JP3465822B2 - ベッドにおけるサイドフレーム格納型衝撃緩和手段 - Google Patents

ベッドにおけるサイドフレーム格納型衝撃緩和手段

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッド上から転落
しても怪我しないようにするための、ベッドにおけるサ
イドフレーム格納型衝撃緩和手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベッドには、転落防止用の柵
が備えられている。かかる柵は、背に対応するボトム脇
とか、足に対応するボトム脇の箇所をカバーする、部分
的なものが多い。また、中にはベッド側面を全面的にカ
バーする柵もある。このような柵が備えられているにも
かかわらず、完全に転落を防止することは困難であり、
そのために転落したときのためにベッド脇の床面に、予
めクッション材を載置して、怪我防止に対処してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなクッション材は、介護者が介護のために近づく際に
邪魔になり、その都度移動したり、ベッド下に押し込ん
だりせねばならないなど煩わしいものであり、また非使
用時においての保管場所を考慮せねばならない。本発明
は、以上のような課題を克服するために提案されたもの
であって、ベッドにおけるサイドフレームを利用して、
簡単に格納したり、取り出して使用することができるよ
うにした、ベッドにおけるサイドフレーム格納型衝撃緩
和手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明では、請求項1においてベッドのサイド
フレームに装着し、複数の衝撃緩和板を互いに折り畳み
可能に連結して、折り畳み状態でサイドフレーム上に保
持し、ベッド使用時に、サイドフレーム側方床面上に前
記複数の衝撃緩和板を展開させるようにしたベッドにお
けるサイドフレーム格納型衝撃緩和手段を提案する。
た本発明では、請求項2において、衝撃緩和板をサイド
フレームの差込穴に着脱可能に装着する構成としたベッ
ドにおけるサイドフレーム格納型衝撃緩和手段を提案す
る。また本発明では、請求項3において、衝撃緩和板を
サイドフレームに、係止具を介して着脱可能に装着する
構成としたベッドにおけるサイドフレーム格納型衝撃緩
和手段を提案する。さらに本発明では、請求項4におい
て、前記衝撃緩和板は柔軟性部材によって構成し、表面
平滑で防水加工処理を施してなるベッドにおけるサイド
フレーム格納型衝撃緩和手段を提案する
【0005】請求項1によれば、非使用時には、サイド
フレームに折り畳んだ状態で保管することができるの
で、邪魔にならず、使用時に簡単にサイドフレーム側方
床面に複数の衝撃緩和板を展開しておくことができる。
【0006】請求項2によれば、衝撃緩和手段を、既存
のベッドにも簡単に取り付けることができる。
【0007】請求項3によれば、係止具を介して衝撃緩
和手段をサイドフレームに取り付けるので、側柵をサイ
ドフレームに取り付けた状態でも、衝撃緩和手段を装着
することができる。
【0008】請求項4によれば、ベッド上から転がり落
ちても、サイドフレームから床面に連なる衝撃緩和板に
より衝撃が緩和され、怪我することはない。また、簡単
に汚れを落とすことができ、メインテナンスが容易であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるベッドにお
けるサイドフレーム格納型衝撃緩和手段について、一つ
の実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以下説明す
る。図1に示すベッド1側面には、転落時の衝撃緩和手
段2を設けている。すなわちこの衝撃緩和手段2は、図
2に示すようにベッド1のサイドフレーム3における側
柵等(図示省略)の差込穴4に差込みパイプ5を介して
装着するようにした、互いに折り畳み可能に連結してな
る複数の衝撃緩和板6を有している。
【0010】これら複数の衝撃緩和板6は、芯材が柔軟
性に富む、例えばウレタン樹脂等によって構成されてお
り、表面層を、フィルムラミネート構造とすることで、
平滑で防水加工してなる短冊状のものである。また衝撃
緩和板6は、適宜な連結手段によって、互いに重なった
状態で折り畳み可能に、長手側端面を順次連結してい
る。そして、前記複数の衝撃緩和板6のうち、端側の衝
撃緩和板6に前記差込みパイプ5を屈曲可能に取り付け
ている。またかかる差込みパイプ5は、前記衝撃緩和板
6に対し、衝撃緩和板6幅方向に差込みパイプ5の向き
を固定する固定手段(図示省略)を設けることができ
る。また差込みパイプ5には、サイドフレーム3におけ
る差込穴4に対して抜けないように適宜な抜け止め手段
(図示省略)を設けることができる。さらに、前記複数
の衝撃緩和板6を重ねた状態に折り畳んだ際に、重なっ
た状態に保持するための拘束手段、例えば面ファスナ7
を備えている。この場合、面ファスナ7は、面ファスナ
7における帯体7aを、前記差込みパイプを取り付けた
衝撃緩和板6から、もう一方の端の衝撃緩和板6に掛け
渡すと共に、このもう一方の衝撃緩和板6に設けたファ
スナ部材(図示省略)に係着するようにしている。
【0011】以上のようなベッドにおけるサイドフレー
ム格納型衝撃緩和手段において、ベッド使用者がベッド
1上に仰臥した状態において、衝撃緩和板6に対し固定
した状態にある差込みパイプ5を、折れ曲がるように固
定手段を解放操作する一方、サイドフレーム3上で束ね
た状態で保持される、複数の衝撃緩和板6を解放するよ
うに、面ファスナ7における帯体7aを引っ張り、係着
状態を解除する。これによって、前記複数の衝撃緩和板
6は、ベッド1側方の床面上に、落下しながら展開して
いく。そして、これら衝撃緩和板6がベッド幅方向外側
に広がるように床面上に展開載置することができる(図
3参照)。斯くして、ベッド側方近傍の床面は、柔軟性
に富む衝撃緩和板6によって覆われることとなり、ベッ
