JP3456200B2 - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法

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JP3456200B2
JP3456200B2 JP2000302936A JP2000302936A JP3456200B2 JP 3456200 B2 JP3456200 B2 JP 3456200B2 JP 2000302936 A JP2000302936 A JP 2000302936A JP 2000302936 A JP2000302936 A JP 2000302936A JP 3456200 B2 JP3456200 B2 JP 3456200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置および印
刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の文字列に対し、地紋(下
地)や、外枠を施したり、書体(フォント)を変更する
いわゆる「装飾機能」を有した印刷装置が知られてい
る。これらの印刷装置は、テキスト入力後、装飾対象文
字列を指定し、所望する装飾を指定することにより、装
飾を施した印刷が行われていた。
【0003】ところで、こういった「装飾機能」は、使
い方によっては、特に装飾の内容にはこだわらないが、
ある特定の文字列に対して何か装飾をアクセント(飾
り)として施したい場合が考えられる。例えば、クラス
全員の名前ラベルを作成する際、アクセントとして外枠
を施したいが、誰にどの外枠を施してもかまわないよう
な場合、従来は、クラス全員分、適当に一人一人の外枠
の種類を変えて印刷を行わなければ成らず、手間がかか
った。
【0004】一方、上述した従来の「装飾機能」を有し
た印刷装置は、一般に(ある意味当然であるが)、ユー
ザの所望する装飾を指定して印刷することを目的として
いる。すなわち、所定の文字列に思い通りの装飾を施し
て印刷することを目的としている。ところが、このよう
な従来の印刷装置では、定型的な文字列の入力・編集・
印刷を行うことしかできず、ユーザが飽きてしまうこと
も多い。しかし、見方を変えれば、所定の文字列に予測
不可能な装飾を施して印刷すれば、ゲームや占い等の娯
楽に使用することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、ユ
ーザの印刷指示により複数種類の装飾画像を順次ランダ
ムに印刷することで、印刷指示毎に装飾を設定する手間
を省き、迅速且つ簡単に印刷を行うことができると共に
娯楽性を備えた印刷装置および印刷方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、複
数の装飾指定データを記憶する装飾指定データ記憶手段
と、前記複数の装飾指定データの中からランダムに1の
装飾指定データを選択する装飾指定データ選択手段と、
前記装飾指定データ選択手段によって選択された前記1
の装飾指定データによる指定に従って装飾された装飾画
像を被印刷媒体に印刷する印刷手段と、を備え、前記装
飾指定データ選択手段は、前記複数の装飾指定データの
うち、所定の選択開始処理がなされた後の一連の選択処
理において、未だ選択されていない装飾指定データの中
から1の装飾指定データを選択することを特徴とする。
【0007】また、本発明の印刷方法は、複数の装飾指
定データを記憶し、記憶された前記複数の装飾指定デー
タの中からランダムに1の装飾指定データを選択し、選
択された前記1の装飾指定データによる指定に従って装
飾された装飾画像を、被印刷媒体に印刷する印刷方法で
あって、前記1の装飾指定データは、前記複数の装飾指
定データのうち、所定の選択開始処理がなされた後の一
連の選択処理において、未だ選択されていない装飾指定
データの中から選択することを特徴とする。
【0008】この印刷装置および印刷方法は、複数の装
飾指定データを記憶し、これらの中からランダムに1の
装飾指定データを選択すると共に、その指定に従って装
飾された装飾画像を、被印刷媒体に印刷することができ
る。すなわち、次に選択される装飾指定データが、ラン
ダムに決定されるため、印刷指示毎にそれぞれの装飾の
指定を必要としない。従って、特に装飾の内容・順序に
はこだわらないが、アクセント的に何か装飾を施したい
場合など、ユーザは、印刷毎の装飾の設定が必要なくな
るため、迅速且つ簡単に印刷を行うことができる。ま
た、1の装飾指定データをランダムに選択するため、ユ
