JP3462343B2 - プリペイド移動通信システム - Google Patents
プリペイド移動通信システムInfo
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Description
理業務を効率化するプリペイド移動通信システムに関す
る。
線電話呼出システムに加入しようとする場合は、以下の
ような手順を踏む必要がある。 (1)新規顧客が氏名や住所等、顧客管理のための情報を
申込用紙に記入する。 (2)事業者がその顧客に対して与信(過去の滞納等に鑑
みて、信用度を調査すること)を行う。 (3)事業者が顧客より新規加入料を徴収する。
は電話番号を割り当てる。 (5)事業者は、割り当てた電話番号を移動機のROMに
書き込む。 (6)事業者は、割り当てた電話番号について、ネットワ
ークを開通させる。 (7)事業者は、顧客管理システムに氏名等の情報を登録
する。
は、以下のような手順を踏む必要がある。 (1)事業者は、顧客に対して当該月の基本料金および前
月の通話料を明記した請求書を送付する。 (2)顧客は、請求された金額を支払う。 上記(2)の過程は後払いであるため、所定期間内に請求
金額が支払われなかった場合には、事業者はさらに督促
状等を送付することになる。また、顧客が解約を行う場
合であっても、本人の意志確認等のため事業者の窓口で
対応する必要がある。
においては、以下述べるように種々の不具合がある。ま
ず、申込窓口において顧客に関する各種の情報を確認す
る必要があるため、窓口業務を効率化することが困難に
なる。また、顧客より料金を徴収するために請求書を発
行する等の業務も必要であり、この点からも効率化が妨
げられていた。また、事業者が顧客の与信を行うにあた
っても完璧を期すことは困難であり、料金が回収不能に
なるリスクも生じる。
ものであり、窓口業務等を効率化するとともに料金を確
実に回収できるプリペイド移動通信システムを提供する
ことを目的としている。
請求項1記載の構成にあっては、複数の移動機に対して
情報を報知するプリペイド移動通信システムにおいて、
前記各移動機毎に当該移動機の使用料金の前払い額の残
高を記憶する記憶手段と、各日毎に前記記憶手段に記憶
されている前記各移動機の前払い額の残高より日間基本
料金を減額するとともに、前記各移動機によって通話が
行われた場合には、所定時間毎に対応する前払い額の残
高より通話料を減額し、何れかの前払い額の残高が第1
の所定金額を下回ったと判定した場合に、前記第1の所
定金額を下回った前払い額の残高となった移動機を使用
している顧客の希望に応じて予め登録されている、金融
機関の口座からの自動引落としを行う旨の情報に従っ
て、金融オンラインシステムに対して第2の所定金額の
自動引落としを要求し、前記金融オンラインシステムか
ら自動引落としの承認信号が出力されると、前記第2の
所定金額を前記前払い額の残高に加算する課金手段とを
具備することを特徴とする。
求項1記載のプリペイド移動通信システムにおいて、前
記課金手段により何れかの前払い額の残高が第1の所定
金額を下回ったと判定された場合に、前記第1の所定金
額を下回った前払い額の残高となった移動機にその旨を
通知する通知手段を具備することを特徴とする。
求項2記載のプリペイド移動通信システムにおいて、前
記第1の所定金額は「0」であり、前記通知手段は、通
信が不可能になった旨のメッセージを前記移動機に通知
することを特徴とする。
求項2記載のプリペイド移動通信システムにおいて、前
記第1の所定金額は「0」を越える値であり、前記通知
手段は、前払い額の残高が少なくなった旨の警告メッセ
ージを前記移動機に通知することを特徴とする。
求項2記載のプリペイド移動通信システムにおいて、前
記通知手段が動作した後に前記移動機に対する呼を切断
する呼切断手段を具備することを特徴とする。
トワークシステム1は、ユーザ間の通信情報を伝送する
情報ネットワークと、顧客情報のやり取りを行う顧客シ
ステムネットワークとから構成されている。窓口端末2
