JP2001174335A - 特に仕上げ面の品質制御装置及びその方法 - Google Patents

特に仕上げ面の品質制御装置及びその方法

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JP2001174335A
JP2001174335A JP2000318505A JP2000318505A JP2001174335A JP 2001174335 A JP2001174335 A JP 2001174335A JP 2000318505 A JP2000318505 A JP 2000318505A JP 2000318505 A JP2000318505 A JP 2000318505A JP 2001174335 A JP2001174335 A JP 2001174335A
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BYK Gardner GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上げ面の品質制御が可能な装置及びその方
法を提供することである。 【解決手段】 光源(3a、3b)を有する少なくとも
一つの照明手段(2)と、複数の測定手段(10,10
a,10b,10c)と、測定シーケンスの制御及び測
定結果の評価のための少なくとも一つの制御評価手段
(60)と、出力手段(65)とを備え、光源の光は測
定面に対して所定の角度(18)を向いており、測定手
段は各々異なる所定の角度(17)で測定面を向き、か
つ、測定面(8)から反射する光の一部を受け、かつ、
測定手段(10)は各々該測定手段で受光される光に特
有な電気測定信号を発する少なくとも一つの光センサ
(13)を有し、制御評価手段は少なくとも一つのプロ
セッサ手段(60)と少なくとも一つのメモリ手段(6
1)とを備え、評価手段(60)は測定信号を評価し、
かつそれから面を特徴付ける少なくとも一つのパラメー
タを導くことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特別な最終仕上げ
面の品質の制御を行う装置及びその方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多くの
製品において、製品の全体の外観に対して、その表面の
外観特性の品質が非常に重要な特性になってきた。従っ
て、製造中、対象物の修正又は修理中に高い再現性を達
成するため、製品上で品質制御測定をして、一あるいは
複数の(例えば、色、光沢(gloss、くもり(haze)、
面リップル(みかん膚:(orangepeel))のような)パ
ラメータを決定する。
【0003】特に仕上げ面では、それに限定するわけで
はないが、それらの外観特性が視角、照明角度のそれぞ
れに依存して変化するかもしれない。このような面は角
度色彩的である(goniochromatic)と言われる。
【0004】このような面の例は、効果的な金属あるい
は光沢仕上げの被覆面や干渉色面又は透明粒子をちりば
めた合成面や他の同様な面である。
【0005】ちりばめた金属粒子を有する仕上げ面は、
例えば、視角に依存する色の変化が観察されるというF
LOP効果を示すかもしれない。このような効果は、例
えば、表面にちりばめミラーとして作用するアルミニウ
ム粒子によって引き起こされる。
【0006】消費者に新しい色を特徴とする製品を提供
するため、特定の品質を示すことができる新しい仕上げ
が開発されている。
【0007】多くの効果的な仕上げでは、パラメータの
変化が生ずる特別な視角がある。面をわずかに小さい角
度で観察して色の第1印象を得て、一方、わずかに大き
な角度で走査又は測定すると、色の第1印象に対して想
像するにかなり異なる印象の第2印象を得るかもしれな
い。
【0008】ある角度で測定面を照明し、かつ2つの固
定角度範囲で反射光を測定する測定装置であって、その
2つの測定角で調べた面の色を決定する測定装置は、従
来技術で周知である。さらに、走査角の関数として面の
色を得るために、例えば、面を固定角で照明し、光セン
サで全角度にわたって測定するゴニオメータ測定装置
も、従来技術で周知である。
【0009】しかしながら、ゴニオメータ装置は、色関
数(color function)を決定するため、センサを測定毎
に全角度にわたって調整しなければならないし、装置の
機械的な較正不良がいつも回避されるわけではない。
【0010】本発明の目的は、面、特に仕上げ面の品質
制御が可能な装置及びその方法を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、新しい仕上げあるい
は他の同様な処理も行われた面も含んだ面の少なくとも
一つの外観特性を決定することができる装置を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1に
記載の本発明の装置によって達成することができる。本
発明の方法は請求項17の主要事項を備えている。
【0013】本発明の好適な実施形態は従属項の主要事
項を構成する。
【0014】本発明による特別な仕上げ面の品質制御装
置は、少なくとも一つの光源を有する照明手段を備えて
いる。前記照明手段から照射される光は所定の角度で測
定面を向いている。少なくとも3つ、好ましくは少なく
とも5つの複数の測定手段をさらに備え、それぞれが測
定で反射する光の少なくとも一部を受ける。各測定手段
は、少なくとも1つの電気測定信号を発する少なくとも
1つの光センサを有し、前記電気測定信号は測定手段が
受ける光に特有のものである。
【0015】さらに本発明の装置は、測定シーケンスを
制御し、測定結果を評価し、かつ面を特徴付ける測定信
号からパラメータを引き出すために、少なくとも一つの
プロセッサと少なくとも一つのメモリ手段とを備えた少
なくとも一つの制御評価手段を有する。出力手段は測定
結果を表示する役目をする。
