JP3463950B2 - シャツ類洗濯物の包装機 - Google Patents

シャツ類洗濯物の包装機

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JP3463950B2
JP3463950B2 JP06804894A JP6804894A JP3463950B2 JP 3463950 B2 JP3463950 B2 JP 3463950B2 JP 06804894 A JP06804894 A JP 06804894A JP 6804894 A JP6804894 A JP 6804894A JP 3463950 B2 JP3463950 B2 JP 3463950B2
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film
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shirt
hung
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賢治 橋本
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ワイエイシイ株式会社
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイシャツやブラウス等
のシャツ類洗濯物の包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体包装機として、例えば特公昭
54−25866号公報、特公昭54−42312号公
報に示すものが知られている。この立体包装機は、チュ
ーブ状フィルムの左右端部をチャックして衣服の長さに
合わせてフィルムを下降させるためのフィルムチャック
部と、衣服を覆ったフィルムの上部をシール及びカット
するためのシールカット機構部と、衣服の掛けられたハ
ンガーを吊るすように上方から前記シールカット機構部
に伸びたフックを有する支持機構部と、フィルムの端部
を開口させるフィルム端部開口部とを備えている。
【0003】そこで、フィルムチャック部が上昇して開
口状態のフィルムの左右端部をチャックする。そして、
支持機構部のフックに衣服が吊るされると、フィルムチ
ャック部が下降してフィルムを衣服に被せる。その後、
シールカット機構部が作動してフィルムのシールカット
が行なわれる。次にフィルムチャック部がフィルムをチ
ャックしたまま再下降し、カットされたフィルムを引き
ちぎって引き下げ、フィルムのシールされる部分を衣服
の肩の部分まで下げる。その後、チャック状態を開放
し、包装は完了する。そして、包装された衣服はフック
より取り出される。
【0004】ところで、シャツ類の包装の場合には、袖
部を後見頃部の後側へ折り畳んで包装するために、幅の
狭いフィルムが使用される。そこで、シャツ類が掛けら
れたハンガーを支持機構部のフックに吊るした状態でフ
ィルムを下げて包装すると、袖部が前見頃部の前側へ折
れたり、後見頃部の後側へ折れたりして見栄えが悪く、
また前見頃部が皺状態で包装されるという問題があっ
た。
【0005】そこで、前記したような問題点を解決した
シャツ類の包装方法として、従来、例えば特開平4−4
4924号公報(以下、公知例1という)及び特開平5
−213316号公報(以下、公知例2という)に示す
ものが提案されている。
【0006】公知例1は、懸吊具に四角形状の型紙を取
付け、型紙にシャツ類を着せて懸吊るし、袖部と胴部分
(見頃部)の側方を型紙に合わせて裏側(後見頃部側)
に手作業で折り畳み、次に手作業でクリップやピン等で
シャツ類の肩部の辺りを挟み、その後フィルムで包装し
ている。
【0007】公知例2は、公知例1の懸吊具及び型紙に
代え、ハンガーの肩部の両端にシャツ類の側方を折り曲
げるためのガイドとなるガイド部を形成したものであ
り、包装方法は公知例1と同じである。即ち、ハンガー
にシャツ類を着せて懸吊るし、袖部と胴部分(見頃部)
の側方をハンガーのガイド部に合わせて裏側(後見頃部
側)に手作業で折り畳み、次に手作業でクリップやピン
等でシャツ類の肩部の辺りを挟み、その後フィルムで包
