JP3463475B2 - 無電極放電灯 - Google Patents

無電極放電灯

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JP3463475B2
JP3463475B2 JP20690196A JP20690196A JP3463475B2 JP 3463475 B2 JP3463475 B2 JP 3463475B2 JP 20690196 A JP20690196 A JP 20690196A JP 20690196 A JP20690196 A JP 20690196A JP 3463475 B2 JP3463475 B2 JP 3463475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無電極放電灯、特に
その発光管内に効果的な封入物を封入した無電極金属蒸
気放電灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、発光物質として金属ハロゲン化
物を用いた金属蒸気放電灯は、点灯中に発光管が高温に
なるために、封入されている発光物質と発光管が反応
し、発光管が変色したり、発光管材料の結晶化による失
透現象等が生じ、発光管の光透過率を低下させ、ランプ
寿命を短くさせるという問題がある。
【0003】また、金属ハロゲン化物の金属が発光管に
溶け込んだり、発光管と反応し、消失することによって
残されたハロゲンにより、始動電圧あるいはランプ電圧
の上昇による不点灯や立ち消え現象が生じ、これによっ
てもランプ寿命を短くするという問題もある。
【0004】これらの問題を解決するために、有電極の
金属蒸気放電灯では、発光管内への封入物の組成によっ
てランプを長寿命化する方法が提案されている。例えば
特開平6−111769号公報には、発光管内でのハロ
ゲンサイクルに着目し、過剰のハロゲンを加えることに
よって電極による黒化を防止する手段が開示されてい
る。
【0005】そこで、我々はハロゲンサイクルを利用し
て発光物質と発光管の反応を防止するために、上記特開
平6−111769号公報に記載された条件で、過剰の
ハロゲンをガス状態で発光管内に含む無電極放電灯を作
製し、点灯を試みたところ、電子親和力の強いハロゲン
が過剰に発光管内に存在するために、ランプの始動時に
必要な電子がハロゲンによって奪われ、絶縁破壊が非常
に困難であり、点灯時の光束値が低いことが判明した。
また、過剰のハロゲンを金属ハロゲン化物の状態で封入
した場合、始動の困難性は改良されるが、点灯時の光束
の低下は防ぐことができなかった。
【0006】この結果から、有電極金属蒸気放電灯にお
ける電極による発光管の黒化を防止するハロゲンサイク
ルの促進方法は、無電極金属蒸気放電灯には適さないこ
とが判明した。
【0007】無電極金属蒸気放電灯に過剰のハロゲンを
封入した例として特開昭62−43058号公報に、発
光物質に沃化ナトリウム、過剰なハロゲンとして沃化水
銀を用いた構成が開示されている。この構成は、過剰な
ハロゲンによって発光管の管壁付近のナトリウムを沃化
ナトリウムにすることにより、ナトリウムのままでは発
光管内のアーク中心部で発生したナトリウムのD線が自
己吸収され効率が低下することを防止する。
【0008】発光物質として希土類金属ハロゲン化物を
用いた無電極金属蒸気放電灯に、沃化水銀をハロゲンサ
イクル促進物質として用いた場合、沃化水銀の蒸気圧が
高いために始動が困難になったり、始動しても点灯時の
光束量が沃化水銀を封入しないときに比べ低くなるとい
う問題がある。
【0009】さらに、無電極金属蒸気放電灯において発
光物質に希土類金属の一種であるネオジウムを用いたも
のが特開平5−217561号公報に記載されている。
発光物質に希土類金属の化合物を用いた場合、発光管が
金属酸化物で形成されていると、点灯中の温度により発
光管と希土類金属が反応し、複合酸化物を形成する。無
電極金属蒸気放電灯の場合、有電極金属蒸気放電灯に比