【0016】本発明の装置は多くの利点を有する。
【0017】本発明の装置において、測定面に対して異
なる角度で複数の測定手段の各々を配置することによっ
て、評価手段が、個々の測定手段の測定信号から面に特
有の(特徴的な)パラメータを引き出すことができるよ
うになる。
【0018】少なくとも一つのの特徴的なパラメータが
測定面に対して決定されることが好ましい;このパラメ
ータは、その色、光沢、くもり、面リップル像、あるい
は鮮明度(DOI)であってもよい。さらに、2つ又は
3つの異なるパラメータを、及び/又は、例えば、少な
くとも一つのパラメータの各々を、それぞれ2つ、3
つ、あるいは全ての測定手段から決定してもよい。
【0019】測定面の色パラメータを決定することは特
に好ましく、それによって、一セットの色特性は例えば
角測定手段が一つの色パラメータを決定するように決定
することも可能となる。本発明の好適な実施形態では、
装置は、それぞれが測定手段を備えた複数の保持手段を
備えている。例えば10個の保持手段は、そのうちの5
個の保持手段に配置されように、保持手段の数は測定手
段の数より多いか等しい。
【0020】保持手段の数が測定手段の数より多いこと
は、それによって、一測定手段の位置を第1の保持手段
から他の測定手段が備えられていない最2の保持手段へ
変えることが可能になるので、非常に好ましい。
【0021】このタイプの装置を用いると、測定手段の
それぞれの位置は、装置を異なる条件に適用することを
可能にするので、実質的に何度変更することができる。
【0022】保持手段は、測定手段または測定手段の一
部を保持あるいは支持する働きをし、従来技術で知られ
た従来の保持手段で実現されることが好ましい。
【0023】本発明の好適な実施形態では、少なくとも
3つの隣接する保持手段の間の角度間隔は各場合に同一
であり、隣接する保持手段の実質的に全ての角度間隔が
実質的に同じであることが特に好ましい。例えば、本実
施形態では、30個以上の保持手段が180°の角度範
囲にわたって、前記手段の間隔が5°になるように配備
されており、ここで、より大きな角度間隔を、保持手段
の第1の領域及び保持手段の第2の領域との間に与える
ことの可能である。同様に、保持手段の凝集に例えば、
3つの角度範囲にわたって分布があること、すなわち、
一の保持手段と次の保持手段との角度間隔が等しく、個
々の領域間ではより大きな角度間隔があることも可能で
ある。
【0024】この実施形態は特に有利である。保持手段
を例えば互いに3°から5°の間隔に配置することによ
って、測定手段が小さい増分で表面を反射する光の一部
を受ける角度を設定することが可能である。装置の実際
の製造の際に保持手段を配置すれば、測定手段を一保持
手段から他の保持手段に比較的低コストで移動すること
が可能である。
【0025】本発明の好適な実施形態では、少なくとも
一つの測定手段が光伝導手段とスペクトル手段とを備
え、その光伝導手段は測定面で反射する光の一部を受け
かつそれをスペクトル手段に送る。この実施形態では、
測定手段が測定面に対して向いている所定角度は、この
場合に光伝導手段が測定面に対して向いている角度に対
応し、一方、例えばスペクトル手段のような測定手段の
一部はいかなる選択角度に並んでもよい。少なくとも一
つの測定手段(好ましくは全測定手段)に光伝導手段は
配備することは、これによって、例えばマッチ箱あるい
はペーパーバック本のサイズである装置に小さな光学ブ
ロックを備えることを可能にするので、非常に有利であ
る。これによって、装置の全径を十分に小さくするの
で、ユーザーが携帯して使用可能になる。
【0026】本発明の好適な実施形態では、少なくとも
2つ、好ましくは実質的に全ての測定手段が、面の測定
の間実質的に同時に測定信号を受け、例えば照明手段の
照射光強度の一時的な揺らぎによる乱れのような測定結
果の乱れを根本的に排除する。この実施形態は、受光す
る光が様々な測定手段において同時に分析可能なので、
必要な全測定時間を低減するというさらなる利点を有す
る。
【0027】本発明の他の好適な実施形態では、少なく
とも2つ、好ましくは全ての測定手段が、基本的に次々
に測定信号を受ける。このタイプの構成は、表面照射の
強度を個々の測定手段に対して変更することが可能であ
り、そのために、例えば、光が弱く反射する表面に対す
る角度で配置した測定手段を用いた測定に対して照明強
度を増加することができる一方、逆に、光が大きく反射
する角度範囲に配置した測定手段に対しては照明強度が
低下するという利点を有する。これによって、高いドッ
ト解像度で首尾一貫してセンサを稼働することが可能に
なり、それによって、高い信号−ノイズ比を得る。
【0028】本発明のさらに好適な実施形態では、フィ
ルタ手段を、光源と少なくとも一つの光センサとの間で
の照射経路に配置している。このフィルタ手段は、伝送
される光のスペクトル特性が実質的に所定のスペクトル
分布のスペクトル特性に近づくように、特定のフィルタ
特性に従う入射光のスペクトル特性を変化させる。
【0029】フィルタ手段を用いることによって、特定
の条件に適合する測定に対して用いる光のスペクトル分
布を可能にする。
【0030】本発明のさらに好適な実施形態では、前記
の所定のスペクトル分布が、例えば、少なくとも一つの
波長幅において一定の強度を示す分布か、あるいは、C
光タイプ標準、D65光タイプ標準、A光タイプ標準、
及び他の同様な標準を示す分布である。行われる測定
は、標準条件のもとで直接照射され、測定することが可
能である。
【0031】他の好適な実施形態では、スペクトル測定
特性は所定のスペクトル分布に比例し、それは、例え
ば、該当する波長幅にわたって一定の値に、または、ガ
ウシアン分布に、又は人の目のスペクトル視感度に対応
する。スペクトル測定特性は、それによって、測定面入
射光と光センサのスペクトル感度との積として決定す
る。
【0032】スペクトル分布又はスペクトル測定特性を
所定のスペクトル分布に適合することは非常に有利であ
