JP3460127B1 - コードレス機器システム - Google Patents
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L53/00—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
- B60L53/10—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
- B60L53/11—DC charging controlled by the charging station, e.g. mode 4
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L50/00—Electric propulsion with power supplied within the vehicle
- B60L50/40—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by capacitors
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 急速充電と長時間使用可能なコードレス機器
システムを提供する。 【解決手段】 直流電源2を含む充電器1に着脱可能な
コードレス機器20を充電器1に装着して充電するよう
にしたコードレス機器システムであって、直流電源2に
より充電可能で充電器内に配設した第1の蓄電部3と第
2の蓄電部4と、コードレス機器20に含まれる第3の
蓄電部23と第4の蓄電部24と、第1〜第4の蓄電部
の充放電を制御し、充電器内に配設した充放電制御回路
5と、第3及び第4の蓄電部の放電を制御する放電制御
回路25とを備え、コードレス機器20の装着時に、少
なくとも第1の蓄電部3及び第2の蓄電部4から第3の
蓄電部23に充電を行うとともに、第2の蓄電部4から
第4の蓄電部24に充電を行う。コードレス機器システ
ムの急速充電と長時間使用ができる。
システムを提供する。 【解決手段】 直流電源2を含む充電器1に着脱可能な
コードレス機器20を充電器1に装着して充電するよう
にしたコードレス機器システムであって、直流電源2に
より充電可能で充電器内に配設した第1の蓄電部3と第
2の蓄電部4と、コードレス機器20に含まれる第3の
蓄電部23と第4の蓄電部24と、第1〜第4の蓄電部
の充放電を制御し、充電器内に配設した充放電制御回路
5と、第3及び第4の蓄電部の放電を制御する放電制御
回路25とを備え、コードレス機器20の装着時に、少
なくとも第1の蓄電部3及び第2の蓄電部4から第3の
蓄電部23に充電を行うとともに、第2の蓄電部4から
第4の蓄電部24に充電を行う。コードレス機器システ
ムの急速充電と長時間使用ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電器に着脱可能なコ
ードレス機器をこの充電器に装着して充電するようにし
たコードレス機器システムに関するものである。
ードレス機器をこの充電器に装着して充電するようにし
たコードレス機器システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス機器の中で、電池を内
蔵してコードレス化を図ったものが急増している。内蔵
する電池は、乾電池等などの使い捨ての一次電池や、繰
り返し使用が可能な二次電池が多く使用されている。し
かし、一次電池は電気が消耗した場合に交換する手間
と、買い替えの手間に時間を必要とする。また、消耗し
た電池の廃棄の問題がある。そのため業務用の懐中電灯
のような機器では、電池の費用と保守費用のコストがか
かる。
蔵してコードレス化を図ったものが急増している。内蔵
する電池は、乾電池等などの使い捨ての一次電池や、繰
り返し使用が可能な二次電池が多く使用されている。し
かし、一次電池は電気が消耗した場合に交換する手間
と、買い替えの手間に時間を必要とする。また、消耗し
た電池の廃棄の問題がある。そのため業務用の懐中電灯
のような機器では、電池の費用と保守費用のコストがか
かる。
【0003】また、二次電池は、すぐに使用したいとき
に電気が無くなっている場合には、二次電池の化学反応
を利用する特性から、比較的低い電流で長時間充電する
必要があり、充電中は機器が使用できなかった。また、
二次電池は、一次電池では行うことができない充放電を
繰り返しているが、それには限度があり、寿命がきたら
交換の必要がある。この場合、上述の一次電池と同様の
問題が発生する。
に電気が無くなっている場合には、二次電池の化学反応
を利用する特性から、比較的低い電流で長時間充電する
必要があり、充電中は機器が使用できなかった。また、
二次電池は、一次電池では行うことができない充放電を
繰り返しているが、それには限度があり、寿命がきたら
交換の必要がある。この場合、上述の一次電池と同様の
問題が発生する。
【0004】電気二重層コンデンサは、電極と電解液を
接触させた時にできる電気二重層に正負の電荷を相対さ
せて蓄積する構造を有している。電気二重層コンデンサ
は、電池のような化学反応を伴わないために、急速な充
放電が可能となる。そこで、電気二重層コンデンサの大
電流で充放電できる特徴を用いて、二次電池の代わりに
電気二重層コンデンサを利用することが考えられてい
る。しかし、電気二重層コンデンサは、二次電池と比較
して体積当りの容量が小さく、使用時間や用途が大きな
制約を受けている。
接触させた時にできる電気二重層に正負の電荷を相対さ
せて蓄積する構造を有している。電気二重層コンデンサ
は、電池のような化学反応を伴わないために、急速な充
放電が可能となる。そこで、電気二重層コンデンサの大
電流で充放電できる特徴を用いて、二次電池の代わりに
電気二重層コンデンサを利用することが考えられてい
る。しかし、電気二重層コンデンサは、二次電池と比較
して体積当りの容量が小さく、使用時間や用途が大きな
制約を受けている。
【0005】従来の電気二重層コンデンサを使用した機
器の構成において、例えば、充電器により電気二重層コ
ンデンサを有する機器に充電される。その充電器は、交
流電源により動作する。現状では、電気二重層コンデン
サを電源とする機器は、従来の二次電池と比較して同じ
容量の場合には、電気二重層コンデンサの体積が大きく
なっても搭載できる電気自動車などが試作されている。
器の構成において、例えば、充電器により電気二重層コ
ンデンサを有する機器に充電される。その充電器は、交
流電源により動作する。現状では、電気二重層コンデン
サを電源とする機器は、従来の二次電池と比較して同じ
容量の場合には、電気二重層コンデンサの体積が大きく
なっても搭載できる電気自動車などが試作されている。
【0006】コンピュータの半導体記憶装置のバックア
ップ用の電源など二次電池では容量が大きすぎる場合に
は、容量が小さい電気二重層コンデンサが使用されてい
る。
ップ用の電源など二次電池では容量が大きすぎる場合に
は、容量が小さい電気二重層コンデンサが使用されてい
る。
【0007】さらに、電気二重層コンデンサを用いたコ
ードレス機器の充電器として、商用電源を整流した直流
電源を使用した充電器がある(特許文献1参照。)。
ードレス機器の充電器として、商用電源を整流した直流
電源を使用した充電器がある(特許文献1参照。)。
【0008】
【特許文献1】特公平8−31339号公報(第2〜5
頁、図1〜図3)
頁、図1〜図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来例のコードレス機
器は、電気二重層コンデンサだけを電源としているの
で、使用時間を長くする場合には、同一の蓄電能力のあ
る二次電池よりも体積が大きくなるという課題がある。
このように、小型のコードレス機器などの用途において
は、二次電池と比較して体積当たりの容量が小さい電気
