JP3467650B2 - トナー補給容器 - Google Patents

トナー補給容器

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JP3467650B2 JP32563594A JP32563594A JP3467650B2 JP 3467650 B2 JP3467650 B2 JP 3467650B2 JP 32563594 A JP32563594 A JP 32563594A JP 32563594 A JP32563594 A JP 32563594A JP 3467650 B2 JP3467650 B2 JP 3467650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリなどの電子写真方式を用いた画像形成装置の
トナー補給容器に関し、さらに詳しくはトナー補給時の
容器交換操作等で生じるトナーの漏出汚染の防止手段に
特徴を有するトナー補給容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に用いるトナー補給
容器には、トナー容器のトナー排出口をシール部材によ
り閉鎖し、そのシール部材を画像形成装置への装着後に
引き剥すことでトナーを補給するものがある。また、特
開昭60−80878号公報に開示されるようにトナー
補給容器のトナー排出口を閉鎖する弁部材を有し、その
弁部材を画像形成装置側に設けた押し上げ部材により押
し上げることでトナーを補給するものが提案されてい
る。さらに、トナーの漏出を防止するためのシール部材
としては、特開昭61−129664号公報に開示され
るようにスポンジ状のシール部材に積層して取り付けら
れ、摺動する部材表面に接触する構造のフェルト状のシ
ール部材が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
部材を引き剥すことでトナー排出口を開放してトナーを
補給する従来のトナー補給容器では、トナー補給後に画
像形成装置から取り外したときに排出口が開いているた
め、容器の内壁に付着しているトナーが着脱の操作時に
外部へ飛散して、画像形成装置の内外や作業者の皮膚あ
るいは衣服等を汚染してしまうという問題点を有してい
る。
【0004】また、特開昭60−80878号公報に開
示されるような従来の技術では、弁部材が押し上げられ
ただけでトナー排出口が開放するために、不慮にトナー
が排出されてしまう恐れがある。
【0005】さらに、特開昭61−129664号公報
に開示されるような従来の技術では、フェルト状のシー
ル部材が摺動する部材表面と接触を繰り返しているうち
にフェルトを構成する繊維に脱落が生じて、トナーの漏
出を防止する効果が長時間持続しないという問題点、前
記の脱落した繊維が現像室内のトナー中に混入してトナ
ーの搬送不良を引き起こすという問題点を有している。
【0006】このように従来の技術課題は、容器を着脱
することの容易性、トナーの漏出を防止することの確実
性、摺動部におけるシール効果の持続性、それぞれが不
十分であるという問題点を有している。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、トナーの漏出によ
る汚染を引き起こすことなく画像形成装置へ着脱するこ
とが可能であり、トナー補給時の着脱操作が容易なトナ
ー補給容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためのトナー補給容器として、トナー排出口の
周囲に弾性体からなる密封部材と、前記密封部材に密着
した状態で回転スライドして開閉自在なシャッター部材
とを有するトナー補給容器において、前記密封部材のト
ナー補給容器に対向する面をセル密度25〜250個/
インチの単泡性の発泡層とし、さらに前記密封部材のシ
ャッター部材に対向する面をソリッド層とし、このソリ
ッド層をセル密度勾配を有する発泡層の未発泡層または
厚さ0.01〜0.1mmのフィルムで構成するととも
に、前記トナー排出口は、前記密封部材を、そのソリッ
ド層から発泡層の方向へ打ち抜くことで形成し、前記ト
ナー排出口の周囲に前記密封部材を粘着剤等で貼着し、
この密封部材を挟圧するようにガイド部材でシャッター
部材を保持したことを特徴とする。望ましくは、前記シ
ャッター部材におけるトナー排出口周囲の板厚を局部的
に薄くする。
【0009】
【作用】本発明のトナー補給容器は、トナー排出時はロ
ック部を弾性力に抗し阻止位置から許容位置に変位さ
せ、トナー補給容器本体をシャッター部材に対し相対的
に回転スライドさせ、排出口をシャッター部材の開放位
置とすることでトナー補給容器内のトナーを排出口から
排出させることができる。一方、トナー非排出時は排出
口をシャッター部材の閉鎖位置とすることで、トナー補
給容器内のトナーの排出を阻止することができる。
【0010】本発明の請求項1記載の構成によれば、密
封部材は発泡層とソリッド層とからなる全体として少な
