JP3473079B2 - 画像表示位置決定方法およびその装置 - Google Patents

画像表示位置決定方法およびその装置

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JP3473079B2
JP3473079B2 JP35086593A JP35086593A JP3473079B2 JP 3473079 B2 JP3473079 B2 JP 3473079B2 JP 35086593 A JP35086593 A JP 35086593A JP 35086593 A JP35086593 A JP 35086593A JP 3473079 B2 JP3473079 B2 JP 3473079B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像変形に係わり、詳
しくはアニメーション、ゲーム等で用いられるキャクラ
クター、背景データを初めとするドットで構成され、か
つ各ドット毎に表示色番号あるいはパレット番号を持つ
ようないわゆるビット配列形式の画像データの変形に際
して、画像データの大きさ、およびその位置が変化した
時の画像データの位置を検出し、表示位置を決定する画
像表示位置決定方法およびその方法を実現する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、アニメーション、ゲーム等ではビ
ット配列形式の画像データを用いることが多く、この画
像データによりキャラクターや背景データを表示してい
る。これら、アニメーション、ゲーム等で、キャラクタ
または背景に動きを与えたり、その形を変える時には、
そのキャラクタまたは背景の一部分を構成する構成パー
ツ(例えば、キャラクタの目、口等)ごとに画像データ
を変形させていた。
【0003】
【発明を解決するための課題】ところで、従来の画像変
形方法では、キャラクタや背景を移動もしくは変形した
際に、移動後もしくは変形後の画像データの位置検出を
行っていなかった。画像データは、移動もしくは変形に
伴ってその位置が変わる可能性がある。したがって、構
成パーツを変形していった時に、予期せぬ位置に表示さ
れるという不具合が生じていた。また、予期せぬ位置に
表示されないようにするために、構成パーツの変形の範
囲を限定すると、変形できる範囲が限られ、変形の機能
を極限まで利用することが難しいという欠点があった。
【0004】そこで本発明は、画像データを移動、もし
くは変形する際に、構成パーツが予期せぬ位置に表示さ
れることなく、また、表示位置に拘束されずに、変形の
機能を極限まで利用できる画像表示位置決定方法および
その装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明による画像表示位置決定方法
は、変形対象となる画像データを表示し得る矩形形状の
表示可能領域を設定し、前記画像データの変形が行われ
る度に、変形後の画像データの大きさを表すために前記
変形後の画像データを全て含む最小の矩形よりも小さい
矩形形状の判定領域を作成し、前記判定領域が前記表示
可能領域内に入るように前記画像データの表示位置を決
定することを特徴とする。また好ましい態様として、例
えば請求項2記載のように、前記判定領域は、対角の4
点のXY座標によって表わすようにしてもよい。請求項
3記載の発明による画像表示位置決定方法は、移動対象
となる画像データを表示し得る矩形形状の表示可能領域
を設定し、前記画像データの移動が行われる度に、移動
後の画像データの大きさを表すために前記変形後の画像
データを全て含む最小の矩形よりも小さい矩形形状の判
定領域を作成し、前記判定領域が前記表示可能領域内に
入るように前記画像データの表示位置を決定することを
特徴とする。また好ましい態様として、例えば請求項4
記載のように、前記判定領域は、対角の4点のXY座標
によって表わすようにしてもよい。
【0006】請求項5記載の発明による画像表示位置決
定方法は、変形対象となるビット配列形式の画像データ
を表示し得る表示可能領域を設定し、当該変形対象とな
る画像データを複数の小多角形に分割し、この各小多角
形を所定の変形処理に従って異なる小多角形に変形する
データに基づいて、前記分割された各小多角形を異なる
小多角形に変形する多角形分割変形法を用いて変形を行
