JP3466448B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents
Dc−dcコンバータInfo
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Description
を有するDC−DCコンバータの構成に関する。
間の絶縁を求められる場合が多い、例えば、入力側の電
源と出力の負荷側で電極の一端を接地する場合がある。
両接地点間に電位差(DC−DCコンバータの内部では
電力変換のプロセスで直流的にあるいは交流的に電位差
が生じる)があると大地を介したループに漏洩電流が生
じて保安用の漏洩継電器を誤動作させたり、負荷の機器
のノイズ誤動作や人体保安上の不都合を招く。
ンバータにおける絶縁機能の必要性を説明する図であ
る。10はDC−DCコンバータ、Eは直流電源、Rは
負荷、Cはコンデンサである。電話局の直流電源48V
は正極が接地されている。これを入力とするDC−DC
コンバータ10の負荷R側で接地されている場合があ
る。また、ほとんどの負荷Rは電磁ノイズを抑制するた
めに大地と電極の一方とをコンデンサCで接続し、ノイ
ズのバイパス回路をつくっている。この場合、交流的に
接地されていることになり、交流の漏洩電流を生じる。
対処策としてはDC−DCコンバータ10の内部に絶縁
トランスを挿入している。
スをもつDC−DCコンバータの回路構成図である。回
路の動作を説明する。Hinvは半導体スイッチQx1
〜Qx4で構成したブリッジインバータであり直流入力
電圧Einを高周波の交流電圧に変換してトランスTの
1次巻線n1に与える。2次巻線n2に誘起した交流電
圧をダイオードDで構成したダイオード整流回路Hre
cで直流に変換してリアクタLxとコンデンサCのフィ
ルタで平滑し出力の直流電圧Eoutを得る。このコン
バータ回路では高周波の交流を介在させることによって
挿入するトランスTの小形化、軽量化を図っている。こ
のコンバータはまた、半導体スイッチQx1〜Qx4の
制御によって(図には示されていない制御装置から制御
信号を与える)出力の直流電圧Eoutの電圧レベルの
制御もおこなう。
ドDに並列に設けられているコンデンサと抵抗の直列回
路S1〜S8はスナバー回路であり、半導体スイッチQ
x1〜Qx4、ダイオードDに印加されるサージ電圧を
回収して過電圧ストレスを抑制している。この従来例に
使われている高周波トランスTは大電流(大容量)用に
なると巻線径が太くなるため1次と2次巻線間の磁気的
な結合を密にする事が困難になる。結合が密にならない
のは漏洩インダクタンスが大きくなるためである。高周
波回路であるため、漏洩インダクタンスによる電圧降下
が無視できないほど大きくなり電圧制御を難しくする。
また電力変換効率を低下させてしまう。一般に1kW以
下の小容量の装置に使われる。
たDC−DCコンバータの回路構成図である。図5の高
周波インバータHinvを使った回路に代わってチョッ
パが使われている。直流電圧Einを受け、半導体スイ
ッテQxをオンさせてリアクタLに電磁エネルギを蓄え
させる。半導体スイッチQxがオフしている期間にリア
クタLに蓄えられた電磁エネルギを2次巻線n2,ダイ
オードDxの回路でコンデンサC側に放電させる。コン
デンサCの電圧Eoutが直流出力となる。このリアク
タLがエネルギーの蓄積をするのと同時に絶縁トランス
の役割を果たし、入・出力間を絶縁する。
イッチQxをオンさせるとリアクタLの1次巻線n1に
流れる電流が増加する。このリアクタLに蓄えられる電
磁エネルギーの大きさは1/2×(インダクタンス)×
(電流)2 である。この半導体スイッチQxのオン期間
には各巻線には図示の極性の電圧が誘起されている。こ
の期間にはダイオードDxにより阻止されコンデンサC
側には電流が流れない。半導体スイッチQxをオフさせ
るとリアクタ2次巻線n2には図示とは逆の極性の電圧
が誘起してダイオードDxが通電してリアクタLに蓄え
