JP3473940B2 - 横断幕用フレーム - Google Patents

横断幕用フレーム

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JP3473940B2
JP3473940B2 JP26502799A JP26502799A JP3473940B2 JP 3473940 B2 JP3473940 B2 JP 3473940B2 JP 26502799 A JP26502799 A JP 26502799A JP 26502799 A JP26502799 A JP 26502799A JP 3473940 B2 JP3473940 B2 JP 3473940B2
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善広 佐伯
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オリジン工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広告、宣伝等の
表示シートとしての横断幕を横に張るために使用する横
断幕用フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】横断幕を紐で吊り下げると、風で煽られ
て見苦しいために、矩形に枠組みしたフレームに緊張し
て張り付けられることがある。この種の横断幕用フレー
ムとしては、特開平8−44307号公報に記載された
ものを挙げることができる。
【0003】同公報に記載される横断幕用フレームに
は、フレームの各隅角に、L字形棒状体を起伏可能に軸
支し、その頂角部に掛止部を設け、横断幕の四隅には、
その掛止部に止める掛け部を設けたもので、横断幕を張
る場合には、L字形棒状体を起こして、その掛止部に横
断幕の掛け部を引っ掛け、L字形棒状体を外側へ倒すこ
とにより横断幕が緊張される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】横断幕用フレームは、
常時高所に架け止められ、張り変えの作業が不安定な箇
所で行われることが多いが、上記のような従来の横断幕
用フレームによれば、横断幕の四隅の掛け止めが高所で
は困難であり、また、L字形棒状体を張る横方向に対し
て斜めとなる45度の方向へ倒す作業となり、しかも、
上下では斜め逆方向の操作を要し、この点でも作業に困
難と危険が伴うという問題があった。
【0005】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
横断幕を止める作業を安全な地上で行うことができ、し
かも、高所での張る作業が上下共に同じ横方向の操作と
なる横断幕用フレームを提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、横断幕が矩形の枠組みの裏側に納め
て張られるように、前面壁と外側壁とからなる略L字形
断面形状の竪横フレームで枠組みがなされることによ
り、裏側に竪横フレームに沿ってその断面L字形の内角
空間が横断幕の前記納まり用として有するフレーム本体
と、その本体の裏側の左右両端部に、横断幕の端を掛け
止めやすく横方向へ開閉するようにそれぞれ取り付けら
れる左右一対のテンション枠とからなり、そのテンショ
ン枠は、横断幕を掛け止めるテンションバーの上下両端
に鞘状アームを連結することにより、竪フレームと上下
横フレームに沿って前記内角空間に納まるコ字形の枠状
であって、テンション枠を横方向へ開閉させる取付けに
ついて、上下の横フレームに鞘状アームが挿入される取
付軸を前記開閉のため反転可能に軸支し、その軸支の構
造については、上下の横フレームに基板を取り付け、基
板に取付軸の基端が回転軸で連結されている横断幕用フ
レームを構成した。
【0007】
【発明の実施の態様】横断幕用フレームを上記のように
構成したから、横断幕を張るときには、両方のテンショ
ン枠を開いた状態において、それに両端を止めてから閉
じると、両テンションバーの間が拡大することにより横
断幕が緊張する。この作業において、テンション枠を一
旦取り外してそれに横断幕を止めることもできる(請求
項3)。
【0008】この発明において、テンション枠3に横断
幕Sを止める手段は様々となるが、横断幕を確実に緊張
し得るように、いずれかの箇所にそれを弾力的に引っ張
るバネを設けることが望ましく、これには、請求項2に
記載の如く、鞘状アーム27にコイルバネ29を内装す
るとその納まりが良好である。
【0009】また、両方のテンション枠3、3の閉じに
より横断幕が左右に緊張するが、その状態を保持するた
めと、横断幕の端の納まりを良くするために、押縁片5