い、前記画像データの変形が行われる度に、変形後の画
像データの大きさを表す判定領域を作成し、前記判定領
域が前記表示可能領域内に入るように前記画像データの
表示位置を決定することを特徴とする。
【0007】請求項6記載の発明による画像表示位置決
定装置は、画像を構成する複数の構成パーツのうち、変
形対象となる構成パーツを選択する構成パーツ選択手段
と、変形対象となる構成パーツを表示し得る表示可能領
域を設定する表示可能領域設定手段と、所定の変形処理
に従って前記構成パーツを変形する変形手段と、前記変
形手段によって前記構成パーツが変形される度に、変形
後の構成パーツの大きさを表す判定領域を作成する判定
領域作成手段と、前記変形手段によって前記構成パーツ
が変形される度に、前記判定領域作成手段によって作成
された判定領域が前記表示可能領域内に入るように前記
構成パーツの表示位置を決定する画像位置決定手段とを
具備することを特徴とする。例えば請求項7記載のよう
に、前記構成パーツ選択手段によって選択された構成パ
ーツに対する移動、および移動方向を指示する移動指示
手段を備えるようにしてもよい。また、例えば請求項8
記載のように、前記構成パーツ選択手段によって選択さ
れた構成パーツに対する変形を指示する変形指示手段を
備えるようにしてもよい。
【0008】請求項9記載の発明による画像表示位置決
定装置は、変形対象となるビット配列形式の画像データ
を表示し得る表示可能領域を設定する表示可能領域設定
手段と、前記ビット配列形式の画像データを有する変形
対象を、複数の小多角形に分割し、この各小多角形を所
定の変形処理に従って異なる小多角形に変形するデータ
に基づいて、前記分割された各小多角形を異なる小多角
形に変形する変形手段と、前記変形手段によって前記画
像データが変形される度に、変形後の画像データの大き
さを表す判定領域を作成する判定領域作成手段と、前記
変形手段によって前記画像データが変形される度に、前
記判定領域作成手段によって作成された判定領域が前記
表示可能領域内に入るように前記画像データの表示位置
を決定する画像位置決定手段とを具備することを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明では、まず、変形対象となる画像データ
を表示し得る矩形形状の表示可能領域を設定し、上記画
像データの変形が行われる度に、変形後の画像データの
大きさを表すために前記変形後の画像データを全て含む
最小の矩形よりも小さい矩形形状の判定領域を作成し、
判定領域が上記表示可能領域内に入るように変形後の画
像データの表示位置を決定する。したがって、変形後の
画像データは、表示可能領域に表示されるため、画像デ
ータが予期せぬ位置に表示される等の不具合が生じなく
なる。また、始めから画像データの変形の範囲を限定す
ることなく、変形した後にその画像データの表示位置を
検出して補正するので、変形の機能を極限まで利用する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。本発明の原理説明 まず、本発明の原理から説明する。図1は構成パーツの
変形を行った時に、その表示位置を検出する表示位置検
出方法の原理を示す図である。図1(a)は変形後の画
像データを示し、特にビット配列形式の画像データで、
「目」の画像(絵)Aを有している。また、実線Bは顔
などの輪郭線であり、変形された画像データは、破線C
で示す矩形の表示範囲内で表示可能となっている。ま
ず、表示範囲左上座標(△印)8と表示範囲右下座標
(▲印)9とによって、構成パーツを表示し得る表示範
囲を設定する。なお、構成パーツの元画像データは、図
1(b)に示すように矩形であり、説明を簡単にするた
めに、変形によって任意の四角形に変形されるものとす
る。また、図1(b)において、構成パーツの左上の頂
点A’(○印)は、表示面(ディスプレイ)に表示され
る際、その構成パーツの位置を表す点であり、基準点と
呼ぶことにする。
【0011】図1(c)に示すように、上記構成パーツ
が変形されると、該構成パーツの点A’、点B’、点
C’、点D’は、それぞれ任意の位置に移動する。この
時、4点がすべて含まれるような矩形Dを決めて、矩形
Dの表示面での位置を表すために、最小X座標12、最
大X座標14、最小Y座標16、最大Y座標18を算出
する。例えば、図示のような変形を行った場合には、点