ーザは次にどの装飾が印刷されるかを予測するなど、印
刷を楽しむことができる。また、この構成によれば、複
数の装飾指定データのうち、所定の選択開始処理がなさ
れた後の一連の選択処理において、未だ選択されていな
い装飾指定データの中から1の装飾指定データを選択す
るため、一連の選択処理において既に選択した装飾指定
データを再度選択することがない。したがって、例え
ば、劇の配役を印刷された装飾画像で決める場合など、
印刷結果と装飾とを1対1で対応づける必要性がある場
合に利用することができる。
【0009】なお、装飾の印刷はユーザにより、1回の
印刷指示が成されたとき、一枚目の装飾、二枚目の装飾
と続けて印刷されるよう構成してもよいし、1回の印刷
指示で、一枚目の装飾が印刷され、2回目の印刷指示で
二枚目の装飾が印刷されるよう構成してもよい。また、
ここで言う「装飾」とは、上述の「外枠」に限らず、
「書式(地紋印刷など)」や、「飾り字」、「書体(明
朝体やゴシック体など)」、「文字囲み」、「網掛」な
ども含むものである。
【0010】また、「装飾指定データ」とは、「装飾」
を指定するための「文字コード」の他、「装飾」そのも
のを表現する「ビットマップデータ」や、「装飾」を指
定するための「プログラムデータ」なども含むものであ
る。すなわち、1の「装飾指定データ」を選択すること
により、結果的にこれに対応する「装飾」が施されるも
のであればよい。また、「1の装飾指定データの選択」
は、印刷が終了した時点で行われてもよいし、ユーザに
より印刷が指示された時点で行われてもよい。すなわ
ち、結果的に、何らかのタイミングで選択された1の装
飾指定データによる指定に従って装飾された装飾画像が
印刷されればよい。
【0011】この場合、前記複数の装飾指定データから
成るグループを、少なくとも1以上記憶するグループ記
憶手段と、前記グループ記憶手段に記憶された1以上の
グループの中から所望するグループを指定するグループ
指定手段とを更に備え、前記装飾指定データ選択手段
は、前記グループ指定手段により指定されたグループに
属する複数の装飾指定データの中から1の装飾指定デー
タを選択することが好ましい
【0012】また、この場合、前記複数の装飾指定デー
タから成るグループを、少なくとも1以上記憶し、前記
1以上のグループの中から所望するグループを指定し、
前記1の装飾指定データは、前記指定されたグループに
属する複数の装飾指定データの中から選択されること
好ましい
【0013】この印刷装置は、複数の装飾指定データか
ら成るグループを少なくとも1以上記憶しており、この
中から所望のグループが指定されると共に、指定された
グループに属する複数の装飾指定データの中から1の装
飾指定データが選択される。このため、ユーザは、例え
ば、「外枠−ジャンケン」というグループが存在す場
合、「グー」、「チョキ」、「パー」の絵柄が組み込ま
れた外枠の装飾を指定する3つの装飾指定データの中か
ら次にどの装飾指定データが選択されるか予測がつかな
いため、「ジャンケンゲーム」として楽しむことができ
る。
【0014】また、グループ「書体」が存在する場合、
これを指定してランダムに印刷させることで、変化のあ
る書体を楽しむことができる。このように、複数の装飾
指定データがグループ化され、更にグループを1以上
(複数)記憶することで様々な用途に利用することがで
き、汎用性を向上させることができる。さらに、ユーザ
は印刷装置に備えられた機能を知り、印刷を楽しむこと
ができる。
【0015】これらの場合、前記装飾指定データによる
指定には、装飾の一部として付加されるビットパターン
の種類の指定が含まれることが好ましい
【0016】
【0017】この構成によれば、装飾指定データによる
指定には、装飾の一部として付加されるビットパターン
の種類の指定が含まれるため、例えば、「外枠」や「地
紋印刷」の装飾がビットパターンで記憶されている場
合、それらを指定して装飾することができる。すなわ
ち、装飾を行う処理プログラムではなく、ビットパター
ンとして記憶された装飾指定データによる指定によって
も、装飾を行うことができる。
【0018】これらの場合、前記装飾指定データによる
指定には、文字属性の指定が含まれることが好ましい
【0019】
【0020】この構成によれば、装飾指定データによる
指定には、文字属性の指定が含まれるため、「斜体」、
「正体」、「強調」、「明朝体」、「ゴシック体」な
ど、文字の属性に関する装飾も行うことができる。ま
た、このように様々な装飾を施すことができるため、汎
用性を向上させることができる。
【0021】これらの場合、文字を入力する入力手段を
