JP3468645B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3468645B2
JP3468645B2 JP31719796A JP31719796A JP3468645B2 JP 3468645 B2 JP3468645 B2 JP 3468645B2 JP 31719796 A JP31719796 A JP 31719796A JP 31719796 A JP31719796 A JP 31719796A JP 3468645 B2 JP3468645 B2 JP 3468645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューターま
たはテレビジョン装置等のディスプレイに利用され、特
に薄膜トランジスタ(以下、TFTと表記する)等のス
イッチング素子を備えた液晶表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図6を用いて、従来の液晶表示
装置について説明する。図4は従来のアクティブマトリ
クス基板を備えた液晶表示装置を示す平面図、図5は図
4のA−A線における断面図、図6は図4のB−B線に
おける断面図である。
【0003】図4乃至図6に示すように、アクティブマ
トリクス基板51上には、複数の画素電極52がマトリ
クス状に形成され、複数の画素電極52は同一の大きさ
で等間隔に配列されている。尚、図4においては、画素
電極52は点線で示してある。
【0004】画素電極52とは別の層に、互いに直交す
るようにゲート配線53及びソース配線54が形成さ
れ、ゲート配線53及びソース配線54の一部は、画素
電極52の周辺部と重畳するように形成されている。
【0005】ゲート配線53とソース配線54との交差
部分近傍には、画素電極52にコンタクトホール55a
を介して接続されるスイッチング素子としてのTFT5
6が形成されている。
【0006】TFT56のゲート電極57にはゲート配
線53が接続され、ゲート配線53からゲート電極57
に入力される信号によってTFT56を駆動制御してい
る。また、TFT56のソース電極58にはソース配線
54が接続され、TFT56のソース電極58にデータ
信号が入力される。
【0007】また、画素電極52と付加容量用電極59
とがコンタクトホール55bを介して接続され、ゲート
絶縁膜60を間に介して付加容量用電極59とゲート配
線53との間で付加容量を形成している。
【0008】液晶表示装置の断面について説明すると、
アクティブマトリクス基板51上にゲート配線53が形
成され、ゲート配線53を覆うようにゲート絶縁膜60
が形成されている。ゲート絶縁膜60上には、半導体層
61並びにn+層62a及び62bが形成され、ソース
配線54及び付加容量用電極59が形成されている。
【0009】これらの上に層間絶縁膜63が形成され、
層間絶縁膜63上に画素電極52が形成されている。画
素電極52は、コンタクトホール55aを介してTFT
56のドレイン電極64と、コンタクトホール55bを
介して付加容量用電極59と接続されている。
【0010】対向基板65には、赤、青及び緑等のカラ
ーフィルター66a、66b及び66c並びに対向電極
67が形成され、アクティブマトリクス基板51と対向
基板65とを対向配置し、その間に配向膜(図示せず)
及び液晶68を設けて液晶表示装置を形成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、各配線、T
FT及び画素電極等の形成は、アクティブマトリクス基
板よりもサイズの小さなマスク(通常、数cm×数cm
〜数十cm×数十cm)を用いてレジストを複数回露光
するステッパ方式等によって露光し、各層毎にエッチン
グを複数回行っている。
【0012】このため、各層毎に位置ずれが生じたり、
同一層であっても、各露光の際に露光条件が異なってし
まったり、マスクの位置ずれが生じたりして、設計通り
に画素電極が同一の大きさで等間隔に配列されないこと
がある。
【0013】このため、マスク領域(一回の露光領域)
毎に画素電極と各配線とが重畳する幅または画素電極の
大きさが異なり、表示面内でマスクの継ぎ目が見えるブ
ロック分かれと呼ばれる表示むらが発生し、表示品位を
著しく悪くするという問題点を有している。
【0014】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、ブロック分かれを目立たなく
して表示品位の優れた液晶表示装置を提供することを目
的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の液晶表示装置は、複数
