JP3457072B2 - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

半導体装置の作製方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ(T
FT)を複数個有する半導体回路とその作製方法に関す
るものである。本発明によって作製される半導体回路
は、ガラス等の絶縁基板上、単結晶シリコン等の半導体
基板上、いずれにも形成される。特に本発明は、モノリ
シック型アクティブマトリクス回路(液晶ディスプレー
等に使用される)のように、低いオフ電流が要求される
マトリクス回路と、それを駆動するために高速動作が要
求される周辺回路を有する半導体回路において効果を発
揮する。本発明は、特に450℃以下の低温で絶縁基板
上に上記の回路を形成する場合に有効である。
【0002】
【従来の技術】絶縁基板上に、薄膜状の活性層(活性領
域ともいう)を有する絶縁ゲイト型の半導体装置の研究
がなされている。特に、薄膜状の絶縁ゲイト型トランジ
スタ、いわゆる薄膜トランジスタ(TFT)が熱心に研
究されている。これらは、透明な絶縁基板上に形成さ
れ、マトリクス構造を有する液晶等の表示装置におい
て、各画素の制御用に利用することやマトリクスの駆動
回路(周辺論理回路)に利用することが目的であり、利
用する半導体の材料・結晶状態によって、アモルファス
シリコンTFTや結晶性シリコンTFTというように区
別されている。
【0003】一般にアモルファス状態の半導体の電界移
動度は小さく、したがって、高速動作が要求されるTF
Tには利用できない。また、アモルファスシリコンで
は、P型の電界移動度は著しく小さいので、Pチャネル
型のTFT(PMOSのTFT)を作製することができ
ず、したがって、Nチャネル型TFT(NMOSのTF
T)と組み合わせて、相補型のMOS回路(CMOS)
を形成することができない。
【0004】しかしながら、アモルファス半導体によっ
て形成したTFTは非選択時のリーク電流(オフ電流)
が小さいという特徴を持つ。通常のアクティブマトリク
ス回路の駆動においては、選択時には順バイアス電圧
(Nチャネル型では正、Pチャネル型では負の電圧)を
印加し、それ以外の非選択時にはその逆の電圧を印加す
る。非選択時にTFTのソース/ドレイン間の絶縁性が
不十分であると画素に蓄積された電荷がただちに放出さ
れてしまい、コントラストの高い映像が得られないの
で、アクティブマトリクス回路のスイッチング素子とし
てTFTを使用するには逆バイアスでもリーク電流が小
さいことが必要である。
【0005】そして、このような目的にはアモルファス
シリコンTFTが適している。しかも、この目的におい
ては、それほどの高速動作が要求されず、単一の導電型
だけで十分である。しかしながら、高速動作が要求され
る周辺論理回路には利用できなかった。
【0006】一方、結晶性半導体は、アモルファス半導
体よりも電界移動度が大きく、したがって、高速動作が
可能である。結晶性シリコンでは、Nチャネル型のTF
Tだけでなく、Pチャネル型のTFTも同様に得られる
のでCMOS回路を形成することが可能で、例えば、ア
クティブマトリクス方式の液晶表示装置においては、ア
クティブマトリクス部分のみならず、周辺回路(ドライ
バー等)をもCMOSの結晶性TFTで構成する、いわ
ゆるモノリシック構造を有するものが知られている。
【0007】しかしながら、結晶性シリコンTFTはオ
フ電流がアモルファスシリコンTFTに比べて大きく、
液晶ディスプレーで使用するには、このオフ電流を低減
するための大きな補助容量を設け、さらにTFTを2段
直列にするという手段が講じられている。
【0008】図3には、液晶ディスプレーに用いられる
モノリシック型アクティブマトリクス回路のブロック図
を示す。周辺論理(ドライバー)回路として、ソースド
ライバー、ゲイトドライバーが設けられ、特にソースド
ライバーはシフトレジスタと映像信号を送るためのスイ
ッチ素子が設けられる。また、アクティブマトリクス回
路(画素)領域にはトランジスタとキャパシタからなる
画素回路が形成され、マトリクス領域と周辺論理回路と
は、多くの配線によって接続される。
【0009】周辺論理回路に用いるTFTはシフトレジ
スタ、スイッチ、バッファーとも高速動作が要求され
る。また、アクティブマトリクス回路に用いるTFTは
低オフ電流が要求されたる。しかし、それらの特性は物
