JP3472545B2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP3472545B2
JP3472545B2 JP2000310336A JP2000310336A JP3472545B2 JP 3472545 B2 JP3472545 B2 JP 3472545B2 JP 2000310336 A JP2000310336 A JP 2000310336A JP 2000310336 A JP2000310336 A JP 2000310336A JP 3472545 B2 JP3472545 B2 JP 3472545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば食卓用容
器として使用される醤油差しやソース差しに適用するこ
とができるものであり、倒しても内側に収容する液体が
こぼれず、液体中に溶解している物質が析出して注ぎ口
を詰まらせることがない容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の醤油差しの一例を図7の拡大図を
参照して説明する。図7に示すように、この醤油差し1
は、醤油2を収容するためのカップ状の容器本体3と、
この容器本体3の上側開口部を閉じるための容器蓋4
と、を備えている。容器蓋4は、注ぎ口5と空気取り入
れ口6を設けてある。注ぎ口5は、短円筒形の筒状体7
により形成してある。この筒状体7は、略水平に配置さ
れた状態で基端部が容器蓋4の側壁に結合しており、こ
の筒状体7の内孔の注ぎ流路7aが容器本体3の内側空
洞部と連通している。空気取り入れ口6は、容器蓋4の
側壁の注ぎ口5と反対側の箇所に小孔として設けてあ
る。
【0003】この醤油差し1に収容されている醤油2を
料理に注ぐときは、従来公知の通り、この醤油差し1を
手で持ち上げて、そして注ぎ口5が下に向くように傾け
ることにより醤油2を注ぎ口5から流出させて料理に注
げばよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す従
来の醤油差し1では、注ぎ口5及び空気取り入れ口6
が、常時開放した状態であるので、注ぎ口5及び空気取
り入れ口6内に付着する醤油2の水分が乾燥し、この乾
燥により、醤油2に含まれている塩分等が固体となって
析出し、この析出した塩分等が注ぎ口5及び空気取り入
れ口6を塞ぐことがある。このように、注ぎ口5及び空
気取り入れ口6が塞がると、醤油2を注ぎ口5から良好
に流出させることができないという問題がある。そし
て、注ぎ口5及び空気取り入れ口6が常時開放した状態
であるので、この醤油差し1を転倒させた場合に、醤油
差し1内の醤油2がこれら注ぎ口5及び空気取り入れ口
6からこぼれ出るという問題がある。
【0005】また、醤油差し1をテーブル(水平台)上
に載置した状態で、注ぎ口5を形成する筒状体7の流路
底7bは、略水平な状態となっているので、この醤油差
し1を傾斜させて内側に収容されている醤油2を注ぎ口
5から流出させた後にこの醤油差し1を水平なテーブル
上に載置すると、注ぎ流路7a内に残っている醤油2の
一部が、水平に形成されている流路底7bを通って注ぎ
口5から流れ出て液だれを起こすことがある。
【0006】本発明は、倒しても内側に収容する醤油等
の液体がこぼれず、醤油等の液体中に溶解している塩分
等の物質が析出して注ぎ口及び空気取り入れ口を詰まら
せることがない容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の容器は上端が開
口している容器本体と、その上端開口を閉塞する容器蓋
とからなる。上記容器蓋の上端の一側端からは斜外側上
方へ向かって注ぎ口が伸延し、その先端にはほぼ鉛直な
縁を持った開口が存在する。この開口の上方には鉛直面
内での回転により上記開口を開閉する第1の蓋体が上記
容器蓋に軸上され、発条によって閉鎖方向に付勢されて
いる。上記容器蓋の上面の他側縁の近傍には略水平な開
口縁を持った空気取入口が存在する。この空気取入口よ
りも上記容器蓋の中心寄りの位置には、鉛直面内での回
転により空気取入口を開閉する第2の蓋体が上記容器蓋
に支持され、発条によって閉鎖方向に付勢されている。
【0008】上記容器蓋には水平方向の軸によって開閉
操作レバーの中途が軸上され、このレバーの下部は第1
の蓋体にリンク結合されると共に、第2の蓋体にもリン
ク結合されている。
【0009】上記容器蓋には、更に先端に鉤を有するロ
ックリンクが軸止され、このロックリンクの鉤は、発条
