JP3460979B2 - 固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、小型化が可能な信
号電荷の読み出しゲート構造を備えた固体撮像装置の駆
動方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、固体撮像装置には、各画素におけ
る光電変換部を互いに分離するための分離領域と、各光
電変換部に蓄積された電荷を読み出すための読み出し領
域がそれぞれ設けられている。これら領域は感度及び飽
和特性等に関しては無効領域となるが、光電変換部の面
積が十分広い場合は、無効領域による影響は少なく実用
上それほど考慮する必要もなかった。 【0003】一方、近年のように固体撮像装置の小型化
が要求されると、前述の無効領域の面積が受光面積に対
して無視できない割合となり、感度の低下、素子の取り
扱い飽和電荷量の低下という問題が生じてきた。すなわ
ち、固体撮像装置の小型化は受光面積の減少による感度
不足と、画素面積の減少による入射光量取り扱い範囲の
低下を招くことになる。又、現在、1/3インチクラス
のCCD型固体撮像装置においては、信号電荷量取り扱
い範囲が約8bit程度であるため、たとえば、500
0Lxと5Lx程度の被写体が同一画面上に存在した場
合は、どちらかの被写体を犠牲にする必要があったの
で、たとえば、レンズの絞り、あるいは、電子シャッタ
ーを5000Lxに合わせた時には、感度不足により5
Lxの被写体が写らず、反対に、レンズの絞り、あるい
は、電子シャッターを5Lxの被写体に合わせた時に
は、5000Lxの被写体が固体撮像装置の取り扱い電
荷量を超えるような信号電荷量を発生し露光オーバーと
なる、いわゆる逆光あるいは過順光時の撮影に特有の問
題があった。なお、入射光取り扱い範囲をより拡張する
うえでは、1つのフィールド期間中に露光期間の異なる
2種類の画像情報を外部フィールド-メモリ等に読み出
すという手法が考えられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、素子の
小型化に起因する問題として、感度及び飽和特性の向上
に関しては、光電変換部の面積を広くすればよいが、光
電変換部間の領域および光電変換部から信号電荷を読み
出すための読み出しゲートがともに感度及び飽和特性の
向上に対して、それら無効領域がそれぞれ独立して存在
していたため、その無効領域の占める面積の割合が大き
くなり、制限を受けるという問題があった。 【0005】本発明は、前述した素子の小型化に起因す
る2つの問題、 1)素子の感度が低下する問題 2)素子の取り扱い飽和電荷量が低下する問題 を解決するために、無効領域の割合を小さくできる新し
い読み出しゲート構造を備えた固体撮像装置の駆動方法
を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明では、従来、画素
分離部とは別に特別に設けられていた読み出しゲートを
なくし、画素分離部に読み出し機能を兼用させること
で、実際の開口面積の向上による感度向上を図り、さら
に、画素部から転送部への読み出しを完全におこなうた
めに、光電変換部内および読み出しゲート内にポテンシ
ャル勾配を設け、垂直電荷転送手段(Vertical Charge C
oupled Device)に2種類の露光時間の信号電荷量を独立
に、各ラインごとに読み出し/転送させる駆動方法を適
用することにより、例えば外部フィールド-メモリを省
くなど、回路規模が増大することを抑制する。 【0007】請求項1の本発明は、単位画素が、前記単
位画素に入射する電磁波あるいはX線を信号電荷に変換
するために設けられた少なくとも1箇所以上の、第1の
不純物を含む光電変換部と、前記光電変換部にX方向に
おいて隣接し、前記信号電荷をY方向に転送するための
電荷転送手段とを有し、前記Y方向の1次元方向、ある
いはX−Y方向の2次元方向に配列された前記単位画素
において、Y方向に隣合う前記光電変換部同士の境界に
おいて、前記光電変換部同士を分離する分離機能と、前
記光電変換部から前記電荷転送手段へ信号電荷を読み出
す読み出し機能とが兼用された第1の手段を設け、前記
第1の手段は、上部に、少なくとも1枚以上の電極が形
成されており下部に半導体部を有するものであって、前
記第1の手段の半導体部が、前記電荷転送手段に向かう
方向に対して、不純物の濃度分布に勾配を有する固体撮
像装置を駆動する際、あるフィールドにおいて、Y方向
に一つおきに分離機能と読み出し機能とが前記第1手段
によって実現され、次のフィールドにおいて、それら機
能が交替することを特徴とする固体撮像装置の駆動方法
である。 【0008】本発明は、撮像素子の小型化にも関わら
ず、感度向上および入射光量に対する取り扱い電荷量の
向上、また、分離部からの信号電荷読み出しにも関わら
ず光電変換部から残像のない、信号電荷の読み出しを実
現する。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
を用いて説明する。 【0010】また、比較のために従来のCCD型固体撮
像装置の上面図を図46に示す。従来のCCD構造にお
いては、図46に示すように、光電変換部である(Photo
diode)PD;2200と隣接して、信号電荷転送手段で
あるVCCD;2201により構成されており、さら
に、VCCD;2201は4相の駆動パルスが印加され
るべく駆動パルスφV1;2211、駆動パルスφV
2;2212、駆動パルスφV3;2213、駆動パル
スφV4;2214から構成されている。PD;220
0であるフォトダイオードから垂直電送手段であるVC
CD;2201への信号電荷読み出しには、駆動パルス
φV1;2211および駆動パルスφV3;2213に
設けられた読み出しゲート;2204が設定されてい
る。従来のCCD構造においては、CCDサイズの小型
化に伴って画素サイズの垂直方向の繰り返し単位である
Vピッチ:2205が狭まり、読み出しゲート幅;22
06も狭くなるが。この読み出しゲート幅;2206が
狭くなる事によるナローチャネル効果により、PD;2
200であるフォトダイオードからVCCD;2201
への信号電荷読み出しの際に必要となる読み出し電圧と
して高い電圧(たとえば、15V以上)が第1の駆動パ
ルス;2211、第3の駆動パルス;2213に必要と
なる。 【0011】図1は、第1の実施の形態を示したもので
ある。本実施の形態において、単位画素は、1層目ポリ
シリコン;101、1層目ポリシリコン;102、2層
目ポリシリコン;103、2層目ポリシリコン;104
の電極と光電変換部である(Photo Diode)PD;10
5、PD;106から構成される。垂直方向の電荷転送
手段であるVCCD;100の電極となる各ポリシリコ
ンには、駆動パルスφV1;111、駆動パルスφV
2;112、駆動パルスφV3;113、駆動パルスφ
V4;114、駆動パルスφV5;115、駆動パルス
φV6;116、駆動パルスφV7;117、駆動パル
スφV8;118が印加される。また、単位画素;12
0である1画素の中央部には読み出しゲート;107が
設けられている。本実施の形態による構造を用いれば、
VCCD;100の方向の高密度化を必要とする場合、
Vピッチ:109の縮小化にも関わらず、ほぼ一定の読
み出しゲート幅;110を確保することが可能となる。
従って、垂直方向に倍密度を必要とする全画素読み出し
(Progressive Scan)の用途やハイビジョン用の場合、先
に述べたようなナローチャネル効果に起因する、読み出
し電圧の高電圧化を避けることが可能となる。本実施の
形態においては、画素間において垂直分離部;108を
設けることにより、常に、同じPDのペアを所有する
(たとえば、読み出し時においては、駆動パルスφV
7;117に読み出し電圧を印加することで、常にP
D;105とPD;106のペアに蓄積されていた信号
電荷が混合されVCCD;100に読み出される)よう
に単位画素が構成されている。なお、本実施の形態にお
いて、1層目のポリシリコンと2層目のポリシリコンに
おいては互いの構成および役割が逆になろうと問題はな
い。また、印加電圧のパルスの種類も、ここではφV1
よりφV8の8種類について記述したが、φV1とφV
5、φV2とφV6、φV3とφV7、φV4とφV8
をそれぞれに同じ駆動パルスを印加する事により、4種
類以下のパルスを用いても、従来同様の固体撮像装置と
して機能することは言うまでもない。また、本実施の形
態は2層ポリシリコン構成により記述されていが、3層
以上のポリシリコン構成を用いても実施可能であること
もつけ加えておく。また、PD;105とPD;106
は読み出しゲート;107の下の半導体基板内におい
て、つながっていても良いし、つながっていなくとも良
い。 【0012】図2は、第2の実施の形態を示したもので
ある。なお、図2は、図1において、存在していた垂直
分離部;108をなくし、すべて読み出しゲート;20
7、208で構成したものである。本実施の形態は、単
位画素は、1層目ポリシリコン;201、1層目ポリシ
リコン;202、2層目ポリシリコン;203、2層目
ポリシリコン;204の電極と光電変換部であるPD;
205、PD;206から構成される。VCCD;20
0の電極となる各ポリシリコンには、駆動パルスφV
1;211、駆動パルスφV2;212、駆動パルスφ
V3;213、駆動パルスφV4;214、駆動パルス
φV5;215、駆動パルスφV6;216、駆動パル
スφV7;217、駆動パルスφV8;218が印加さ