二重層コンデンサは、従来の二次電池を置き換えること
ができないという課題がある。
器は、電気二重層コンデンサだけを電源としているの
で、使用時間を長くする場合には、同一の蓄電能力のあ
る二次電池よりも体積が大きくなるという課題がある。
このように、小型のコードレス機器などの用途において
は、二次電池と比較して体積当たりの容量が小さい電気
二重層コンデンサは、従来の二次電池を置き換えること
ができないという課題がある。
【0010】本発明は、以上の点に鑑み、急速充電を行
ない、かつ、長時間使用可能なコードレス機器システム
を提供することを目的としている。
ない、かつ、長時間使用可能なコードレス機器システム
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のコードレス機器システムは、直流電源を含
む充電器に着脱可能なコードレス機器を充電器に装着し
て充電するようにしたコードレス機器システムであっ
て、直流電源により充電可能で充電器内に配設される第
1の蓄電部と第2の蓄電部と、コードレス機器に含まれ
る第3の蓄電部と第4の蓄電部と、第1〜第4の蓄電部
の充放電を制御し、充電器内に配設される充放電制御回
路と、第3及び第4の蓄電部の放電を制御する放電制御
回路と、を備え、コードレス機器の装着時に、少なくと
も第1の蓄電部及び第2の蓄電部から第3の蓄電部に充
電を行うとともに、第2の蓄電部から第4の蓄電部に充
電を行うことを特徴とする。第1の蓄電部と第3の蓄電
部は、電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパシタ
により構成されることが好ましい。第2の蓄電部と第4
の蓄電部は、蓄電池により構成されることが好ましい。
第3の蓄電部は、第1の蓄電部と第2の蓄電部の何れか
一つ、またはこれらの組み合わせにより充電可能であれ
ばよい。第4の蓄電部は、第2の蓄電部により充電可能
であればよい。また、第3及び第4の蓄電部の放電を制
御する放電制御回路は、コードレス機器に含まれていれ
ばよい。
め、本発明のコードレス機器システムは、直流電源を含
む充電器に着脱可能なコードレス機器を充電器に装着し
て充電するようにしたコードレス機器システムであっ
て、直流電源により充電可能で充電器内に配設される第
1の蓄電部と第2の蓄電部と、コードレス機器に含まれ
る第3の蓄電部と第4の蓄電部と、第1〜第4の蓄電部
の充放電を制御し、充電器内に配設される充放電制御回
路と、第3及び第4の蓄電部の放電を制御する放電制御
回路と、を備え、コードレス機器の装着時に、少なくと
も第1の蓄電部及び第2の蓄電部から第3の蓄電部に充
電を行うとともに、第2の蓄電部から第4の蓄電部に充
電を行うことを特徴とする。第1の蓄電部と第3の蓄電
部は、電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパシタ
により構成されることが好ましい。第2の蓄電部と第4
の蓄電部は、蓄電池により構成されることが好ましい。
第3の蓄電部は、第1の蓄電部と第2の蓄電部の何れか
一つ、またはこれらの組み合わせにより充電可能であれ
ばよい。第4の蓄電部は、第2の蓄電部により充電可能
であればよい。また、第3及び第4の蓄電部の放電を制
御する放電制御回路は、コードレス機器に含まれていれ
ばよい。
【0012】上記構成によれば、充電器に内蔵した直流
電源により、予め第1の蓄電部及び第2の蓄電部を充電
状態にしておく。コードレス機器を接続したときに、ま
ず、充電器の第1の蓄電部と第2の蓄電部とを直列接続
した複合電源からコードレス機器の第3の蓄電部に充電
が行われる。第3の蓄電部が急速充電されて充電が完了
すると、引き続き第4の蓄電部の充電が行われる。第3
の蓄電部は急速充電可能な蓄電部であり、第4の蓄電部
は従来の充放電可能な電池であり、従来の速度の充電が
行われる。従って、充電時間にある程度の余裕がある場
合を見込んで、第3の蓄電部への急速充電が完了した
後、時間の許す限り第4の蓄電池に対し、第2の蓄電池
から充電を行うことができる。ここで、充電器の第1の
蓄電部を、電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパ
シタで構成すれば、充電器の蓄電部も急速充電すること
も可能である。また、コードレス機器の第3の蓄電部
は、電気二重層コンデンサや電気化学キャパシタなどを
使用することで急速充電が可能である。さらに、コード
レス機器には第4の蓄電部を配置しているので、第3の
蓄電部の急速充電完了後に直ちに使用する必要がなく、
時間に余裕がある場合は、第4の蓄電部に充電対象が切
り替わって、時間の許す限り充電を行うことができる。
これにより、急速充電が可能で長時間の使用ができ、そ
して繰り替えし充放電が可能なコードレス機器システム
を実現できる。
電源により、予め第1の蓄電部及び第2の蓄電部を充電
状態にしておく。コードレス機器を接続したときに、ま
ず、充電器の第1の蓄電部と第2の蓄電部とを直列接続
した複合電源からコードレス機器の第3の蓄電部に充電
が行われる。第3の蓄電部が急速充電されて充電が完了
すると、引き続き第4の蓄電部の充電が行われる。第3
の蓄電部は急速充電可能な蓄電部であり、第4の蓄電部
は従来の充放電可能な電池であり、従来の速度の充電が
行われる。従って、充電時間にある程度の余裕がある場
合を見込んで、第3の蓄電部への急速充電が完了した
後、時間の許す限り第4の蓄電池に対し、第2の蓄電池
から充電を行うことができる。ここで、充電器の第1の
蓄電部を、電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパ
シタで構成すれば、充電器の蓄電部も急速充電すること
も可能である。また、コードレス機器の第3の蓄電部
は、電気二重層コンデンサや電気化学キャパシタなどを
使用することで急速充電が可能である。さらに、コード
レス機器には第4の蓄電部を配置しているので、第3の
蓄電部の急速充電完了後に直ちに使用する必要がなく、
時間に余裕がある場合は、第4の蓄電部に充電対象が切
り替わって、時間の許す限り充電を行うことができる。
これにより、急速充電が可能で長時間の使用ができ、そ
して繰り替えし充放電が可能なコードレス機器システム
を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用したコ
ードレス機器システムの具体的な構成例を示す外観斜視
図である。この実施形態ではコードレス機器として、充
電器1に着脱可能な誘導棒20を有し、誘導棒20を充
電器1に装着して充電するように構成されている。誘導
棒20はスイッチ21のオンオフにより発光部22が点
滅するようになっている。
面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用したコ
ードレス機器システムの具体的な構成例を示す外観斜視
図である。この実施形態ではコードレス機器として、充
電器1に着脱可能な誘導棒20を有し、誘導棒20を充
電器1に装着して充電するように構成されている。誘導
棒20はスイッチ21のオンオフにより発光部22が点
滅するようになっている。
【0014】図2は、図1に示した充電器1の概略の構
成例を示す断面図である。充電器1は、直流電源2と、
この直流電源2により充電可能な第1の蓄電部3及び第
2の蓄電部4と、充放電制御回路5とから構成されてい
る。直流電源2は、商用電源等から給電されて直流電圧
と直流電流を発生する。これらは、匡体6内に配置さ
れ、直流電源2には、端子7から商用電源が給電され
る。また、匡体6の上部には誘導棒20の着脱に応じて
接続する充電端子8が配設されている。
成例を示す断面図である。充電器1は、直流電源2と、
この直流電源2により充電可能な第1の蓄電部3及び第
2の蓄電部4と、充放電制御回路5とから構成されてい
る。直流電源2は、商用電源等から給電されて直流電圧