る。スペクトル分布を人の目に適合するとき、測定条件
を平均的な人に適合することが可能である。一方、スペ
クトル測定特性を実質的に一定のスペクトル分布に適合
するとき、より高い信号−ノイズ比が得られるので測定
精度は向上する。
【0033】本発明の好適な実施形態では、照明手段は
少なくとも2つの光源を有し、この光源は好適には従来
技術で周知の従来の光源で構成される。例えば、従来の
あるいはハロゲンの光バルブ、蛍光光源及び/又は半導
体光源を使用することが可能である。前記照明手段の少
なくとも2つの光源に対しては異なるスペクトル特性を
示すことが特に好ましい。第2の光源は、例えば、第1
の光源は低い強度で光を発するか又は全く発しないおう
な照射幅において特に光を発するものでもよく、それに
よって、両方の光源の照射強度のスペクトル分布があま
り最小が強調されないものになる。少なくとも2つの光
源を用いるときに特に好適なものは、前記光源の少なく
とも一つが発光ダイオードであることである。照明手段
において発光ダイオードを光源として用いることは、発
光ダイオードが従来の照射熱源より寿命が長く、かつ比
較的安定な光強度で照射し続けるので、非常に好都合で
ある。本発明の他の好適な実施形態では、制御測定手段
は、前記照明手段(2)から照射される光の一部を、少
なくとも間欠的に供給される照明手段に備える。光強度
の揺らぎを考慮することができるので、照明手段から発
せされる光に対する標準規格を決定する制御測定手段は
測定の再現性を向上させることを考慮するものである。
【0034】本発明の好適な実施形態では、少なくとも
一つの(好適には全ての)光センサが、好ましくは互い
に隣接して配置した多くの感光性要素を有する。特に好
適なのは、光ダイオードの列あるいはCCD列の構成で
ある。スペクトル手段は波長によって受光された光を分
割し、異なる波長の光を光センサの個々の感光性要素に
供給することができ、それによって、受けた照射のスペ
クトル分布を決定することができるので、特に測定手段
においてスペクトル手段を用いるとき、一つの又は各光
センサ上に複数の感光性要素を備えることは特に好都合
である。
【0035】特に好適なのは、測定手段のスペクトル手
段を回折光学要素で構成するものであって、ここで、そ
れはまた透過及び反射要素として構成されたものであ
る。
【0036】前述の実施形態のうちの一つ又は全部につ
いてのさらなる好適な実施形態では、少なくとも一つの
温度測定手段は、少なくとも一つの光源及び/又は少な
くとも一つの光センサにできるだけ近接して配備され、
かつ、前記の少なくとも一つののパラメータの温度補正
の決定を可能にするように、各光源、各光センサの特性
温度を決定するために備えられている。
【0037】この場合に特に好適ものは、一又は複数の
光センサが、測定結果の温度補正の決定によって、測定
再現性及び精度を向上するために、このような温度測定
手段を備えている。
【0038】温度測定手段は、ここでは、特に従来の光
センサのような半導体要素を伴った電気的要素でありう
る。これによって、開回路電圧、電流あるいは他の電気
特性の決定から要素の温度を導くことができる。温度測
定と光測定との間(光源に関しては温度測定と光照射と
の間)のわずかな時間の差のために、温度を決定するこ
のような要素自体を用いることは以上に好都合であり、
動的な過程における温度の決定を乱すため温度の容量が
全くないか又は無視できるほどにわずかであるので、こ
のような決定は非常に寝台できる。
【0039】本発明の方法は、複数の測定手段を有する
測定装置の前述の構成の一つを用いるものであり、隣接
する測定手段は互いに同じ角度間隔を有することが好ま
しい。前記装置は、少なくとも10個、特に好ましくは
60個あるいはそれ以上の測定手段を備え、その各々は
測定面に対して異なる所定角度で並んでいる。
【0040】本発明の方法は、好ましくは、面タイプ
の、少なくとも1つ、好ましくは2つ、3つ、4つ、5
つ、又はそれ以上の走査角度を決定するのに利用する。
【0041】特に実験作業のために好適に設計された第
1の測定装置を用いた測定のときには、多くの角度から
調べる面に対してパラメータを決定することができる。
前記の複数のパラメータを評価することによって、調べ
る面タイプを特徴付ける、典型的には、1つ、2つ、3
つ又はそれ以上の走査角度を決定することができる。
【0042】いわゆる効果的仕上げ(effect finish)
の場合には、これらは例えば真珠光沢の又はFLOP効
果角であり、例えば色変化が観察可能な角度を意味して
いる。
【0043】調べる面に対して少なくとも一つの特性角
を決定することに加え、第2の測定装置において、特定
の角度で前記の第1の測定手段を備え、測定装置をこの
角度を実現するように作る。
【0044】好ましくは、第1の測定装置(実験室装
置)は、本発明の方法では少なくとも3つの異なる角度
を選択し、かつそれを第2の測定装置(場測定装置)に
伝送し、それによって、3つの異なる測定手段を対応す
る角度で前記の第2の測定装置に並べる。
【0045】本発明の方法の好適な実施形態では、第2
の測定装置は複数の保持手段を有し、第2の測定装置に
おいては、その数は測定手段の数より多い。隣接する保
持手段の間の角度間隔は実質的に同じであることが好ま
しい。第1の測定装置を用いて特性角を決定した後、第
2の測定装置の測定手段は対応する位置に移動してもよ
い。
【0046】本発明の好適な実施形態では、第2の測定
装置(場測定装置)の保持手段の配置は、第1の測定装
置(実験室装置)における保持手段の配置と同じであ
る。
【0047】場測定装置は、実質的には実験室装置にお
けると同じ光学条件を含んでいることが好ましい。これ
は、幾何学的な関係(geometrical relationship)の単
純な移動可能性を保証し、かつ測定結果を高い再現性で
得ることを可能にしている。手持ちの、又は場測定装置
の保持手段は、実験室装置の保持手段とは異なる構成を
