JP3393327B2 - 液受皿を取着した注出容器 - Google Patents

液受皿を取着した注出容器

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JP3393327B2 JP06215498A JP6215498A JP3393327B2 JP 3393327 B2 JP3393327 B2 JP 3393327B2 JP 06215498 A JP06215498 A JP 06215498A JP 6215498 A JP6215498 A JP 6215498A JP 3393327 B2 JP3393327 B2 JP 3393327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ装置の注出
筒に液受皿を取着した注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ステムの上端に装着した注出筒に液受皿
を取り付け、注出筒より吐出された内容液を液受皿に受
け、綿、パフなど塗布用具に内容液を滲み込ませて、身
体の所要個所に塗布するようにした化粧液、消毒液等の
液受皿を取着した注出容器は、従来より知られている。
上記注出容器において、液受皿を被う開閉蓋として、ポ
ンプ装置の取付部材に被せ蓋を嵌合させて被嵌すること
も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉蓋
が取り付け部材とは別体の被せ蓋である場合、容器の使
用にあたって、容器から取り外した開閉蓋を容器近辺に
載置しておくときに、乱雑に扱うと開閉蓋が転がって容
器から遠くまで離れていくことがあり、ときには見失な
ってしまうということもあった。これを解決するため、
開閉蓋を蝶番により取付部材に取着することが考えられ
るが、透明または半透明の開閉蓋を取付部材に蝶番によ
り開閉自在として取着しょうとする場合には、取付部材
には、非透明な合成樹脂が用いられているので、透明ま
たは半透明の開閉蓋と取付部材を一体成形をすることが
できず、蝶番式の開閉蓋とすることができなかった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決することを
技術的課題として、透明または半透明の開閉蓋を蝶番機
構によってポンプ取付部材の蝶番機構支持部に取着する
ようにした液受皿を取着した注出容器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を達成するため、液受皿を取着した注出容器とし
て、シリンダー部材とピストン部材とを具えたポンプ装
置を、開閉蓋を取り付けた取付部材を介して容器口部に
取着し、ポンプ装置の注出筒に液受皿を取着した注出容
器であって、取付部材は、皿状に凹んだ湾曲面を上面と
した上壁と、該上壁の外周上端部に設けられた蝶番機構
支持部とを具備しており、開閉蓋は、透明または半透明
の合成樹脂を素材として成形され、蓋本体と、基板と該
基板と蓋本体とを連結する蝶番とからなる蝶番機構とを
具備しており、液受皿は、注出筒に嵌着される嵌合筒
と、嵌合筒の上端から外方に広がる皿体と、注出筒の上
部を被う頂壁と所定の吐出口を設けた側壁とを有する蓋
体とを具備しており、前記取付部材と開閉蓋が別体とし
て成形され、開閉蓋の蝶番機構の基板が取付部材の蝶番
機構支持部に嵌着されるようにしていることを特徴とす
る構成を採用し、取付部材の実施態様として、取付部材
の上壁が、その内周縁に液溜め部を連設していることを
特徴とする構成を付加する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の注出容器の実施形
態について、図面を参照して説明する。図1において、
Aは透明または半透明の容器本体、Bは取付部材、Cは
取付部材Bに蝶番機構を介して開閉自在に取着された透
明または半透明の開閉蓋、Dは取付部材Bを介して容器
本体Aに取着されたポンプ装置、Eはポンプ装置Dの上
端部に取着された液受皿である。容器本体A、取付部材
