JP3458375B2 - シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP3458375B2
JP3458375B2 JP05368599A JP5368599A JP3458375B2 JP 3458375 B2 JP3458375 B2 JP 3458375B2 JP 05368599 A JP05368599 A JP 05368599A JP 5368599 A JP5368599 A JP 5368599A JP 3458375 B2 JP3458375 B2 JP 3458375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
net
tcp
protocol
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05368599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000250617A (ja
Inventor
敏幸 江守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP05368599A priority Critical patent/JP3458375B2/ja
Publication of JP2000250617A publication Critical patent/JP2000250617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3458375B2 publication Critical patent/JP3458375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御ネットをTC
P/IPプロトコルで通信を行うコントロール・ステー
ションのシミュレーション装置及びシミュレーションプ
ログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラント制御装置に、汎用パソコ
ンが用いられるようになり、オペレーティングシステム
として、Windows NT(米国Microsoft Corporationの米
国およびその他の国における商標です。)が用いられる
ようになってきた。
【0003】このようなプラント制御装置を図2に示し
説明する。図において、パソコン1は、制御ネットワー
クバスであるVネット2に接続する。Vネットは、イー
サネットと異なり、二重化された通信路からなってい
る。フィールド・コントロール・ステーション(以下F
CSと略す)3は、Vネット2に接続し、プラント(図
示せず)の制御を行う。
【0004】パソコン1は、ヒューマン・インターフェ
ース・アプリケーション(以下HIS・APと略す)1
0、VネットDLL(Dynamic Link Library)11、V
ネットプロトコルドライバ21、Vネットアダプタドラ
イバ22を有する。
【0005】HIS・AP10は、ヒューマン・インタ
ーフェース処理、例えば、操作画面の表示等を行なう。
VネットDLL11は、HIS・AP10と接続し、V
ネットプロトコルドライバ21と通信を行う。Vネット
プロトコルドライバ21は、Vネットプロトコル処理を
行う。Vネットアダプタドライバ22は、Vネットプロ
トコルドライバ21と通信を行い、VネットLに接続す
るVネット通信インターフェースカード(図示せず)の
制御を行う。
【0006】FCS3は、フィールド・コントロール・
ステーション・アプリケーション(FCS・APと略
す)30、Vネットドライバ41を有する。
【0007】FCS・AP30は、Vネットドライバ4
1と通信を行い、プラントの制御を行う。Vネットドラ
イバ41は、Vネット2に接続するVネット通信インタ
ーフェース(図示せず)の制御を行うと共に、Vネット
プロトコル処理を行う。
【0008】このような装置の動作を以下に説明する。
HIS・AP10が、VネットDLL11を介してVネ
ットプロトコルドライバ21と通信を行う。Vネットプ
ロトコルドライバ21は、HIS・AP10からの通信
をVネットプロトコルに従い、Vネット通信パケットに
して、Vネットアダプタドライバ22に渡す。Vネット
アダプタドライバ22は、Vネットの物理アドレスを付
加して、Vネット2上に、Vネット通信フレームを流
す。
【0009】そして、Vネットドライバ41は、Vネッ
ト2上のVネット通信フレームを受け取り、Vネットプ
ロトコル処理を行い、Vネット通信フレームを、FCS
・AP30に渡す。FCS・AP30は、Vネット通信
フレームに基づいて、FCS3を制御し、プラントの制
御を行う。
【0010】また、FCS・AP30は、プラントから
のプロセスデータ等をVネットドライバ41に渡す。V
ネットドライバ41は、受け取ったデータを、物理アド