は、主として事業者の取次店等に設けられ、オペレータ
が新規顧客の情報や領収した料金等の情報を入力する
と、その内容がネットワークシステム1に転送されるよ
うになっている。
の情報をネットワークシステム1より収集可能になって
いる。一方、自動販売機3は、各種の移動機(携帯電話
機またはページャ)を販売するとともに、先払いの料金
を顧客から受領することが可能になっている。販売され
た移動機の情報や受領した料金等の情報はネットワーク
システム1に通知される。
オンラインシステム4にも接続されており、これによっ
て両者間で先払いの料金の自動引落等の処理を行うこと
が可能になっている。さらに、ネットワークシステム1
は、その他種々の通信ネットワーク7にも接続されてい
る。5は基地局であり、在圏する移動機6と通信する。
ネットワークシステム1はこれら基地局5にも接続さ
れ、各移動機に対する交換処理を行うとともに、必要に
応じて各移動機に種々の情報を報知する。
において31はコントローラであり、CPU、RAM、
ROM等が内蔵され、所定の制御プログラムに基づいて
他の構成要素を制御する。32は入出力装置であり、タ
ッチパネル付きのディスプレイによって構成され、顧客
との間で種々の情報をやりとりする。
既に販売済みの商品(携帯電話機またはページャ)につ
いての先払いの料金を徴収、あるいは再契約時の電話番
号を書込み等のために、商品とのやりとりを行うために
設けられている。具体的には、移動機インターフェース
部33にはコネクタが設けられており、顧客は商品に設
けられているプラグをこのコネクタに嵌合させることに
なる。
貨幣を挿入する金銭挿入部と、挿入された金銭の真偽お
よび金額を判定する金銭判別部と、挿入された金銭をス
トックする金銭ストック部とから構成されており、挿入
された金銭情報をコントローラ31に供給する。37は
通信インターフェースであり、通信回線を介して、ネッ
トワークシステム1との間で種々のやりとりを行う。
1の制御の下、顧客につり銭を払い戻す。36は商品搬
送機構であり、コントローラ31の下、ストックされた
複数種類の商品の中から商取引に係る商品を排出する。
ところで、これらの商品には、当該商品の識別番号と電
話番号を記憶するためのROMが設けられている。
ROM領域と、再書き込み可能なEEPROM領域とか
ら構成されている。上述した識別番号は当該商品につい
て常に固有の番号であり、商品の製造時にヒューズRO
M領域に書き込まれる。一方、電話番号は、契約時に事
業者から割り当てられる番号であり、割り当てられた際
に上記EEPROM領域に書き込まれる。
されている状態では、EEPROM領域は未書込み状態
になっている。上述した商品に設けられているプラグ
は、このROMの読出しおよび書込み用のために設けら
れたものである。そして、商品の包装状態においても、
このプラグは外部に露出している。
移動機インターフェース部33と同様のコネクタが設け
られている。そして、ROMインターフェース部38
は、商品が搬送経路に沿って搬送される際に、上記プラ
グ介して識別番号を読み取り、その内容をコントローラ
31に供給する。また、ROMインターフェース部38
は、コントローラ31を介して供給された電話番号等の
データを上記ROMに書き込む。
送機構36、ROMインターフェース部38が設けられ
ていないことを除いて、自動販売機3と同様の構成を有
している。但し、入出力装置32は、一般のコンピュー
タ端末と同様に、別体のディスプレイ、マウスおよびキ
ーボード等によって構成される。なお、ROMインター
フェース部38が設けられていない理由は、窓口におい
ては移動機インターフェース部33を介して新規契約や
再契約等を行うことが可能だからである。
を説明する。自動販売機3の電源が投入されると、コン
トローラ31においては、図3および図4に示すプログ
ラムが起動される。図において処理がステップSP1に
進むと、所定の初期設定が行われ、図5に示すような画
面が入出力装置32に表示される。
は商品選択ボタンであり、その左上部分には対応する商