によって付勢されて、上記開閉操作レバーの下部が第1
及び第2の蓋体を閉鎖位置にあるときに上記開閉操作レ
バーをこの位置に係止する。
【0010】本発明によると、注ぎ口及び空気取り入口
を、それぞれに対応して設けられている第1の蓋体及び
第2の蓋体により閉じているので、注ぎ口及び空気取り
入口内に付着することがる液体の乾燥を防止することが
できる。そして、容器本体内に収容されている液体を注
ぎ口から流出させるためには、開閉操作レバーを操作し
て第1及び第2の蓋体を開状態にして注ぎ口及び空気取
り入れ口を開放し、容器本体を傾けることにより、容器
本体内の液体を注ぎ口から流出させることができる。そ
して、開閉操作レバーを操作することにより第1の蓋体
と第2の蓋体を連動させて開閉動作させることができ
る。
【0011】上記の発明では、注ぎ口及び空気取り入口
を閉じている第1の蓋体及び第2の蓋体の開位置方向へ
の移動をロックリンク機構部により係止しているので、
開閉操作レバーを操作しただけでは第1の蓋体及び第2
の蓋体が開位置に移動しないようにすることができる。
ただし、ロックリンク機構部による係止を解除すると、
開閉操作レバーを操作することにより第1及び第2の蓋
体を開位置に移動させることができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る容器を醤油差しに適
用した一実施形態を図1乃至図5を参照して説明する。
各図に示す8は容器本体、9は容器蓋、11は注ぎ口、
12は空気取り入れ口であり、13は第1の蓋体、14
は第2の蓋体、15は開閉リンク機構部、16はロック
リンク機構部である。容器本体8は、図1の部分拡大図
に示すように、醤油2である液体を収容するためのもの
であり、上側に開口するカップ状であって、外周壁8a
が短円筒形である。そして、上側開口縁部の外周面に雄
ねじ8bを設けてある。容器蓋9は、図1に示すよう
に、下側に開口するカップ状である。その外周壁が短円
筒形であり、容器本体8よりも高さを低く形成してあ
る。この外周壁の内周面には、容器本体8の雄ねじ8b
と螺合可能な雌ねじ9aを設けてある。この容器本体8
の内側空洞部17内に醤油2を入れておくことができ、
容器蓋9を容器本体8に螺合した状態で、この螺合部分
から容器本体8内の醤油2が漏れないようになってい
る。
【0018】注ぎ口11は、図5に示すように、容器本
体8内に収容されている醤油2を排出するためのもので
あり、略短円筒形の筒状体18により形成してある。こ
の筒状体18は、下側の開口端部が容器蓋9の上側壁9
bに結合しており、内孔により形成されている注ぎ流路
19が容器本体8の内側空洞部17に連通している。そ
して、この注ぎ流路19の上側の開口端部に注ぎ口11
を形成してある。また、この注ぎ流路19の流路底20
は、図5(a)に示すように、この醤油差し10を水平
なテーブル(図示せず)上に載置した状態で、注ぎ口1
1から容器本体8の内側空洞部17側に向かうに従って
水平面21に対して所定の角度θ1 (θ 1 は約45°)
の傾斜角度で下降するように形成してある。更に、この
注ぎ口11は、図5(a)に示すように、醤油差し10
をテーブル上に載置した状態で、この注ぎ口11を形成
する上側開口縁部23の内面の開口方向が略水平となる
ように案内部22を設けてあり、注ぎ口11を形成する
上側開口縁部23の方が下側開口縁部24よりも水平方
向に長さt1 だけ突出している。つまり、この筒状体1
8の注ぎ口11側の端面は、図5(a)に示すように、
鉛直方向に対して所定の角度θ2 を成す角度の切断面に
より形成してある。
【0019】空気取り入れ口12は、図1に示すよう
に、容器本体8の内側空洞部17に空気を取り入れるた
めのものであり、図6(b)に示すように、略短円筒形
の筒状体25により形成してある。この筒状体25は、
下側の開口端部が容器蓋9の上側壁9bに結合してお
り、内孔の空気取り入れ口12が容器本体8の内側空洞
部17に連通している。そして、この空気取り入れ口1
2は、鉛直方向と平行している。
【0020】第1の蓋体13は、図1に示すように、注
ぎ口11を開閉するためのものであり、矩形の第1の板
状体26と第1の密封部27を備えている。第1の密封
部27は、第1の蓋体13により注ぎ口11を閉じたと
きに、注ぎ口11からの醤油2の漏れを防止するための
ものであり、合成ゴム等のゴム様弾性体で形成した矩形
の板状体である。この第1の密封部27は、第1の板状
体26の注ぎ口11側の板面の略中央に貼着してある。
第1の板状体26は、上端部が枢軸28を介して回動自
