JP3462100B2 - 軸孔を有する焼結品およびその焼結品と軸部材との結合方法 - Google Patents

軸孔を有する焼結品およびその焼結品と軸部材との結合方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末冶金法によっ
て製造される焼結品に係り、特に、軸孔を有し、その軸
孔に挿入される軸部材に結合されて用いられる板カムや
歯車等の回転部材を主とするもので、その焼結品および
その焼結品を軸部材に結合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記板カムや歯車等の回転部材は、通
常、その回転中心の軸孔に挿入された回転軸に一体的に
結合されて、すなわち回り止めされて用いられる。回転
部材を回転軸に結合するには、軸孔の内周面に形成した
キー溝にキーを圧入したり、外周面から軸孔にわたって
形成したネジ孔にネジを締め込んだりする手段があり、
この場合、回転部材には、回転軸に対する結合用のキー
溝やネジ孔といった空所が予め形成される。ところで、
高い耐摩耗性や摺動潤滑性等が要求される回転部材の場
合、粉末冶金法による焼結品が多く用いられている。そ
の焼結品は、軸孔を形成するコアロッドが挿入された成
形型内のキャビティに原料粉末を充填し、原料粉末を成
形型およびコアロッドで拘束しながら押し型で圧縮して
圧粉体を成形し、次いで、成形型から取り出した圧粉体
を焼結し、必要に応じて熱処理するといった工程で製造
される。そして、前記キー溝やネジ孔を設ける手段とし
ては、製造後の焼結品に切削加工を施すことにより形成
する場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高い耐摩耗
性や摺動潤滑性等が要求される回転部材の材質は、一般
に、高炭素鋼、Cr、Mo、V、W等の炭化物生成元素
を含む合金鋼等の硬質合金であり、このような材質はき
わめて切削性が悪い。したがって、キー溝やネジ孔を焼
結後の後加工により形成するには、多大な手間がかかっ
たり工具が早期に摩耗したりして加工能率に劣り、結果
的に焼結品を軸部材に結合するには相当の困難が伴って
いた。よって本発明は、軸孔に挿入された軸部材に回転
部材である焼結品を容易に結合することができる軸孔を
有する焼結品およびその焼結品と軸部材との結合方法を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の軸孔を有する焼
結品は、軸孔に軸部材が挿入され、かつ結合されるもの
であって、軸部材に結合するために利用される埋込部材
が、外面から軸孔に通じる部位に予め埋め込まれ、かつ
当該焼結品に焼結接合されていることを特徴としてい
る。また、本発明の軸孔を有する焼結品と軸部材との結
合方法は、上記焼結品の製造方法ならびに使用方法に係
り、軸孔を有する焼結品を、その外面から軸孔に通じる
部位に埋め込んだ埋込部材を利用して、軸孔に挿入した
軸部材に結合する方法であって、粉末を圧縮して焼結品
の素材となる圧粉体を成形する際に、前記部位に埋込部
材を予め埋め込んでおき、得られた圧粉体を焼結するこ
とにより埋込部材が焼結接合された焼結品を得、次い
で、この焼結品の軸孔に軸部材を挿入して所定位置に保
持し、次いで、埋込部材を、焼結品が軸部材に結合され
るよう作用させることを特徴としている。さらに、埋込
部材を焼結品が軸部材に結合されるよう作用させる代わ
りに、埋込部材をネジに加工し、このネジ孔にねじ込ん
だネジを軸部材に締め込むことを特徴としている。
【0005】本発明の焼結品の具体例としては、前述し
た板カムや歯車等の回転部材が挙げられ、軸孔はその回
転中心に形成され、そこに回転軸等の軸部材が挿入され
て結合される。ここで、埋込部材は、前述したキーのよ
うにそのまま結合用部材として流用することができるも
のとされるか、あるいは、切削されてキー溝やネジ孔に
加工されるものとされる。埋込部材をそのまま結合用部
材として流用する場合には、埋込部材を外部から押圧あ
るいは打撃することにより、軸部材に対する接触面を圧
着させるか、さらにその接触面を軸部材に倣って変形さ
せて、両者を相対回転不能とする形態が挙げられる。埋
込部材を変形させるには、埋込部材を焼結品よりも硬度
が低い材料からなるものとすれば、変形させやすくなる
ので好ましい。
【0006】本発明によれば、特に、埋込部材をキーの
ような結合用部材にそのまま流用することにより、従来
のようにキー溝を後加工で形成する工程が不要となる。
このため、焼結品を軸部材に結合させるために要する労
力や時間が大幅に削減され、結合作業の容易化が図られ
る。
【0007】一方、埋込部材を切削してキー溝やネジ孔
等に加工し、別に用意したキーやネジにより焼結品を軸
