JP3465805B2 - アドレス処理システム - Google Patents

アドレス処理システム

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JP3465805B2
JP3465805B2 JP1870396A JP1870396A JP3465805B2 JP 3465805 B2 JP3465805 B2 JP 3465805B2 JP 1870396 A JP1870396 A JP 1870396A JP 1870396 A JP1870396 A JP 1870396A JP 3465805 B2 JP3465805 B2 JP 3465805B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、非同報型広域網を
用いて構築されたインタネット上での通信におけるアド
レス解決処理を行うアドレス処理システムに関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】非同報型広域網を基にして構築されたイ
ンタネットでは、通信を行う際に最終宛先のインタネッ
トアドレスから非同報型広域網内の宛先内部アドレスを
解析するアドレス解決処理を行う必要がある。 【0003】アドレス解決処理を行う従来のアドレス処
理システムでは、非同報型広域網に設けられたアドレス
処理サーバによって宛先のアドレスの解析を行ってい
る。 【0004】従来のアドレス処理サーバは、サブネット
を代表するルータのアドレス解決と、そのサブネット内
のホストのアドレス解決を独立に行うサブネット−ホス
ト分離アドレス解決方式を用いたものと、全てのアドレ
ス処理機能において、ホスト単位のアドレス解決を行っ
ているサブネット−ホスト統合アドレス解決方式を用い
たものがあった。 【0005】これらのアドレス処理サーバは、いずれも
サブネット単位に設置されているものではなかった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。 【0007】広域セグメントにおいては、上述したサブ
ネット−ホスト分離アドレス解決方式を用い、サブネッ
ト内のルータのアドレス解決とホストのアドレス解決を
独立に行なうことは、通信経路の冗長性が生じる原因と
なっている。 【0008】すなわち、はじめに宛先サブネット内のル
ータのアドレス解決を行い、宛先サブネット内のルータ
に向けて、広域セグメント上をパケットが転送される
が、この後、ルータは宛先サブネット内で宛先ホストの
アドレス解決を行い、宛先ホストに向けて、再び広域セ
グメント上をパケットが転送されてしまう。 【0009】したがって、送受信ホストが物理的に近距
離に位置していた場合にも、論理的なサブネット間の関
係とサブネット自身の構成によっては、極めて遠距離に
あるルータを経由してパケット転送が行なわれる可能性
が生じ、パケット通信遅延、及びパケット通信コストが
増加するという問題点があった。 【0010】また、上述したサブネット−ホスト統合ア
ドレス解決方式を用い、サブネット内のルータのアドレ
ス解決とホストのアドレス解決を独立に行なわず、ホス
ト単位のアドレス解決のみで最終宛先のアドレスを解析
すると、全てのアドレス処理機能部分において、ホスト
単位のアドレス解決処理を行なわなければならない。 【0011】特に、インタネットのように大規模なネッ
トワークにおいては、アドレス処理量は非常に膨大なも
のとなり、アドレス解決遅延がパケット通信遅延に比べ
て異常に増加することと、アドレス処理サーバ装置を超
高性能化にしなければならないことを意味し、パケット
転送コストに対するアドレス解決コストが異常に増加す
るという問題点があった。 【0012】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
めに成されたものであり、非同報型広域網上のインタネ
ット通信において、パケット転送経路の冗長性を排除す
ると共に、アドレス処理サーバでのアドレス処理量を削
減することで、パケット通信遅延の削減、パケット通信
コストの削減、アドレス解決遅延の削減、アドレス解決
コストの削減を達成することが可能な技術を提供するこ
とにある。 【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。 【0014】 【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。 【0015】非同報型広域網を基にして構築されたイン
タネット上における最終宛先のインタネットアドレスか