べると、発光管内に発生するアークが発光管の内壁に近
いため、上記の反応も激しい。
【0010】従って、発光物質に希土類金属ハロゲン化
物を用いた無電極金属蒸気放電灯では、上記の反応で複
合酸化物を生成し、その反応によって残ったハロゲンに
よって始動が困難になる問題が残り、何らかの手段を施
さない場合、この始動性劣化は改善できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、その目的とするとこ
ろは、始動特性の改善および点灯中に発光管と封入物質
との反応によって発生する発光管の失透や始動電圧の上
昇を抑制することのできる無電極放電灯を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、金属酸化物の透光性材料で形成された気密性
を有する発光管を備え、その発光管内に少なくとも1種
類以上の希土類金属ハロゲン化物を含む発光物質が封入
されている無電極放電灯において、前記発光管内に発光
管内壁近辺で起こるハロゲンサイクルを促進しやすくす
る促進物質を封入したことを特徴とするものである。
【0013】以下、作用と共に詳細に説明する。金属酸
化物からなる発光管として石英を例に採ると、発光物質
として希土類金属が用いられた場合、希土類金属イオン
と石英が反応して失透現象が生じる。また、希土類金属
が金属ハロゲン化物の形で発光管内に封入されているた
め、石英と反応して希土類金属が失われるとハロゲンが
発光管内に残り、ハロゲンの電子親和力が強いために、
始動電圧あるいはランプ電圧の上昇につながる。これら
の現象はランプ寿命の低下を招く。金属酸化物からなる
発光管の他の例として、アルミナセラミックスを用いた
場合でも、希土類金属とアルミナセラミックスが反応す
ることが報告されている。
【0014】発光管内に封入された金属ハロゲン化物
は、高温部で金属とハロゲンに解離し、低温部で金属ハ
ロゲン化物に結合するというハロゲンサイクルが生じて
おり、高温部で金属は励起され発光する。このハロゲン
サイクルを利用することにより、無電極金属蒸気放電灯
における管壁近辺の金属の状態を、反応性の強い金属イ
オンの状態から、より反応性の低い状態、つまり、金属
ハロゲン化物の状態にすることができる。しかし、ハロ
ゲン量によっては、無電極金属蒸気放電灯の始動性能の
低下や点灯時の光束量の低下を招く。
【0015】本発明は、無電極金属蒸気放電灯の始動性
能の低下や点灯時の光束量の低下を招くことなく、点灯
中に発光管と封入物質の反応によって発生する発光管の
失透や始動電圧の上昇を抑制することのできるハロゲン
サイクル促進封入したことを特徴とするものである。
【0016】金属イオンに対してハロゲンが多量に存在
すれば、金属イオンはハロゲンとの衝突確率が高くな
り、金属ハロゲン化物になりやすくなる(ハロゲンサイ
クルが促進される)。そこで、発光管内に封入する金属
ハロゲン化物以外にハロゲンを封入するか、ランプ点灯
中に、発光管内に多量のハロゲンが存在するような封入
物を好適に選択すると、金属イオンが金属ハロゲン化物
になり、発光管の内壁近辺の金属イオン密度が小さくな
って、発光物質と発光管との反応が抑制され、ランプを
長寿命化する。また、消灯中は発光管内に気体として存
在するハロゲン量が少ないほど、始動性能が良くなる。
【0017】上記の効果を高める手段として、発光管内
に発光物質と共に封入する希ガスの圧力を高めることは
言うまでもない。管壁での金属イオンや金属原子に着目
すると、希ガスの圧力が高い程、希ガスと金属イオンや
金属原子との衝突確率が高くなる。つまり、衝突を繰り
返している間に、金属イオンは電子やハロゲンと出合う
確率も高くなり、管壁に対してより安定な金属原子や金
属ハロゲン化物になる。金属原子も同様に金属ハロゲン
化物になる。
【0018】また、発光管内のプラズマ部から管壁へ向
かって飛んでくる電子や金属イオン等も衝突回数が増え
ることにより、各粒子が持っている運動エネルギ−も減
り、管壁に衝突した時に、管壁に与えるダメージも有効