理的に矛盾するものであり、同一基板上に同一プロセス
で形成することは非常に困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものである。すなわち、基板上の周
辺論理回路の部分のみを選択的に結晶化せしめて、高速
動作の可能な結晶性シリコンTFTを作製し、その他の
部分はアモルファスシリコン状態のままとして、低オフ
電流のアモルファスシリコンTFTとすれば、上記の矛
盾は解決できる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、TFTのチ
ャネル形成領域を形成するためのアモルファスシリコン
膜を形成したのち、主として周辺論理回路を構成する部
分のアモルファスシリコン膜をパルスレーザー光の選択
的照射によって、これを結晶化せしめることを特徴とす
るものである。その他の領域は、アクティブマトリクス
回路の部分も含めてアモルファスシリコンのままであ
る。本発明では、レーザーのビームは線状でも長方形状
でもよい。
【0012】すなわち、本発明の作製方法は、 (1)絶縁表面上にN型もしくはP型の導電型を有する
半導体被膜を選択的に形成する (2)前記N型もしくはP型の導電型を有する半導体被
膜上に実質的に真性なアモルファス半導体被膜を形成す
る (3)前記半導体被膜のうち主として周辺論理回路を形
成する領域に選択的にパルスレーザー光を照射すること
によって、該領域の実質的に真性な半導体を結晶化せし
める (4)前記半導体被膜上にゲイト絶縁膜として機能する
絶縁被膜を形成する (5)前記絶縁被膜上にゲイト電極およびゲイト配線を
形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0013】上記において半導体被膜はシリコンを主成
分とする材料を用いることが好ましいがその他の材料で
あってもよい。選択的な照射をおこなうには、フォトレ
ジストその他の材料によってマスクを形成する方法や、
メタルマスク等を用いる方法が採用できる。さらに、レ
ーザーのビームの形状によっては、マスクを用いずとも
選択的なレーザー照射が可能である。
【0014】もっとも、微細加工においては、僅かのレ
ーザー光のもれも周囲に大きな影響を与えることがあ
る。したがって、適切なマスクを用いることも必要とさ
れる。いうまでもなく、周辺論理回路領域とアクティブ
マトリクス回路領域が非常に近い場合には、通常のフォ
トリソグラフィー工程によるマスク形成は不可欠であ
る。また、より精度の要求がゆるやかな場合にはメタル
マスクのように、基板に密着しないで用いられるマスク
を使用してもよい。
【0015】明らかにブロックが距離を隔てて構成され
ている場合には、特別なマスクを用いなくても良いが、
マトリクスと周辺回路は100μm以上、好ましくは1
mm以上離れていることが望ましい。
【0016】図2には典型的なモノリシック型アクティ
ブマトリクス回路の構成を示す。モノリシック型アクテ
ィブマトリクス回路は絶縁基板20の上にソースドライ
バー21(21’)とゲイトドライバー22(2
2’)、アクティブマトリクス回路23とゲイト配線2
5、ソース配線26が設けられる。ソース/ゲイトドラ
イバーの数・配置に関して、図2(A)、(B)あるい
はそれ以外のバリエーションがある。アクティブマトリ
クス回路23にはTFTと容量、画素電極から構成され
る画素回路24が無数に存在する。
【0017】このうち、本発明でレーザー照射によって
シリコン膜を結晶化せしめる必要がある領域はソースド
ライバーとゲイトドライバーである。したがって、アク
ティブマトリクス回路23をマスク27によって覆った
状態でレーザーを照射すればよい。あるいは、領域27
を避けて、適当な形状のレーザー光を走査してもよい。
(図2)
【0018】また、このようにして作製される本発明の
モノリシック型アクティブマトリクス回路の薄膜トラン
ジスタは順スタガー型(すなわち、ソース/ドレイン電
極・配線とゲイト電極がゲイト絶縁膜に対して逆の方向
にある構造)であり、前記周辺駆動回路中の薄膜トラン
ジスタのチャネル形成領域は主としてパルスレーザー光
の照射によって結晶化された半導体からなり、前記アク
ティブマトリクス回路中の薄膜トランジスタのチャネル
形成領域はアモルファス状態の半導体であることを特徴
とする。
【0019】本発明においては、ゲイト電極・配線の材