在に第1の蓋支持部29により支持されている。この第
1の蓋支持部29は、容器蓋9の上側壁9bの上面に固
定して設けてある。第1の蓋体13は、図1に示すよう
に、閉位置に移動させることにより、第1の密封部27
の平らな表面が筒状体18の注ぎ口11側の端面と当接
して注ぎ口11を密封した状態となり、注ぎ口11から
醤油2がこぼれ出ないようにすることができる。そし
て、図3に示すように、閉位置から枢軸28を中心にし
て回動して開位置に移動させると、注ぎ口11を開放し
た状態となり、容器本体8に収容されている醤油2をこ
の注ぎ口11から流出させることができる。
【0021】第2の蓋体14は、図1に示すように、空
気取り入れ口12を開閉するためのものであり、矩形の
第2の板状体30と第2の密封部31を備えている。第
2の密封部31は、第2の蓋体14により空気取り入れ
口12を閉じたときに、空気取り入れ口12からの醤油
2の漏れを防止するためのものであり、第1の密封部2
7と同等のゴム様弾性体で形成した矩形の板状体であ
る。この第2の密封部31は、第2の板状体30の空気
取り入れ口12側の板面の略中央に貼着してある。第2
の板状体30は、図1に示すように、左側端部が枢軸3
2を介して回動自在に第2の蓋支持部33により支持さ
れている。この第2の蓋支持部33は、容器蓋9の上側
壁9bの上面に固定して設けてある。この第2の蓋体1
4は、図1に示すように、閉位置に移動させることによ
り、第2の密封部31の平らな表面が筒状体25の上端
面と当接して空気取り入れ口12を密封した状態とな
り、空気取り入れ口12から醤油2がこぼれ出ないよう
にすることができる。そして、図3に示すように、閉位
置から枢軸32を中心にして回動して開位置に移動させ
ると、空気取り入れ口12を開放した状態となる。この
状態で注ぎ口11から醤油2を流出させると、その流出
した容積と同じ容積の空気をこの空気取り入れ口12か
ら流入させることができ、注ぎ口11から醤油2を良好
に流出させることができる。
【0022】開閉リンク機構部15は、図1に示すよう
に、第1の開閉リンク機構部34と第2の開閉リンク機
構部35とから成っている。第1の開閉リンク機構部3
4は、開閉操作部36を備えており、この開閉操作部3
6を操作することにより第1及び第2の蓋体13、14
を連動させて開閉動作させることができるようになって
いる。図1は、開閉操作部36が閉操作位置にあり、第
1及び第2の蓋体13、14は閉位置にあり、注ぎ口1
1及び空気取り入れ口12が閉じた状態となっている。
開閉操作部36は、図1に示すように、く字状の第1の
リンク37の上端部に設けてあり、水平方向に突出する
棒状部材である。第1のリンク37は、屈曲部が第1の
軸38を介して回動自在に第1の支持部39により支持
されている。この第1の支持部39は、容器蓋9の上側
壁9bの上面に固定して設けてある。そして、第1のリ
ンク37の下端部に第2の軸40が回動自在に挿通して
いる。く字状の第2のリンク41は、上端部に第1の軸
38が回動自在に挿通し、屈曲部に第2の軸40が回動
自在に挿通している。そして、第2のリンク41の下端
部に第3の軸42が回動自在に挿通している。この第3
の軸42を介して第3のリンク43の右側端部が回動自
在に第2のリンク41の下端部と連結している。第3の
リンク43は、左側端部が第4の軸44を介して第1の
蓋体13の第1の板状体26と回動自在に連結してい
る。また、第3の軸42には、第1の付勢部(引っ張り
コイルバネ)45の左側端部が連結しており、この第1
の付勢部45の右側端部が第1のバネ支持部46と連結
している。第1のバネ支持部46は、容器蓋9の上側壁
9bの上面に固定して設けてある。この第1の付勢部4
5は、第3の軸42を図1の右方向に引っ張っている。
この引っ張り力は、この醤油差し10の利用者が開閉操
作部36を閉操作位置から開操作位置に回転させる操作
を行なった後に、この開閉操作部36に対する指の力を
緩めた時に、開閉操作部36を開操作位置から閉操作位
置に自動的に回転させて、第1の蓋体13を注ぎ口11
を形成している筒状体18の先端面に押し付けてこの注
ぎ口11を密封することができるものである。そして、
この時に、後述する第2の蓋体14を空気取り入れ口1
2を形成している筒状体25の上端面に押し付けてこの
空気取り入れ口12も自動的に密封するように作用して
いる。
【0023】第2の開閉リンク機構部35は、図1に示
すように、第4のリンク47を備えている。第4のリン
ク47は、左側端部が第2の軸40と回動自在に連結
し、右側端部が第5の軸48を介して回動自在に第5の