くとも2層で構成される弾性体であり、トナー補給容器
に対向する面を発泡層、シャッター部材に対向する面を
ソリッド層としてトナー排出口の周囲に粘着剤等で貼着
し、密封部材を挟圧するようにガイド部材でシャッター
部材を保持しているので、ソリッド層はシャッター部材
と完全に密着した状態で対向する。トナーの非排出時に
は、トナー排出口の開口部付近に停滞しているトナー
は、シャッター部材によってトナー補給容器の外部と遮
蔽された状態にある。シャッター部材に沿って密封部材
との間隙を移動するトナーは、シャッター部材と密着状
態にある密封部材のソリッド層により移動することが妨
げられ、トナー補給容器の外部へ漏出することが阻止さ
れる。密封部材の側面から侵入して発泡層のセル内を移
しようとするトナーは、密封部材の発泡層を単泡性の
セルとすることで、密封部材の側面から内部へ侵入する
トナーを発泡セル間に存在する隔壁で封止することがで
きるので、トナーは発泡層内部のセル内を移動すること
が妨げられ、密封部材の内部を通過してトナー補給容器
の外部に漏出することを完全に阻止することができ、さ
らに、密封部材の外層に存在するソリッド層により密封
部材の外部へ移動することが妨げられ、シャッター部材
の排出口を通してトナー補給容器の外部へ漏出すること
が阻止される。さらに、密封部材のソリッド層は、シャ
ッター部材を排出口の閉鎖位置から開放位置に回転スラ
イドさせる開閉操作の際に、密封部材に摩耗や破損が生
じることを防ぎ、シャッター部材の回転スライド時の摺
動性を向上させることができる。また、請求項1記載の
構成によれば、前記密封部材のソリッド層をセル密度勾
配を有する発泡層の未発泡層とすることで、ソリッド層
はそれ自身が可撓性を増してシャッター部材と密封部材
との密着性をさらに向上させることができる。セル密度
勾配を有する発泡層の未発泡層とは、発泡型で発泡層を
作製した際に型の内部と面して発泡層の表皮に生成する
所謂スキン層であり、前記ソリッド層をスキン層とする
ことにより、発泡層とソリッド層を同工程及び同一材料
で一体的に製造することができる。発泡層とソリッド層
を同一材料で製造することで、ソリッド層を構成するた
めに必要なフィルムと粘着剤とを省略でき、材料コスト
を低減するとともに製造工数を省いて、低コストで密封
部材を製造することができる。
【0011】また、請求項記載の構成によれば、前記
密封部材の発泡層をセル密度25〜250個/インチの
発泡部材とすることで、密封部材とシャッター部材との
密着性をより高め、トナー補給容器の外部にトナーが漏
出することを容易に阻止することができる。具体的に
は、シャッター部材と密封部材とを間隙を形成せずに密
着させるには、シャッター部材を大きく撓ませることな
く密封部材がシャッター部材表面の凹凸に対して追従変
形し得る圧力でシャッター部材を密封部材に押し当てる
必要があり、発泡層のセル密度を25〜250個/イン
チ以上とすることによって、シャッター部材で密封部材
を挟圧する際に、密封部材との対向部に間隙を形成させ
ないように密封部材を圧縮変形させるための適正量を容
易に得ることができる。
【0012】
【0013】また、前記密封部材のソリッド層を厚さ
0.01〜0.1mmのフィルムとした場合には、ソリ
ッド層として必要なシャッター部材との密着性を損なう
ことなく摺動性を向上させることができる。具体的に
は、密封部材のソリッド層を厚さ0.01mm以上のフ
ィルムとすることにより、前記フィルムを粘着剤等で発
泡層に貼着する際に発泡層のセルで形成される起伏が原
因となるフィルムの凹凸や皺が生じることを抑制し、シ
ャッター部材と密封部材とを間隙を形成せずに密着させ
ることを容易にする。さらに、密封部材のソリッド層を
厚さ0.1mm以下のフィルムとすることにより、シャ
ッター部材を密封部材に押し当てる際に、密封部材のソ
リッド層の可撓性を損なわずにシャッター部材の対向面
に対して追従変形させて、シャッター部材と密封部材と
を密着させることを容易にすることができる。
【0014】しかも、前記トナー排出口は、前記密封部
材を、そのソリッド層から発泡層の方向へ打ち抜くこと
で形成してあるので、ソリッド層の平面性を維持でき
る。さらに、シャッター部材におけるトナー排出口周囲
の板厚を局部的に薄くすることで、シャッター部材にお
けるトナー排出口の開口面積と厚さで成り立つ空間内に
存在し得るトナー量を減少させて、シャッター部材の開
閉操作時に外部へ放出されるトナー量を少なくすること
ができる。
【0015】したがって、本発明のトナー補給容器は、
画像形成装置への着脱を繰り返し行ってもトナーの漏出
による汚染を引き起こすことなく、トナー補給時のトナ
ー補給タンクの着脱操作を容易に行うことができる。
【0016】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例における
トナー補給容器の模式図である。
【0017】トナー補給容器1は、トナーが充填される
容器10と、この容器10内に回転可能に設けられたア