A’のX座標が最小X座標12となり、点D’のX座標
が最大X座標14、点A’のY座標が最小Y座標16、
そして、点C’のY座標が最大Y座標18になる。
【0012】次に、図1(a)に示す表示範囲左上座標
8(X座標8x,Y座標8y)および表示範囲右下座標
9(X座標9x,Y座標9y)と、最小X座標12、最
大X座標14、最小Y座標16、および最大Y座標18
とを比較して、変形後の構成パーツが上述した矩形Cの
表示範囲からはみ出さないように、構成パーツの表示位
置を決定する。このように、構成パーツを表示可能な範
囲を設定すると共に、構成パーツの変形が行われた時
に、変形後の画像データのX座標、Y座標の最少値、最
大値を算出し、構成パーツが表示可能範囲Cの中に入っ
ていない場合には、範囲内に入るように構成パーツの表
示位置を変更する。したがって、構成パーツが予期せぬ
位置に表示されることがない。また、表示位置に拘束さ
れずに、変形の機能を極限まで利用できる。
【0013】次に、上記原理に基づく本発明の具体的な
実施例について説明する。画像位置決定装置の構成 図2は本発明に係る画像位置決定方法を実現する画像位
置決定装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
図2において、画像位置決定装置は、大きく分けて、C
PU31、入力操作子32、記憶装置33、画像信号発
生回路(VideoDisplay Prosseser:以下VDPという)
34、VRAM35およびTVディスプレイ36によっ
て構成される。
【0014】CPU31は装置全体を制御するもので、
入力操作子32の変形スイッチ(後述)が押されたこと
を検知し、その指令情報に対応すべく内部のメモリに格
納されている制御プログラムに基づいて、記憶装置33
に記憶されている該当する構成パーツの画像データを読
み出して変形すると共に、変形後の画像データが含まれ
る矩形Dの座標を算出して、該矩形Dが表示可能範囲C
に入っているか否かを判別し、表示可能範囲Cに入って
いなければ、表示可能範囲Cに入るように、構成パーツ
の表示位置を変更した後、VDP34に画像データを出
力する。また、CPU31は内部レジスタ(格納手段)
31aを有しており、内部レジスタ31aには後述の図
4に示すような構成パーツの各点の座標や、現在選択さ
れている構成パーツの番号を示す選択中パーツ番号が格
納されるようになっている。
【0015】入力操作子32は、オペレータによって操
作されるものであり、変形対象となる構成パーツを選択
するパーツ選択スイッチ32a(構成パーツ選択手
段)、選択された構成パーツの変形を指示する変形スイ
ッチ32b(変形指示手段)、選択された構成パーツの
移動を指示する移動スイッチ32c(移動指示手段)を
有している。なお、各スイッチ32a〜32cは、単独
操作のプッシュスイッチでもよいし、あるいは複数のス
イッチからなるスイッチボード、キーボード等でもよ
い。また、入力操作子32としてスイッチボード等の他
に、マウス、トラックボール等を用いてもよい。
【0016】記憶装置(記憶手段)33には、各構成パ
ーツごとに、元となる画像データと、構成パーツに関す
るデータが記憶されている。図3は該記憶装置に記憶さ
れている各構成パーツのデータを説明するための図であ
る。記憶装置33には、図3に示すように、各構成パー
ツごとに、画像データ、画像データのX方向のピクセル
数を示すX方向ピクセル数、Y方向のピクセル数を示す
Y方向ピクセル数、構成パーツの表示可能範囲を示す
(表示面での座標である)表示範囲左上X座標、表示範
囲左上Y座標、表示範囲右下X座標、表示範囲右下Y座
標、初期状態における各構成パーツの表示面での表示位
置を示す初期配置X座標、初期配置Y座標から構成され
る。図3では、例えば、構成パーツとして、左目、右
目、および口が示されている。
【0017】VDP34はCPU31から与えられた変
形前のビット配列形式の画像データや変形後のビット配
列形式の画像データをVRAM34に書き込む。VRA
M34としては、例えば半導体メモリが用いられ、表示
する画像を1画面単位で記憶する。VRAM34に書き
込まれた画像データはTVディスプレイ(表示手段)3
6によって表示される。上記CPU31は、表示可能領
域設定手段、変形手段、判定領域作成手段、画像位置決
定手段を構成するとともに、さらに演算手段を構成す