リンク49の上端部と連結している。第5のリンク49
は、左側下部が第6の軸50を介して回動自在に第2の
支持部51により支持されている。この第2の支持部5
1は、容器蓋9の上側壁9bの上面に固定して設けてあ
る。そして、第5のリンク49は、右側下部に長孔52
を設けてあり、この長孔52に第7の軸53が挿通して
おり、この第7の軸53を介して第5のリンク49の右
側下部と第2の蓋体14の第2の板状体30とが互いに
回動自在に連結している。この長孔52は、第5のリン
ク49の回転を第2の蓋体14に伝達する際に、第5の
リンク49と第2の蓋体14とを連結する第7の軸53
の連結位置の移動を許容するためのものである。また、
第2の蓋体14を支持する枢軸32には、第2の付勢部
(バネ)54を設けてある。この第2の付勢部54は、
一方の端部が第2の蓋体14を空気取り入れ口12を形
成する筒状体25の上端面に押し付けており、この押し
付け力により空気取り入れ口12を密封している。つま
り、第1及び第2の付勢部45、54は、開操作位置に
ある開閉操作部36に対する指の力を緩めた時に、開閉
操作部36を開操作位置から閉操作位置に自動的に回転
させて、第1及び第2の蓋体13、14を閉位置に回転
させることができるものである。
【0024】ロックリンク機構部16は、図1に示すよ
うに、注ぎ口11及び空気取り入れ口12を閉じている
第1の蓋体13及び第2の蓋体14の開位置方向への回
転を係止するためのものである。そして、このロックリ
ンク機構部16は、解除操作部55を備えており、この
解除操作部55を操作することにより、その閉位置にあ
る第1の蓋体13及び第2の蓋体14の開位置方向への
回転のロックリンク機構部16による係止を解除するこ
とができるようになっている。図1は、解除操作部55
が係止操作位置にあり、閉操作位置にある開閉操作部3
6を、第1の軸38を中心にして開操作位置方向(時計
方向)に向かう回転を係止している状態となっている。
開閉操作部36が閉操作位置にある状態では、第1及び
第2の蓋体13、14は閉位置にあり、注ぎ口11及び
空気取り入れ口12が閉じた状態となっている。
【0025】解除操作部55は、図1に示すように、く
字状の第6のリンク56の上端部に設けてあり、水平方
向に突出する棒状部材である。第6のリンク56は、下
端部に第8の軸57が固着しており、この第8の軸57
を介して回動自在に第3の支持部58により支持されて
いる。この第3の支持部58は、容器蓋9の上側壁9b
の上面に固定して設けてある。そして、第8の軸57に
第7のリンク59の上端部が固着している。第7のリン
ク59は、下端部が第9の軸60を介して回動自在に係
合リンク61の突出部62の上端部と連結している。係
合リンク61は、図1に示す左側端部にL字状の係合部
63を設けてあり、この係合部63が第3の軸42に係
合している。そして、この係合リンク61は、右側端部
が第10の軸64を介して回動自在に第4の支持部65
により支持されている。この第4の支持部65は、容器
蓋9の上側壁9bの上面に固定して設けてある。そし
て、第7のリンク59は、下端部に長孔66を設けてあ
り、この長孔66に第9の軸60が挿通している。この
長孔66は、第7のリンク59の回転を係合リンク61
に伝達する際に、第7のリンク59と係合リンク61と
を連結する第9の軸60の連結位置の移動を許容するた
めのものである。
【0026】また、第10の軸64には、第3の付勢部
(バネ)67を設けてある。この第3の付勢部67は、
一方の端部が係合リンク61の係合部63を第3の軸4
2に係合する方向に付勢している。そして、係合リンク
61の係合部63が第3の軸42に係合した状態でこの
係合部63の下端部が容器蓋9に設けられている凸部6
8の上面に当接し、この凸部68により係合部63が第
3の軸42に係合する位置よりも下方へ向かう回転を止
めている。また、第3の付勢部67の付勢力(バネ力)
は、図3に示すように、解除操作位置(係合部63を第
3の軸42から外す位置)にある解除操作部55に対す
る指の力を緩めた時に、解除操作部55を解除操作位置
から係止操作位置に自動的に回転させて、係合部63を
第3の軸42に係合させることができる係合位置に回転
させるためのものである。
【0027】なお、係合部63が第3の軸42に係合し
た状態では、第3の軸42の左方向の移動(第1及び第
2の蓋体13、14を開方向に回転させる移動)を係止
することができるので、図1に示すように閉位置にある
第1及び第2の蓋体13、14の開位置に向かう方向の
回転を係止することができる。これにより、誤って開閉