装している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記公知例1、2は、
いずれも袖部を手作業で後見頃部側に折り畳む作業を必
要とするので、非常に生産性が悪いと共に、人件費がか
かり、包装コストがアップする。また包装するシャツ類
個々に特殊な懸吊具及び型紙(公知例1)又はガイド部
を有する特殊形状のハンガー(公知例2)を必要とし、
これらは消耗品であるので、この点からも包装コストが
アップする。
【0009】本発明の目的は、包装の自動化が図れると
共に、ハンガーの種類が特に限定されなく、包装コスト
の大幅なコストダウンが図れるシャツ類洗濯物の包装機
を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、綺麗に包装が可能な
シャツ類洗濯物の包装機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、フィルムの左右端部をチャッ
クしてシャツ類の長さに合わせてフィルムを下降させる
ためのフィルムチャック部と、シャツ類の掛けられたハ
ンガーを吊るすフックを有する支持機構部とを備えたシ
ャツ類洗濯物の包装機において、前記フィルムチャック
部が下降する前に前記フックに吊るされたハンガーに掛
けられたシャツ類の見頃部を前見頃部側に押す見頃押圧
手段と、袖部を後見頃部側に畳む袖部畳み手段とを備え
たことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するための本発明の第2の
手段は、上記第1の手段の他に、更に前記フックの下方
に垂直に配設されたプレートと、シャツ類の袖部を後見
頃部側に導くように前記プレートの上方両側に設けられ
たフォルダープレートとを備えたことを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するための本発明の第3の
手段は、上記第2の手段の他に、更に前記袖部畳み手段
で畳まれた袖部を押さえるように前記フォルダープレー
トに設けられた袖部押さえ手段とを備えたことを特徴と
する。
【0014】上記目的を達成するための本発明の第4の
手段は、上記第1の手段の他に、更に前記フィルムチャ
ック部の下降に従って少なくとも前記見頃押圧手段の見
頃押圧板を下降させるように駆動する上下駆動手段とを
備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】前記第1の手段は、シャツ類が掛けられたハン
ガーがフックに吊るされると、見頃押圧手段が作動して
シャツ類の見頃部を前見頃部方向に押す。これにより、
見頃部は袖部の前方に位置する。次に袖部畳み手段が作
動して袖部を後見頃部側に折り畳む。この状態でフィル
ムの端部をチャックしているフィルムチャック部が下降
してフィルムをシャツ類に被せる。この場合、フィルム
チャック部でフィルムが下降させられる時、見頃押圧手
段で袖部の前方に位置させられていた見頃部は、フィル
ムの下端部によって袖部の前方に位置させられ、見頃押
圧手段より離れる。
【0016】次にシールカット機構部が作動してフィル
ムのシールカットが行なわれる。その後フィルムチャッ
ク部がフィルムをチャックしたまま再下降し、カットさ
れたフィルムを引きちぎって引き下げ、フィルムのシー
ルされる部分をワイシャツの肩の部分まで下げる。その
後、チャック状態を開放し、包装は完了する。そして、
包装されたワイシャツは排出機構部によってフックより
取り出されて排出される。
【0017】前記第2の手段は、前記第1の手段の他に
フォルダープレートを有するので、前記したように見頃
押圧手段によってシャツ類の見頃部が前見頃部側に押さ
れる時、袖部はフォルダープレートによって確実に後見
頃部側に導かれる。
【0018】前記第3の手段は、前記第2の手段の他に
袖部押さえ手段を有するので、袖部畳み手段が作動して
袖部を後見頃部側に折り畳んだ後に袖部押さえ手段が作
動し、袖部を押さえ、折り畳まれた袖部の形状を後見頃
部の後方側に保持させる。そこで、袖部畳み手段を元の
状態に復帰させら後にフィルムの端部をチャックしてい
るフィルムチャック部が下降してフィルムをシャツ類に
被せる。
【0019】前記第4の手段は、前記第1の手段の他に
見頃押圧板を下降させる上下駆動手段を有するので、フ