を設けておくことが望ましく(請求項4)、この場合、
それを付勢する板バネ6に爪10を突設してあると(請
求項5)、さらに安定した納まり状態が得られる。
【0010】また横断幕の巾方向の緊張には、上記テン
ションバーを鞘バーと挿入バーとで構成し、このテンシ
ョンバー内に組み付けたバネの弾力を調節することによ
り適宜なし得る(請求項6)。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の横断幕
用フレームによれば、テンション枠を一旦取り外すこと
により、地上で横断幕を止めることができるので、作業
が安全且つ容易となり、また、テンション枠を閉じる方
向が水平方向であり、しかも、横断幕の上下両端を同時
操作により張ることができるため、作業性が極めて良好
となるという優れた効果がある。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基いて説明
する。
【0013】図面は、一実施例を示したもので、その横
断幕用フレームは、上下の横フレーム1、1と左右の竪
フレーム2、2とによって枠組みされるフレーム本体F
と、裏側において、左右両端部にそれぞれ横方向に反転
可能に装着されるテンション枠3、3とからなり、各フ
レーム1、2には横断幕Sを止める押縁片5がこれも反
転可能に取り付けられ、それには板バネ6が付属してい
る。
【0014】各フレーム1、2は、前面壁7と外側壁8
とからなる略L字形断面形状を基本形とするもので、
側にそのL字形断面の内角空間12を有する。また、
側において、前面壁7に蟻溝9を縁寄りに設け、内角寄
りに押縁片5の軸支片11と板バネ6の掛止片13とが
突設され、さらに、端縁には蟻溝9よりも高く縁受け1
5が屈折して形成される。また、外側壁8にも蟻溝17
が設けてあって、両方の蟻溝9、17にL字形連結金具
を挿入しビス止めすることにより、フレーム1、2の枠
組みがなされる。
【0015】テンション枠3は、横断幕Sを掛け止める
テンションバー23を一辺とするコ字形の不完全な枠状
であって、上下横フレーム1、1に反転可能で且つ取外
し可能に取り付けられる。この構造については、前面壁
7の側の蟻溝9に基板21を嵌入してビス止めし、その
上下基板21、21に取付軸25、25が揺動可能に
転軸であるピン26、26で連結される。また、前記コ
字形として、竪フレーム2と上下横フレーム2、2の各
内角空間12、12、12に納まるもので、テンション
バー23の両端には、取付軸25、25が挿入される四
角断面の鞘状アーム27、27がビス止めされる。そし
て、この鞘状アーム27、27の中にコイルバネ29、
29が内装され、それが取付軸25に圧縮されると、横
断幕Sが圧縮に伴う反発力で緊張される。
【0016】横断幕Sをテンションバー23に掛け止め
ために、両端に押ネジ31、31が取り付けられ、そ
の雌ネジ33、33が鞘状アーム27、27にビス止
めされる。また、押ネジ31の先端には円形の押子35
が回転可能に取り付けられる。
【0017】押縁片5は、く字形の屈折片であって、基
端に軸支片11の上端に嵌まるビスポケット形の軸受部
35を設け、上端に板バネ6の上端が掛かる鉤形の掛止
部37を形成してある。そして、下端が前記した掛止片
13に掛かっていることにより、その板バネ6がやや弓
形に弾性変形し、その反発力により押縁片5が開閉いず
れにも付勢される。図6において、そのデッドポイント
Pの位置を示す。
【0018】横断幕Sの取付け要領については、まず、
図3に示すように、押縁片5を持ち上げて開いてから、
テンション枠3を持ち上げて傾斜状態に開き、次に、テ
ンションバー23の上に横断幕Sの端を挿入して押ネジ
31、31により両端を止める。この場合、取付軸2
5、25に組み合った状態(図3)、あるいは、図2に
示す如く、一旦外した状態のいずれにおいても、横断幕
Sの止着が可能である。
【0019】図4はその止着状態を示したもので、この
状態で左右両方のテンション枠3、3を倒すと、横断幕
Sが左右に引っ張られ、引っ張る限界に達すると、コイ
ルバネ29、29が圧縮してテンションバー23が図
5、図6に示すように、竪フレーム2の中の内角空間1
に納まり、コイルバネ29、29の反発力によって、
横断幕Sが緊張される。次に、押縁片5を倒すと、板バ
ネ6の弾力で横断幕Sの縁がテンションバー23の上に
押さえ止められると同時に、テンション枠3も反転不能
に押さえ止められる。なお、横断幕Sを取り外すときに
は、丁度、逆の操作となる。
【0020】横断幕Sは、その全周において止めてある
ことが望ましいので、上下フレーム1、1にも押縁片5
が同様に取り付けられ(図7)、テンションバー23に
相当するものとして、枕片38が接着して固定されてい