られた電磁エネルギーがコンデンサC側に放出される。
半導体スイッチQxのスイッチング・デューティ比X=
オン期間/(オン期間+オフ期間)を変化させると出力
電圧Eoutは次のように電圧ゼロから入力電圧Ein
より高いレベルまで変えられる。 Eout=x/(1−x)・n1/n2・Ein (0≦x<1) (1) 例えばX=0.5,n1/n2=1の場合にはEout
=Einとなる。式(1)の関係は流れる電流の大きさ
に影響されない。S9,S10はスナバー回路である。
する周波数を任意に、例えば20kHzに高められるの
で絶縁用のリアクタ自体は小さく、また軽量になる。し
かし、リアクタの電力容量が大きくなると巻線径が太く
なり、入力巻線n1と出力巻線n2の電磁気的な結合が
粗になってしまう。これはリアクタの漏洩インダクタン
スが増すことであり、電圧降下を招き制御性を低下させ
る。また効率も低下させる。さらに電磁気的な放射ある
いは伝導ノイズを増し、強力な抑制策を打つ必要が出で
コストアップをもたらす。一般に100W以下の装置に
使われている。
体スイッチ用の制御装置を付加してDC−DCコンバー
タ装置になり、単独でも使われるし、また、整流装置や
UPSの直流部に挿入して入・出力間の絶縁用にも使わ
れる。なお、図5,6の半導体スイッチとしては図示の
バイポーラ・トランジスタの他にパワー・MOSFET
やIGBTも使われている。
力間に絶縁手段を設けたDC−DCコンバータの大容量
化は難しいという問題があった。
のであり、小形で軽量であって制御性低下のない大容量
でも実用性のある絶縁手段を入・出力間に設けたDC−
DCコンバータを提供することを目的とする。
大容量化に支障をきたしているトランスの入・出力間の
粗結合の問題を解決するために、入・出力で共通の巻線
をもつリアクタを使い、また共通巻線を使うことによっ
て失われる入・出力間の絶縁の問題は半導体素子を直列
に挿入してこれを不導通とすることによって解決する。
を、それぞれ正極側および負極側に半導体スイッチQ
1,Q2を直列接続した巻線n1のリアクタLで受け、
このリアクタLと並列にコンデンサC1の正極および負
極をそれぞれダイオードD1,D2と直列接続した回路
を接続してなり、このコンデンサC1の直流電圧を出力
とし、前記半導体スイッチQ1,Q2を同時にオンさせ
て前記リアクタLに電磁エネルギーを蓄積し、所要の電
磁エネルギーが蓄積した後、前記半導体スイッチQ1,
Q2を同時にオフさせて前記ダイオードD1,D2を介
して前記コンデンサC1に放電させることにより、入出
力間に絶縁機能を持たせたことを特徴とするDC−DC
コンバータであり、また、前記リアクタLに第2の巻線
n2を設け、この第2の巻線n2と並列に第3のダイオ
ードD3と第2のコンデンサC2の直列回路を接続し、
この第2のコンデンサC2の直流電圧も出力とすること
を特徴とするDC−DCコンバータであり、また、前記
リアクタLに第2の巻線n2を設け、この第2の巻線n
2と並列に第3のダイオードD3と第2のコンデンサC
2の直列回路を接続し、この第2のコンデンサC2の直
流電圧と第1のコンデンサC1の直流電圧を加算して出
力とすることを特徴とするDC−DCコンバータであ
り、さらに、前記各リアクタLの巻線と並列にスナバー
回路Sを設けたことを特徴とするDC−DCコンバータ
を主旨とする。
2巻線をもつリアクタLに代わって1巻線n1のリアク
タLが使われている。入力の直流電圧Einは半導体ス
イッチ対Q1,Q2を介してリアクタLに与えられる。
リアクタLの巻線はまた、両極をダイオード対D1,D
2を介してコンデンサC1に接続されている。半導体ス
イッチ対Q1,Q2がオンしている期間にリアクタLに
図示の極性の電圧が印加され電流が増加する。これに伴
いリアクタLの電磁エネルギーの蓄積量が増加する。こ
の間、ダイオード対D1,D2にはリアクタLとコンデ
ンサC1の図示の極性の和の電圧が加わる。この電圧の
極性はダイオード対D1,D2にとって逆方向になり電