と直流電流を発生する。これらは、匡体6内に配置さ
れ、直流電源2には、端子7から商用電源が給電され
る。また、匡体6の上部には誘導棒20の着脱に応じて
接続する充電端子8が配設されている。
【0015】図3は、図1に示した誘導棒20の概略構
成例を示す断面図である。誘導棒20は棒状を呈し、第
3の蓄電部23及び第4の蓄電部24と、この蓄電部2
3及び24の放電を制御する放電制御回路25と、を含
んでいる。発光部22の内部は、支持部材であるリテー
ナ26に複数の光源として、例えば、発光ダイオード
(LED)27が列設されている。この構成例において
は、LEDを2列で、各列当たり4個の合計8個のLE
D(27a〜27h)を列設している。LED27は、
スイッチ21の操作で点消灯するようになっている。ま
た、充電器1へ接続するための着脱可能な充電端子28
は、図3が図1に対して90°回転した断面図なので、
図3では誘導棒右端に配設されている。
成例を示す断面図である。誘導棒20は棒状を呈し、第
3の蓄電部23及び第4の蓄電部24と、この蓄電部2
3及び24の放電を制御する放電制御回路25と、を含
んでいる。発光部22の内部は、支持部材であるリテー
ナ26に複数の光源として、例えば、発光ダイオード
(LED)27が列設されている。この構成例において
は、LEDを2列で、各列当たり4個の合計8個のLE
D(27a〜27h)を列設している。LED27は、
スイッチ21の操作で点消灯するようになっている。ま
た、充電器1へ接続するための着脱可能な充電端子28
は、図3が図1に対して90°回転した断面図なので、
図3では誘導棒右端に配設されている。
【0016】次に、本発明を適用したコードレス機器シ
ステムの動作について説明する。図4は、充電器1及び
誘導棒20を含むコードレス機器システムの回路構成を
示すブロック図である。図4において、点線で囲んだ領
域が充電器1を示し、1点鎖線で囲んだ領域が誘導棒2
0を示している。充電器1と誘導棒20は、充電端子8
(8a,8b,8c)と充電端子28(28a,28
b,28c)により接続されている。充電器1は、直流
電源2と、充放電制御回路5と、第1の蓄電部3及び第
2の蓄電部4などから構成されている。ここで、充放電
制御回路5は、第1の蓄電部の充電制御回路30と、第
2の蓄電部の充電制御回路31と、第4の蓄電部の充電
制御回路32とスイッチ手段33,34,35,36な
どから構成されている。誘導棒20は、LED27のオ
ンオフ用のスイッチ21と、第3の蓄電部23と、第4
の蓄電部24と、放電制御回路25と、LED27など
から構成されている。
ステムの動作について説明する。図4は、充電器1及び
誘導棒20を含むコードレス機器システムの回路構成を
示すブロック図である。図4において、点線で囲んだ領
域が充電器1を示し、1点鎖線で囲んだ領域が誘導棒2
0を示している。充電器1と誘導棒20は、充電端子8
(8a,8b,8c)と充電端子28(28a,28
b,28c)により接続されている。充電器1は、直流
電源2と、充放電制御回路5と、第1の蓄電部3及び第
2の蓄電部4などから構成されている。ここで、充放電
制御回路5は、第1の蓄電部の充電制御回路30と、第
2の蓄電部の充電制御回路31と、第4の蓄電部の充電
制御回路32とスイッチ手段33,34,35,36な
どから構成されている。誘導棒20は、LED27のオ
ンオフ用のスイッチ21と、第3の蓄電部23と、第4
の蓄電部24と、放電制御回路25と、LED27など
から構成されている。
【0017】最初に、充電器1の回路構成において、第
1の蓄電部への充電回路について説明する。充放電制御
回路5は、制御信号S1を出力してスイッチ33を制御
し、商用電源9が接続される直流電源2からの出力V0
を、第1の蓄電部3へ接続し、第1の蓄電部3を充電す
る。図示の場合は、スイッチ33において、スイッチ3
3aが直流電源2の正端子と第1の蓄電部の充電制御回
路30を接続し、スイッチ33bが直流電源2の負端子
と第1の蓄電部3の負端子とを接続している。スイッチ
33は、リレー等が使用できる。充放電制御回路5に
は、第1の蓄電部3の充電電圧や充電電流に関する情報
信号S2が与えられる。
1の蓄電部への充電回路について説明する。充放電制御
回路5は、制御信号S1を出力してスイッチ33を制御
し、商用電源9が接続される直流電源2からの出力V0
を、第1の蓄電部3へ接続し、第1の蓄電部3を充電す
る。図示の場合は、スイッチ33において、スイッチ3
3aが直流電源2の正端子と第1の蓄電部の充電制御回
路30を接続し、スイッチ33bが直流電源2の負端子
と第1の蓄電部3の負端子とを接続している。スイッチ
33は、リレー等が使用できる。充放電制御回路5に
は、第1の蓄電部3の充電電圧や充電電流に関する情報
信号S2が与えられる。
【0018】第1の蓄電部の充電制御回路30は、直流
電源2と、第1の蓄電部3との間に接続されている。こ
の場合の制御には、第1の蓄電部3の過電圧を防止する
充電電圧制御や過電流保護制御などが含まれる。第1の
蓄電部の充電制御回路30は、第1の蓄電部3の充電電
圧に基づいて、第1の蓄電部3の充電制御を行い、満充
電のV1という電圧になるまで充電制御を行う。ここ
で、第1の蓄電部の充電制御回路30は、定電圧制御を
行うIC(集積回路)などが使用できる。
電源2と、第1の蓄電部3との間に接続されている。こ
の場合の制御には、第1の蓄電部3の過電圧を防止する
充電電圧制御や過電流保護制御などが含まれる。第1の
蓄電部の充電制御回路30は、第1の蓄電部3の充電電
圧に基づいて、第1の蓄電部3の充電制御を行い、満充
電のV1という電圧になるまで充電制御を行う。ここ
で、第1の蓄電部の充電制御回路30は、定電圧制御を
行うIC(集積回路)などが使用できる。
【0019】次に、第2の蓄電部への充電について説明
する。第1の蓄電部3の充電が終了すると、充放電制御
回路5は、制御信号S1を出力して、スイッチ33を図
の点線で示すB側に接続する。このとき、スイッチ33
aが、直流電源2の正端子をスイッチ34の一端に接続
する。スイッチ33bは、直流電源2の負端子をアース
に接続する。従って、直流電源2の負端子と、アースに
接続されている第2の蓄電部4の負端子が接続される。
このとき、充放電制御回路5は、スイッチ34をオンと
する出力信号S3を出力して、スイッチ34をオンにし
て、直流電源2の正端子と第2の蓄電部の充電制御回路
31とを接続する。このようなスイッチ34としては、
バイポーラトランジスタやMOSFETなどの半導体ス
イッチング素子やリレーなどが使用できる。これらのス
イッチ33とスイッチ34の動作により、直流電源2が
第2の蓄電部の充電制御回路31を介して、第2の蓄電
部4と接続される。充放電制御回路5には、第2の蓄電
部4の充電電圧や充電電流に関する情報信号S4が与え
られる。
する。第1の蓄電部3の充電が終了すると、充放電制御
回路5は、制御信号S1を出力して、スイッチ33を図
の点線で示すB側に接続する。このとき、スイッチ33
aが、直流電源2の正端子をスイッチ34の一端に接続
する。スイッチ33bは、直流電源2の負端子をアース
に接続する。従って、直流電源2の負端子と、アースに
接続されている第2の蓄電部4の負端子が接続される。
このとき、充放電制御回路5は、スイッチ34をオンと
する出力信号S3を出力して、スイッチ34をオンにし
て、直流電源2の正端子と第2の蓄電部の充電制御回路
31とを接続する。このようなスイッチ34としては、
バイポーラトランジスタやMOSFETなどの半導体ス
イッチング素子やリレーなどが使用できる。これらのス
イッチ33とスイッチ34の動作により、直流電源2が
第2の蓄電部の充電制御回路31を介して、第2の蓄電
部4と接続される。充放電制御回路5には、第2の蓄電
部4の充電電圧や充電電流に関する情報信号S4が与え
られる。
【0020】第2の蓄電部の充電制御回路31の制御に
