JP3468234B2 - 歯科用ｘ線画像検出器 - Google Patents
歯科用ｘ線画像検出器Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
- A61B6/51—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for dentistry
- A61B6/512—Intraoral means
Landscapes
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科医院あるいは
歯科診療所などで行われるＸ線撮影において使用される
歯科用のＸ線画像検出器に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、レントゲンフィルムを使用してＸ
線撮影を行う場合においては、変形可能なフィルムのカ
バー袋として軟質合成樹脂フィルムを使用する場合(実
開昭６１−２０３７４７号公報)もあるが、ＣＣＤ等の
ように変形できない材料を用いて電気信号としてＸ線画
像を検出する、この種の歯科用Ｘ線画像検出器では、そ
のセンサーケースの外形形状が通常の硬さの樹脂成形品
で構成されているものが一般的である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の歯
科用Ｘ線画像検出器の構成では、センサーケースが通常
の硬さの樹脂成形品で構成されているため、Ｘ線撮影の
ために検出器を患者の歯列内側面に当接させたとき、硬
いセンサーケースが歯列内側面に直接突き当たることに
なり、撮影を受ける患者に痛み、不快感を与え、嘔吐感
を誘発するもので、撮影の妨げとなるものであった。 【０００４】本発明は上記問題を解決するもので、Ｘ線
撮影を行うとき患者への負担が少なく撮影が容易な歯科
用Ｘ線画像検出器を提供することを目的としたものであ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、略方形板状の一方の面で歯牙などのＸ線照
射画像を検出するＸ線検出素子と、このＸ線検出素子を
内包するセンサーケースと、前記Ｘ線検出素子の入出力
信号線をセンサーケース外へ引き出すセンサーケーブル
とを備え、前記センサーケースを天然ゴムまたは合成ゴ
ムまたはエラストマー樹脂からなる弾力性を有する材料
で構成したものである。 【０００６】 【発明の実施の形態】上記の手段により、Ｘ線撮影のた
めＸ線画像検出器を歯列内側面に当接させたとき、Ｘ線
画像検出器をより安定して固定できるようになり、患者
に対しても口腔内の異物感を低減することができ、より
不快感の少ないＸ線撮影を可能にするものである。以
下、本発明の歯科用Ｘ線画像検出器の実施例を図面に沿
って説明する。 【０００７】図１は本発明の１実施例に係る歯科用Ｘ線
画像検出器の断面構造を示すもので、１は歯牙のＸ線照
射画像を検出するＸ線検出素子で、ＣＣＤなどで構成さ
れるセンサー部１ａ、センサー部１ａを固定するベース
部１ｂ、Ｘ線以外の外乱光を遮断するための遮蔽板１ｃ
で構成されている。２はＸ線検出素子１を内包するセン
サーケースで、３はＸ線検出素子１の入出力信号を天然
ゴムまたは合成ゴムまたはエラストマー樹脂からなる弾
力性を有する材料で構成したセンサーケース２の外部へ
引き出すためのセンサーケーブルである。 【０００８】次に、この歯科用Ｘ線画像検出器の動作を
図２に沿って説明する。 【０００９】図２は口腔内の歯列に本発明の１実施例の
歯科用Ｘ線画像検出器を患者の歯列内側面に当接させた
場合の例を示したもので、図中矢印で示す方向から照射
されたＸ線は歯列およびセンサーケース２を透過した
後、Ｘ線検出素子１において歯牙のＸ線照射画像が電気
信号として検出される。そしてＸ線検出素子１によって
検出された画像信号はセンサーケーブル３によって口腔
外のコントローラ（図示せず）に導かれる。 【００１０】そしてこのとき、各種形状のセンサーケー
ス２を天然ゴムまたは合成ゴムまたはエラストマー樹脂
からなる弾力性を有する材料で構成してあるので、口腔
内に歯科用Ｘ線画像検出器を指先で押さえて固定したと
き、口腔内壁面に弾力性を持って柔らかく当接するよう
になり、患者に与える異物感を大幅に低減できるもので
ある。 【００１１】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
歯科用Ｘ線画像検出器は、センサーケースを天然ゴムま
たは合成ゴムまたはエラストマー樹脂からなる弾力性を
有する材料で構成してあるので、Ｘ線撮影時に患者の口
腔内の異物感を大幅に低減でき、また患者の嘔吐感を誘
発することもなく、患者にとって不快感の少ない快適な
Ｘ線撮影を行うことができる。
歯科診療所などで行われるＸ線撮影において使用される
歯科用のＸ線画像検出器に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、レントゲンフィルムを使用してＸ
線撮影を行う場合においては、変形可能なフィルムのカ
バー袋として軟質合成樹脂フィルムを使用する場合(実
開昭６１−２０３７４７号公報)もあるが、ＣＣＤ等の
ように変形できない材料を用いて電気信号としてＸ線画
像を検出する、この種の歯科用Ｘ線画像検出器では、そ
のセンサーケースの外形形状が通常の硬さの樹脂成形品
で構成されているものが一般的である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の歯
科用Ｘ線画像検出器の構成では、センサーケースが通常
の硬さの樹脂成形品で構成されているため、Ｘ線撮影の
ために検出器を患者の歯列内側面に当接させたとき、硬
いセンサーケースが歯列内側面に直接突き当たることに
なり、撮影を受ける患者に痛み、不快感を与え、嘔吐感
を誘発するもので、撮影の妨げとなるものであった。 【０００４】本発明は上記問題を解決するもので、Ｘ線
撮影を行うとき患者への負担が少なく撮影が容易な歯科
用Ｘ線画像検出器を提供することを目的としたものであ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、略方形板状の一方の面で歯牙などのＸ線照
射画像を検出するＸ線検出素子と、このＸ線検出素子を
内包するセンサーケースと、前記Ｘ線検出素子の入出力
信号線をセンサーケース外へ引き出すセンサーケーブル
とを備え、前記センサーケースを天然ゴムまたは合成ゴ
ムまたはエラストマー樹脂からなる弾力性を有する材料
で構成したものである。 【０００６】 【発明の実施の形態】上記の手段により、Ｘ線撮影のた
めＸ線画像検出器を歯列内側面に当接させたとき、Ｘ線
画像検出器をより安定して固定できるようになり、患者