レスを付加したVネット通信フレームにし、Vネット2
上に流す。
【0011】そして、Vネットアダプタドライバ22
が、Vネット2上のVネット通信フレームを受け取り、
Vネット通信パケットをVネットプロトコルドライバ2
1に渡す。Vネットプロトコルドライバ21は、Vネッ
ト通信パケットをVネットプロトコルに従い、通信デー
タにし、VネットDLL11に渡す。HIS・AP10
が、VネットDLL11から通信データを受け取り、通
信データにより表示等を行なう。
【0012】以上なような装置でシミュレーションを行
う場合を図3に示し、説明する。ここで、図2と同一の
ものは同一符号を付し説明を省略する。
【0013】図において、Vネット通信インターフェー
スサービス23は、擬似Vネットとなり、パソコン1に
設けられ、VネットDLL11と通信を行うと共に、V
ネットプロトコル処理を行う。
【0014】シミュレータ50は、VネットDLL51
に接続し、FCS・AP501、擬似Vネットドライバ
502を有する。VネットDLL51は、Vネット通信
インターフェースサービス23と通信を行う。FCS・
AP501は、FCS AP30と同一の機能で、擬似
Vネットドライバ502と通信を行う。擬似Vネットド
ライバ502は、VネットDLL51と通信を行い、V
ネットプロトコル処理を行う。
【0015】このような装置の動作を以下に説明する。
HIS・AP10が、VネットDLL11を介して、V
ネット通信インターフェースサービス23と通信を行
う。Vネット通信インターフェースサービス23は、H
IS・AP10からの通信をVネットプロトコルに従
い、Vネット通信フレームにして、VネットDLL51
に渡す。
【0016】そして、VネットDLL51は、Vネット
通信フレームを、擬似Vネットドライバ502に渡す。
擬似Vネットドライバ502は、Vネットプロトコル処
理を行い、Vネット通信フレームを、FCS・AP50
1に渡す。FCS・AP501は、Vネット通信フレー
ムに基づいて、シミュレータ50を動作させる。
【0017】また、FCS・AP501は、シミュレー
タ50のプロセスデータ等を擬似Vネットドライバ50
2に渡す。擬似Vネットドライバ502は、受け取った
データを、Vネット通信フレームにし、VネットDLL
51を介して、Vネット通信インターフェースサービス
23に渡す。
【0018】そして、Vネット通信インターフェースサ
ービス23は、Vネット通信フレームをVネットプロト
コル処理を行い、通信データにし、VネットDLL11
に渡す。HIS・AP10が、VネットDLL11から
通信データを受け取り、通信データにより表示等を行な
う。
【0019】また、Vネット2で、TCP/IP(Inte
rnet Protocol Suit)通信が行われるようになってき
た。このような装置を図4に示し説明する。ここで、図
2と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
【0020】図において、ソケットインターフェース1
2、TCP/IPドライバ24、Vネットアダプタドラ
イバ25は、パソコン1に設けられる。ソケットインタ
ーフェース12は、HIS・AP10に接続する。TC
P/IPドライバ24は、ソケットインターフェース1
2と通信すると共に、Vネットアダプタドライバ25と
通信し、TCP/IPプロトコル処理を行う。Vネット
アダプタドライバ25は、Vネット通信インターフェー
スカード(図示せず)の制御を行う。
【0021】ソケットインターフェース31、Vネット
ドライバ42、TCP/IPドライバ43は、FCS3
に設けられる。ソケットインターフェース31は、FC
S・AP30に接続し、TCP/IPドライバ43と通
信する。Vネットドライバ42は、Vネット2に接続す
るVネット通信インターフェース(図示せず)の制御を
行うと共に、Vネットプロトコル処理を行う。TCP/
IPドライバ43は、Vネットドライバ42と通信し、
TCP/IPプロトコル処理を行う。
【0022】このような装置の動作を以下に説明する。
HIS・AP10が、ソケットIF12を介して、TC
P/IPドライバ24と通信を行う。TCP/IPドラ
イバ24は、HIS・AP10からの通信をTPC/I
Pプロトコル処理を行い、TCP/IP通信パケットに
して、Vネットアダプタドライバ25に渡す。Vネット
アダプタドライバ25は、Vネットの物理アドレスを付
加して、Vネット2上に、Vネット通信フレームを流
す。
【0023】そして、Vネットドライバ42は、Vネッ
ト2上のVネット通信フレームを受け取り、Vネットプ
ロトコルに従い、通信フレームをTCP/IPドライバ
に渡す。この通信フレームを、TCP/IPドライバ4
3は、TCP/IPプロトコル処理を行い、ソケットI
F31を介して、FCS・AP30に渡す。FCS・A
P30は、通信フレームに基づいて、FCS3を制御
し、プラントの制御を行う。