に低減される。
【0019】発光管内に封入するガス圧は、ランプの種
類等により異なる為に数値で限定し難いが、そのランプ
の性能等を考慮し、許せる範囲内で出来るだけ高く設定
することが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る無電極放電灯
を点灯装置と共に示す概略図である。無電極放電灯を構
成する発光管1は、透光性を有する石英ガラスなどの材
料で気密に形成されている。発光管1の内部には、発光
物質と希ガスが封入されている。発光管1の外周には誘
導コイル3が巻かれ、その両端は高周波発生装置4に接
続されている。高周波発生装置4は、高周波を発生する
高周波発生器4aと、高周波発生器4aの出力を増幅す
る増幅器4bと、増幅器4bと誘導コイル3の間に介在
されインピーダンスを整合させるマッチング回路4cと
により構成される。
【0021】図2は無電極金属蒸気放電灯と点灯装置を
示す概略図で、無電極金属蒸気放電灯は、発光管1と外
管5と誘導コイル3で構成されている。発光管1は略円
筒形で、発光管1と外管5の間は真空排気されており、
発光管1の最冷点温度の上昇を図っている。なお、上記
構成は本発明に係る実施形態の一例であり、発光管形状
や封入物質等はこれに限定するものでないことは言うま
でもない。
【0022】(実施例1)この実施例に係る無電極金属
蒸気放電灯は、図2に示すような二重管構造であり、発
光管1は直径30mm、高さ15mmの円筒形である。
発光管1には発光物質として沃化ネオジウム(Nd
3 )15mgと沃化セシウム(CsI)5mgとが封
入されている。この沃化セシウムは沃化ネオジウムと複
合ハロゲン化物を作り、沃化ネオジウムの蒸気圧を上昇
させるためのものである(一般に適量の沃化セシウム
は、希土類金属ハロゲン化物と複合ハロゲン化物を作
り、希土類金属ハロゲン化物の蒸気圧を高めることがで
きる)。さらに、ハロゲンサイクル促進物質として、点
灯中の発光管内のハロゲン蒸気圧を高くする為に、高蒸
気圧、多価ハロゲン化物を用いる。その例として、沃化
アンチモン(SbI3 )0.2mgが封入されている。
【0023】SbI3 が封入されていないランプの場
合、初期点灯時、入力電力200Wで16,600ルー
メン(lm)、1時間点灯後の初期の始動電圧は1.6
kVであったが、10,000時間点灯後の光束維持率
は48%であり、さらに始動電圧は4.0kVであっ
た。ここで、始動電圧とは、ランプ点灯時に必要な誘導
コイル3のコイル間電圧である。これに対して本実施例
1のランプでは、入力電力200Wで15,100ルー
メンで、初期始動電圧は1.72kVであり、10,0
00時間点灯後の光束維持率は88%で、始動電圧は
1.78kVとなり、光束維持率、始動電圧とも改善さ
れていることが判る。
【0024】このように、沃化アンチモン(SbI3
を封入することによって、ランプ点灯中においてSbI
3 が解離することにより発光管内に多量の沃素が存在
し、つまり、発光管壁付近でNdイオンに対して多量の
沃素が存在するので、発光管壁付近のハロゲンサイクル
が促進され、発光管と封入物との反応を抑制することが
できる。初期光束は9%ダウンしたが、これは沃素によ
り放電プラズマの発光体積が小さくなったことによるも
ので、光束維持率を大幅に向上させることができるとと
もに、点灯による始動性劣化の改善も図れることが判っ
た。
【0025】また、沃化アンチモンは、点灯中は解離に
より多くの沃素を生成しハロゲンサイクルの促進に役立
つが、消灯中は温度が低いために沃化アンチモンの状態
で発光管内に存在し、発光管中に気体の状態で存在しな
いので、始動性能の低下を招かない。
【0026】実施例1に用いたランプについて、さらに
詳細に検討した結果(10,000時間の点灯結果)を
図8に示す。実施例1に用いたランプでは、始動電圧お
よび点灯中の光束値を考慮し、実用に適するランプ内に
封入するハロゲンサイクル促進物質としての沃化アンチ