操作部36に指が触れた場合でも、第1及び第2の蓋体
13、14が開くことを防止することができ、この醤油
差し10が転倒したときに注ぎ口11及び空気取り入れ
口12から醤油2がこぼれ出ないようにすることができ
る。そして、図2に示すように、開閉操作部36が閉操
作位置にある状態(第3の軸42が後退位置にある状
態)で解除操作部55を解除操作位置から係止操作位置
に戻すことにより、係合部63を第3の軸42に係合さ
せることができる。また、図には示さないが、解除操作
部55が係止操作位置(係合部63が凸部68に当接す
る下降位置)にある状態で開閉操作部36を開操作位置
から閉操作位置に戻すことにより、第3の軸42が係合
部63の先端縁に形成されている傾斜面69に当接して
係合部63を第3の付勢部67の付勢力に抗して押し上
げて、第3の軸42を係合部63に係合させることがで
きるようになっている。
【0028】また、図1に示す70はカバーである。こ
のカバー70は、下側に開口するカップ状体であり、こ
のカバー70の下側開口縁を容器蓋9の上側壁9bの外
周縁に係合させることにより容器蓋9に着脱自在に嵌合
させてある。カバー70は、開閉リンク機構部15、及
びロックリンク機構部16等を被うためのものである。
そして、開閉操作部36が設けられている第1のリンク
37の上部、及び解除操作部55が設けられている第6
のリンク56の上部は、カバー70の上側壁に設けられ
ている長孔(図示せず)内を通って上方に伸延してお
り、これら開閉操作部36、及び解除操作部55を操作
することができるように長孔の長さを形成してある。そ
して、カバー70の側壁には、開口部を設けてあり、こ
の開口部内で第1の蓋体13が開閉動作できるようにな
っている。また、図1に示すように、カバー70の側壁
には、外気取り入れ孔73を設けてある。
【0029】次に、上記のように構成された容器、即ち
醤油差し10の作用、及び使用の手順を説明する。図1
は、この醤油差し10を上面が水平なテーブル(図示せ
ず)上に載置した状態を示している。このとき、開閉操
作部36は、閉操作位置にあって第1の蓋体13が注ぎ
口11を閉じており、第2の蓋体14が空気取り入れ口
12を閉じている。解除操作部55は、係止位置にあっ
て係合部63が第3の軸42に係合している。このよう
に、第1の蓋体13により注ぎ口11を閉じたときに、
第1の蓋体13と注ぎ口11を形成する筒状体18の端
面との当接部分からの醤油2の漏れを第1の密封部27
により防止することができるので、注ぎ口11よりの醤
油2の液体分の乾燥を確実に防止することができると共
に、容器本体8が転倒した時の注ぎ口11よりの醤油2
の流出を確実に防止することができる。同様に、第2の
蓋体14により空気取り入れ口12を閉じたときに、第
2の蓋体14と空気取り入れ口12を形成する筒状体2
5の上端面との当接部分からの醤油2の漏れを第2の密
封部31により防止することができるので、空気取り入
れ口12よりの醤油2の液体分の乾燥を確実に防止する
ことができると共に、容器本体8が転倒した時の空気取
り入れ口12よりの醤油2の流出を確実に防止すること
ができる。従って、醤油2の液体分の乾燥により、その
液体中に溶解している塩分等が固体となって析出するこ
とを防止でき、この析出した塩分等が注ぎ口11及び空
気取り入れ口12を塞がないようにすることがでる。こ
れにより、注ぎ口11及び空気取り入れ口12を開放す
ると、醤油2を注ぎ口11から常に良好に流出させるこ
とができる。
【0030】そして、図1に示す状態では、係合リンク
61の係合部63が第3の軸42に係合しており、注ぎ
口11及び空気取り入れ口12を閉じている第1の蓋体
13及び第2の蓋体14の開位置方向への移動を係止し
ているので、例えば誤って開閉操作部36を操作しても
第1及び第2の蓋体13、14が開位置側に移動しない
ようにすることができ、注ぎ口11及び空気取り入れ口
12から醤油2が乾燥したり流出しないようにすること
ができる。
【0031】次に、この醤油差し10を手で持って適当
量の醤油2を食物に注ぐときは、まず、図1に示す係止
操作位置にある解除操作部55を例えば指で前方(図1
の左方向)に押さえて解除操作位置に回転させる(図2
参照)。このとき、図2に示すように、第8の軸57と
結合する第6のリンク56及び第7のリンク59が第8
の軸57を中心にして反時計方向に回転し、第7のリン
ク59と連結する係合リンク61が第3の付勢部67の
付勢力に抗して第10の軸64を中心にして時計方向に
回転する。これにより、係合リンク61の係合部63が
