JP3460881B2 - 衝撃内圧試験装置 - Google Patents

衝撃内圧試験装置

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JP3460881B2 JP03473995A JP3473995A JP3460881B2 JP 3460881 B2 JP3460881 B2 JP 3460881B2 JP 03473995 A JP03473995 A JP 03473995A JP 3473995 A JP3473995 A JP 3473995A JP 3460881 B2 JP3460881 B2 JP 3460881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒体等の衝撃内圧に対
する疲労特性等を評価するために用いられる衝撃内圧試
験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】砲身などのように、内部で衝撃的な圧力
を受ける部材では、静的な機械強度だけでなく、衝撃的
な内部応力に対する特性の評価も必要となる。このため
試験体用の部材の筒穴内に衝撃的な高圧力を試験的に加
え、これに伴う部材の特性変化などを測定することによ
って、衝撃内圧に対する評価を行う試験方法が提案され
ている。この試験方法では、試験体の筒穴に密封状態で
ピストンを挿入し、また他部に開口部がある場合にはこ
れを塞いでおく。一方、高圧を発生させる試験装置とし
て、低圧油圧ユニットと増圧機を組合わせたものを用意
し、この装置に設けたハンマで前記ピストンを筒穴方向
に打ちつけ、ピストンを筒穴内で瞬時に移動させること
によって試験体の筒穴に衝撃的な内圧を加えている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
の試験装置は高圧発生装置が必須になるため、その構造
上価格が高く、加えて、衝撃的圧力をくり返し発生させ
る場合には非常に複雑な構造が必要になり一層高価なも
のになるという問題がある。本発明は、上記事情を背景
としてなされたものであり、簡単な構造で構成されてお
り、しかも、試験体に的確に衝撃内圧を加えて特性評価
を行うことができ、さらには繰り返し試験も容易に行う
ことができる衝撃内圧試験装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のうち第1の発明は、試験体の筒穴内面に衝
撃圧を加えて試験体の特性評価を行う衝撃内圧試験装置
であって、前記試験体を筒穴が縦方向に沿って位置する
ように固定する試験体固定装置と、筒穴内に密封状態で
挿入される衝撃用ピストンと、該衝撃用ピストンに連結
され、その上部が試験体上に突出するピストン棒と、該
ピストン棒の上方に位置する落重と、前記落重を保持し
て所定高さ位置に上昇させるとともに落重の保持を解い
て自重で落下させる落重揚げ装置とを有することを特徴
とする。
【0005】第2の発明の衝撃内圧試験装置は、第1の
発明において、ピストン棒に打ち当たって反動で上昇し
た落重を保持する落重再落下防止装置を有することを特
徴とする。
【0006】第3の発明の衝撃内圧試験装置は、第1ま
たは第2の発明において、落重揚げ装置が、落重の揚げ
方向に沿って配置された周回移送装置と、該移送装置の
周回路に回転可能に取り付けられ、一端が落重側に突出
した落重保持片と、該落重保持片の下方側への回転を所
定の高さ位置迄阻止する回転阻止部材とからなることを
特徴とする。
【0007】本発明で対象とする試験体は、構造上筒穴
を有し、この筒穴を密閉して圧力を加えることができる
ものであればよく、使用用途などが特に限定されるもの
でもない。なお、試験体の筒穴に衝撃圧力を伝える圧力
媒体としては、代表的には空気が挙げられるが、本発明
としてはこれに限定されるものではなく、試験体の種別
などを考慮して、他のガス媒体や油等の液体媒体を用い