れる。また、単位画素;223である1画素の中央部に
は読み出しゲート;207が設けられている。本実施の
形態による構造を用いれば、VCCD;200の方向の
高密度化を必要とする場合、Vピッチ:209の縮小化
にも関わらず、ほぼ一定の読み出しゲート幅;210を
確保することが可能となる。従って、先に述べたような
ナローチャネル効果に起因する、読み出し電圧の高電圧
化を避けることが可能となる。本実施の形態において
は、読み出しゲート;207、読み出しゲート;208
を垂直方向において常にPD間に設けることにより、垂
直方向において単位画素;223をPD1個分ずつずら
して固体撮像装置を構成することが可能となる。たとえ
ば、A_フィールドの読み出し時においては、駆動パル
スφV3;213と駆動パルスφV7;217に読み出
し電圧を印加することで、PD;220とPD;221
のペアに蓄積されていた信号電荷およびPD;205と
PD;206のペアに蓄積されていた信号電荷が互いに
独立に混合されVCCD;200に読み出される、また
続くB_フィールドでは駆動パルスφV5;215と駆
動パルスφV1;211に読み出し電圧を印加すること
で、PD;221とPD;205のペアに蓄積されてい
た信号電荷が独立に混合されVCCD;200に読み出
されるという読み出し方法が実現する。 【0013】なお、本実施の形態において、1層目のポ
リシリコンと2層目のポリシリコンにおいて互いの構成
および役割が逆になろうと問題はない。また、印加電圧
のパルスの種類も、ここではφV1よりφV8の8種類
について記述したが、φV1とφV5、φV2とφV
6、φV3とφV7、φV4とφV8をそれぞれに同じ
駆動パルスを印加する事により、4種類以下のパルスを
用いても従来同様、固体撮像装置として機能することは
言うまでもない。また、これに限定されるものでもな
い。また、本実施の形態は2層ポリシリコン構成により
記述されていが、3層ポリシリコンあるいは4層ポリシ
リコン構成を用いても実施可能であることも付け加えて
おく。 【0014】次に図3、4、5を用いて、第3の実施の
形態を示す。 【0015】図3は単位画素の垂直方向の長さを示すV
ピッチ;300の範囲における断面図である。図には、
半導体基板中に設けられた光電変換領域;301である
第1のN層;305、第2のN層;306、第3のN
層;307と、第4のN層;308、第5のN層;30
9および、酸化膜;304を介して読み出しゲートを構
成する1層目ポリシリコン;302と2層目ポリシリコ
ン;303を示す。 【0016】先にも述べたように、第1のN層;30
5、第2のN層;306、第3のN層;307は、光電
変換部を構成するものであり、3回以上に分けたリン等
のN型不純物のイオン注入等を行うことにより形成され
る。第1のN層;305よりも第2のN層;306がN
型不純物濃度が高く、第2のN層;306よりも第3の
N層;307の方がさらにN型不純物濃度が高くなるよ
うに設定されている。第4のN層;308は光電変換領
域;301の半導体基板中で生成された信号電荷をVC
CDを構成している第5のN層309;に読み出すため
の読み出しチャネルを形成するためのものである。 【0017】図4には半導体内部の不純物分布を見やす
くする目的で、半導体表面と平行なX1−X1'の深さ
の切断面を上面より描いた図を示している。先にも述べ
たように、第5のN層;309は垂直方向の電荷転送手
段であるVCCD部を構成するものである。 【0018】図5は、図3、図4で示した単位画素内に
おける信号電荷読み出し時の、ポテンシャル分布を示し
たものである。 【0019】ここでは、1層目ポリシリコン;302に
読み出し用の電圧(例えば15V)を印加した場合の半
導体内部のポテンシャル分布を示している。ここにおい
て、第1のN層;305よりも第2のN層;306の方
がN型不純物濃度が高く、第2のN層;306よりも第
3のN層;307の方がさらにN型不純物濃度が高くな
るように設定されている。図に示すように、単位画素に
おいて、光電変換部周辺領域を形成する第1のN層;3
05の領域から1層目ポリシリコン;302下に形成さ
れた第4のN層;308内に形成される読み出しチャネ
ルに近づくにつれ、半導体内部には、単調なポテンシャ
ル勾配が生じ、矢印で示すように信号電荷;310のド
リフト移動をスムースに行うことを可能としている。 【0020】本説明においては、光電変換領域:301
に対して、第1のN層;305から、第3のN層;30
7までの3種類の注入領域を設定したが、異なる濃度を
もつ不純物濃度分布層が2種類の注入領域から形成され
ても、あるいは、3種類以上であっても、さらに光電変
換部周辺領域において部分的にP型不純物を用いても、
光電変換部周辺領域から読み出しゲートである1層目ポ
リシリコン;302の下に形成された読み出しチャネル
に近づくにつれ、半導体内部に単調なポテンシャル勾配
が生じさせるという機能を発現させる事が可能である事
をつけ加えておく。 【0021】次に図6、7、8を用いて、第4の実施の
形態を示す。 【0022】図6は単位画素の垂直方向の長さを示すV
ピッチ;400の範囲における断面図である。図には、
半導体基板中に設けられた光電変換領域;401である
第1のN層;405と第4のN層;406、第5のN
層;407、酸化膜;404を介して読み出しゲートを
構成する1層目ポリシリコン;402と2層目ポリシリ
コン;403を示す。ここで、2層目ポリシリコン;4
03は、1層目ポリシリコン;402よりも幅が広いた
め、光電変換領域;401において、第1のN層;40
5の上部の1部領域あるいは全領域を覆っている。 【0023】先にも述べたように、第1のN層;405
は光電変換部を構成するものであり、1回のリン等のN
型不純物イオン注入等を行うことにより形成される。第
4のN層;406は光電変換領域;401の半導体基板
中で生成された信号電荷をVCCDを構成している第5
のN層407;に読み出すための読み出しチャネルを形
成する為のものである。 【0024】図7には半導体内部の不純物分布を見やす
くする目的で、半導体表面と平行なX2−X2'の深さ
の切断面を上面より描いた図を示している。先にも述べ
たように、第5のN層;407は垂直方向の電荷転送手
段であるVCCD部を構成するものである。 【0025】図8は、図6、図7で示した単位画素にお
けるの信号電荷読み出し時の、ポテンシャル分布を示し
たものである。 【0026】ここでは、1層目ポリシリコン;402に
読み出し用の電圧(例えば15V)を印加し、さらに、
2層目ポリシリコン;403にも1層目ポリシリコン;
402に印加するものと同じ、もしくは、少し低い電圧
(例えば13V)を印加した場合の半導体内部のポテン
シャル分布を示している。ここで、2層目ポリシリコ
ン;403は、光電変換領域;401において、第1の
N層;405の上部の少なくとも1部領域を覆ってい
る。図に示すように、単位画素において、光電変換部周
辺領域を形成する第1のN層;405の領域から1層目
ポリシリコン;402下に形成された第4のN層;40
6内に形成される読み出しチャネルに近づくにつれ、半
導体内部には、単調なポテンシャル勾配が生じ、矢印で
示すように信号電荷;408のドリフト移動をスムース
に行うことを可能としている。 【0027】本説明においては、光電変換領域:401
に対して、第1のN層;405から、第4のN層;40
6までの4種類の注入領域を設定したが、注入領域が2
種類以上の濃度をもつ同種の不純物層によって形成され
ても、さらに光電変換部周辺領域において部分的にP型
不純物を用いても、光電変換部周辺領域から読み出しゲ
ートである1層目ポリシリコン;402の下に形成され
た読み出しチャネルに近づくにつれ、半導体内部に単調
なポテンシャル勾配が生じさせるという機能を発現させ
る事が可能であることをつけ加えておく。 【0028】次に、図9、10、11、12を用いて第
5の実施の形態を示す。 【0029】図9には単位画素のほぼ中央部において垂
直転送手段と平行な線で基板深さ方向に切断した場合の
断面図を示す。Vピッチ;500は単位画素の長さを示
している。また、図には、光電変換領域;501と酸化
膜;504を介した読み出しゲートの1層目ポリシリコ
ン;502と2層目ポリシリコン;503を示してい
る。 【0030】図10には半導体内部の不純物分布を見や
すくするため、半導体表面と平行なX3−X3'の深さ
の位置において切断面を上面より描いた図を示してい
る。ここで、第5のN層;507は垂直方向の電荷転送
手段であるVCCD部を構成するものである。第4のN
層;506は光電変換領域;501の半導体基板中で生
成された信号電荷をVCCDを構成している第5のN
層;507に読み出すための読み出しチャネルを形成す
る。図には、第1のN層;505、1層目ポリシリコ
ン;502の下に形成された第4のN層;506と1層
目ポリシリコン:501の下に形成された3角形の注入
形状を有するP層:508が示されている。3角形の注
入形状をもつP層:508は、その後の熱拡散工程によ
り、垂直転送手段であるVCCDの転送路を形成する第
5のN層:507に向かうにつれてN層の不純物濃度が
高くなるようになるため、(後述するように、例えば1
層目ポリシリコン;502の電極に読み出し電圧+15
Vを印加した場合)読み出し時におけるポテンシャル電
位も単調に高くなり、読み出しチャネルから垂直転送手
段へのドリフト移動を短時間に行うことが可能となる。 【0031】図11は、単位画素のほぼ半分を鳥瞰図に