る。
【0018】次に、図4は、上述したCPU31の内部
レジスタ31aに記憶される座標データを説明するため
の図である。図4において、内部レジスタ31aには、
各構成パーツごとに、表示面での構成パーツの位置を表
す点である基準点A’のX座標、基準点A’のY座標、
構成パーツのその他の頂点の基準点A’からの相対位置
として、点B’の相対X座標、点B’の相対Y座標、点
C’の相対X座標、点C’の相対Y座標、点D’の相対
X座標、点D’の相対Y座標、および変形後の構成パー
ツが含まれる矩形の表示面での位置を表す最小X座標、
最大X座標、最小Y座標、最大Y座標が格納されてい
る。また、各構成パーツには、各々を識別するためのパ
ーツ番号が付けられている。さらに、内部レジスタ31
aには、現在選択中の構成パーツを記憶しておく、選択
中パーツ番号が格納されており、該選択中パーツ番号に
対応する構成パーツに対して、変形や移動が行われるよ
うになっている。
【0019】次に、作用を説明する。イニシャル処理 図5は、電源オンまたはリセットされた時のイニシャル
処理を示すフローチャートである。電源が投入またはリ
セットされ、このプログラムがスタートすると、まず、
ステップS10において、各構成パーツごとに、記憶装
置33から初期配置X座標および初期配置Y座標を読み
出し、CPU31の内部レジスタ31aの基準点A’の
X座標、Y座標に代入する。次に、ステップS12で、
CPU31の内部レジスタ31aの点B’の相対X座標
に[0]を代入するとともに、記憶装置33から読み出
したY方向ピクセル数を、同内部レジスタ31aの相対
Y座標に代入して初期化する。次に、ステップS14で
は、記憶装置33から読み出したX方向ピクセル数を内
部レジスタ31aの点C’の相対X座標に代入するとと
もに、記憶装置33から読み出したY方向ピクセル数を
内部レジスタ31aの相対Y座標に代入して初期化す
る。そして、ステップS16においては、記憶装置33
から読み出したX方向ピクセル数を、内部レジスタ31
aの点D’の相対X座標に代入し、同内部レジスタ31
aの相対Y座標に[0]を代入して初期化する。このよ
うに、ステップS10〜S16では、各パーツごとに、
基準点A’のX座標およびY座標に、各々、記憶装置3
3に格納されている初期配置X座標および初期配置Y座
標を代入するとともに、点B’、点C’、および点D’
の相対X,Y座標に、[0]もしくは記憶装置33に格
納されているX,Y方向のピクセル数を代入する。この
状態における構成パーツは、図1(b)に示す矩形状の
画像となる。
【0020】次に、ステップS18で、各構成パーツご
とに、内部レジスタ31aの最小X座標12に基準点
A’のX座標を代入して初期化する。次に、ステップS
20では、各構成パーツごとに、内部レジスタ31aの
最大X座標14に、基準点A’のX座標+X方向ピクセ
ル数を代入して初期化する。そして、ステップS22に
おいては、各構成パーツごとに、最小Y座標16に、基
準点A’のY座標を代入して初期化する。さらに、ステ
ップS24で、最大Y座標18に、基準点A’のY座標
+Y方向ピクセル数を代入して初期化する。このように
して、ステップS18〜S24では、図1(b)に示す
構成パーツの画像と、該構成パーツの点A’、点B’、
点C’、点D’の4点がすべて含まれる矩形D(図1
(b)参照)とを一致させる。そして、ステップS26
で、後述する選択中パーツの判定表示処理によって、構
成パーツを表示する。次いで、ステップS28におい
て、内部レジスタ31aに格納したすべての構成パーツ
を表示したか否かを判別し、NOであればステップS2
6に戻って同様の処理を繰り返す。そして、すべての構
成パーツに対する判定表示処理が終了し、ディスプレイ
36に全構成パーツが表示されると、ステップS28か
らYESに抜けて本ルーチンを終了する。
【0021】メインルーチン 次に、図6はメインプログラムを示すフローチャートで
ある。このプログラムがスタートすると、まず、ステッ
プS30でキー情報取り込み処理を行う。これは、入力
操作子32における各スイッチ32a〜32cの操作情
報を入力するものである。次いで、ステップS32で変
形スイッチ32bが押されたか否かを判別し、変形スイ
ッチ32bが押されていなければ、NOに抜けてステッ
プS34へ進む。ステップS34では、移動スイッチ3