は、第2の蓄電部4の過電圧を防止する充電電圧制御や
過電流保護制御などが含まれる。この場合の制御には、
第2の蓄電部4の過電圧を防止する充電電圧制御や過電
流保護制御などが含まれる。第2の蓄電部の充電制御回
路31は、第2の蓄電部3の充電電圧に基づいて、第2
の蓄電部4の充電制御を行い、満充電のV2という電圧
になるまで充電制御を行う。第2の蓄電部の充電制御回
路31は、定電圧制御を行うICなどが使用できる。
は、第2の蓄電部4の過電圧を防止する充電電圧制御や
過電流保護制御などが含まれる。この場合の制御には、
第2の蓄電部4の過電圧を防止する充電電圧制御や過電
流保護制御などが含まれる。第2の蓄電部の充電制御回
路31は、第2の蓄電部3の充電電圧に基づいて、第2
の蓄電部4の充電制御を行い、満充電のV2という電圧
になるまで充電制御を行う。第2の蓄電部の充電制御回
路31は、定電圧制御を行うICなどが使用できる。
【0021】次に、誘導棒20の内部に配設されている
第3の蓄電部23へ充電する回路について説明する。第
1の蓄電部3と第2の蓄電部4の充電が終了すると、充
放電制御回路5は、制御信号S1を出力してスイッチ3
3を、直流電源2が第1の蓄電部3と第2の蓄電部4に
接続されないようにする。次に、充放電制御回路5は、
出力信号S5を出力してスイッチ35をオフにしてか
ら、さらに、出力信号S6を出力してスイッチ36をオ
ンにする。このようなスイッチ35及びスイッチ36と
しては、バイポーラトランジスタやMOSFETやなど
の半導体スイッチング素子がやリレーなどが使用でき
る。これにより、第1の蓄電部3と第2の蓄電部4の直
列接続された電圧が、誘導棒20内の第3の蓄電部23
に印加される。
第3の蓄電部23へ充電する回路について説明する。第
1の蓄電部3と第2の蓄電部4の充電が終了すると、充
放電制御回路5は、制御信号S1を出力してスイッチ3
3を、直流電源2が第1の蓄電部3と第2の蓄電部4に
接続されないようにする。次に、充放電制御回路5は、
出力信号S5を出力してスイッチ35をオフにしてか
ら、さらに、出力信号S6を出力してスイッチ36をオ
ンにする。このようなスイッチ35及びスイッチ36と
しては、バイポーラトランジスタやMOSFETやなど
の半導体スイッチング素子がやリレーなどが使用でき
る。これにより、第1の蓄電部3と第2の蓄電部4の直
列接続された電圧が、誘導棒20内の第3の蓄電部23
に印加される。
【0022】第3の蓄電部23の過電圧を防止するため
に、充放電制御回路5に対しては、第3の蓄電部23の
充電電圧信号に関する情報信号S7が与えられる。第1
の充電制御回路5は、充電電圧信号S7が満充電のV3
という電圧に到達したときに、出力信号S6を出力して
スイッチ36をオンからオフにして、第3の蓄電部23
への充電を止める。この際、第1の蓄電部3は、ほぼ放
電状態となる。
に、充放電制御回路5に対しては、第3の蓄電部23の
充電電圧信号に関する情報信号S7が与えられる。第1
の充電制御回路5は、充電電圧信号S7が満充電のV3
という電圧に到達したときに、出力信号S6を出力して
スイッチ36をオンからオフにして、第3の蓄電部23
への充電を止める。この際、第1の蓄電部3は、ほぼ放
電状態となる。
【0023】次に、誘導棒20内の第4の蓄電部24へ
の充電回路について説明する。第3の蓄電部23の充電
が終了すると、充放電制御回路5は、制御信号S6を出
力してスイッチ36をオフにし、次に制御信号S5を出
力してスイッチ35をオンにする。これにより、第2の
蓄電部4に蓄えられた電力が、誘導棒20内の第4の蓄
電部24を充電する。
の充電回路について説明する。第3の蓄電部23の充電
が終了すると、充放電制御回路5は、制御信号S6を出
力してスイッチ36をオフにし、次に制御信号S5を出
力してスイッチ35をオンにする。これにより、第2の
蓄電部4に蓄えられた電力が、誘導棒20内の第4の蓄
電部24を充電する。
【0024】第4の蓄電部24の過電圧を防止するため
に、充放電制御回路5に対しては、第4の蓄電部の充電
電圧に関する電圧や電流の情報信号S8が与えられる。
第4の蓄電部24の充電制御回路32の制御には、第4
の蓄電部24の過電圧を防止する充電電圧制御や過電流
保護制御などが含まれる。第4の蓄電部の充電制御回路
32は、第4の蓄電部4の充電電圧に基づいて、第4の
蓄電部24の充電制御を行い、満充電のV4という電圧
になるまで充電制御を行う。第4の蓄電部の充電制御回
路32は、定電圧制御を行うICなどが使用できる。
に、充放電制御回路5に対しては、第4の蓄電部の充電
電圧に関する電圧や電流の情報信号S8が与えられる。
第4の蓄電部24の充電制御回路32の制御には、第4
の蓄電部24の過電圧を防止する充電電圧制御や過電流
保護制御などが含まれる。第4の蓄電部の充電制御回路
32は、第4の蓄電部4の充電電圧に基づいて、第4の
蓄電部24の充電制御を行い、満充電のV4という電圧
になるまで充電制御を行う。第4の蓄電部の充電制御回
路32は、定電圧制御を行うICなどが使用できる。
【0025】上述のように、充電器1内の第1の蓄電部
3と第2の蓄電部4が直流電源2を使用して満充電にさ
れ、次に、第1の蓄電部3と第2の蓄電部4を用いて誘
導棒内の第3の蓄電部と第4の蓄電部が満充電される。
この状態で、誘導棒20は、充電器1から取り外してコ
ードレスとして使用できる。
3と第2の蓄電部4が直流電源2を使用して満充電にさ
れ、次に、第1の蓄電部3と第2の蓄電部4を用いて誘
導棒内の第3の蓄電部と第4の蓄電部が満充電される。
この状態で、誘導棒20は、充電器1から取り外してコ
ードレスとして使用できる。
【0026】次に、誘導棒をコードレスで使用するとき
の回路動作について説明する。放電制御回路25は、ス
イッチ21がオンになると、第3の蓄電部23に蓄えら
れた電力を使用してLED27を駆動する。そして、第
3の蓄電部23の電圧がLED27の駆動に必要な電圧
以下に低下したときに、放電制御回路25は、第3の蓄
電部23を第4の蓄電部24に切り替えて、LED27
の駆動制御を行う。
の回路動作について説明する。放電制御回路25は、ス
イッチ21がオンになると、第3の蓄電部23に蓄えら
れた電力を使用してLED27を駆動する。そして、第
3の蓄電部23の電圧がLED27の駆動に必要な電圧
以下に低下したときに、放電制御回路25は、第3の蓄
電部23を第4の蓄電部24に切り替えて、LED27
の駆動制御を行う。
【0027】この場合、放電制御回路25は、第3及び
第4の蓄電部23,24の電圧監視と、LED27へ電
気を供給するときに、所定電圧を保持するような定電圧
制御機能などを備えている。また、放電制御回路25
は、LEDのパルス駆動や、多数のLEDを時間間隔を
おいて順次点灯させるような制御機能を含み得る。
第4の蓄電部23,24の電圧監視と、LED27へ電
気を供給するときに、所定電圧を保持するような定電圧
制御機能などを備えている。また、放電制御回路25
は、LEDのパルス駆動や、多数のLEDを時間間隔を
おいて順次点灯させるような制御機能を含み得る。
【0028】ここで、本発明のコードレス機器システム
の第1の蓄電部3と第2の蓄電部4の充電について、よ
り詳細に説明する。図5は、本発明のコードレス機器の
第1の蓄電部3及び第2の蓄電部4の充電を制御する充
放電制御回路5の処理内容を示すフローチャート図であ
る。先ず、ステップST1において、第1の蓄電部3の
電圧に関する情報信号S2の電圧情報を測定し、ステッ
プST2において、情報信号S2の電圧が第1の蓄電部
3の所定の充電電圧V1まで充電されたか否かを判定す
る。そして、ステップST2において、第1の蓄電部3
の所定の充電電圧V1までに達していないと判定したと
きには、ステップST3に戻り、第1の蓄電部3を充電
する。
の第1の蓄電部3と第2の蓄電部4の充電について、よ
り詳細に説明する。図5は、本発明のコードレス機器の