更に備え、前記装飾指定データによる指定には、入力さ
れた文字または文字列に対して装飾を施す指定が含まれ
ることが好ましい
【0022】この構成によれば、装飾指定データによる
指定には、文字を入力する入力手段を更に備え、入力さ
れた文字または文字列に対して装飾を施す指定が含まれ
るため、例えば入力された文字「あ」(または文字列)
に対して、「斜体」、「正体」、「強調」、「明朝
体」、「ゴシック体」など文字属性を変更したり、入力
された文字列「あいう」(または文字)に対して「外
枠」や「地紋印刷」などの装飾を施すことができる。す
なわち、「外枠」のみや「地紋印刷」のみなど、装飾画
像のみを指定して印刷するだけでなく、入力された文字
や文字列に対して装飾を施すといった指定も可能とな
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】これらの場合、前記複数の装飾指定データ
を登録する装飾指定データ登録手段を更に備え、登録し
た前記装飾指定データは前記装飾指定データ記憶手段に
記憶されることが好ましい
【0028】この構成によれば、ユーザの所望する複数
の装飾指定データを登録し、これを記憶することができ
る。例えば、ユーザのお気に入りの装飾指定データ
(「外枠」など)を複数登録して、これを記憶しておけ
ば、印刷指示により、1の装飾指定データがランダムに
選択されると共にその装飾指定データによって指定され
る装飾画像を印刷することができる。従って、印刷指示
毎に装飾の設定を行う必要がないため、より迅速且つ簡
単に印刷を行うことができる。
【0029】これらの場合、前記複数の装飾指定データ
は、外部の記憶装置より前記装飾指定データ記憶手段に
入力可能に構成されていることが好ましい
【0030】この構成によれば、記憶手段に記憶されて
いない装飾指定データを外部の記憶装置より入力し、記
憶手段に記憶させることができるため、ユーザのニーズ
にあった必要最小限の装飾指定データだけを記憶させる
ことができる。従って、記憶容量を最小限にとどめるこ
とができると共に、これに伴って、記憶手段に記憶され
た装飾指定データの中から1の装飾指定データを迅速に
選択することができる。
【0031】この場合、同一グループに属する複数の装
飾指定データによる指定に従って装飾された装飾画像
は、前記被印刷媒体上における占有サイズが同一である
ことが好ましい
【0032】この印刷装置は、同一グループに属する複
数の装飾指定データによる指定に従って装飾された装飾
画像は、被印刷媒体上における占有サイズが同一である
ため、印刷対象物の貼付可能領域に合わせた所定サイズ
の印刷物を作成することができる。従って、例えば「外
枠」の装飾を順序性に従って印刷した場合に、「外枠」
の種類によっては印刷対象物の貼付可能領域を越えたサ
イズとなってしまうなどの不具合がなくなる。
【0033】これらの場合、前記被印刷媒体がテープ状
部材であることが好ましい
【0034】この構成によれば、被印刷媒体がテープ状
部材であるため、テープ印刷装置に利用することがで
き、ラベルなどを作成する場合に便利である。また、被
印刷媒体を巻回して印刷装置内に収容すれば、装置構成
をコンパクトにすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
印刷装置および印刷方法について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0036】図1および図2は、本実施形態におけるテ
ープ印刷装置の全体および開閉蓋を開けたときの外観構
成を示し、図3は、その制御系のブロック図である。図
1および図2に示すように、このテープ印刷装置1は、
上下2分割の装置ケース2により外殻が形成され、装置
ケース2の前部上面には各種入力キーから成るキーボー
ド3を備えている。後部上面は、その左部に開閉蓋21
が取り付けられ、その右部にディスプレイ4が配設され
ている。
【0037】また、図3に示すように、基本的な構成と
して、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザと
のインタフェースを行う操作部11、印刷ヘッド(サー
マルヘッド)7やテープ送り部120を有してポケット
6内に装着したテープカートリッジCの印刷用テープ
(以下単に「テープ」)Tに印刷を行う印刷部12、印
刷後のテープTの切断を行う切断部13、各種センサを
有して各種検出を行う検出部14、各種ドライバを有し
て各部回路を駆動する駆動部270、および、テープ印
刷装置1内の各部を制御する制御部200を備えてい
