JP3466581B2 - ヘアブラシ清掃器 - Google Patents

ヘアブラシ清掃器

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JP3466581B2
JP3466581B2 JP2001151808A JP2001151808A JP3466581B2 JP 3466581 B2 JP3466581 B2 JP 3466581B2 JP 2001151808 A JP2001151808 A JP 2001151808A JP 2001151808 A JP2001151808 A JP 2001151808A JP 3466581 B2 JP3466581 B2 JP 3466581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はヘアブラシ清掃器
に関し、特にヘアブラシに付着した髪の毛等に気体を吹
き付けてこれを除去するヘアブラシ清掃器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図10は特開平7148021号公報に
開示されている従来のヘアブラシ用髪除去装置の概略構
成を示す断面図である。
【0003】図を参照して、この除去装置は、ヘアブラ
シに押し付けられる入口開口77と入口開口77の近傍
に髪を緩めるためのマンドレル71を有する環状のハウ
ジング72を備えている。ハウジング72内には、固定
状態に配設された螺旋状部70が設けられ、偏向装置と
して作用するようになっている。この螺旋状部70に隣
接して、室部73が設けられている。螺旋状部70が配
置されたハウジング72の領域からこの室部73に連通
する入り口が吸込開口74になっている。
【0004】この装置はバッテリー又は電気ケーブルで
作動するモータ78を有するファン76が設けられてい
る。室部73とファン76との間には、入口開口77か
ら吸入した髪の毛等がファン76内に侵入するのを防ぐ
フィルタ75が設置されている。
【0005】室部73を経た髪の毛等はフィルタ75に
集められる。室部73とファン76とが配置されたハウ
ジング72の右側部分から螺旋状部70を有するハウジ
ング72の左側部分を取り外すことで、髪の毛を室部7
3やフィルタ75から除去することができる。
【0006】このようにして、従来の除去装置によって
ヘアブラシに付着した髪の毛やフケ等を除去していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のヘ
アブラシ用髪除去装置では、吸込んだ空気はファンから
室内に空気が排出されるため、風を巻き起こしその結果
使用場所が限定されていた。また、片手でヘアブラシを
保持し、他の片手でこの除去装置を持つ必要があるため
使い勝手が良いとはいえなかった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、使用時の周囲の環境に影響を与え
ることなく、かつ使い勝手の良いヘアブラシ清掃器を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、気体循環式のヘアブラシ
清掃器であって、気体を吹出す吹出し部と、吹出された
気体を吸込む吸込み部と、吸込まれた気体をろ過するた
めのフィルタと、ろ過された気体を吹出し部に送出する
送風ファンとを備え、吹出し部と吸込み部との間のスペ
ースにヘアブラシを移動させるための手入れ穴を除い
て、全体を閉鎖構造としたものである。
【0010】このように構成すると、ヘアブラシを清掃
する気体は外部に漏れない。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、スペースを囲う前面部の一部に内部
が透視できる透明体が取付けられたものである。
【0012】このように構成すると、ヘアブラシの清掃
状態が外部から容易に確認できる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の構成において、吹出し部には、複数
の棒状体がその軸方向を気体の吹出し方向に平行となる
ように取付けられたものである。
【0014】このように構成すると、棒状体にヘアブラ
シのブラシの各々を沿わせることができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の構成において、スペースには、その
軸方向回りに回転する筒状の取付台と、取付台の側壁に
取付けられ、外方に伸びる複数の円錐形状の突起体とか
らなる回転体が取付けられ、回転体はファンの駆動に連
動して回転するものである。
【0016】このように構成すると、ヘアブラシを回転
体に近づけると突起体の各々がブラシの中を通過する。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の構成において、スペースには、複数
の棒状体がその軸方向を気体の吹出し方向と直交するよ
うに取付けられたものである。
【0018】このように構成すると、棒状体にヘアブラ