部材に結合する場合には、埋込部材を、当該焼結品より
も硬度が低いか、または好切削性を有する材料からなる
ものとすればよい。これにより、従来のように焼結品自
体を切削するよりも切削しやすくなり、加工能率が高ま
り、結果的に結合作業の容易化が図られる。焼結品より
も好切削性を有する材料としては、例えば、焼結品が高
炭素鋼材料やCr、Mo、V、W等の炭化物生成元素を
含む合金鋼等の硬質合金の場合には、これよりも軟らか
い純鉄や低炭素鋼材料等が好適である。
【0008】さて、上記埋込部材は、本発明の焼結品の
素材となる圧粉体を成形する際に原料粉末中に予め埋め
込まれ、焼結工程において焼結品に焼結接合される。埋
込部材を切削してネジ孔に加工する場合には、焼結品を
得た後にその作業を行えばよい。埋込部材の焼結品に対
する接合力は、埋込部材が軸部材との結合用部材として
利用された後でも焼結品から抜けるおそれがないように
確保されていることが望ましい。そのためには、埋込部
材が焼結品と同様に焼結体であること、あるいは、焼結
品と埋込部材との接合面が互いに噛み合う凹凸面に形成
されていることが好ましい態様である。この場合、圧粉
体を成形する際の埋込部材は、圧粉体または焼結体が好
ましい。圧粉体の場合には、密度が低いと焼結品の素材
となる圧粉体を成形する際に大きく変形しやすく、焼結
した後の埋込部材の焼結品に対する接合力が高くなるの
で、特に好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。(1)第1の実施形態 図1(a)、(b)は、第1の実施形態に係る焼結品で
ある板カム1を示している。この板カム1は、回転中心
に軸孔2を有し、軸孔2に挿入される回転軸(軸部材)
9に、焼結品である埋込部材3によって結合される。埋
込部材3は、ピン状の円柱体であり、カムボトム1a面
から軸孔2にわたる肉部の厚さ方向中央部分に、径方向
に貫通して埋め込まれている。板カム1は硬質合金とさ
れ、その表面硬さは、例えば高炭素鋼やCr、Mo、
V、W等の炭化物生成元素を含む低合金鋼等の硬質合金
の場合では、HRB40〜95程度である。
【0010】図2(a)〜(c)は、板カム1の素材と
なる圧粉体1Aを、成形装置により成形する工程を示し
ている。成形装置は、ダイ10、上下のパンチ11,1
2およびコアロッド13を備えた単軸型である。ダイ1
0の内部には、軸孔2を形成するための丸棒状のコアロ
ッド13が縦方向に移動可能に挿入され、さらに、上下
のパンチ11,12がダイ10とコアロッド13に対し
摺動しながら縦方向に移動可能に挿入されるようになっ
ている。ダイ10、上下のパンチ11,12およびコア
ロッド13により、板カム1の形状に応じたキャビティ
14がダイ10の内部に形成されるようになっている。
【0011】次に、上記成形装置により、圧粉体1Aを
成形する工程を説明する。まず、図2(a)に示すよう
に、キャビティ14内に、埋込部材3を所定部位に埋め
込んだ状態で原料粉末Pを充填する。埋込部材3は、圧
粉体1Aが焼結された板カム1よりも硬度が低く、かつ
好切削性を有する材料が用いられことが好ましい。この
ようなものとしては、低炭素量の引き抜き鉄線を切断し
たもの、純鉄粉または純鉄粉に切削性を向上させるエン
スタイト粉末を0.5重量%程度混合したものの圧縮成
形体等が好適である。後者の圧縮成形体の場合、その表
面硬さは、HRF30〜40程度である。
【0012】次いで、図2(b)に示すように、上パン
チ11を下降させ、かつ下パンチ12を上昇させること
により、原料粉末Pをダイ10およびコアロッド13で
拘束しながら縦方向に所定圧力で圧縮し、圧粉体1Aを
成形する。この後、上パンチ11を上昇させてダイ10
から抜き出してから、図2(c)に示すように、下パン
チ12をダイ10に対し相対的に上昇させ、埋込部材3
が埋め込まれた圧粉体1Aをダイ10から押し出して得
る。
【0013】以上が圧粉体1Aの成形工程であり、次に
この圧粉体1Aを、所定の焼結温度で焼結して焼結品と
する。埋込部材3は、焼結工程を経ることにより焼結品
に焼結接合される。この後、必要に応じ熱処理を施し、
さらにサイジングや機械加工等の仕上げ加工を施して製
品寸法を出し、図1(a)、(b)に示す板カム1を得
る。
【0014】次に、この板カム1を軸孔2に挿入した回
転軸9に結合する方法を説明する。まず、軸孔2に回転
軸9を挿入し、適当な手段で板カム1を所定の結合個所
に保持する。次いで、埋込部材3を回転軸9方向(図1
(b)の矢印F方向)に押圧あるいは打撃し、回転軸9
に対する接触面を圧着させるか、さらにその接触面を回
転軸9に倣って変形させる。これにより、埋込部材3は
キーの役割を果たし、板カム1は回転軸9に一体的に結
合される。