て示したものである。 【0032】図12は、図9、図10で示した画素構造
において、1層目ポリシリコン;502に読み出し用の
電圧(例えば、1層目ポリシリコン;502の電極に読
み出し電圧+15Vを印加した)場合の半導体内部のポ
テンシャル分布を示している。このとき、光電変換部周
辺領域である第1のN層;505の領域から1層目ポリ
シリコン;502下に形成された第4のN層;506内
に形成される読み出しチャネルに移動した信号電荷は、
チャネル内の不純物濃度勾配に基づいて生じたチャネル
内部の単調なポテンシャル勾配により、矢印方向にドリ
フト電界を用いて移動する。 【0033】本説明においては、P層;508はボロン
等のP型不純物イオン注入等の注入形状を3角形に想定
しているが、注入形状としてはVCCDの転送路に相当
する第5のN層;507に近づくにつれ注入領域の幅を
狭める形状であれば扇型でも台形でも1層目ポリシリコ
ン;502の下に形成された読み出しチャネル内部に単
調なポテンシャル勾配が生じさせるという機能を発現で
きると言うことを強調しておく。次に図13、14、1
5、16、を用いて第6の実施の形態を示す。 【0034】図13には単位画素のほぼ中央部において
垂直転送手段と平行な線で基板深さ方向に切断した場合
の断面図を示す。Vピッチ;600は単位画素の長さを
示している。また、図には、光電変換領域;601と酸
化膜;604を介した読み出しゲートの1層目ポリシリ
コン;602と2層目ポリシリコン;603を示してい
る。 【0035】図14には半導体内部の不純物分布を見や
すくするため、半導体表面と平行なX4−X4'の深さ
の位置において切断面を上面より描いた図を示してい
る。ここで、第5のN層;607は垂直方向の電荷転送
手段であるVCCD部を構成するものである。第4のN
層;606は光電変換領域である第1のN層;605の
半導体基板中で生成された信号電荷をVCCDを構成し
ている第5のN層;607に読み出すための読み出しチ
ャネルを形成する。図には、第1のN層;605、1層
目ポリシリコン;602の下に形成されたP層;608
と1層目ポリシリコン:602の下に形成された3角形
の注入形状を有する第4のN層:606が示されてい
る。3角形の注入形状を有する第4のN層:606は、
その後の熱拡散工程により、垂直転送手段であるVCC
Dの転送路を形成する第5のN層:607に向かうにつ
れてN層の不純物濃度が高くなるようになるため、(後
述するように、例えば1層目ポリシリコン;602の電
極に読み出し電圧+15Vを印加した場合)読み出し時
におけるポテンシャル電位も単調に高くなり、読み出し
ゲートである1層目ポリシリコン:602から垂直転送
手段へのドリフト移動を短時間に行うことが可能とな
る。 【0036】図15は、単位画素のほぼ半分を鳥瞰図に
て示したものである。 【0037】図16は、図13、14で示した画素構造
において、1層目ポリシリコン;602に読み出し用の
電圧(例えば、1層目ポリシリコン;602の電極に読
み出し電圧+15Vを印加した)場合の半導体内部のポ
テンシャル分布を示している。このとき、光電変換部周
辺領域である第1のN層;605の領域から1層目ポリ
シリコン;602下に形成された3角形の注入形状を有
する第4のN層;606内に形成される読み出しチャネ
ルに移動した信号電荷は、チャネル内の不純物濃度勾配
に基づいて生じたチャネル内部の単調なポテンシャル勾
配により、矢印方向にドリフト電界を用いて移動する。 【0038】本説明においては、第4のN層;606は
リン等のN型不純物イオン注入等の注入形状を3角形に
想定しているが、注入形状としてはVCCDの転送路に
相当する第5のN層;607に近づくにつれ注入領域の
幅を広げる形状であれば逆扇型でも逆台形型でも良く、
1層目ポリシリコン;602の下に形成された読み出し
チャネル内部に単調なポテンシャル勾配が生じさせると
いう機能を発現できるということを強調しておく。 【0039】次に図17、18、19、20を用いて、
第7の実施の形態を示す。 【0040】図17には単位画素のほぼ中央部において
垂直転送手段と平行な線で基板深さ方向に切断した場合
の断面図を示す。Vピッチ;700は単位画素の長さを
示している。また、図には、光電変換領域;701と酸
化膜;704を介した読み出しゲートの1層目ポリシリ
コン;702と2層目ポリシリコン;703を示してい
る。 【0041】図18には半導体内部の不純物分布を見や
すくするため、半導体表面と平行なX5−X5'の深さ
の位置において切断面を上面より描いた図を示してい
る。ここで、第5のN層;707は垂直方向の電荷転送
手段であるVCCD部を構成するものである。第4のN
層;706および第7のN層;709は光電変換領域で
ある第1のN層;705の半導体基板中で生成された信
号電荷をVCCDを構成している第5のN層;707に
読み出すための読み出しチャネルを形成する。図には、
第1のN層;705、P層;708、第4のN層;70
6、第7のN層;709が示されている。第4のN層:
706よりも、第7のN層の方の不純物濃度が高くなる
ようイオン注入等に代表される不純物注入を行うため、
(後述するように、例えば1層目ポリシリコン;702
の電極に読み出し電圧+15Vを印加した場合)読み出
し時におけるポテンシャル電位も単調に高くなり、読み
出しゲートである1層目ポリシリコン:702から垂直
転送手段へのドリフト移動を短時間に行うことが可能と
なる。 【0042】図19は、単位画そのほぼ半分を鳥瞰図に
て示したものである。 【0043】図20は、図17、18で示した画素構造
において、1層目ポリシリコン;702に読み出し用の
電圧(例えば、1層目ポリシリコン;702の電極に読
み出し電圧+15Vを印加した)場合の半導体内部のポ
テンシャル分布を示している。このとき、光電変換部周
辺領域である第1のN層;705の領域から1層目ポリ
シリコン;702下に形成された第4のN層;706お
よび第7のN層;709に内に形成される読み出しチャ
ネルに移動した信号電荷は、チャネル内の不純物濃度勾
配に基づいて生じたチャネル内部の単調なポテンシャル
勾配により、矢印方向にドリフト電界を用いて移動す
る。 【0044】本説明においては、第4のN層;706お
よび第7のN層;709という2種類のN型不純物イオ
ン注入層を想定しているが、さらに多い種類の不純物イ
オン注入層を1層目ポリシリコン;702の下に形成す
る事によっても、N型に次第に濃くなるように注入する
ことにより、読み出しチャネル内部に単調なポテンシャ
ル勾配を生じさせるという機能を発現できると言うこと
を強調しておく。 【0045】次に図21、22、23、24を用いて第
8の実施の形態を示す。 【0046】図21には単位画素のほぼ中央部において
垂直転送手段と平行な線で基板深さ方向に切断した場合
の断面図を示す。Vピッチ;800は単位画素の長さを
示している。また、図には、光電変換領域;801と酸
化膜;804を介した読み出しゲートの1層目ポリシリ
コン;802と2層目ポリシリコン;803を示してい
る。 【0047】図22には半導体内部の不純物分布を見や
すくするため、半導体表面と平行な1層目ポリシリコン
の位置における切断面を上面より描いた図を示してい
る。ここで、第5のN層;807は垂直方向の電荷転送
手段であるVCCD部を構成するものである。第4のN
層;806は光電変換領域である第1のN層;805の
半導体基板中で生成された信号電荷をVCCDを構成し
ている第5のN層;807に読み出すための読み出しチ
ャネルを形成する。図には、第1のN層;805、第4
のN層;806および1層目ポリシリコン;802が示
されている。1層目ポリシリコン802はVCCDであ
る第5のN層に近づくにつれ、幅が広くなるような台形
あるいはくさび形に相当する形状を有しているため、
(後述するように、例えば1層目ポリシリコン;802
の電極に読み出し電圧+15Vを印加した場合)ナロー
チャネル効果により、第5のN層;807に向けて、そ
の読み出し時におけるポテンシャル電位も単調に高くな
り、読み出しゲートである1層目ポリシリコン:802
から垂直転送手段へのドリフト移動を短時間に行うこと
が可能となる。 【0048】図23は、単位画素のほぼ半分を鳥瞰図に
て示したものである。 【0049】図24は、図21、22で示した画素構造
において、1層目ポリシリコン;802に読み出し用の
電圧(例えば、1層目ポリシリコン;802の電極に読
み出し電圧+15Vを印加した)場合の半導体内部のポ
テンシャル分布を示している。このとき、光電変換部周
辺領域である第1のN層;805の領域から1層目ポリ
シリコン;802下に形成された第4のN層;806内
に形成される読み出しチャネルに移動した信号電荷は、
1層目ポリシリコンの形状が生み出すナローチャネル効
果により生じたチャネル内部の単調なポテンシャル勾配
により、矢印方向にドリフト電界を用いて移動する。 【0050】次に図25、26を用いて第9の実施の形
態を示す。 【0051】図25、26は図9、10、11、12に
示した素子構造を単位画素を採用して、図1に示した配
置関係を実現した2次元固体撮像装置の一例を示したも
のである。 【0052】図25に2次元アレイ化された固体撮像装
置の上面図を示す。中の構造が見やすいように、右下に
向かって素子の1部をえぐって描いている。構成要素は
1層目ポリシリコン;901、2層目ポリシリコン;9
02、光電変換部であるPD(Photodiode);903、
(例えば、1層目ポリシリコンと2層目ポリシリコンの