シのブラシの各々を沿わせることができる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の構成において、吸込み部には、吸込
み部を覆う基板と、基板に対して所定間隔で形成され、
その両端に第1開口が形成された筒形状の複数の突出部
と、突出部の各々の間における基板に形成された複数の
第2開口とからなる突出体が取付けられるものである。
【0020】このように構成すると、突出体にヘアブラ
シを被せるようにするとブラシが突出部の各々の間に位
置するものである。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1から請求
項6のいずれかに記載の発明の構成において、手入れ穴
を通してヘアブラシの内部への移動に応答して、送風フ
ァンが駆動されるものである。
【0022】このように構成すると、ヘアブラシを移動
させるだけでヘアブラシの清掃が開始される。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項1から請求
項7のいずれかに記載の発明の構成において、内部に移
動されたヘアブラシを殺菌するための殺菌灯を更に備え
たものである。
【0024】このように構成すると、ヘアブラシは清掃
と並行して殺菌される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、ヘアブラシを清掃する気体は外部に漏れないの
で、周囲の環境に影響を与えず使用できるため、使用場
所の制限が少なくなる。また、スペースにヘアブラシを
移動するだけで清掃ができるため使い勝手が向上する。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、ヘアブラシの清掃状態が外部から確
認できるためより使い勝手が向上する。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の効果に加えて、棒状体にヘアブラシのブラ
シを沿わせることができるので、ヘアブラシに付着した
髪の毛やフケ等をより効果的に除去できる。そして棒状
体に移って付着した髪等は、棒状体の軸方向と気体の吹
出し方向とが平行であるため容易に除去される。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果に加えて、ヘアブラシを回転体
に近づけると突起体の各々がブラシの中を通過するの
で、ヘアブラシに付着した髪の毛やフケ等をより効果的
に除去できる。またブラシから移って突起体に付着した
髪等は、回転体の回転力による遠心力とその円錐形状の
利点から容易に取り除かれ、吸込み部から吸込まれて除
去される。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果に加えて、棒状体にヘアブラシ
のブラシを沿わせることができるので、ヘアブラシに付
着した髪の毛やフケ等をより効果的に除去することが可
能となる。
【0030】請求項6記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果に加えて、ブラシが突出部の各
々の間に位置するので、ブラシ台側に付着した髪等は第
1の開口から吸込まれ、ブラシの先端に付着した髪の毛
等は第2の開口から吸込まれ、効率的に除去される。
【0031】請求項7記載の発明は、請求項1から請求
項6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ヘアブラ
シを移動させるだけで清掃が開始されるので、片手でヘ
アブラシを保持した状態で直ちに清掃でき使い勝手が良
い。
【0032】請求項8記載の発明は、請求項1から請求
項7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ヘアブラ
シは清掃と並行に殺菌されるのでより清潔度が向上す
る。
【0033】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態によるヘアブラシ清掃器の正面図であり、図2は図1
で示したII−IIラインの断面図であり、図3は図1
で示したIII−IIIラインから見た図である。
【0034】これらの図を参照して、ヘアブラシ清掃器
13は全体的には箱型形状を有し、その側面部40にお
いて形成されている手入れ穴41を除いて閉鎖構造とな
っている。図2の断面図に明確に表われているように、
ヘアブラシ22が入れられる内部のスペース30の上方
には吹出しダクト35が形成され、その一方端は漸縮状
態に絞られた吹出し部17となっている。尚、吹出しダ
クト35の他方端は送風ファン32に接続している。
【0035】一方、ヘアブラシ22が入れられるスペー
ス30の下方には吸込みダクト33が形成されており、
その一方端は漸拡状態に広がり吸込み部18を形成して
いる。吸込み部18の部分には格子状の格子台29が設
置されており、ヘアブラシ22の落下による吸込みダク
ト33への進入を防止している。尚、吸込みダクト33
の他方端はフィルタ31に接続されている。フィルタ3