第1の蓄電部3及び第2の蓄電部4の充電を制御する充
放電制御回路5の処理内容を示すフローチャート図であ
る。先ず、ステップST1において、第1の蓄電部3の
電圧に関する情報信号S2の電圧情報を測定し、ステッ
プST2において、情報信号S2の電圧が第1の蓄電部
3の所定の充電電圧V1まで充電されたか否かを判定す
る。そして、ステップST2において、第1の蓄電部3
の所定の充電電圧V1までに達していないと判定したと
きには、ステップST3に戻り、第1の蓄電部3を充電
する。
【0029】これに対して、ステップST2において、
第1の蓄電部3が所定の充電電圧V1まで充電されたと
判定したときには、ステップST4において、第2の蓄
電部4の充電を開始する。
第1の蓄電部3が所定の充電電圧V1まで充電されたと
判定したときには、ステップST4において、第2の蓄
電部4の充電を開始する。
【0030】そして、ステップST5において、情報信
号S2の電圧が第1の蓄電部3の所定の充電電圧V1以
下に放電されたか否かを判定する。そして、ステップS
T6において、第1の蓄電部3の所定の充電電圧V1に
達していないと判定したときには、ステップST3に戻
り、第1の蓄電部3を充電する。
号S2の電圧が第1の蓄電部3の所定の充電電圧V1以
下に放電されたか否かを判定する。そして、ステップS
T6において、第1の蓄電部3の所定の充電電圧V1に
達していないと判定したときには、ステップST3に戻
り、第1の蓄電部3を充電する。
【0031】次に、ステップST7において、第2の蓄
電部4の電圧に関する情報信号S4の電圧を測定し、ス
テップST8において、情報信号S4の電圧が第2の蓄
電部4の所定の充電電圧V2まで充電されたか否かを判
定する。そして、ステップST8において、第2の蓄電
部4の所定の充電電圧V2までに達していないと判定し
たときには、ステップST4に戻り、第2の蓄電部4を
充電する。
電部4の電圧に関する情報信号S4の電圧を測定し、ス
テップST8において、情報信号S4の電圧が第2の蓄
電部4の所定の充電電圧V2まで充電されたか否かを判
定する。そして、ステップST8において、第2の蓄電
部4の所定の充電電圧V2までに達していないと判定し
たときには、ステップST4に戻り、第2の蓄電部4を
充電する。
【0032】これに対して、ステップST8において、
第2の蓄電部4が所定の充電電圧V2まで充電されたと
判定したときには、ステップST9において、第2の蓄
電部4の充電を終了させて、ステップST1に戻る。こ
のようにして、充放電制御回路5は、第1の蓄電部3と
第2の蓄電部4の充放電制御を行う。
第2の蓄電部4が所定の充電電圧V2まで充電されたと
判定したときには、ステップST9において、第2の蓄
電部4の充電を終了させて、ステップST1に戻る。こ
のようにして、充放電制御回路5は、第1の蓄電部3と
第2の蓄電部4の充放電制御を行う。
【0033】次に、本発明のコードレス機器システムの
第3の蓄電部23と第4の蓄電部24の充電についてよ
り詳細に説明する。図6は、本発明のコードレス機器シ
ステムの第3の蓄電部23及び第4の蓄電部24の充電
を制御する充放電制御回路の処理内容を示すフローチャ
ート図である。先ず、ステップST11において、第3
の蓄電部23の電圧に関する情報信号S7の電圧を測定
し、ステップST12において、情報信号S7の電圧が
第3の蓄電部23の所定の充電電圧V3まで充電された
か否かを判定する。そして、ステップST12におい
て、第3の蓄電部23の所定の充電電圧V3までに達し
ていないと判定したときには、ステップST13に戻
り、第3の蓄電部23を充電する。
第3の蓄電部23と第4の蓄電部24の充電についてよ
り詳細に説明する。図6は、本発明のコードレス機器シ
ステムの第3の蓄電部23及び第4の蓄電部24の充電
を制御する充放電制御回路の処理内容を示すフローチャ
ート図である。先ず、ステップST11において、第3
の蓄電部23の電圧に関する情報信号S7の電圧を測定
し、ステップST12において、情報信号S7の電圧が
第3の蓄電部23の所定の充電電圧V3まで充電された
か否かを判定する。そして、ステップST12におい
て、第3の蓄電部23の所定の充電電圧V3までに達し
ていないと判定したときには、ステップST13に戻
り、第3の蓄電部23を充電する。
【0034】これに対して、ステップST12におい
て、第3の蓄電部23が所定の充電電圧V3まで充電さ
れたと判定したときには、ステップST14において、
第4の蓄電部24の充電を開始する。
て、第3の蓄電部23が所定の充電電圧V3まで充電さ
れたと判定したときには、ステップST14において、
第4の蓄電部24の充電を開始する。
【0035】そして、ステップST15において、情報
信号ST7の電圧が第3の蓄電部23の所定の充電電圧
V3以下に放電されたか否かを判定する。そして、ステ
ップST15において、第3の蓄電部23の所定の充電
電圧V3に達していないと判定したときには、ステップ
ST13に戻り、第3の蓄電部23を充電する。
信号ST7の電圧が第3の蓄電部23の所定の充電電圧
V3以下に放電されたか否かを判定する。そして、ステ
ップST15において、第3の蓄電部23の所定の充電
電圧V3に達していないと判定したときには、ステップ
ST13に戻り、第3の蓄電部23を充電する。
【0036】次に、ステップST17において、第4の
蓄電部24の電圧に関する情報信号S8の電圧を測定
し、ステップST18において、情報信号S8の電圧が
第4の蓄電部24の所定の充電電圧V4まで充電された
か否かを判定する。そして、ステップST18におい
て、第4の蓄電部24の所定の充電電圧V4までに達し
ていないと判定したときには、ステップST14に戻
り、第4の蓄電部24を充電する。
蓄電部24の電圧に関する情報信号S8の電圧を測定
し、ステップST18において、情報信号S8の電圧が
第4の蓄電部24の所定の充電電圧V4まで充電された
か否かを判定する。そして、ステップST18におい
て、第4の蓄電部24の所定の充電電圧V4までに達し
ていないと判定したときには、ステップST14に戻
り、第4の蓄電部24を充電する。
【0037】これに対して、ステップST18におい
て、第4の蓄電部24が所定の充電電圧V4まで充電さ
れたと判定したときには、ステップST18において、
第4の蓄電部24の充電を終了する。このようにして、
充放電制御回路5は、第3の蓄電部23と第4の蓄電部
24の充放電制御を行う。
て、第4の蓄電部24が所定の充電電圧V4まで充電さ
れたと判定したときには、ステップST18において、
第4の蓄電部24の充電を終了する。このようにして、
充放電制御回路5は、第3の蓄電部23と第4の蓄電部
24の充放電制御を行う。
【0038】上記構成において、充電器1の第1の蓄電
部3と、誘導棒20の第3の蓄電部23は、電気化学キ
ャパシタまたは電気二重層コンデンサが好適である。こ
こで使用する電気化学キャパシタは、擬似容量キャパシ
タとも呼ばれ、白金系元素であるRu(ルテニウム)や
Ir(イリジウム)の酸化物であるRuO2やIrO2
を電極として酸化還元反応による擬似容量を利用したキ
ャパシタである。容量としては、単位体積あたり電気二
重層コンデンサの2倍以上のものが既に実用化されてい
る。電気化学キャパシタの大電流領域における充放電能
力は、電気二重層コンデンサに匹敵するものである。さ
らに、上記構成において充電器1の第2の蓄電部4と、
誘導棒20の第4の蓄電部24は、充放電可能なニッケ
ル水素電池などの蓄電池が好適である。
部3と、誘導棒20の第3の蓄電部23は、電気化学キ
ャパシタまたは電気二重層コンデンサが好適である。こ
こで使用する電気化学キャパシタは、擬似容量キャパシ
タとも呼ばれ、白金系元素であるRu(ルテニウム)や
Ir(イリジウム)の酸化物であるRuO2やIrO2
を電極として酸化還元反応による擬似容量を利用したキ