ジテータ20と、容器10の底部に設けられたシャッタ
ー部30と、容器10を封印する蓋40とを備えてい
る。容器10の底部11には、軸穴12と、トナー排出
口13と、ピン14とが設けられている。また、容器1
0の外周面15には、図6に示す現像装置の上ケース2
30の凹部240に設けられた一対のL字型溝242、
一対のL字型溝242と係脱する一対の凸部16が設け
られている。
【0018】アジテータ20は、軸部21と、この軸部
21と一体的に形成され、容器10内のトナーを掻き揚
げる掻き揚げ羽根22と、さらにこの掻き揚げ羽根22
と一体的に形成され、容器10内のトナーを攪拌する攪
拌羽根23とを有しており、軸部21がリング形状の密
封部材27を介して容器底部11の軸穴12に回転可能
に取り付けられている。軸部21には、トナー補給容器
1が図6に示す現像装置の上ケース230に装着される
際、駆動歯車520の軸521と係合する溝25が形成
されている。なお、攪拌羽根23には二点鎖線で示すよ
うに、容器10の内壁面を清掃するためのワイパー状の
清掃部材26が一体的に形成されていても良い。前記構
成とすることにより、攪拌羽根23と清掃部材26とは
簡素化した構造にすることができ、同時に容器10内の
トナーの攪拌効果を高めることができる。さらに、容器
10内の壁面に付着するトナーを清掃部材26で掻き落
とすことにより、トナー補給容器1のトナーを容器10
内に残すことなく完全に使い切ることができる。
【0019】シャッター部30は、弾性体からなる密封
部材31と、円板状のシャッター部材32と、ガイド部
材33とからなっている。
【0020】図3に示すように、密封部材31は、発泡
層35とソリッド層36とからなる全体として少なくと
も2層で構成される弾性体であり、トナー補給容器10
と対向する面を発泡層35、シャッター部材32と対向
する面をソリッド層36として容器底部11のトナー排
出口13の周囲に両面テープ等の粘着剤で貼着する。こ
のとき、密封部材31を粘着剤で貼着せずにトナー排出
口13の周囲に形成するガイド溝で保持したり、シャッ
ター部材32で狭圧することで保持すれば、部品点数を
削減し、密封部材31のコストを低減することも可能で
ある。また、密封部材31は、容器底部11に設けられ
た同形状の凹部11aに嵌め込まれるようになってお
り、嵌め込まれた状態で容器底部11の軸穴12と一致
する軸穴31aと、容器底部11のトナー排出口13と
一致するトナー排出口31bとを有している。密封部材
31の軸穴31a及びトナー排出口31bは、発泡層3
5にソリッド層36を貼付した後に金型で打ち抜いて形
成するのが容易であるが、その際に密封部材31はソリ
ッド層36から発泡層35の方向へ打ち抜くのがソリッ
ド層の平面性を維持できるので好ましい。容器底部11
の軸穴12の周囲には、トナー排出口13と同様に密封
部材31が貼付されることになるので、アジテータ20
の軸部21及びその周囲がトナー排出口31bから侵入
するトナーによって汚染されることはない。
【0021】前記密封部材31の発泡層35としては、
セル密度が25〜250個/インチの例えばポリスチレ
ン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ABS、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリビ
ニルアルコール、アセチルセルロース、ポリアミド、ポ
リウレタン、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹
脂、アクリル樹脂、シリコン、ポリイミド、クロロプレ
ン、ネオプレン、ブチルゴム、SBRなどのフォームを
用いることができる。特に、硬度が低く圧縮永久歪の少
ないポリエチレン、ポリウレタン、シリコン、ネオプレ
ンのフォームを用いるのが、シャッター部材32を不要
に撓ませることなく密封部材31とシャッター部材32
との密着性を長時間持続させることができるという点で
好ましい。発泡層35の厚さとしては、容器底部11の
面積に応じて変動するが、シャッター部材32に対して
均一に密着させることが容易で、発泡層35の寸法精度
を低下させずに製造できるという点で、概ね1〜10m
mとするのが好ましい。また、シャッター部30の組立
時にシャッター部材32で圧縮変形させるための発泡層
35の変形率としては、シャッター部材32に対して均
一に密着させることが容易で、シャッター部材32で狭
圧後の発泡層35の形状を原形から不要に変動させるこ
とがないという点で、概ね5〜50%とするのが好まし
い。
【0022】また、前記密封部材31の発泡層35を単
泡性のセルで構成することにより、密封部材31の側面
から内部へ侵入するトナーを発泡セル間に存在する隔壁
で封止することができるので、トナーが発泡層35内部
のセル内を移動することは妨げられ、密封部材31の内
部を通過してトナー補給容器1の外部へ漏出することを
完全に阻止することができる。
【0023】前記密封部材31のソリッド層36として