ることもできる。
【0008】さらに、試験体固定装置は、落重が落下し
て試験体に衝撃が加えられた際に、試験体が定位置を維
持して衝撃圧が筒穴内に良好に伝えられるように試験体
を強固に固定できるものが望ましい。この装置は、試験
時に試験体を一時的に固定できるものであってもよい。
上記試験体に挿入される衝撃用ピストンは、落重による
衝撃が効率よく内圧として伝わるように、筒穴との間で
良好な密封性を有し、かつ円滑な滑動を確保する必要が
あるが、本発明としては、その密封構造が特に限定され
るものではない。このピストンに連結されるピストン棒
は、ピストンと一体成形されているものでもよく、また
別部材を連結等したものであってもよい。さらに、ピス
トン棒の上端側は、落重との衝突を考慮した形状に成形
したり、他部材を固定した構成にすることも可能であ
る。
【0009】上記ピストン棒の上方(真上や斜め上方)
に配置される落重は、ピストンに加えたい衝撃に対応し
た重量を有しており、必要に応じてこの重量を調整でき
るように構成するのが望ましく、例えば、脱着式の重り
を設けたり、重さの異なる落重に取り替えることによっ
て重量の調整を行うことができる。また、落重を上昇さ
せる高さ位置を調整可能としておくことによっても衝撃
力を容易に変更することも可能となる。
【0010】次に、落重揚げ装置は、落重をチャックし
たり下支えしたりすることによってこれを保持し、適当
な駆動手段で所定の高さ位置まで上昇させ、その後、保
持を解いてピストン棒へと落下させる。この落下に際し
ては、落重をガイドなどに沿って落下させるのが望まし
く、これにより落下時の落重の安定性を増すことができ
る。また、落重は、自由落下によって真下に落下させる
他に、傾斜板や前記したガイド等に沿って斜め下方に落
下させることも可能である。
【0011】
【作用】すなわち本発明によれば、所望の重さの落重を
所定の高さ位置から落下させることにより、所望の衝撃
力で落重がピストン棒に打ち当たる。その結果、ピスト
ンが瞬時に下降し、所望の圧力を試験体の筒穴内に発生
させることができ、簡単な構造の試験装置で、試験体に
的確な衝撃内圧を加えることができる。しかも、衝撃圧
力の変更は、落重の重量変更や落下高さの変更によって
容易かつ正確に行うことができる。さらに、衝撃圧力の
発生は、落重の上昇、落下という簡便な動作で行うこと
ができ、繰り返し試験を行う場合にも、装置の複雑化、
高価格化を招くことなく、簡便に繰り返し試験を行うこ
とが可能である。
【0012】また、第2の発明によれば、衝撃の反動で
上昇した落重が再落下してピストン棒に打ち当たるのを
防止する。このような手段を講じない場合には、落重が
反動で何度も上昇、落下して試験体に衝撃を加えること
になり、正確な試験の遂行を妨げることになる。したが
って上記構成によって試験の正確性を確保することがで
きる さらに、第3の発明によれば、簡易な装置構造によって
落重の上昇、落下を行わせることができ、また繰り返し
試験も容易に行うことができる。この場合、複数設けた
落重保持片同士の間隔や周回路の周回速度の調整によっ
て試験間隔を容易に調整することができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の一実施例の試験装置を添付
図面に基づいて説明する。試験装置は全体構成が、装置
台1上に門型に支柱を組み付け固定した構成からなり、
装置台1の中央部には、試験体固定装置2が設置されて
いる。装置台1上の両側の縦支柱下方部は、奥行き方向
(図1基準)に所定距離を隔てた2枚の下部板材3a,
3aを平行に配置し上端に水平板を固定した構成からな
り、縦支柱上方部は、上記水平板の上端に、横方向に所
定距離を隔てた2枚の上部板材3b,3bを平行に配置
固定した構成からなり、上部板材3b,3b間には、補
強用の水平板が固定されている。そして両側の縦支柱の
上端(上部板材3bの上端)間には、横支柱4が架設さ