ャパシタである。容量としては、単位体積あたり電気二
重層コンデンサの2倍以上のものが既に実用化されてい
る。電気化学キャパシタの大電流領域における充放電能
力は、電気二重層コンデンサに匹敵するものである。さ
らに、上記構成において充電器1の第2の蓄電部4と、
誘導棒20の第4の蓄電部24は、充放電可能なニッケ
ル水素電池などの蓄電池が好適である。
【0039】次に、充電器1の第1の蓄電部3として、
電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパシタだけを
使用して、コードレス機器側の第3の蓄電部23や第4
の蓄電部24を充電しようとすれば、大容量の電気二重
層コンデンサまたは電気化学キャパシタが必要となる。
この場合、大容量の電気二重層コンデンサなどを急速充
電するためには、充電電流が大きくなり、充電器1の直
流電源2が大型化してしまいコストアップになってしま
う場合もある。このために、第1の蓄電部3及び直流電
源2を大型化させない目的として、第2の蓄電部4とし
て電気二重層コンデンサなどよりも充電電流の小さい蓄
電池を使用することが有効である。従って、第1の蓄電
部3の容量と第2の蓄電部4の容量と直流電源2の容量
は、コードレス機器である誘導棒20に配設している第
3の蓄電部23と第4の蓄電部24の充放電条件によ
り、適切な構成となるようにすればよい。
電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパシタだけを
使用して、コードレス機器側の第3の蓄電部23や第4
の蓄電部24を充電しようとすれば、大容量の電気二重
層コンデンサまたは電気化学キャパシタが必要となる。
この場合、大容量の電気二重層コンデンサなどを急速充
電するためには、充電電流が大きくなり、充電器1の直
流電源2が大型化してしまいコストアップになってしま
う場合もある。このために、第1の蓄電部3及び直流電
源2を大型化させない目的として、第2の蓄電部4とし
て電気二重層コンデンサなどよりも充電電流の小さい蓄
電池を使用することが有効である。従って、第1の蓄電
部3の容量と第2の蓄電部4の容量と直流電源2の容量
は、コードレス機器である誘導棒20に配設している第
3の蓄電部23と第4の蓄電部24の充放電条件によ
り、適切な構成となるようにすればよい。
【0040】ここで、充電器1の第1の蓄電部3の充電
電圧V1は、コードレス機器である誘導棒20の第3の
蓄電部23の充電電圧V3よりも高いことが好ましい。
電圧の差が大きいほど、電気の移動速度が速くなる。ま
た、充電器1の第1の蓄電部3の容量は、コードレス機
器である誘導棒20の第3の蓄電部23の容量よりも大
きいことが好ましいが、直流電源2による追加充電が可
能であるため、極端に小さくなければ問題はない。
電圧V1は、コードレス機器である誘導棒20の第3の
蓄電部23の充電電圧V3よりも高いことが好ましい。
電圧の差が大きいほど、電気の移動速度が速くなる。ま
た、充電器1の第1の蓄電部3の容量は、コードレス機
器である誘導棒20の第3の蓄電部23の容量よりも大
きいことが好ましいが、直流電源2による追加充電が可
能であるため、極端に小さくなければ問題はない。
【0041】直流電源2の出力電圧V0と、第1の蓄電
部3の充電電圧V1と、第2の蓄電部4の充電電圧V2
との比較としては、直流電源2の電圧V0は、V1及び
V2以上が好ましい。また、直流電源の出力電流は、第
1及び第3の蓄電部である電気化学キャパシタ、また
は、電気二重層コンデンサを急速充電できる電流値とす
ることが好ましい。
部3の充電電圧V1と、第2の蓄電部4の充電電圧V2
との比較としては、直流電源2の電圧V0は、V1及び
V2以上が好ましい。また、直流電源の出力電流は、第
1及び第3の蓄電部である電気化学キャパシタ、また
は、電気二重層コンデンサを急速充電できる電流値とす
ることが好ましい。
【0042】現状の電気化学キャパシタまたは電気二重
層コンデンサを誘導棒のような携帯型の機器に適用する
場合には、充電電流を、例えば、1Aから10Aとする
ことができる。より好ましくは1.5Aから6A程度と
すればよい。携帯機器の場合において、電気化学キャパ
シタまたは電気二重層コンデンサへの充電電流が1Aよ
り小さい場合は、充電器1に内蔵されている第1の蓄電
部3やコードレス機器である誘導棒20の第3の蓄電部
23への充電時間が長くなってしまう。また、この充電
電流が6Aより大きい場合には、直流電源2が大型にな
り、コスト高となる。
層コンデンサを誘導棒のような携帯型の機器に適用する
場合には、充電電流を、例えば、1Aから10Aとする
ことができる。より好ましくは1.5Aから6A程度と
すればよい。携帯機器の場合において、電気化学キャパ
シタまたは電気二重層コンデンサへの充電電流が1Aよ
り小さい場合は、充電器1に内蔵されている第1の蓄電
部3やコードレス機器である誘導棒20の第3の蓄電部
23への充電時間が長くなってしまう。また、この充電
電流が6Aより大きい場合には、直流電源2が大型にな
り、コスト高となる。
【0043】本発明のコードレス機器システムはこのよ
うに構成されており、次のようにして使用する。ここ
で、充電器1の第1の蓄電部3と、誘導棒20の第3の
蓄電部23は、電気化学キャパシタを用い、充電器1の
第2の蓄電部4と、誘導棒20の第4の蓄電部24は、
充放電可能な蓄電池として、ニッケル水素電池を用い
る。最初に、充電器1の第1の蓄電部3及び第2の蓄電
部4は、充放電制御回路5により、それぞれ直流電源2
が接続されて、V1とV2の電圧に、予め充電される。
うに構成されており、次のようにして使用する。ここ
で、充電器1の第1の蓄電部3と、誘導棒20の第3の
蓄電部23は、電気化学キャパシタを用い、充電器1の
第2の蓄電部4と、誘導棒20の第4の蓄電部24は、
充放電可能な蓄電池として、ニッケル水素電池を用い
る。最初に、充電器1の第1の蓄電部3及び第2の蓄電
部4は、充放電制御回路5により、それぞれ直流電源2
が接続されて、V1とV2の電圧に、予め充電される。
【0044】次に、誘導棒20の充電端子27を充電器
1の充電端子7に装着する。ここで、充電器1の第1の
蓄電部3及び第2の蓄電部4が、充放電制御回路5によ
り直列接続されて、V1+V2の電圧となる。そして、
充放電制御回路5は、直列接続した第1の蓄電部3及び
第2の蓄電部4を使用して、誘導棒20の第3の蓄電部
23をV3の電圧まで急速充電する。
1の充電端子7に装着する。ここで、充電器1の第1の
蓄電部3及び第2の蓄電部4が、充放電制御回路5によ
り直列接続されて、V1+V2の電圧となる。そして、
充放電制御回路5は、直列接続した第1の蓄電部3及び
第2の蓄電部4を使用して、誘導棒20の第3の蓄電部
23をV3の電圧まで急速充電する。
【0045】充放電制御回路5は、第3の蓄電部23の
急速充電が終了すると、第4の蓄電部24をV4の電圧
まで充電する。このようにして、誘導棒20の第3及び
第4の蓄電部を満充電にして、誘導棒20の充電端子2
7を充電器1の充電端子7から取り外す。この状態で、
コードレス機器の誘導棒20を、コードレスで使用する
ことができる。
急速充電が終了すると、第4の蓄電部24をV4の電圧
まで充電する。このようにして、誘導棒20の第3及び
第4の蓄電部を満充電にして、誘導棒20の充電端子2
7を充電器1の充電端子7から取り外す。この状態で、
コードレス機器の誘導棒20を、コードレスで使用する
ことができる。
【0046】この際、誘導棒20のLED駆動回路は、
最初に第3の蓄電部23の電気化学キャパシタを電源と
してLED27を点灯制御し、電気化学キャパシタの電
圧がLEDの駆動電圧よりも低下すると、次に第4の蓄
電部であるニッケル水素電池に蓄えられた電力を使用し
てLED27の駆動制御を行う。
最初に第3の蓄電部23の電気化学キャパシタを電源と
してLED27を点灯制御し、電気化学キャパシタの電