B、開閉蓋C、ポンプ装置D、液受皿Eは、ポンプ装置
Dに使用される圧縮バネを除いて合成樹脂をもって成形
されている。
【0007】図1,2に示すように、容器本体Aは、口
部1と肩部2、楕円形の胴部3と底部4とからなり、透
明または半透明の合成樹脂によって成形されており、容
器内には、内容液として化粧料、消毒液等が収納され、
容器の口部1には、ネジ5が刻設されている。
【0008】図3に示すように、取付部材Bは、上面を
皿状の湾曲面6とした上壁7と、該上壁7の中央部から
垂設され、内周にネジ8を刻設した螺着筒9と、上壁7
の外周縁から垂設された外筒10と、外筒10の一部を
切り欠いて形成した蝶番機構支持部Baと、上壁7の内
周縁に連設された液溜め部11とを有している。
【0009】上壁7の螺着筒9内側の下面は、平坦面1
2となっており、図1に示すよう口部1上端面との間
に、パッキング13を介して後述するポンプ装置Dの取
付フランジ52を挟持するようにしている。前記皿状の
湾曲面6は、外筒10に対して一方に偏寄するように形
成されており、偏寄方向の反対側の上壁7と外筒10上
部には、切欠部14が設けられ、蝶番機構支持部Baを
形成するようにしている。
【0010】前記切欠部14には、切欠段部15a,b
と、その間に一定の巾を有する切欠溝16が設けられて
おり、切欠溝16の下の外筒10内周には膨出部17が
形成されている。切欠部14に対応して、上壁7から外
筒10との間に所定の間隔をおいて弧状板18が下垂さ
れており、該弧状板18の両端には、切欠部14の端縁
に接して外筒10に連続する連結板19が形成されてい
る。切欠部14に対応する外筒10の部分と弧状板1
8、連結板19によって、弧状の挿通孔20が形成され
ており、これらの部材によって蝶番機構支持部Baが構
成されている。上壁7の外周縁上端には、膨出環21が
設けられ、外筒10の上端面22とともに、開閉蓋Cの
嵌合部が形成されている。
【0011】前記液溜め部11は、前記上壁7の内周縁
に続く傾斜壁23と底壁24、底壁24の内周縁から上
下に延びるよう連設された内筒25とからなっており、
内筒25の下端には内方に突出する環状板26が設けら
れている。
【0012】開閉蓋Cは、頂壁30と側筒壁31とを具
えた蓋本体と蝶番機構Caとからなっている。側筒壁3
1の所定位置には、切欠段部32が設けられ、該切欠段
部32の内側端縁から頂壁30の所定位置まで延びる切
欠溝33が形成されており、側筒壁31の切欠段部32
外周と、頂壁30の切欠溝33の頂壁端部34から蝶番
機構Caが連設されている。蝶番機構Caは、基板35
と、該基板35と開閉蓋Cの蓋本体とを結ぶ三点ヒンジ
の蝶番36とからなっている。
【0013】基板35は、前記挿通孔20とほぼ同形の
弧状板として形成され、その外周上部には、両側に外筒
10の切欠段部15a,bに載置される下面37a,b
と基板35の上端面から延びる上面38a,bを有し、
開閉蓋Cの側筒壁31の切欠段部32a,bと薄肉部3
9a,bを介して連結される連結片40a,bが突設さ
れている。
【0014】基板35外周の中央部には、外筒10の切
欠溝16内を通って延び、薄肉部41を介して連結され
る押え片42が連設されており、該押え片42は、開閉
蓋Cの切欠溝33内を通って延び、頂壁30の切欠溝3
3の頂壁端部34に薄肉部43を介して連結されてい
る。
【0015】基板35の内側には、膨出部44が設けら
れ、装着時に前記取付部材Bの弧状板18下端に係合
し、開閉蓋Cをその蝶番機構Caを介して取付部材Bに
装着するようにしている。
【0016】開閉蓋C蓋本体の蝶番機構Caの反対側に
は、側筒壁31の下端内周の一定範囲に取付部材Bの上
壁7外周縁上端に設けられた膨出環21に係合する膨出
環45が突設され、側筒壁31上端にはつまみ46が設
けられている。
【0017】図4に示すように、ポンプ装置Dは、シリ
ンダー部材D1とピストン部材D2とからなっている。
シリンダー部材D1は、取付筒50と、該取付筒50に
連設されたシリンダー筒51とを有している。取付筒5