ィルムを下降させてシャツ類に被せる時に、上下駆動手
段で見頃押圧板を下降させることにより、見頃押圧板の
上端より見頃部がスムーズに繰り出される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2によ
り説明する。本実施例におけるシャツ類洗濯物の包装機
は、従来技術の項で述べた特公昭54−25866号公
報及び特公昭54−42312号公報のように、チュー
ブ状フィルム1の左右端部をチャックしてハンガー2に
掛けられたワイシャツ3の長さに合わせてフィルム1を
下降させるためのフィルムチャック部4と、ワイシャツ
3を覆ったフィルム1の上部をシール及びカットするた
めのシールカット機構部と、ワイシャツ3の掛けられた
ハンガー2を吊るすように上方から前記シールカット機
構部に伸びたフック5を有する支持機構部と、フィルム
1の端部を開口させるフィルム端部開口部とを備えてい
る。なお、図には本実施例に関係する部分のみを図示し
た。
【0021】フック5の下方で僅か前方には、プレート
10が垂直に配設されている。プレート10の上端部の
両側面には、ワイシャツ3が掛けられたハンガー2がフ
ック5に吊るされた場合、ワイシャツ3の袖部3aの上
方部分に対応した位置に、フック5の下方側に折り曲げ
られたフォルダープレート11が形成されている。また
プレート10の下端は、水平に折り曲げられた支持部1
2が形成されている。支持部12の下面にはロットレス
シリンダよりなるスライドユニット13の作動部14が
固定され、スライドユニット13のシリンダ部15は、
上下駆動手段20に固定されている。
【0022】上下駆動手段20は、次のような構造とな
っている。ベース板21上には固定板22が固定され、
固定板22には4個のガイド棒23が垂直に固定されて
いる。ガイド棒23には上下動板24が上下摺動可能に
嵌挿され、上下動板24には前記スライドユニット13
のシリンダ部15が固定されている。また上下動板24
には垂直に配設されたエアシリンダ25の作動ロッドが
固定され、エアシリンダ25はベース板21にブラケッ
ト26を介して固定されている。
【0023】前記スライドユニット13の作動部14に
は、ワイシャツ3の見頃部3bを前見頃部3c方向に押
す見頃押圧手段30が取付けられている。見頃押圧手段
30は次のような構造よりなっている。スライドユニッ
ト13の作動部14には、支持板31を介してロータリ
ーアクチェーター32がプレート10の前方に位置する
ように固定されている。ロータリーアクチェーター32
の作動軸には押圧板支持ブロック33が固定され、押圧
板支持ブロック33には見頃押圧板34が固定されてい
る。
【0024】前記フォルダープレート11の両側には、
ワイシャツ3の袖部3aを後見頃部3d側に折り畳む袖
部畳み手段40が配設されている。袖部畳み手段40
は、袖部3aの上方部に対向して配設された袖部畳み用
アーム41と、この袖部畳み用アーム41を駆動させる
エアシリンダ42とからなり、袖部畳み用アーム41は
ワイシャツ3側がクサビ形状で斜めに配設され、エアシ
リンダ42は装置の固定部に固定されている。フォルダ
ープレート11には、前記袖部畳み手段40で畳まれた
袖部3aを押さえる袖部押さえ手段43が配設されてい
る。袖部押さえ手段43はフォルダープレート11に固
定されたエアシリンダ44と、このエアシリンダ44の
回転出力軸に固定された袖部押さえシャフト45とから
なっている。
【0025】次に作用について説明する。見頃押圧板3
4は、図2に2点鎖線で示すように、フック5の下方で
かつ水平状態にあり、袖部畳み用アーム41及び袖部押
さえシャフト45は、図1に実線で示すようにフォルダ
ープレート11の外側に位置した状態にある。またフィ
ルムチャック部4は開口したフィルム1の端部をチャッ
クしている。この状態より作動する。
【0026】ワイシャツ3が掛けられたハンガー2が図
示しない供給手段でフック5に吊るされると、ロータリ
ーアクチェーター32が作動し、見頃押圧板34は回動
して図2に実線で示すように垂直状態となり、見頃部3
bをプレート10(前見頃部3c)方向に押す。これに
より、見頃部3bはプレート10と見頃押圧板34間に
位置する。また袖部3aは見頃押圧板34の側方で後