ゲートにより形成される)読み出しゲート;904、読
み出しゲート下の半導体中に形成される(ここではN層
の)読み出しチャネル;905、信号電荷が水平方向に
隣接する単位画素のVCCDに誤って流入することを防
ぐためのP層;906、VCCDの転送チャネル領域を
規定するためのP層;907、矢印の方向に信号電荷を
転送するためのVCCD;908である。単位画素;9
00は一点鎖線で示した領域で示される。この、2次元
アレイ化された固体撮像装置を駆動するためには、駆動
パルスφV1;911、駆動パルスφV2;912、駆
動パルスφV3;913、駆動パルスφV4;914、
駆動パルスφV5;915、駆動パルスφV6;91
6、駆動パルスφV7;917、駆動パルスφV8;9
18の合計8相の駆動パルスが採用されている。 【0053】図26に2次元アレイ化された固体撮像装
置の鳥瞰図を示す。中の構造が見やすいように図面の下
方向に向かって1部をえぐって描いている。本実施の形
態においては、先にも述べたように、読み出しゲート構
造は図9、10、11、12にて示したものを採用した
が、図13〜16、図17〜20、図21〜24に示し
た画素構造を用いることも可能なことは言うまでもな
い。 【0054】次に、図27、28、29、図30を用い
て第10の実施の形態を示す。 【0055】図27、28、29に信号電荷転送図を、
図30にタイミングチャートを示し、光電変換部のVC
CDおける8相電極構造を有する固体撮像装置の信号電
荷読み出し/転送動作の一例を示す。 【0056】図27は、図25、26で示した8相電極
構造を有する固体撮像装置をNTSC準拠の走査モード
にて読み出し/転送動作を行う際のタイムチャートを表
した図である。図では、横軸に時間、縦軸にA−フィー
ルド期間;1001およびB−フィールド期間;100
5に入射した光に対して光電変換され蓄積された信号電
荷量Qsig;1000を示している。ここで、A−フ
ィールド期間;1001における信号電荷の読み出し時
刻であるTAF1;1003とB−フィールド期間;1
005における信号電荷の読み出し時刻であるTBF
1;1007は、各フィールドにおいてV−ブランク期
間にはいった直後に設定されているものとして説明をす
すめるが、本発明は読み出し時刻を特にこれに限定する
ものではない事を強調しておく。 【0057】図28に2画素混合を行う読み出し/転送
動作の1例を示す。左端には各画素が有するVCCDの
転送電極に印加される8相の駆動パルス(駆動パルスφ
V1;1021、駆動パルスφV2;1022、駆動パ
ルスφV3;1023、駆動パルスφV4;1024、
駆動パルスφV5;1025、駆動パルスφV6;10
26、駆動パルスφV7;1027、駆動パルスφV
8;1028)を示し、TAF1;1003の読み出し
動作から開始される信号電荷パケットを用いた一連の信
号電荷転送動作の流れを時間を追って(ここでは1クロ
ック毎に)、TAF16;1004の時刻まで模式的に
描いている。 【0058】図28において、黒塗りの四角は信号電荷
読み出し;1014、斜線の四角は信号電荷パケット;
1015、白抜きの四角はバリア;1016を示す。左
側に示したA−フィールド;1001ではTAF1;1
003の読み出し動作から3クロック後に、画素;10
10と画素;1011、画素;1012と画素;101
3をそれぞれ混合し、図28の右側に示したB−フィー
ルド;1005では、画素;1011と画素;1012
を混合、画素;1010は図には記入していないが、も
う一つ上の画素と、画素;1013はもう一つ下の画素
と混合する動作が実行される。 【0059】B−フィールド;1005においても同様
の動作が繰り返される。 【0060】図29に、図28において、2画素混合さ
れてから信号電荷パケットが最小となる、TAF5;1
030およびTAF7;1031時のパケット構成を示
す。1画相当のVCCD長;1040と1041は、図
に示されているようにVCCD電極;1042をそれぞ
れに4つ有している。本実施の形態においては、8相駆
動を用いているため、2画素単位(合計8つのVCCD
電極を所有)の電極をそれぞれ独立に駆動可能である。
結果、信号電荷転送中におけるひとまとまりの信号電荷
パケット;1015は6つとなる。一方、図47に示し
たように、従来の転送方法においては、1画素相当のV
CCD;2220、1画素相当のVCCD;2221が
有するVCCD電極;2222の数は合計4つである。
その信号電荷転送時において、隣接する信号電荷パケッ
トとの混合を避けるためには、電荷転送中におけるバリ
ア;2223に最低限、電極2つ分が必要となることを
鑑みると、信号電荷転送中におけるひとまとまりの信号
電荷パケット;2224は2つとなる。ここで、1画素
に割り振られたVCCD面積をSとすると、従来CCD
においては、1/2Sが信号電荷転送用として確保可能
となる。この点、本発明においては、1画素相当のVC
CD長を従来のものと同じと仮定すれば、6/8Sが信
号電荷転送用として用いられることとなる。結果、信号
電荷パケットを形成するための電極面積に換算して、従
来比1.5倍の面積拡大が実現可能となり、結果、転送
可能な信号電荷量も向上する。 【0061】図30には、この電荷転送を可能とするた
めの、8相駆動パルス群(駆動パルスφV1;102
1、駆動パルスφV2;1022、駆動パルスφV3;
1023、駆動パルスφV4;1024、駆動パルスφ
V5;1025、駆動パルスφV6;1026、駆動パ
ルスφV7;1027、駆動パルスφV8;1028)
のタイミングチャートをそれぞれA−フィールド、B−
フィールドにおいて、TAF1;1003からTAF1
6;1004までと、TBF1;1007からTBF
1;1008までの期間、図示している。ここで、V
H;1100、VM;1101、VL;1102の電圧
には例えば、15V、0V、−8Vが供給されることを
想定しているが、このような3値電圧および2値電圧に
限定されずとも図28の信号電荷転送が実現可能である
ことをつけ加えておく。 【0062】次に、図31、32と図33を用いて第1
1の実施の形態を示す。 【0063】図31は、図25、26で示した。8相電
極構造を有する固体撮像装置をNTSC準拠の走査モー
ドにて読み出し/転送動作を行う際、各フィールドにお
いて蓄積時間が長、短の2回以上の撮像を行うためのタ
イムチャートの1例を表した図である。本実施の形態に
おける目的は、外部フレームメモリを用いずに任意フレ
ーム期間中に長短2種類の蓄積時間が設定可能な場合、
長時間露光により低い照度をもつ被写体を撮像し、短時
間露光により高い照度をもつ被写体を撮像し、露光時間
と独立に取り出した信号電荷量から被写体の入射光量を
推定可能とする点にある。 【0064】図32には、図31のタイムチャートに準
じて2画素混合を行う読み出し/転送動作の1例を示
す。左端には、固体撮像装置の偶数行、奇数行を代表す
る各画素(画素;1230、画素;1231、画素;1
232、画素;1233)と各画素が有するVCCDの
転送電極とそれぞれに印加される8相の駆動パルス(駆
動パルスφV1;1241、駆動パルスφV2;124
2、駆動パルスφV3;1243、駆動パルスφV4;
1244、駆動パルスφV5;1245、駆動パルスφ
V6;1246、駆動パルスφV7;1247、駆動パ
ルスφV8;1248)を模式的に示している。また、
TAF1;1203の読み出し動作から開始される信号
電荷パケットを用いた一連の信号電荷転送動作の流れを
時間を追って(ここでは1クロック毎に)、TAF2
7;1205より3クロック後まで描いている。 【0065】ここで、図31の上側に示したチャートに
は、横軸に時間、縦軸にA−フィールド期間;120
1、B−フィールド期間;1206のそれぞれに入射し
た光に対して画素;1230に代表される任意の奇数行
の単位画素において光電変換され蓄積された信号電荷量
Qsig;1200の時間変化を示す。また、図31の
下側のチャートには、次の偶数行に位置する画素;12
31において光電変換され蓄積された信号電荷量Qsi
g;1219の時間変化を示している。以下、便宜上、
A−フィールド期間;1201における信号電荷の読み
出し時刻であるTAF1;1203およびB−フィール
ド期間;1206における信号電荷の読み出し時刻であ
るTBF1;1208は、各フィールドのV−ブランク
期間直後に設定するものとして説明をすすめるが、本発
明は各読み出し時刻を特にV−ブランク期間直後に限定
するものではない事を強調しておく。 【0066】画素;1230では、TAF1;1203
にて第1の露光期間A;1211の読み出しを行った
後、同じA−フィールド期間中にもう一度、TAF1
4;1204にて第2の露光期間A;1212の読み出
しを行う。さらに、この画素;1230ではTAF1
4;1204での読み出しが終わった直後からB−フィ
ールドのTBF14;1209で読み出すための第1の
露光期間B;1213の信号電荷蓄積が始まる。ここ
で、第1の露光期間B;1213はTBF1;1208
からΔT;1217だけ遅れたTBF14;1209の
タイミングにて読み出されるため、第1の露光期間A;
1211よりも2ΔTだけ露光期間が長くなる。 【0067】一方、画素;1231では、TAF14;
1204にて第1の露光期間A;1211の読み出しを
行った後、同じA−フィールド期間中にもう一度、TA
F27;1205にて第2の露光期間A;1221の読
み出しを行う。さらに、この画素;1231ではTAF
27;1205での読み出しが終わった直後からB−フ