れており、横支柱4の上部には、奥行き方向に所定距離
を隔てた2枚の取付板5,5が複数の縦固定板を介して
固定されている。
【0014】これら取付板5,5間には、両側位置に、
それぞれスプロケット6,6が軸止されており、一方、
縦支柱の下部板材3a,3a間にも同様に、スプロケッ
ト7,7が軸止されている。これらスプロケットでは、
縦方向に沿って位置するスプロケット6、7間に、周回
路としてチェーン8が掛け渡されている。また、上記ス
プロケット6,6の軸部には、それぞれ駆動用スプロケ
ット9,9が固定されており、取付板5の中央部に軸止
されたスプロケット10、10との間にチェーン11、
11が掛け渡されている。また上記スプロケット10,
10の軸部12a,12bにはそれぞれギヤ13,13
が固定されており、ギヤ13とギヤ13とは噛合してい
る。さらに、軸部12aには、カップリング14を介し
て可変速のモータ15の作動軸が連結されており、モー
タ15は、取付板5に固定されている。これらモータ1
5からスプロケット7に至る駆動機構によって周回移送
装置が構成されており、この周回移送装置と後述する落
重支持装置35で落重揚げ装置が構成されている。な
お、モータ15の速度調整によってチェーン8は、6〜
60秒/サイクルで周回できるように構成されている。
【0015】次に、縦支柱の内側であって試験体固定装
置2の両側には、ガイド棒取付台20、20が設置され
ており、該取付台20と前記横支柱4間には、落重ガイ
ド棒21,21が縦方向に配置固定されている。この落
重ガイド棒21,21には、略直方体形状の落重22が
上下に移動可能に取り付けられている。この落重22の
下面中央部には、凸状の打撃部22aが形成されてお
り、一方、上部中央には重り収納部23として凹部が形
成され、該重り収納部23に、複数の重り24が着脱可
能に取り付けられており、重さ調整が可能となっている
(150〜240kg)。また、落重22の両側壁に
は、奥行き方向に所定の間隔を有する係止用突片25,
25がそれぞれ形成されており、該突片25,25間に
は、係止ピン26が固定されている。さらに落重の正面
および背面壁の下方部両側にそれぞれ、保持用突片2
7,27が設けられている。
【0016】また、ガイド棒取付台20,20の前方側
および背面側には、それぞれ中心側に向けてシリンダ3
0,30が配置されており、シリンダ30のロッド先端
には弾性材収納ボックス31が取り付けられている。弾
性材収納ボックス31は、ガイド棒取付台20上に摺動
可能に配置されており、弾性材32が上部に突出するよ
うに収納されている。なお、シリンダ30のロッドは、
待機状態では弾性材収納ボックス31および弾性材32
が落重の保持用突片27に干渉しないように収縮してい
る。上記したシリンダ30と弾性材収納ボックス31と
弾性材32とによって落重再落下防止装置が構成されて
いる。
【0017】次に、チェーン8,8の外周側にはへ字形
状を有する落重支持片35が軸止されている。該落重支
持片35は、右方側のチェーン8に軸止されたもので説
明すると、右片側端部にロール35aが軸止され、左片
側上面には、前述した落重22の係止ピン26が収まる
ピン係止凹部35bが形成されている。なお、落重支持
片35は、その屈曲部が中央から右方側に偏った位置に
あり、該屈曲部において上記チェーン8に軸止されてい
る。このため、落重支持片35は、拘束がない状態では
左片部が下側に位置して縦状になる。一方、左方側のチ
ェーン8に軸止された落重支持片35は上記とは対称形
状となっている。
【0018】また、両側の縦支柱には、それぞれ試験体
固定装置側の側面に、チェーン8と所定間隔を隔てた回
転阻止部材36が配置されており、該回転阻止部材36
は、スプロケット7の上端部からスプロケット6の下方
の所定高さに至る長さを有しており、その上部側で長さ
調整が可能となっている(100mmピッチ、全長1.