品名が表示されている。また、左下部分には最低販売価
格が表示されている。ここで、最低販売価格とは、商品
のハードウエア価格と、最低前払い額との合計である。
各商品選択ボタン101〜103の右部分には、この最
低販売価格の内訳が表示されている。
104、説明ボタン105および追加支払ボタン106
が表示されている。図3に戻り、処理がステップSP2
に進むと、これら何れかのボタンのイベントがあるまで
処理が待機する。ここで、顧客が説明ボタン105を押
下すると、処理はステップSP3に進み、自動販売機3
の操作方法の全般的説明が入出力装置32に表示され
る。
を行うと、処理はステップSP1に戻り、入出力装置3
2には再び初期設定画面(図5)が表示されることにな
る。次に、顧客が商品選択ボタン101〜103のうち
何れかを押下すると、処理は図4のステップSP7に進
み、当該商品が選択状態になる。すなわち、押下された
ボタンが反転表示される。
出力装置32上で何らかのイベントが生じるまで処理が
待機する。そして、なんらかのボタンが押下されると、
そのボタンに応じた処理が行われる。以下、各々につい
て説明する。まず、説明ボタン105が押下されると、
処理はステップSP9に進む。ここでは、選択された商
品の説明が入出力装置32に表示される。例えば、商品
が携帯電話機であれば、サービスエリアや通信機能の詳
細が表示される。
説明表示の終了が指定されたか否かが判定される。具体
的には、説明画面上で「終了」ボタンが表示され、ステ
ップSP10では当該ボタンが顧客に押下されたか否か
が判定されるのである。ここで「NO」と判定される
と、処理はステップSP9に戻り、説明表示が続行され
ることになる。
と、ステップSP10で「YES」と判定され、処理は
ステップSP7に戻り、商品が選択された状態の画面が
再び表示されることになる。次に、この画面上で顧客が
何れかの商品選択ボタン101〜103を押下すると、
処理はステップSP11に進み、新たに押下されたボタ
ンに応じて、選択に係る商品が変更される。
この新たに押下されたボタンが反転表示される。従っ
て、顧客は、各種の商品について情報を得ることができ
る。そして、ステップSP8において購入ボタン104
が押下されると、処理はステップSP12に進む。ここ
では、入出力装置32において、前払い額の増加の案内
表示が行われる。
01)が選択された後に購入ボタン104が押下された
のであれば、「携帯電話機Aが選択されました。この商
品価格は25,000円、加入料は10,000円、通
話料と基本料の最低前払い額は5,000です。現在設
定されている前払い額は5、000円で合計40,00
0円になります。前払い額を変更しますか?」というメ
ッセージが表示される。
少」、「キャンセル」および「確定」ボタンが表示され
る。顧客が「増加」ボタンを押下すると、上記メッセー
ジの第2文「現在設定されている前払い額は5、000
円で合計40,000円になります。」の「5,00
0」および「40,000」の部分の金額が逐次増加さ
れる。
と、「5,000」および「40,000」を限度とし
て、これらの数字が逐次減少される。そして、所望の金
額が表示された状態で顧客が「確定」ボタンを押下する
と、その時点で表示されている金額が取り引き金額にな
る。
面(図示せず)が表示される。ここで、顧客は契約に係
る種々のプランを選択することができる。例えば、基本
料が割安で通話料が割高になるプラン、逆に基本料が割
高で通話料が割安になるプラン、通話時間帯を限定して
基本料および通話料共に割安にするプラン等が提示さ
れ、顧客は所望のものを選択することになる。
いてはプランが1種類しか無いものもあるため、かかる
場合にはプラン選択画面は表示されない。このように、
商品、前払い額およびプランが決定されると、処理はス
テップSP13に進む。ここでは上記決定された内容
と、「確定」ボタンおよび「キャンセル」ボタンが表示
され、顧客は内容の確認を行うことになる。
すると、ステップSP13において「YES」と判定さ
れ、処理はステップSP1に戻り、これまでの操作がキ