してもよい。同様に、例えば精度に関して、実験室測定
装置にはしばしばより大きな要求がかかるので、手持ち
の測定装置の照明手段と照明手段とは実験室装置ものと
は同じでないことも可能である。
【0048】同様に、保持手段が配置した光学ブロック
は両測定装置で実質的には同じであることが特に好まし
い。この場合、第1の測定装置に対する製造許容誤差
は、第2の測定装置に対する製造許容誤差よりもっと正
確であってもよい。
【0049】本発明の測定装置のさらなる利点は、前記
測定装置には実質的に動く要素を用いていないことであ
る。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明のさらなる利点、特徴及び
応用の可能性が、以下において図面と結合した実施形態
の以下の説明において特定される。
【0051】第1の実施形態を図1を参照して説明す
る。
【0052】図1の方向をもとにして、本発明の測定装
置のハウジング100の下からの図を左に示す。調べる
面の測定面8上にハウジング100の下側の開口7を介
して照明手段2からの光を照射し、反射光を測定手段1
0が受ける。
【0053】図1の右の図は、測定装置1の断面を概略
的に示したものである。
【0054】光学ブロック40は、図で示した面におい
て半球断面を有する測定装置1のハウジング100に装
備している。
【0055】この実施形態に対応する測定装置は特に、
高い精密さがしばしば要求される実験室の測定装置とし
て特によく適している。
【0056】測定手段は、光源3a及び3bを有する照
明手段2を備えている。本発明の光源は3aは発光ダイ
オードで構成され、一方、光源3bは熱放射体特にハロ
ゲン光源である。しかしながら、示した光源がいずれも
発光ダイオードであってもよい。この場合、第1又は第
2の光源が低強度でだけ発光するスペクトル幅での集束
照射光のスペクトル強度を高めるために、2つの特別の
異なる光源を使用している。これが、スペクトル、この
場合にはスペクトルの可視部の関連幅にわたってより一
様な照射強度を得ることを可能にしている。本実施形態
では、2つの光源は実質的に互いに矩形に配置し、先に
進む光が第1及び第2の光源から照射される光の一部か
ら成るように、両方の光源に対して45°の角度で並ん
だ第1のビームスプリッタ30上に光を放射する。
【0057】伝送される光のスペクトルが所定のスペク
トルに適合するように、特定の方法の反射又は吸収によ
って特別なスペクトル幅に影響を与える照射の連続経路
に、フィルタ手段6が配置している。発射光を所定のス
ペクトル特性に適合することによって、最大と最小のス
ペクトル強度の間の差は低く結果として信号−ノイズ比
が増加するように、例えば、特別に高い強度を有する特
にそれらのスペクトル幅が減衰することができるので、
より高い測定精度を達成することができる。
【0058】第2のビームスプリッタ30がさらに照射
経路に配置し、光伝導体25にわたっての照射光の一部
をスペクトル手段15及び光センサ13を含む測定差手
段11に運ぶ。測定手段11は、測定面8上に照射され
る光の強度及びスペクトル分布の制御のために備えられ
た制御測定手段である。前記制御測定手段から戻された
測定結果は、照射光の強度とスペクトル分布とを安定す
るために、光源3aと3bとを調整するためのフィード
バックの形で用いられてもよい。
【0059】第2の光スプリッタ20を通過する光はレ
ンズ5によって測定面上に集束される。この光を平行に
することも可能である。
【0060】測定面8で反射される光の一部は、測定面
の垂直な角度17で、測定手段10の一部である光伝導
体(optical photoconductor)25の受光手段に入射す
る。
【0061】本実施形態の光学測定手段10は、この例
では125μmの直径を有し、かつ単一ファイバとして
構成されているファイバ光伝導体を備えている。しかし
ながら同様に、異なる直径を有するファイバのクラスタ
を使用することも可能である。
【0062】光伝導体は金属スリーブあるいはフェルー
ルによって光ファイバー25の受光端上に固定され、光
学ブロック40の保持手段20を介して適所に保持され
ている。保持手段20はスリーブを有する光ファイバ2
5が挿入される穴を有する。ファイバは、例えば、圧
入、接着剤、ボルト結合、あるいは同様な固定結合によ
って保持手段の穴に固定する。本実施形態では、保持手
段20の穴は測定面に対して並んでおり、一方、光セン
サ13は実質的に随意に配置してもよい。というのは、
ファイバ25で受ける光はそれらの部分に運ばれるか
ら。本実施形態では、複数のこのような光学測定手段1
0は光学ブロック40の一面に全て並べられる。前記面
は測定面に向き、かつそこから反射する光線によって定
義される。
【0063】光学ブロック40は前記面に半円状に広が
り、周縁のまわりに一様な角度間隔で配置した測定手段
10に対する保持手段20を有する。保持手段20を通
る軸は、各々の場合に測定面8、測定点に並んでいる。
【0064】明確にしかつ概観するために、図1ではた
だ一つの測定手段を図示している。しかしながら、この
ような測定手段10は保持手段20の各々に配置してい
てもよく、それによって異なる方向角で面から反射する
光は異なる測定手段10で反射してもよいことを指摘す
る。本実施形態では、第1の測定手段10と第2の測定
手段10との間の角度間隔21、22は5°であり、そ
れによって、最大36個の測定手段が測定装置1の半円
周縁全体にわたって配置してもよく、ここで、照明手段
は配置した小さい角度範囲に配置している測定手段はな
い。この領域では、照明手段の一側の測定手段と照明手
段の他の側の測定手段との間の角度間隔はいくらか大き
く、本実施形態では20°である。
【0065】基準として測定面の垂直軸に対して0°を
とると、測定手段は両側で対称に5°づつであって最大
85°に配置している。照明手段の位置で3個除外する
ことを考慮すると、測定手段の総数は32個となる。
【0066】様々な異なる測定手段が実質的に全角度範