の走査配線と複数の信号配線との各交差部分近傍にスイ
ッチング素子が設けられ、前記スイッチング素子にマト
リクス状に配列された画素電極が接続された液晶表示装
置において、前記画素電極が、層間絶縁膜を介して前記
走査配線及び前記信号配線と重畳し、前記画素電極と、
前記走査配線および前記信号配線の少なくとも一方と
が、少なくとも二つの異なる幅で重畳するように、前記
画素電極が少なくとも二つの異なる大きさに形成されて
おり、そのことにより、前記画素電極と、前記走査配線
および信号配線の少なくとも一方との間に生じる寄生容
量が、異なる大きさの画素電極同士で異なっていること
を特徴とする。
【0016】請求項2記載の液晶表示装置は、複数の走
査配線と複数の信号配線との各交差部分近傍にスイッチ
ング素子が設けられ、前記スイッチング素子にマトリク
ス状に配列された画素電極が接続された液晶表示装置に
おいて、前記画素電極が、層間絶縁膜を介して前記走査
配線及び前記信号配線と重畳し、前記画素電極と、前記
走査配線および前記信号配線の少なくとも一方とが、少
なくとも二つの異なる幅で重畳するように、前記画素電
極が少なくとも二つの異なる間隔で配列されており、そ
のことにより、前記画素電極と、前記走査配線および信
号配線の少なくとも一方との間に生じる寄生容量が、一
方の間隔で配列されている画素電極と他方の間隔で配列
されている画素電極とで異なっていることを特徴として
いる。
【0017】
【0018】前記画素電極と前記走査配線とが重畳する
幅が、すべての画素電極で同一であることを特徴として
もよい
【0019】前記画素電極と、前記画素電極の両側に形
成される前記信号配線とが重畳し、前記画素電極と前記
信号配線とが重畳する幅が、第1の信号配線と第2の信
号配線とで異なることを特徴としてもよい
【0020】本発明の液晶表示装置によれば、画素電極
が少なくとも二つの異なる大きさに形成されていること
により、画素電極に生じる寄生容量が画素電極同士で異
なるため、人の目に見えない大きさで表示面内の表示品
位が変わり、表示面全体では均一に見えることから表示
品位を著しく向上することができる。
【0021】また、画素電極が少なくとも二つの異なる
間隔で配列されていることにより、画素電極に生じる寄
生容量が画素電極同士で異なるため、人の目に見えない
大きさで表示面内の表示品位が変わり、表示面全体では
均一に見えることから表示品位を著しく向上することが
できる。
【0022】さらに、画素電極が、層間絶縁膜を介して
走査配線及び信号配線と重畳していることにより、従
来、寄生容量が大きくなってブロック分かれが目立ちや
すかった層間絶縁膜を介して画素電極と各配線とを重畳
させる構成においても、画素電極に生じる寄生容量が画
素電極同士で異なるため、人の目に見えない大きさで表
示面内の表示品位が変わり、表示面全体では均一に見え
ることから表示品位を著しく向上することができる。
【0023】さらに、画素電極と走査配線とが重畳する
幅が、すべての画素電極で同一であることにより、液晶
に印加される直流成分を無くすことができるため、表示
品位の向上及び信頼性の向上を実現することができる。
【0024】さらに、画素電極と、画素電極の両側に形
成される信号配線とが重畳し、画素電極と信号配線とが
重畳する幅が、第1の信号配線と第2の信号配線とで異
なることにより、ブロック分かれの主な原因が画素電極
と信号配線とが重畳することによって生じる寄生容量で
あることから、マスクの位置合わせを容易にし、効果的
に画素電極に生じる寄生容量を画素電極同士で異ならせ
ることができるため、表示品位を著しく向上することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。
【0026】(実施の形態1)図1を用いて、本発明の
実施の形態1について説明する。図1は本発明の実施の
形態1に係わる液晶表示装置のアクティブマトリクス基
板の主要部を示す平面図である。
【0027】アクティブマトリクス基板上には、透過型
の液晶表示装置の場合、ITO等の透明導電膜を用い
て、反射型の液晶表示装置の場合、アルミ等の金属を用
いて、複数の画素電極1を略マトリクス状に周知の方法
によって形成する。尚、図1においては、画素電極1は
点線で示してある。
【0028】画素電極1の周囲を通り、互いに直交差す
るように、アルミまたはタンタル等を用いてゲート配線
2及びソース配線3を周知の方法によって形成する。画
素電極1と、ゲート配線2及びソース配線3とは、感光
性アクリル系樹脂等からなる層間絶縁膜(図示せず)を
介して重畳するように形成されている。
【0029】ゲート配線2とソース配線3との交差部分
近傍には、周知の方法によってスイッチング素子として