0の上端には、フランジ52が突設されており、取付筒
50の底壁の内周縁に、下方に延びる接続部53が形成
され、該接続部53にシリンダー筒51が連設されてい
る。
【0018】接続部53には、ピストン部材D2を案内
する案内部材54が嵌着されており、該案内部材54
は、上部の案内筒55と、前記底壁の上面に接合するフ
ランジと、該フランジの下方に延びシリンダー筒51内
周に嵌挿される取付筒56とを具えている。取付筒56
の外周には、接続部53に設けた環状凹部に係合する膨
出環が形成されており、案内筒55の下端には、位置決
めリブ57が突設されている。
【0019】シリンダー筒51は、その下端部が縮径さ
れ、弁受部58が形成されている。該弁受部58の底壁
59には、開口60が穿設され、開口60の周辺部底壁
59上面は弁座61となっている。図5(c)に示すよ
うに、弁受部58の内周には、所定間隔を置いてバネ受
けリブ62が突設されており、バネ受けリブ62の間は
液流路X1となっている。弁受部58の底壁59には、
ディッピングチューブ63を嵌着するチューブ保持筒が
垂設されており、前記開口60に連通する液流路が形成
されている。
【0020】前記弁受部58には、上方に延びる弁軸6
4を有し、上下に浮動する吸込弁65が保持されてい
る。吸込弁65の下端には、前記弁座61を開閉する弁
部66が形成されており、吸込弁65の外周には、複数
のリブ67が設けられ、吸込弁65が前記バネ受けリブ
62の間で上下動可能、かつ周方向に妄動しないように
している。また、シリンダー筒51の前記取付筒56下
端付近には、開口68が穿孔されている。
【0021】図4,5に示すように、ピストン部材D2
は、下端にピストンPを形成したステム70と吐出弁7
1、ステム70の上端に注出筒89を立設したステム係
合筒72とを有している。ステム70は、その内周下端
には、前記弁軸64に係合してシリンダー室Yとの連通
を遮断する係止環が設けられており、下端近くの外周の
所定個所にはフランジ73が突設されている。フランジ
73の上面外周縁には、突出リングが立設されており、
該突出リングとフランジ73上面によって、吐出弁71
に対する弁座74が構成されている。
【0022】フランジ73の下面外周部から筒体75が
垂設され、筒体75の下端面は、バネ受け面76となっ
ている。筒体75の下端面外周部から、円錐状の内面を
有し断面ほぼ三角形の筒状体77が突設されており、そ
の外周には、図5(b)に示すように、所定間隔をおい
てリブ78が突設され、リブ78の間は液流路X2とな
っている。前記ステム70下端面、フランジ73、筒体
75、筒状体77によってピストンPが構成されてい
る。
【0023】前記バネ受け面76と、シリンダー部材D
1に設けられたバネ受けリブ62との間に、圧縮バネ7
9が弾装されており、ピストンPを上方に付勢してい
る。フランジ73上方のステム70外周面には、吐出弁
71に係合するリブ80が設けられ、吐出弁71を定位
置に保持するとともにリブ80の間は液流路X3となっ
ている。
【0024】吐出弁71は、弁周壁81と摺動周壁8
2、両者を結ぶ連結部83とからなっており、エラスト
マー、または柔軟な合成樹脂を用いて成形されている。
弁周壁81の下端部84は、ステム70のフランジ73
に設けられた弁座74に係合保持されており、ステム7
0の上下動に応じて弁座74と係合離脱し、液流路X3
を開閉する。摺動周壁82は湾曲面となっており、上下
の端部は、シリンダー筒51内周に圧接されるようにな
っている。吐出弁71が柔軟な素材を用いて成形されて
いるので、摺動周壁82の摺動抵抗が少なくなり、作動
時に吐出弁71をスムーズに動かすことができる。
【0025】ステム係合筒72は、ステム70の内孔に
連続するようステム70内周と同径の上部部分85と、
ステム70外周と嵌合するよう内径が拡径された下部部
分86とを有しており、下部部分86の内周には膨出部
が設けられ、ステム70外周に設けられた膨出環に係合
して相互に締着するようにしている。ステム係合筒72
の上部部分85、下部部分86を通じて連続する流路溝
