JP3470049B2 - 管状無機濾過部材のモジュール構造 - Google Patents

管状無機濾過部材のモジュール構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は管状無機濾過部材
のモジュール構造に係り、さらに詳しくは、1本以上の
管状無機濾過部材(管状セラミックフィルタ)をケーシ
ング内に保持、固定してなるモジュール構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来から、多孔質の管状基材の内外周
の少なくとも一方の面に該管状基材の平均細孔径よりも
小さい平均細孔径を有する濾過層を備えた1本以上の管
状無機濾過部材(管状セラミックフィルタ)と、これら
の管状無機濾過部材の両端部がそれぞれ挿通され当該管
状無機濾過部材を並列的に支持する支持プレートを備え
てなるモジュールをケーシング内に配設した濾過器が知
られている(特公平6−11370号公報を参照)。
【0003】 その構造は、図8に示すように、モジュ
ール10は、多数の管状無機濾過部材(管状セラミック
フィルタ)11、一対の第1支持プレート12および第
2支持プレート13、複数のタイロッド14、締付ネジ
15、及び多数のO−リング16にて構成されている。
管状無機濾過部材11は、管状基材の内外周の少なくと
も一方の面に該管状基材の平均細孔径よりも小さい平均
細孔径を有する濾過層を備えたセラミック製のフィルタ
である。第1支持プレート12は、管状無機濾過部材1
1に対応する数の多数の第1貫通孔17と、タイロッド
14に対応する数の第2貫通孔18を備えている。各第
1支持プレート12においては、各第1貫通孔17に各
管状無機濾過部材11の端部が挿通され、かつ各第2貫
通孔18に各タイロッド14の端部がO−リング19を
介して嵌合されており、各タイロッド14により所定の
間隔に保持されて各管状無機濾過部材11を支持してい
る。
【0004】 第2支持プレート13は円板状のもの
で、管状無機濾過部材11に対応する数の多数の第1段
付貫通孔20と、タイロッド14に対応する数の第2段
付貫通孔21を備えている。各第2支持プレート13に
おいては、各第2段付貫通孔20に挿通して各タイロッ
ド14の端部に螺着した各締付ネジ15により各第1支
持プレートに組付けられており、各管状無機濾過部材1
1の端部が各第1段付貫通孔20に嵌合している。そし
て、第1支持プレート12の外周部は、第2支持プレー
ト13に対して包囲するような環状突辺部23を有して
おり、O−リング24により外周側から締め付けられて
いる。
【0005】 また、第1支持プレート12の各第1貫
通孔17における周端部には外側に拡開するテーパ部2
2が形成されている。テーパ部22は、管状無機濾過部
材11の端部外周面と第2支持プレート13の第1段付
貫通孔20における内端面部により環状の空間部を形成
しており、この空間部にO−リング16が介装されてお
り、このO−リング16により、各管状無機濾過部材1
1および両支持プレート12、13のそれぞれの間が確
実にシールされている。そして、このような構造のモジ
ュールがケーシング内に配設されて濾過器が構成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
したような構成の濾過器においては、O−リング16に
よるシール構造を採用しているため、各管状無機濾過部
材11の外周面にO−リング16のようなシール部材を
挿入するスペースが必要となり、その結果、ケーシング
内に配設できる管状無機濾過部材11の数が少なくなる
という問題があった。従って、本発明は、上記した課題
に鑑みてなされたもので、その目的は、ケーシング内に
配設できる管状無機濾過部材の数をできるだけ多くし得
るようなモジュール構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明によ
れば、多孔質の管状基材の内外周の少なくとも一方の面
に該管状基材の平均細孔径よりも小さい平均細孔径を有
する濾過層を備えた1本以上の管状無機濾過部材と、こ
れらの管状無機濾過部材の両端部がそれぞれ挿通され当
該管状無機濾過部材を並列的に支持する支持プレートを
備えてなるモジュール構造であって、前記支持プレート