【0024】また、FCS・AP30は、プラントから
のプロセスデータ等を、ソケットIF31を介して、T
CP/IPドライバ43に渡す。TCP/IPドライバ
43は、受け取ったデータを、TCP/IPプロトコル
処理を行い、Vネットドライバ42に渡す。Vネットド
ライバ42は、物理アドレスを付加したVネット通信フ
レームにし、Vネット2上に流す。
【0025】そして、Vネットアダプタドライバ25
が、Vネット2上のVネット通信フレームを受け取り、
Vネット通信フレームから、物理アドレスを除去し、T
CP/IP通信パケットにし、TCP/IPプロトコル
ドライバ24に渡す。TCP/IPプロトコルドライバ
24は、TCP/IP通信パケットをTCP/IPプロ
トコル処理を行い、通信データにし、ソケットIF12
に渡す。HIS・AP10が、ソケットIF12から通
信データを受け取り、通信データにより表示等を行な
う。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】このように、FCS3
上にTCP/IP通信を行う機能が実装され、パソコン
1からVネット2経由でTCP/IP通信が可能となっ
たことに伴い、シミュレータ50でも、TCP/IP通
信が行いたいとの要求がでてきた。
【0027】しかし、パソコン1のオペレーティングシ
ステムは、標準で、TCP/IP通信を行う機能が設け
られており、この標準で設けられているソケットIF1
2,TCP/IPドライバ24から、Vネット通信イン
ターフェースサービス23を使用することができない。
【0028】また、シミュレーション用に新たにソケッ
トIF12やTCP/IPドライバ23に代わるものを
設けると、ソケットIF12、TCP/IPドライバ2
3の要因によるシミュレーションができなくなるという
問題点があった。
【0029】そこで、本発明の目的は、現状のシステム
を使用しつつ、TCP/IP通信によるシミュレーショ
ンが行えるシミュレーション装置を実現することにあ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御ネットを
TCP/IPプロトコルで通信を行うコントロール・ス
テーションのシミュレーション装置であって、ヒューマ
ン・インターフェース処理を行うヒューマン・インター
フェース・アプリケーションと、このヒューマン・イン
ターフェース・アプリケーションと通信を行い、TCP
/IPプロトコル処理を行うTCP/IPプロトコルド
ライバと、前記コントロール・ステーションのシミュレ
ーションを行うシミュレータと、このシミュレータと通
信を行い、制御ネットプロトコル処理を行う制御ネット
プロトコルドライバと、この制御ネットプロトコルドラ
イバ及び前記TCP/IPプロトコルドライバと通信を
行うと共に、制御ネットと送受信を行う制御ネットアダ
プタドライバとを設け、前記制御ネットアダプタドライ
バは、前記シミュレータが起動したときに渡す制御ネッ
トの物理アドレスを保持し、前記TCP/IPプロトコ
ルドライバからのTCP/IP通信パケットの送信先か
ら制御ネットに送信するか、制御ネットプロトコルドラ
イバに渡すかを判断することを特徴とするものである。
【0031】このような本発明では、ヒューマン・イン
ターフェース・アプリケーションが、TCP/IPドラ
イバと通信を行う。TCP/IPドライバは、TCP/
IPプロトコル処理を行うと共に、制御ネットアダプタ
ドライバと通信を行う。制御ネットアダプタドライバ
は、TCP/IPプロトコルドライバ及び制御ネットプ
ロトコルドライバと通信を行うと共に、制御ネットと送
受信を行う。そして、制御ネットプロトコルドライバ
は、制御ネットプロトコル処理を行い、シミュレータと
通信を行う。
【0032】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示した構成図である。こ
こで、図2〜4と同一のものは同一符号を付し説明を省
略する。
【0033】図において、Vネットアダプタドライバ2
6、TCP/IP折返しプロセス60、VネットDLL
61は、パソコン1に設けられる。Vネットアダプタド
ライバ26は、Vネットプロトコルドライバ21及びT
CP/IPドライバ24と通信を行い、Vネットインタ
ーフェースカード(図示せず)を制御する。TCP/I
P折返しプロセス60は、VネットDLL61を接続
し、データを折り返す。VネットDLL61は、Vネッ
トプロトコルドライバ21とVネット通信インターフェ
ースサービス23と通信を行う。
【0034】ソケットIF503、TCP/IPドライ
バ504、擬似Vネットドライバ505は、シミュレー
タ50に設けられる。ソケットI/F503は、FCS
・AP501に接続し、TCP/IPドライバ504と
通信を行う。TCP/IPドライバ504は、TCP/
IPプロトコル処理を行い、擬似Vネットドライバ50