1の反対側には中間ダクト34が接続され、中間ダクト
34は送風ファン32に取付けられている。フィルタ3
1は、吸込みダクト33及び中間ダクト34に対して脱
着自在に取付けられ、フィルタ31が所定時間使用され
たとき、新たなものとの交換を容易としている。
【0036】ヘアブラシ清掃器13の前面部15の中央
部には、透明合成樹脂等よりなる透明体16が形成され
ており、内分に移動されたヘアブラシ22の清掃状態を
外部から視認することを容易としている。吹出し部17
の吹出し部分においては図4で示すような串歯20が取
付けられている。串歯20は先細りの細長い複数の棒状
体44が所定間隔で取付台43に取付けられており、取
付台43の両端は吹出し部17を構成する吹出しダクト
35の内壁間に固定されている。そして棒状体44の軸
方向は、吹出し部17からの気体の吹出し方向に対して
平行となるように設定されている。
【0037】図1及び図3に示されているように、側面
部40に形成された手入れ穴41の内方の対向位置に発
光部23及び受光部24が取付けられている。これらは
ヘアブラシ清掃器13内部にヘアブラシ22が移動され
たことを検出するセンサとして機能する。すなわち、発
光部23から常時発光されている光は、ヘアブラシ22
が内部に移動されない状態においては、その光量は全量
受光部24において受光されている。ところがヘアブラ
シ22を内部に入れることによって発光部23から発光
された光が遮断され、受光部24にて受光される量が激
減することになる。この受光部24の受光量の変化に基
づいてヘアブラシ22の内部への移動の有無を判断する
ものである。
【0038】尚、吹出し部17を形成する吹出しダクト
35の先端部分の後方には、図2に示されているように
紫外線を放出する殺菌灯37が取付けられ、殺菌灯37
の後方及びその上方には紫外線の放射を効率的に行うた
めの反射板38が固定されている。
【0039】次に、この実施の形態によるヘアブラシ清
掃器の使用状態について以下説明する。
【0040】使用に際しては、清掃すべきヘアブラシ2
2を手25で保持して手入れ穴41から内部に移動させ
る。この移動を上述のように発光部23及び受光部24
によって構成されるセンサが検知し、この検知出力に応
答して送風ファン32が駆動される。これによって送風
ファン32から送出された空気は吹出しダクト35を通
って吹出し部17から下方に吹出される。
【0041】吹出し部17から吹出された空気は、串歯
20に沿って下方に流れ、吸込み部18から吸込みダク
ト33内に吸込まれる。吸込まれた空気は吸込みダクト
33を通ってフィルタ31で所定の異物がろ過される。
フィルタ31でろ過された清浄な空気は、中間ダクト3
4を通って送風ファン32に吸込まれ再度吹出しダクト
35に送出される。このようにしてヘアブラシ22の内
部への移動に伴いヘアブラシ清掃器13内を空気が循環
し、常時吹出し部17から吸込み部18に向かって一定
の空気が流れる状態となる。
【0042】この吹出し部17から吸込み部18に向か
う空気流によってヘアブラシ22のブラシ台27に固定
されたブラシ26に付着した髪の毛やフケ等が吹き飛ば
され、吹き飛ばされた髪の毛等は吸込み部18から吸込
まれてフィルタ31に付着する。
【0043】このときブラシ26に付着した髪の毛等の
除去をより効率的に行うために、串歯20の棒状体44
がブラシ26内部を通過するようにヘアブラシ22を移
動させればよい。これによってブラシ26に付着してい
た髪の毛等は棒状体44によってより効率的に除去され
る。またこの除去によってブラシ26から移行して棒状
体44に髪の毛等が付着しても、棒状体44は下方に向
かって先細り形状となっており、また棒状体44の軸方
向に平行に吹出し部17から空気が吹出されるため容易
に棒状体44からこれらの髪の毛等は除去される。
【0044】また殺菌灯37は発光部23及び受光部2
4からなるセンサの検知出力に応答して紫外線を照射す
るように構成されているため、内部に入れられたヘアブ
ラシ22に対して髪の毛等の除去動作と並行してこれを
殺菌することになる。
【0045】このようにヘアブラシ22をヘアブラシ清
掃器13内に持ち込むだけで、ブラシ26の清掃ととも
に殺菌が行なわれるため使い勝手が良い。また、ブラシ
26の清掃状態は透明体16を通して外方から視認でき
るため清掃度合いも容易に確認することができる。
【0046】清掃及び殺菌が終了すると、その状態から
手入れ穴41を介してヘアブラシ22を外方に取り出
す。これによって発光部23及び受光部24からなるセ
ンサの検知出力はオフとなり、送風ファン32の駆動及
び殺菌灯37の照射は停止する。これによって使用しな
いときの無用の電力の消費を低減させる。
【0047】使用時間の累積が所定時間に到達すると、
フィルタ31をヘアブラシ清掃器13から取り外し新し
いフィルタ31を装着して以下同様に使用する。
【0048】図5はこの発明の第2の実施の形態による
ヘアブラシ清掃器の概略断面構造図であって、先の第1
の実施の形態による図2の断面構造図に対応したもので
ある。
【0049】図を参照して、この実施の形態においては
