JP3463779B2 - アイアンゴルフクラブセット - Google Patents
アイアンゴルフクラブセットInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、アイアンゴルフ
クラブセットにかかわり、更に詳しくはロングアイアン
群，ミドルアイアン群及びショートアイアン群の複数本
のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブヘッドに
おいて、特にミドルアイアン群及びショートアイアン群
におけるマーキングの溝面積比率を、フェース面の中心
縦断面におけるフェース面のソール部からクラウン部に
かけて徐々に変化させて形成することで、打点位置の誤
差による急激なスピン量（回転数）の低下や、不安定な
弾道及び不安定な飛距離を防止させたアイアンゴルフク
ラブセットに関するものである。
クラブセットにかかわり、更に詳しくはロングアイアン
群，ミドルアイアン群及びショートアイアン群の複数本
のゴルフクラブから成るアイアンゴルフクラブヘッドに
おいて、特にミドルアイアン群及びショートアイアン群
におけるマーキングの溝面積比率を、フェース面の中心
縦断面におけるフェース面のソール部からクラウン部に
かけて徐々に変化させて形成することで、打点位置の誤
差による急激なスピン量（回転数）の低下や、不安定な
弾道及び不安定な飛距離を防止させたアイアンゴルフク
ラブセットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、アイアンゴルフクラブヘッドの
フェース面には、スコアーライン（線状の溝）及びディ
ンプル（球状の溝）から成る凹状のマーキングが設置面
と平行に所定の間隔で形成されていたり、またブラスト
処理を施したり、ブラスト処理とスコアーラインとを組
合せて形成されている。
フェース面には、スコアーライン（線状の溝）及びディ
ンプル（球状の溝）から成る凹状のマーキングが設置面
と平行に所定の間隔で形成されていたり、またブラスト
処理を施したり、ブラスト処理とスコアーラインとを組
合せて形成されている。
【０００３】このようなマーキングの目的としては、主
としてゴルフボールにスピンを与えるものであり、また
雨天時の排水性や、泥やゴミ等をフェース面から効率良
く除去するためのもので、パターを除き、アイアンゴル
フクラブヘッドや、ウッドゴルフクラブヘッドのフェー
ス面には形成されている。ところで、従来の金属製また
は樹脂製のアイアンゴルフクラブヘッドのフェース面に
形成されるマーキングパターン（フェースパターン）
は、クラブヘッド本体の設置面と略平行で、フェースセ
ンター水平方向に対して上下に略対称に、かつ規則正し
く配設されていたり、またブラスト処理の場合には、フ
ェース面の一部または全面にブラスト加工が施されてい
る。
としてゴルフボールにスピンを与えるものであり、また
雨天時の排水性や、泥やゴミ等をフェース面から効率良
く除去するためのもので、パターを除き、アイアンゴル
フクラブヘッドや、ウッドゴルフクラブヘッドのフェー
ス面には形成されている。ところで、従来の金属製また
は樹脂製のアイアンゴルフクラブヘッドのフェース面に
形成されるマーキングパターン（フェースパターン）
は、クラブヘッド本体の設置面と略平行で、フェースセ
ンター水平方向に対して上下に略対称に、かつ規則正し
く配設されていたり、またブラスト処理の場合には、フ
ェース面の一部または全面にブラスト加工が施されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うなアイアンゴルフクラブヘッドは、短距離領域になる
ほど打点位置の違いによって飛距離のバラツキが多いの
が現状である。即ち、ロフト角の大きい（３７°を超え
る）ショートアイアンゴルフクラブの番手（一般的に＃
８〜＃９，PW,SW,AW等) になるほど、ヘッド重心に近い
センターから上方付近でゴルフボールをヒットした時、
スリップ現象を起こして本来のスピン量が得られないと
言う問題があった。
うなアイアンゴルフクラブヘッドは、短距離領域になる
ほど打点位置の違いによって飛距離のバラツキが多いの
が現状である。即ち、ロフト角の大きい（３７°を超え
る）ショートアイアンゴルフクラブの番手（一般的に＃
８〜＃９，PW,SW,AW等) になるほど、ヘッド重心に近い
センターから上方付近でゴルフボールをヒットした時、
スリップ現象を起こして本来のスピン量が得られないと
言う問題があった。
【０００５】ショートアイアンでゴルフボールをヒット
した時のスリップ現象としては、ブラスト処理だけで最
適なスピン量は得ることが出来るが、更にスコアーライ
ンとかディンプル等のマーキングが付加されると、ボー
ルとの接触面積が不足してスリップしてしまうと言う問
題がある。本来、アイアンゴルフクラブのフェース面に
は、各番手通りの安定した弾道や飛距離が得られるよう
に、ロフト角，ブラスト処理とスコアーライン，ディン
プル等のマーキングが配設されているが、ロフト角度は
番手毎に設定してあってもマーキングの配置やマーキン
グのフェース面の中心縦断面における溝面積比率（従来
のアイアンゴルフクラブでは、２０％〜２５％に設定さ
れているのが一般的である）に関しては、各番手間でフ
ェース面上に最適に配置されていないのが現状であっ