る。このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、
切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収
納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、
駆動部270や制御部200の各回路などが搭載され、
図外のACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカ
ド電池等の電池に接続されている。
【0038】テープ印刷装置1では、ユーザが、ポケッ
ト6にテープカートリッジCを装着した後、ディスプレ
イ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3
により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等
のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示する
と、テープ送り部120によりテープカートリッジCか
らテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープT
に所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22
から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了する
と、テープ送り部120は、余白分を含むテープ長さの
位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止す
る。
【0039】図2および図3に示すように、印刷部12
には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジCを装
着するためのポケット6が設けられていて、テープカー
トリッジCはこの開閉蓋21を開放した状態でポケット
6に対して着脱される。テープカートリッジCには、カ
ートリッジケース51の内部に一定の幅(4.5mm〜
48mm程度)のテープTとインクリボンRとを収容さ
れており、また、ポケット6に配設されたヘッドユニッ
ト61に差し込むための貫通孔55が形成されている。
また、相異なる幅等のテープTの種別を識別できるよう
に、裏面に小さな複数の孔が設けられ、ポケット6に
は、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテ
ープ識別センサ142が設けられていて、これにより、
テープTの種別を検出できるようになっている。
【0040】テープTは、裏面に接着面が形成され、そ
れが剥離紙によって覆われた構成になっている。テープ
TとインクリボンRは、貫通孔55の位置で相互に重な
り合った状態で走行するとともに、テープTのみが外部
に排出され、インクリボンRは内部で巻き取られるよう
になっている。
【0041】ヘッドユニット61には、サーマルヘッド
から成る印刷ヘッド7が内蔵されており、テープカート
リッジCがポケット6に装着された状態で、印刷ヘッド
7が、テープカートリッジCの貫通孔55から露出して
いるインクリボンRの裏面に当たるようになっている。
そして、印刷ヘッド7を発熱駆動することにより、所望
の文字などがテープTの表面に印刷される。また、装置
ケース2の左側部には、ポケット6と装置外部とを連通
するテープ排出口22が形成され、テープ排出口22に
は、送りだしたテープTを切断するテープカッタが臨ん
でいる。また、ポケット6には、装着されたテープカー
トリッジ4の被駆動部が係合する駆動軸62、63など
が設けられており、送りモータ121を駆動源として、
これらの駆動軸62、63により、テープカートリッジ
C内のテープTおよびインクリボンRの送りが行われ、
かつこれらに同期して印刷ヘッド7を駆動することで、
印刷が行われる。また、印刷完了後、テープTの送りが
続行され所定の切断位置がテープカッタの位置まで送ら
れる。
【0042】なお、送りモータ121の先端には図外の
検出開口が形成された円盤が固着され、その検出開口に
臨むようにフォトセンサ等を有する回転速度センサ14
1が設けられていて、送りモータ121の回転速度を検
出して制御部200に報告する。
【0043】切断部13は、テープカッタと、任意長印
刷などの場合に手動によりテープカッタを切断動作させ
るカットボタン133と、定長印刷などの場合に自動的
にテープカッタを切断動作させるカッタモータ131