5と通信を行う。擬似Vネットドライバ505は、Vネ
ットDLL51と通信を行い、Vネットプロトコル処理
を行う。
【0035】このような装置の動作を以下で説明する。
HIS・AP10が、ソケットIF12を介して、TC
P/IPドライバ24と通信を行う。TCP/IPドラ
イバ24は、TCP/IPプロトコル処理を行い、TC
P/IP通信パケットをVネットアダプタドライバ26
に渡す。なお、パソコン1にイーサネットもつながって
いる場合は、TCP/IPドライバ24は、送信先のI
Pアドレスにより、イーサネットか、Vネットかを識別
して、Vネットの場合、Vネットアダプタドライバ26
にTCP/IP通信パケットを渡している。
【0036】そして、Vネットアダプタドライバ26
は、シミュレータ50が起動したときに渡すVネットの
物理アドレスを保持しており、TCP/IP通信パケッ
トの送信先からVネット上のFCSに送信するか、Vネ
ットプロトコルドライバ21に渡すかを判断する。そし
て、Vネットプロトコル処理を行い、VネットまたはV
ネットプロトコルドライバ21にVネット通信フレーム
を送信する。また、TCP/IP通信パケットが、ブロ
ードキャストパケットだった場合は、Vネット上に送信
すると共に、Vネットプロトコルドライバ21に渡す。
【0037】Vネットプロトコルドライバ21は、Vネ
ットプロトコル処理を行い、Vネット通信フレームを、
VネットDLL61を介して、TCP/IP折返しプロ
セス60に渡す。TCP/IP折返しプロセス60は、
VネットDLL61を介して、Vネット通信フレーム
を、Vネット通信インターフェースサービス23に渡
す。Vネット通信インターフェースサービス23は、V
ネット通信フレームの物理アドレスに基づいて、Vネッ
ト通信フレームを、VネットDLL51に渡す。
【0038】そして、VネットDLL51は、Vネット
通信フレームを、擬似Vネットドライバ505に渡す。
擬似Vネットドライバ505は、Vネットプロトコル処
理を行い、TCP/IPドライバ54にVネット通信フ
レームを渡す。TCP/IPドライバ504は、TCP
/IPプロトコル処理を行い、ソケットIF503を介
して、FCS・AP501に渡す。FCS・AP501
は、Vネット通信フレームに基づいて、シミュレータ5
0を動作させる。
【0039】また、FCS・AP501は、シミュレー
タ50のプロセスデータ等をTCP/IPドライバ50
4に渡す。TCP/IPドライバ504は、TCP/I
Pプロトコル処理を行い、TCP/IP通信パケットを
擬似Vネットドライバ505に渡す。擬似Vネットドラ
イバ505は、受け取ったデータを、Vネット通信フレ
ームにし、VネットDLL51を介して、Vネット通信
インターフェースサービス23に渡す。
【0040】そして、Vネット通信インターフェースサ
ービス23は、Vネット通信フレームの物理アドレスに
基づいて、Vネット通信フレームを、VネットDLL6
1を介して、TCP/IP折返しプロセス60に渡す。
TCP/IP折返しプロセス60は、VネットDLL6
1を介して、Vネット通信フレームを、Vネットプロト
コルドライバ21に渡す。Vネットプロトコルドライバ
21は、Vネットプロトコル処理を行い、Vネット通信
フレームをVネットアダプタドライバ26に渡す。
【0041】Vネットアダプタドライバ26は、Vネッ
ト通信フレームから、物理アドレスを除去し、TCP/
IPドライバ24にTCP/IP通信パケットを渡す。
または、Vネットアダプタドライバ26は、Vネット通
信フレームをVネットに流す。TCP/IPドライバ2
4は、TCP/IP通信パケットからデータを取り出
し、ソケットIF12を介して、HIS・AP10にデ
ータを渡す。HIS・AP10が、データにより表示等
を行なう。
【0042】このように、Vネットアダプタドライバ2
6が、Vネット通信フレームをシミュレータ50または
Vネットに送信できるので、ソケットIF12,TCP
/IPドライバ24を含んだシミュレーションを行うこ
とができる。また、実機FCSと同一のIPアドレスを
シミュレータ50に付けることが可能で、実機FCSと
シミュレータ50とをHIS・AP10は全く意識する
必要がない。そして、pingなどのユーティリティコ
マンドもシミュレータ50に対して実行できる。
【0043】また、TCP/IP折返しプロセス60に
より、擬似VネットであるVネット通信インターフェー
スサービス23にVネット通信フレームを流し、Vネッ
ト通信インターフェースサービス23がVネット通信フ
レームの物理アドレスに基づいて、Vネット通信フレー
ムを渡すので、複数のシミュレータ50によりシミュレ
ーションができる。また、Vネット通信インターフェー
スサービス23により、従来のVネット通信シミュレー
ション環境と共存して、シミュレーションを行うことが
できる。
【0044】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、以下のようなものでもよい。Vネット通信インタ