は、前述した発泡層35と一体で形成されるスキン層、
あるいは発泡層35に貼着する厚さ0.01〜0.1m
mのフィルムとすることができる。前記フィルムとして
は、例えば天然ゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、フロ
ロシリコンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、ヒドリ
ンゴム、ブタジェンゴム、スチレンブタジェンゴム、ニ
トリルブタジェンゴム、イソプレンゴム、クロロプレン
ゴム、イソブチレンイソプレンゴム、エチレンプロピレ
ンゴム等のゴム類、あるいはスチロール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン、ポリエチレン、アクリル樹脂等のエ
ラストマー類、ポリスチレン、ブチラール、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、フッ素樹脂、セ
ルロース、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、あるいはエ
ポキシ樹脂、シリコン、ポリウレタン、メラミン樹脂、
アルキド樹脂、ポリイミド、ポリアミド等の熱硬化性樹
脂を用いることができる。特に強度が大きく、摺動性及
び耐摩耗性に優れるポリエチレン、ポリエステル、ポリ
イミド、ポリアミドのフィルムを用いるのがトナー封止
の持続性を向上させるという点で好ましい。発泡層35
と前記フィルムで構成したソリッド層36とは両面テー
プ等の粘着剤で貼着され、密封部材31として積層化す
ることができる。
【0024】リング形状を成す密封部材27は、前述し
た密封部材31と同様に発泡層28とソリッド層29と
からなる全体として少なくとも2層で構成される弾性体
であり、軸部21と対向する面を発泡層28、容器底部
11と対向する面をソリッド層29として軸部21の周
囲に両面テープ等の粘着剤で貼着する。このとき、粘着
剤を用いずに容器底部11とで狭圧して保持しても構わ
ない。また、発泡層28及びソリッド層29の材質は、
それぞれ前述した密封部材31と同等でも異なっていて
も構わない。さらに、発泡層28の厚さ及び圧縮変形率
は、それぞれ前述した密封部材31と同等でも異なる値
を設定しても構わない。ただし、発泡層28の厚さ及び
圧縮変形率は、それぞれ密封部材31に示した良好領域
に含まれる値を設定するのが好ましい。
【0025】シャッター部材32には、容器底部11の
軸穴12と一致する軸穴32aと、容器底部11のトナ
ー排出口13と所定位置で一致するトナー排出口32b
と、容器底部11のピン14が挿通される円弧状の長穴
32cと、図5に示す現像装置の上ケース230に設け
られたピン244と係合する係合穴32dとが設けられ
ている。また、シャッター部材32には、容器底部11
とガイド部材33との間において、前記ピン14が長穴
32cに沿って相対的に移動し得る範囲で図示矢印aま
たはb方向に回転スライド可能に保持されている。すな
わち、シャッター部30においては、シャッター部材3
2のみが容器10に対して相対的に回転スライド可能な
状態となる。トナー補給容器1が現像装置に装着されて
いない状態では、シャッター部材32のトナー排出口3
2bは、密封部材31のトナー排出口31bと一致しな
い位置となる。すなわち、密封部材31のトナー排出口
31bはシャッター部材32によって封止された状態と
なっている。
【0026】ガイド部材33は、全体としてリング形状
をなし、容器底部11に設けられた段部11bに装着さ
れる。装着された状態では、4つの角穴33eが前記段
部11bに形成された4つの係合爪11eとそれぞれ係
合することにより容器底部11に固定され、底縁部33
fの内面(上面)で前記シャッター部材32の周縁部3
2fを摺動回転可能に支持する。また、ガイド部材33
には弾性を有する円弧状の舌片33gが一体的に設けら
れており、この舌片33gの先端部にはシャッター部材
32の係合穴32dにその背面側(図2において上面
側)から緩くはめ込まれる突起33cが設けられている
(図7参照)。シャッター部材32は、ガイド部材33
の上面側から、舌片33gの下方を通すようにしてガイ
ド部材33に装着される。係合穴32dに前記突起33
cが係合することによって、シャッター部材32が不用
意に回転スライドすることが防止され、トナー排出口3
2bが容器底部11のトナー排出口13と一致して容器
10内のトナーが漏出することが防止される。
【0027】以上のようなトナー補給容器1は、容器底
部11のピン14がシャッター部材32の長穴32cを
貫通してその先端が長穴32cから突出した状態にな
る。密封部材31は、そのトナー排出口31bが容器底
部11のトナー排出口13と一致した状態で容器底部1
1に貼着され、シャッター部材32で狭圧された状態で
保持される。これによって、密封部材13とシャッター
部材32との密着性が向上し、トナーの漏出が防止され