と、を備えている。また、これにより、テープ印刷装置
1では、モード設定によって、自動/手動を切り替えら
れるようにしている。このため、手動カットの場合、印
刷が完了した時点で、ユーザが、装置ケース2に配設さ
れたカットボタン133を押すことで、テープカッタが
作動しテープTが所望の長さに切断される。また、自動
カットの場合、印刷が終了して余白分だけテープ送りさ
れ、それが停止すると同時に、カッタモータ131が駆
動され、テープTの切断が行われる。
【0044】検出部14は、前述の回転速度センサ14
1、テープ識別センサ142を備えている。なお、実状
に合わせて、これらを省略した構成とすることもでき
る。
【0045】駆動部270は、ディスプレイドライバ2
71と、ヘッドドライバ272と、モータドライバ27
3とを備えている。ディスプレイドライバ271は、制
御部200から出力される制御信号に基づき、その指示
に従って、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同
様に、ヘッドドライバ272は、制御部200の指示に
従って、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動する。また、
モータドライバ273は、印刷部12の送りモータ12
1を駆動する送りモータドライバ273dと、切断部1
3のカッタモータ131を駆動するカッタモータドライ
バ273cとを有し、同様に、制御部200の指示に従
って、各モータを駆動する。
【0046】操作部11は、キーボード3とディスプレ
イ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方
向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状
の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを
表示可能な表示画面41を有し、ユーザがキーボード3
からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの
印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認
したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力
したりする際などに用いられる。
【0047】キーボード3には、アルファベットキー
群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、およ
び外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む
文字キー群の他、各種の動作モードなどを指定するため
の機能キー群などが配列されている。機能キー群には、
連続印刷を指定する「連番」キー31、書式を指定する
「書式」キー32、「段落スタイル」を指定する「段落
スタイル」キー33、「書体」や「飾り字」、「囲み・
網」などを指定する「文字モード」キー34などが含ま
れる。なお、当然ながら、一般的なキーボードと同様
に、これらのキー入力は、各キー入力毎に個別にキーを
設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせて
より少ない数のキーを用いて入力しても良い。図3に示
すように、キーボード3は、種々の指令およびデータを
制御部200に入力する。
【0048】制御部200は、CPU210、ROM2
20、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)
230、RAM240、周辺制御回路(P−CON)2
50を備え、互いに内部バス260により接続されてい
る。ROM220は、CPU210で処理する制御プロ
グラムを記憶する制御プログラム領域221の他、色変
換テーブルや文字修飾テーブルなどを含む制御データを
記憶する制御データ領域222を有している。CG−R
OM230は、テープ印刷装置1に用意されている装飾
画像、記号、図形等のビットマップデータを記憶してい
て、文字等を特定するコードデータが与えられたとき
に、対応するビットマップデータを出力する。
【0049】RAM240は、電源キーの操作により電
源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくよ
うに図外のバックアップ回路によって電源の供給を受け
ており、各種レジスタ群241や、ユーザがキーボード