の少なくとも一方が、緩衝材を介在させた合成樹脂にて
前記管状無機濾過部材の端部を接合するように一体成形
されていることを特徴とする管状無機濾過部材のモジュ
ール構造が提供される。
【0008】
【0009】 さらに本発明によれば、多孔質の管状基
材の内外周の少なくとも一方の面に該管状基材の平均細
孔径よりも小さい平均細孔径を有する濾過層を備えた1
本以上の管状無機濾過部材と、これらの管状無機濾過部
材の両端部がそれぞれ挿通され当該管状無機濾過部材を
並列的に支持する支持プレートを備えてなるモジュール
構造であって、前記支持プレートの少なくとも一方が、
ブロック材を介在させた合成樹脂にて前記管状無機濾過
部材の端部を接合するように一体成形されることによ
り、前記管状無機濾過部材への応力集中、応力の不均一
化を抑制したことを特徴とする管状無機濾過部材のモジ
ュール構造が提供される。
【0010】
【0011】 さらにまた、本発明によれば、多孔質の
管状基材の内外周の少なくとも一方の面に該管状基材の
平均細孔径よりも小さい平均細孔径を有する濾過層を備
えた1本以上の管状無機濾過部材と、これらの管状無機
濾過部材の両端部がそれぞれ挿通され当該管状無機濾過
部材を並列的に支持する支持プレートを備えてなるモジ
ュール構造であって、前記支持プレートの少なくとも一
方がエポキシ樹脂製多孔板にて形成され、該エポキシ
脂製多孔板の孔部と前記管状無機濾過部材の端部とが接
着剤にて接合されていることを特徴とする管状無機濾過
部材のモジュール構造が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明に係る管状無機濾過部材
のモジュール構造を、図面に示す実施形態に基づいて詳
細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に限られる
ものではない。図1は本発明に係る管状無機濾過部材の
モジュール構造の一実施例を示す概略断面図である。図
1に於いて、30は管状無機濾過部材たるセラミックフ
ィルタエレメントで、このセラミックフィルタエレメン
ト30の両端部は支持プレート31に挿通され、支持プ
レート31は、セラミックフィルタエレメント30を並
列的に支持するように接合固定することにより、モジュ
ール25を構成している。なお、32はモジュールリン
グで、支持プレート31及びセラミックフィルタエレメ
ント30の外周部に、O−リングなどのシール部材を装
着し得るシール溝33を有する合成樹脂製のリングが接
合されている。このモジュールリング32により、モジ
ュール25を図示しないケーシング内に配設するに際し
て、ケーシングと支持プレート31及びセラミックフィ
ルタエレメント30の間のシールが確保される。
【0013】 図2〜7は、モジュール構造の基本型の
主要部を示す概略断面図(図2)、及び本発明に係るモ
ジュール構造の各種実施例の主要部を示す概略断面図
(図3〜7)である。図2は、基本型ともいうべきもの
で、支持プレート31が、合成樹脂にてセラミックフィ
ルタエレメント30の端部を接合するように一体成形さ
れているモジュール25の例を示している。なお、34
はモジュール用O−リングで、モジュール25をケーシ
ング内に配設するにあたり、ケーシングとモジュール2
5をシールするためのものである。図2のモジュールの
場合、合成樹脂にてセラミックフィルタエレメント30
の端部を一体成形して接合後、機械加工するか、あるい
は合成樹脂の接合時に型加工することにより、モジュー
ル用O−リング34のためのシール溝33が形成され
る。
【0014】 このように、セラミックフィルタエレメ
ント30を並列的に支持する支持プレート31が合成樹
脂にて一体成形され接合されることにより、図8に示す
従来のモジュール構造の如く、各エレメントの外周面に
O−リングのようなシール部材が必要ないため、ケーシ
ング内に配設できるエレメントの数を従来に比して多く
することができる。
【0015】 ここで、用いる合成樹脂について、以下
に説明する。合成樹脂は、接合時からの硬化収縮と水分
の吸収による膨潤現象を呈するものがある。この2種類
の経時変化的な現象により各エレメント接合部への圧縮
応力や、場合によっては引張応力の作用により、エレメ
ント接合部の接合不良(シール不良)や、クラックの発
生を引き起こすことがある。従って、合成樹脂の硬化収