2cが押されたか否かを判別し、移動スイッチ32cが
押されていなければ、NOに抜けてステップS36へ進
む。ステップS36では、選択スイッチ32aが押され
たか否かを判別し、選択スイッチ32aが押されていな
ければ、NOに抜けて当該ルーチンを終了し、次回のル
ーチンで再びステップS30以降を実行する。
【0022】まず、選択スイッチ32aが押された場合
には、ステップS36からYESに抜けてステップS3
8へ進む。ステップS38では、CPU31の内部レジ
スタ31aに格納している選択中パーツ番号を変更した
後、当該ルーチンを終了する。この処理により、これ以
降における変形処理、もしくは移動処理は、上記選択ス
イッチ32aによって選択されたパーツ番号の構成パー
ツに対して行われる。次に、移動スイッチ32cが押さ
れた場合には、ステップS34からYESに抜けてステ
ップS40へ進む。ステップS40では、操作された移
動スイッチ32cの方向(図2参照)に応じて、先のス
テップS38で選択した選択中パーツ番号に対応する構
成パーツの基準点A’のX座標およびY座標を変更す
る。この場合、移動だけなので、点B’、点C’、点
D’の各々の基準点A’に対する相対X座標、相対Y座
標は変わらない。
【0023】次に、ステップS42では、同選択中パー
ツ番号に対応する構成パーツの基準点A’のX座標と、
点B’、点C’、点D’の相対X座標とから、最小X座
標12、最大X座標14を算出する。そして、ステップ
S44では、同選択中パーツ番号の構成パーツの基準点
A’のY座標と、点B’、点C’、点D’の相対Y座標
とから、最小Y座標16、最大Y座標18を算出する。
このように、ステップS42およびS44においては、
選択中パーツ番号に対応する構成パーツの移動後におけ
る最小X座標12、最大X座標14、最小Y座標16、
および最大Y座標18が得られる。次に、ステップS4
6において、最小X座標12、最大X座標14、最小Y
座標16、最大Y座標18に基づいて、後述する選択中
パーツの判定表示処理を実行して、表示位置を判別して
表示する。構成パーツを移動することによって、図1
(a)に示す表示可能範囲Cをはみ出る可能性がある。
そこで、ステップS42およびS43において、移動後
の構成パーツの最小X座標12、最大X座標14、最小
Y座標16、および最大Y座標18を算出し、後述する
判定表示処理によって、該構成パーツが表示可能範囲C
に入っているか、あるいははみ出しているかを判別し、
はみ出している場合には、はみ出した点の座標を変更し
て表示する。なお、判定表示処理の詳細について後述す
る。
【0024】次に、変形スイッチ32bが押された場合
には、ステップS32からYESに抜けてステップS4
8へ進む。ステップS48では、選択中パーツ番号に対
応する構成パーツの基準点A’の座標が変わらないよう
に、変形処理を行って画像データを変形する。図形の変
形処理には、周知の方法を用いてもよいし、後述する多
角形分割変形法を用いてもよい。次に、ステップS50
では、上記変形処理に伴い、選択中パーツ番号に対応す
る構成パーツの点B’の相対X座標および相対Y座標を
変更する。また、ステップS52では、選択中パーツ番
号に対応する構成パーツの点C’の相対X座標および相
対Y座標を変更する。さらに、ステップS54で、選択
中パーツ番号に対応する構成パーツの点D’の相対X座
標および相対Y座標を変更する。
【0025】次に、前述したステップS42へ進み、基
準点A’のX座標と、点B’、点C’、および点D’の
相対X座標とから、最小X座標12および最大X座標1
4を算出し、ステップS44で、基準点A’のY座標
と、点B’、点C’、および点D’の相対Y座標とか
ら、最小Y座標16および最大Y座標18を算出する。
そして、最後にステップS46で、上記最小X座標1
2、最大X座標14、最小Y座標16、最大Y座標18
に基づいて、後述する選択中パーツの判定表示処理を実
行して、表示位置を判別して表示する。
【0026】判定表示処理 次に、図7はイニシャル処理のステップS26、および
メインルーチンのステップS46における判定表示処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。この処理
は、前述した通り、構成パーツを移動もしくは変形した
際に、該構成パーツが表示可能範囲C(図1(a)参