ら非同報型広域網内の宛先内部アドレスを解析するアド
レス解決処理を行うアドレス処理システムにおいて、前
記非同報型広域網内に設けられ、前記インタネット上で
通信を行う際のアドレス解決処理を依頼するアドレス処
理クライアントと、前記非同報型広域網内のサブネット
単位毎に設けられ、そのサブネット内のアドレス処理ク
ライアントのインタネットアドレスと内部アドレスを管
理し、そのサブネット内のアドレス処理クライアントに
おけるアドレス解決処理を実行するアドレス処理サーバ
と、前記アドレス処理サーバの管理するインタネット上
のサブネットとそれ自身の内部アドレスを管理し、異な
るサブネット間の通信によるアドレス解決処理の依頼を
前記アドレス処理サーバ同士の間で転送するアドレス処
理リレーと、前記非同報型広域網に収容されてないイン
タネット上のサブネットのインタネットアドレスと、そ
のサブネットへの通信を行う際の中継ノードとなる前記
アドレス処理クライアントの内部アドレスとを管理し、
非同報型広域網外との通信によるアドレス解決処理依頼
に対して処理対象とするアドレスの切替変換を行うアド
レス処理コンバータとを備える。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態にかかるアドレス処理システムについて図面を
参照して詳細に説明する。 【0017】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。 【0018】図1は、本発明の一実施形態にかかるアド
レス処理システムの構成を説明するための図である。 【0019】図1において、1Aは非同報型広域網、1
B、1Cは同報型LAN、1D、1E、1F、1Gはサ
ブネット、1H、1I、1J、1K、1L、1Mはアド
レス処理クライアント、1N、1O、1Q、1RはLA
N端末、1Pはルータ、1S、1T、1Uはアドレス処
理サーバ、1Vはアドレス処理リレー、1Wはアドレス
処理コンバータをそれぞれ示し、これらが全体として、
インタネットの一部分あるいは全体として機能する。 【0020】本実施形態のアドレス処理システムは、ア
ドレス処理クライアント1H、1I、1J、1K、1
L、1Mと、アドレス処理サーバ1S、1T、1U、ア
ドレス処理リレー1Vと、アドレス処理コンバータ1W
とから構成され、物理的に非同報型広域網1Aに収容さ
れている。 【0021】また、本実施形態において、非同報型広域
網上では内部アドレス(以下、ATMアドレスと記す)
を用いて、網構成要素を識別し、サブネット上およびイ
ンタネット上では、インタネットアドレス(以下、IP
アドレスと記す)を用いて、網構成要素を識別する。 【0022】そして、図1に示すアドレス処理クライア
ント1Hと1Iは、サブネット1Dを構成し、アドレス
処理サーバ1SのATMアドレス情報を保有し、アドレ
ス処理サーバ1Sは、サブネット1D内のアドレス処理
クライアント1Hと1IのIPアドレスとATMアドレ
スの対応関係を管理すると共に、アドレス処理リレー1
V、アドレス処理コンバータ1WのATMアドレス情報
を保有し、さらに、サブネット1DのIPアドレス情報
を保有する。 【0023】アドレス処理クライアント1Jと1Kはサ
ブネット1Eを構成し、アドレス処理サーバ1TのAT
Mアドレス情報を保有し、アドレス処理サーバ1Tは、
サブネット1E内のアドレス処理クライアント1Jと1
KのIPアドレスとATMアドレスの対応関係を管理す
ると共に、アドレス処理リレー1V、アドレス処理コン
バータ1WのATMアドレス情報を保有し、さらに、サ
ブネット1EのIPアドレス情報を保有する。 【0024】アドレス処理クライアント1Lと1M、L
AN端末1Nと1O、ルータ1Pは、サブネット1Fを
構成し、アドレス処理クライアント1Lと1Mは、アド
レス処理サーバ1UのATMアドレス情報を保有し、ア
ドレス処理サーバ1Uは、サブネット1F内のアドレス
処理クライアント1Lと1MのIPアドレスとATMア
ドレスの対応関係を管理すると共にアドレス処理リレー
1V、アドレス処理コンバータ1WのATMアドレス情
報を保有し、さらに、サブネット1FのIPアドレス情
報を保有する。 【0025】アドレス処理リレー1Vは、アドレス処理
サーバ1Sが管理するサブネット1DのIPアドレス
と、アドレス処理サーバ1S自身のATMアドレスの対
応関係および、アドレス処理サーバ1Tが管理するサブ
ネット1EのIPアドレスと、アドレス処理サーバ1T
自身のATMアドレスの対応関係および、アドレス処理
サーバ1Uが管理するサブネット1FのIPアドレス
と、アドレス処理サーバ1U自身のATMアドレスの対