ーフェースサービス23とTCP/IP折返しプロセス
60とを設けた構成を示したが、複数のシミュレータ5
0を動作させないならば、Vネットプロトコルドライバ
21から直接VネットDLL51にVネット通信フレー
ムを渡す構成でもよい。
【0045】また、HIS・AP10、ソケットIF1
2、Vネットプロトコルドライバ21、Vネット通信イ
ンターフェースサービス23、TCP/IPドライバ2
4、Vネットアダプタドライバ26、シミュレータ5
0、VネットDLL51、TCP/IP折返しプロセス
60、VネットDLL61は、通常、記録媒体(コンパ
クトディスク、フロッピーディスク等)に記録されてお
り、パソコン1にインストールされるものである。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。請求項1,3,4,6によれば、Vネットアダプタ
ドライバが、Vネット通信フレームをシミュレータまた
はVネットに送信できるので、TCP/IPドライバを
含んだシミュレーションを行うことができる。また、実
機FCSと同一のIPアドレスをシミュレータに付ける
ことが可能で、実機FCSとシミュレータとをヒューマ
ン・インターフェース・アプリケーションは全く意識す
る必要がない。そして、pingなどのユーティリティ
コマンドもシミュレータに対して実行できる。
【0047】請求項2,3,5,6によれば、TCP/
IP折返しプロセスにより、擬似制御ネットである制御
ネット通信インターフェースに制御ネット通信フレーム
を流し、制御ネット通信インターフェースサービスが制
御ネット通信フレームの物理アドレスに基づいて、制御
ネット通信フレームを渡すので、複数のシミュレータに
よりシミュレーションができる。また、制御ネット通信
インターフェースサービスにより、従来の制御ネット通
信シミュレーション環境と共存して、シミュレーション
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来のプラント制御装置を示した構成図であ
る。
【図3】図2に示す装置のシミュレーション装置を示し
た構成図である。
【図4】従来の他のプラント制御装置を示した構成図で
ある。
【符号の説明】
10 ヒューマン・インターフェース・アプリケーショ
ン 21 Vネットプロトコルドライバ 23 Vネット通信インターフェースサービス 24 TCP/IPドライバ 26 Vネットアダプタドライバ 50 シミュレータ 60 TCP/IP折返しプロセス 501 フィールド・コントロール・ステーション・ア
プリケーション 504 TCP/IPドライバ 505 擬似Vネットドライバ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ネットをTCP/IPプロトコルで
    通信を行うコントロール・ステーションのシミュレーシ
    ョン装置であって、 ヒューマン・インターフェース処理を行うヒューマン・
    インターフェース・アプリケーションと、 このヒューマン・インターフェース・アプリケーション
    と通信を行い、TCP/IPプロトコル処理を行うTC
    P/IPプロトコルドライバと、 前記コントロール・ステーションのシミュレーションを
    行うシミュレータと、 このシミュレータと通信を行い、制御ネットプロトコル
    処理を行う制御ネットプロトコルドライバと、 この制御ネットプロトコルドライバ及び前記TCP/I
    Pプロトコルドライバと通信を行うと共に、制御ネット
    と送受信を行う制御ネットアダプタドライバとを設け
    前記制御ネットアダプタドライバは、前記シミュレータ
    が起動したときに渡す制御ネットの物理アドレスを保持
    し、前記TCP/IPプロトコルドライバからのTCP
    /IP通信パケットの送信先から制御ネットに送信する
    か、制御ネットプロトコルドライバに渡すかを判断する
    ことを特徴とするシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 制御ネットをTCP/IPプロトコルで
    通信を行うコントロール・ステーションのシミュレーシ
    ョン装置であって、 ヒューマン・インターフェース処理を行うヒューマン・
    インターフェース・アプリケーションと、 このヒューマン・インターフェース・アプリケーション
    と通信を行い、TCP/IPプロトコル処理を行うTC
    P/IPプロトコルドライバと、 前記コントロール・ステーションのシミュレーションを
    行うシミュレータと、 制御ネットプロトコル処理を行う制御ネットプロトコル
    ドライバと、 この制御ネットプロトコルドライバ及び前記TCP/I
    Pプロトコルドライバと通信を行うと共に、制御ネット