る。
【0028】シャッター部材32のトナー排出口32b
は、シャッター部材32を開放してトナーを容器10か
ら外部へ放出する際に、トナーがシャッター部材32に
触れることのない同等もしくは大きな開口面積あるいは
開口形状とするのが好ましく、容器10のトナー排出口
13からのトナー放出時の目詰まり現象、及びトナー補
給容器1の画像形成装置への着脱後に生じるシャッター
部30のトナー汚染を防止する。
【0029】また、シャッター部材32は、密封部材3
1と対向する面の一部あるいは全部に凹凸を設けること
によって、一層トナーの漏出を防止することの確実性を
向上させることができる。例えば、密封部材31との密
着性を損なうことなくシャッター部材32のトナー排出
口32b周囲の板厚を局部的に薄くすることで、シャッ
ター部材32のトナー排出口32bの開口面積と厚さで
成り立つ空間内に存在し得るトナー量を減少させて、シ
ャッター部材32の開閉操作時に外部へ放出されるトナ
ー量を少なくすることができる(図3(b))。さらに、
シャッター部材32の密封部材31と対向する面のシャ
ッター部材32閉鎖位置に、密封部材31のトナー排出
口31bと一致する形状で凸状段差37を設けることが
できる。前記シャッター部材32の凸状段差37で密封
部材31のトナー排出口31bを封印することで、トナ
ー非排出時にトナー補給容器1内のトナーがトナー排出
口13から漏出することが防止される(図4(a))。さ
らに、密封部材31のトナー排出口31bの閉鎖位置に
シャッター部材32を回転スライドさせた際、密封部材
31の軸穴31aとトナー排出口31bとで形成される
間隙をシャッター部材32に対して密着できるように軸
穴32aの外周に凸状段差38を設けることができる。
シャッター部材32の凸状段差38が密封部材31を強
く挟圧して、両者間に間隙を形成しないように十分に圧
縮変形させることで、トナーがシャッター部材32の軸
穴32aを通して漏出することが防止される(図4
(b))。また、同様の効果を得るために容器10の密封
部材31と対向する面の一部あるいは全部に凹凸を設け
ても構わない。
【0030】したがって、前述した構造を有するトナー
補給容器1は、容器底部11の軸穴12の外径とトナー
排出口13の面積によって容器底部11を構成する最小
面積を概ね決定するので、従来のトナー補給容器に比較
して容器の装着部面積を小さくすることが可能であると
ともに、トナー補給容器1の容量を小さくして使用する
ことも可能である。
【0031】次に、図5及び図6を参照して、現像装置
の上ケース230におけるトナー補給容器1の装着部2
40について説明する。
【0032】装着部240はトナー補給容器1の下部が
嵌まり合う凹部として構成されており、この凹部に前述
したトナー補給容器1のシャッター部30と同一構成を
有するシャッター部250が組み込まれている。
【0033】装着部240の底面241には、駆動歯車
520の軸521が挿通される軸穴245と、前述した
コイルスプリング510の循環経路における駆動歯車5
20とコイルスプリング510の噛み合い開始箇所に臨
むトナー受給口243(図8参照)とピン244とが設
けられている。また、装着部240の凹部内周面には、
前述したトナー補給容器1の凸部16とが係脱する一対
のL字型溝242が設けられている。L字型溝242
は、縦溝242aと横溝242bとからなっており、縦
溝242aの上端は画像形成装置の外装カバーの装着穴
101a(図9参照)に設けられたガイド溝101bの
下端と接続されている。また、横溝242bの終端は、
後述するトナー補給容器1の装着操作時におけるトナー
補給容器1の回動動作終端を規制する規制部を構成して
いる。
【0034】シャッター部250は、弾性体からなる密
封部材251と、円板状のシャッター部材252と、ガ
イド部材253とからなっている。
【0035】密封部材251は、装着部240の底面2
41に設けられた同形状の凹部241aに嵌め込まれて
貼着されるようになっており、嵌め込まれた状態で、前
記軸穴245と一致する軸穴251aと前記トナー受給
口243と一致するトナー受給口251bとを有してい
る。
【0036】シャッター部材252には、前記軸穴24
5と一致する軸穴252aと、前記トナー受給口243
と一致し得るトナー受給口252bと、前記ピン244
が挿通される円弧状の長穴252cと、前述したトナー
補給容器1のピン14とが係合する係合穴252dとが
設けられている。
【0037】ガイド部材253は、ほぼリング形状をな
し、前記装着部240に装着される。装着された状態で
は、2つの係合爪253eが装着部240内の壁面に設
けられた係合穴(図示せず)とそれぞれ係合することに
より装着部240内に固定され、底縁部253fの下面
で前記シャッター部材252の周縁部252fを摺動回
転可能に支持する(図7参照)。ガイド部材253には
弾性を有する円弧状の舌片253gが一体的に設けられ
ており、この舌片253gの先端にはシャッター部材2