上昇位置に上昇して第3の軸42から外れ、第1の蓋体
13及び第2の蓋体14の開位置方向への移動のロック
リンク機構部16による係止を解除することができる。
【0032】次に、図2に示すように、解除操作部55
を解除操作位置に回転させた状態で、その同じ指を使用
して閉操作位置にある開閉操作部36を手前の方向(図
2の右方向)に移動させて開操作位置に回転させる(図
3参照)。このとき、図3に示すように、互いに固着し
た状態で連結する第1のリンク37と第2のリンク41
が、第1の付勢部45の付勢力に抗して第1の軸38を
中心にして時計方向に回転し、この第2のリンク41の
時計方向の回転が第3のリンク43を介して第1の蓋体
13に伝達される。これによって、第1の蓋体13は、
枢軸28を中心にして閉位置から所定の角度だけ回転し
て開位置で停止し、注ぎ口11を開放することができ
る。また、図3に示すように、第2のリンク41の時計
方向の回転によって、第2のリンク41と連結する第4
のリンク47を左方向に移動させ、この第4のリンク4
7の左方向の移動によって第5のリンク49を第6の軸
50を中心にして反時計方向に所定の角度だけ回転させ
ることができる。第5のリンク49の所定の角度の回転
によって、この第5のリンク49と連結する第2の蓋体
14が、第2の付勢部54の付勢力に抗して枢軸32を
中心にして閉位置から所定の角度だけ回転して開位置で
停止し、空気取り入れ口12を開放することができる。
【0033】次に、図3に示すように、解除操作部55
を解除操作位置に移動させると共に、開閉操作部36を
開操作位置に移動させた状態で、この醤油差し10を手
で持ち上げて、注ぎ口11が水平方向よりも下方に向か
うように所定の角度だけ傾斜させることにより、空気取
り入れ口12から空気を取り入れながら注ぎ口11より
醤油2を良好に流出させることができる。そして、開閉
操作部36を開操作位置に操作することにより、第1の
蓋体13と第2の蓋体14を開閉リンク機構部15によ
り連動させて開閉動作させることができるので、醤油差
し10内の醤油2を手際よく食品に注ぐことができる。
【0034】また、図5に示すように、醤油差し10を
水平なテーブル上に載置した状態で、注ぎ口11を形成
する注ぎ流路19の上側開口縁部23の内面の開口方向
が略水平となるように案内部22を設けてあり、上側開
口縁部23の方を注ぎ口11を形成する下側開口縁部2
4よりも水平方向に突出させているので、醤油差し10
を傾斜させて容器本体8内に収容されている醤油2を注
ぎ口11から流出させたときに、その醤油2の流出方向
を水平方向よりも下方の、醤油差し10を傾斜させた角
度に応じた方向に向けることができる。従って、醤油差
し10を傾斜させたときに、注ぎ口11から流出する醤
油2の流出方向が水平方向よりも上方に向かうことがな
く、醤油2をこぼさずに所望の方向に注ぐことができ
る。
【0035】更に、図5(a)に示すように、醤油差し
10を水平なテーブル上に載置した状態で、注ぎ流路1
9の流路底20は、水平面に対してθ1 (約45°)の
傾斜角度で容器本体8の内側空洞部17側に向かって下
降しているので、この醤油差し10を傾斜させて容器本
体8内に収容されている醤油2を注ぎ口11から流出さ
せた後にこの醤油差し10をテーブル上に載置すると、
注ぎ流路19内に残っている醤油2を、注ぎ流路19の
流路底20を通って容器本体8の内側空洞部17側に向
かって確実に流下させることができる。つまり、醤油2
を注ぎ口11から注ぎ終わった時に、注ぎ流路19内の
醤油2が注ぎ口11から液だれすることを防止すること
ができる。
【0036】次に、醤油2を注ぎ終わった後に、手で持
ち上げている醤油差し10を元の略水平な状態に戻し、
指を開閉操作部36及び解除操作部55から引き離すこ
とにより、第1及び第2の付勢部54のバネの力により
開位置にある第1及び第2の蓋体13、14を自動的に
閉位置に戻すことができ、注ぎ口11及び空気取り入れ
口12を図1に示すように閉じた状態にすることができ
る。
【0037】ただし、上記実施形態では、図1に示すよ
うに、第1の蓋体13の第1の密封部27を平らな板状
体により形成し、第1の密封部27の平らな表面を筒状
体18の注ぎ口11側の端面に当接させることにより注
ぎ口11を密封する構成としたが、これに代えて、図6
(a)に示すように、上記実施形態の第1の密封部27
の注ぎ口11側の表面にこの第1の密封部27と同じ材
質の凸部71を設け、第1の蓋体13を閉位置に移動さ
せた状態でこの凸部71を注ぎ口11内に嵌合させて、
この凸部71の外周面と注ぎ口11の開口縁部とを密着