モン量は、0.07mgから1mgであった。
【0027】本実施例1では、発光物質に沃化ネオジウ
ム、ハロゲンサイクル促進物質として高蒸気圧、多価ハ
ロゲン化物として沃化アンチモンを用いたが、他の希土
類金属ハロゲン化物、ハロゲンサイクル促進物質として
他の金属ハロゲン化物について検討した結果、次に示す
結果が得られた。
【0028】ハロゲンサイクル促進物質としての条件
は、寿命を考慮した始動性能を維持するためには、40
0℃における蒸気圧が1Torr以上で1,000Torr以下
の金属ハロゲン化物であって、発光管内に封入する量
は、その金属ハロゲン化物の組成をMXn(M:金属、
X:ハロゲン、n:ハロゲンの数)と表記したとき、前
記発光物質に含まれる希土類金属1モルに対して、5×
10-3/(n/2)モル以上であった。また、さらに点
灯中のランプの光束量を考慮すると、発光管内に封入す
る量は、5×10-3/(n/2)モル以上であり、且つ
1×10-1/(n/2)モル以下であることが望まし
い。
【0029】(実施例2)本実施例における実験結果を
先ず説明する。沃化ネオジウム(NdI3 )を一定量に
して沃化セシウム(CsI)の量が異なるランプについ
て点灯実験を行なった。用いた発光管1は、直径30m
m、高さ15mmの円筒形であり、発光管1内に封入す
る沃化ネオジウムは一定量の15mgとし、沃化セシウ
ムの封入量を5mg,10mg,15mgと変えた3種
類のランプを用意した。
【0030】その結果、1時間点灯後では、NdI3
15mg,CsI:5mgのランプで、光束13,90
0ルーメン、始動電圧0.92kV、NdI3 :15m
g,CsI:10mgのランプで、初期光束14,40
0ルーメン、始動電圧0.98kV、NdI3 :15m
g,CsI:15mgのランプで、初期光束13,10
0ルーメン、始動電圧1.00kVであった。
【0031】また、10,000時間点灯後では、Nd
3 :15mg,CsI:5mgのランプで、光束7,
600ルーメン、始動電圧2.45kV、NdI3 :1
5mg,CsI:10mgのランプで、光束11,50
0ルーメン、始動電圧2.6kV、NdI3 :15m
g,CsI:15mgのランプで、光束9,500ルー
メン、始動電圧2.05kVであった。
【0032】上記結果をグラフにすると、図5及び図6
のようになる。なお、図5は1時間点灯後の光束及び始
動電圧を示すグラフであり、図6は10,000時間点
灯後の光束及び始動電圧を示すグラフである。
【0033】これらのグラフより明らかなように、光束
については、CsI量が約10mgのとき最大値を示す
ことがわかる。これは、CsIには発光管内のプラズマ
体積を増大させる効果がある一方、封入量が多いと、そ
れ自身の発光が赤外領域にあるために光束が落ちること
に起因する。
【0034】また、始動電圧については、CsI量が多
いほど始動電圧上昇が小さい。これは、CsI量が多い
ほど発光管内のNdに対する沃素の量が増え、ハロゲン
サイクルが促進され、また、Csは発光管とは反応性が
小さいことに因る。
【0035】このように、光束劣化、始動性劣化を考慮
すると、CsI量は8〜20mgが適当であると考えら
れる。他の希土類金属ハロゲン化物についてもほぼ同じ
ような結果が得られた。このCsI量は、希土類金属1
モルに対して換算すると、1.00〜2.70モルにす
ることが好ましいことが判った。
【0036】(実施例3)本実施例3において、発光管
1の内部には、キセノン(Xe)ガス100Torrと、発
光物質として希土類金属ハロゲン化物である沃化ネオジ
ウム(NdI3 )15mgと沃化セシウム(CsI)5
mgとが封入され、さらに、沃素ガスが0.5Torr(N
dI3 :1モルに対して5.7×10-3モルに相当)封
入されている。
【0037】次に、本実施例3のランプと、沃素ガスが
封入されていない比較例のランプとを用いた点灯試験の
結果を説明する。
【0038】比較例のランプの場合は、初期点灯(1時
間点灯)時、入力電力200Wで16,600ルーメ