52の係合穴252dにその背面側(図2において下面
側)から緩くはめ込まれる突起253cが設けられてい
る(図7参照)。シャッター部材252は、ガイド部材
253の下面側から、舌片253gの上方を通すように
してガイド部材253の下方に組み込まれる。係合穴2
52dに突起253cが係合することによって、例えば
本体の輸送時においてシャッター部材252が不用意に
回転スライドすることが防止され、トナー受給口252
bがトナー受給口243と一致して現像装置200内の
トナーが漏出することが防止される。
【0038】現像装置200が組み立てられると、装着
部240底面のピン244がシャッター252の長穴2
52cを貫通してその先端が長穴252cから突出した
状態となる(図7参照)。密封部材251は、装着部2
40底面とシャッター部材252とで挟圧された状態で
保持される。これによって、密封部材251とシャッタ
ー部材252との密着性が向上し、トナーの漏出が防止
される。シャッター部材252は、装着部240の底面
241とガイド部材253との間において、前記ピン2
44が長穴252cに沿って相対的に移動し得る範囲で
図示矢印aまたはb方向に回転スライド可能に保持され
る。すなわち、シャッター部250においては、シャッ
ター部材252のみが上ケース230に対して相対的に
回転スライド可能な状態となる。また、トナー補給容器
1が装着されていない状態では、シャッター部材252
のトナー受給口252bは、図5に示すように密封部材
251のトナー受給口251bと一致しない位置とな
る。すなわち、密封部材251のトナー受給口251b
は、シャッター部材252によって封止された状態とな
る。
【0039】以上のような装着部240に対するトナー
補給容器1の着脱操作は次のようになる。図7は装着部
240にトナー補給容器1が装着される直前の状態を示
した模式的な断面図である。主に図7を参照して着脱操
作及び動作について説明する。
【0040】先ず、トナー補給容器1の凸部16を画像
形成装置外装ケースの装着穴101a(図9参照)のガ
イド溝101bに一致させるようにしてトナー補給容器
1を装着穴101aに挿入する。凸部16はガイド溝1
01bに案内されてガイド溝101b内を下方に移動
し、さらに現像装置の装着部240に設けられたL字型
溝242の縦溝242aに進入し、その下端に達して停
止する(図7は下端に達する直前の状態を示してい
る)。この時、歯車520の軸521は、トナー補給容
器1のアジテータ20の軸部21と接続される。また、
トナー補給容器1のピン614は、現像装置の装着部2
40のシャッター部材252の係合穴252dに嵌まり
込み、舌片253gの突起253cを押し下げて突起2
53cによるシャッター部材253のロックを解除す
る。同時に装着部240側のピン244がトナー補給容
器1のシャッター部材32の係合穴32dに嵌まり込
み、舌片33gの突起33cを押し上げて突起33cに
よるシャッター部材32のロックを解除する。
【0041】次に、トナー補給容器1を図10の矢印b
に示す反時計方向に回動させる。トナー補給容器1の凸
部16はL字型溝242の横溝242bに入り込み、こ
れと係合してトナー補給容器1の抜けが防止され、装着
部240に装着された状態となる。上述したように、ト
ナー補給容器1のピン14が装着部240のシャッター
部材252の係合穴252dに嵌まり込み、装着部24
0側のピン244がトナー補給容器1のシャッター部材
32の係合穴32dに嵌まり込んでいるので、トナー補
給容器1を図10の矢印b方向に回転させると、装着部
240のシャッター部材252はトナー補給容器1とと
もに同方向すなわち図5の矢印bに示す反時計方向に回
動して、そのトナー排出口252bが密封部材251の
トナー排出口251bと一致する。トナー補給容器1の
シャッター部材32は、トナー補給容器1を矢印b方向
に回動させても移動しないので、トナー補給容器1に対
して相対的に図1の矢印aに示す時計方向に回動して、
そのトナー排出口32bが密封部材31のトナー排出口
31bと一致する位置となる。すなわち、全ての部品の
トナー排出口13、31b、32b及びトナー受給口2
52b、251b、243が一致した状態となり、トナ
ー補給容器1からが現像装置200に対してトナーが補
給され得る状態となる。
【0042】以上のようにしてトナー補給容器1が現像
装置200に装着された状態で、現像装置200が前述
のように動作すると、駆動歯車520の軸521により
アジテータ20が回転駆動される。
【0043】容器10内に収納されているトナーは、ア
ジテータ20の掻き揚げ羽根22によって上方に向けて
攪拌されるが、現像装置200内におけるトナーが消費
されると、トナー排出口13から上記各トナー受給口お
よび上ケース230のトナー受給口243を通じて現像
装置内に自由落下し、現像装置内200に消費相当分の
トナーが補充されることになる。
【0044】このようにして、トナー補給容器1から現