囲で面から反射する光を受けかつ分析するので、このよ
うな複数の測定手段は特に好都合である。
【0067】各測定手段10は、ファイバ光伝導体25
と、スペクトル手段15と、ダイオード列として構成し
かつ複数の感光性要素28を有する光センサ13とを備
えている。
【0068】本実施形態におけるスペクトル手段15
は、ファイバ25からスペクトル手段15へと進む光を
スペクトル成分に分解して、それを光センサ13に運ぶ
光学伝送グリッドである。ここで、異なる波長の光が異
なる感光性要素26に達する。これによって、光センサ
13が信号を受ける際に、スペクトル分布が測定手段1
0で受けた光の結果であることが可能になる。これは、
測定面8の色を決定するために、制御測定手段11が受
けたスペクトルのスペクトル分布と共に用いることがで
きる。
【0069】スペクトル手段は小さなスペクトルメータ
であり、好適には紙のチップあるいはマッチ箱のサイズ
で、結果として小型でかつ携帯可能な測定装置であるこ
とができるマイクロスペクトルメータであることが好ま
しい。
【0070】本実施形態では、複数の測定装置10の各
々は測定面8の1色を決定し、それによって測定に引き
続き、調べられる面8に対して異なる測定角17のそれ
ぞれに対して1色が与えられる。個々の色値(color va
lue)を比較することによって、調べる面のタイプを特
徴づける(characterize)個々の角度17を決定するこ
とが可能である。特にいわゆる色効果仕上げを用いる
と、視角に依存する色変化に注目することができる。
【0071】新しい仕上げの場合には、このような色変
化はこれまで周知の角度とは異なる角度で生じうる。こ
のため、色パラメータ決定がいかなる様々な異なる角度
でも行うことができるので、本発明で示したような実験
室測定装置は非常に好都合である。決定された個々の色
パラメータの分析によって、仕上げのタイプ及び面のタ
イプを特徴付けるために適した走査角を確立することが
可能となる。
【0072】1つ、2つ、3つ、4と、5つあるいはそ
れ以上の選択角を第2の測定装置に移すこと、ここで
は、対応数の測定装置10が前記第2の測定装置におけ
る対応角に配置することが可能である。このような表面
タイプが測定装置を用いて測定されるとき、例えば、こ
のような面の色パラメータを決定するために、ユーザー
は実際に十分な情報を受ける。通常、例えば、損傷した
製品の修正あるいは修理の場合には、対応する製品の面
の色組成(color composition)が決定され、ここで、
例えば、これは3個の異なる角度での測定によって起き
る。色組成は測定された色パラメータとデータベースと
を用いて決定することができ、それによって適当な色を
生成あるいは合成することができる。
【0073】2つあるいは3つの特定の設定角で測定す
るこの従来の手順は新しい仕上げの場合には失敗するこ
とがありうる。というのは、新しい仕上げは他の角度で
の測定を必要とするからである。例えば、色の陰(colo
r shade)はある視角で補正されるだけでもよく、観察
者は他の角度で色の異なる印象を知覚する。
【0074】本発明の実験測定装置は、単純に、色の測
定に対する実質的な走査角を迅速にかつ信頼性高く決定
することができる。対照的に、例えばセンサが関連角度
の範囲にわたって調整されるゴニオメータの測定手順
は、測定結果が機械的な較正不良(decalibration)に
よって歪められるという欠点を有する。
【0075】図1による実施形態では、照明手段2から
照射された光が表面の垂直軸に対して測定面8に向かう
角度18は45°である。しかしながら、測定面8の垂
直軸に対して0°の角度で、又は、測定基準によって定
義された他の角度で測定される面を照射することも可能
である。
【0076】図2は、本発明による測定装置の第2の実
施形態を示しており、それにおいては、測定装置のハウ
ジング101が図2の左側に示しており、右側の図はこ
のような測定装置の断面図を示している。
【0077】第1の実施形態で示した要素と同一又は類
似の要素は、図2に従う実施形態において同じ符号を与
え、明らかな説明を省く。
【0078】本実施形態では、同様の本発明の装置は、
調べる測定面上に光を照射する照明手段2を有する。
【0079】図1のような方法で、複数の保持手段20
は、光学ブロック40にそれぞれ角度間隔21で配置し
ている。
【0080】図1で表した実施形態に対照的に、図2で
表した実施形態は、いくつかの測定手段10a、10
b、10cだけを備えているが、測定手段の数は3つ、
4つ、5つ、6つ、あるいはそれ以上であってもよい。
その数は3つから6つの間であることが好ましい。
【0081】これらの測定手段の各々及び受光光ファイ
バは、測定面に対して異なる角度を向き、前記測定面か
らの反射した光の異なる一部を受けることができる。
【0082】測定手段10a、10b、10cの各々は
保持手段20に配置されているが、測定手段10aと第
2の測定手段10bとの角度間隔は、測定手段10bと
測定手段10cとの角度間隔より小さくてもよい。なぜ
なら、図示した例では、3つの保持手段の全てが測定手
段10bと測定手段10cとの間の間隙を残しているk
らである。
【0083】本発明の装置のこの第2の実施形態では、
個々の測定手段が配置される角度17,17aは、第1
の実施形態に従う実験室測定装置による測定を通して決
定する。この方法では、第1の実施形態に従う本発明に
よる装置は、測定装置の個々の測定手段が第2の実施形
態に従って測定される面に対して配置しなければならな
い該当角17a,17b,17cを決定することができ
る。
【0084】第2の実施形態における保持手段と測定手
段とは、第1の実施形態での参照符号と同じ要素を備え
ているが、個々の要素は同一でなければならないわけで
はない;従って、第1及び第2の実施形態による測定装
置における異なる構成の保持手段と異なる測定照明手段
とを活用することも可能である。しかしながら、実質的
