JP3466357B2 - 網点面積率測定装置 - Google Patents

網点面積率測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は網点面積率測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷用銀塩ダイレクト刷版の網点
面積率の測定は刷版の濃度を測定し、ユールニールセン
の式を用いて濃度値を網点面積率に変換することによっ
て網点面積率を求めている。しかし、ユールニールセン
の式を用いるためには、予め基準になる濃度を測定して
おき、その部分の網点面積率を基準値(0、100%)
として設定しておき、次に実際に網点面積率を求めたい
被測定物の濃度値を測定し、前記基準濃度値との関係を
利用することが必要であり、前記濃度値の関係を利用す
る際には、スクリーン線数、感材の種類の各要素により
変化する係数を適切に設定することが必要である。これ
には熟練者が予め10%程度の間隔で網点面積率を変化
させたチャートを目で見て判断し、前記係数を設定して
いるのが一般的である。しかし、この方法では判断する
のに時間がかかり、人により設定値がまちまちとなるた
め正確に網点面積率を測定するのは困難である。
【0003】これらの問題を解決するために、本出願人
は特願平7−82124にイメージセンサーを用いた印
刷用銀塩ダイレクト刷版の網点面積率測定装置を提案し
た。この装置は光源にハロゲン球と、前記光源からの光
を観察物に照射するための光ファイバーを備えている。
しかし、この装置では、光源にハロゲン球を用いている
ため大がかりな電源と、取り回しに不自由な長い光ファ
イバーが必要であるため、持ち運びに不便であった。従
って持ち運びに便利で、簡単な構造をもち、かつ製作容
易で低コストの装置の供給が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑みてなされたものであり、測定者が優れた勘や熟練技
術に乏しい初心者であっても、また測定者が異なった場
合でも影響されることなく網点面積率の測定を容易に、
再現性高くでき、更に作業場所を限定されない持ち運び
に便利で、簡単な構造をもち、かつ製作容易で低コスト
な装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、被
測定物を照射する光源、イメージセンサ及び、光学系を
有する画像取り込み部と網点面積率算出手段を少なくと
も有する網点面積率測定装置であって、前記光源が発光
ダイオードであり、かつ光源からの光を被測定物に集め
るための反射板を有することを特徴とする網点面積率測
定装置によって達成された。
【0006】更に本発明の好ましい態様は、前記光学系
の被測定物側の先端に内径が5mm以下の円筒形部材を具
備することである。
【0007】本発明の網点面積率測定装置に用いられる
網点面積率算出手段は一般的に用いられている物を用い
ることができる。例えば画像取り込み部のイメージセン
サーからの画像信号を入力インターフェースで画像デー
タに変換し、メモリーに保存する。次にこの画像データ
をCPUに送り、一般的な網点面積率算出処理を施し網点
面積率を算出する。
【0008】本発明の網点面積率測定装置を構成する画
像取り込み部は被測定物を照射する光源として発光ダイ
オード(以降LEDと称す)、イメージセンサー、光学系
及び光源からの光を被測定物に集めて、あらゆる角度か
ら照射するための反射板を有する。
【0009】ここでイメージセンサーは、光学系(凹凸
レンズを組み合わせたもの等)が取り込んだ画像を電気
信号に変換するためのもので、CCD型固体イメージセン
サー、ビジコン等がある。光源としてのLEDは、複数個
(8〜16個)を円形に配置するのが好ましい。LEDの
波長は青、緑、赤等があり、特に限定されないが、印刷
用銀塩ダイレクト刷版の網点面積率の測定にはコストの
低い赤色LEDが好ましい。またカラー印刷物の網点面積
率を測定する場合には白色光となるように青、緑、赤色
等のLEDを混ぜて用いることができる。
【0010】光源からの光を被測定物に集めて、あらゆ
る角度から照射するための反射板は、逆円錐形に中央部
が切り抜かれた形状のものが好ましい。材質は特に限定
されないが光を反射するものであればよく、例えば鏡面
に加工されたアルミや真鍮を用いることができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例にて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の網点面積率測定装置の画像取り込み部を
概略的に示す模式図である。網点面積率算出手段につい
ては、前述した如く一般的に知られているものを用いる
ことができ、ここでの説明は省略する。
【0012】図1に示されている被測定物の画像を取り
込むイメージセンサー(8)は一般的なCCD型固体イメ
ージセンサーを用いている。(6)は光学レンズを用い
た光学系、(7)はイメージセンサー(8)と光学系
(6)を連結固定するためのマウントである。光源とし
てのLED(1)は図2に示すように取り付け基板(2)
に円形に12個、光軸が垂直になるように取り付けられ
ている。また、図1中(1)に示されているLEDは図2
に示すように円形に配置されている。このLEDは観察物
を直接照射するように斜めに電気配線基板にとりつける
こともできるが、この方法では、別にLEDを斜めに保持
するためにLEDの足を加工する必要がある。しかし、こ
の方法では組立行程数が増加し、かつ部品の実装を行う
際のわずかなずれが光軸のずれを生じさせるため組立後