3から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキ
ストデータ領域242、表示画面41の表示画像データ
を記憶する表示画像データ領域243、印刷画像データ
を記憶する印刷画像データ領域244、描画登録画像デ
ータを記憶する描画登録画像データ領域245の他、印
刷履歴データ領域246やその他の色変換バッファなど
の各種変換バッファ領域247などの領域を有し、制御
処理のための作業領域として使用される。
【0050】P−CON250には、CPU210の機
能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取
り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLS
Iなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種
々の計時を行うタイマ251などもP−CON250内
の機能として組み込まれている。このため、P−CON
250は、検出部14の各種センサやキーボード3と接
続され、検出部14からの前述した各種検出信号および
キーボード3からの各種指令や入力データなどをそのま
まあるいは加工して内部バス260に取り込むととも
に、CPU210と連動して、CPU210等から内部
バス260に出力されたデータや制御信号を、そのまま
あるいは加工して駆動部270に出力する。
【0051】そして、CPU210は、上記の構成によ
り、ROM220内の制御プログラムに従って、P−C
ON250を介して各種検出信号、各種指令、各種デー
タ等を入力し、CG−ROM230からのビットマップ
データ、RAM240内の各種データ等を処理し、P−
CON250を介して駆動部270に制御信号を出力す
ることにより、印刷の位置制御や表示画面41の表示制
御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印
刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全
体を制御している。
【0052】ここで、テープ印刷装置1を使用した印刷
方法について説明する。前述の通り、本発明は、テキス
ト上の指定された場所にランダムに選択された装飾画像
を印刷するものである。従って、本発明の要点である装
飾画像の呼出、登録および印刷についてのみ、表示画面
41(図7ないし図12)を参照しながら操作手順に従
って説明する。
【0053】なお、図4および図5は、「書式」を指定
する「書式」キー32、「段落スタイル」を指定する
「段落スタイル」キー33、「書体」や「飾り字」、
「囲み・網」などを指定する「文字モード」キー34を
押下したときのメニュー階層の一例を示している。ま
た、図6は、「段落スタイル」で「外枠−その他」を指
定したときの装飾候補の一覧を示している。なお、それ
ぞれの装飾候補に括弧書きで付した番号は、「装飾番
号」を示している。
【0054】まず、図7および図8を参照して、通常の
装飾画像(図4および図5に示す装飾)の呼出および印
刷方法について説明する。はじめに、「テキスト画面」
において、ユーザによりテキスト「はなこ」が入力され
る。このとき、テキストの入力に伴って、カーソルKが
移動する(S11, 次に入力される文字は「こ」の次
に表示され、カーソルKが付される)。また、「テキス
ト画面」では、画面上部の印刷イメージ表示部41a
に、「印刷」キー37を押下したときのイメージを表示
する。次にユーザにより「連番」キー31が押下される
と、画面41は「連番選択画面」へ遷移し、連続印刷の
対象候補を表示する。候補としては、「連続英数字」、
「連続絵文字」および「連続装飾」を表示するが、この
うち直近アクセス値(又はデフォルト値でもよい)の
「連続英数字」を反転表示する(S12)。
【0055】なお、「連続英数字」は、ユーザによって
印刷指示が成される毎にアルファベットや数字を印刷す
るものであり、「連続絵文字」は、ユーザによって印刷
指示が成される毎に絵文字を印刷するものである。ま
た、「連続装飾」は、ユーザによって印刷指示が成され
る毎に装飾画像を印刷するものである。ここでは、ユー
ザによりカーソルキー36(「↓」又は「→」又は「変
換」キー)が2回押下され、「連続装飾」を網掛表示す
る(S13)。
【0056】なお、カーソルキー36の押下に伴う候補
の選択は、下方カーソルキー36a(「↓」又は「→」
又は「変換」キー)、または上方カーソルキー36b
(「↑」又は「←」又は「無変換」キー)のいずれによ
って行われてもよく、画面上に表示した選択肢の中でサ