ヘアブラシ22が内部に移動されるスペースに回転体4
6が設けられており、一方吹出しダクト35の先端の吹
出し部17の部分には先の実施の形態のような串歯が設
けられていない。
【0050】回転体46は、図5において紙面を貫通す
る方向に伸びる軸47の周りに回転駆動される円筒形状
の取付台48と取付台48の側壁外面に所定間隔で取付
けられた複数の突起体49とから構成されている。突起
体49は図6に示されているように取付台48から外方
に向かって伸び、かつ先細りとなる円錐形状を有してい
る。尚、取付台48の回転駆動は送風ファン32の駆動
と連動して行なわれるように制御されている。
【0051】他の構成部分については先の第1の実施の
形態によるものと同一であるためここでの説明は繰り返
さない。
【0052】次に、この実施の形態によるヘアブラシ清
掃器13の使用状態について以下説明する。
【0053】清掃すべきヘアブラシ22をヘアブラシ清
掃器13内部に入れると、上述のようにセンサの検知出
力によって送風ファン32が駆動されるとともに回転体
46も回転駆動され、更に殺菌灯37の紫外線の照射も
開始される。そこで内部に持ち込んだヘアブラシ22の
ブラシ26を回転体46に接近させる。取付台48は回
転しているため、突起体49は順次ブラシ26内を通過
する状態となる。
【0054】これによってブラシ26に付着されていた
髪の毛等は、ブラシ26から除去されて吸込みダクト3
3に吸引されると共にその一部が突起体49に付着す
る。しかし図6に示されているように、取付台48の回
転に伴って突起体49の先端に向かう方向に遠心力が働
く。そして突起体49は円錐形状をしているため、この
遠心力によって突起体49の表面に付着した髪の毛51
は、容易に除去され吸込みダクト33内に吸引されるこ
とになる。このようにこの実施の形態によれば、内部に
持ち込んだヘアブラシ22のブラシ26を回転体46に
近づけるだけで付着した髪の毛等を容易に除去すること
が可能となる。
【0055】図7はこの発明の第3の実施の形態による
ヘアブラシ清掃器の概略断面構造図であって、先の第1
の実施の形態による図2の断面構造図に対応したもので
ある。
【0056】図を参照して、この実施の形態において
は、吸込みダクト33の吸込み部18側に取付板54を
介して串歯53が取付けられている。串歯53の形状自
体は図4で示した先の第1の実施の形態による棒状体4
4と同一形状である。この串歯53がヘアブラシ22の
ブラシ26内を通過するようにヘアブラシ22を串歯5
3に沿って移動させると、ブラシ26に付着した髪の毛
等は容易に除去されて吸込み部18内に吸引される。串
歯53の軸方向は吹出し部17から吸込み部18に流れ
る空気流に対して直交する方向となっているため、串歯
53の各々の間に掛け渡すように付着した髪の毛等はこ
の空気流によってそこから下方に除去されることにな
る。
【0057】図8はこの発明の第4の実施の形態による
ヘアブラシ清掃器の概略断面構造図であって、先の第1
の実施の形態による図2の断面構造図に対応したもので
ある。
【0058】図を参照して、この実施の形態のおいて
は、吸込みダクト33の吸込み部18を覆うように突出
体56が取付けられている。突出体56は図9に示され
ているように、基板58と、基板58に対して所定間隔
で形成され、その両端に第1開口59a、第1開口59
bが形成された筒形状の複数の突出部57とによって構
成されている。尚、突出部57の各々の間における基板
58の部分には第2開口60が形成されている。
【0059】これによって吸込み部18の上面は、突出
部57においてはその両端の第1開口59a、第1開口
59bによって吸込みダクト33内部とスペース30と
は挿通状態となっており、また突出部57の各々の間の
部分にあっても第2開口60によって吸込みダクト33
内部とスペース30とは挿通状態となっている。
【0060】使用に際しては、内部に持ち込んだヘアブ
ラシ22を図8で示すようにブラシ台27に対してブラ
シ26が下方になるようにして突出体56上に被せるよ
うにする。これによってブラシ26の大部分は、突出体
56の突出部57の各々の間のスペースに配置された状
態となる。そのため、突出部57の先端はブラシ26の
ブラシ台27側に接近した状態となり、ブラシ26の先
端は突出体56の第2開口60の位置に接近することに
なる。
【0061】そして、この状態で吹出し部17から吸込
み部18に向かって空気流が生じている。そのため、ブ
ラシ26の根元やブラシ台27のブラシ26側の面に付
着した髪の毛等は、突出部57の第1開口59aから突
出部57内部に吸込まれ、第1開口59bを介して吸込
みダクト33内に吸引されることになる。
【0062】一方、ブラシ26の先端に付着した髪の毛
等は、突出体56の第2開口60から吸込みダクト33
内部に吸引されて除去されることになる。このようにこ
の実施の形態によれば突出体56上にヘアブラシ22を
被せるように設置するだけで、効率的にブラシ26の先
端から根元までに対して付着した髪の毛等をより迅速に
除去することが可能となる。