応関係を管理すると共に、アドレス処理コンバータ1W
のATMアドレス情報を保有する。 【0026】アドレス処理コンバータ1Wは、インタネ
ット上のサブネットのうち、非同報型広域網1Aには収
容されていないサブネット1GのIPアドレスと、そこ
へデータ転送を行なう際に必要となる非同報型広域網1
A上の中継ノードとなるアドレス処理クライアント1M
のIPアドレスを管理する。 【0027】次に、本実施形態のアドレス処理システム
のアドレス解決処理について説明する。 【0028】図2は、本実施形態のアドレス処理システ
ムのアドレス解決処理を説明するためのフローチャート
である。 【0029】本実施形態のアドレス処理システムにおい
て、アドレス処理クライアントが他のアドレス処理クラ
イアント、またはLAN端末にデータ転送を行う場合、
図2に示すように、管理されているアドレス処理サーバ
にアドレス解決要求パケットを送信し(ステップ1
0)、アドレス処理サーバではその送信されたアドレス
解決要求パケットからデータ転送先のIPアドレスを抽
出してサブネット部分を解析し(ステップ20)、その
解析したサブネット部分とアドレス処理サーバが管理す
るIPアドレスのサブネット部分と一致するか判定し
(ステップ30)、一致したらそのIPアドレスからA
TMアドレスを解決し(ステップ40)、アドレス解決
応答パケットを生成してアドレス解決要求パケットの送
信元に送信する(ステップ50)。 【0030】ステップ30で一致しなければ、受信した
アドレス解決要求パケットをアドレス処理リレーに転送
し(ステップ60)、その転送されたアドレス解決要求
パケットからデータ転送先のIPアドレスを抽出してサ
ブネット部分を解析し(ステップ70)、その解析した
サブネット部分とアドレス処理リレーが管理するアドレ
ス処理サーバの管理下のサブネットのIPアドレスのサ
ブネット部分と一致するか判定し(ステップ80)、一
致したら、その一致したサブネット部分を管理するアド
レス処理サーバにアドレス解決要求パケットを転送し
(ステップ90)、上述したステップ40、ステップ5
0に進み、そのIPアドレスからATMアドレスを解決
し、アドレス解決応答パケットを生成してアドレス解決
要求パケットの送信元に送信する。 【0031】ステップ80において、一致しなければ、
受信したアドレス解決要求パケットをアドレス処理コン
バータに転送し(ステップ100)、受信したアドレス
解決要求パケットからIPアドレスを抽出して非同報型
広域網に収容されていないサブネットであることを認識
し(ステップ110)、そのIPアドレスからデータ転
送を行うための中継ノードとなるアドレス処理クライア
ントを検索し(ステップ120)、その検索結果を基に
抽出したIPアドレスを中継ノードのIPアドレスに変
換し、アドレス処理リレーに転送し(ステップ13
0)、上述したステップ70、ステップ80、ステップ
90、ステップ40、ステップ50に進み、その変換さ
れたIPアドレスのサブネット部分を管理するアドレス
処理サーバにアドレス解決要求パケットを転送し、その
IPアドレスからATMアドレスを解決し、アドレス解
決応答パケットを生成してアドレス解決要求パケットの
送信元に送信する。 【0032】これにより、アドレス解決を行い、データ
転送を行う。 【0033】なお、上述のアドレス解決要求パケットお
よびアドレス解決応答パケットが正常に行なわれるよう
に、各パケットには、検索キーとなるIPアドレスと、
回答となるATMアドレスに加えて、送信元アドレス処
理クライアントのATMアドレス最終宛先IPアドレス
の情報を記述する。 【0034】このようなパケットフォーマットの例とし
ては、IETF(Internet Engineering Task Force)
で検討されているNHRP(Next Hop Resolution Prot
ocol)がある。 【0035】また、アドレス処理リレーやアドレス処理
コンバータは必要に応じて分散化させても良い。 【0036】次に、上述したアドレス解決処理の具体的
な例として、サブネット内でのアドレス解決、非同報型
広域網1A内のサブネット間でのアドレス解決、広域イ
ンタネット上でのサブネット間でのアドレス解決を取り
挙げ、図1を用いて説明する。 【0037】(サブネット内でのアドレス解決)例え
ば、アドレス処理クライアント1Hがアドレス処理クラ
イアント1Iにデータ転送を行なうのに先立って行なわ
れるアドレス解決処理では、まず、アドレス処理クライ
アント1Hが、アドレス処理サーバ1Sに対して、アド
レス処理クライアント1IのIPアドレスをキーにした