る。
【0021】図8および図9は、他の実施例を示したも
ので、この場合は、テンション枠3の巾を調整可能にす
るために、テンションバー23を鞘バー23aと挿入バ
ー23bとの組合せとなし、雌ネジ片33に側部片39
を設け、それに挿入バー23bに螺入する調節ボルト4
1を貫通し、鞘バー23aにはその調節ボルト41を軸
としてコイルバネ43が内装され、調節ボルト41の頭
部を回すことにより、巾の調整がなされるよう構成され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の横断幕用フレームの正面図である。
【図2】同横断幕用フレームにおいてこの発明の要部を
示す裏側から見た斜視図である。
【図3】同横断幕用フレームに横断幕を張る要領を示す
斜視説明図である。
【図4】同じく次の要領を示す斜視説明図である。
【図5】次の要領として横断幕を張った状態を示す斜視
説明図である。
【図6】図5のA−A線矢視の拡大断面図である。
【図7】図5のB−B線矢視の拡大断面図である。
【図8】他の実施例を示すテンション枠の平面図であ
る。
【図9】図8のC−C線矢視の断面図である。
【符号の説明】F フレーム本体 P デッドポイントの位置 S 横断幕 1 横フレーム 2 竪フレーム 3 テンション枠 5 押縁片 6 板バネ 10 爪12 内角空間 23 テンションバー23a 鞘バー 23b 挿入バー 25 取付軸 27 鞘状アーム 29 コイルバネ31 押ネジ 33 雌ネジ片 39 側部片 41 調節ボルト 43 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 17/00 G09F 15/00 A47G 1/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断幕が矩形の枠組みの裏側に納めて張
    られるように、前面壁と外側壁とからなる略L字形断面
    形状の竪横フレームで枠組みがなされることにより、裏
    側に竪横フレームに沿ってその断面L字形の内角空間が
    横断幕の前記納まり用として有するフレーム本体と、そ
    の本体の裏側の左右両端部に、横断幕の端を掛け止めや
    すく横方向へ開閉するようにそれぞれ取り付けられる左
    右一対のテンション枠とからなり、そのテンション枠
    は、横断幕を掛け止めるテンションバーの上下両端に鞘
    状アームを連結することにより、竪フレームと上下横フ
    レームに沿って前記内角空間に納まるコ字形の枠状であ
    って、テンション枠を横方向へ開閉させる取付けについ
    て、上下の横フレームに鞘状アームが挿入される取付軸
    を前記開閉のため反転可能に軸支し、その軸支の構造に
    ついては、上下の横フレームに基板を取り付け、基板に
    取付軸の基端が回転軸で連結されていることを特徴とす
    る横断幕用フレーム。
  2. 【請求項2】 取付軸に対して鞘状アームを弾力的に押
    し込め得るように、その鞘状アームにコイルバネを内装
    したことを特徴とする請求項1記載の横断幕用フレー
    ム。
  3. 【請求項3】 テンション枠が着脱自在であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の横断幕用フレーム。
  4. 【請求項4】 竪フレームに、横断幕の上からテンショ
    ンバーを押さえ止める押縁片を開閉可能に軸支し、且
    つ、デッドポイントを境に押縁片を開閉いずれにも付勢
    する板バネを装着したことを特徴とする請求項1ないし
    3記載の横断幕用フレーム。
  5. 【請求項5】 板バネの内側に横断幕を突き止める爪を
    突設したことを特徴とする請求項1ないし4記載の横断
    幕用フレーム。
  6. 【請求項6】 横断幕をテンションバーに掛け止めるた
    めに、その両端に押ネジが取り付けられ、テンション枠
    の巾を調整可能とするために、テンションバーが鞘バー
    とそれに嵌まる挿入バーとの組合せにより伸縮自在であ
    り、押ネジが螺入される雌ネジ片に側部片を設け、その
    側部片に鞘バーの中から挿入バーに螺入する調節ボルト
    を貫通して設け、鞘バーにはその調節ボルトを軸として
    鞘バーを付勢するコイルバネが内装され、調節ボルトを
    回すことにより、前記巾調整がなされ得るように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし5記載の横断
    幕用フレーム。
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