た。
した時のスリップ現象としては、ブラスト処理だけで最
適なスピン量は得ることが出来るが、更にスコアーライ
ンとかディンプル等のマーキングが付加されると、ボー
ルとの接触面積が不足してスリップしてしまうと言う問
題がある。本来、アイアンゴルフクラブのフェース面に
は、各番手通りの安定した弾道や飛距離が得られるよう
に、ロフト角，ブラスト処理とスコアーライン，ディン
プル等のマーキングが配設されているが、ロフト角度は
番手毎に設定してあってもマーキングの配置やマーキン
グのフェース面の中心縦断面における溝面積比率（従来
のアイアンゴルフクラブでは、２０％〜２５％に設定さ
れているのが一般的である）に関しては、各番手間でフ
ェース面上に最適に配置されていないのが現状であっ
た。
【０００６】このため、上述したように、特にミドルア
イアン群及びショートアイアン群におけるアイアンゴル
フクラブで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近い
センターから上方付近でゴルフボールをヒットした時、
打点位置の違いによって飛距離のバラツキが多く、打点
位置の誤差による急激なスピン量（摩擦回転数）の低下
や、不安定な弾道及び飛距離が出てしまうと言う問題が
あった。
イアン群及びショートアイアン群におけるアイアンゴル
フクラブで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近い
センターから上方付近でゴルフボールをヒットした時、
打点位置の違いによって飛距離のバラツキが多く、打点
位置の誤差による急激なスピン量（摩擦回転数）の低下
や、不安定な弾道及び飛距離が出てしまうと言う問題が
あった。
【０００７】この発明は、かかる従来の問題点に着目し
て案出されたもので、特にミドルアイアン群及びショー
トアイアン群におけるアイアンゴルフクラブのクラブヘ
ッドのフェース面に形成するマーキングの溝面積比率
を、フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソー
ル部からクラウン部にかけて徐々に変化させて形成する
ことで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセン
ターから上方付近でゴルフボールをヒットした時でも、
飛距離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差によ
る急激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾
道及び飛距離を有効に防止して、クラブセットの中から
安心してゴルフクラブを選択し、ゴルフ競技を行うこと
が出来るアイアンゴルフクラブセットを提供することを
目的とするものである。
て案出されたもので、特にミドルアイアン群及びショー
トアイアン群におけるアイアンゴルフクラブのクラブヘ
ッドのフェース面に形成するマーキングの溝面積比率
を、フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソー
ル部からクラウン部にかけて徐々に変化させて形成する
ことで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセン
ターから上方付近でゴルフボールをヒットした時でも、
飛距離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差によ
る急激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾
道及び飛距離を有効に防止して、クラブセットの中から
安心してゴルフクラブを選択し、ゴルフ競技を行うこと
が出来るアイアンゴルフクラブセットを提供することを
目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、クラブヘッドのフェース面に、クラブ番
手に応じて設置面と略平行な凹状のマーキングを施して
成るロフト角２５°未満のロングアイアン群，ロフト角
２５°〜３７°のミドルアイアン群及びロフト角３７°
超のショートアイアン群の複数本のゴルフクラブからな
るアイアンゴルフクラブセットにおいて、ロングアイア
ン群におけるマーキングの溝面積比率を、フェース面の
中心縦断面におけるフェース面のソール部からクラウン
部にかけて一定にする一方で、ミドルアイアン群及びシ
ョートアイアン群におけるマーキングの溝面積比率を、
フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソール部
からクラウン部にかけて徐々に小さく形成したことを要
旨とするものである。
達成するため、クラブヘッドのフェース面に、クラブ番
手に応じて設置面と略平行な凹状のマーキングを施して
成るロフト角２５°未満のロングアイアン群，ロフト角
２５°〜３７°のミドルアイアン群及びロフト角３７°
超のショートアイアン群の複数本のゴルフクラブからな
るアイアンゴルフクラブセットにおいて、ロングアイア
ン群におけるマーキングの溝面積比率を、フェース面の
中心縦断面におけるフェース面のソール部からクラウン
部にかけて一定にする一方で、ミドルアイアン群及びシ
ョートアイアン群におけるマーキングの溝面積比率を、
フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソール部
からクラウン部にかけて徐々に小さく形成したことを要
旨とするものである。
【０００９】また、前記ミドルアイアン群及びショート
アイアン群における溝面積比率を、ソール部とクラウン
部とで、少なくとも５％異なるように形成したり、更に
溝面積比率を、ミドルアイアン群及びショートアイアン
群において番手間で変化させるように構成するものであ
る。また、前記溝面積比率を変化させる手段として、溝
幅または溝間隔を変化させて構成するものである。
アイアン群における溝面積比率を、ソール部とクラウン
部とで、少なくとも５％異なるように形成したり、更に
溝面積比率を、ミドルアイアン群及びショートアイアン
群において番手間で変化させるように構成するものであ
る。また、前記溝面積比率を変化させる手段として、溝
幅または溝間隔を変化させて構成するものである。
【００１０】この発明は、上記のように構成され、ミド
ルアイアン群及びショートアイアン群におけるマーキン
グの溝面積比率を、フェース面の中心縦断面におけるフ
ェース面のソール部からクラウン部にかけて溝幅または
溝間隔を変化させることにより徐々に変化させて形成す
ることで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセ
ンターから上方付近でゴルフボールをヒットした時で
も、飛距離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差
による急激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定
な弾道及び飛距離を有効に防止して、クラブセットの中
から安心してゴルフクラブを選択し、ゴルフ競技を行う
ことが出来るものである。
ルアイアン群及びショートアイアン群におけるマーキン
グの溝面積比率を、フェース面の中心縦断面におけるフ
ェース面のソール部からクラウン部にかけて溝幅または
溝間隔を変化させることにより徐々に変化させて形成す
ることで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセ
ンターから上方付近でゴルフボールをヒットした時で
も、飛距離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差
による急激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定
な弾道及び飛距離を有効に防止して、クラブセットの中
から安心してゴルフクラブを選択し、ゴルフ競技を行う
ことが出来るものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図１は、この発明の実施形態
として、ロングアイアン群（一般に番手＃１〜番手＃３
または番手＃４を言う）の一例として番手＃３のクラブ
ヘッド１の正面図、図２及び図４は、ミドルアイアン群
（一般に番手＃５〜番手＃７または番手＃８を言う）の
一例として、番手＃６のクラブヘッド２の正面図とＡー
Ａ矢視断面図、図３及び図５は、ショートアイアン群
（一般に番手＃８及び番手＃９と、ＰＷ，ＳＷ，ＡＷ言
う）の一例として、番手＃９のクラブヘッド３の正面図
とＢーＢ矢視断面図を示している。
明の実施形態を説明する。図１は、この発明の実施形態
として、ロングアイアン群（一般に番手＃１〜番手＃３
または番手＃４を言う）の一例として番手＃３のクラブ
ヘッド１の正面図、図２及び図４は、ミドルアイアン群
（一般に番手＃５〜番手＃７または番手＃８を言う）の
一例として、番手＃６のクラブヘッド２の正面図とＡー
Ａ矢視断面図、図３及び図５は、ショートアイアン群
（一般に番手＃８及び番手＃９と、ＰＷ，ＳＷ，ＡＷ言
う）の一例として、番手＃９のクラブヘッド３の正面図
とＢーＢ矢視断面図を示している。
【００１２】なお、この発明の実施形態では、ロングア
イアン群，ミドルアイアン群，ショートアイアン群の定
義として、ロフト角（シャフト軸線に対するフェース面
の傾斜角度）を、ロングアイアン群ではロフト角２５°
未満，ミドルアイアン群ではロフト角２５°〜３７°，
ショートアイアン群ではロフト角３７°を超える場合と
する。
イアン群，ミドルアイアン群，ショートアイアン群の定
義として、ロフト角（シャフト軸線に対するフェース面
の傾斜角度）を、ロングアイアン群ではロフト角２５°
未満，ミドルアイアン群ではロフト角２５°〜３７°，
ショートアイアン群ではロフト角３７°を超える場合と
する。
【００１３】この発明にかかるアイアンゴルフクラブセ
ットにおいては、図１に示すロングアイアン群のクラブ
ヘッド１（この実施形態では番手＃３）においては、ク
ラブヘッド１のフェース面４に、複数本のスコアーライ
ンからなるマーキング５を所定の間隔で配設し、その溝
面積比率は、従来と同様にフェース面の中心縦断面にお
いて２０％〜２５％に設定されている。
ットにおいては、図１に示すロングアイアン群のクラブ
ヘッド１（この実施形態では番手＃３）においては、ク
ラブヘッド１のフェース面４に、複数本のスコアーライ
ンからなるマーキング５を所定の間隔で配設し、その溝
面積比率は、従来と同様にフェース面の中心縦断面にお