ン、初期の始動電圧(ランプ点灯に必要な誘導コイル3
のコイル間電圧)は1.6kVであったが、10,00
0時間点灯後の光束維持率は48%であり、さらに始動
電圧は4.0kVであった。
【0039】これに対して本実施例3のランプでは、初
期点灯(1時間点灯)時、入力電力200Wで15,4
00ルーメンで、初期の始動電圧は1.68kVであ
り、10,000時間点灯後の光束維持率は88%で、
始動電圧は1.75kVとなり、光束維持率、始動電圧
とも改善されていることがわかる。
【0040】このように、沃素ガスを封入することによ
って、ランプ点灯中において発光管1の内壁近辺に多量
の沃素が存在し、発光管壁付近のハロゲンサイクルが促
進され、発光管と封入物との反応を抑制することができ
た。初期光束は7%ダウンしたが、これは沃素により放
電プラズマの発光体積が小さくなったことによるもの
で、光束維持率を大幅に向上させることができ、始動性
も改善できた。
【0041】封入沃素の量が多いほどハロゲンサイクル
が促進されやすくなり、劣化が少なくなるが、光束値が
小さくなるという問題が残る。実験結果より、封入沃素
の量を1〜2Torrにすることにより発光管と封入物との
反応を抑制することができ、また、初期光束も1桁%ダ
ウンに抑えることができることがわかった。
【0042】実施例3に用いたランプについて、さらに
詳細に検討した結果(10,000時間の点灯結果)を
図7に示す。実施例3に用いたランプでは、始動電圧を
考慮しランプ内に封入するハロゲンサイクル促進物質と
しての沃素ガス量は、0.4Torr以上であった。また、
始動電圧および点灯中の光束値を考慮しランプ内に封入
するハロゲンサイクル促進物質としての沃素ガス量は、
0.4Torrから8.8Torrであった。
【0043】他の希土類金属ハロゲン化物についても試
みた結果、寿命および光束も考慮すると、希土類金属1
モルに対してハロゲンを5.0×10-3モル以上、1.
0×10-1モル以下封入すればよいことが判った。
【0044】(実施例4)図3及び図4は実施例4を示
すもので、この実施例において、発光管となる部分1
は、直径30mm、高さ15mmの円筒形であり、その
底面の略中央には、直径5mm、長さ10mmの円筒状
の補助管6と支持棒9が設けられ、発光管となる部分1
と補助管6とは、図4(a)に示すように接合部で連通
し、同一の気密空間を形成している。
【0045】このように構成された気密空間内に、発光
物質として希土類金属ハロゲン化物である沃化ネオジウ
ム(NdI3 )15mgと沃化セシウム(CsI)5m
gを封入し、補助管6内に存在するようにした。始動用
ガスとしてキセノン(Xe)ガスを100Torr封入し
た。
【0046】次に、図4(a)に示すように、補助管6
の外周に巻回したコイル7により、入力電力300Wで
1時間点灯させたところ、図4(b)に示すように、補
助管6のコイル巻回部分の内壁に白濁した失透現象(図
中、符号8で示す)が観察された。この時、同時に遊離
沃素が発生していることは、その後の分析によって確認
されている。なお、この遊離沃素発生量は、ランプ始動
が可能な量だけ発生させることは言うまでもない。
【0047】次に、図4(c)に示すように、補助管6
と発光管1との接合部をバーナーによって封着し、気密
空間が直径30mm、高さ15mmの発光管1の部分だ
けになるようにする。なお、封着時に沃化ネオジウム、
沃化セシウム及び先の点灯で発生した沃素が発光管1内
に封入されるようにすることは言うまでもない。
【0048】このようにして製作した実施例4のランプ
と、沃素ガスが封入されていない比較例として作製した
ランプとによる点灯試験の結果は次の通りである。
【0049】比較例のランプの場合、1時間の初期点灯
時に、入力電力200Wで13,600ルーメン、初期
始動電圧(ランプ点灯に必要な誘導コイル3のコイル間
電圧)は1.5kVであったが、10,000時間点灯
後の光束維持率は57%であり、さらに始動電圧は4.