照)に入っているか、はみ出したかを判別するととも
に、はみ出した場合には、構成パーツの該当点の座標を
変更して、表示可能範囲C内で表示するためのルーチン
である。
【0027】このサブルーチンを実行すると、まず、ス
テップ60で、CPU31の内部レジスタ31aの選択
中パーツ番号に示される構成パーツの最小X座標12が
図1(a)に示す表示範囲左上X座標8x以上であるか
否かを判別し、最小X座標12が表示範囲左上X座標8
xより小さければ、すなわち表示可能範囲Cからはみ出
していれば、NOに抜けてステップS62へ進む。ステ
ップS62では、最小X座標12が表示範囲左上X座標
8xに等しくなるように、内部レジスタ31aにおける
基準点A’のX座標を変更し、ステップS64へ進む。
一方、構成パーツの最小X座標12が表示範囲左上X座
標8x以上であれば、すなわち表示可能範囲C内に入っ
ていれば、ステップS60からYESに抜けてそのまま
ステップS64へ進む。
【0028】次に、ステップS64では、選択中パーツ
番号に示される構成パーツの最大X座標14が表示範囲
右下X座標9x以下であるか否かを判別し、最大X座標
14が表示範囲右下X座標9xより大きければ、すなわ
ち表示可能範囲Cからはみ出していれば、NOに抜けて
ステップS66へ進む。ステップS66では、最大X座
標14が表示範囲右下X座標9xに等しくなるように、
内部レジスタ31aにおける基準点A’のX座標を変更
し、ステップS68へ進む。一方、構成パーツの最大X
座標14が表示範囲右下X座標9x以下であれば、すな
わち表示可能範囲C内に入っていれば、ステップS64
からYESに抜けてそのままステップS68へ進む。
【0029】次に、ステップS68では、選択中パーツ
番号に示される構成パーツの最小Y座標16が表示範囲
左上Y座標8y以上であるか否かを判別し、最小Y座標
16が表示範囲左上Y座標8yより小さければ、すなわ
ち表示可能範囲Cからはみ出していれば、NOに抜けて
ステップS70へ進む。ステップS70では、最小Y座
標16が表示範囲左上Y座標8yに等しくなるように、
内部レジスタ31aにおける基準点A’のY座標を変更
し、ステップS72へ進む。一方、構成パーツの最小Y
座標16が表示範囲左上Y座標8y以上であれば、すな
わち表示可能範囲C内に入っていれば、ステップS68
からYESに抜けてそのままステップS72へ進む。
【0030】ステップS72では、選択中パーツ番号に
示される構成パーツの最大Y座標18が表示範囲右下Y
座標9y以下であるか否かを判別し、最大Y座標18が
表示範囲右下Y座標9yより大きければ、すなわち表示
可能範囲Cからはみ出していれば、NOに抜けてステッ
プS74へ進む。ステップS74では、最大Y座標18
が表示範囲右下Y座標9yに等しくなるように、内部レ
ジスタ31aにおける基準点A’のY座標を変更し、ス
テップS76へ進む。一方、構成パーツの最大Y座標1
8が表示範囲右下Y座標9y以下であれば、すなわち表
示可能範囲C内に入っていれば、ステップS72からY
ESに抜けてそのままステップS76へ進む。
【0031】このように、構成パーツの最小X座標1
2、最大X座標14、最小Y座標16、および最大Y座
標18と、表示範囲左上X座標8x、表示範囲左上Y座
標8y、表示範囲右下X座標9x、および表示範囲右下
Y座標9yとを比較して、構成パーツが表示可能範囲C
からはみ出していれば、基準点A’のX座標またはY座
標を、表示可能な最大値である表示範囲座標に変更す
る。そして、ステップS76において、ディスプレイ3
6の表示面における基準点A’の座標の位置に、画像デ
ータが表示されるようにVDP34に画像データを送出
する。これにより、VRAM34に書き込まれた画像デ
ータがTVディスプレイ36によって表示される。
【0032】このように、本実施例の画像表示位置決定
方法によれば、アニメーション、ゲーム等で、キャラク
タまたは背景の一部分を構成するパーツ(例えば、キャ
ラクタの目、口等)を変形して、キャラクタや背景を作
成する時に、構成パーツが予期せぬ位置に表示される等
の不具合が生じないという効果を得ることができる。
【0033】以上、構成パーツを移動もしくは変形を行
った時に、その表示位置を検出する方法の例として、矩
形から任意の四角形への変形を用いた場合を説明した。
しかし、実際には任意の変形に対して、本実施例による