いて２０％〜２５％に設定されている。
【００１４】なお、この発明の実施形態において、溝面
積比率とは、図６のアイアンゴルフクラブのクラブヘッ
ドの断面図において、溝中心間の距離Ａ，溝幅の１／２
の幅をｂ，ｃとした場合、（ｂ＋ｃ）／Ａ×１００
（％）で求めた比率を言う。また、図２及び図４に示す
ミドルアイアン群のクラブヘッド２（この実施形態では
番手＃６）においては、クラブヘッド１のフェース面４
に、スコアーラインからなるマーキング５の溝面積比率
を、フェース面４の中心縦断面においてソール部４ａか
らクラウン部４ｂにかけて徐々に変化させて形成してあ
る。
積比率とは、図６のアイアンゴルフクラブのクラブヘッ
ドの断面図において、溝中心間の距離Ａ，溝幅の１／２
の幅をｂ，ｃとした場合、（ｂ＋ｃ）／Ａ×１００
（％）で求めた比率を言う。また、図２及び図４に示す
ミドルアイアン群のクラブヘッド２（この実施形態では
番手＃６）においては、クラブヘッド１のフェース面４
に、スコアーラインからなるマーキング５の溝面積比率
を、フェース面４の中心縦断面においてソール部４ａか
らクラウン部４ｂにかけて徐々に変化させて形成してあ
る。
【００１５】即ち、フェース面４のソール部４ａの溝面
積比率を、クラウン部４ｂの溝面積比率よりも大きく形
成し、その溝面積比率は、フェース面４の略中央部付近
を境として、フェース面上部側４ｘを１０〜２０％と
し、フェース面下部側４ｙを２０％〜２５％に設定し、
ソール部４ａとクラウン部４ｂとで、少なくとも５％異
なるように形成してある。
積比率を、クラウン部４ｂの溝面積比率よりも大きく形
成し、その溝面積比率は、フェース面４の略中央部付近
を境として、フェース面上部側４ｘを１０〜２０％と
し、フェース面下部側４ｙを２０％〜２５％に設定し、
ソール部４ａとクラウン部４ｂとで、少なくとも５％異
なるように形成してある。
【００１６】また溝面積比率は、各番手間で変化させる
ように構成し、その溝面積比率を変化させる手段として
は、図２及び図４に示すように溝間隔Ｈを変化させた
り、または溝幅を変化させて構成することも可能であ
る。また、図３及び図５に示すショートアイアン群のク
ラブヘッド３（この実施形態では番手＃９）において
は、クラブヘッド１のフェース面４に、スコアーライン
からなるマーキング５の溝面積比率を、フェース面４の
中心縦断面においてソール部４ａからクラウン部４ｂに
かけて徐々に変化させて形成してある。
ように構成し、その溝面積比率を変化させる手段として
は、図２及び図４に示すように溝間隔Ｈを変化させた
り、または溝幅を変化させて構成することも可能であ
る。また、図３及び図５に示すショートアイアン群のク
ラブヘッド３（この実施形態では番手＃９）において
は、クラブヘッド１のフェース面４に、スコアーライン
からなるマーキング５の溝面積比率を、フェース面４の
中心縦断面においてソール部４ａからクラウン部４ｂに
かけて徐々に変化させて形成してある。
【００１７】即ち、フェース面４のソール部４ａの溝面
積比率を、クラウン部４ｂの溝面積比率よりも大きく形
成し、その溝面積比率は、フェース面４の略中央部付近
を境として、フェース面上部側４ｘを１０％未満とし、
フェース面下部側４ｙを２０％〜２５％に設定し、ソー
ル部４ａとクラウン部４ｂとで、少なくとも５％異なる
ように形成してある。
積比率を、クラウン部４ｂの溝面積比率よりも大きく形
成し、その溝面積比率は、フェース面４の略中央部付近
を境として、フェース面上部側４ｘを１０％未満とし、
フェース面下部側４ｙを２０％〜２５％に設定し、ソー
ル部４ａとクラウン部４ｂとで、少なくとも５％異なる
ように形成してある。
【００１８】なお、ロングアイアン群（従来），ミドル
アイアン群，ショートアイアン群のそれぞれの溝面積比
率を、フェース面最下部からフェース面最上部に対して
プロットすると、図７に示すような形で表される。そし
て、この発明の実施形態における各アイアン群の溝面積
比率は、以下の表１に示すように数値的に表すものであ
る。
アイアン群，ショートアイアン群のそれぞれの溝面積比
率を、フェース面最下部からフェース面最上部に対して
プロットすると、図７に示すような形で表される。そし
て、この発明の実施形態における各アイアン群の溝面積
比率は、以下の表１に示すように数値的に表すものであ
る。
【００１９】
【表１】
【００２０】次に、この発明の溝面積比率を変化させる
手段として、溝幅Ｈを変化させる場合と、溝間隔Ａを変
化させる場合とについて表２，表３で具体的に説明す
る。〔溝間隔Ａを変化させる実施例〕 溝幅Ｈ：０．７mmの場合 フェース面縦長さ, 溝本数は、両方 フェース面の略中
央部のもの
手段として、溝幅Ｈを変化させる場合と、溝間隔Ａを変
化させる場合とについて表２，表３で具体的に説明す
る。〔溝間隔Ａを変化させる実施例〕 溝幅Ｈ：０．７mmの場合 フェース面縦長さ, 溝本数は、両方 フェース面の略中
央部のもの
【００２１】
【表２】
【００２２】〔溝幅Ｈを変化させる実施例〕
溝間隔Ａ：３．５mmの場合
【表３】
【００２３】以上のように、ミドルアイアン群及びショ
ートアイアン群におけるマーキング５の溝面積比率を、
フェース面４の中心縦断面におけるフェース面４のソー
ル部４ａからクラウン部４ｂにかけて溝幅または溝間隔
を変化させることにより徐々に変化させて形成すること