ィールドのTBF1;1208で読み出すための第1の
露光期間B;1222の信号電荷蓄積が始まる。ここ
で、第1の露光期間B;1222はTBF1;1208
のタイミングにて読み出されるため、第1の露光期間
A;1211よりも2ΔTだけ露光期間が短くなる。結
果、第1の露光期間B;1213と第1の露光期間A;
1220、第1の露光期間A;1211と第1の露光期
間B;1222、では露光時間が同じであるが、第1の
露光期間A;1211と第1の露光期間B;1213と
では互いに2ΔTだけ露光時間が異なる結果となる。 【0068】このことは、ΔTが第1の露光期間A;1
211に比べて無視できる程度に短い場合は、問題とな
らないが、無視できない程度に大きい場合、双方の時間
比で変換するための演算処理を通じて、仮想的に露光期
間を揃える必要がある。 【0069】ここで、第2の露光時間A;1212、第
2の露光時間B;1214、第2の露光時間A;122
1、第2の露光時間B;1223はそれぞれ、同じΔT
の露光時間を有するように設定されている。 【0070】図32の図を用いて説明を行う。ここで、
黒塗りの四角は信号電荷読み出し;1234、斜線の四
角は信号電荷パケット;1235、白抜きの四角はバリ
ア;1236を示す。 【0071】画素;1230の第1の露光期間A;12
11に得られた信号電荷はTAF1;1203の時刻で
垂直方向の電荷転送手段であるVCCDに読み出され、
この信号は、画素;1231の位置までVCCD中を転
送され、TAF14;1204の時刻において、画素;
1231の第1の露光期間A;1220に得られた信号
電荷が読み出された時点で、VCCD内で加算混合され
る。 【0072】一方、画素;1230の第2の露光期間
A;1212に得られた信号電荷はTAF14;120
4の時刻で垂直方向の電荷転送手段であるVCCDに読
み出され、この信号は、画素;1231の位置までVC
CD中を転送され、TAF27;1205の時刻におい
て、画素;1231の第2の露光期間A;1221に得
られた信号電荷が読み出された時点で、VCCD内で加
算混合される。 【0073】B−フィールド;1206においても、同
様な動作が繰り返される。これにより、A−フィール
ド、B−フィールドのそれぞれにおいて、第2の露光期
間を揃えることが可能となる。 【0074】ここでは、第1の露光期間および第2の露
光期間において得られた信号電荷に対する信号電荷パケ
ットをともに2個づつに設定したが、特にこの個数に限
定するものではなく、1個と3個でも良いし、3個と1
個でも良いことをつけ加えておく。また、ΔT;121
5、ΔT;1216、ΔT;1217、ΔT;1218
は図32においては、基準クロック換算で13クロック
分にて記述されているが、転送を行わずにあるいは逆方
向の転送を部分的に用いることにより13クロック以上
に可変とする用い方も十分可能である事を強調してお
く。 【0075】図33には、この電荷転送を可能とするた
めの、8相駆動パルス群(駆動パルスφV1;124
1、駆動パルスφV2;1242、駆動パルスφV3;
1243、駆動パルスφV4;1244、駆動パルスφ
V5;1245、駆動パルスφV6;1246、駆動パ
ルスφV7;1247、駆動パルスφV8;1248)
のタイミングチャートをそれぞれA−フィールド、B−
フィールドにおいて、TAF1;1203からTAF2
7;1205から3クロック後までと、TBF1;12
08からTBF27;1210から3クロック後までの
期間、図示している。ここで、VH;1300、VM;
1301、VL;1302の電圧には例えば、15V、
0V、−8Vが供給されることを想定しているが、この
ように限定された3値電圧ならずとも、図32の信号電
荷転送が実現可能であることをつけ加えておく。 【0076】また、A−フィールドにおける第1の露光
期間A;1211、1220と、V−ブランク;120
2期間中の第2の露光期間A;1212、1221は、
前者が水平走査線数に換算して約240本であり後者は
約20本なので、実行可能な露光時間比は約8%以下と
なる。 【0077】次に、図34、35と図36を用いて第1
2の実施の形態を示す。 【0078】図34は、図31、32において、第1の
露光期間A;1411と第1の露光期間B;1413を
A−フィールドおよびB−フィールドにおいて、それぞ
れ揃えるための駆動方法を示したものである。本実施の
形態における目的は、外部フレームメモリを用いずに任
意フレーム期間中に長短2種類の蓄積時間が設定可能な
場合、長時間露光により低い照度をもつ被写体を撮像
し、短時間露光により高い照度をもつ被写体を撮像し、
露光時間と独立に取り出した信号電荷量から被写体の入
射光量を推定可能とするために、A−フィールド期間中
の長短2種類の露光期間とB−フィールド期間中の長短
2種類の露光期間をそれぞれ揃えることにより、後の信
号処理を行いやすくする点にある。また、図35には、
図34に示したタイムチャートに準じて2画素混合を行
う読み出し/転送動作の1例を示す。左端には、固体撮
像装置の偶数行、奇数行を代表する各画素(画素;14
30、画素;1431、画素;1432、画素;143
3)と各画素が有するVCCDの転送電極とそれぞれに
印加される8相の駆動パルス(駆動パルスφV1;14
41、駆動パルスφV2;1442、駆動パルスφV
3;1443、駆動パルスφV4;1444、駆動パル
スφV5;1445、駆動パルスφV6;1446、駆
動パルスφV7;1447、駆動パルスφV8;144
8)を模式的に示している。ここでは、TAF1;14
03の読み出し動作から開始される信号電荷パケットを
用いた一連の信号電荷転送動作の流れを時間を追って
(ここでは1クロック毎に)、TAF27;1405よ
り3クロック後まで描いている。 【0079】ここで、図34の上側に示したチャートに
は、横軸に時間、縦軸にA−フィールド期間;140
1、B−フィールド期間;1406のそれぞれの期間中
に入射した光に対して画素;1430に代表される任意
の奇数行の単位画素において光電変換され蓄積された信
号電荷量Qsig;1400の時間変化を示す。また、
図34の下側のチャートには、次の偶数行に位置する画
素;1431において光電変換され蓄積された信号電荷
量Qsig;1419の時間変化を示している。以下、
便宜上、A−フィールド期間;1401における信号電
荷の読み出し時刻であるTAF1;1403およびB−
フィールド期間;1406における信号電荷の読み出し
時刻であるTBF1;1408は、各フィールドのV−
ブランク期間直後に設定するものとして説明をすすめる
が、本発明は各読み出し時刻を特にV−ブランク期間直
後に限定するものではない事を強調しておく。 【0080】画素;1430では、TAF1;1403
にて第1の露光期間A;1411の読み出しを行った
後、同じA−フィールド期間中にもう一度、TAF1
4;1404にて第2の露光期間A;1412の読み出
しを行う。さらに、この画素;1430ではTAF1
4;1404での読み出しが終わった直後からB−フィ
ールドのTBF1;1408で読み出すための第1の露
光期間B;1413の信号電荷蓄積が始まる。ここで、
第1の露光期間B;1413はTBF1;1408のタ
イミングにて読み出されるため、第1の露光期間A;1
411と同じ露光期間を得る事が可能となる。 【0081】一方、画素;1431では、TAF14;
1404にて第1の露光期間A;1411の読み出しを
行った後、同じA−フィールド期間中にもう一度、TA
F27;1405にて第2の露光期間A;1421の読
み出しを行う。さらに、この画素;1431ではTAF
27;1405での読み出しが終わった直後からB−フ
ィールドのTBF14;1409で読み出すための第1
の露光期間B;1422の信号電荷蓄積が始まる。ここ
で、第1の露光期間B;1422はTBF14;140
9のタイミングにて読み出されるため、第1の露光期間
A;1411と同じ露光期間を得ることが可能となる。
結果、第1の露光期間B;1413と第1の露光期間
A;1420と第1の露光期間A;1411と第1の露
光期間B;1422の4つはすべて露光時間が等しくな
る。 【0082】さらにここでは、第2の露光時間A;14
12、第2の露光時間B;1414、第2の露光時間
A;1421、第2の露光時間B;1423の4つはそ
れぞれ、同じΔTの露光時間を有するように設定されて
いる。 【0083】図35の図を用いて説明を行う。ここで、
黒塗りの四角は信号電荷読み出し;1434、斜線の四
角は信号電荷パケット;1435、白抜きの四角はバリ
ア;1436を示す。 【0084】A−フィールド;1401において、画
素;1432の第1の露光期間A;1411に得られた
信号電荷はTAF1;1403の時刻で垂直方向の電荷
転送手段であるVCCDに読み出され、この信号は、画
素;1431の位置までVCCD中を逆方向に転送され
る。そして、TAF14;1404の時刻で、画素;1
431から第1の露光期間A;1420に得られた信号
電荷が読み出された時、両者の信号電荷はVCCD内で
加算混合される。 【0085】一方、画素;1432の第2の露光期間
A;1412に得られた信号電荷はTAF14;140
4の時刻で垂直方向の電荷転送手段であるVCCDに読
み出され、この信号は、画素;1431の位置までVC
CD中を逆方向に転送される。そして、TAF27;1
405の時刻で、画素;1431から第2の露光期間
A;1421に得られた信号電荷が読み出された時、両