    と送受信を行う制御ネットアダプタドライバと、 前記 制御ネットプロトコルドライバと通信を行うTCP
    /IP折返しプロセスと、 このTCP/IP折返しプロセス及びシミュレータと通
    信を行い、擬似制御ネットとなる制御ネット通信インタ
    ーフェースサービスとを設けたことを特徴とするシミュ
    レーション装置
  3. 【請求項3】 シミュレータは、 コントロール・ステーションの制御を行うコントロール
    ・ステーション・アプリケーションと、 このコントロール・ステーション・アプリケーションと
    通信を行い、TCP/IPプロトコル処理を行うTCP
    /IPドライバと、 このTCP/IPドライバと通信を行うと共に、制御ネ
    ット通信インターフェースサービスまたは制御ネットプ
    ロトコルドライバと通信を行い、制御ネットプロトコル
    処理を行う擬似制御ネットドライバとを有することを特
    徴とする請求項1または2記載のシミュレーション装
    置。
  4. 【請求項4】 制御ネットをTCP/IPプロトコルで
    通信を行うコントロール・ステーションのシミュレーシ
    ョンプログラムを記録する記録媒体であって、 ヒューマン・インターフェース処理を行うヒューマン・
    インターフェース・アプリケーションと、 このヒューマン・インターフェース・アプリケーション
    と通信を行い、TCP/IPプロトコル処理を行うTC
    P/IPプロトコルドライバと、 前記コントロール・ステーションのシミュレーションを
    行うシミュレータと、 このシミュレータと通信を行い、制御ネットプロトコル
    処理を行う制御ネットプロトコルドライバと、 この制御ネットプロトコルドライバ及び前記TCP/I
    Pプロトコルドライバと通信を行うと共に、制御ネット
    と送受信を行う制御ネットアダプタドライバとを設け
    前記制御ネットアダプタドライバは、前記シミュレータ
    が起動したときに渡す制御ネットの物理アドレスを保持
    し、前記TCP/IPプロトコルドライバからのTCP
    /IP通信パケットの送信先から制御ネットに送信する
    か、制御ネットプロトコルドライバに渡すかを判断する
    ことを特徴とするシミュレーションプログラムを記録す
    る記録媒体。
  5. 【請求項5】 制御ネットをTCP/IPプロトコルで
    通信を行うコントロール・ステーションのシミュレーシ
    ョンプログラムを記録する記録媒体であって、 ヒューマン・インターフェース処理を行うヒューマン・
    インターフェース・アプリケーションと、 このヒューマン・インターフェース・アプリケーション
    と通信を行い、TCP/IPプロトコル処理を行うTC
    P/IPプロトコルドライバと、 前記コントロール・ステーションのシミュレーションを
    行うシミュレータと、 制御ネットプロトコル処理を行う制御ネットプロトコル
    ドライバと、 この制御ネットプロトコルドライバ及び前記TCP/I
    Pプロトコルドライバと通信を行うと共に、制御ネット
    と送受信を行う制御ネットアダプタドライバと、 前記 制御ネットプロトコルドライバと通信を行うTCP
    /IP折返しプロセスと、 このTCP/IP折返しプロセス及びシミュレータと通
    信を行い、擬似制御ネットとなる制御ネット通信インタ
    ーフェースサービスとを設けたことを特徴とするシミュ
    レーションプログラムを記録する記録媒体。
  6. 【請求項6】 シミュレータは、 コントロール・ステーションの制御を行うコントロール
    ・ステーション・アプリケーションと、 このコントロール・ステーション・アプリケーションと
    通信を行い、TCP/IPプロトコル処理を行うTCP
    /IPドライバと、 このTCP/IPドライバと通信を行うと共に、制御ネ
    ット通信インターフェースサービスまたは制御ネットプ
    ロトコルドライバと通信を行い、制御ネットプロトコル
    処理を行う擬似制御ネットドライバとを有することを特
    徴とする請求項4または5記載のシミュレーションプロ
    グラムを記録した記録媒体。
JP05368599A 1999-03-02 1999-03-02 シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体 Expired - Lifetime JP3458375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05368599A JP3458375B2 (ja) 1999-03-02 1999-03-02 シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05368599A JP3458375B2 (ja) 1999-03-02 1999-03-02 シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000250617A JP2000250617A (ja) 2000-09-14