に対応する光学条件を実現することは好ましく、かつ第
2の実施形態による手持ち(hand-held)の測定装置及
び第1の実施形態による実験室測定装置において同一の
光学条件を実現することは特に好ましい。
【0085】第2の段階では、第2の実施形態による測
定装置の測定手段の位置は変更可能であり、それによっ
て、ここの測定手段が配置する角度17a,17b,1
7cは調整してもよい。このような適用は、ユーザー自
身によって又は製造者によって実施してもよい。
【0086】複数の保持手段を本発明の測定装置に装備
することは、応用における実質的な融通である測定装置
を考慮したものである。この場合には保持手段から第2
の保持手段までの間隔21及び22は1°から15°の
間であってもよく、好ましくは3°、5°、6°あるい
は10°である。
【0087】図3a,図3b、図3cでは、異なるスペ
クトル分布は、図1及び図2による実施形態によって与
えられたものを表している。
【0088】図3aは、スペクトルフィルタ6の通過に
引き続く面上へ照射される光の相対的なスペクトル強度
を示している。ここで、スペクトル分布46はスペクト
ルアイ(spectral eye)感度Vλに根本的に対応し、そ
のため、照明手段2から発する光は人の目のスペクトル
感度に実質的に比例する。
【0089】図3bは、理想的に反射する面が測定され
たとき、波長41での光入射光センサ13のスペクトル
強度を表している。この実施形態では、できるだけ一定
の光センサ13に入射する光のスペクトル分布を得るた
めに、一又は二以上のフィルタ要素6を照明手段と光セ
ンサとの間の照射の経路に配置されている。このような
構成の利点は、スペクトル強度の変動は直ちに同定する
ことができることである。
【0090】さらなる実施形態における波長41での光
センサ13のスペクトル信号分布44を図3cに示す。
ここでは、照明手段33から発せられる光のスペクトル
分布に明確に影響を与えるために、一又は二以上のフィ
ルタ要素をフィルタ手段6に備えることができる。それ
によって、理想的な反射面の照明において、光センサ1
3のスペクトル信号分布に近づくスペクトル信号分布4
4の一つを決定することができる。
【0091】図3cに従う実施形態によるスペクトル強
度に故意に影響を与えることは、理想的な反射面の場合
に実質的に一定の信号44が全該当波長にわたって決定
可能であるという本質的な利点である。“実質的に”と
いう語は、ここでは、50%までの可能な揺らぎを含む
ように理解すべきである。依然として大きめの変動の場
合でさえ、1:2、1:3,1:10,1:100又は
それ以上大きな比の最小及び最大の間の信号比がフィル
タ手段6なしでも可能であることを考慮すれば、スペク
トル分布は実質的に一定であると見なすことができる。
【0092】センサ信号44の比較的一定のスペクトル
信号分布は、信号ノイズ比に対して可能な限り大きな値
を仮定することを見込んだものであり、それで測定精度
が向上する。図1及び図2に従う実施形態は、図3a、
図3b、及び図3cを参照して説明したように、フィル
タ要素、フィルタ手段4のような要素を備えてもよい。
【0093】図4は、前述の全ての実施形態の基礎的技
術的回路構成を示している。
【0094】制御評価手段60はプロセッサ60を備
え、メモリ手段61で保存されたプログラムによる測定
シーケンスを制御するのに働くものである。測定結果は
同様にメモリ手段61に保存され、さらに外部コンピュ
ータ66に伝送される。入力装置62が測定装置の制御
のために備えられ、本実施形態ではLCDディスプレイ
として出力手段65も備えられる。出力手段65は測定
結果を運ぶ電気的なインターフェイスを備えている。
【0095】プロセッサ60は照明手段及びその光源3
a,3bを制御し、さらなる処理のために測定手段10
a、10bが受けた測定信号を記録する。測定手段10
a、10bの各々は一つの光センサ13を備え、各光セ
ンサは感光性要素26を含み、それらの光信号はそれぞ
れ個々に決定可能である。
【0096】測定装置が新しい仕上げについて特徴的な
走査角度を決定する実験室装置として使われるならば、
この効果についての特別なプログラムを、複数の測定装
置0の測定信号を記録しかつメモリ手段61に同じ信号
を格納する入力手段62を介して始めることができる。
【0097】対応する測定手段の個々の色パラメータの
決定に続いて、測定される測定面の面のタイプを特徴付
ける多くの特性(特徴)パラメータを全パラメータから
選択される。該当角がさらに決定され、パラメータと共
にディスプレイ65に出力される。
【0098】これらの角度は他の測定装置へ伝送するこ
とができる。例えば、これらの角度が与えられる測定装
置を作ることができる。あるいは、角度17は、例えば
他の穴、保持手段に配置した測定装置において変化す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態による装置の原理
的な構成を示す概略構成図である。
【図2】 本発明の第二の実施形態による装置の原理
的な構成を示す概略構成図である。
【図3】 (a)照射光のスペクトル分布を示すグラ
フである。(b)測定手段が受光した光の強度のスペク
トル分布を示すグラフである。(c)センサ信号のスペ
クトル信号分布を示すグラフである。
【図4】 全実施形態の基礎技術的な回路構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 第1の測定装置 2 照明手段 3a、3b 光源 8 測定面 10,10a,10b,10c 測定手段 13 光センサ 15 スペクトル手段 17、18 所定の角度 25 光伝導手段 20 保持手段 21、22 角度間隔 60 評価手段 61 メモリ手段 65 出力手段 101 第2の測定装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に仕上げ面の品質制御装置であっ