者の信号電荷はVCCD内で加算混合され、こののち、
順方向に転送される。 【0086】B−フィールド;1406においても、同
様に、画素;1430の第1の露光期間B;1413に
得られた信号電荷はTBF1;1408の時刻で垂直方
向の電荷転送手段であるVCCDに読み出され、この信
号は、画素;1431の位置までVCCD中を順方向に
転送される。そして、TBF14;1409の時刻で、
画素;1431から第1の露光期間B;1422に得ら
れた信号電荷が読み出された時、両者の信号電荷はVC
CD内で加算混合される。 【0087】一方、画素;1430の第2の露光期間
B;1414に得られた信号電荷はTBF14;140
9の時刻で垂直方向の電荷転送手段であるVCCDに読
み出され、この信号は、画素;1431の位置までVC
CD中を順方向に転送される。そして、TBF27;1
410の時刻で、画素;1431から第2の露光期間
B;1423に得られた信号電荷が読み出された時、両
者の信号電荷はVCCD内で加算混合される。B−フィ
ールドでVCCDに読み出された信号電荷は、この後、
TBF43;1425まで逆方向に転送され、そこか
ら、順方向の転送が開始される。以下、各フィールド毎
に同様な動作が繰り返される。 【0088】これにより、A−フィールド、B−フィー
ルドのそれぞれにおいて、TAF1;1403からTA
F43;1424の43クロック期間とTBF1;14
08からTBF43;1425までの43クロック期間
において、読み出しおよび読み出し行の順序の時間的な
位置合わせが行われ、第1の露光期間と第2の露光期間
をすべて等しく揃えることが可能となる。 【0089】ここでは、第1の露光期間および第2の露
光期間において得られた信号電荷に対する信号電荷パケ
ットをともに2個づつに設定したが、特にこの個数に限
定するものではなく、1個と3個でも良いし、3個と1
個でも良い事をつけ加えておく。また、ΔT;141
5、ΔT;1416、ΔT;1417、ΔT;1418
は図35においては、基準クロック換算で13クロック
分にて記述されているが、転送を行わずにあるいは逆方
向の転送を部分的に用いることにより13クロックに限
定しなくとも十分可能である事を強調しておく。また、
順方向転送にはいるタイミングをTAF43;1424
とTBF43;1425で最初の読み出しから基準クロ
ック換算で43クロック目としたが、43クロックに限
定しなくとも実現可能であるのは言うまでもない。 【0090】図36には、この電荷転送を可能とするた
めの、8相駆動パルス群(駆動パルスφV1;144
1、駆動パルスφV2;1442、駆動パルスφV3;
1443、駆動パルスφV4;1444、駆動パルスφ
V5;1445、駆動パルスφV6;1446、駆動パ
ルスφV7;1447、駆動パルスφV8;1448)
のタイミングチャートをそれぞれA−フィールド、B−
フィールドにおいて、TAF1;1403からTAF2
7;1405から3クロック後までと、TBF1;14
08からTBF27;1410から3クロック後までの
期間、図示している。ここで、VH;1500、VM;
1501、VL;1502の電圧には例えば、15V、
0V、−8Vが供給されることを想定しているが、この
ように限定された3値電圧ならずとも、図35の信号電
荷転送が実現可能であることをつけ加えておく。 【0091】次に図37、38を用いて第13の実施の
形態を示す。 【0092】図37、38図は図9、10、11、12
に示した素子構造を単位画素を採用して、図2に示した
配置関係を実現した2次元固体撮像装置の一例を示した
ものである。各NDを混合読み出しする際に、A−フィ
ールドでは、印加電圧(例えば0V)によって分離部と
して用いていた読み出しゲートをB−フィールドでは、
印加電圧(例えば15V)を設定することによって、隣
接する2つの光電変換部における信号電荷を混合して読
み出すための読み出しゲートとして用いることにより、
垂直解像度の向上を図るようにしたものである。 【0093】図37に2次元アレイ化された固体撮像装
置の上面図を示す。中の構造が見やすいように、右下に
向かって素子の1部をえぐって描いている。構成要素は
1層目ポリシリコン;1601、2層目ポリシリコン;
1602、PD;1620、PD;1621、PD;1
622、PD;1623、PD;1624、PD;16
25、PD;1626、(1層目ポリシリコンと2層目
ポリシリコンのゲートにより形成される)読み出しゲー
ト;1604、読み出しゲート下の半導体中に形成され
る(ここではN層の)読み出しチャネル;1605、信
号電荷が水平方向に隣接する単位画素のVCCDに誤っ
て流入することを防ぐためのP層;1606、VCCD
の転送チャネル領域を規定するためのP層;1607、
矢印の方向に信号電荷を転送するためのVCCD;16
08である。単位画素;1600は一点鎖線で示した領
域で示している。この、2次元アレイ化された固体撮像
装置を駆動するためには、駆動パルスφV1;161
1、駆動パルスφV2;1612、駆動パルスφV3;
1613、駆動パルスφV4;1614、駆動パルスφ
V5;1615、駆動パルスφV6;1616、駆動パ
ルスφV7;1617、駆動パルスφV8;1618の
合計8相の駆動パルスが採用されている。 【0094】図38に2次元アレイ化された固体撮像装
置の鳥瞰図を示す。中の構造が見やすいように図面の下
方向に向かって1部をえぐって描いている。本実施の形
態においては、先にも述べたように、読み出しゲート構
造は図9、10、11、12にて示したものを採用した
が、図13〜16、図17〜20、図21〜24に示し
た画素構造を用いることも可能なことは言うまでもな
い。 【0095】次に、図39、40、図41を用いて第1
4の実施の形態を示す。 【0096】図39、40に信号電荷転送図を、図41
にタイミングチャートを示し、画素部においてVCCD
が8相電極構造を有する固体撮像装置の信号電荷読み出
し/転送動作の一例を示す。 【0097】図39は、図37、38で示した8相電極
構造を有する固体撮像装置をNTSC準拠の走査モード
にて読み出し/転送動作を行う際のタイムチャートを表
した図である。図では、横軸に時間、縦軸にA−フィー
ルド期間;1701およびB−フィールド期間;170
5に入射した光に対して光電変換され蓄積された信号電
荷量Qsig;1700を示している。ここで、A−フ
ィールド期間;1701における信号電荷の読み出し時
刻であるTAF1;1703とB−フィールド期間;1
705における信号電荷の読み出し時刻であるTBF
1;1707は、各フィールドにおいてV−ブランク期
間にはいった直後に設定されているものとして説明をす
すめるが、本発明は読み出し時刻を特にこれに限定する
ものではない事を強調しておく。 【0098】図40に2画素混合を行う読み出し/転送
動作の1例を示す。左端には各画素が有するVCCDの
転送電極に印加される8相の駆動パルス(φV1;17
11、φV2;1712、φV3;1713、φV4;
1714、φV5;1715、φV6;1716、φV
7;1717、φV8;1718)を示し、TAF1;
1703の読み出し動作から開始される信号電荷パケッ
トを用いた一連の信号電荷転送動作の流れを時間を追っ
て(ここでは1クロック毎に)、TAF21;1704
の時刻まで模式的に描いている。 【0099】図40において、黒塗りの四角は信号電荷
読み出し;1720、斜線の四角は信号電荷パケット;
1721、白抜きの四角はバリア;1722を示す。左
側に示したA−フィールド;1701ではTAF1;1
703の読み出し動作時において、PD;1620とP
D;1621、PD;1622とPD;1623の信号
電荷をそれぞれ混合し、図40の右側に示したB−フィ
ールド;1705では、PD;1621とPD;162
2、PD;1623とPD;1624の信号電荷をそれ
ぞれ混合する動作が実行される。 【0100】図41には、この画素内における信号電荷
の混合、以降の電荷転送を可能とするための、8相駆動
パルス群(φV1;1711、φV2;1712、φV
3;1713、φV4;1714、φV5;1715、
φV6;1716、φV7;1717、φV8;171
8)のタイミングチャートをそれぞれA−フィールド、
B−フィールドにおいて、TAF1;1703からTA
F16;1704までと、TBF1;1707からTB
F16;1708までの期間、図示している。ここで、
VH;1800、VM;1801、VL;1802の電
圧には例えば、15V、0V、−8Vが供給されること
を想定しているが、このような3値電圧および2値電圧
に限定されずとも図40に示した信号電荷転送が実現可
能であることをつけ加えておく。 【0101】次に、図42、43、図44を用いて第1
5の実施の形態を示す。 【0102】図42、43に信号電荷転送図を、図44
にタイミングチャートを示し、画素部のVCCDが8相
電極構造を有する固体撮像装置の信号電荷読み出し/転
送動作の一例を示す。 【0103】図42は、図37、38で示した8相電極
構造を有する固体撮像装置をNTSC準拠の走査モード
にて読み出し/転送動作を行う際のタイムチャートを表
した図である。図の上側には、PD;1960に代表さ
れる奇数行に位置する光電変換部に蓄積される信号電荷
量Qsig;1900の時間変化を、下側には、PD;
1961に代表される偶数行に位置する光電変換部に蓄
積される信号電荷量Qsig;1901の時間変化を示
す。ここで、横軸に時間、縦軸にはA−フィールド期
間;1902およびB−フィールド期間;1904にそ