で、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセンター
から上方付近でゴルフボールをヒットした時でも、飛距
離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差による急
激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾道及
び飛距離を有効に防止して、クラブセットの中から安心
してゴルフクラブを選択し、ゴルフ競技を行うことが出
来るものである。
ートアイアン群におけるマーキング５の溝面積比率を、
フェース面４の中心縦断面におけるフェース面４のソー
ル部４ａからクラウン部４ｂにかけて溝幅または溝間隔
を変化させることにより徐々に変化させて形成すること
で、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセンター
から上方付近でゴルフボールをヒットした時でも、飛距
離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差による急
激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾道及
び飛距離を有効に防止して、クラブセットの中から安心
してゴルフクラブを選択し、ゴルフ競技を行うことが出
来るものである。
【００２４】次に、上記のようなアイアンゴルフクラブ
セットのロングアイアン群のクラブヘッド１（この実施
形態では番手＃３），ミドルアイアン群のクラブヘッド
２（この実施形態では番手＃６），ショートアイアンの
クラブヘッド３（この実施形態では番手＃９）と、従来
のアイアンゴルフクラブセットとを同一番手を用いてス
ピン量（ｒｐｍ）を比較した実験結果を図６に示す。 〔比較実験条件〕この比較試験としては、下記のような
条件により行った。 〔試験条件〕 ．（株）ミヤマエ製 スイングロボットを使用する。 ．アイアンゴルフクラブ ヘッドスピード（Ｈ／Ｓ）：３６ｍ／ｓ ロングアイア
ン（番手＃３） ヘッドスピード（Ｈ／Ｓ）：３４ｍ／ｓ ミドルアイア
ン（番手＃６） ヘッドスピード（Ｈ／Ｓ）：３２ｍ／ｓ ショートアイ
アン（番手＃９） ．打点位置 図９に示すように、アイアンゴルフクラブのクラブヘッ
ド１のリーディングエッジ１ａから上方へ２１mm，トウ
・ヒールの中心でフェース面４上の点Ｑ（Ｐ）にスウィ
ートスポットがある。また、打点位置は、，の２ヵ
所であり、各点につき、５回の測定値を平均してデータ
を求めた。 ．ゴルフボール：２ピースボールを使用する。
セットのロングアイアン群のクラブヘッド１（この実施
形態では番手＃３），ミドルアイアン群のクラブヘッド
２（この実施形態では番手＃６），ショートアイアンの
クラブヘッド３（この実施形態では番手＃９）と、従来
のアイアンゴルフクラブセットとを同一番手を用いてス
ピン量（ｒｐｍ）を比較した実験結果を図６に示す。 〔比較実験条件〕この比較試験としては、下記のような
条件により行った。 〔試験条件〕 ．（株）ミヤマエ製 スイングロボットを使用する。 ．アイアンゴルフクラブ ヘッドスピード（Ｈ／Ｓ）：３６ｍ／ｓ ロングアイア
ン（番手＃３） ヘッドスピード（Ｈ／Ｓ）：３４ｍ／ｓ ミドルアイア
ン（番手＃６） ヘッドスピード（Ｈ／Ｓ）：３２ｍ／ｓ ショートアイ
アン（番手＃９） ．打点位置 図９に示すように、アイアンゴルフクラブのクラブヘッ
ド１のリーディングエッジ１ａから上方へ２１mm，トウ
・ヒールの中心でフェース面４上の点Ｑ（Ｐ）にスウィ
ートスポットがある。また、打点位置は、，の２ヵ
所であり、各点につき、５回の測定値を平均してデータ
を求めた。 ．ゴルフボール：２ピースボールを使用する。
【００２５】以上のような試験条件のもとに、ロングア
イアン群のクラブヘッド１（この実施形態では番手＃
３），ミドルアイアン群のクラブヘッド２（この実施形
態では番手＃６），ショートアイアン群のクラブヘッド
３（この実施形態では番手＃９）と、従来のアイアンゴ
ルフクラブセットとを同一番手で、スイートスポットＰ
を外した下打点と上打点とのスピン量（ｒｐｍ）を測定
した。 （Ａ）．ロングアイアン群（番手＃３） ロングアイアン群では、従来のアイアンゴルフクラブ
と、この発明の実施形態のアイアンゴルフクラブとのフ
ェースパターンは、同一のものを使用しているため、下
打点のスピン量（ｒｐｍ）は、３０００ｒｐｍ（飛距
離：１８０ｍ），上打点のスピン量（ｒｐｍ）は、２５
００ｒｐｍ（飛距離：１７０ｍ）で同一であり、スピン
量は、上打点が下打点に比べて１７％低くなっている。 （Ｂ）ミドルアイアン群（番手＃６） 従来のアイアンゴルフクラブにおける下打点のスピン量
（ｒｐｍ）は、６０００ｒｐｍ（飛距離：１５０ｍ），
上打点のスピン量（ｒｐｍ）は、３０００ｒｐｍ（飛距
離：１３５ｍ）で、スピン量は、上打点が下打点に比べ
て５０％低くなっているのに対して、この発明の実施形
態では、下打点のスピン量（ｒｐｍ）は、６０００ｒｐ
ｍ（飛距離：１５０ｍ），上打点のスピン量（ｒｐｍ）
は、５０００ｒｐｍ（飛距離：１４５ｍ）で、スピン量
は、上打点が下打点に比べて１７％低くなっているが、
従来のアイアンゴルフクラブと比較した場合には、スピ
ン量（ｒｐｍ）の差が小さく、従って、飛距離の差も小