料としてはアルミニウム等の低抵抗の金属材料が好まし
い。また、本発明で使用するパルスレーザーとしては、
KrF、ArF、XeCl、XeF等のエキシマーレー
ザーのような紫外光レーザーが望ましい。
【0020】
【作用】本発明では、上記の選択的なレーザー照射によ
る結晶化の特徴を生かして、アモルファスシリコン膜の
一部を選択的に結晶化させて、アクティブマトリクス回
路の周辺論理回路の結晶シリコンTFTに用い、他のア
モルファス状態の部分をアクティブマトリクス回路領域
のアモルファスシリコンTFTとして用いることを特徴
とする。この結果、低リーク電流と高速動作という矛盾
するトランジスタを有する回路を同一基板上に同時に形
成することができる。以下に実施例を用いて、より詳細
に本発明を説明する。
【0021】
【実施例】図1に本実施例を示す。図の左側が周辺論理
回路領域、右側がアクティブマトリクス回路領域であ
る。まず、コーニング7059基板上に、スパッタ法に
よって下地酸化膜101を厚さ2000Å堆積した。さ
らに、その上にスパッタ法によって厚さ500ÅのIT
O(インディウム錫酸化物)膜を形成し、これをエッチ
ングして、周辺論理回路領域の配線102、103、1
04、アクティブマトリクス回路領域の配線105、お
よび画素電極106を形成した。
【0022】その後、モノシランもしくはジシランを原
料とするプラズマCVD法もしくは減圧CVD法によっ
て、アモルファスシリコン膜を厚さ500〜1500Å
堆積した。このときには、アモルファスシリコン膜中の
酸素濃度は1018原子/cm3 以下が好ましかった。そ
して、イオンドーピング法によって燐および硼素をドー
ピングした。ドーピングは公知のCMOS作製の手法と
同様におこなった。すなわち、最初に全面に燐をドーピ
ングし、その後、Nチャネル型TFTを形成する領域を
フォトレジストのマスクで被覆し、Pチャネル型TFT
を形成する領域に硼素をドーピングした。
【0023】本実施例では、燐のドーピングの際のドー
ピングガスとしてはフォスフィン(PH3 )を水素で5
%に希釈したものを用いた。硼素のドーピングの際のド
ーピングガスとしてはジボラン(B2 6 )を水素で5
%に希釈したものを用いた。加速電圧は、燐、硼素とも
5〜30kVが適当であった。ドーズ量は1×1014
5×1015原子/cm2 、例えば、燐は2×1014原子
/cm2 、硼素は5×1014原子/cm2 とした。
【0024】その後、TFTのチャネル形成領域となる
部分(ソース/ドレインの間の部分)をエッチングし
て、N型半導体領域107、108、111、112と
P型半導体領域109、110を形成した。そして、そ
の上に厚さ100〜500Å、例えば、200Åの実質
的に真性な水素化アモルファスシリコン膜113をプラ
ズマCVD法によって形成した。
【0025】さらに、図1(A)に示すように、非密着
性のマスク114を用いて、KrFエキシマーレーザー
光(波長248nm、パルス幅20nsec)を照射し
て、シリコン膜のうち、周辺論理回路領域(図の左側)
のみ結晶化させた。レーザーのエネルギー密度は200
〜400mJ/cm2 、好ましくは250〜300mJ
/cm2 とした。マスクで覆われた領域(アクティブマ
トリクス回路領域を含む)にはレーザー光が到達しない
ので、アモルファスシリコンのままであった。また、レ
ーザーの照射された領域では真性のシリコン膜113の
みではなく、N型、P型の領域107〜110も結晶化
された。(図1(A))
【0026】その後、これらのシリコン膜(N型および
P型半導体領域と真性のシリコン膜)を島状にエッチン
グし、周辺回路の島状領域121、122、123を形
成した。同時に周辺論理回路のNチャネル型TFTのソ
ース115、ドレイン116、周辺論理回路のPチャネ
ル型TFTのソース118、ドレイン117、アクティ
ブマトリクス回路のNチャネル型TFTのソース11
9、ドレイン120も形成された。(図1(B))
【0027】そして、一酸化二窒素(N2 O)と酸素
(O2 )を原料とするプラズマCVD法によって厚さ1
200Åの酸化珪素膜124を全面に堆積した。これは
ゲイト絶縁膜あるいは保持容量の誘電体として機能す
る。そのため、十分に低い界面準位密度や高い耐圧が要
求される。本実施例では、モノシラン10SCCM、一
酸化二窒素100SCCMで反応室に導入し、基板温度
430℃、反応圧力0.3Torr、投入電力(13.