ャンセルされることになる。一方、「確定」ボタンが押
下された場合は、処理はステップSP14に進む。
メッセージが入出力装置32に表示される。これに応じ
て顧客は検銭装置34に金銭を挿入することになり、必
要に応じてつり銭機構35からつり銭が排出される。次
に、処理がステップSP15に進むと、かかる金銭授受
が正常に行われたか否かが判定される。仮に正常に行わ
れなかった場合は「NO」と判定され、処理はステップ
SP1に戻る。
「YES」と判定され、処理はステップSP16に進
む。ここでは、商品のストックの中から、購入された商
品が排出される。この商品は、搬送経路の途中の所定位
置で一時的に停止され、入出力装置32には「しばらく
お待ち下さい。」というメッセージが表示される。
ネクタが商品に向かって突出し、このコネクタと商品の
プラグとが嵌合される。これにより、商品の識別番号が
読み出されることになる。次に、コントローラ31は、
通信インターフェース37を介して、この読み出された
識別番号と、前払い額とをネットワークシステム1に通
知する。
おいては、当該識別番号に対応した新たな加入者が登録
され、その前払い額が記憶される。次に、ネットワーク
システム1においては、この識別番号に対して電話番号
が付与される。この電話番号は、通信インターフェース
37を介してコントローラ31に通知される。
されると、処理はステップSP18に進む。ここでは、
ROMインターフェース部38によって、商品のEEP
ROM領域に上記電話番号が書き込まれる。そして、商
品は取出し口に排出される。なお、入出力装置32には
「ありがとうございました。」というメッセージが所定
時間表示され、その後に処理はステップSP1に戻る。
動作を説明する。取次店において加入契約が成立する
と、取次店のオペレータが窓口端末2のバーコードリー
ダを用いて、商品の包装に印刷されているバーコードを
読み込ませる。
のキーボードを介して、支払われた前払い額を入力す
る。次に、上述したステップSP17およびSP18と
同様の処理が窓口端末2とネットワークシステム1との
間で行われる。すなわち、ネットワークシステム1にお
いては新たな加入者が登録され、その前払い額が記憶さ
れる。そして、この識別番号に対して電話番号が付与さ
れるとともに、この電話番号は窓口端末2の移動機イン
ターフェース部33を介して商品に書き込まれる。
の申込書が同封されており、顧客が希望する場合には、
前払い額の自動引落を行うことが可能になっている。自
動引落を希望する場合は、顧客は銀行口座等必要事項を
記入、捺印して事業者に提出することになる。
のプランを指定することができる。このプランとして
は、以下のようなものがある。 (プランA)前払い額の残高が第1の所定金額(例えば
3000円)を下回ると、第2の所定金額(例えば10
000円)を自動引落する。 (プランB)前払い額の残高が第1の所定金額(例えば
3000円)を下回ると、その残高と第2の所定金額
(例えば13000円)との差額を自動引落する。
の所定金額も指定することができる。例えば、携帯電話
機を長時間使用する傾向が強いのであれば、第1の所定
金額を高めに設定しておくと、残高が「0」になる危険
を回避することができる。これは、残高が第1の所定金
額を下回った場合であっても、直ちに自動引落が可能で
あるとは限らないからである。
に、各識別番号に対応する前払い額より日間基本料金が
徴収される(前払い額の金額データが減額される)。こ
の日間基本料金は、商品の種類やプランに応じて決定さ
れることは言うまでもない。そして、実際に通話が行わ
れた場合には、所定時間(例えば1分)毎に前払い額よ
り通話料が徴収される。
ークは、前払い額の残高を各移動機に対して通知する。
通知された残高は、移動機のディスプレイ等に適宜表示
される。これにより、顧客は、前払い額の残高を容易に
把握することができる。なお、この前払い額の残高は、
移動機から照会があった場合にのみ通知するようにして
もよい。
刻にネットワークシステム1から移動機に対して、残高
