JP3458647B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3458647B2
JP3458647B2 JP04760497A JP4760497A JP3458647B2 JP 3458647 B2 JP3458647 B2 JP 3458647B2 JP 04760497 A JP04760497 A JP 04760497A JP 4760497 A JP4760497 A JP 4760497A JP 3458647 B2 JP3458647 B2 JP 3458647B2
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスの接続に用いられるの電気接続箱に関し、詳しく
は、自動車のグレードに応じて選択的に接続される極数
違いの相手側コネクタを、一箇所のコネクタ部に共用接
続できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電気接続箱は、各系統毎に分
割されたワイヤハーネスを接続して、内部に配設された
バスバーにより回路接続するものであり、図4(A)に
示すように、電気接続箱1のベース部2の表面には、各
ワイヤハーネスの端末の雌コネクタを接続するための雄
コネクタ部3が備えられている。該雄コネクタ部3は、
自動車の各グレードに共通のワイヤハーネスが接続され
る標準雄コネクタ部3Aと、グレードに応じて選択的に
接続される特定雄コネクタ部3Bに区別される。
【0003】例えば、上記特定雄コネクタ部3Bが、図
4(A)(B)に示すように、14極の雄コネクタ部3
Baと、2極の雄コネクタ部3Bb、3Bcからなる場
合、高グレード車ではワイヤハーネス側の雌コネクタが
全ての雄コネクタ部3Ba、3Bb、3Bcに接続さ
れ、中グレード車では雄コネクタ部3Ba、3Bbへ、
低グレード車は雄コネクタ部3Baのみに接続されるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合、高グレー
ド車では、接続すべきコネクタの数が増加してしまい、
電気接続箱へのワイヤハーネスの接続作業性が悪い。一
方、図5(A)(B)に示すように、特定雄コネクタ部
3B’を高グレード車に必要な全てのコネクタを統合し
た最多極数の18極とすることで、1箇所の特定雄コネ
クタ部3B’とし、中、低グレード車の場合も、全て同
一の18極のコネクタをワイヤハーネス側に取り付ける
ことで、電気接続箱1側の特定雄コネクタ部3B’を共
用することが可能となる。しかしながら、この場合、
中、低グレード車では、コネクタの必要極数が少ないに
も係わらず全て最大極数に対応するコネクタを使用しな
ければならず、ワイヤハーネス側の端末が無用に大型化
する。
【0005】そこで、上記共通の18極の特定雄コネク
タ部3B’に対し、ワイヤハーネス側の雌コネクタを
中、低グレード車の場合は、16極、14極のものを使
用して接続することも考えられるが、一般に接続すべき
雌コネクタは、図3(A)〜(C)に示すように、雌コ
ネクタ4A、4B、4Cには、外周所定位置に誤嵌合防
止用のリブ4c、4dが突設され、該リブ4c、4dに
対応して電気接続箱1側の雄コネクタ3Bのフード部3
aには、凹部3c、3dが形成されてており、雌コネク
タ4A、4B、4Cのリブ4c、4dの突設位置は、極
数の違いにより異なっており、よって極数違いの雌コネ
クタ4A、4B、4Cを接続することはできない構造と
なっている。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、各グレードに対応する共通の雄コネクタ部に対
し、ワイヤハーネス側の極数の異なる雌コネクタの接続
を可能とする電気接続箱を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、極数の異なる複数の雌コネ
クタ(4A、4B、4C)のうちから一つの雌コネクタ
を選択して接続する共用コネクタ部(13)をベース部
(12)に備えた電気接続箱(11)であって、上記各
雌コネクタ(4A、4B、4C)の外面に各々突設位置
の相違する誤嵌合防止用のリブ(4cと4d)が突出さ
れている一方、上記共用コネクタ部(13)は、上記最
多極数の雌コネクタ(4A)に対応する大きさとし、か
つ、該共用コネクタ部の周壁部をなすフード部(13
a)に上誤嵌合防止用のリブ(4cと4d)を受け入れ
る凹部(13cと13d)を設け、該凹部(13c)は
上記複数の雌コネクタ(4A、4B、4C)のいずれの
リブ(4c)も嵌合可能な幅に設定し、凹部(13d)
は上記複数の雌コネクタ(4A、4B、4C)のいずれ
のリブ(4d)も嵌合可能な幅に設定していることを特
徴とする電気接続箱を提供している。
【0008】具体的には、上記凹部(13c、13d)
の幅は、最大極数の雌コネクタ(4A)のリブ(4c、
4d)を嵌合する位置から、最小極数の雌コネクタ(4
C)のリブ(4c、4d)を嵌合する位置までの寸法と
している(請求項2)。上記構成とすると、各グレード
毎に極数の異なる雌コネクタを、共用コネクタ部に対し
選択的に接続する場合、雌コネクタに形成された誤嵌合
防止用のリブの極数による突設位置の相違も、共用コネ
クタ部の嵌合凹部が雌コネクタの最多極数と最少極数に
対応する幅寸法に設定されているため、いずれの場合も
嵌合接続することができる。よって、ワイヤハーネス側
の雌コネクタは、各グレードに応じた極数のものを使用
できると共に、電気接続箱側への接続は1箇所の共用コ
ネクタ部に対して接続するのみでよいため、ワイヤハー
ネスの接続作業性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示す実施形態の電気接続箱1