れぞれのPDにおいて光電変換され蓄積された信号電荷
量を示す。まず、各フィールドのはじめの部分である、
TBFE;1906からTAFS;1908までのΔT
−shut;1907の期間および、TAFE;191
3からTBFS;1915までのΔT−shut;19
14の期間、公知の(VOD;Vertical Overflow Drain)構
造を用いた基板方向への信号電荷掃き出し動作期間、電
子シャッター期間A;1920、電子シャッター期間
A;1930、電子シャッター期間B;1924、電子
シャッター期間B;1934を設け、PDに蓄積されて
いた信号電荷を一斉に基板方向に掃き出す。 【0104】続く、第1の露光期間A;1921、第1
の露光期間A;1931、第1の露光期間B;192
5、第1の露光期間B;1935における信号電荷はT
AF1;1910およびTBF1;1917の時刻にお
いて読み出される。この蓄積期間は図において、ΔT−
st;1909およびΔT−st;1916で示され
る。また、第2の露光期間A;1932と第2の露光期
間B;1926において蓄積された信号電荷はTAF
9;1911およびTBF9;1918の時刻において
読み出される。棄却期間A;1923、棄却期間A;1
933、棄却期間B;1927、棄却期間B;1937
において蓄積された信号電荷は上述の電子シャッター動
作によって基板方向に掃き出される。ここで、A−フィ
ールド期間;1902における信号電荷の読み出し時刻
であるTAF1;1910とB−フィールド期間;19
04における信号電荷の読み出し時刻であるTBF1;
1917は、各フィールドにおいてV−ブランク期間に
はいった直後に設定されているものとして説明をすすめ
るが、本発明は読み出し時刻を特にこれに限定するもの
ではない事を強調しておく。 【0105】図42で述べた一連の動作を、図43を用
いてより詳しく説明する。 【0106】図43に、2画素混合を行う読み出し/転
送動作の1例を示す。 【0107】左端には各画素が有するVCCDの転送電
極に印加される8相の駆動パルス(φV1;1951、
φV2;1952、φV3;1953、φV4;195
4、φV5;1955、φV6;1956、φV7;1
957、φV8;1958)を示し、TAF1;191
0の読み出し動作から開始される信号電荷パケットを用
いた一連の信号電荷転送動作の流れを時間を追って(こ
こでは1クロック毎に)、16クロック後の時刻まで描
いている。 【0108】図43において、黒塗りの四角は信号電荷
読み出し;1967、斜線の四角は信号電荷パケット;
1968、白抜きの四角はバリア;1969を示す。左
側に示したA−フィールド;1902ではTAF1;1
910の読み出し動作時において、4つの連続するPD
が1組となって同時に読み出される。例えば、PD;1
960とPD;1961とPD;1962とPD;19
63が1つの単位となって同時に読み出されることにな
る。続くTAF9;1911の読み出し動作時において
は2つおきに2つの連続するPDが1組となって同時に
読み出される。例えば、PD;1961、PD;196
2が1つの単位となって同時に読み出される。このと
き、読み出されなかったPD;1960、PD;196
3の信号電荷はB−フィールド期間;1904のはじめ
に行われる電子シャッター動作により基板方向に掃き出
される。 【0109】右側に示したB−フィールド;1904で
はTBF1;1917の読み出し動作時において、4つ
の連続するPDが1組となって同時に読み出される。例
えば、PD;1962とPD;1963とPD;196
4とPD;1965が1つの単位となって同時に読み出
されることになる。続くTBF9;1918の読み出し
動作時においては2つおきに2つの連続するPDが1組
となって同時に読み出される。例えば、PD;196
3、PD;1964が1つの単位となって同時に読み出
される。このとき、読み出されなかったPD;196
1、PD;1962の信号電荷はB−フィールド期間;
1904のはじめに行われる電子シャッター動作により
基板方向に掃き出される。 【0110】図44には、この画素内における信号電荷
の混合、以降の電荷転送を可能とするための、8相駆動
パルス群(φV1;1951、φV2;1952、φV
3;1953、φV4;1954、φV5;1955、
φV6;1956、φV7;1957、φV8;195
8)のタイミングチャートをそれぞれA−フィールド、
B−フィールドにおいて、TAF1;1910から16
クロック後までとTBF1;1917から16クロック
後までの期間、図示している。ここで、VH;200
0、VM;2001、VL;2002の電圧には例え
ば、15V、0V、−8Vが供給されることを想定して
いるが、このような3値電圧および2値電圧に限定され
ずとも図43に示した信号電荷転送が実現可能であるこ
とをつけ加えておく。 【0111】本実施の形態において強調しておきたいこ
とは、本実施の形態の素子構造と駆動方法を用いること
により、第1の露光期間における蓄積電荷の読み出し
と、第2の露光期間における蓄積電荷の読み出しを、そ
れぞれ、時間的に同時に行なうことが可能となることで
ある。 【0112】さらに、第2の露光期間A;1932と第
2の露光期間B;1926に相当するΔT;1940と
ΔT;1942の双方の期間を変更可能なので、A−フ
ィールドおよびB−フィールドにおけるΔT−shu
t;1907とΔT−shut;1914を変更しなが
ら、第2の露光期間A;1932と第2の露光期間B;
1926に相当するΔT;1940とΔT;1942の
双方の期間を変更することもできる。さらに、ここで
は、A−フィールドにおいて、ΔT−shut;190
7を調整することで、第1の露光期間A;1921と1
931に相当するΔT−st;1909の期間だけを独
立に変更し、第2の露光期間A;1932は一定にして
おくという使い方も可能であるし、また、第1の露光期
間A;1921と1931に相当するΔT−st;19
09と第2の露光期間A;1932に相当するΔT;1
940の比を一定に保ちながら、ΔT−stとΔTの合
計の露光期間を調整することも可能である。どちらの用
い方に対しても、B−フィールドにおいても同等の取り
扱いが実施可能であることは言うまでもない。 【0113】また、本実施の形態における電子シャッタ
ー期間A;1920、1930および電子シャッター期
間B;1924、1935を図31、図34、図39で
代表される実施の形態において実施することが可能であ
ることは言うまでもないことである。なお、本実施の形
態を用いて画像入力装置を構成した場合、メカニカルな
絞り機構の一掃が可能となり、低消費電力と耐衝撃性に
優れた携帯TV電話、車載カメラ、人工義眼、内視鏡、
電子スチルカメラ、パソコンへの画像入力端末等への応
用が可能となることはいうまでもない。 【0114】次に、図45を用いて第16の実施の形態
を示す。 【0115】図45に本実施の形態による図27〜図4
4図記載の駆動方法を採用することが可能な、図25、
26および図37、38に代表される固体撮像装置;2
100および第1の露光期間A;1211、1220、
1411、1420、1921、1931、第2の露光
期間A;1212、1221、1412、1421、1
932、第1の露光期間B;1213、1222、14
13、1422、1925、1935、第2の露光期間
B;1214、1223、1414、1423、192
6等の露光期間を設定するためのカウンタ/タイマー
部;2101を示す。以上に代表されるそれぞれの露光
期間をを設定するためのカウント値あるいはタイマー値
をタイマー出力線;2103を通じて、信号出力線;2
104を通じて転送された映像信号を処理あるいは記録
を行うための外部機器;2102に渡すことにより、カ
ウント値あるいはタイマー値を利用して、入射光強度を
逆推定する等、映像信号処理に関わる後段での演算処理
を容易に行うことが可能となる。なお、本実施の形態を
用いて画像入力装置を構成した場合、メカニカルな絞り
機構の一掃が可能となり、低消費電力と耐衝撃性に優れ
た携帯TV電話、車載カメラ、人工義眼、内視鏡、電子
スチルカメラ、パソコンへの画像入力端末等への応用が
可能となることはいうまでもない。 【0116】 【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、信号電荷の転送が容易となり、高照度側に取り扱い
光量範囲が拡張する為、本発明がもたらす実用的な効果
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態における固体撮像装置の
上面図である。 【図2】本発明の一実施の形態における固体撮像装置上
面図である。 【図3】本発明の一実施の形態の垂直方向における単位
画素断面図である。 【図4】図3のX1−X1'の深さにおける単位画素断
面図である。 【図5】本発明の一実施の形態の単位画素のポテンシャ
ル分布図である。 【図6】本発明の一実施の形態の垂直方向における単位
画素断面図である。 【図7】図6のX2−X2'の深さにおける単位画素断
面図である。 【図8】本発明の一実施の形態の単位画素のポテンシャ
ル分布図である。 【図9】本発明の一実施の形態の垂直方向における単位
画素断面図である。 【図10】図9のX3−X3'の深さにおける単位画素
断面図である。 【図11】本発明の一実施の形態の単位画素の斜視図で
ある。 【図12】本発明の一実施の形態の単位画素のポテンシ
ャル分布図である。 【図13】本発明の一実施の形態の垂直方向における単