アドレス解決要求パケットを送出する。 【0038】アドレス処理サーバ1Sは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるアドレ
ス処理クライアント1IのIPアドレスを抽出し、サブ
ネット部分の解析を行なう。 【0039】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Sが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致する場合、アド
レス処理サーバ1Sは、解決のキーとなるアドレス処理
クライアント1IのIPアドレスからATMアドレスを
解決する。 【0040】この後、アドレス処理サーバ1Sは、得ら
れた結果を基に、アドレス解決応答パケットを生成し、
これを、アドレス解決要求パケット送信元のアドレス処
理クライアント1Hに送信する。 【0041】そして、アドレス処理クライアント1H
が、アドレス処理サーバ1Sから、アドレス解決応答パ
ケットを受信し、アドレス処理クライアント1IのAT
Mアドレスを知ることができる。 【0042】(非同報型広域網1A内のサブネット間で
のアドレス解決)例えば、アドレス処理クライアント1
Hがアドレス処理クライアント1Kにデータ転送を行な
うのに先立って行なわれるアドレス解決処理では、ま
ず、アドレス処理クライアント1Hが、アドレス処理サ
ーバ1Sに対して、アドレス処理クライアント1KのI
Pアドレスキーにしたアドレス解決要求パケットを送出
する。 【0043】アドレス処理サーバ1Sは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるアドレ
ス処理クライアント1KのIPアドレスを抽出し、サブ
ネット部分の解析を行なう。 【0044】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Sが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致しない場合、ア
ドレス処理サーバ1Sは、受信したアドレス解決要求パ
ケットを、アドレス処理リレー1Vに転送する。 【0045】アドレス処理リレー1Vは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるアドレ
ス処理クライアント1KのIPアドレスを抽出し、サブ
ネット部分の解析を行なう。 【0046】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Tが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致する場合、アド
レス処理リレー1Vは、受信したアドレス解決要求パケ
ットを、アドレス処理サーバ1Tに転送する。 【0047】アドレス処理サーバ1Tは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるアドレ
ス処理クライアント1KのIPアドレスを抽出し、サブ
ネット部分の解析を行なう。 【0048】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Tが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致する場合、アド
レス処理サーバ1Tは、解決のキーとなるアドレス処理
クライアント1KのIPアドレスからATMアドレスを
解決する。 【0049】この後、アドレス処理サーバ1Tは、得ら
れた結果を基に、アドレス解決応答パケットを生成し、
これを、アドレス解決要求パケット送信元のアドレス処
理クライアント1Hに送信する。 【0050】そして、アドレス処理クライアント1H
が、アドレス処理サーバ1Tから、アドレス解決応答パ
ケットを受信し、アドレス処理クライアント1KのAT
Mアドレスを知ることができる。 【0051】(広域インタネット上でのサブネット間で
のアドレス解決)例えば、アドレス処理クライアント1
HがLAN端末1Rにデータ転送を行なうのに先立って
行なわれるアドレス解決処理では、まず、アドレス処理
クライアント1Hが、アドレス処理サーバ1Sに対し
て、LAN端末1RのIPアドレスをキーにしたアドレ
ス解決要求パケットを送出する。 【0052】アドレス処理サーバ1Sは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるLAN
端末1RのIPアドレスを抽出し、サブネット部分の解