1は、ベース部12の表面部中央に、各グレードに共通
のワイヤハーネスが接続される標準コネクタ部14を配
設し、下方領域には各グレード毎に異なるワイヤハーネ
スの接続を共用化した共用コネクタ部13を配設し、上
方領域にはヒューズ収容部15を配設している。本実施
形態では、上記共用コネクタ部13に接続するワイヤハ
ーネス側の雌コネクタ4A、4B、4Cとして、各グレ
ードに対応する18極、16極、14極の雌コネクタを
対象としている。
【0010】上記共用コネクタ部13は、高グレード車
用の最多極数の18極の雌コネクタ4Aに対応して、1
8極分のタブ16a、16b…を突設可能な大きさの雄
コネクタ部としている。共用コネクタ部13の周壁部を
なすフード部13aの上部中央には、雌コネクタ4A、
4B、4Cのロックアーム4aを嵌合係止するロック部
13bを形成すると共に、左右端方の上下4箇所には、
雌コネクタ4A、4B、4Cに備えられた誤嵌合防止用
のリブ4c、4dを受け入れる凹部13c、13dを形
成している。
【0011】上記雌コネクタ4A、4B、4Cの誤嵌合
防止用のリブ4c、4dは、図3(A)乃至(C)に示
すように、18極の雌コネクタ4Aでは、中心から左右
にL1振り分けた位置に幅Wで設定されている。16極
の雌コネクタ4Bでは、左側のリブ4cの位置が中心方
向へL2変位し、14極の雌コネクタ4Cでは、右側の
リブ4dの位置も中心方向へL2変位した位置に設定さ
れている。これに対応して、リブ4c、4dを受け入れ
る共用コネクタ部13の凹部13c、13dは、図2
(A)に示すように、最多極数の18極の雌コネクタ4
Aのリブ4c、4dの受け入れ位置からL2分中心側へ
延長して最少極数の14極の雌コネクタ4Cのリブ4
c、4dの位置を含む幅寸法(W+L2)に設定してい
る。
【0012】図2(A)は共用コネクタ部13に、各グ
レードに対応するワイヤハーネス端末の雌コネクタ4
A、4B、4Cを嵌合接続した状態を示し、高グレード
の18極の場合、雌コネクタ4Aのリブ4c、4dは、
凹部13c、13dにおいて共用コネクタ部13の中心
から遠い位置に偏在して嵌合する(図2(A))。中グ
レードの16極の場合は、左側のリブ4cが凹部13c
において中心から近い位置に偏在し(図2(B))、低
グレードの14極の場合は、左右両側のリブ4c、4d
が中心から近い位置に偏在した状態で嵌合される(図2
(C))。
【0013】なお、中低グレードの雌コネクタ4B、4
Cを接続する車種では、共用コネクタ部13の不使用の
タブ16c、16d…はバスバー成型時またはタブ組立
時に切断することで取り除かれる。また、上記実施形態
では、共用コネクタ部14を1箇所のみ設けた例を示し
たが、共用コネクタ部13は共用すべき系統に応じて複
数設定するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明より明きらかなように、本発
明の電気接続箱は、自動車のグレードに応じて選択的に
接続されるワイヤハーネスの各端末に接続された雌コネ
クタを、極数の相違に拘らず共通のコネクタ部に接続す
ることができる。よってワイヤハーネス側では各グレー
ドに応じた必要極数の1個の雌コネクタの使用が可能と
なるため、電気接続箱への接続操作も各グレードとも1
回の接続操作ですみ、その作業性を向上することができ
ると共に、電気接続箱自体の構造も簡素化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明に係る電気接続箱の実施形態
の正面図、(B)は共用コネクタ部の拡大図である。
【図2】 (A)(B)(C)は共用コネクタ部への雌
コネクタの嵌合状態を示す図である。
【図3】 (A)(B)(C)は雌コネクタの正面図で
ある。
【図4】 (A)は従来の電気接続箱の正面図、(B)
は特定コネクタ部の拡大図である。
【図5】 (A)は従来の電気接続箱の正面図、(B)
は特定コネクタ部の拡大図である。
【符号の説明】
4A、4B、4C 雌コネクタ 4c、4d リブ 11 電気接続箱 12 ベース部 13 共用コネクタ部 13a フード部 13c、13d 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 13/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極数の異なる複数の雌コネクタ(4A、
    4B、4C)のうちから一つの雌コネクタを選択して接
    続する共用コネクタ部(13)をベース部(12)に備
    えた電気接続箱(11)であって、上記各雌コネクタ(4A、4B、4C)の外面に各々突
    設位置の相違する誤嵌合防止用のリブ(4cと4d)が
    突出されている一方上記共用コネクタ部(13)は、上記最多極数の雌コネ
    クタ(4A)に対応する大きさとし、かつ、該共用コネ
    クタ部の周壁部をなすフード部(13a)に上誤嵌合防
    止用のリブ(4cと4d)を受け入れる凹部(13cと
    13d)を設け、該凹部(13c)は上記複数の雌コネ
    クタ(4A、4B、4C)のいずれのリブ(4c)も嵌
    合可能な幅に設定し、凹部(13d)は上記複数の雌コ
    ネクタ(4A、4B、4C)のいずれのリブ(4d)も
    嵌合可能な幅 に設定していることを特徴とする電気接続
    箱。
  2. 【請求項2】 上記凹部(13c、13d)の幅は、最
    大極数の雌コネクタ(4A)のリブ(4c、4d)を嵌
    合する位置から、最小極数の雌コネクタ(4C)のリブ
    (4c、4d)を嵌合する位置までの寸法としている請
    求項1に記載の電気接続箱。
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