方、即ち後見頃部3dの後方側に位置する。この場合、
本実施例に示すようにフォルダープレート11を設ける
と、前記したように見頃押圧板34によってワイシャツ
3の見頃部3bがプレート10側に押される時、袖部3
aはフォルダープレート11によって確実に後見頃部3
d側に導かれる。
【0027】次に袖部畳み手段40のエアシリンダ42
が作動して袖部畳み用アーム41が図1に2点鎖線で示
すように移動し、袖部3aを後見頃部3d側に折り畳
む。これにより、両方の袖部3aの上端部の稜線はV形
状となって見頃押圧板34の後方側、即ち見頃部3bの
後方側に綺麗に折り畳まれる。次に袖部押さえ手段43
のエアシリンダ44が作動し、袖部押さえシャフト45
がワイシャツ3側に回動して袖部3aを押さえ、折り畳
まれた袖部3aの形状を見頃押圧板34の後方側に保持
させる。その後、エアシリンダ42が前記と逆方向に作
動し、袖部畳み用アーム41は実線で示す元の位置に復
帰する。
【0028】次にフィルム1の端部をチャックしている
フィルムチャック部4が下降してフィルム1をワイシャ
ツ3に被せる。この場合、フィルムチャック部4でフィ
ルム1が下降させられる時、プレート10と見頃押圧板
34間に位置させられていた見頃部3bは、フィルム1
の下降に従って該フィルム1の下端部によって見頃押圧
板34の上端よりフィルム1内で見頃押圧板34の外側
に繰り出され、見頃押圧板34より離れ、また袖部3a
は袖部押さえシャフト45より繰り出され、見頃部3b
の後見頃部3d側に位置し、ワイシャツ3にフィルム1
が被せられる。ここで、本実施例においては、フィルム
1がワイシャツ3に被せられる時、即ちフィルム1の下
降に従ってエアシリンダ25が作動し、上下動板24が
下降する。これにより、ワイシャツ3の見頃部3bが見
頃押圧板34の上端より見頃押圧板34の外側に繰り出
される長さが短くなるので、ワイシャツ3はスムーズに
かつ迅速に繰り出される。
【0029】次に図示しないシールカット機構部が作動
してフィルム1のシールカットが行なわれる。その後フ
ィルムチャック部4がフィルム1をチャックしたまま再
下降し、カットされたフィルム1を引きちぎって引き下
げ、フィルム1のシールされる部分をワイシャツ3の肩
の部分まで下げる。その後、チャック状態を開放し、包
装は完了する。そして、包装されたワイシャツ3は図示
しない排出機構部によってフック5より取り出されて図
示しない排出シュートに排出される。
【0030】このようにして排出シュートに排出する場
合において、排出シュートがA方向(見頃部3bの前見
頃部3c側)にある場合には、見頃押圧板34が邪魔に
なってワイシャツ3を排出できない。そこで、前記した
ようにフィルム1がワイシャツ3に被せられた後にスラ
イドユニット12が作動し、見頃押圧板34は図1
(b)に2点鎖線で示すように包装されたワイシャツ3
の側方に移動する。そして、包装されたワイシャツ3が
排出シュートに排出された後、ロータリーアクチェータ
ー32が前記と逆方向に作動して見頃押圧板34は水平
状態となり、再びスライドユニット12が前記と逆方向
に作動してフック5の下方に位置する。
【0031】しかし、排出シュートがB方向(見頃部3
bの後見頃部3d側)にある場合には、見頃押圧板34
を包装されたワイシャツ3の側方に移動させる動作は行
う必要がなく、ワイシャツ3が排出シュートに排出され
た後に、ロータリーアクチェーター32を作動させて見
頃押圧板34を回動させて水平状態にするのみでよい。
この場合には、フック5のハンガー引っ掛け部は図示の
状態より水平に180度回転した逆向きになることは言
うまでもない。
【0032】このように、見頃押圧手段30の見頃押圧
板34によってワイシャツ3の見頃部3bをフック5に
吊るされた状態より前方に押すので、見頃部3bは袖部
3aの前方、即ち袖部3aは見頃部3bの後方へ揃う。
またこの状態で袖部畳み用アーム41によって袖部3a
は後見頃部3d側に確実に折り畳まれる。これらの工程
は自動的に行われ、大幅に生産性の向上及び省力化が図
れる。また袖部畳み用アーム41をクサビ形状とするこ
とにより、両方の袖部3aの上端の稜線がV字状とな
り、綺麗に折り畳まれる。
【0033】また袖部3aを後見頃部3d側に導くフォ
ルダープレート11を設けると、見頃押圧板34で見頃