析を行なう。 【0053】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Sが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致しない場合、ア
ドレス処理サーバ1Sは、受信したアドレス解決要求パ
ケットを、アドレス処理リレー1Vに転送する。 【0054】アドレス処理リレー1Vは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるLAN
端末1RのIPアドレスを抽出し、サブネット部分の解
析を行なう。 【0055】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理リレー1Vが管理するアドレス処
理サーバ1Sと1Tと1Uの管理するサブネットのIP
アドレスのサブネット部分と一致しない場合、アドレス
処理リレー1Vは、受信したアドレス解決要求パケット
を、アドレス処理コンバータ1Wに転送する。 【0056】アドレス処理コンバータ1Wは、受信した
アドレス解決要求パケットの中から解決のキーとなるL
AN端末1RのIPアドレスを抽出し、サブネット部分
の解析を行い、宛先サブネットがインタネット上のサブ
ネットのうち、非同報型広域網1Aには収容されていな
いサブネット1Gであることを認識する。 【0057】そこで、アドレス処理コンバータ1Wは、
サブネット1GのIPアドレスから、そこへデータ転送
を行なう際に必要となる非同報型広域網1A上の中継ノ
ードとなるアドレス処理クライアント1MのIPアドレ
スを検索する。 【0058】アドレス処理コンバータ1Wは検索結果を
基に、アドレス解決要求パケットの検索キーであるLA
N端末1RのIPアドレスを、アドレス処理クライアン
ト1MのIPアドレスに変換し、これをアドレス処理リ
レー1Vに送信する。 【0059】アドレス処理リレー1Vは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるアドレ
ス処理クライアント1MのIPアドレスを抽出し、サブ
ネット部分の解析を行なう。 【0060】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Uが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致する場合、アド
レス処理リレー1Vは、受信したアドレス解決要求パケ
ットを、アドレス処理サーバ1Uに転送する。 【0061】アドレス処理サーバ1Uは、受信したアド
レス解決要求パケットの中から解決のキーとなるアドレ
ス処理クライアント1MのIPアドレスを抽出し、サブ
ネット部分の解析を行なう。 【0062】検索キーとなるIPアドレスのサブネット
部分が、アドレス処理サーバ1Uが管理するサブネット
のIPアドレスのサブネット部分と一致する場合、アド
レス処理サーバ1Uは、解決のキーとなるアドレス処理
クライアント1MのIPアドレスからATMアドレスを
解決する。 【0063】この後、アドレス処理サーバ1Uは、得ら
れた結果を基に、アドレス解決応答パケットを生成し、
これを、アドレス解決要求パケット送信元のアドレス処
理クライアント1Hに送信する。 【0064】アドレス処理クライアント1Hが、アドレ
ス処理サーバ1Uから、アドレス解決応答パケットを受
信し、LAN端末1Rに送信するために必要な、中継ノ
ードとしてのアドレス処理クライアント1MのATMア
ドレスを知ることができる。 【0065】このような実施例によって、アドレス処理
クライアント1H、1I、1J、1K、1L、1Mは、
直接的に非同報型広域網に収容されるため、アドレス解
決後は、物理的なロケーションや、論理サブネット構成
に依存せず、最短経路のコネクションを設定し、通信経
路を提供することができる。 【0066】また、非同報型広域網外のLAN端末1
N、1O、1Q、1Rに対しても、非同報型広域網に収
容された中継ノード間では、物理的なロケーションや、
論理サブネット構成に依存せず、最短経路のコネクショ
ンを設定し、通信経路を提供することができる。 【0067】したがって、説明してきたように、ホスト
単位のアドレス解決を行ない、送受信ホスト間で、直接
ルータを介しないパケット転送経路が設定できるので、
パケット転送経路の冗長性が排除され、パケット通信遅
延の削減と、パケット通信コストの削減が実現できる。 【0068】また、各アドレス処理サーバは、サブネッ
ト内のアドレス解決のみ行い、アドレス処理リレーは、
自身ではアドレス解決を行わず、アドレス解決を要求さ
れているインタネットアドレスのネットワーク部のみ識
別して、受信したパケットを単に転送し、アドレス処理
コンバータは、自身ではアドレス解決を行わず、非同報