圧がLEDの駆動電圧よりも低下すると、次に第4の蓄
電部であるニッケル水素電池に蓄えられた電力を使用し
てLED27の駆動制御を行う。
【0047】本発明のコードレス機器システムはこのよ
うに動作し、充電器1に誘導棒20を接続し、充電器を
商用電源9に接続すると、充電器1と誘導棒20の各蓄
電部(3,4,23,24)が満充電される。この状態
で、誘導棒20は、コードレスで使用できる。この際、
誘導棒20とともに充電器1を携帯すれば、誘導棒20
の第3及び第4の蓄電部23,24の電力が無くなった
ときには、再度充電器1から充電できる。これにより、
本発明のコードレス機器システムのコードレス機器20
は、急速充放電できる電気二重層コンデンサまたは電気
電気化学キャパシタと蓄電池を備えているので、急速充
放電が可能で、かつ、長時間の使用が可能となる。
うに動作し、充電器1に誘導棒20を接続し、充電器を
商用電源9に接続すると、充電器1と誘導棒20の各蓄
電部(3,4,23,24)が満充電される。この状態
で、誘導棒20は、コードレスで使用できる。この際、
誘導棒20とともに充電器1を携帯すれば、誘導棒20
の第3及び第4の蓄電部23,24の電力が無くなった
ときには、再度充電器1から充電できる。これにより、
本発明のコードレス機器システムのコードレス機器20
は、急速充放電できる電気二重層コンデンサまたは電気
電気化学キャパシタと蓄電池を備えているので、急速充
放電が可能で、かつ、長時間の使用が可能となる。
【0048】以上、説明してきたコードレス機器システ
ムの実施例について述べる。 (実施例1)充電器1内は、次のように構成した。直流
電源は、15V,5Aである。第1の蓄電部3は、2.
3V−120Fの電気化学キャパシタを4本直列にした
9.2V−30Fである。電気化学キャパシタ1本の体
積は、10.2ml(ミリリットル:cm-3)で、4本
では、40.8mlである。第2の蓄電部4は、1.2
V−1600mAhのニッケル水素電池を10本直列に
した12V−1600mAhである。ニッケル水素電池
1本の体積は、7.4mlで、10本では、74mlで
ある。誘導棒20内は、次のように構成した。第3の蓄
電部23は、2.3V−120Fの電気化学キャパシタ
を4本直列にした9.2V−30Fである。電気化学キ
ャパシタ1本の体積は、10.2mlで、4本では、4
0.8mlである。また、第4の蓄電部24は、1.2
V−1600mAhのニッケル水素電池を7本直列にし
た8.4V−1600mAhである。ニッケル水素電池
1本の体積は、7.4mlで、7本では、51.8ml
である。
ムの実施例について述べる。 (実施例1)充電器1内は、次のように構成した。直流
電源は、15V,5Aである。第1の蓄電部3は、2.
3V−120Fの電気化学キャパシタを4本直列にした
9.2V−30Fである。電気化学キャパシタ1本の体
積は、10.2ml(ミリリットル:cm-3)で、4本
では、40.8mlである。第2の蓄電部4は、1.2
V−1600mAhのニッケル水素電池を10本直列に
した12V−1600mAhである。ニッケル水素電池
1本の体積は、7.4mlで、10本では、74mlで
ある。誘導棒20内は、次のように構成した。第3の蓄
電部23は、2.3V−120Fの電気化学キャパシタ
を4本直列にした9.2V−30Fである。電気化学キ
ャパシタ1本の体積は、10.2mlで、4本では、4
0.8mlである。また、第4の蓄電部24は、1.2
V−1600mAhのニッケル水素電池を7本直列にし
た8.4V−1600mAhである。ニッケル水素電池
1本の体積は、7.4mlで、7本では、51.8ml
である。
【0049】この実施例1では、第3の蓄電部23を、
時間3秒で満充電状態とすることができ、第3の蓄電部
だけを使用したときのLEDの駆動可能時間は、3時間
であった。そして、満充電した第4の蓄電部24のニッ
ケル水素電池を使用したときのLEDの連続駆動時間
は、110時間であった。これにより、誘導棒20側の
第3の蓄電部23としての電気化学キャパシタの体積
は、第4の蓄電部24であるニッケル水素電池の体積の
78%程度として、急速充放電できるコードレス機器シ
ステムを実現できた。
時間3秒で満充電状態とすることができ、第3の蓄電部
だけを使用したときのLEDの駆動可能時間は、3時間
であった。そして、満充電した第4の蓄電部24のニッ
ケル水素電池を使用したときのLEDの連続駆動時間
は、110時間であった。これにより、誘導棒20側の
第3の蓄電部23としての電気化学キャパシタの体積
は、第4の蓄電部24であるニッケル水素電池の体積の
78%程度として、急速充放電できるコードレス機器シ
ステムを実現できた。
【0050】(実施例2)また、充電器1内の第1の蓄
電部3は、2.3V−60F電気二重層コンデンサを4
個直列に接続したものを単位として、これを2並列接続
した4直2並列とした9.2V−30F以外は、上記実
施例1と同じ構成のコードレス機器システムを製作し
た。この場合には、充電器1内の第1の蓄電部3は、時
間3秒で満充電状態とすることができ、第3の蓄電部だ
けを使用したときのLEDの駆動可能時間は、3時間で
あった。そして、満充電した第4の蓄電部24のニッケ
ル水素電池を使用したときのLEDの連続駆動時間は、
110時間であった。
電部3は、2.3V−60F電気二重層コンデンサを4
個直列に接続したものを単位として、これを2並列接続
した4直2並列とした9.2V−30F以外は、上記実
施例1と同じ構成のコードレス機器システムを製作し
た。この場合には、充電器1内の第1の蓄電部3は、時
間3秒で満充電状態とすることができ、第3の蓄電部だ
けを使用したときのLEDの駆動可能時間は、3時間で
あった。そして、満充電した第4の蓄電部24のニッケ
ル水素電池を使用したときのLEDの連続駆動時間は、
110時間であった。
【0051】本発明は上記実施形態にのみ限定されるこ
となく、本発明の範囲内で種々の変形が可能であり、そ
れらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態で説明した電圧あるいは電流
等の具体的数値等は、それらの好適なものを示すもので
あり、必要に応じて適宜変更することができる。コード
レス機器として、誘導棒を説明したが、本発明のコード
レス機器システムは、電気シェーバー、電動歯ブラシ、
小型クリーナー及び電動ドリル等の、コードレス機器の
種類を問わず適用し得ることは勿論であり、上記実施形
態と同様な作用効果を得ることができる。
となく、本発明の範囲内で種々の変形が可能であり、そ
れらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態で説明した電圧あるいは電流
等の具体的数値等は、それらの好適なものを示すもので
あり、必要に応じて適宜変更することができる。コード
レス機器として、誘導棒を説明したが、本発明のコード
レス機器システムは、電気シェーバー、電動歯ブラシ、
小型クリーナー及び電動ドリル等の、コードレス機器の
種類を問わず適用し得ることは勿論であり、上記実施形
態と同様な作用効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
によれば、従来の二次電池だけを使用したコードレス機
器の充電時間と比較して、急速充電が可能となり、か
つ、長時間使用でき、充電器の小型化、低コスト化が実
現できる等の利点を有している。
によれば、従来の二次電池だけを使用したコードレス機
器の充電時間と比較して、急速充電が可能となり、か
つ、長時間使用でき、充電器の小型化、低コスト化が実
現できる等の利点を有している。
【図1】本発明の実施形態におけるコードレス機器シス
テムの具体的な構成例を示す外観斜視図である。