像装置200に対してトナーが補充され、トナー補給容
器1内のトナーが空になった場合には、トナー充填済み
の新しいトナー補給容器1と交換する。トナー補給容器
1内のトナーが空になったことは、トナーエンド検出手
段によって検出することができる。また、トナー補給容
器1に透明材料を用いて、トナーが空になった状態を目
視によって確認することも可能である。
【0045】トナー補給容器1を取り外すには、前述し
た装着操作と逆の手順で操作を行えば良い。すなわち、
トナー補給容器1の上部(画像形成装置の外装ケース1
01から露出している露出部1a)を掴み、矢印a方向
(時計方向)に回動させた後、画像形成装置の外装ケー
ス101の装着穴101aから引き出せば良い。トナー
補給容器1を矢印a方向に回動させると、トナー補給容
器1のシャッター部材32は相対的に図1の矢印bに示
す反時計方向に回動してトナー補給容器1のトナー排出
口13及び31bが遮蔽されると同時に、現像装置20
0のシャッター部材250は図5の矢印a方向に回動し
て現像装置200のトナー受給口243及び252bが
遮蔽される。したがって、トナー補給容器1を取り外す
際に、仮にトナー補給容器1内に多少のトナーが残留し
ていても、これが飛散して画像形成装置100及びその
周辺を汚染することは防止される。また、画像形成装置
100を輸送する際にトナー補給容器1を取り外した状
態で輸送する場合でも、現像装置200内のトナーがそ
の受給口243及び252bから漏れて飛散することも
防止される。
【0046】トナー補給容器1のシャッター部30に上
記の密封部材31を用いることによって、次のような作
用効果を得ることができる。
【0047】(1)トナー補給容器1を画像形成装置1
00に装着する操作、すなわち画像形成装置100の外
装ケースの装着穴101aのガイド溝101bに一致さ
せるようにトナー補給容器1を挿入し、装着穴101a
の底部に達した後に反時計方向に回動させるという操作
のみで、シャッター部材30の開放操作を付加すること
なくトナーの補給操作を完了させることができる。した
がって、シャッター部材を開放する操作の忘却や操作ミ
スを解消することができる。トナー補給容器1を画像形
成装置100から離脱する操作は、前述した操作を逆の
手順で行うことで完了する。
【0048】(2)トナー補給容器1を画像形成装置1
00から離脱する操作と同時にシャッター部材30はト
ナー排出口31bを閉鎖するので、離脱操作時にトナー
補給容器1からトナーが漏出することを防止することが
できる。
【0049】トナー排出口31bを除く密封部材31の
外層には、トナーの移動を阻止するソリッド層36が存
在するので、密封部材31の表層に沿って外部にトナー
が流出することを防止する。さらに、トナー排出口31
bは、その周囲が密封部材31との間に間隙を生ずるこ
となくシャッター部材31で完全に封止されているの
で、シャッター部材31を回転スライドさせるトナー排
出口31bの開閉操作時にトナーが漏出することも生じ
ない。
【0050】(3)シャッター部材32との摺動面であ
る密封部材31の外層は、所定のソリッド層36で形成
しているので、シャッター部材32を回転スライドさせ
るトナー排出口32bの開閉操作を繰り返しても摩耗劣
化させることなく、シャッター部材32との密着性を持
続させることができる。したがって、使用済みのトナー
補給容器1を再使用してもトナーの漏出が生じないの
で、トナーをトナー補給容器1に再充填すれば多数回の
繰り返し使用を可能にする。
【0051】また、上記のトナー補給容器1によれば、
次のような作用効果を得ることができる。
【0052】(4)トナー補給容器1が、画像形成装置
100に装着された状態でその少なくとも一部が画像形
成装置100の外装ケース101外に露出しているの
で、この露出部1aを掴んで着脱操作を行うことができ
る。
【0053】上記のトナー補給容器1によれば、トナー
補給時における画像形成装置100の外装ケース101
の開閉操作が不要となり、簡単かつ速やかにトナーを補
給することができる。さらに、トナー補給容器1の露出
部1aは、記録紙の移動経路外に配置され、画像形成装
置100の外装ケース101外に露出していることか
ら、記録動作中においてもその記録動作を停止させるこ
となくトナー補給容器1を交換することができる。すな
わち、記録紙への画像形成動作を行いながらトナーの補
給操作を行うことができる。
【0054】(5)トナー補給容器1の内部には、画像
形成装置100からの駆動を受けて回動し、トナー補給
容器1内のトナーを攪拌するアジテータ20が設けられ
ているので、トナーブロックをトナー排出の動作と同時
に解砕することができる。したがって、ブロック化した
トナーを解砕するためのハンドシェイク等の特別な操作
を事前に行うことなく、トナー補給容器1から円滑にト
ナーを排出することができる。
【0055】また、画像形成装置100には、トナー補
給容器1の装着操作時におけるトナー補給容器1の回動
動作終端を規制するL字型溝242が設けられていると