表示位置検出方法が適用できる。図8は、図形データの
変形方法として、多角形分割変形法を用いた場合の例を
示す図である。この多角形分割変形法では、構成パーツ
の図形データを小矩形に分割し、各小矩形に対して変形
を行う。図8(a)では、図形データは、予め、縦4分
割、横6分割の合計24個の小矩形(1)、(2)、(3)、・
・・・、(23)、(24)に分割される。図形データの移動、
もしくは変形は、上記小矩形(1)、(2)、(3)、・・・
・、(24)の各々に対して行われ、図8(b)に示すよう
に、小矩形(1)’、(2)’、(3)’、・・・・(23)’、(2
4)’となる。この場合、図8(b)に示すように、×印
で示す各格子点がすべて含まれるような矩形Eを算出
し、矩形Eの上下左右枠から、最小X座標12、最大X
座標14、最小Y座標16、および最大Y座標18を求
めればよい。この例のような変形を行った場合、△印で
示す格子点のX座標が最小X座標12、▲印で示す格子
点のX座標が最大X座標14、□印で示す格子点のY座
標が最小Y座標16、■印で示す格子点のY座標が最大
Y座標18になる。このように、多角形分割変形法等の
複雑な変形を用いても、その表示位置を的確に検出する
ことができるため、変化に富んだアニメーション、ゲー
ム等のキャラクタであっても、不具合なく作成すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、変形対象となる画像デ
ータを表示し得る矩形形状の表示可能領域を設定し、上
記画像データの変形が行われる度に、変形後の画像デー
タの大きさを表すために前記変形後の画像データを全て
含む最小の矩形よりも小さい矩形形状の判定領域を作成
し、判定領域が上記表示可能領域内に入るように変形後
の画像データの表示位置を決定するようにしているの
で、変形後の画像データが予期せぬ位置に表示されると
いう不具合が生じない。また、始めから構成パーツの変
形の範囲を限定することなく、変形した後にその構成パ
ーツの表示位置を検出して補正しているので、変形の機
能を極限まで利用することができる。さらに、多角形分
割変形法等の複雑な変形を用いても、その表示位置を的
確に検出することができ、不具合なくかつ変化に富んだ
アニメーション、ゲーム等のキャラクタを作成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示位置決定方法の原理を説
明する図である。
【図2】本発明に係る画像表示位置決定方法を実現する
画像表意位置決定装置の一実施例の構成を示すブロック
図である。
【図3】同実施例の記憶装置に記憶されている各構成パ
ーツのデータを説明するための図である。
【図4】同実施例のCPUの内部レジスタに記憶される
座標データを説明するための図である。
【図5】同実施例のイニシャル処理を示すフローチャー
トである。
【図6】同実施例のメインプログラムを示すフローチャ
ートである。
【図7】同実施例の判定表示処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図8】同実施例の画像の変形例を示す図である。
【符号の説明】
31 CPU(表示可能領域設定手段、変形手段、判定
領域作成手段、画像位置決定手段、演算手段) 31a 内部レジスタ(格納手段) 32 入力操作子 32a 構成パーツ選択スイッチ(構成パーツ選択手
段) 32b 変形スイッチ(変形指示手段) 32c 移動スイッチ(移動指示手段) 33 記憶装置(記憶手段) 34 VDP 35 VRAM 36 TVディスプレイ C 表示可能範囲(表示可能領域) D,E 矩形(判定領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−122773(JP,A) 特開 平2−103097(JP,A) 特開 昭63−24449(JP,A) 特開 昭60−237530(JP,A) 特開 平4−137074(JP,A) 特開 平5−298291(JP,A) 特開 平4−303267(JP,A) 特開 昭62−8276(JP,A) 特開 平5−266168(JP,A) 実開 平4−27494(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06T 13/00 A63F 13/00 G09G 5/00 - 5/40 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形対象となる画像データを表示し得る