87が刻設されており、上部部分85の流路溝87の上
端部は、ステム70内孔に通ずる開口となっている。
【0026】ステム係合筒72の下端には、拡径された
弁操作筒88が垂設されており、その内周は、吐出弁7
1の弁周壁81外周に接合し、その下端は、吐出弁71
の連結部83に係合可能になっている。ステム係合筒7
2の上端には、外周縁との間に段部を形成して注出筒8
9が立設されている。
【0027】液受皿Eは、注出筒89外周に嵌合する嵌
合筒90と、該嵌合筒90の上端から外方に広がるよう
連設された皿体91とを有している。皿体91の内周縁
には、注出筒89の上端を被う頂壁92と、所定個所に
吐出口93を設けた側壁94とからなる蓋体95が連設
されている。
【0028】次に、本発明の注出容器の使用態様と構成
に基づく作用効果について説明する。使用にあたって、
まず、開閉蓋Cを開いて液受皿Eの頂壁92を押圧する
と、ステム係合筒72とそれに嵌着されたステム70が
下降する。ステム70の下降につれて、弁軸64が押し
下げられるとともに、吐出弁71が弁座74から離脱し
て液流路X3が開かれる。さらに、ピストンPの下降に
よって、シリンダー室Y内の内圧が高くなり、吸込弁6
5を閉鎖すると同時に、シリンダー室Y内の内容液は、
図7に示すように液流路X2、液流路X3、流路溝8
7、開口を通ってステム70内、注出筒89内に吐出さ
れる。
【0029】次に、押圧を解くと、ピストンPは圧縮バ
ネ79の弾撥力によって上昇し、吐出弁71の弁周壁8
1の下端部84が弁座74に係合して液流路X3が閉鎖
される。さらに上昇するとシリンダー室Y内が負圧とな
り、吸込弁65が上昇し、ディッピングチューブ63、
液流路X1を通じて内容液はシリンダー室Y内に吸い上
げられ、最後には図4に示す状態までピストンPが上昇
し、内容液を吸い上げることになる。
【0030】押圧操作にあたって、ピストンPの下降
は、液受皿Eの嵌合筒90下端が液溜め部11の内筒2
5の環状板26に衝接することによって規制され、ピス
トンPの上昇は、ステム係合筒72の弁操作筒88の上
端が、案内筒55に突設された位置決めリブ57に衝接
することによって規制され、一定量の内容液がシリンダ
ー室Yから注出される。押圧操作をくり返すと、シリン
ダー室Y内から注出された内容液は、まず、ステム70
内と注出筒89内に溜まり、次に液受皿Eに一定の内容
液が吐出され保持される。
【0031】次に、綿、パフ等の塗布用具を液受皿Eの
液に浸し、所要の個所に塗布する。塗布用具を液受皿E
の液に浸すときに、液が液受皿Eの周縁から飛び出した
り、周縁を伝わって落下することはしばしば起きること
である。その場合、落下した内容液は、取付部材Bの皿
状の湾曲面6内に落ち、液溜め部11に流れ落ちること
になるので、塗布用具の浸漬により汚染された液を液溜
め部11に溜めておくことができる。
【0032】液受皿Eの液を使い切った場合には、注出
筒89の頂壁92を再び押圧することによって所要量の
内容液を吐出することができる。液受皿Eの液が余った
場合は、注出容器を傾斜させることによって液溜め部1
1の液とともに廃棄する。
【0033】注出容器の使用時に、一時的に使用を中断
する場合には、開閉蓋Cを被嵌しておくことによって、
液受皿E上の内容液に空気中の塵埃や雑菌が入ることを
防ぐことができる。使用再開時には、開閉蓋Cが透明ま
たは半透明であるので、液受皿E上の内容液の有無を外
から確認することができ、使用再開しないで注出容器を
しまう場合にも、内容液の有無を確認し、残っていれば
開閉蓋を開いて捨てることができるし、残っていない場
合は、そのまましまうことができる。
【0034】前記実施形態において、ポンプ装置として
特定の構成を採用しているが、ステム係合筒あるいはス
テムの上端部に注出筒を形成したものであれば、ポンプ
装置としては、その他の適宜の構成が採用できることは
いうまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。基板と蝶番とからなる蝶番機
構の基板を取付部材の蝶番機構支持部に取り付けること