流は流れない。半導体スイッチ対Q1,Q2をオフにす
るとエネルギー保存則に則ってリアクタLの巻線には図
示とは逆の極性の電圧が誘起されダイオード対D1,D
2が通電しリアクタLに蓄えられた電磁エネルギーはコ
ンデンサC1および負荷側へ放出される。
断続によって入力の直流電力が出力側に変換される。出
力電圧Eoutは半導体スイッチ対Q1,Q2のオンとオフ
のデューティ比Xを高くすると増加する。これは図6の
従来例のチョッパ回路の制御と同じく式(1)に従う。
半導体スイッチ対Q1,Q2がオンしている期間にはダ
イオード対D1,D2によって入力と出力の間は切り離
されている。つまり絶縁されている。一方、ダイオード
対D1,D2が通電している期間には半導体スイッチ対
Q1,Q2がオフになっていて、この期間も入力と出力
側は切り離されている。つまり絶縁されている。半導体
スイッチ対Q1,Q2とダイオード対D1,D2が通電
する期間は同時には存在しないので常に入力と出力側は
絶縁された状態が保たれる。
スイッチ、ダイオードの電流断続にともなって生じるス
パイク状のサージ電圧を整流してスナバーコンデンサC
sに吸収させる。このコンデンサCsに吸収した電荷
(エネルギー)は並列に設けた抵抗Rsに放電させてコ
ンデンサCsの電圧が過度に増加するのを防止する。抵
抗Rs代わってツエナーダイオードDsを設けてこれに
放電させても同じ効果が得られる。またスナバー回路S
に代わって抵抗とコンデンサの直列回路をリアクタLと
並列に設けても効果はある。図示のスナバー回路Sの場
合にはコンデンサとして容量の大きい電解コンデンサも
使えるので充分な効果をあげられる。なお、スナバーと
して従来例(図5,図6)のように半導体素子の端子間
に設けてもサージ電圧抑制の効果はあるが、半導体素子
のオフの期間にこのスナバー回路を介して入出力間に漏
洩電流が流れてしまい、入・出力間を絶縁する効果は弱
められる。
1の実施例のリアクタに第2の巻線を設けている。式
(1)はチョッパDC−DCコンバータにおける入力の
電圧Einと出力電圧Eoutとの関係であるが、ここ
でリアクタの巻線n1,n2(図6)が関係していて巻
線比n1/n2が大きいほど出力電圧は高くなる。とこ
ろが図1の実施例ではリアクタLの巻線が一つであるた
め出力電圧は式(1)においてn2=n1と置いた場合
に等しく、電圧を高めるにはデューティ比Xのみに依存
することになる。これは制御性とも関係するので出力電
圧Eoutを入力電圧Einの2倍以上に高めるのは実
用的でない。そこでより高い出力電圧を得るために図1
の実施例を変形する。
ードD3とコンデンサC2と組み合わせて第2の出力電
圧を得る。コンデンサC1とC2の電圧を加算して出力
電圧Eoutとする。C1とC2の電圧の比はリアクタ
Lの巻線の比n2/n1できまる。C1の電圧は図1の
第1の実施例と同じであるからC2の電圧分だけ出力電
圧Eoutは高くなる。また、加算した直流電圧Eou
tを図1のEoutと同じとした場合は、分圧している
分に対応してコンデンサC1の電圧は図1のC1の電圧
より低くなっている。半導体スイッチQ1,Q2がオフ
している期間にはこれらには入力の電圧Einとコンデ
ンサC1の電圧の和が印加されるので図2の実施例で使
う半導体スイッチの耐圧は図1の場合より低くてよいこ
とになる。
の実施例におけるコンデンサC1およびC2の直流電圧
をそれぞれDC−DCコンバータの出力とし2系統の負
荷に給電するようにしている。リアクタLに巻装する巻
線の数を増し、巻線n2の回路と同様に構成すれば高電
圧あるいは多出力のDC−DCコンバータが得られる。
実施例におけるスナバー回路SをリアクタLの各巻線n
1,n2に付加すると半導体にかかる電圧ストレス緩和
に有効であることは言うまでもない。第1ないし第3の
実施例において半導体スイッチ対Q1,Q2の断続の繰
り返し周波数を高くする、たとえば20kHzとすれば
リアクタLは小形になり、軽くもなる。
を制御装置と組み合わせてDC−DCコンバータ(装