0kVであった。
【0050】これに対して実施例4のランプでは、入力
電力200Wで12,700ルーメンで、初期始動電圧
は1.6kVであり、10,000時間点灯後の光束維
持率は88%で、始動電圧は1.9kVとなり、光束維
持率、始動電圧とも改善されていることがわかる。
【0051】発生した沃素ガス量を調べた結果、図4
(b)に示す失透現象が発生する面積8を制御(補助管
6の寸法や補助管6の外周に巻回したコイル7の巻回数
を変える)することにより、本実施例4においても実施
例3と同等の効果が得られた。また、実施例4の場合
は、ランプの製造装置に沃素ガスの導入経路を設けるこ
となく、ランプ化後、沃素ガスを発生させることができ
るので、沃素の取り扱いが容易である。
【0052】このように、実施例4の場合も実施例1と
同様の効果が得られた。また、本実施例4の場合、沃素
の発生方法の簡略化が図れるという特徴もある。なお、
実施例4のランプは、図3に示す方式(外管なし)で点
灯した結果を示したが、他の実施例のように図2に示す
外管を設けた二重管方式にも適用できることは言うまで
もない。
【0053】(実施例5)本実施例5において点灯装置
の構成は上述の実施例と同様である。他の実施例と異な
る点は、発光管1が石英で形成された直径27mmの球
状の発光管を用いたことである。
【0054】発光管1内には、Xeガス200Torr以外
に、発光物質として希土類金属発光物質であるNdI3
が15mg、CsIが5mg封入されている。また、ハ
ロゲンサイクル促進物質として沃化アンチモン(SbI
3 )が0.2mg封入されている。本実施例では、さら
に、色温度を低下させるために、赤色発光物質であるナ
トリウムのハロゲン化物とリチウムのハロゲン化物の
内、沃化ナトリウム(NaI)を2mg添加した。
【0055】このランプを他の実施例と同様に初期点灯
(1時間点灯)した(入力は180Wである)ところ、
その結果、沃化ナトリウムを添加する前のランプの特性
は、光束:13,700ルーメン、色温度:6,500
K、平均演色評価数:82であったが、沃化ナトリウム
添加後のランプの特性は、光束:14,600ルーメ
ン、色温度:5,800K、平均演色評価数:80とな
り、色温度を低下させることができた。
【0056】一方、初期点灯(1時間点灯)時の初期の
始動電圧は1.7kVであったが、点灯時間が500時
間の時点では、始動電圧は4.3kVに上昇した。これ
は、希土類金属ハロゲン化物と発光管との反応を抑制す
るために封入したハロゲンサイクル促進物質である沃化
アンチモン(SbI3 )0.2mgでは、赤色発光物質
であるナトリウムと発光管との反応を抑制できずに、ナ
トリウムが発光管内に溶け込み、その結果発生した遊離
沃素により始動電圧を上昇させたものと考えられる。
【0057】そこで、ナトリウムと発光管との反応を抑
制するために、赤色発光物質用ハロゲンサイクル促進物
質の増量を試みた。上記と同様の封入材料(Xeガス:
200Torr、NdI3 :15mg、CsI:5mg、N
aI:2mg)に、ハロゲンサイクル促進物質である沃
化アンチモン(SbI3 )を0.4mg更に増量したラ
ンプを作製し、同様の実験を行ったところ、初期点灯
(1時間点灯)時のランプ特性は、光束:13,500
ルーメン、色温度:5,700K、平均演色評価数:8
0であった。また、初期の始動電圧は1.72kVであ
り、点灯時間が500時間の時点でも、始動電圧は1.
72kVと変化なく、さらに点灯実験を続けた結果、1
0,000時間点灯後の結果も始動電圧が1.81k
V、光束維持率が87%と良好な結果が得られた。
【0058】次に、追加して添加する赤色発光物質用ハ
ロゲンサイクル促進物質として、沃化アンチモン(Sb
3 )0.4mgの代わりに沃化インジウム(InI)
0.3mgを用いた構成について説明する。このランプ
の初期点灯(1時間点灯)時の特性は、光束:15,5
00ルーメン、色温度:5,500K、平均演色評価
数:86であった。また、初期の始動電圧は1.76k
Vであり、10,000時間点灯後の結果も始動電圧が
1.83kV、光束維持率が87%と良好な結果が得ら
れた。沃化アンチモン0.4mgの場合と比べると、始
動電圧に関してはほぼ同等の良好な結果が得られ、光
束、平均演色評価数については改善が図られた。
【0059】他の希土類金属ハロゲン化物や赤色発光物
質としてリチウムのハロゲン化物を用いた場合にも、ほ
ぼ同様の結果が得られた。この結果をまとめると、1
0,000時間以上点灯させても始動電圧の大幅な上昇
を生じず、他の実施例と同様にするためには、ハロゲン
サイクル促進物質を希土類金属に関しては請求項2に記