0〜1.5m)。なお、上記したチェーン8との間隔
は、落重支持片35のローラ35aが回転阻止部材36
に当接した状態で落重支持片35の他方側が水平になる
ように設定されている。なお、この実施例では、落重支
持片35の端部にローラ35aを軸止したが、これに限
定されるものではなく、ころ軸受け等を設けたり摺動面
としたものでもよく、要は回転阻止部材に対し滑動可能
であればよい。
【0019】次に、前述した試験体固定装置の詳細を図
4に基づいて説明する。試験体固定装置2は、台座40
上に下筒体40aと上筒体40bとが連結された構成か
らなり、下筒体40aの下部には下ピストン41が収納
されている。上記上筒体40aおよび下筒体40bの筒
穴は連続しており、この筒穴内に試験体42が収納され
ている。試験体42の下部からは下ピストン41の一部
が密封状態で挿入されており、下ピストン41の上面に
中子43が設置されている。一方、試験体42の上部か
らは、衝撃用ピストン45が密封状態で挿入されてお
り、該試験体固定装置2の上面はフランジ46で固定さ
れている。上記衝撃用ピストン45にはピストン棒45
aが固定されており、このピストン棒45aは試験体固
定装置2上に突出している。
【0020】次にこの装置の使用例について説明する。
チェーン8の停止位置を調整して、落重支持片35を回
転阻止部材36に当接させておく。これにより落重支持
片35は回転阻止部材36で支持されて回転が阻止され
ており、他片側が水平に維持される。この他片側のピン
係止凹部35bには落重22の係止ピン26が収まり、
落重22を保持している。なお、落重22は、重り24
の装着を調整(数、重さ)することによって所定の重さ
に調整してある。 一方、試験体固定装置2には、筒状
の試験体42が収納され、上部に衝撃用ピストン45が
挿入されて落重22の下方に位置している。
【0021】次いで、 モータ15を所定の回転速度で
回転させると、軸部12aが回転し、さらにギヤ13,
13の噛合により軸部12bも同期して回転する。これ
に連れて両スプロケット10が回転し、それぞれチェー
ン11を介して駆動用スプロケット9、スプロケット
6、チェーン8、スプロケット7が回転する。上記チェ
ーン8の回転によって落重支持片35は上昇し、これに
連れて落重22が上昇する。
【0022】落重22が所定の高さ位置にまで達する
と、回転阻止部材36の上端に達し、落重支持片35の
ローラ35aと回転阻止部材36とが離接し、落重支持
片35は自重および落重22の重みによって他片側が下
方、ローラ側が上方となるように回転し、落重22の保
持が解かれる。その結果、落重22は、ガイド棒21に
沿いながら自重で落下し、遂にはその下面の打撃部22
aがピストン棒45aに打ち当たり、これに連結してい
る衝撃用ピストン45は瞬時に下降する。試験体42の
筒穴内では、この衝撃用ピストン45の下降によって内
部空気が圧縮され、筒穴内面に衝撃圧が発生し、試験体
42の内面に衝撃圧が加えられる。
【0023】また、圧縮された空気は、その後、弾性力
によって急激に体積を戻し、衝撃用ピストン45および
落重22を勢いよく上昇させる。落重22が所定高さ以
上に上昇すると、シリンダ30が作動し、弾性材収納ボ
ックス31を押し出して、弾性材32を落重22の保持
用突片27の直下に位置させる。圧縮空気の弾性力で上
昇した落重22は再度自重で落下するが、保持用突片2
7が弾性材32に当たることにより再上昇、再落下はす
るもののそれ以上の落下は阻止され、ピストン棒45a
との接触は防止される。これにより試験目的以外で試験
体内部に圧力がかかるのを防止することができる。上記
したシリンダ30の動作は、タイマで制御することがで
き、また落重の移動に伴ってリミットスイッチやセンサ
を用いて制御することもできる。
【0024】試験体42に対し、引き続き衝撃圧を加え
る場合には、モータ15の作動によってチェーン8を回
転させ、保持用突片27で支持されている落重22を再
度落重支持片35で持ち上げる。なお、モータ15は、
最初に落重22を落下させた際に一時的に作動を停止さ
せることが可能であり、また落重が保持用突片27で支
持されるに至るまで、連続して作動させておくことも可
能である。再度、モータ15の作動で落重22が上昇し
始めると、シリンダ30が作動して弾性材収納ボックス
31を待機位置まで後退させる。落重支持片35で上昇
し続ける落重22は、前記と同様にして落下し、試験体
42に衝撃圧を加える。これらの一連の動作は繰り返し
て行うことが可能であり、繰り返し試験を容易に行うこ