部3bを前方に押す時、袖部3aはフォルダープレート
11によって確実に見頃部3bの後方側に位置させら
れ、袖部畳み手段40による袖部3aの折り畳みミスが
防止される。またフィルム1を下降させてワイシャツ3
に被せる時に、上下駆動手段20で見頃押圧板34を下
降させることにより、見頃押圧板34の上端より見頃部
3bがスムーズに繰り出されようになり、ワイシャツ3
はスムーズにかつ迅速に繰り出される。
【0034】図3は本発明の他の実施例を示す。前記実
施例は、見頃押圧板34のみでなく見頃押圧手段30全
体及びプレート10も上下駆動手段20で上下駆動させ
るように構成した。本実施例は、ロータリーアクチェー
タ32で回転させられる押圧板支持ブロック33にスラ
イドガイド35を介して見頃押圧板34を摺動可能に取
付け、また押圧板支持ブロック33にエアシリンダ36
を固定している。そして、エアシリンダ36の作動ロッ
ドを連結板37を介して見頃押圧板34に連結してい
る。従って、フィルム1を下降させる時に、エアシリン
ダ36を作動させることにより、見頃押圧板34のみが
下降するので、エアシリンダ36の駆動力は小さくて良
い。
【0035】なお、上記実施例は、ワイシャツ3の包装
を行う場合について説明したが、本実施例はワイシャツ
3に限定されるものではなく、袖部を後見頃部の後側に
して包装するもの、例えばブラウス等にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1の手段は、フィルムの左右
端部をチャックしてシャツ類の長さに合わせてフィルム
を下降させるためのフィルムチャック部と、シャツ類の
掛けられたハンガーを吊るすフックを有する支持機構部
とを備えたシャツ類洗濯物の包装機において、前記フィ
ルムチャック部が下降する前に前記フックに吊るされた
ハンガーに掛けられたシャツ類の見頃部を前見頃部側に
押す見頃押圧手段と、袖部を後見頃部側に畳む袖部畳み
手段とを備えた構成よりなるので、包装の自動化が図れ
ると共に、ハンガーの種類が特に限定されなく、包装コ
ストの大幅なコストダウンが図れる。
【0037】本発明の第2の手段は、上記第1の手段の
他に、更に前記フックの下方に垂直に配設されたプレー
トと、シャツ類の袖部を後見頃部側に導くように前記プ
レートの上方両側に設けられたフォルダープレートとを
備えた構成よりなるので、上記第1の手段の効果の他
に、袖部は確実に後見頃部側に折り畳まれるという効果
が得られる。
【0038】本発明の第3の手段は、上記第2の手段の
他に、更に前記袖部畳み手段で畳まれた袖部を押さえる
ように前記フォルダープレートに設けられた袖部押さえ
手段とを備えた構成よりなるので、上記第2の手段の効
果が更に増大する。
【0039】本発明の第4の手段は、上記第1の手段の
他に、更に前記フィルムチャック部の下降に従って少な
くとも前記見頃押圧手段の見頃押圧板を下降させるよう
に駆動する上下駆動手段とを備えた構成よりなるので、
上記第1の手段の効果の他に、スムーズにかつ迅速に包
装が行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるシャツ類洗濯物の包装機の一実施
例の要部を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明になるシャツ類洗濯物の包装機の他の実
施例の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 フィルム 2 ハンガー 3 ワイシャツ 3a 袖部 3b 見頃部 3c 前見頃部 4 フィルムチャック部 5 フック 10 プレート 11 フォルダープレート 20 上下駆動手段 30 見頃押圧手段 32 ロータリーアクチェータ 33 押圧板支持ブロック 34 見頃押圧板 36 エアシリンダ 40 袖部畳み手段 41 袖部畳み用アーム 42 エアシリンダ 43 袖部押さえ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−1319(JP,A) 特開 平2−219720(JP,A) 特開 平5−213316(JP,A) 特開 平4−44924(JP,A) 特開 昭47−6250(JP,A) 特開 昭60−148438(JP,A) 実開 平1−100706(JP,U) 実開 昭61−188901(JP,U) 実開 平4−68804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 25/20 B65B 9/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの左右端部をチャックしてシャ