載した量に加えて、赤色発光物質用に新たに加えればよ
い。このとき、赤色発光物質用ハロゲンサイクル促進物
質を多く封入し過ぎると、点灯中の光束量が低下するこ
とを考慮する必要がある。
【0060】その赤色発光物質用ハロゲンサイクル促進
物質の条件は、400℃における蒸気圧が1Torr以上、
1000Torr以下の金属ハロゲン化物であり、その封入
量は、始動電圧の上昇を防ぐために、金属ハロゲン化物
の組成をMXn(M:金属、X:ハロゲン、n:ハロゲ
ンの数)と表記したとき、赤色発光物質に含まれるナト
リウム、リチウム、またはその合計1モルに対して、1
×10-3/(n/2)モル以上を追加封入する必要があ
る。更に点灯中の光束量を考慮するときは、希土類金属
用促進物質と赤色発光物質用促進物質の合計が1×10
-1/(n/2)モル以下となるようにすることが望まし
い。
【0061】(実施例6)本実施例6についてもその実
験結果を説明する。
【0062】発光管1は、直径30mm、高さ15mm
の円筒形で、発光管1内に発光物質として、臭化ネオジ
ウム(NdBr3 )11mgと沃化ネオジウム(NdI
3 )15mgと沃化セシウム(CsI)5mgを封入し
た。このランプを図2に示すような点灯装置で入力電力
200Wで点灯し、比較例としてのランプ(NdI3
30mg,CsI:5mg)と光束及び始動電圧につい
て比較、検討した。なお、NdBr3 :11mgとNd
3 :15mgはほぼ同モル数であり、試作した2種類
の発光管内のNdのモル数は同一にした。
【0063】実施例6のランプの場合、1時間点灯では
光束は14,800ルーメン、始動電圧は1.01kV
であった。さらに点灯を続け10,000時間後では、
光束は10,900ルーメン、始動電圧は1.71kV
であった。一方、比較例のランプの場合、1時間点灯で
は光束は13,000ルーメン、始動電圧は1.01k
Vであったが、10,000時間後では、光束は7,8
00ルーメン、始動電圧は2.46kVとなった。
【0064】この結果より、実施例6のランプの方が、
光束、始動電圧とも劣化の度合いが小さいことがわか
る。これは実施例6のランプは、ハロゲン化物として、
沃化物及び臭化物が封入されており、ランプ点灯中にそ
れぞれが独立して蒸発するので、沃素、臭素がそれぞれ
独立して存在し、結果として発光管内に存在する総ハロ
ゲン数は、(NdI3 +CsI)よりも(NdI3 +N
dBr3 +CsI)の方が多くなり、ハロゲンサイクル
が促進されるのである。
【0065】
【発明の効果】上述のように本発明は、金属酸化物の透
光性材料で形成された気密性を有する発光管を備え、そ
の発光管内に少なくとも1種類以上の希土類金属ハロゲ
ン化物を含む発光物質が封入されている無電極放電灯に
おいて、前記発光管内に発光管内壁近辺で起こるハロゲ
ンサイクルを促進しやすくする促進物質を封入したこと
により、始動特性の改善および点灯中に発光管と封入物
質との反応によって発生する発光管の失透や始動電圧の
上昇を抑制することのできる無電極放電灯を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無電極放電灯を点灯装置と共に示
す概略図である。
【図2】本発明に係る無電極金属蒸気放電灯と点灯装置
を示す概略図である。
【図3】実施例4に係る無電極金属蒸気放電灯と点灯装
置を示す概略図である。
【図4】実施例4に係る発光管の製造行程を示す概略図
で、(a)はハロゲンを発生させる状態を示し、(b)
はハロゲンを発生させた後の状態を示し、(c)は補助
管を封着した後の状態を示すものである。
【図5】実施例2に係るCsI量を変化させたときの1
時間点灯後の光束及び始動電圧を示すグラフである。
【図6】実施例2に係るCsI量を変化させたときの1
0,000時間点灯後の光束及び始動電圧を示すグラフ
である。
【図7】実施例3に係るI2 量を変化させたときの1
0,000時間点灯後の光束及び始動電圧を示すグラフ
である。
【図8】実施例1に係るSbI3 量を変化させたときの
10,000時間点灯後の光束及び始動電圧を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 発光管 3 誘導コイル 4 高周波発生装置 5 外管 6 補助管 7 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東坂 真吾 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 西岡 浩二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−181054(JP,A) 特開 平3−25854(JP,A) 特開 平6−111791(JP,A) 特開 昭61−138447(JP,A) 特開 昭60−235353(JP,A) 特開 昭63−291351(JP,A) 実開 平7−22454(JP,U) 特公 昭46−35348(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 65/04 H01J 61/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属酸化物の透光性材料で形成された気密