ともに、アジテータ20の回転方向と、トナー補給容器
1の装着操作時の回動方向とが同じに構成されているの
で、アジテータ20の回転によって、トナー補給容器1
は、その装着方向(矢印b方向)に付勢されることとな
る。したがって、必ずしも格別のロック機構を設けるこ
となくトナー補給容器1が画像形成装置100から外れ
ることを防止することができる。
【0056】以上に本発明の実施例を述べたが、本発明
のトナー補給容器は上記の実施例に限定されるものでは
なく、電子写真、静電記録、磁気記録等の方法を用いた
複写機、プリンタ、ファクシミリなどに使用される画像
形成装置のトナー補給容器に応用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の請求項1記
載の構成によれば、密封部材の外層に存在するソリッド
層によりトナーがトナー補給容器の外部へ漏出すること
が阻止される。さらに密封部材のソリッド層は、密封部
材に摩耗や破損が生じることを防ぎ、シャッター部材の
回転スライド時の摺動性を向上させる。
【0058】また、シャッター部材で密封部材を挟圧す
る際に、密封部材との対向部に間隙を形成させないよう
に密封部材を圧縮変形させるための適正量を容易に得る
ことができる。
【0059】さらに、トナーが発泡層内部のセル内を移
動することは妨げられ、密封部材の内部を通過してトナ
ー補給容器の外部に漏出することを完全に阻止する。
【0060】さらに、シャッター部材と密封部材とを間
隙を形成せずに密着させることを容易にする。
【0061】さらに、シャッター部材と密封部材との密
着性をさらに向上させることができ、低コストで密封部
材を製造することができる。しかも、トナー排出口は、
密封部材を、そのソリッド層から発泡層の方向へ打ち抜
くことで形成してあるので、ソリッド層の平面性を維持
できる。さらに、請求項2の構成によれば、シャッター
部材におけるトナー排出口周囲の板厚を局部的に薄くす
ることで、シャッター部材におけるトナー排出口の開口
面積と厚さで成り立つ空間内に存在し得るトナー量を減
少させて、シャッター部材の開閉操作時に外部へ放出さ
れるトナー量を少なくすることができる。
【0062】したがって、本発明のトナー補給容器によ
れば、画像形成装置への着脱操作を繰り返し行ってもト
ナーの漏出による汚染を引き起こすことなく、トナー補
給時の着脱操作が容易で小型化可能なトナー補給容器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すトナー補給容器の斜視
図。
【図2】同トナー補給容器の分解斜視図。
【図3】密封部材の斜視図及び断面図
【図4】シャッター部材の斜視図。
【図5】現像装置の平面図。
【図6】現像装置におけるトナー補給容器装着部の分解
斜視図。
【図7】装着部にトナー補給容器が装着される直前の状
態を示した模式的断面図。
【図8】ガイド部全体を示す模式的断面図。
【図9】画像形成装置外装ケースの部分斜視図。
【図10】画像形成装置の外観斜視図。
【符号の説明】
1 トナー補給容器 30 シャッター部 31 密封部材 32 シャッター部材 33 ガイド部材 35 発泡層 36 ソリッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−89062(JP,A) 特開 平6−35305(JP,A) 特開 平5−46020(JP,A) 特開 平5−14125(JP,A) 特開 平1−102487(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 B65D 83/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー排出口の周囲に弾性体からなる密
    封部材と、前記密封部材に密着した状態で回転スライド
    して開閉自在なシャッター部材とを有するトナー補給容
    器において、前記密封部材のトナー補給容器に対向する
    面をセル密度25〜250個/インチの単泡性の発泡層
    とし、さらに前記密封部材のシャッター部材に対向する
    面をソリッド層とし、このソリッド層をセル密度勾配を
    有する発泡層の未発泡層または厚さ0.01〜0.1m
    mのフィルムで構成するとともに、前記トナー排出口
    は、前記密封部材を、そのソリッド層から発泡層の方向
    へ打ち抜くことで形成し、前記トナー排出口の周囲に前
    記密封部材を粘着剤等で貼着し、この密封部材を挟圧す
    るようにガイド部材でシャッター部材を保持したことを
    特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 前記シャッター部材におけるトナー排出
    口周囲の板厚を局部的に薄くしたことを特徴とする請求
    項1記載のトナー補給容器。
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