さくなることが判る。 （Ｃ）ショートアイアン群（番手＃９） 従来のアイアンゴルフクラブにおける下打点のスピン量
（ｒｐｍ）は、９０００ｒｐｍ（飛距離：１１０ｍ），
上打点のスピン量（ｒｐｍ）は、３５００ｒｐｍ（飛距
離：９５ｍ）で、スピン量は、上打点が下打点に比べて
６１％低くなっているのに対して、この発明の実施形態
では、下打点のスピン量（ｒｐｍ）は、９０００ｒｐｍ
（飛距離：１１０ｍ），上打点のスピン量（ｒｐｍ）
は、７５００ｒｐｍ（飛距離：１１０ｍ）で、スピン量
は、上打点が下打点に比べて１７％低くなっているが、
従来のアイアンゴルフクラブと比較した場合には、スピ
ン量（ｒｐｍ）の差が小さく、従って、飛距離の差も小
さくなることが判る。
イアン群のクラブヘッド１（この実施形態では番手＃
３），ミドルアイアン群のクラブヘッド２（この実施形
態では番手＃６），ショートアイアン群のクラブヘッド
３（この実施形態では番手＃９）と、従来のアイアンゴ
ルフクラブセットとを同一番手で、スイートスポットＰ
を外した下打点と上打点とのスピン量（ｒｐｍ）を測定
した。 （Ａ）．ロングアイアン群（番手＃３） ロングアイアン群では、従来のアイアンゴルフクラブ
と、この発明の実施形態のアイアンゴルフクラブとのフ
ェースパターンは、同一のものを使用しているため、下
打点のスピン量（ｒｐｍ）は、３０００ｒｐｍ（飛距
離：１８０ｍ），上打点のスピン量（ｒｐｍ）は、２５
００ｒｐｍ（飛距離：１７０ｍ）で同一であり、スピン
量は、上打点が下打点に比べて１７％低くなっている。 （Ｂ）ミドルアイアン群（番手＃６） 従来のアイアンゴルフクラブにおける下打点のスピン量
（ｒｐｍ）は、６０００ｒｐｍ（飛距離：１５０ｍ），
上打点のスピン量（ｒｐｍ）は、３０００ｒｐｍ（飛距
離：１３５ｍ）で、スピン量は、上打点が下打点に比べ
て５０％低くなっているのに対して、この発明の実施形
態では、下打点のスピン量（ｒｐｍ）は、６０００ｒｐ
ｍ（飛距離：１５０ｍ），上打点のスピン量（ｒｐｍ）
は、５０００ｒｐｍ（飛距離：１４５ｍ）で、スピン量
は、上打点が下打点に比べて１７％低くなっているが、
従来のアイアンゴルフクラブと比較した場合には、スピ
ン量（ｒｐｍ）の差が小さく、従って、飛距離の差も小
さくなることが判る。 （Ｃ）ショートアイアン群（番手＃９） 従来のアイアンゴルフクラブにおける下打点のスピン量
（ｒｐｍ）は、９０００ｒｐｍ（飛距離：１１０ｍ），
上打点のスピン量（ｒｐｍ）は、３５００ｒｐｍ（飛距
離：９５ｍ）で、スピン量は、上打点が下打点に比べて
６１％低くなっているのに対して、この発明の実施形態
では、下打点のスピン量（ｒｐｍ）は、９０００ｒｐｍ
（飛距離：１１０ｍ），上打点のスピン量（ｒｐｍ）
は、７５００ｒｐｍ（飛距離：１１０ｍ）で、スピン量
は、上打点が下打点に比べて１７％低くなっているが、
従来のアイアンゴルフクラブと比較した場合には、スピ
ン量（ｒｐｍ）の差が小さく、従って、飛距離の差も小
さくなることが判る。
【００２６】以上のように、特にミドルアイアン群及び
ショートアイアン群におけるマーキング５の溝面積比率
を、フェース面４の中心縦断面におけるフェース面４の
ソール部４ａからクラウン部４ｂにかけて溝幅または溝
間隔を変化させることにより徐々に変化させて形成する
ことで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセン
ターから上方付近でゴルフボールをヒットした時でも、
飛距離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差によ
る急激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾
道及び飛距離を有効に防止出来るものである。
ショートアイアン群におけるマーキング５の溝面積比率
を、フェース面４の中心縦断面におけるフェース面４の
ソール部４ａからクラウン部４ｂにかけて溝幅または溝
間隔を変化させることにより徐々に変化させて形成する
ことで、中距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセン
ターから上方付近でゴルフボールをヒットした時でも、
飛距離のバラツキが少なく、しかも打点位置の誤差によ
る急激なスピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾
道及び飛距離を有効に防止出来るものである。
【００２７】
【発明の効果】この発明は、上記のようにロングアイア
ン群におけるマーキングの溝面積比率を、フェース面の
中心縦断面におけるフェース面のソール部からクラウン
部にかけて一定にする一方で、ミドルアイアン群及びシ
ョートアイアン群におけるマーキングの溝面積比率を、
フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソール部
からクラウン部にかけて徐々に小さく形成したので、中
距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセンターから上
方付近でゴルフボールをヒットした時でも、飛距離のバ
ラツキが少なく、しかも打点位置の誤差による急激なス
ピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾道及び飛距
離を有効に防止して、クラブセットの中からゴルフクラ
ブを選択して安心してゴルフ競技を行うことが出来、初
級者から上級者までのアイアンゴルフクラブセットとし
て有効に利用出来る効果がある。
ン群におけるマーキングの溝面積比率を、フェース面の
中心縦断面におけるフェース面のソール部からクラウン
部にかけて一定にする一方で、ミドルアイアン群及びシ
ョートアイアン群におけるマーキングの溝面積比率を、
フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソール部
からクラウン部にかけて徐々に小さく形成したので、中
距離及び短距離領域でヘッド重心に近いセンターから上
方付近でゴルフボールをヒットした時でも、飛距離のバ
ラツキが少なく、しかも打点位置の誤差による急激なス
ピン量（摩擦回転数）の低下や、不安定な弾道及び飛距
離を有効に防止して、クラブセットの中からゴルフクラ
ブを選択して安心してゴルフ競技を行うことが出来、初
級者から上級者までのアイアンゴルフクラブセットとし
て有効に利用出来る効果がある。
【図１】この発明の実施形態におけるロングアイアン群
の一例として番手＃３のクラブヘッドの正面図である。
の一例として番手＃３のクラブヘッドの正面図である。
【図２】この発明の実施形態におけるミドルアイアン群
の一例として番手＃６のクラブヘッドの正面図である。
の一例として番手＃６のクラブヘッドの正面図である。
【図３】この発明の実施形態におけるショートアイアン
群の一例として番手＃９のクラブヘッドの正面図であ
る。
群の一例として番手＃９のクラブヘッドの正面図であ
る。
【図４】図２のＡーＡ矢視断面図である。
【図５】図３のＢーＢ矢視断面図である。
【図６】溝面積比率を説明するためのアイアンゴルフク
ラブヘッドの溝部の一部断面図である。
ラブヘッドの溝部の一部断面図である。
【図７】ロングアイアン群，ミドルアイアン群，ショー
トアイアン群のフェース面最下部とフェース面最上部の
溝面積比率の関係を示すグラフ説明図である。
トアイアン群のフェース面最下部とフェース面最上部の
溝面積比率の関係を示すグラフ説明図である。
【図８】この発明にかかるロングアイアン群，ミドルア
イアン群，ショートアイアン群と従来の同一番手におけ
るスピン量（ｒｐｍ）を比較した実験例の説明図であ
る。
イアン群，ショートアイアン群と従来の同一番手におけ
るスピン量（ｒｐｍ）を比較した実験例の説明図であ
る。
【図９】試験に使用したアイアンゴルフクラブヘッドの
説明図である。
説明図である。
１ 番手＃３のクラブヘッド ２ 番手＃６のク
ラブヘッド ３ 番手＃９のクラブヘッド ４ フェース面 ４ａ ソール部 ４ｂ クラウン部 ４ｘ フェース面上部側 ４ｙ フェース面
下部側 ５ マーキング
ラブヘッド ３ 番手＃９のクラブヘッド ４ フェース面 ４ａ ソール部 ４ｂ クラウン部 ４ｘ フェース面上部側 ４ｙ フェース面
下部側 ５ マーキング
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−67977（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−31215（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−112378（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−317463（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−19625（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−200132（ＪＰ，Ａ)
特開 昭59−164076（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−163688（ＪＰ，Ａ)
実開 昭55−34835（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭60−25654（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭62−174556（ＪＰ，Ｕ)
実開 平７−5658（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭51−59666（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭63−102463（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭63−133259（ＪＰ，Ｕ)
特公 平８−22321（ＪＰ，Ｂ２)
特許3170675（ＪＰ，Ｂ２)
特許3412660（ＪＰ，Ｂ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A63B 53/00 - 53/14
Claims (4)
- 【請求項１】 クラブヘッドのフェース面に、クラブ番
手に応じて設置面と略平行な凹状のマーキングを施して
成るロフト角２５°未満のロングアイアン群，ロフト角