に対しても口腔内の異物感を低減することができ、より
不快感の少ないＸ線撮影を可能にするものである。以
下、本発明の歯科用Ｘ線画像検出器の実施例を図面に沿
って説明する。 【０００７】図１は本発明の１実施例に係る歯科用Ｘ線
画像検出器の断面構造を示すもので、１は歯牙のＸ線照
射画像を検出するＸ線検出素子で、ＣＣＤなどで構成さ
れるセンサー部１ａ、センサー部１ａを固定するベース
部１ｂ、Ｘ線以外の外乱光を遮断するための遮蔽板１ｃ
で構成されている。２はＸ線検出素子１を内包するセン
サーケースで、３はＸ線検出素子１の入出力信号を天然
ゴムまたは合成ゴムまたはエラストマー樹脂からなる弾
力性を有する材料で構成したセンサーケース２の外部へ
引き出すためのセンサーケーブルである。 【０００８】次に、この歯科用Ｘ線画像検出器の動作を
図２に沿って説明する。 【０００９】図２は口腔内の歯列に本発明の１実施例の
歯科用Ｘ線画像検出器を患者の歯列内側面に当接させた
場合の例を示したもので、図中矢印で示す方向から照射
されたＸ線は歯列およびセンサーケース２を透過した
後、Ｘ線検出素子１において歯牙のＸ線照射画像が電気
信号として検出される。そしてＸ線検出素子１によって
検出された画像信号はセンサーケーブル３によって口腔
外のコントローラ（図示せず）に導かれる。 【００１０】そしてこのとき、各種形状のセンサーケー
ス２を天然ゴムまたは合成ゴムまたはエラストマー樹脂
からなる弾力性を有する材料で構成してあるので、口腔
内に歯科用Ｘ線画像検出器を指先で押さえて固定したと
き、口腔内壁面に弾力性を持って柔らかく当接するよう
になり、患者に与える異物感を大幅に低減できるもので
ある。 【００１１】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
歯科用Ｘ線画像検出器は、センサーケースを天然ゴムま
たは合成ゴムまたはエラストマー樹脂からなる弾力性を
有する材料で構成してあるので、Ｘ線撮影時に患者の口
腔内の異物感を大幅に低減でき、また患者の嘔吐感を誘
発することもなく、患者にとって不快感の少ない快適な
Ｘ線撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施例に係る歯科用Ｘ線画像検出器
の側断面図 【図２】同１実施例の使用状態説明図 【符号の説明】 １ Ｘ線検出素子 ２ センサーケース ３ センサーケーブル
の側断面図 【図２】同１実施例の使用状態説明図 【符号の説明】 １ Ｘ線検出素子 ２ センサーケース ３ センサーケーブル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｈ０４Ｎ 5/32 Ｈ０１Ｌ 27/14 Ｋ
Ｄ
(56)参考文献 特開 平５−130990（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−223942（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−280944（ＪＰ，Ａ)
実開 平７−17207（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61B 6/00 - 6/14
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 略方形板状の一方の面で歯牙などのＸ線
照射画像を検出するＸ線検出素子と、このＸ線検出素子
を内包するセンサーケースと、前記Ｘ線検出素子の入出
力信号線をセンサーケース外へ引き出すセンサーケーブ
ルとを備え、前記センサーケースが天然ゴムまたは合成
ゴムまたはエラストマー樹脂からなる弾力性を有する材
料で構成され口腔内に弾力性を持って柔らかく当接する
ようにしたことを特徴とする歯科用Ｘ線画像検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001332228A JP3468234B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 歯科用ｘ線画像検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001332228A JP3468234B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 歯科用ｘ線画像検出器 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11170503A Division JP2000023973A (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 歯科用ｘ線画像検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002219126A JP2002219126A (ja) | 2002-08-06 |
| JP3468234B2 true JP3468234B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=19147676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001332228A Expired - Lifetime JP3468234B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 歯科用ｘ線画像検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3468234B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102207724B1 (ko) * | 2014-04-02 | 2021-01-26 | 주식회사 레이언스 | 엑스선 센서 |
| US20180310896A1 (en) * | 2015-10-19 | 2018-11-01 | Rayence Co., Ltd. | X-ray detector and system for sensing bending of same |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332228A patent/JP3468234B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002219126A (ja) | 2002-08-06 |
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