イクリックに選択可能となっている。従って、「連続装
飾」を網掛表示するために、上方カーソルキー36b
(「↑」又は「←」又は「無変換」キー)を1回押下し
てもよい。また、シフトキーなどと組み合わせて、下方
カーソルキー36a(「↓」又は「→」又は「変換」キ
ー)を押下することにより、最終候補へジャンプするよ
うに構成してもよい。
【0057】ここ(「連続装飾」が網掛表示された状
態:S13)で、ユーザにより「選択」キー38が押下
されると、画面41は「連続装飾処理選択画面」に遷移
し、直近アクセス値(又はデフォルト値)の「登録」を
反転表示する(S14)。ここで、ユーザによりカーソ
ルキー36(「↓」又は「→」又は「変換」キー)が押
下されると、「呼出」を網掛表示する(S15)。そし
て、「選択」キー38が押下されると、画面41は「変
更則選択画面」へ遷移し、「コード順」、「ランダム
1」および「ランダム2」の候補を表示する(S16,
なお、ここでは「ランダム2」は画面上には表示せ
ず、カーソルキー36(「↓」又は「→」又は「変換」
キー)の押下により表示する)。
【0058】このうち、「コード順」は、ユーザによっ
て印刷指示が成される毎に装飾画像を指定する装飾指定
データ(装飾コード)が格納されたアドレス順(ここで
は、「装飾番号」が「装飾コード」に対応しているた
め、印刷順序は「装飾番号」順となる)に装飾画像を印
刷するものである。また、「ランダム1」は、ユーザに
よって印刷指示が成される毎に、グループ内において既
に選択された装飾コードを除き、残りの装飾コードの中
から乱数を利用した無作為抽選が行われ、これにより選
択された装飾コードに対応する装飾画像を印刷するもの
である。そして、「ランダム2」は、ユーザによって印
刷指示が成される毎に、既に選択された装飾コードを除
かず、グループ内の全ての装飾コードを対象として乱数
を利用した無作為抽選が行われ、これにより選択された
装飾コードに対応する装飾画像を印刷するものである。
【0059】ここ(「変更則選択画面」:S16)で
は、ユーザによりカーソルキー36(「↓」又は「→」
又は「変換」キー)が押下され、「ランダム1」を網掛
表示する(S17)。そして、ユーザにより「選択」キ
ー38が押下されると、「連続装飾選択画面」に遷移
し、装飾画像の候補として「書式」、「段落スタイ
ル」、「文字モード」を表示する。なお、それぞれを選
択した場合の装飾画像の内容は、図4および図5に示す
とおりである。ここでは、直近アクセス値(又はデフォ
ルト値)の「書式」を反転表示し、ユーザによりカーソ
ルキー36(「↓」又は「→」又は「変換」キー)が2
回押下されると、「文字モード」を網掛表示する(S1
9)。なお、カーソルキー36(「↓」又は「→」又は
「変換」キー)により「文字モード」を選択する代わり
に、キーボード3上の「文字モード」キー34を押下す
ることにより選択してもよい。
【0060】続いて、ユーザにより「選択」キー38が
押下されると、画面41は「文字モード選択画面」に遷
移する(図8のS20)。「文字モード選択画面」で
は、候補として「書体」、「飾り字」、「囲み・網」が
存在する(図5の選択肢G1参照)が、ここでは、第1
候補の「書体」と第2候補の「飾り字」を表示し、さら
に、直近アクセス値(又はデフォルト値)の「書体」を
反転表示する。この状態で、ユーザにより、カーソルキ
ー36(「↓」又は「→」又は「変換」キー)が2回押
下されると、「囲み・網」を網掛表示し(S21)、
「選択」キー38が押下されると、画面41は「テキス
ト画面」に遷移する。「テキスト画面」では、グループ
「囲み・網」の中に存在する装飾指定データの中から
「下線」の装飾を指定する装飾指定データがランダムに
選択され、画面上部の印刷イメージ表示部41aに、こ
の装飾指定データによって指定される装飾画像として、
「下線(装飾番号372)」が施されたテキスト「はな
こ」を表示する。(S22)。
【0061】ここ(「テキスト画面」:S22)で、ユ
ーザにより「印刷」キー37が押下されると、画面41
は「印刷実行画面」に遷移し、自動的に算出されたテー
プ長、検出されたテープ幅、並びに何枚目の印刷である
かが表示される(S23)。テープは、表示されたテー
プ長分だけ繰り出され、オートカットされる。作成され
たテープT1には、テキスト「はなこ」に装飾画像とし
て「下線(装飾番号372)」が施される。
【0062】印刷が完了すると、画面41は「テキスト
画面」に戻るが、グループ「囲み・網」の中に存在する
装飾指定データの中から「丸囲み(装飾番号374)」
の装飾を指定する装飾指定データがランダムに選択さ