    性を有する発光管を備え、その発光管内に少なくとも1
    種類以上の希土類金属ハロゲン化物を含む発光物質が封
    入されている無電極放電灯において、前記発光管内に発
    光管内壁近辺で起こるハロゲンサイクルを促進しやすく
    する促進物質を封入するとともに、前記促進物質は、4
    00℃における蒸気圧が1Torr以上で1000To
    rr以下の金属ハロゲン化物であって、そのハロゲン化
    物の組成をMXn(M:金属、X:ハロゲン、n:ハロ
    ゲンの数)と表記したとき、前記発光物質に含まれる希
    土類金属1モルに対して、5×10―3/(n/2)モ
    ル以上となる金属ハロゲン化物であることを特徴とする
    無電極放電灯。
  2. 【請求項2】前記促進物質は、5×10―3/(n/
    2)モル以上で、且つ1×10―1/(n/2)モル以
    下となる金属ハロゲン化物であることを特徴とする請求
    項1記載の無電極放電灯。
  3. 【請求項3】前記促進物質である金属ハロゲン化物が沃
    化アンチモン(SbI3)であることを特徴とする請求
    項2記載の無電極放電灯。
  4. 【請求項4】金属酸化物の透光性材料で形成された気密
    性を有する発光管を備え、その発光管内に少なくとも1
    種類以上の希土類金属ハロゲン化物を含む発光物質が封
    入されている無電極放電灯において、前記発光管内に発
    光管内壁近辺で起こるハロゲンサイクルを促進しやすく
    する促進物質を封入するとともに、前記促進物質が沃
    素、臭素のハロゲンガス単体、またはこれらの混合ガス
    であり、前記発光物質に含まれる希土類金属1モルに対
    し合計5×10―3モル以上であり、且つ1×10―1
    モル以下であることを特徴とする無電極放電灯
  5. 【請求項5】前記促進物質である前記ハロゲンガスを無
    電極放電灯の初期点灯で発生させるようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の無電極放電灯。
  6. 【請求項6】金属酸化物の透光性材料で形成された気密
    性を有する発光管を備え、その発光管内に少なくとも1
    種類以上の希土類金属ハロゲン化物を含む発光物質が封
    入されている無電極放電灯において、前記発光管内に発
    光管内壁近辺で起こるハロゲンサイクルを促進しやすく
    する促進物質を封入するとともに、前記発光物質には、
    赤色用として色温度を低下させるナトリウムとリチウム
    の単体またはそれぞれのハロゲン化合物の内、少なくと
    も1種以上を添加し、前記促進物質には、赤色物質用と
    して400℃における蒸気圧が1Torr以上で100
    0Torr以下の金属ハロゲン化物であって、そのハロ
    ゲン化物の組成をMXn(M:金属、X:ハロゲン、
    n:ハロゲンの数)と表記したとき、前記赤色発光物質
    に含まれるナトリウム、リチウム、またはその合計1モ
    ルに対して、1×10―3/(n/2)モル以上となる
    金属ハロゲン化物を追加封入したことを特徴とする無電
    極放電灯。
  7. 【請求項7】前記促進物質は、1×10―3/(n/
    2)モル以上で、且つ1×10―1/(n/2)モル以
    下となる金属ハロゲン化物であることを特徴とする請求
    項6記載の無電極放電灯。
  8. 【請求項8】前記促進物質として追加封入されたもの
    が、沃化アンチモンであることを特徴とする請求項7記
    載の無電極放電灯。
  9. 【請求項9】前記促進物質として追加封入されたもの
    が、沃化インジウムであり、前記発光物質の希土類金属
    ハロゲン化物は、沃素、臭素のハロゲン化物の内、少な
    くとも2種類以上の金属ハロゲン化物が含まれている
    とを特徴とする請求項8記載の無電極放電灯。
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