のTFT4が形成され、画素電極1とTFT4とは、層
間絶縁膜に設けられたコンタクトホール5aを介して接
続される。
【0030】TFT4のゲート電極(図示せず)にはゲ
ート配線2が接続され、ゲート電極に入力される信号に
よってTFT4を駆動制御し、また、TFT4のソース
電極(図示せず)にはソース配線3が接続され、TFT
4のソース電極にデータ信号が入力される。
【0031】また、画素電極1と付加容量用電極6と
が、層間絶縁膜に設けられたコンタクトホール5bを介
して接続され、ゲート絶縁膜(図示せず)を間に介して
付加容量用電極6とゲート配線2との間で付加容量を形
成している。
【0032】本発明の特徴としては、画素電極1の大き
さが少なくとも二つの異なる大きさに形成されているこ
と、画素電極1同士の間隔が少なくとも二つの異なる間
隔で形成されていることである。
【0033】このように画素電極1を形成することによ
り、画素電極1に生じる寄生容量が画素電極1同士で異
なる。このため、従来は、マスク領域毎に画素電極1と
ゲート配線2及びソース配線3とが重畳する幅または画
素電極1の大きさが異なり、表示面内でマスクの継ぎ目
が見えるブロック分かれと呼ばれる表示むらが発生し、
表示品位を著しく悪くしていたが、本発明では、マスク
領域内で画素電極1とゲート配線2及びソース配線3と
が重畳する幅または画素電極1の大きさが異なるため、
人の目に見えない大きさで表示面内の表示品位が変わ
り、表示面全体では均一に見えることから表示品位を著
しく向上することができる。
【0034】画素電極1の大きさは、隣り合う画素電極
1同士ですべて異ならせてもよいし、複数個に1個の割
合で画素電極1の大きさを異ならせてもよく、人の目で
見て目立たなければどのように画素電極1の大きさを異
ならせてもよい。
【0035】また、画素電極1の大きさを異ならせる場
合、表示に寄与する部分の大きさはすべての画素電極1
で一定の大きさとし、ゲート配線2及びソース配線3と
重畳する幅を異ならせることが表示品位の観点から望ま
しい。
【0036】尚、マスクの大きさを非常に小さなものに
してブロック分かれを見えなくする方法も考えられる
が、露光回数が増えるため、露光工程が長くなり、露光
条件のばらつき及びマスクの位置ずれ等の問題がさらに
増えるので好ましくない。
【0037】ここで、層間絶縁膜を構成するアクリル系
樹脂について説明する。層間絶縁膜を構成するアクリル
系樹脂は、比誘電率が3.4〜3.5と無機膜の比誘電
率、例えばチッ化シリコンの比誘電率8.0に比べて低
い。また、その透明度も高いことから、スピン塗布法等
によって容易に3μm程度の厚い膜厚に形成することが
できる。
【0038】このため、ゲート配線2と画素電極1との
間の寄生容量及びソース配線3と画素電極1との間の寄
生容量を低くすることができ、ゲート配線2及びソース
配線3と画素電極1との間の容量成分が表示に与えるク
ロストーク等の影響をより低減することができるため、
良好で明るい表示を得ることができる。
【0039】さらに、感光性のアクリル系樹脂を用いる
ことにより、層間絶縁膜のパターニングにフォトレジス
ト工程が不要となるため、生産性の点で有利となる。
【0040】層間絶縁膜として用いるアクリル系樹脂
は、塗布前に着色しているものであるが、パターニング
後に全面露光処理を施してより透明化することができ
る。このように、樹脂の透明化処理は、光学的に行うこ
とができるが、化学的に行うことも可能である。
【0041】透過型の液晶表示装置に層間絶縁膜を用い
る場合、アクリル系樹脂以外にも、比誘電率が低くて透
明度の高いもの、具体的には可視光領域の透過率90%
以上のものを用いることが可能である。
【0042】このような樹脂としては、例えば、ポリア
ミドイミド(比誘電率3.5〜4.0)、ポリアリレー
ト(比誘電率3.0)、ポリエーテルイミド(比誘電率
3.2)、エポキシ(比誘電率3.5〜4.0)または
透明度の高いポリイミド(比誘電率3.0〜3.4:例
えばヘキサフルオロプロピレンを含む酸二無水物とジア
ミンとの組合わせ)等がある。
【0043】人の視感度は、青色の領域(400〜50
0nm)では若干劣るため、分光透過率が緑色または赤
色といった人の目の視感度が高い領域で劣るようなもの
ではなく、青色の領域で若干劣るようなものを層間絶縁
膜に用いるようにすれば、着色が目立たないため望まし
い。
【0044】次に、本発明の液晶表示装置の駆動方法に
ついて説明する。液晶表示装置の駆動方法としては、1
H反転駆動法(1水平期間毎にデータ極性を反転させる
駆動法)を用いることが好ましい。これは、フィールド
反転駆動法に比べてソース配線3と画素電極1との間の
寄生容量が同じであっても、実際の液晶に印加される実