56MHz)250Wとした。これらの条件は使用する
反応装置によって変動する。上記の条件で作製した酸化
珪素膜の成膜速度は約1000Å/分であり、フッ酸
1、酢酸50、フッ化アンモニウム50の混合溶液(2
0℃)におけるエッチング速度は約1000Å/分であ
った。
【0028】さらに、スパッタ法によって厚さ2000
〜8000Å、例えば、3000Åのチタン膜を堆積
し、これをエッチングしてゲイト電極125、126、
127および保持容量の電極128を形成した。最後に
プラズマCVD法によって、厚さ3000Åの窒化珪素
膜129をパッシベーション膜して形成した。以上の工
程により、周辺論理回路の結晶性シリコンのNチャネル
型およびPチャネル型TFT(周辺p−Si N−ch
TFTおよび周辺p−Si P−ch TFT)とア
クティブマトリクス回路のNチャネル型アモルファスシ
リコンTFT(画素a−Si N−ch TFT)、さ
らには保持容量を形成できた。(図1(C))
【0029】TFTの構造は周辺論理回路とアクティブ
マトリクス回路で異ならせてもよい。例えば、図1
(D)のように、アクティブマトリクス回路のTFTの
ゲイト電極をドレインから距離xだけ離したオフセット
構造とすると、よりオフ電流を低減できる。(図1
(D))
【0030】周辺論理回路のように高速動作をおこなう
には、チャネル形成領域を構成する半導体が結晶性であ
るとともに、ソース/ドレインも結晶性でそのシート抵
抗が低いことが必要である。本実施例では、周辺論理回
路の作製において、レーザー照射をおこなうが、その際
にはチャネル形成領域のみでなく、ソース/ドレインに
相当する部分まで結晶化されるので、上記の問題はな
い。ソース/ドレインの結晶性をより向上させるにはシ
リコン膜中にニッケル、白金、パラジウム、コバルト、
鉄等のアモルファスシリコンの結晶化を助長する触媒元
素を1×1017〜2×1019原子/cm3 添加するとよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上に示したごとく、本発明によって、
マトリクス領域のTFTと周辺回路領域のTFTの特性
の最適なものとすることができ、特性の優れたモノリシ
ック型アクティブマトリクス回路を作製することができ
る。しかも、実質的に同一プロセスによっておこなうこ
とができるため、量産性には何ら問題はなかった。この
ように本発明は工業上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるTFTの作製方法を示す。
【図2】 モノリシック型アクティブマトリクス回路の
構成例
【図3】 モノリシック型アクティブマトリクス回路の
ブロック図
【符号の説明】
101 絶縁基板 102〜105 配線(ITO) 106 画素電極 107、108 N型半導体領域 109、110 P型半導体領域 111、112 N型半導体領域 113 真性シリコン膜 114 マスク 115〜120 ソース/ドレイン 121〜123 島状シリコン領域 124 ゲイト絶縁膜 125〜127 ゲイト電極 128 保持容量電極 129 パッシベーション膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 H01L 21/336 H01L 27/08 331 G02F 1/1368

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクティブマトリクス回路のNチャネル型
    アモルファスシリコン薄膜トランジスタ、周辺論理回路
    の結晶性シリコンのNチャネル型薄膜トランジスタ及び
    Pチャネル型薄膜トランジスタを同一基板上に有する半
    導体装置の作製方法であって、 絶縁表面を有する基板上に周辺論理回路領域の配線とア
    クティブマトリクス回路領域の画素電極及び配線を形成
    し、前記周辺論理回路領域の前記配線上にN型半導体領域又
    はP型半導体領域を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域の前記画素電極及び
    前記配線上にN型半導体領域を形成し、 前記N型半導体領域及び前記P型半導体領域上にアモル