させることにより注ぎ口11を密封する構成としてもよ
い。同様に、図1に示すように、第2の蓋体14の第2
の密封部31を平らな板状体により形成し、第2の密封
部31の平らな表面を空気取り入れ口12が形成されて
いる筒状体25の上端面に当接させることにより空気取
り入れ口12を密封する構成としたが、これに代えて、
図6(b)に示すように、上記実施形態の第2の密封部
31の空気取り入れ口12側の表面にこの第2の密封部
31と同じ材質の凸部72を設け、第2の蓋体14を閉
位置に移動させた状態でこの凸部72を空気取り入れ口
12内に嵌合させて、この凸部72の外周面と空気取り
入れ口12の上側開口縁部とを密着させることにより空
気取り入れ口12を密封する構成としてもよい。
【0038】そして、上記実施形態では、注ぎ流路19
の流路底20は、図5(a)に示すように、この醤油差
し10を上面が水平なテーブル上に載置した状態で、注
ぎ口11から容器本体8の内側空洞部17側に向かうに
従って水平面に対して約45°の傾斜角度θ1 で下降す
るように形成したが、これに代えて、水平面に対して約
45°以外の20°以上の所定の傾斜角度θ1 で下降す
るように形成してもよい。勿論、上記実施形態では、注
ぎ流路19の流路底20を略直線に沿う形状としたが、
曲線に沿う形状としてもよい。また、上記実施形態で
は、本発明に係る容器を醤油差し10に適用したが、醤
油差し10以外のソース差し等のテーブル用具や、溶媒
に溶質が溶け込んでいる液体を少量ずつ取り出すための
容器に適用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る容器を醤油差しに適用した
場合の効果を例に挙げて説明するが、本発明は、醤油や
ソース等の液体調味料以外の液体を入れて使用する容器
にも適用することができ、下記と同様の効果を奏する。
第1の発明によると、注ぎ口及び空気取り入れ口を、そ
れぞれと対応する第1の蓋体及び第2の蓋体により閉じ
ているので、注ぎ口及び空気取り入れ口内に付着するこ
とがある液体、例えば醤油等の液体調味料の乾燥を防止
することができる。従って、醤油等の液体分の乾燥によ
り、その液体中に溶解している塩分等が固体となって析
出することを防止でき、この析出した塩分等が注ぎ口及
び空気取り入れ口を塞がないようにすることがでる。こ
れにより、注ぎ口及び空気取り入れ口を閉じている第1
及び第2の蓋体を開放すると、醤油等の液体調味料を注
ぎ口から常に良好に流出させることができる。そして、
注ぎ口及び空気取り入れ口を、それぞれと対応する第1
の蓋体及び第2の蓋体により閉じているので、この容器
を転倒させた場合でも容器内の液体がこれら注ぎ口及び
空気取り入れ口からこぼれ出ないようにすることができ
る。更に、開閉操作部を操作することにより第1の蓋体
と第2の蓋体を連動させて開閉動作させることができる
ので、容器内の液体調味料等を手際よく簡単に食品に注
ぐことができる。
【0040】第2の発明によると、第1の蓋体により注
ぎ口を閉じたときに、第1の蓋体と注ぎ口との当接部分
からの液体の漏れを第1の密封部により防止することが
できるので、注ぎ口よりの液体調味料等の乾燥を確実に
防止することができると共に、容器本体が転倒した時の
注ぎ口よりの液体調味料等の流出を確実に防止すること
ができる。同様に、第2の蓋体により空気取り入れ口を
閉じたときに、第2の蓋体と空気取り入れ口との当接部
分からの液体の漏れを第2の密封部により防止すること
ができるので、空気取り入れ口よりの液体調味料等の乾
燥を確実に防止することができると共に、容器本体が転
倒した時の空気取り入れ口よりの液体調味料等の流出を
確実に防止することができる。
【0041】第3の発明によると、注ぎ口及び空気取り
入れ口を閉じている第1の蓋体及び第2の蓋体の開位置
方向への移動をロックリンク機構部により係止している
ので、例えば誤って開閉操作部を操作しても第1及び第
2の蓋体が開位置に移動しないようにすることができ、
注ぎ口及び空気取り入れ口から液体調味料が乾燥したり
流出しないようにすることができる。ただし、解除操作
部を操作することにより、第1の蓋体及び第2の蓋体の
開位置方向への移動のロックリンク機構部による係止を
解除することができる。この状態で開閉操作部を操作す
ることにより、第1及び第2の蓋体を簡単に開位置に移
動させて、注ぎ口及び空気取り入れ口を開放することが
でき、注ぎ口より液体調味料を流出させることができ
る。
【0042】第4の発明によると、容器を水平台上に載
置した状態で、注ぎ流路の流路底は、水平面に対して2
