
ム全体の初期化を行うことはなく、必要な機器のみを初
期化してシステムを復旧できるため、システム運営の信
頼性のより高い通信システムを得ることができる。
【0017】実施例4. 第4の発明の一実施例は、上記実施例の図を用いて説明
する。システムの構成は、図1における給電機器1がシ
ステム初期化を司る機器を兼ねているとする。給電機器
1は、瞬時停電を検出したならば、通報することなく、
図5や図6のステップ502やステップ602に進む処
理、すなわち上記実施例における第1機器3aと同様な
処理が行われる。全て給電機器内で瞬時停電発生時のシ
ステムの復旧処理が行われることになる。したがって、
瞬時停電発生時に通報を必要としなくなるので、その手
間が省け容易に実現でき、かつ迅速な判断処理ができ、
また通信によらないため、その情報の信頼性が高いもの
にできる。
【0018】この発明の実施例によれば、以上説明した
ように構成されているので、システムの構成機器の瞬時
停電耐力が異なることによるシステム動作の不具合を防
ぎ、停電を一箇所で管理することにより、通信システム
規模に係らず、簡易に、かつ自動的にシステムを正常復
帰させる信頼性の高い通信システムを得ることができ
る。
【0019】更に、瞬時停電発生後においても、システ
ムが正常であればそれを保持し続けるため、瞬時停電の
時間管理の設定を容易にでき、各システム運営の信頼性
の高い通信システムを得ることができる。
【0020】更に、一部の瞬時停電耐力の弱い機器でシ
ステム全体の初期化を行うことはなく、必要な機器のみ
を初期化してシステムを復旧できるため、システム運営
の信頼性のより高い通信システムを得ることができる。
【0021】更に、瞬時停電発生時に通報を必要としな
くなるので、その手間が省けかつ容易に実現でき、かつ
迅速な判断処理ができ、また通信によらないためその情
報の信頼性が高いものにできる。
【0022】
【発明の効果】第1の発明によれば、システムの構成機
器の瞬時停電耐力が異なることによるシステム動作の不
具合を防ぎ、簡易にかつ自動的にシステムを正常復帰さ
せるシステム運営についての高信頼性を適切に確保でき
る通信システムを得ることができる。
【0023】第2の発明によれば、システムの構成機器
の瞬時停電耐力が異なることによるシステム動作の不具
合を防ぎ、簡易にかつ自動的にシステムを正常復帰させ
るシステム運営についての高信頼性をより一層適切に確
保できる通信システムを得ることができる。
【0024】第3の発明によれば、システムの構成機器
の瞬時停電耐力が異なることによるシステム動作の不具
合を防ぎ、簡易にかつ自動的にシステムを正常復帰させ
るシステム運営についての高信頼性を適切に確保できる
とともに、瞬時停電時の通報の手間が省け容易に実現で
き、かつ迅速な判断処理ができる通信システムを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に示す通信システムの概
略構成図である。
【図2】 この発明の一実施例に示す給電機器の概略処
理フロー図である。
【図3】 この発明の一実施例に示すシステム初期化を
司る第1機器の概略処理フロー図である。
【図4】 この発明の一実施例に示すシステムの概略通
信手順図である。
【図5】 この発明の実施例2に示すシステム初期化を
司る第1機器の概略処理フロー図である。
【図6】 この発明の実施例3および実施例4に示すシ
ステム初期化を司る第1機器の概略フロー図である。
【図7】 従来の概略通信システム構成図である。
【符号の説明】
1 各機器に給電を行う給電機器ユニット、2 給電機
器ユニットの電源、3電力を供給される機器ユニット、
4 電力搬送を兼ねる通信線、5 停電監視手段、6
給電手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の機能を発揮するために第1の機器
    ユニットを含む複数の機器ユニットによって構成し、機
    器ユニット間の通信を行い、その構成機器ユニットの一
    つを他の機器ユニットに駆動用電力の供給を行う給電手
    段を備えた給電機器ユニットとした通信システムにおい
    て、前記給電機器ユニットに自身の電源の停電を監視す
    る停電監視手段を設け、任意の時間停電が発生したこと
    を検出したならば、システムの初期化を司る第1の機器
    ユニットに通報し、その第1の機器ユニットは、この通
    報によってシステム初期化を行うようにしたものであっ
    て、通報を受けた第1の機器ユニットは、この通報後、
    システムの状態が異常であるかどうかによってシステム
    初期化を決定するようにしたことを特徴とする通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 所望の機能を発揮するために第1の機器
    ユニットを含む複数の機器ユニットによって構成し、機
    器ユニット間の通信を行い、その構成機器ユニットの一
    つを他の機器ユニットに駆動用電力の供給を行う給電手
    段を備えた給電機器ユニットとした通信システムにおい
    て、前記給電機器ユニットに自身の電源の停電を監視す
    る停電監視手段を設け、任意の時間停電が発生したこと
    を検出したならば、システムの初期化を司る第1の機器
    ユニットに通報し、その第1の機器ユニットは、この通
    報によって複数の機器ユニットにおけるシステム初期化
    を行うようにしたものであって、停電発生により前記複
    数の機器ユニットのいずれかのみにシステム異常が生じ
    た場合に、システム異常が発生している機器ユニットの
    みを対象として初期化を行うようにしたことを特徴とす
    る通信システム。
  3. 【請求項3】 第1の機器ユニットと給電機器ユニット
    とを一つの機器ユニットとしたことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の通信システム。
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