２５°〜３７°のミドルアイアン群及びロフト角３７°
超のショートアイアン群の複数本のゴルフクラブからな
るアイアンゴルフクラブセットにおいて、 前記ロングアイアン群におけるマーキングの溝面積比率
を、フェース面の中心縦断面におけるフェース面のソー
ル部からクラウン部にかけて一定にする一方で、前記ミ
ドルアイアン群及びショートアイアン群におけるマーキ
ングの溝面積比率を、フェース面の中心縦断面における
フェース面のソール部からクラウン部にかけて徐々に小
さく形成したことを特徴とするアイアンゴルフクラブセ
ット。 - 【請求項２】 前記ミドルアイアン群及びショートアイ
アン群における溝面積比率を、ソール部とクラウン部と
で、少なくとも５％異なるように形成した請求項１に記
載のアイアンゴルフクラブセット。 - 【請求項３】 前記溝面積比率を、ミドルアイアン群及
びショートアイアン群において番手間で変化させた請求
項１または請求項２に記載のアイアンゴルフクラブセッ
ト。 - 【請求項４】 前記溝面積比率を変化させる手段とし
て、溝幅または溝間隔を変化させた請求項１、請求項２
または請求項３に記載のアイアンゴルフクラブセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13034396A JP3463779B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | アイアンゴルフクラブセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13034396A JP3463779B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | アイアンゴルフクラブセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308715A JPH09308715A (ja) | 1997-12-02 |
| JP3463779B2 true JP3463779B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=15032125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13034396A Expired - Fee Related JP3463779B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | アイアンゴルフクラブセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3463779B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8409029B2 (en) | 2009-10-30 | 2013-04-02 | Sri Sports Limited | Golf club set |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7798917B2 (en) | 2006-10-31 | 2010-09-21 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
| JP4917415B2 (ja) | 2006-11-28 | 2012-04-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
| JP4917414B2 (ja) | 2006-11-28 | 2012-04-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
| US7815521B2 (en) | 2006-12-01 | 2010-10-19 | Bridgestone Sports, Co., Ltd. | Golf club head |
| US7691007B2 (en) | 2007-01-04 | 2010-04-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club head |
| JP5380634B2 (ja) | 2007-07-24 | 2014-01-08 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッドの製造方法及びゴルフクラブヘッド |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP13034396A patent/JP3463779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8409029B2 (en) | 2009-10-30 | 2013-04-02 | Sri Sports Limited | Golf club set |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09308715A (ja) | 1997-12-02 |
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