    矩形形状の表示可能領域を設定し、 前記画像データの変形が行われる度に、変形後の画像デ
    ータの大きさを表すために前記変形後の画像データを全
    て含む最小の矩形よりも小さい矩形形状の判定領域を作
    成し、 前記判定領域が前記表示可能領域内に入るように前記画
    像データの表示位置を決定することを特徴とする画像表
    示位置決定方法。
  2. 【請求項2】 前記判定領域は、対角の4点のXY座標
    によって表わすことを特徴とする請求項1記載の画像表
    示決定方法。
  3. 【請求項3】 移動対象となる画像データを表示し得る
    矩形形状の表示可能領域を設定し、 前記画像データの移動が行われる度に、移動後の画像デ
    ータの大きさを表すために前記変形後の画像データを全
    て含む最小の矩形よりも小さい矩形形状の判定領域を作
    成し、 前記判定領域が前記表示可能領域内に入るように前記画
    像データの表示位置を決定することを特徴とする 画像表
    示位置決定方法。
  4. 【請求項4】 前記判定領域は、対角の4点のXY座標
    によって表わすことを特徴とする請求項3記載の画像表
    示決定方法。
  5. 【請求項5】 変形対象となるビット配列形式の画像デ
    ータを表示し得る表示可能領域を設定し、 当該変形対象となる画像データを複数の小多角形に分割
    し、この各小多角形を所定の変形処理に従って異なる小
    多角形に変形するデータに基づいて、前記分割された各
    小多角形を異なる小多角形に変形する多角形分割変形法
    を用いて変形を行い、 前記画像データの変形が行われる度に、変形後の画像デ
    ータの大きさを表す判定領域を作成し、 前記判定領域が前記表示可能領域内に入るように前記画
    像データの表示位置を決定することを特徴とする 画像表
    示位置決定方法。
  6. 【請求項6】 画像を構成する複数の構成パーツのう
    ち、変形対象となる構成パーツを選択する構成パーツ選
    択手段と、 変形対象となる構成パーツを表示し得る表示可能領域を
    設定する表示可能領域設定手段と、 所定の変形処理に従って前記構成パーツを変形する変形
    手段と、 前記変形手段によって前記構成パーツが変形される度
    に、変形後の構成パーツの大きさを表す判定領域を作成
    する判定領域作成手段と、 前記変形手段によって前記構成パーツが変形される度
    に、前記判定領域作成手段によって作成された判定領域
    が前記表示可能領域内に入るように前記構成パーツの表
    示位置を決定する画像位置決定手段と を具備することを特徴とする画像表示位置決定装置。
  7. 【請求項7】 前記構成パーツ選択手段によって選択さ
    れた構成パーツに対する移動、および移動方向を指示す
    る移動指示手段を備えることを特徴とする請求項6記載
    の画像表示位置決定装置。
  8. 【請求項8】 前記構成パーツ選択手段によって選択さ
    れた構成パーツに対する変形を指示する変形指示手段を
    備えることを特徴とする請求項6記載の画像表示位置決
    定装置。
  9. 【請求項9】 変形対象となるビット配列形式の画像デ
    ータを表示し得る表示可能領域を設定する表示可能領域
    設定手段と、前記ビット配列形式の画像データを有する変形対象を、
    複数の小多角形に分割し、この各小多角形を所定の変形
    処理に従って異なる小多角形に変形するデータに基づい
    て、前記分割された各小多角形を異なる小多角形に 変形
    する変形手段と、 前記変形手段によって前記画像データが変形される度
    に、変形後の画像データの大きさを表す判定領域を作成
    する判定領域作成手段と、 前記変形手段によって前記画像データが変形される度
    に、前記判定領域作成手段によって作成された判定領域
    が前記表示可能領域内に入るように前記画像データの表
    示位置を決定する画像位置決定手段と を具備することを特徴とする画像表示位置決定装置。
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