    て、 少なくとも一つの光源(3a、3b)を有する少なくと
    も一つの照明手段(2)と;少なくとも3つ、好ましく
    は少なくとも5つの複数の測定手段(10,10a,1
    0b,10c)と;測定シーケンスの制御及び測定結果
    の評価のために備えた少なくとも一つの制御評価手段
    (60)と;出力手段(65)と;を備え、 前記光源の光は測定される面の一部である測定面に対し
    て所定の角度(18)を向いており、 前記測定手段は各々異なる所定の角度(17)で前記測
    定面を向き、かつ、前記測定面(8)から反射する光の
    一部を受け、かつ、前記測定手段(10)は各々該測定
    手段で受光される光に特有な電気測定信号を発する少な
    くとも一つの光センサ(13)を有し、 前記制御評価手段は少なくとも一つのプロセッサ手段
    (60)と少なくとも一つのメモリ手段(61)とを備
    え、 前記評価手段(60)は前記測定信号を評価し、かつそ
    れから前記面を特徴付ける少なくとも一つのパラメータ
    を導く、面の品質制御装置。
  2. 【請求項2】 前記測定面の前記特徴パラメータは前
    記測定面の少なくとも色であることを特徴とする請求項
    1に記載の面の品質制御装置。
  3. 【請求項3】 前記の少なくとも一つの特徴パラメー
    タの少なくとも一つは、前記測定面の光沢、くもり、面
    リップル、像の鮮明度(DOI)及び色を含むパラメー
    タ群から選択されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2のいずれかに記載の面の品質制御装置。
  4. 【請求項4】 複数の保持手段(20)を備え、各測
    定手段が前記保持手段(20)の一つに配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項
    に記載の面の品質制御装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段(20)の数が前記測定
    手段(10)の数より大きいか又は等しいことを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の面の
    品質制御装置。
  6. 【請求項6】 第1の保持手段(20)から第2の保
    持手段(20)までの角度間隔(21,22)は、第2
    の保持手段(20)から第3の保持手段(20)の角度
    間隔(21,22)に実質的に等しく、ここで、隣接す
    る保持手段(20)間の実質的に全角度間隔(20,2
    1)が実質的に同じであることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれか一項に記載の面の品質制御装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つのの測定手段(10)
    が受ける前記光が光伝導手段(25)を介してスペクト
    ル手段(15)に運ばれることを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれか一項に記載の面の品質制御装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも2つ、好ましくは全ての測
    定手段(10)が実質的に同時に測定信号を受けること
    を特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記
    載の面の品質制御装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも2つ、好ましくは全ての測
    定手段(10)が実質的に次々に測定信号を受けること
    を特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記
    載の面の品質制御装置。
  10. 【請求項10】 フィルタ手段(6)が、前記光源
    (3a,3b)と前記光センサ(13)との間での照射
    経路に配置して備えられ、かつ、伝送される光のスペク
    トル特性(43,46)が実質的に所定のスペクトル分
    布(43,46)に近づくように、所定のフィルタ特性
    に従う入射光のスペクトル特性を変化させることを特徴
    とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の面
    の品質制御装置。
  11. 【請求項11】 前記所定のスペクトル分布(43,
    46)が、C光タイプ標準、D65光タイプ標準、A光
    タイプ標準、及び他の同様な標準を含む光基準標準のグ
    ループから得た光タイプを備えた標準分布であることを
    特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記
    載の面の品質制御装置。
  12. 【請求項12】 測定面に照射される光のスペクトル
    特性とセンサのスペクトル感度との積であるスペクトル
    測定特性(44)が所定のスペクトル分布(44)に比
    例することを特徴とする請求項1から請求項11のいず
    れか一項に記載の面の品質制御装置。
  13. 【請求項13】 前記照明手段(2)が、好ましくは
    異なるスペクトル特性を有する少なくとも2つの光源
    (3a,3b)を備え、少なくとも一つの光源が好まし
    くは発光ダイオード(3a)で構成されていることを特
    徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載
    の面の品質制御装置。
  14. 【請求項14】 前記照明手段(2)から照射される
    光が、前記照明手段(2)の制御測定手段(11)に少