型広域網外宛のパケット通信時のみ、アドレス解決要求
パケットの変換を行うため、処理機能が階層的に機能分
散されて、各アドレス処理機能でのアドレス処理量が削
減され、アドレス解決遅延の削減、アドレス解決コスト
の削減が実現できる。 【0069】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。 【0070】 【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 【0071】非同報型広域網上のインタネット通信にお
いて、パケット転送経路の冗長性を排除すると共に、ア
ドレス処理サーバでのアドレス処理量を削減すること
で、パケット通信遅延の削減、パケット通信コストの削
減、アドレス解決遅延の削減、アドレス解決コストの削
減を可能にする。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態にかかるアドレス処理システ
ムの構成を説明するための図である。 【図2】本実施形態のアドレス処理システムのアドレス
解決処理を説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 1A…非同報型広域網、1B…同報型LAN、1C…同
報型LAN、1D…サブネット、1E…サブネット、1
F…サブネット、1G…サブネット、1H…アドレス処
理クライアント、1I…アドレス処理クライアント、1
J…アドレス処理クライアント、1K…アドレス処理ク
ライアント、1L…アドレス処理クライアント、1M…
アドレス処理クライアント、1N…LAN端末、1O…
LAN端末、1Q…LAN端末、1R…LAN端末、1
P…ルータ、1S…アドレス処理サーバ、1T…アドレ
ス処理サーバ、1U…アドレス処理サーバ、1V…アド
レス処理リレー、1W…アドレス処理コンバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−181776(JP,A) 清水洋 鈴木洋,ATM−LAN,日 本,株式会社ソフト・リサーチ・センタ ー,1995年 7月 5日,第2刷,p p.131−139 村井純 外,bit別冊 TCP/I Pによるネットワーク構築,日本,共立 出版株式会社,1990年 7月 5日,p p.174−179 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/66 H04L 12/46 H04L 12/56

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 非同報型広域網を基にして構築されたイ
    ンタネット上における、最終宛先のインタネットアドレ
    スから非同報型広域網内の宛先内部アドレスを解析する
    アドレス解決処理を行うアドレス処理システムにおい
    て、 前記非同報型広域網内に設けられ、前記インタネット上
    で通信を行う際のアドレス解決処理を依頼するアドレス
    処理クライアントと、 前記非同報型広域網内のサブネット単位毎に設けられ、
    そのサブネット内のアドレス処理クライアントのインタ
    ネットアドレスと内部アドレスを管理し、そのサブネッ
    ト内のアドレス処理クライアントにおけるアドレス解決
    処理を実行するアドレス処理サーバと、 前記アドレス処理サーバの管理するインタネット上のサ
    ブネットとそれ自身の内部アドレスを管理し、異なるサ
    ブネット間の通信によるアドレス解決処理の依頼を前記
    アドレス処理サーバ同士の間で転送するアドレス処理リ
    レーと、 前記非同報型広域網に収容されてないインタネット上の
    サブネットのインタネットアドレスと、そのサブネット
    への通信を行う際の中継ノードとなる前記アドレス処理
    クライアントの内部アドレスとを管理し、非同報型広域
    網外との通信によるアドレス解決処理依頼に対して処理
    対象とするアドレスの切替変換を行うアドレス処理コン
    バータとを備えたことを特徴とするアドレス処理システ
    ム。
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JP3866242B2 (ja) * 2002-01-30 2007-01-10 富士通株式会社 伝送装置
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Title
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