が少なくなった旨の警告メッセージが通知される。これ
により、顧客は、直ちに前払い額を払い込むべきことを
認識することができる。また、移動機が通話中である場
合は、このメッセージは断続的に移動機に送信され表示
される。
月毎ではなく日毎に徴収しているが、これは前払い額が
半端であっても事務処理を効率化するためである。例え
ば、基本料を月毎に徴収するとした場合、前払い額の残
高が月間基本料に満たない場合は、契約を解消するとと
もに残高を顧客に返却する必要がある。
ることとすれば、半端な前払い額であってもそれに応じ
た日数のサービスを提供することができ、残高を顧客に
払い戻す事務処理を大幅に軽減することができる。勿
論、かかる払い戻しの手間を厭わないのであれば、基本
料を月毎に徴収してもよいことは言うまでもない。な
お、残高がが日毎の基本料にも満たない場合には、切り
上げて一日分のサービスを提供しておくとよい。余分な
サービスではあるが、残金を返却する事務処理を考慮す
れば、事業者の損失はきわめて軽微なものになる。
理を再び図3を参照して説明する。かかる場合、顧客は
初期設定画面(図5)において追加支払ボタン106を
押下する。これにより処理はステップSP4に進み、入
出力装置32に「移動機をセットして下さい。」という
メッセージが表示される。
33にセットすると、処理はステップSP5に進む。こ
こでは、移動機インターフェース部33を介して、コン
トローラ31によって移動機の識別番号が読み出され
る。次に、コントローラ31は、通信インターフェース
37を介して、ネットワークシステム1に当該識別番号
に係る残高を照会する。
機の正当性を確認するために、所定の認証信号を出力す
る。この認証信号は、自動販売機3を介して移動機に供
給される。移動機の内部においては予め認証アルゴリズ
ムが記憶されており、このアルゴリズムと上記認証信号
とに基づいて認証応答信号を出力する。この認証応答信
号は、自動販売機3を介してネットワークシステム1に
伝送される。
は、この認証応答信号に基づいて移動機の正当性が確認
される。次に、この移動機に係る残高が検索され、コン
トローラ31に報知される。次に、この報知された金額
と、追加金額の入力を促すメッセージが入出力装置32
に表示される。例えば、「現在のプリペイド残高は13
20円です。数字キーを押して追加金額を指定して下さ
い。」のようなメッセージが表示される。
理はステップSP6に進む。ここでは、この追加金額の
入金を促すメッセージが入出力装置32に表示される。
顧客が検銭装置34に金銭をセットすると、その金額が
カウントされる。そして、この金額が先に指定された追
加金額を上回る場合は、つり銭機構35を介してつり銭
が排出される。
ース37を介してネットワークシステム1に通知され
る。ネットワークシステム1においては、現在の残高と
上記追加金額とを加算して、その結果を識別番号に対応
して記憶し、追加処理が完全に行われた旨をコントロー
ラ31に通知する。
されると、「プリペイド残高は5320円になりまし
た。ありがとうございました。」のように、新たな前払
い額が入出力装置32に表示される。この表示が所定時
間継続された後、処理はステップSP1に戻る。
が行う他、上述したのと同様の処理が行われる。すなわ
ち、オペレータが移動機インターフェース部33に移動
機をセットすると、窓口端末2とネットワークシステム
1との間で交信が行われ、当該移動機に係る前払い額が
窓口端末2のディスプレイに表示される。次に、オペレ
ータが顧客から支払われた追加金額を窓口端末2のキー
ボードから入力すると、合計金額すなわち新たな残高が
ディスプレイに表示される。
ると、事業者は口座名義人の意思確認を行った上で、自
動引落としを行う旨の情報をネットワークシステム1に
登録する。ネットワークシステム1にあっては、課金処
理を行う毎に、前払い額残高が第1の所定金額を下回っ
たか否かを判定することになる。
ットワークシステム1から金融オンラインシステム4に
対して、第2の所定金額の引落とし(プランA)または
第1の所定金額と第2の所定金額の差額の引落とし(プ