    なくとも間欠的に少なくとも部分的に運ばれることを特
    徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載
    の面の品質制御装置。
  15. 【請求項15】 前記光センサ(13)の少なくとも
    一つは、互いに隣接して配置した複数の感光性要素(2
    6)を備えていることを特徴とする請求項1から請求項
    14のいずれか一項に記載の面の品質制御装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも一つの温度測定手段が、
    少なくとも一つの光源(3a,3b)及び/又は少なく
    とも一つの光センサ(13)にできるだけ近接して配備
    され、かつ、前記の少なくとも一つののパラメータの温
    度補正の決定を可能にするように、各光源(3a,3
    b)及び/又は各光センサ(13,26)の特性温度を
    決定するために備えられていることを特徴とする請求項
    1から請求項15のいずれか一項に記載の面の品質制御
    装置。
  17. 【請求項17】 特に、請求項1から請求項16の少
    なくとも一項による少なくとも一つの装置(1,10
    1)を用いるときの、特に仕上げ面の品質制御の方法で
    あって、第1の測定装置を利用し、 該第1の測定装置は、 少なくとも一つの光源(3a、3b)を有する少なくと
    も一つの照明手段(2)と;複数の測定手段(10)
    と;少なくとも一つのプロセッサ手段(60)と少なく
    とも一つのメモリ手段(61)とを備えた少なくとも一
    つの制御評価手段(60)と;少なくとも前記の少なく
    とも一つのパラメータを出力する出力手段(65)と;
    を備え、 前記光源は光を測定される面の一部である測定面に対し
    て所定の角度(18)を向け、 前記測定手段は各々前記測定面に対して所定の角度(1
    7)で並び、かつ、前記測定面(8)で反射する光の一
    部を受け、かつ、前記測定手段(10)は各々該測定手
    段(10)で受光される光に特有の電気測定信号を発す
    る少なくとも一つの光センサ(13)を備え、 前記制御手段は測定シーケンスを制御し、かつ、測定結
    果を評価し、かつ、それから前記面(8)を特徴付ける
    少なくとも一つのパラメータを導くものであっり、 ここで、前記方法は、以下の順あるいは異なる順のいず
    れかで次の段階: a)前記第1の装置(1)を調べる面のタイプの測定面
    (8)に対する測定位置に移動する段階と; b)光を、前記の少なくとも一つの照明手段(2)によ
    って調べる面(8)上に照射させる段階と; c)前記測定面で反射する前記光から、前記の複数の測
    定手段(10)の実質的に各々から、 c1)測定信号が発せられ、それからパラメータが決定
    し、各測定手段に対する前記パラメータは前記メモリ手
    段(61)のパラメータテーブルに格納する段階と; d)少なくとも一つのパラメータが、前記面タイプを特
    徴付けるのに適した前記パラメータテーブルから選択す
    る段階と; e)対応する測定手段(10)が測定面(8)を向いて
    いる該当所定角度(17)が、前記パラメータテーブル
    から前記選択パラメータの少なくとも一つから決定する
    段階と; f)前記の少なくとも一つの選択角(17)が第2の測
    定装置(101)に伝送される段階であって、ここで、
    前記測定装置(101)は:少なくとも一つの光源(3
    a、3b)を有する少なくとも一つの照明手段(2)
    と;少なくとも一つの測定手段(10)と;少なくとも
    一つのプロセッサ手段(60)と少なくとも一つのメモ
    リ手段(61)とを備えた少なくとも一つの制御評価手
    段(60)と;少なくとも前記の少なくとも一つのパラ
    メータを出力する出力手段(65)と;を備え、 前記光源の光は測定される面の一部である測定面に対し
    て所定の角度(18)を向いており、 前記測定手段は各々測定面(8)で反射される光の一部
    を受け、かつ、前記測定手段(10)は各々該測定手段
    で受光される光に特有の電気測定信号を発する少なくと
    も一つのの光センサ(13)を備え、 前記制御手段は測定シーケンスを制御し、かつ、測定結
    果を評価し、かつ、それから前記面(8)を特徴付ける
    少なくとも一つのパラメータを導くものであり、 さらに、前記第2の測定装置(101)の前記測定手段
    (10)を前記測定面(8)に対して前記の選択角度
    (17)で配置する段階と;を備えた面の品質制御の方
    法。
  18. 【請求項18】 少なくとも3つの異なる角度(1
    7)が前記の第1の測定装置(1)から選択され、か
    つ、前記の第2の測定装置(101)に伝送されること
    を特徴とする請求項17に記載の面の品質制御の方法。
  19. 【請求項19】 前記第2の測定装置(101)が測
    定手段(10)の数より多い数の保持手段(20)を備
    え、隣接する保持手段(20)の間の角度間隔(20,
    21)が実質的に同じであり、かつ、少なくとも一つの
    測定手段(10)は、前記測定手段が前記測定面(8)
    に対して向いている角度(17)が離散的な増分で変化
    可能であるように異なる保持手段(20)上に配置され
    てもよいことを特徴とする請求項17に記載の面の品質
    制御の方法。
  20. 【請求項20】 前記第2の測定装置(101)の前
    記保持手段(20)の配置が、前記第1の測定装置
    (1)の前記保持手段(20)の配置と同じであること
    を特徴とする請求項19に記載の面の品質制御の方法。
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