置)とする。半導体スイッチQ1,Q2としてはバイポ
ーラ・トランジスタを例示したが、これに限らず、パワ
ー・MOSFETやIGBTでも使えることは言うまで
もない。
導体素子によって入・出力間の絶縁ができるのでリアク
タLとして図5および図6のような複数巻線を必要とせ
ず、従って巻線間の粗結合のもたらす欠陥がなくなり、
制御性がよくなる。また、大容量のリアクタLでも実用
に供することができる。半導体スイッチ対Q1,Q2の
スイッチング周波数を容易に高められるのでリアクタL
の小形化が図れる。高電圧出力や多出力DC−DCコン
バータが容易に構成される。これらによりDC−DCコ
ンバータの制御性改善、小形化、軽量化等に大きく寄与
する。特に大容量の装置では顕著な効果がある。また、
整流装置やUPS(無停電電源装置)等の直流電圧制御
や絶縁部として本発明を適用すると同様の効果が得られ
る。入・出力とは独立したスナバー回路Sを設けること
により、入・出力間の絶縁性を損なうことなく半導体に
印加される電圧ストレスを緩和できるので電力変換装置
の寿命ならびに信頼性を高められる。
ータの回路構成図である。
ータの回路構成図である。
ータの回路構成図である。
性を説明する図である。
成図である。
コンバータの回路構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 直流入力電圧(Ein)を、それぞれ正
極側および負極側に半導体スイッチ(Q1,Q2)を直
列接続した巻線(n1)のリアクタ(L)で受け、この
リアクタ(L)と並列にコンデンサ(C1)の正極およ
び負極をそれぞれダイオード(D1,D2)と直列接続
した回路を接続してなり、このコンデンサ(C1)の直
流電圧を出力とし、 前記半導体スイッチ(Q1,Q2)を同時にオンさせて
前記リアクタ(L)に電磁エネルギーを蓄積し、所要の
電磁エネルギーが蓄積した後、前記半導体スイッチ(Q
1,Q2)を同時にオフさせて前記ダイオード(D1,
D2)を介して前記コンデンサ(C1)に放電させるこ
とにより、入出力間に絶縁機能を持たせたことを特徴と
するDC−DCコンバータ。 - 【請求項2】 前記リアクタ(L)に第2の巻線(n
2)を設け、この第2の巻線(n2)と並列に第3のダ
イオード(D3)と第2のコンデンサ(C2)の直列回
路を接続し、この第2のコンデンサ(C2)の直流電圧
も出力とすることを特徴とする請求項1に記載のDC−
DCコンバータ。 - 【請求項3】 前記リアクタ(L)に第2の巻線(n
2)を設け、この第2の巻線(n2)と並列に第3のダ
イオード(D3)と第2のコンデンサ(C2)の直列回
路を接続し、この第2のコンデンサ(C2)の直流電圧
と請求項1のコンデンサ(C1)の直流電圧を加算して
出力とすることを特徴とする請求項1,2のいずれかに
記載のDC−DCコンバータ。 - 【請求項4】 前記リアクタ(L)の巻線と並列にスナ
バー回路(S)を設けたことを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載のDC−DCコンバータ。
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| JP33347397A JP3466448B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | Dc−dcコンバータ |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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1997
- 1997-11-17 JP JP33347397A patent/JP3466448B2/ja not_active Expired - Fee Related
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