効電圧への影響を1/5〜1/10に低減することがで
きるからである。この理由は、1H反転駆動法の場合に
は、1フィールドの間に、1フィールドの時間に対して
十分に短い周期でデータ信号の極性が反転されるため、
+極性の信号と−極性の信号とが表示に与える影響をキ
ャンセルするためである。
【0045】また、ソースライン反転駆動法を用いても
よい。この駆動方法では、隣り合うソース配線3同士に
逆極性の信号を入力するため、ソース配線3と画素電極
1との間にできる寄生容量を隣り合うソース配線3同士
でキャンセルする。そのため、同じ寄生容量でも表示に
与える影響は少ない。
【0046】また、ドット反転駆動法を用いてもよい。
この駆動方法では、隣り合うソース配線3同士に逆極性
の信号を入力し、かつ1H期間ごとに反転を行うため、
同じ寄生容量でも表示に与える影響を最も低減すること
ができる。画素電極1が縦長なOA用の液晶表示装置に
おいては特に有効である。
【0047】(実施の形態2)図2を用いて、本発明の
実施の形態2について説明する。図2は本発明の実施の
形態2に係わる液晶表示装置のアクティブマトリクス基
板の主要部を示す平面図である。尚、実施の形態1と同
様の部分についての説明は省略する。
【0048】実施の形態2では、画素電極1とゲート配
線2とが重畳する幅をすべての画素電極1について同一
とし、画素電極1とソース配線3とが重畳する幅を異な
らせるようにする。尚、図2においては、画素電極1は
点線で示してある。
【0049】ブロック分かれは、画素電極1とソース配
線3とが層間絶縁膜を介して重畳することによる寄生容
量、または画素電極1とソース配線3とを同一層に形成
した場合のソース配線3間に跨がる方向に生じる寄生容
量が主な原因である。そのため、実施の形態2ではマス
クの位置合わせが容易になり、効果的にブロック分かれ
を目立たなくすることができる。
【0050】また、画素電極1とゲート配線2とが重畳
する幅をすべての画素電極1について同一とすること
で、画素電極1とゲート配線2との間の容量Cgdがす
べての画素電極1について同一となり、液晶へ直流成分
が印加されることを防止できるため、フリッカの防止及
び液晶の劣化防止ができる。
【0051】(実施の形態3)図3を用いて、本発明の
実施の形態3について説明する。図3は本発明の実施の
形態3に係わる液晶表示装置のアクティブマトリクス基
板の主要部を示す平面図である。尚、実施の形態1と同
様の部分についての説明は省略する。
【0052】実施の形態3では、画素電極1の大きさは
すべての画素電極1について同一とし、画素電極1同士
の間隔を少なくとも二つの異なる間隔にする。例えば、
画素電極1とゲート配線2とが重畳する幅をすべての画
素電極1について同一とし、画素電極1とソース配線3
とが重畳する幅を異ならせるようにする。この構成は、
特に反射型液晶表示装置で有効である。尚、図3におい
ては、画素電極1は点線で示してある。
【0053】このようにすれば、実施の形態2で説明し
たように、効果的にブロック分かれを目立たなくするこ
とができるとともに、液晶へ直流成分が印加されること
を防止できるため、フリッカの防止及び液晶の劣化防止
ができる。
【0054】また、画素電極1をエッチングによって形
成する際に、エッチングのシフト量を一定にすればよ
く、細かい制御をする必要がなくなる。
【0055】尚、実施の形態1乃至実施の形態3では、
画素電極1とゲート配線2及びソース配線3とを層間絶
縁膜を介して重畳させ、高開口率化を図った液晶表示装
置しか説明しなかったが、画素電極1とゲート配線2及
びソース配線3とを同一層に形成する場合でも、同様の
効果を得ることができる。
【0056】また、実施の形態1乃至実施の形態3で
は、付加容量をゲート配線2との間で形成するCs o
n Gate方式しか説明しなかったが、付加容量用配
線を別に設けて付加容量を形成するCs on Com
方式でも、同様の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の液晶表示
装置によれば、画素電極が少なくとも二つの異なる大き
さに形成されていることにより、ブロック分かれを目立
たなくして表示品位を著しく向上することができる。
【0058】また、画素電極が少なくとも二つの異なる
間隔で配列されていることにより、ブロック分かれを目
立たなくして表示品位を著しく向上することができると
ともに、画素電極をエッチングによって形成する際に細
かい制御をする必要がなくなる。
【0059】さらに、画素電極が、層間絶縁膜を介して
走査配線及び信号配線と重畳していることにより、従
来、寄生容量が大きくなってブロック分かれが目立ちや
すかった層間絶縁膜を介して画素電極と各配線とを重畳