縮と膨潤現象によるエレメントへの応力を少なくするた
めに、下記の性状の合成樹脂を使用することが望まし
い。 硬化収縮率:0.02%/日以下(長手方向の収縮長さ
として) 吸水率 :0.1%/日以下(重量増加率として)
【0016】 また、実使用条件下において温度変化が
生じる場合には、エレメント本体と合成樹脂の熱膨張差
が過大であるとき、熱変化による応力がエレメントに作
用し、接合部の接合不良(シール不良)や、クラックの
発生を引き起こすことがある。従って、温度変化による
エレメントへの応力を少なくするために、下記の性状の
合成樹脂を使用することが望ましい。 0≦(合成樹脂の熱膨張係数/エレメントの熱膨張係
数)≦10
【0017】 図3は、支持プレート31が、緩衝材3
5を介在させた合成樹脂にてセラミックフィルタエレメ
ント30の端部を接合するように一体成形されているモ
ジュール25を示している。ここで、緩衝材35とセラ
ミックフィルタエレメント30の端部は、有機接着剤
(または合成樹脂)36で接合させたり、緩衝材35自
体の収縮力により固定させることができ、さらに、緩衝
材35自体の収縮力と有機接着剤(または合成樹脂)3
6の両作用により接合させることもできる。
【0018】 このように緩衝材35を介して合成樹脂
によりセラミックフィルタエレメント30の端部を一体
成形により接合したので、図2と同様に、従来のモジュ
ール構造のように、シール部材が必要ないため、ケーシ
ング内に配設できるエレメントの数を従来に比して多く
することができるとともに、緩衝材35によって各エレ
メント接合部への圧縮応力や引張応力の作用を抑制する
ことができ、接合不良(シール不良)やクラックの発生
を極力防止することができる。
【0019】 緩衝材35としては、濾過器として使用
する際の耐食性に鑑み、ポリ塩化ビニル(PVC)、ふ
っ化エチレンプロピレン共重合体(FEP)、アルキル
ビニルエーテル共重合体(PFA)などの熱収縮チュー
ブや、エラストマーなどから形成されるリングが好まし
い。この緩衝材35として熱収縮チューブを用いる場
合、収縮後の厚みは1mm以下が好ましく、0.5mm
以下がより好ましい。収縮後の厚みは1mmを超える
と、不均一な収縮や、エレメント外周面の凹凸に追従せ
ず、接合不良(シール不良)が発生する場合がある。ま
た、収縮前の熱収縮チューブの内径は、エレメント外径
の1.2倍以下が好ましい。これは、収縮前の熱収縮チ
ューブの内径がエレメント外径の1.2倍を超えると、
収縮時に不均一な収縮が発生し、接合不良(シール不
良)が発生する場合があるからである。
【0020】 図4は、支持プレート31が、ブロック
材37を介在させた合成樹脂にてセラミックフィルタエ
レメント30の端部を接合するように一体成形されてい
るモジュール25を示している。このブロック材37に
より、セラミックフィルタエレメント30への応力集
中、応力の不均一化を抑制している。すなわち、ケーシ
ング内におけるセラミックフィルタエレメント30の配
置が、モジュール25の外径等により不均一となる場合
がある。この場合には、合成樹脂の硬化収縮または膨潤
現象によるセラミックフィルタエレメント30への応力
集中、応力の不均一化を抑制するために、上記のよう
に、ブロック材37を合成樹脂中に適切に介在させるの
である。
【0021】 このように、ブロック材37を介在させ
ることで、合成樹脂の硬化収縮または膨潤現象によるセ
ラミックフィルタエレメント30への応力を低減、ある
いは応力の不均一化を緩和し、エレメントのクラック発
生および接合部の接合不良(シール不良)発生を防止す
ることができる。ブロック材37としては、特に限定は
されないが、例えば、 (1)モジュールを接合する場合の合成樹脂と同一材質
で、予めブロック形状に成形し十分に硬化させたもの (2)ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)などの樹脂成型品 (3)ステンレスなどの金属成型品 などを挙げることができる。
【0022】 図5は、図4と同様に、ブロック材を用
いた例を示しており、合成樹脂によりブロック材37を
包み込むように構成したモジュール25の実施例を示
す。すなわち、このモジュールは、ブロック材と合成樹
脂とが接合し得ない材質の場合において有効な実施形態