ランB)が要求される。そして、金融オンラインシステ
ム4より当該引落としの承認信号が出力されると、引き
落とされた金額が当該識別番号に対応する残高に加算さ
れる。
引落としを拒否する旨の信号が出力されると、引落とし
ができなかった旨のメッセージが移動機に通知される。
従って、顧客は、銀行口座等に入金すべき旨を知ること
ができる。勿論、銀行口座への入金が不可能な夜間等に
おいては、取次店や自動販売機3を介して入金してもよ
いことは言うまでもない。
する。その場合は、通信が不可能になった旨のメッセー
ジと、現在の電話番号を保持しつつ再契約できる期間
(以下、番号保持期間という)とが移動機に通知され、
表示される。
販売機3において再契約の手続を行うことができる。こ
の手続は、追加料金を支払う場合と同様である。但し、
入出力装置32等に表示されるメッセージは、再契約に
応じたものになることは言うまでもない。さらに、番号
保持期間を途過した後に再契約が行われる場合は、商品
に新たな電話番号が付与され、この電話番号がEEPR
OM領域に書き込まれることになる。
ほとんど不要であり、申込窓口における業務を大幅に軽
減することができる。特に、顧客が自動引落を希望しな
い場合は、事業者は顧客の氏名すら知る必要はなく、顧
客のプライバシーを尊重することができる。
縮することができ、加入を希望する顧客に対して速やか
に商品を提供することができる。逆に、解約を希望する
顧客は、自動引落としを申し込んでいなければ、何の手
続も不要である。商品をそのまま放置しておけば、残高
がなくなり次第解約されるからである。
を採用したために、顧客に対して請求書等を発行する事
務処理が不要になり、これによっても業務を大幅に効率
化できる。しかも、顧客に対しては商品を通じて前払い
額残高が逐次表示されるため、顧客は通話料金等を容易
に知ることができる。
は、料金の支払いについては、従来の移動通信システム
と同様の簡便さを享受することができる。すなわち、銀
行口座等より前払い額が適宜追加されるため、例外的な
状況を除けば、取次店や自動販売機3の設置場所に出向
く必要はない。
なるリスクを大幅に軽減することができる。本実施形態
においては、金融オンラインシステム4より自動引落と
しが拒否されたとしても、事業者には何ら損失が生じな
いからである。
の変形が可能である。例えば、上記実施形態にあって
は、商品に設けられたプラグを移動機インターフェース
部33またはROMインターフェース部38のコネクタ
と嵌合することにより、ROMの読み出しまたは書込み
を行った。しかし、識別番号の取得や電話番号の書込み
は、他の種々の方法を採ることができる。
り着脱可能なカード(SIMカードという)を用いるこ
とができる。かかる場合、顧客は、SIMカードを商品
本体より取り外して自動販売機3等にセットし、新規契
約時における電話番号の取得や、その後の前払い額の追
加等を行うことになる。
だカード(磁気カードやICカード等)を商品とともに
顧客に提供し、顧客はこのカードを用いて前払い額の追
加等を行うようにしてもよい。さらに、入出力装置32
のボタンを介して、識別番号や電話番号等を顧客がマニ
ュアル操作で入力できるようにしてもよい。
は、上述したようなやりとりを無線で行ってもよい。す
なわち、携帯電話機は元々無線の送受信が可能になるよ
うに構成されているから、契約時や料金支払い時におけ
る特殊な動作モードを設け、携帯電話機自体で電話番号
の書込み等を行ってもよい。
を有していないため、受信した情報に基づいて電話番号
を書き込むことは可能であるが、ページャ自体の識別番
号を自動販売機3等に送信することはできない。しか
し、ページャの背面に識別番号をバーコードで印刷し、
自動販売機3等にバーコードリーダを設けておけば、識
別番号を容易に得ることができる。
の都度、移動機に電話番号が書き込まれたが、予め移動
機のROMに電話番号を書き込んでおき、ネットワーク
システム1において電話番号と商品の識別番号との対応
関係を記憶しておいてもよい。
バーコードで印刷しておき、自動販売機3等にバーコー