テムの具体的な構成例を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示した充電器の内部を示す概略説明図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した誘導棒の内部を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施形態におけるコードレス機器シス
テムの構成例を示すブロック図である。
テムの構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明のコードレス機器システムの第1の蓄電
部及び第2の蓄電部の充電を制御する充放電制御回路の
処理内容を示すフローチャート図である。
部及び第2の蓄電部の充電を制御する充放電制御回路の
処理内容を示すフローチャート図である。
【図6】本発明のコードレス機器システムの第3の蓄電
部及び第4の蓄電部の充電を制御する充放電制御回路の
処理内容を示すフローチャート図である。
部及び第4の蓄電部の充電を制御する充放電制御回路の
処理内容を示すフローチャート図である。
1 充電器
2 直流電源
3 第1の蓄電部
4 第2の蓄電部
5 充放電制御回路
6 匡体
7 端子
8 充電端子
9 商用電源
20 誘導棒
21 スイッチ
22 発光部
23 第3の蓄電部
24 第4の蓄電部
25 放電制御回路
26 リテーナ
27 LED
28 充電端子
30 第1の蓄電部の充電制御回路
31 第2の蓄電部の充電制御回路
32 第4の蓄電部の充電制御回路
33,34,35,36 スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 池内 豊太
沖縄県中頭郡北谷町北前1丁目16番7号
有限会社サン ブリッジ内
(56)参考文献 特開 平11−136872(JP,A)
特開 平9−308104(JP,A)
特開2000−245072(JP,A)
特開2001−218381(JP,A)
特開 平5−300663(JP,A)
特開2002−101174(JP,A)
特開 平4−271209(JP,A)
特開 平7−75251(JP,A)
特開2000−216859(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02J 1/00 - 1/16
H02J 7/00 - 7/36
Claims (6)
- 【請求項1】 直流電源を含む充電器に着脱可能なコー
ドレス機器を該充電器に装着して充電するようにしたコ
ードレス機器システムであって、 上記直流電源により充電可能で上記充電器内に配設され
る第1の蓄電部と第2の蓄電部と、 上記コードレス機器に含まれる第3の蓄電部と第4の蓄
電部と、 上記第1〜第4の蓄電部の充放電を制御し、上記充電器
内に配設される充放電制御回路と、 上記第3及び第4の蓄電部の放電を制御する放電制御回
路と、を備え、 上記コードレス機器の装着時に、少なくとも上記第1の
蓄電部及び第2の蓄電部から上記第3の蓄電部に充電を
行うとともに、上記第2の蓄電部から上記第4の蓄電部
に充電を行うことを特徴とする、コードレス機器システ
ム。 - 【請求項2】 前記第1の蓄電部と前記第3の蓄電部
は、電気二重層コンデンサまたは電気化学キャパシタに
より構成されることを特徴とする、請求項1に記載のコ
ードレス機器システム。 - 【請求項3】 前記第2の蓄電部と前記第4の蓄電部
は、蓄電池により構成されることを特徴とする、請求項
1または2に記載のコードレス機器システム。 - 【請求項4】 前記第3の蓄電部は、前記第1の蓄電部
と前記第2の蓄電部の何れか一つ、またはこれらの組み
合わせにより充電可能であることを特徴とする、請求項
1〜3の何れかに記載のコードレス機器システム。 - 【請求項5】 前記第4の蓄電部は、前記第2の蓄電部
により充電可能であることを特徴とする、請求項1〜4
の何れかに記載のコードレス機器システム。 - 【請求項6】 前記第3及び第4の蓄電部の放電を制御
する放電制御回路は、前記コードレス機器に含まれるこ
とを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載のコード
レス機器システム。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002324677A JP3460127B1 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | コードレス機器システム |
TW092112815A TWI237916B (en) | 2002-05-13 | 2003-05-12 | Cordless device system |
PCT/JP2003/005954 WO2003096513A1 (fr) | 2002-05-13 | 2003-05-13 | Système à dispositifs sans cordon |
CNA038107554A CN1653668A (zh) | 2002-05-13 | 2003-05-13 | 无绳设备系统 |
US10/514,112 US20050130682A1 (en) | 2002-05-13 | 2003-05-13 | Cordless device system |
EP03723348A EP1505708A4 (en) | 2002-05-13 | 2003-05-13 | DEVICE WITHOUT CORD |
KR1020047018217A KR100720019B1 (ko) | 2002-05-13 | 2003-05-13 | 무선 기기 시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002324677A JP3460127B1 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | コードレス機器システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3460127B1 true JP3460127B1 (ja) | 2003-10-27 |
JP2004159468A JP2004159468A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=29398059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002324677A Expired - Fee Related JP3460127B1 (ja) | 2002-05-13 | 2002-11-08 | コードレス機器システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3460127B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019602A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Jfe Engineering Corp | 急速充電方法及び装置 |
JP5498917B2 (ja) * | 2010-10-28 | 2014-05-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 充電制御装置及び画像形成装置 |
-
2002
- 2002-11-08 JP JP2002324677A patent/JP3460127B1/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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R250 | Receipt of annual fees |
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