位画素断面図である。 【図14】図13のX4−X4'の深さにおける単位画
素断面図である。 【図15】本発明の一実施の形態の単位画素の斜視図で
ある。 【図16】本発明の一実施の形態の単位画素のポテンシ
ャル分布図である。 【図17】本発明の一実施の形態の垂直方向における単
位画素断面図である。 【図18】図17のX5−X5'の深さにおける単位画
素断面図である。 【図19】本発明の一実施の形態の単位画素の斜視図で
ある。 【図20】本発明の一実施の形態の単位画素のポテンシ
ャル分布図である。 【図21】本発明の一実施の形態の垂直方向における単
位画素断面図である。 【図22】図21のX6−X6'の深さにおける単位画
素断面図である。 【図23】本発明の一実施の形態の単位画素の斜視図で
ある。 【図24】本発明の一実施の形態の単位画素のポテンシ
ャル分布図である。 【図25】本発明の一実施の形態における固体撮像装置
上面図である。 【図26】本発明の一実施の形態における固体撮像装置
斜視図である。 【図27】本発明の一実施の形態の蓄積信号電荷の時間
変化 【図28】本発明の一実施の形態の信号電荷転送チャー
トである。 【図29】本発明の一実施の形態の電荷パケット図であ
る。 【図30】本発明の一実施の形態のタイミングチャート
である。 【図31】本発明の一実施の形態の蓄積信号電荷の時間
変化 【図32】本発明の一実施の形態の信号電荷転送チャー
トである。 【図33】本発明の一実施の形態のタイミングチャート
である。 【図34】本発明の一実施の形態の蓄積信号電荷の時間
変化を示す図である。 【図35】本発明の一実施の形態の信号電荷転送チャー
トである。 【図36】本発明の一実施の形態のタイミングチャート
である。 【図37】本発明の一実施の形態における固体撮像装置
の上面図である。 【図38】本発明の一実施の形態における固体撮像装置
の斜視図である。 【図39】本発明の一実施の形態の蓄積信号電荷の時間
変化を示す図である。 【図40】本発明の一実施の形態の信号電荷転送チャー
トである。 【図41】本発明の一実施の形態のタイミングチャート
である。 【図42】本発明の一実施の形態の蓄積信号電荷の時間
変化を示す図である。 【図43】本発明の一実施の形態の信号電荷転送チャー
トである。 【図44】本発明の一実施の形態のタイミングチャート
である。 【図45】本発明の一実施の形態における固体撮像装置
の構成図である。 【図46】本発明の一実施の形態における固体撮像装置
の上面図である。 【図47】本発明の一実施の形態の電荷パケット図であ
る。 【符号の説明】 (Photo Diode)PD;2200、105、106、205、206、220、221、90
3、1603、1620、1621、1622、 1623、1624、1625、1626、1960、1961、1962、1963、1964、1965、
1966 Vピッチ:2205、109、209、300、400、500、600、700、800 VCCD;2201、100、200、908、1608 読み出しゲート;904、2204、107、207、208、1604 読み出しチャネル;905、1605 読み出しゲート幅;2206、110、210 1層目ポリシリコン;101、102、201、202、302、402、502、60
2、702、802、901、1601、2202 2層目ポリシリコン;103、104、203、204、303、403、503、60
3、703、803、902、1602、2203 駆動パルスφV1;2211、111、211、911、1021、1241、1441、
1611、1711、1951 駆動パルスφV2;2212、112、212、912、1022、1242、1442、
1612、1712、1952 駆動パルスφV3;2213、113、213、913、1023、1243、1443、
1613、1713、1953 駆動パルスφV4;2214、114、214、914、1024、1244、1444、
1614、1714、1954 駆動パルスφV5;115、215、915、1025、1245、1445、1615、
1715、1955 駆動パルスφV6;116、216、916、1026、1246、1446、1616、
1716、1956 駆動パルスφV7;117、217、917、1027、1247、1447、1617、
1717、1957 駆動パルスφV8;118、218、918、1028、1248、1448、1618、
1718、1958 単位画素;120、223、900、1010、1011、1012、1013、1230、123
1、1232、1233、1430、1431、1432、1433、1600 1画相当のVCCD長;1040、1041、2220、2221 酸化膜;304、404、504、604、704、804 垂直分離部;108 光電変換領域;301、401、502、601、701、801 第1のN層;305、405、505、605、705、805 第2のN層;306 第3のN層;307 第4のN層;308、406、506、606、706、806 第5のN層;309、407、507、607、707、807 第7のN層;709 信号電荷;310、408、509、609、710、810 P層:508、608、708、906、907、1606 、1607 信号電荷量Qsig;1000、1200、1219、1400、1419、1700、
1900、1901 信号電荷読み出し;1014、1234、1434、1720、1967 信号電荷パケット;1015、2224、1235、1435、1721、1968 バリア;1016、2223、1236、1436、1722、1969 VCCD電極;1042、2222 A−フィールド期間;1001、1201、1401、1701、1902 B−フィールド期間;1005、1206、1406、1705、1904 TAF1;1003、1203、1403、1703、1910 TAF5;1030 TAF7;1031 TAF9;1911 TAF14;1404 TAF16;1004、1704 TAF27;1205、1405 TAF43;1424 TBF1;1007、1208、1408、1707、1917 TBF9;1918 TBF14;1209、1409 TBF16;1708 TBF27;1210、1410 TBF43;1425 TBFE;1906 TAFS;1908 TAFE;1913 TBFS;1915 VH;1100、1300、1500、1800、2000 VM;1101、1301、1501、1801、2001 VL;1102、1302、1502、1802、2002 ΔT;1215、1216、1217、1218、1415、1416、1417、1418、194
0、1942 第1の露光期間A;1211、1220、1411、1420、1921、1931 第1の露光期間B;1213、1222、1413、1422、1925、1935 第2の露光時間A;1212、1221、1412、1421、1932 第2の露光時間B;1214、1223、1414、1423、1926 棄却期間A;1923、1933 棄却期間B;1927、1937 ΔT−shut;1907、1914 ΔT−st;1909、1916 電子シャッター期間A;1920、1930 電子シャッター期間B;1924、1934 固体撮像装置;2100 カウンタ/タイマー部;2101 外部機器;2102 タイマー値出力線;2103 信号出力線;2104
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 隆男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松田 祐二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−37869(JP,A) 特開 平7−15672(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/30 - 5/335 H01L 27/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】単位画素が、前記単位画素に入射する電磁
    波あるいはX線を信号電荷に変換するために設けられた
    少なくとも1箇所以上の、第1の不純物を含む光電変換
    部と、前記光電変換部にX方向において隣接し、前記信
    号電荷をY方向に転送するための電荷転送手段とを有
    し、 前記Y方向の1次元方向、あるいはX−Y方向の2次元
    方向に配列された前記単位画素において、Y方向に隣合
    う前記光電変換部同士の境界において、前記光電変換部
    同士を分離する分離機能と、前記光電変換部から前記電
    荷転送手段へ信号電荷を読み出す読み出し機能とが兼用
    された第1の手段を設け、 前記第1の手段は、上部に、少なくとも1枚以上の電極
    が形成されており下部に半導体部を有するものであっ
    て、前記第1の手段の半導体部が、前記電荷転送手段に
    向かう方向に対して、不純物の濃度分布に勾配を有する
    固体撮像装置を駆動する際、 あるフィールドにおいて、Y方向に一つおきに分離機能
    と読み出し機能とが前記第1手段によって実現され、次
    のフィールドにおいて、それら機能が交替することを特
    徴とする固体撮像装置の駆動方法。
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