によって、取付部材と開閉蓋を別体として成形すること
ができ、透明または半透明の開閉蓋を蝶番式の開閉蓋と
して取付部材に取着できるようになった。そのため容器
の使用中の開蓋時に開閉蓋を見失ったり、紛失すること
がなくなった。
【0036】蝶番式の開閉蓋が、透明または半透明であ
ることによって、閉蓋された注出容器を見て、液受皿を
取着した注出容器であることが容易に認識することがで
き、また、注出容器の使用中の閉蓋時に、液受皿に内容
液が残っているのか否かを確認することができる。
た、塗布用具を液受皿の液に浸しているときに、液受皿
から落下した内容液は、取付部材Bの皿状の湾曲面に落
ち、湾曲面から液溜め部に流れ落ちるので、塗布用具の
浸漬により汚された液を液溜め部に溜めておくことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出容器の一部断面正面図である。
【図2】開閉蓋を開蓋したときの注出容器の平面図であ
る。
【図3】取付部材と開閉蓋の説明図で、(a)は取付部
材の断面正面図、(b)は取付部材の平面図、(c)は
開閉蓋の開蓋時の断面図である。
【図4】注出容器のポンプ装置と、各部材の関係を説明
する縦断面図である。
【図5】ポンプ装置要部の横断面図で、(a)は図2の
A−A線における断面図、(b)はB−B線における断
面図、(c)はC−C線における断面図である。
【符号の説明】
A 容器本体 B 取付部材 Ba 蝶番機構支持部 C 開閉蓋 Ca 蝶番機構 D ポンプ装置 D1 シリンダー部材 D2 ピストン部材 E 液受皿 P ピストン X1、X2、X3 液流路 Y シリンダー室 6 湾曲面 7 上壁 9 螺着筒 10 外筒 11 液溜め部 12 平坦面 14 切欠部 15a,b 切欠段部 16 切欠溝 18 弧状板 20 挿通孔 23 傾斜壁 24 底壁 25 内筒 26 環状板 30 頂壁 31 側筒壁 35 基板 36 蝶番 40a,b 連結片 42 押え片 50 取付筒 51 シリンダー筒 52 フランジ 54 案内部材 55 案内筒 58 弁受部 60、68 開口 61、74 弁座 63 ディッピイングチューブ 64 弁軸 65 吸込弁 66 弁部 70 ステム 71 吐出弁 72 ステム係合筒 79 圧縮バネ 81 弁周壁 82 摺動周壁 83 連結部 84 下端部 87 流路溝 88 弁操作筒 89 注出筒 90 嵌合筒 91 皿体 92 頂壁 93 吐出口 94 側壁 95 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−23066(JP,U) 実開 平1−103554(JP,U) 実開 平1−161455(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダー部材とピストン部材とを具え
    たポンプ装置を、開閉蓋を取り付けた取付部材を介して
    容器口部に取着し、ポンプ装置の注出筒に液受皿を取着
    した注出容器であって、 取付部材は、皿状に凹んだ湾曲面を上面とした上壁と、
    該上壁の外周上端部に設けられた蝶番機構支持部とを具
    備しており、 開閉蓋は、透明または半透明の合成樹脂を素材として成
    形され、蓋本体と、基板と該基板と蓋本体とを連結する
    蝶番とからなる蝶番機構とを具備しており、 液受皿は、注出筒に嵌着される嵌合筒と、嵌合筒の上端
    から外方に広がる皿体と、注出筒の上部を被う頂壁と所
    定の吐出口を設けた側壁とを有する蓋体とを具備してお
    り、 前記取付部材と開閉蓋が別体として成形され、開閉蓋の
    蝶番機構の基板が取付部材の蝶番機構支持部に嵌着され
    るようにしていることを特徴とする液受皿を取着した注
    出容器。
  2. 【請求項2】 取付部材の上壁が、その内周縁に液溜め
    部を連設していることを特徴とする請求項1記載の液受
    皿を取着した注出容器。
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