【0063】尚、上記の各実施の形態では、発光部23
と受光部24とで検知センサを構成しているが、これ以
外の例えば、超音波等を用いたセンサを取付けても良い
事は言うまでもない。これに関連して、このような検知
センサを用いてファン等を自動的に駆動する代わりに、
別途駆動スイッチを設けても良い。このとき、ファンと
殺菌灯とを別々に駆動するスイッチとして、ヘアブラシ
の状況に応じてこれらを使い分けるようにすれば、使い
勝手が向上する。
【0064】又、上記の各実施の形態では、空気を循環
してヘアブラシを清掃しているが、循環させる気体は空
気以外のものであっても良い。
【0065】更に、上記の各実施の形態では、殺菌灯を
取付けているが、殺菌灯は必ずしも必要なものではな
く、又、その取付け位置も図で示した位置に限るもので
はない。
【0066】更に、上記の第1の実施の形態では、串歯
20は吹出し部17の中央に一列で取り付けられている
が、他の取付け位置であっても良く、又、2列以上で構
成するようにしても良い。
【0067】更に、上記の第4の実施の形態では、突出
体56の高さは均一としているが、ヘアブラシ22のブ
ラシ台27のブラシ26側の面の形状に合わせてそれら
の高さを形成するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるヘアブラシ
清掃器の外観形状を示した図である。
【図2】図1で示したII−IIラインの断面図であ
る。
【図3】図1で示したIII−IIIラインから見た図
である。
【図4】図1で示した串歯の具体的形状を示した斜視図
である。
【図5】この発明の第2の実施の形態によるヘアブラシ
清掃器の概略断面構造図である。
【図6】図5で示した回転体における突起体の具体的形
状を示した拡大図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態によるヘアブラシ
清掃器の概略断面構造図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態によるヘアブラシ
清掃器の概略断面構造図である。
【図9】図8で示した突出体の具体的形状を示した拡大
斜視図である。
【図10】従来のヘアブラシ用髪除去装置の概略構造を
示した断面図である。
【符号の説明】
13…ヘアブラシ清掃器 16…透明体 17…吹出し部 18…吸込み部 22…ヘアブラシ 23…発光部 24…受光部 30…スペース 31…フィルタ 32…送風ファン 37…殺菌灯 41…手入れ穴 44…棒状体 46…回転体 48…取付台 49…突起体 56…突出体 57…突出部 58…基板 59…第1開口 60…第2開口 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体循環式のヘアブラシ清掃器であっ
    て、 気体を吹出す吹出し部と、 前記吹出された気体を吸込む吸込み部と、 前記吸込まれた気体をろ過するためのフィルタと、 前記ろ過された気体を前記吹出し部に送出する送風ファ
    ンとを備え、 前記吹出し部と前記吸込み部との間のスペースにヘアブ
    ラシを移動させるための手入れ穴を除いて、全体を閉鎖
    構造とした、ヘアブラシ清掃器。
  2. 【請求項2】 前記スペースを囲う前面部の一部に内部
    が透視できる透明体が取付けられた、請求項1記載のヘ
    アブラシ清掃器。
  3. 【請求項3】 前記吹出し部には、複数の棒状体がその
    軸方向を気体の吹出し方向に平行となるように取付けら
    れた、請求項1又は請求項2に記載のヘアブラシ清掃
    器。
  4. 【請求項4】 前記スペースには、その軸方向回りに回
    転する筒状の取付台と、前記取付台の側壁に取付けら
    れ、外方に伸びる複数の円錐形状の突起体とからなる回
    転体が取付けられ、前記回転体は前記ファンの駆動に連
    動して回転する、請求項1又は請求項2に記載のヘアブ
    ラシ清掃器。
  5. 【請求項5】 前記スペースには、複数の棒状体がその
    軸方向を気体の吹出し方向と直交するように取付けられ
    た、請求項1又は請求項2に記載のヘアブラシ清掃器。
  6. 【請求項6】 前記吸込み部には、前記吸込み部を覆う
    基板と、前記基板に対して所定間隔で形成され、その両
    端に第1開口が形成された筒形状の複数の突出部と、前
    記突出部の各々の間における前記基板に形成された複数
    の第2開口とからなる突出体が取付けられている、請求
    項1又は請求項2に記載のヘアブラシ清掃器。
  7. 【請求項7】 前記手入れ穴を通してヘアブラシの内部
    への移動に応答して、前記送風ファンは駆動される、請
    求項1から請求項6のいずれかに記載のヘアブラシ清掃
    器。
  8. 【請求項8】 内部に移動されたヘアブラシを殺菌する
    ための殺菌灯を更に備えた、請求項1から請求項7のい
    ずれかに記載のヘアブラシ清掃器。
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