    ファスシリコン膜を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域上にマスクを形成
    し、前記マスクを用いて前記周辺論理回路領域 にレーザー光
    を照射して、前記周辺論理回路領域の前記アモルファス
    シリコン膜のみを結晶化して結晶性シリコン膜とし、 前記レーザー光を照射した後、前記結晶性シリコン膜、
    前記アモルファスシリコン膜、前記N型半導体領域及び
    前記P型半導体領域をエッチングすることにより、前記
    アクティブマトリクス回路領域の前記配線及び前記画素
    電極上に前記N型半導体領域でなるソース及びドレイン
    と前記アモルファスシリコン膜でなる島状領域を形成
    し、前記周辺論理回路領域の前記配線上に前記N型半導
    体領域又は前記P型半導体領域でなるソース及びドレイ
    ンと前記結晶性シリコン膜でなる島状領域を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域及び前記周辺論理回
    路領域の前記島状領域上にゲイト絶縁膜を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域及び前記周辺論理回
    路領域それぞれの前記島状領域上に前記ゲイト絶縁膜を
    介してゲイト電極を形成する ことを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  2. 【請求項2】アクティブマトリクス回路のNチャネル型
    アモルファスシリコン薄膜トランジスタ、周辺論理回路
    の結晶性シリコンのNチャネル型薄膜トランジスタ及び
    Pチャネル型薄膜トランジスタを同一基板上に有する半
    導体装置の作製方法であって、 絶縁表面を有する基板上に周辺論理回路領域の配線とア
    クティブマトリクス回路領域の画素電極及び配線を形成
    し、前記周辺論理回路領域の前記配線上にN型半導体領域又
    はP型半導体領域を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域の前記画素電極及び
    前記配線上にN型半導体領域を形成し、 前記N型半導体領域及び前記P型半導体領域上にアモル
    ファスシリコン膜を形成し、 前記アクティブマトリクス回路の前記Nチャネル型アモ
    ルファスシリコン薄膜トランジスタを形成する領域上
    マスクを形成し、前記マスクを用いて前記周辺論理回路領域 にレーザー光
    を照射して、前記周辺論理回路領域の前記アモルファス
    シリコン膜のみを結晶化して結晶性シリコン膜とし、 前記レーザー光を照射した後、前記結晶性シリコン膜、
    前記アモルファスシリコン膜、前記N型半導体領域及び
    前記P型半導体領域をエッチングすることにより、前記
    アクティブマトリクス回路領域の前記配線及び前記画素
    電極上に前記N型半導体領域でなるソース及びドレイン
    と前記アモルファスシリコン膜でなる島状領域を形成
    し、前記周辺論理回路領域の前記配線上に前記N型半導
    体領域又は前記P型半導体領域でなるソース及びドレイ
    ンと前記結晶性シリコン膜でなる島状領域を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域及び前記周辺論理回
    路領域の前記島状領域上にゲイト絶縁膜を形成し、 前記アクティブマトリクス回路領域及び前記周辺論理回
    路領域それぞれの前記島状領域上に前記ゲイト絶縁膜を
    介してゲイト電極を形成する ことを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記ア
    クティブマトリクス回路の前記Nチャネル型アモルファ
    スシリコン薄膜トランジスタをオフセット構造とするこ
    とを特徴とする半導体装置の作製方法。
  4. 【請求項4】請求項において、前記オフセット構造
    は、前記ゲイト電極を前記ドレインから一定距離だけ離
    して形成した構造であることを特徴とする半導体装置の
    作製方法。
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