である。
【0023】 図6は、図1とほぼ同様の構成であり、
支持プレート31の外周部に、シール部材たるモジュー
ルOリング34を装着し得るシール溝33を有する合成
樹脂製のモジュールリング32を接合したモジュール2
5を示している。このモジュールリング32により、モ
ジュール25を図示しないケーシング内に配設するに際
して、ケーシングと支持プレート31の間のシールが確
保される。なお、モジュールリング32と支持プレート
31との接合は、有機接着剤または合成樹脂により行
う。
【0024】 図7は、支持プレート31を、エポキシ
樹脂製多孔板38にて形成し、このエポキシ樹脂製多孔
板38の孔部39とセラミックフィルタエレメント30
の端部とが有機接着剤(または合成樹脂)36にて接合
されているモジュール25を示している。図7に示すよ
うに、支持プレート31をエポキシ樹脂製多孔板38に
て形成することにより、1本以上のセラミックフィルタ
エレメント30を支持プレート31の所定位置に寸法精
度良く配置することができる。すなわち、図2〜6に示
す実施例の場合には、合成樹脂による一体成形接合であ
り、支持プレート31を構成する合成樹脂の硬化収縮、
膨潤などによってセラミックフィルタエレメント30の
位置が多少ずれる可能性がある。そこで、図7のよう
に、予め支持プレート31をエポキシ樹脂製多孔板38
に形成しておき、その孔部39にセラミックフィルタエ
レメント30の端部を挿通し、有機接着剤(または合成
樹脂)36で接合することにより、セラミックフィルタ
エレメント30の配置はより精度良く行うことができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により、さら
に説明する。 (実施例1)図1に示す本発明に係るモジュール25
と、図8に示す従来構造のモジュール10について、ケ
ーシング内に配設できるセラミックフィルタエレメント
の数を比較した。ケーシングの内径を130mmφ、セ
ラミックフィルタエレメントの外径を30mmφとした
とき、従来構造のモジュールでは図9(図8の右側面
図)に示すようにエレメント数は7本であったのに対
し、本発明のモジュールでは図10(図1の右側面図)
に示すように11本のエレメントが配設できた。
【0026】(実施例2)図2に示すモジュール25
を、エポキシ樹脂(商品名:ED−110、コニシ
(株)製)31にてセラミックフィルタエレメント30
の端部を接合するように一体成形して作製した。また、
図3に示すモジュール25を、下記に示す熱収縮チュー
ブからなる緩衝材35を介在させたエポキシ樹脂(商品
名:ED−110、コニシ(株)製)31にてセラミッ
クフィルタエレメント30の端部を接合するように一体
成形して作製した。 材質 :PVC 収縮後の厚み :0.1mm 収縮前のチューブ内径:35.0mmφ エレメント外径 :30.0mmφ
【0027】 このようにして得られた各々のモジュー
ル25について、ヒートサイクル試験を行い、そのシー
ル性能を調べた。尚、ヒートサイクル条件は次の通りと
した。90℃温水に15分浸漬後、20℃常温水に15
分浸漬するサイクルを10回繰り返した後、接合部のエ
アー加圧方式によりシール性を確認した。結果を表1に
示す。
【0028】
【表1】
【0029】(実施例3)図4に示すモジュール25
を、PVC成型ブロック37(寸法:20mm×10m
m×30mm)を介在させたエポキシ樹脂(商品名:E
D−110、コニシ(株)製)にてセラミックフィルタ
エレメント30の端部を接合するように一体成形して作
製した。このようにして得られたモジュール25につい
て、ヒートサイクル試験を行い、そのシール性能を調べ
た。尚、ヒートサイクル条件は実施例2と同じとした。
結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】(考察)表1、2の結果から明らかなよう
に、図2に示すモジュールは多少シール性が劣るもの
の、十分な実用性があることが分かった。また、合成樹
脂(即ち、支持プレート)中に、図3のような緩衝材、
図4のようなブロック材を介在させることにより、シー
ル性がさらに向上することが判明した。
【0032】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、ケーシング内に配設できる管状無機濾過部材の数を