とができる。
【0025】なお、試験間隔は、落重支持片35の移動
速度、すなわち駆動装置であるモータ15の回転速度を
調整することによって行うことができる。なお、落重支
持片35は、チェーン8に複数設けることも可能であ
る。 上記装置で、落重22の落下高さを変更したい場
合には、回転阻止部材36の長さを調整することによっ
て行うことができる。上記実施例の結果、落重の重さや
落下位置の調整によって試験体内部に5000〜800
0kg/cm2(加圧時間8〜12msec)の衝撃内
圧を加えることができた。また、繰り返し試験もチェー
ンの回転サイクルに従って6〜60秒/サイクルの間隔で行
うことができ、例えば衝撃内圧における疲労破壊特性を
試験することができる。
【0026】
【発明の効果】すなわち本発明の衝撃内圧試験装置は、
試験体を筒穴が縦方向に沿って位置するように固定する
試験体固定装置と、筒穴内に密封状態で挿入されるピス
トンと、該ピストンに連結され、その上部が試験体上に
突出するピストン棒と、該ピストン棒の上方に位置する
落重と、前記落重を保持して所定の高さ位置に上昇させ
るとともに落重の保持を解いて自重で落下させる落重揚
げ装置とを有するので、簡単な装置で衝撃試験を的確に
行うことができ、また繰り返し試験も容易に行うことが
できる。さらに、ピストン棒に打ち当たって反動で上昇
した落重を保持する落重再落下防止装置を設ければ、落
重の再落下によって試験の正確性が損なわれるのを防止
することができる。さらに、落重揚げ装置を、落重の揚
げ方向に沿って配置した周回移送装置とと、該移送装置
の周回路に回転可能に取り付け、一端を落重側に突出さ
せた落重保持片と、該落重保持片の下方側への回転を所
定の高さ位置迄阻止する回転阻止部材とで構成すれば、
簡易な構成で繰り返し試験が容易な試験装置を構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す一部省略正面図であ
る。
【図2】 図1のII-II線断面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 試験体固定装置の拡大断面図である。
【図5】 落重と落重支持片周辺の拡大正面図である。
【符号の説明】
2 試験体固定装置 6 スプロケット 7 スプロケット 8 チェーン 15 モータ 21 落重ガイド
棒 22 落重 24 重り 26 係止ピン 27 保持用突片 30 シリンダ 32 弾性材 35 落重支持片 35a ロール 36 回転阻止部材 42 試験体 45 衝撃用ピストン 45a ピストン棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 3/30 G01N 3/02 G01N 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験体の筒穴内面に衝撃圧を加えて試験
    体の特性評価を行う衝撃内圧試験装置であって、前記試
    験体を筒穴が縦方向に沿って位置するように固定する試
    験体固定装置と、筒穴内に密封状態で挿入される衝撃用
    ピストンと、該衝撃用ピストンに連結され、その上部が
    試験体上に突出するピストン棒と、該ピストン棒の上方
    に位置する落重と、前記落重を保持して所定の高さ位置
    に上昇させるとともに落重の保持を解いて自重で落下さ
    せる落重揚げ装置とを有することを特徴とする衝撃内圧
    試験装置
  2. 【請求項2】 ピストン棒に打ち当たって反動で上昇し
    た落重を保持する落重再落下防止装置を有することを特
    徴とする請求項1記載の衝撃内圧試験装置
  3. 【請求項3】 落重揚げ装置は、落重の揚げ方向に沿っ
    て配置された周回移送装置と、該移送装置の周回路に回
    転可能に取り付けられ、一端が落重側に突出した落重保
    持片と、該落重保持片の下方側への回転を所定の高さ位
    置迄阻止する回転阻止部材とからなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の衝撃内圧試験装置
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CN102680335A (zh) * 2012-06-07 2012-09-19 北京航空航天大学 一种测试磁敏弹性体冲击性能的试验装置
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