ドリーダを設けておけば、識別番号を容易に得ることが
できる。このような構成により、ROMインターフェー
ス部38を省略することができる。
にSIMカードやICカードを用いると、これらに認証
アルゴリズムを内蔵することができる。従って、上記実
施形態における移動機と同様に、認証信号に対応して認
証応答信号を返信することができる。これにより、移動
機の正当性確認の信頼性が高まるから、例えばプリペイ
ド残高の払い戻し等に自動販売機3を用いることができ
る。
ードによる場合は、正当性確認の精度がやや劣ることは
否めない。しかし、顧客に暗証番号を入力させる等の処
置により、十分な信頼性を担保することが可能になる。
なお、自動販売機3において顧客からの入金処理のみを
行い、プリペイド残高の払い戻し等を行わないのであれ
ば、暗証番号の入力等も不要になる。
所定値以下になった場合に、対応する移動機にその旨を
通知することができる。また、商品の種別、プランおよ
び使用料金の前払い額に応じて、商品を自動的に販売す
ることができる。また、前払い額の残高が所定値以下に
なった場合に、所定の金融オンラインシステムに対して
自動的に自動引落を要求するから、残高が「0」になる
ことを未然に防止することができる。このように、本発
明によれば、窓口業務等を効率化するとともに料金を確
実に回収することができる。
体構成を示すブロック図である。
ローチャートである。
ローチャートである。
ステム、報知手段、課金手段) 2 窓口端末 3 自動販売機 4 金融オンラインシステム 5 基地局 6 移動機 31 コントローラ 32 入出力装置 33 移動機インターフェース部 34 検銭装置 35 つり銭機構 36 商品搬送機構 37 通信インターフェース 38 ROMインターフェース部 101〜103 商品選択ボタン 104 購入ボタン 105 説明ボタン 106 追加支払ボタン
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の移動機に対して情報を報知するプ
リペイド移動通信システムにおいて、 前記各移動機毎に当該移動機の使用料金の前払い額の残
高を記憶する記憶手段と、各日毎に前記記憶手段に記憶されている前記各移動機の
前払い額の残高より日間基本料金を減額するとともに、
前記各移動機によって通話が行われた場合には、所定時
間毎に対応する前払い額の残高より通話料を減額し、何
れかの前払い額の残高が第1の所定金額を下回ったと判
定した場合に、前記第1の所定金額を下回った前払い額
の残高となった移動機を使用している顧客の希望に応じ
て予め登録されている、金融機関の口座からの自動引落
としを行う旨の情報に従って、金融オンラインシステム
に対して第2の所定金額の自動引落としを要求し、前記
金融オンラインシステムから自動引落としの承認信号が
出力されると、前記第2の所定金額を前記前払い額の残
高に加算 する課金手段とを具備することを特徴とするプ
リペイド移動通信システム。 - 【請求項2】 前記課金手段により何れかの前払い額の
残高が第1の所定金額を下回ったと判定された場合に、
前記第1の所定金額を下回った前払い額の残高となった
移動機にその旨を通知する通知手段を具備することを特
徴とする請求項1記載のプリペイド移動通信システム。 - 【請求項3】 前記第1の所定金額は「0」であり、前
記通知手段は、通信が不可能になった旨のメッセージを
前記移動機に通知することを特徴とする請求項2記載の
プリペイド移動通信システム。 - 【請求項4】 前記第1の所定金額は「0」を越える値
であり、前記通知手段は、前払い額の残高が少なくなっ
た旨の警告メッセージを前記移動機に通知することを特
徴とする請求項2記載のプリペイド移動通信システム。 - 【請求項5】 前記通知手段が動作した後に前記移動機
に対する呼を切断する呼切断手段を具備することを特徴
とする請求項2記載のプリペイド移動通信システム。
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