従来構造に比して多くすることができる。また、合成樹
脂中に緩衝材、ブロック材を介在させることにより、濾
過部材との接合部におけるシール性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る管状無機濾過部材のモジュール
構造の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】 ジュール構造の基本型の主要部を示す概略
断面図である。
【図3】 本発明に係るモジュール構造の他の実施例の
主要部を示す概略断面図である。
【図4】 本発明に係るモジュール構造の他の実施例の
主要部を示す概略断面図である。
【図5】 本発明に係るモジュール構造の他の実施例の
主要部を示す概略断面図である。
【図6】 本発明に係るモジュール構造の他の実施例の
主要部を示す概略断面図である。
【図7】 本発明に係るモジュール構造の他の実施例の
主要部を示す概略断面図である。
【図8】 従来のモジュール構造の一例を示す概略断面
図である。
【図9】 図8の右側面図である。
【図10】 図1の右側面図である。
【符号の説明】
25…モジュール、30…セラミックフィルタエレメン
ト、31…支持プレート、32…モジュールリング、3
3…シール溝、34…モジュール用O−リング、35…
緩衝材、36…有機接着剤(または合成樹脂)、37…
ブロック材、38…エポキシ樹脂製多孔板、39…孔
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B01D 29/30 520A 520B (72)発明者 竹内 洋享 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−156511(JP,A) 特公 平6−11370(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 29/50 B01D 29/11 B01D 29/25

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質の管状基材の内外周の少なくとも
    一方の面に該管状基材の平均細孔径よりも小さい平均細
    孔径を有する濾過層を備えた1本以上の管状無機濾過部
    材と、これらの管状無機濾過部材の両端部がそれぞれ挿
    通され当該管状無機濾過部材を並列的に支持する支持プ
    レートを備えてなるモジュール構造であって、 前記支持プレートの少なくとも一方が、緩衝材を介在さ
    せた合成樹脂にて前記管状無機濾過部材の端部を接合す
    るように一体成形されていることを特徴とする管状無機
    濾過部材のモジュール構造。
  2. 【請求項2】 多孔質の管状基材の内外周の少なくとも
    一方の面に該管状基材の平均細孔径よりも小さい平均細
    孔径を有する濾過層を備えた1本以上の管状無機濾過部
    材と、これらの管状無機濾過部材の両端部がそれぞれ挿
    通され当該管状無機濾過部材を並列的に支持する支持プ
    レートを備えてなるモジュール構造であって、 前記支持プレートの少なくとも一方が、ブロック材を介
    在させた合成樹脂にて前記管状無機濾過部材の端部を接
    合するように一体成形されることにより、前記管状無機
    濾過部材への応力集中、応力の不均一化を抑制したこと
    を特徴とする管状無機濾過部材のモジュール構造。
  3. 【請求項3】 多孔質の管状基材の内外周の少なくとも
    一方の面に該管状基材の平均細孔径よりも小さい平均細
    孔径を有する濾過層を備えた1本以上の管状無機濾過部
    材と、これらの管状無機濾過部材の両端部がそれぞれ挿
    通され当該管状無機濾過部材を並列的に支持する支持プ
    レートを備えてなるモジュール構造であって、 前記支持プレートの少なくとも一方がエポキシ樹脂製多
    孔板にて形成され、該エポキシ樹脂製多孔板の孔部と前
    記管状無機濾過部材の端部とが接着剤にて接合されてい
    ることを特徴とする管状無機濾過部材のモジュール構
    造。
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