JP3458375B2 true JP3458375B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=12949683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05368599A Expired - Lifetime JP3458375B2 (ja) 1999-03-02 1999-03-02 シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3458375B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1288757A1 (de) * 2001-08-07 2003-03-05 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Prozessleitsystem zum Betrieb einer technischen Anlage
JP2015095067A (ja) 2013-11-12 2015-05-18 株式会社東芝 データ伝送装置、データ伝送方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000250617A (ja) 2000-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW468319B (en) Apparatus for bridging non-compatible network architectures
JP3706144B2 (ja) プロトコルインターフェースゲートウェイ
JP2000508848A (ja) Unix開放型システム間相互接続層のテスト
CN102761534A (zh) 实现媒体接入控制层透明代理的方法和装置
US7327687B2 (en) Wireless network virtual station address translation with external data source
JP2001209407A (ja) Plc用プログラムの実行シミュレーション装置
JP3458375B2 (ja) シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録した記録媒体
JPH1021169A (ja) 通信制御装置及び通信制御装置の通信制御方法並びに通信制御装置を有する通信システム
US20040172473A1 (en) Wireless modem simulation of a LAN card
JP2002271361A (ja) 通信方法、通信プロトコルインタフェース、遠隔試験装置及びサービス診断システム
US5487073A (en) Test system for a very high-speed ring network and an operating procedure for the system
CN100518097C (zh) Ggsn设备的简单测试方法
CA2230785A1 (en) Transmitting data between a host computer and a terminal computer
JPH10262083A (ja) 通信ネットワークシステム、ならびに同システムにおけるプロトコルの変換方法、及び同方法がプログラムされ記録された記録媒体
JPH10112739A (ja) モデム装置
CN117336193A (zh) 一种使用网络应用程序进行地址仿真测试的方法及系统
JPH08180019A (ja) ワークステーションエミュレータ
JP2833371B2 (ja) 情報処理装置
JPH1188330A (ja) シミュレータ装置及びそれを用いたリモートメンテナンスシステム
JPH07123110A (ja) ネットワークメモリデータ中継方法
JPS62186634A (ja) 端末プロトコル変換システムによるホスト−端末通信方式
JPS62274956A (ja) プロトコルアナライザ付加装置
JPS62131355A (ja) 論理多重伝送装置
Weaving Euronet reference and test centre
JPH0616627B2 (ja) 端末通信機能確認試験方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140808

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term