【0015】本実施形態では、板カム1に埋め込んだ埋
込部材3を、板カム1と回転軸9との結合用部材にその
まま流用するので、従来のようにキー溝やネジ孔を後加
工で形成する工程が不要となる。また、埋込部材3によ
る結合方法も、単に埋込部材3を押圧あるいは打撃する
といった簡単な方法である。したがって、板カム1を回
転軸9に結合させるために要する労力や時間が大幅に削
減され、結合作業の容易化が図られる。また、埋込部材
3は板カム1よりも硬度が低いので変形させやすく、結
合が確実になされる。
【0016】図3は、本実施形態の変形例を示してお
り、この場合、板カム1と埋込部材3との接合面が互い
に噛み合う凹凸面に形成されている。この態様によれ
ば、接合面の増大および機械的な拘束力が生じることに
より板カム1に対する埋込部材3の接合力が強固とな
り、埋込部材3の抜けが確実に防止される。なお、埋込
部材3を板カム1と同様に焼結体とし、焼結時における
焼結接合力を増大させて埋込部材3の接合力を高めるこ
ともできる。
【0017】埋込部材3を焼結体とした場合には、次の
ような結合方法を採ることもできる。すなわち、図4に
示すように、埋込部材3の露出面に図示せぬ雄型を矢印
F方向に押し込んでコイニングを施し、これによって形
成された穴3aに見合った分の肉を塑性流動により回転
軸9に圧入させる。この場合、埋込部材3の先端が回転
軸9に食い込むので、結合強度がより向上する。
【0018】(2)第2の実施形態 次に、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施
形態は、上記埋込部材3を結合用部材として流用しない
形態である。すなわち、上記第1の実施形態と同様にし
て埋込部材3が埋め込まれた板カム1を得た後に、図5
に示すように、埋込部材3を切削してネジ孔6に加工す
る。そして、そのネジ孔6に、別に用意した六角穴付き
ネジ7をねじ込み、その先端が回転軸9に圧入される状
態まで締め込む。埋込部材3は、前述したように好切削
性を有する材料でできていることにより、従来のように
板カム1自体を切削するよりも切削しやすく加工能率が
高まり、結果的に結合作業の容易化が図られる。なお、
ネジ孔6は、埋込部材3に形成することが望ましいが、
板カム1の材料の一部も切削加工するようにしてもよ
い。その場合、板カム1の切削量は僅かで済むので、加
工能率を悪化させる影響はほとんどない。
【0019】(3)第3の実施形態 次に、本発明の第3の実施形態を説明する。第3の実施
形態は、上記板カム1への埋込部材の配置ならびに形態
が異なるもので、図6に示すように、その埋込部材8は
キー状のものであって、軸孔2の内周面のカムトップ1
b側に、一方の端面(図6(b)で上面)に露出する状
態で埋め込まれている。埋込部材8は、第1の実施形態
と同様に、板カム1よりも硬度の低い材料でできてい
る。
【0020】本実施形態の板カム1の素材となる圧粉体
は、図2に示した成形装置により同様の工程で成形する
ことができる。図7(a)は、図2(a)の工程に対応
する工程であり、このように埋込部材8を所定部位に配
置して原料粉末P中に埋め込んだ状態から、図7(b)
に示すように、上下のパンチ11,12で原料粉末Pを
圧縮し、圧粉体1Bを成形する。この後、図7(c)に
示すように、下パンチ12をダイ10に対し相対的に上
昇させ、埋込部材8が埋め込まれた圧粉体1Bをダイ1
0から押し出して得る。次にこの圧粉体1Bを、所定の
焼結温度で焼結して焼結品とする。埋込部材8は、焼結
工程を経ることにより焼結品に焼結接合される。この
後、必要に応じ熱処理を施し、さらにサイジングや機械
加工等の仕上げ加工を施して製品寸法を出し、図6
(a)、(b)に示す板カム1を得る。
【0021】次に、この板カム1を軸孔2に挿入した回
転軸9に結合する方法を説明する。まず、軸孔2に回転
軸9を挿入し、適当な手段で板カム1を所定の結合個所
に保持する。次いで、埋込部材8を図6(b)の矢印F
方向に押圧あるいは打撃し、回転軸9に対する接触面を
圧着させるか、さらにその接触面を回転軸9に倣って変
形させる。これにより、埋込部材8はキーの役割を果た
し、板カム1は回転軸9に一体的に結合される。埋込部
材8が焼結体である場合には、図8に示すように、埋込
部材8の露出面に対して矢印F方向にコイニングを施
し、その穴8aに見合った分の肉の膨出により、回転軸
9への圧着の度合いを高めることができる。本実施形態
によれば、上記第1の実施形態と同様に、板カム1に埋
め込んだ埋込部材8を、板カム1と回転軸9との結合用
部材にそのまま流用するので、第1の実施形態と同様の
効果を得ることができる。
【0022】上記第3の実施形態では、埋込部材8を板
カム1の一方の端面に露出する状態で設けているが、両