ド1上の使用者が転げ落ちても、直接床面に落下するこ
となく、衝撃緩和板6によって、落下に伴う衝撃が緩和
され、怪我などを被ることはない。
【0012】一方、衝撃緩和手段2を使用しないとき
や、ベッド1を移動するときは、展開した衝撃緩和板6
を、互いに重なるように折り畳んでいき、サイドフレー
ム3上まで持ち上げて、衝撃緩和板6に対し差込みパイ
プ5を固定手段によって固定すると共に、面ファスナ7
における帯体7aを、前記差込みパイプを取り付けた衝
撃緩和板6から、もう一方の端の衝撃緩和板6に掛け渡
すと共に、このもう一方の衝撃緩和板6に設けたファス
ナ部材に係着することで、格納状態とすることができ
る。
【0013】さらに、衝撃緩和手段2を取り外したいと
きは、差込みパイプ5の抜け止め手段を操作して、サイ
ドフレーム3における差込穴4から抜き取るようにすれ
ばよい。なお、衝撃緩和板6は、防水加工処理が施さ
れ、平滑状表面を有するものなので、清拭等によって簡
単に汚れを落とすことができ、メインテナンスが容易で
ある。
【0014】本発明にかかるベッドにおけるサイドフレ
ーム格納型衝撃緩和手段は、次のような構成とすること
もできる。この場合、図4に示すように、衝撃緩和手段
2を構成する複数の衝撃緩和板6は、サイドフレーム3
に着脱可能な構造の係止具10を介して装着する構成と
している。前記係止具10は、押し出し成型加工によっ
て形成した、サイドフレーム3の外形、すなわち断面形
状に対応する形状を有している。例えば、図5に示すよ
うに、サイドフレーム3がベッド幅方向内側に開口す
る、断面略逆さL型のものの場合、係止具10は、前記
サイドフレーム3下側の突縁11に、係止可能な断面略
W型形状の枠体としている。かかる係止具10の一端面
に、複数の衝撃緩和板6のうちの端の衝撃緩和板6を接
合しており、且つ、この端の衝撃緩和板6に、衝撃緩和
板6を重ねた状態に折り畳んだ際に、重なった状態に保
持するための面ファスナ7における帯体7aを設けてい
る。
【0015】かかる構造によっても、衝撃緩和手段2を
使用する際、面ファスナ7における帯体7aを引っ張
り、係着状態を解除することで、複数の衝撃緩和板6
を、ベッド1側方の床面上に、ベッド幅方向外側に広が
るように床面上に展開載置することができる(図6参
照)。また、衝撃緩和手段2を係止具10を介してサイ
ドフレーム3に取り付けることにより、サイドフレーム
3には、側柵を差し込んだ状態で使用することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、落下する
虞のある使用者に対して直ちに、衝撃緩和手段を、サイ
ドフレームに格納した状態からベッド側方の床面上に、
ベッド幅方向外側に広がるように床面上に展開載置する
ことができ、操作性がよい。しかも、サイドフレームに
おける側柵等の差込穴を利用して保持することができる
ので、既存のベッドにも即、適用することができる。ま
た、サイドフレームの形状に対応して形成した係止具を
介して保持する構造にあっては、サイドフレームに側柵
を保持したまま、同時に衝撃緩和手段を使用することが
できる。また、衝撃緩和板は、柔軟性のある構造なの
で、例え落下しても、落下による怪我を被ることはな
い。一方、使用しないときも、ベースフレームに格納し
ておけるので、保管場所に困らず、ベッドの移動も簡単
である。また衝撃緩和手段は、簡単に取り外しが可能で
あり、しかも衝撃緩和板は、防水加工処理が施され、平
滑状表面を有するものなので、簡単に汚れを落とすこと
ができ、メインテナンスが容易である。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサイドフレーム格納型衝撃緩和
手段を設けたベッドの一例を示す、斜視図である。
【図2】図1に示すサイドフレーム格納型衝撃緩和手段
の取付構造の一例を示した、要部分解説明図である。
【図3】図1に示すサイドフレーム格納型衝撃緩和手段
の使用状態を説明するための斜視図である。
【図4】本発明にかかるサイドフレーム格納型衝撃緩和
手段を設けたベッドの別例を示す、斜視図である。
【図5】図4に示すサイドフレーム格納型衝撃緩和手段
を、サイドフレームの取り付けた状態を示す断面説明図
である。
【図6】図4に示すサイドフレーム格納型衝撃緩和手段
の使用状態を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 衝撃緩和手段 3 サイドフレーム 4 差込穴 5 ボトム 6 衝撃緩和板 7 面ファスナ 7a 帯体 10 係止具 11 突縁

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドのサイドフレームに装着し、複
    数の衝撃緩和板を互いに折り畳み可能に連結して、折り
    畳み状態でサイドフレーム上に保持し、ベッド使用時
    に、サイドフレーム側方床面上に前記複数の衝撃緩和板
    を展開させるようにしたことを特徴とするベッドにおけ
    るサイドフレーム格納型衝撃緩和手段。
  2. 【請求項2】 前記衝撃緩和板をサイドフレームの差
    込穴に着脱可能に装着する構成としたことを特徴とする
    請求項1記載のベッドにおけるサイドフレーム格納型衝
    撃緩和手段。
  3. 【請求項3】 前記衝撃緩和板をサイドフレームに、
    係止具を介して着脱可能に装着する構成としたことを特
    徴とする請求項1記載のベッドにおけるサイドフレーム
    格納型衝撃緩和手段。
  4. 【請求項4】 前記衝撃緩和板は柔軟性部材によって
    構成し、表面平滑で防水加工処理を施してなることを特
    徴とする請求項1ないし3記載のうち、いずれか1記載
    のベッドにおけるサイドフレーム格納型衝撃緩和手段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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