0°以上の傾斜角度で容器本体の内側空洞部側に向かっ
て下降しているので、この容器を傾斜させて容器本体内
に収容されている液体を注ぎ口から流出させた後にこの
容器を水平台上に載置すると、注ぎ流路内の液体を、注
ぎ流路の流路底を通って容器本体の内側空洞部側に向か
って確実に流下させることができる。つまり、液体を注
ぎ口から注ぎ終わった時に、注ぎ流路内の液体が注ぎ口
から液だれすることを防止することができる。
【0043】第5の発明によると、容器を水平台上に載
置した状態で、注ぎ口を形成する上側開口縁部の内面の
開口方向が略水平となるように案内部を設けてあり、上
側開口縁部の方を注ぎ口を形成する下側開口縁部よりも
水平方向に突出させているので、容器を傾斜させて容器
本体内に収容されている液体を注ぎ口から流出させたと
きに、その液体の流出方向を水平方向よりも下方の、容
器を傾斜させた角度に応じた方向に向けることができ
る。従って、容器を傾斜させたときに、注ぎ口から流出
する液体の流出方向が水平方向よりも上方に向かうこと
がなく、液体をこぼさずに所望の方向に注ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る醤油差しの第1及
び第2の蓋体が閉位置にある状態を示す部分拡大正面図
である。
【図2】同実施形態に係る醤油差しの解除操作部を解除
操作位置に操作した状態を示す部分拡大正面図である。
【図3】同実施形態に係る醤油差しの開閉操作部を開操
作位置に操作した状態を示す部分拡大正面図である。
【図4】同実施形態に係る醤油差しの第1及び第2の蓋
体を開いた状態で醤油を注いでいる状態を示す部分拡大
正面図である。
【図5】同実施形態に係る醤油差しの注ぎ口を形成する
筒状体を示す図であり、(a)は拡大正面図、(b)は
拡大側面図である。
【図6】同発明の他の実施形態に係る醤油差しの第1及
び第2の蓋体を示す図であり、(a)は第1の蓋体を示
す拡大正面図、(b)は第2の蓋体を示す正面図であ
る。
【図7】従来の醤油差しを示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
2 醤油 8 容器本体 9 容器蓋 10 醤油差し 11 注ぎ口 12 空気取り入れ口 13 第1の蓋体 14 第2の蓋体 15 開閉リンク機構部 16 ロックリンク機構部 17 内側空洞部 19 注ぎ流路 22 案内部 36 開閉操作部 55 解除操作部 63 係合部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器本体とその上端の開口
    を閉塞する略水平な板状の上壁部を持った容器蓋とから
    なり、上記上壁部の上面の一側端より斜外側上方へ向け
    て管状の注ぎ口を伸延させてその先端に略鉛直方向の端
    面を持った開口を形成し、上記上壁部の上面の他側端に
    上方に向けて管状の空気取入口を設けてその上端に略水
    平方向の端面を持った開口を形成し、鉛直面内での回転
    により上記注ぎ口の開口を開閉する第1の蓋体を上記注
    ぎ口の上方において上記上壁部に軸止し、上記上壁部に
    一端が固定された発条によって端部の牽引点が牽引され
    ている牽引リンクの先端を第1の蓋体の下部に結合し、
    鉛直面内での回転により上記空気取入口の開口を開閉す
    る第2の蓋体を上記空気取入口よりも上記上壁部の中心
    寄りの位置において上記上壁部に軸止し、この軸止部に
    は第2の蓋体を閉鎖方向に附勢する発条を設け、上端に
    開閉操作部を有する開閉リンクの中途を鉛直面内での回
    転を可能に上記上壁部に軸止し、その軸止点より下方を
    上記牽引リンクの牽引点に結合すると共に、連動リンク
    を経由して第2の蓋体の開閉リンクの上部に結合し、こ
    の第2の蓋体開閉リンクを上記上壁部に軸止すると共に
    この第2の蓋体開閉リンクの上記上壁部の中心から遠い
    箇所を第2の蓋体に結合してなる容器。
  2. 【請求項2】 請求項1において上記牽引リンクの牽引
    点に係合する鉤を先端に有し基端が上記上壁部の中心寄
    りの位置に軸止され、かつ発条により上記鉤が上記牽引
    点に係合する方向に附勢されてる係合リンクと、上端に
    解除操作部を有し中途が上記上壁部に軸止され、下端が
    上記係合リンクの上部に結合されている解除操作リンク
    とを有することを特徴とする容器。
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