    ツ類の長さに合わせてフィルムを下降させるためのフィ
    ルムチャック部と、シャツ類の掛けられたハンガーを吊
    るすフックを有する支持機構部とを備えたシャツ類洗濯
    物の包装機において、前記フィルムチャック部が下降す
    る前に前記フックに吊るされたハンガーに掛けられたシ
    ャツ類の見頃部を前見頃部側に押す見頃押圧手段と、袖
    部を後見頃部側に畳む袖部畳み手段とを備えたことを特
    徴とするシャツ類洗濯物の包装機。
  2. 【請求項2】 フィルムの左右端部をチャックしてシャ
    ツ類の長さに合わせてフィルムを下降させるためのフィ
    ルムチャック部と、シャツ類の掛けられたハンガーを吊
    るすフックを有する支持機構部とを備えたシャツ類洗濯
    物の包装機において、前記フィルムチャック部が下降す
    る前に前記フックに吊るされたハンガーに掛けられたシ
    ャツ類の見頃部を前見頃部側に押す見頃押圧手段と、袖
    部を後見頃部側に畳む袖部畳み手段と、前記フックの下
    方に垂直に配設されたプレートと、シャツ類の袖部を後
    見頃部側に導くように前記プレートの上方両側に設けら
    れたフォルダープレートとを備えたことを特徴とするシ
    ャツ類洗濯物の包装機。
  3. 【請求項3】 フィルムの左右端部をチャックしてシャ
    ツ類の長さに合わせてフィルムを下降させるためのフィ
    ルムチャック部と、シャツ類の掛けられたハンガーを吊
    るすフックを有する支持機構部とを備えたシャツ類洗濯
    物の包装機において、前記フィルムチャック部が下降す
    る前に前記フックに吊るされたハンガーに掛けられたシ
    ャツ類の見頃部を前見頃部側に押す見頃押圧手段と、袖
    部を後見頃部側に畳む袖部畳み手段と、前記フックの下
    方に垂直に配設されたプレートと、シャツ類の袖部を後
    見頃部側に導くように前記プレートの上方両側に設けら
    れたフォルダープレートと、前記袖部畳み手段で畳まれ
    た袖部を押さえるように前記フォルダープレートに設け
    られた袖部押さえ手段とを備えたことを特徴とするシャ
    ツ類洗濯物の包装機。
  4. 【請求項4】 フィルムの左右端部をチャックしてシャ
    ツ類の長さに合わせてフィルムを下降させるためのフィ
    ルムチャック部と、シャツ類の掛けられたハンガーを吊
    るすフックを有する支持機構部とを備えたシャツ類洗濯
    物の包装機において、前記フィルムチャック部が下降す
    る前に前記フックに吊るされたハンガーに掛けられたシ
    ャツ類の見頃部を前見頃部側に押す見頃押圧手段と、袖
    部を後見頃部側に畳む袖部畳み手段と、前記フィルムチ
    ャック部の下降に従って少なくとも前記見頃押圧手段の
    見頃押圧板を下降させるように駆動する上下駆動手段と
    を備えたことを特徴とするシャツ類洗濯物の包装機。
  5. 【請求項5】 前記見頃押圧手段は、前記プレートの下
    方部に回転自在に設けられた見頃押圧板と、この見頃押
    圧板を回動させる回動駆動手段とからなることを特徴と
    する請求項1、2、3又は4記載のシャツ類洗濯物の包
    装機。
  6. 【請求項6】 前記袖部畳み手段は、シャツ類側がクサ
    ビ形状となった袖部畳み用アームと、この袖部畳み用ア
    ームを駆動する駆動手段とからなることを特徴とする請
    求項1、2、3又は4記載のシャツ類洗濯物の包装機。
JP06804894A 1994-03-11 1994-03-11 シャツ類洗濯物の包装機 Expired - Lifetime JP3463950B2 (ja)

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