側の端面に露出するよう軸方向に貫通させ、その埋込部
材8の露出する両端面に押圧、打撃あるいはコイニング
を施して回転軸9と結合させることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め焼結品に焼結接合された状態で埋め込まれた埋込部
材を焼結品と軸部材との結合に利用するので、結合用部
材を装填するための切削加工等を焼結品自体に施す必要
がなくなり、よって、結合作業に要する労力ならびに時
間が削減され、焼結品を軸部材に容易に結合することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る焼結品の、
(a)斜視図、(b)縦断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る焼結品の素材
である圧粉体の成形工程を(a)〜(c)の順に示す縦
断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態の変形例を示す縦断
面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態の別の変形例を示す
縦断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係る焼結品と回転
軸との結合状態を示す縦断面図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態に係る焼結品の、
(a)斜視図、(b)縦断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態に係る焼結品の素材
である圧粉体の成形工程を(a)〜(c)の順に示す縦
断面図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態の変形例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1…板カム(焼結品)、1A,1B…圧粉体、2…軸
孔、3,8…埋込部材、9…回転軸(軸部材)。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸孔を有し、その軸孔に挿入される軸部
    材に結合される焼結品であって、前記軸部材に結合する
    ために利用される埋込部材が、外面から前記軸孔に通じ
    る部位に予め埋め込まれ、かつ当該焼結品に焼結接合さ
    れていることを特徴とする軸孔を有する焼結品。
  2. 【請求項2】 前記埋込部材は、当該焼結品よりも硬度
    が低いか、または好切削性を有する材料からなることを
    特徴とする請求項1に記載の軸孔を有する焼結品。
  3. 【請求項3】 前記埋込部材が焼結体であることを特徴
    とする請求項1または2に記載の軸孔を有する焼結品。
  4. 【請求項4】 当該焼結品と前記埋込部材との接合面が
    互いに噛み合う凹凸面に形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の軸孔を有する焼結
    品。
  5. 【請求項5】 軸孔を有する焼結品を、その外面から軸
    孔に通じる部位に埋め込んだ埋込部材を利用して、軸孔
    に挿入した軸部材に結合する方法であって、 粉末を圧縮して前記焼結品の素材となる圧粉体を成形す
    る際に、前記部位に前記埋込部材を予め埋め込んでお
    き、得られた圧粉体を焼結することにより埋込部材が焼
    結接合された焼結品を得、 次いで、この焼結品の前記軸孔に前記軸部材を挿入して
    所定位置に保持し、 次いで、前記埋込部材を、焼結品が軸部材に結合される
    よう作用させることを特徴とする焼結品と軸部材との結
    合方法。
  6. 【請求項6】 軸孔を有する焼結品を、その外面から軸
    孔に通じる部位に埋め込んだ埋込部材を利用して、軸孔
    に挿入した軸部材に結合する方法であって、 前記埋込部材は、前記焼結品よりも硬度が低いか、また
    は好切削性を有する材料からなり、この埋込部材を、粉
    末を圧縮して前記焼結品の素材となる圧粉体を成形する
    際に、前記部位に予め埋め込んでおき、得られた圧粉体
    を焼結することにより埋込部材が焼結接合された焼結品
    を得、 次いで、前記埋込部材をネジ孔に加工し、 次いで、前記焼結品の前記軸孔に前記軸部材を挿入して
    所定位置に保持し、 次いで、前記ネジ孔にねじ込んだネジを軸部材に締め込
    むことを特徴とする焼結品と軸部材との結合方法。
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