に光軸の調整をそれぞれのLEDに対して行う必要があり
製作コスト及び製作時間がかかるという問題が生じる。
また、前記問題を解決するためにLEDを基板に対して任
意の角度をつけるためのホルダーを用いることもできる
が、この方法では部品数、部品の実装行程数が増加する
ために製作コストがかかるという問題が生じる。しか
し、本発明におけるLEDを固定する電気配線基板に光軸
が垂直になるように固定する方法ではLEDの足の加工あ
るいは固定ホルダー等が不要になり、組立後の無調整、
部品数の減少が可能となるため、製作コストの削減及び
品質の安定が計ることが可能になる。
【0013】本発明の網点面積率測定装置は図1に示す
ようにLED(1)からの光を被測定物(5)へ集めてあ
らゆる角度から照射するように反射するための反射板
(3)を有する。この反射板は図3に示すように、逆円
錐型に中央部が切り抜かれた形状で、中央に光が通る穴
を設けた物である。この反射板が無くても印刷用銀塩ダ
イレクト刷版の網点面積率を測定することは可能であ
る。しかし、本発明における図3に示すような逆円錐型
に中央部が切り抜かれた形状の反射板を用いれば、LED
からの光は複雑で規則正しい反射をするため、さらにあ
らゆる角度から観察物に光を集めて照射することが可能
になる。また、この反射板を用いることにより前記LED
からの光をもらすことなく観察物に照射することが可能
になるため、効率よく観察物に光を照射することも可能
になる。ここで、この反射板の大きさは、前記円形に配
置されたLED群の直径よりも5〜6mm大きいものがよ
い。これ以上大きいと反射板の厚みが増すため、LEDを
観察物に近づけて配置することが難しくなり、また逆に
これより小さいと光が十分に反射板に当たらず、逆に光
が観察物に照射することを妨げることになる。また、円
錐の角度は、光が効率よく観察物に照射される必要があ
るため、40〜50度にすることが好ましい。
【0014】以上説明した本発明の網点面積率測定装置
は従来のものに比べ、印刷用銀塩ダイレクト刷版のよう
な被測定物の網点面積率を低コストな簡単な装置で、誰
にでも容易に再現性よく測定することができるものであ
る。
【0015】次に、更に精度良く測定することができる
本発明の好ましい実施態様を説明する。即ち図4に示す
如く光学系(6)の先端に内径が5mm以下の円筒形部材
(4)を取り付けることである。図4aは前述した網点
面積率測定装置の光学系の概略図であり、図4bは光学
系の先端に被測定物、及び反射板からの散乱光が光学系
に入射するのを防止するための円筒形部材を設けたもの
であり、これによって網点面積率の測定精度がさらに向
上する。前記円筒部材(4)に被測定物、及び反射板か
らの散乱光が入射すると散乱光は円筒形部材(4)の内
壁に何度もあたり強度が減衰するので、前記光学系
(6)に散乱光が入射することを抑制することができ
る。従って、この円筒形部材(4)の内壁の表面は光を
反射しにくい凹凸状態のものが好ましい。また、散乱光
を更に効率良く抑制するためには前記円筒形部材(4)
の内径は5mm以下、より好ましくは3mm以下で、長さは
6mm以上にすることが好ましい。
【0016】次に、本発明の他の態様を説明する。被測
定物が、銀塩ダイレクト刷版のように黒色と銀色の2色
で構成されるものは、光源としてのLEDは赤色等の単一
色のものでよいが、カラー印刷物のように多色の網点を
測定する場合は光源は白色光に近い方がよく、LEDを
青、緑、赤色の3色を各々少なくとも1個以上、好まし
くは複数個取り混ぜて前記電気配線基盤(2)に配置す
ることによって可能になる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る網点面積率測定装置を用い
ることにより、網点面積率を容易に再現性良く測定する
ことができ、また簡単な装置にすることによって、持ち
運びが便利になり、更に製作容易で低コストな装置が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の網点面積率測定装置の画像取り込み部
の概略図
【図2】LED取り付け部の概略図
【図3a】反射板の側面図
【図3b】反射板の斜視図
【図4a】細い円筒形部材のない光学系
【図4b】細い円筒形部材のある光学系
【図5a】細い円筒形部材の側面図
【図5a】細い円筒形部材の斜視図
【符号の説明】
1・・・LED 2・・・LED取り付け電気配線基板 3・・・反射板 4・・・円筒形部材 5・・・被測定物 6・・・光学系 7・・・CCD型固体イメージセンサー固定マウント 8・・・CCD型固体イメージセンサー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物を照射する光源、イメージセン
    サ及び、光学系を有する画像取り込み部と網点面積率算
    出手段を少なくとも有する網点面積率測定装置であっ
    て、前記光源が発光ダイオードであり、かつ光源からの
    光を被測定物に集めるための逆円錐型に中央部が切り抜
    かれた形状の反射板を有することを特徴とする網点面積
    率測定装置。
  2. 【請求項2】 前記光学系の被測定物側の先端に内径が
    5mm以下の円筒形部材を有することを特徴とする請求項
    1記載の網点面積率測定装置。
  3. 【請求項3】 前記光源が青色光、緑色光、及び赤色光
    の発光ダイオード(LED)を各々少なくとも1個有する
    事を特徴とする請求項1または2記載の網点面積率測定
    装置。
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