させる構成においても、ブロック分かれを目立たなくし
て表示品位を著しく向上することができる。
【0060】さらに、画素電極と走査配線とが重畳する
幅が、すべての画素電極で同一であることにより、液晶
に印加される直流成分を無くすことができるため、フリ
ッカ及び液晶の劣化を防止することができる。
【0061】さらに、画素電極と、画素電極の両側に形
成される信号配線とが重畳し、画素電極と信号配線とが
重畳する幅が、第1の信号配線と第2の信号配線とで異
なることにより、マスクの位置合わせを容易にし、効果
的に表示品位を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わる液晶表示装置の
アクティブマトリクス基板の主要部を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態2に係わる液晶表示装置の
アクティブマトリクス基板の主要部を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態3に係わる液晶表示装置の
アクティブマトリクス基板の主要部を示す平面図であ
る。
【図4】従来のアクティブマトリクス基板を備えた液晶
表示装置を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線における断面図である。
【図6】図4のB−B線における断面図である。
【符号の説明】
1 画素電極 2 ゲート配線 3 ソース配線 4 TFT 5a、5b コンタクトホール 6 付加容量用電極 51 アクティブマトリクス基板 52 画素電極 53 ゲート配線 54 ソース配線 55a、55b コンタクトホール 56 TFT 57 ゲート電極 58 ソース電極 59 付加容量用電極 60 ゲート絶縁膜 61 半導体層 62a、62b n+層 63 層間絶縁膜 64 ドレイン電極 65 対向基板 66a、66b、66c カラーフィルター 67 対向電極 68 液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G02F 1/1343

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査配線と複数の信号配線との各
    交差部分近傍にスイッチング素子が設けられ、前記スイ
    ッチング素子にマトリクス状に配列された画素電極が接
    続された液晶表示装置において、 前記画素電極が、層間絶縁膜を介して前記走査配線及
    び前記信号配線と重畳し、 前記画素電極と、前記走査配線および前記信号配線の少
    なくとも一方とが、少なくとも二つの異なる幅で重畳す
    るように、前記画素電極が少なくとも二つの異なる大き
    さに形成されており、そのことにより、 前記画素電極
    と、前記走査配線および信号配線の少なくとも一方との
    間に生じる寄生容量が、異なる大きさの画素電極同士で
    異なっていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の走査配線と複数の信号配線との各
    交差部分近傍にスイッチング素子が設けられ、前記スイ
    ッチング素子にマトリクス状に配列された画素電極が接
    続された液晶表示装置において、 前記画素電極が、層間絶縁膜を介して前記走査配線及
    び前記信号配線と重畳し、 前記画素電極と、前記走査配線および前記信号配線の少
    なくとも一方とが、少なくとも二つの異なる幅で重畳す
    るように、前記画素電極が少なくとも二つの異なる間隔
    で配列されており、そのことにより、 前記画素電極と、
    前記走査配線および信号配線の少なくとも一方との間に
    生じる寄生容量が、一方の間隔で配列されている画素電
    極と他方の間隔で配列されている画素電極とで異なって
    いることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画素電極と前記走査配線とが重畳す
    る幅が、すべての画素電極で同一であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画素電極と、前記画素電極の両側に
    形成される前記信号配線とが重畳し、前記画素電極と前
    記信号配線とが重畳する幅が、第1の信号配線と第2の
    信号配線とで異なることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の液晶表示装置。
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