れ、画面上部の印刷イメージ表示部41aに、この装飾
指定データによって指定される装飾画像として、「丸囲
み(装飾番号374)」が施されたテキスト「はなこ」
を表示する(S24)。ここで、ユーザによりテキスト
「はなこ」が削除され、代わりに「たろう」が入力され
る(S25)。
【0063】なお、「テキスト画面」(S24)におい
て、テキスト内容の変更が必要でない場合は、(S2
4)の画面で、直接「印刷」キー37を押下すればよい
(必ずしもテキスト内容を変更する必要はない)。
【0064】ここで、「印刷」キー37が押下される
と、画面41は「印刷実行画面」に遷移し(S26)、
テープT2が作成される。なお、このとき、2枚目の印
刷であるので、画面41上のテープ枚数の表示は、「2
枚」となる。テープT2には、テキスト「たろう」に装
飾画像として「丸囲み(装飾番号374)」が施され
る。印刷が完了すると、画面41は再度「テキスト画
面」に戻る(S27)。ここでは、グループ「囲み・
網」の中に存在する装飾指定データの中から「角囲み
(装飾番号373)」の装飾を指定する装飾指定データ
がランダムに選択され、画面上部の印刷イメージ表示部
41aに、この装飾指定データによって指定される装飾
画像として、「角囲み(装飾番号373)」が施された
テキスト「たろう」を表示する。
【0065】なお、装飾画像はユーザから連続印刷を終
了する指示が成されるまで、繰り返しランダムに選択さ
れた装飾指定データに従って印刷されるが、グループ
(ここでは選択肢G2:グループ「囲み・網」,図5参
照)内で、装飾指定データが一通り選択される(装飾番
号371から377までを指定する装飾指定データの全
てがそれぞれ1回ずつ選択される)と終了するよう構成
してもよい。
【0066】また、上記の通り、「連続装飾選択画面」
(図7のS18)において、「書式」または「文字モー
ド」が選択された場合には、画面上部の印刷イメージ表
示部41aには、印刷される装飾画像がそのまま表示さ
れる(図8のS22、S24等参照)が、印刷イメージ
表示部41aに、何れかの装飾を施すことだけがユーザ
に確認できるような、疑似装飾を表示するよう構成して
もよい(なお、装飾のグループ毎に疑似装飾の形態を変
えてもよい)。この構成によれば、ユーザは次にどの装
飾画像が印刷されるかの予測がつかないため、印刷を楽
しむことができる。なお、「連続装飾選択画面」(図7
のS18)において、「段落スタイル」が選択された場
合には、画面上部の印刷イメージ表示部41aには、印
刷される装飾画像ではなく、疑似装飾が施される(後述
する図12のS63等参照)。
【0067】次に、装飾指定データの登録について図
9、図10および図11を参照して説明する。図9に示
すように、図7のS11からS13の操作の後、「連続
装飾処理画面」において、「登録」を反転表示している
状態(S31)で、ユーザにより「選択」キー38が押
下されると、画面41は、「連続装飾登録選択画面」に
遷移し、「連続1」を反転表示する(S32)。なお、
図5の選択肢G2に示すように、ユーザが自分のオリジ
ナルで登録可能なグループは4つある(「連続1」ない
し「連続4」)が、ここでは、オリジナルの「連続」グ
ループが未だ登録されていないので、候補としては「連
続1」だけが表示される。また、既に「連続」グループ
が登録されている場合には、既に登録済みの候補が表示
される。
【0068】「連続装飾登録選択画面」において、ユー
ザにより「選択」キー38が押下されると、画面41
は、「連続装飾登録画面」に遷移する(S33)。ここ
では、グループ「連続1」を示す「1」の後、連続対象
となる装飾画像の入力開始を示す「[」マークを表示
し、カーソルKは「[」マークに付される。
【0069】この状態で、ユーザにより、「段落スタイ
ル」キー33が押下されると、直近アクセス値(又はデ
フォルト値)の「表組」を反転表示し(S34)、カー
ソルキー36(「↓」又は「→」又は「変換」キー)が
押下されると、候補としてグループ「外枠」を網掛表示
する(S35, 図4参照)。ここで、「選択」キー3
8が押下されると、グループ「外枠」の候補の直近アク
セス値(又はデフォルト値)「干支」を反転表示し(S
36)、ユーザによりカーソルキー36(「↓」又は
「→」又は「変換」キー)が3回押下されると、グルー
プ「その他」を網掛表示する(S37, 図4の選択肢
G3参照)。
【0070】この状態で、ユーザにより「選択」キー3
8が押下されると、グループ「その他」の候補の直近ア
クセス値(又はデフォルト値, 装飾番号241, 図
6参照)を表示し(S38)、カーソルキー36
(「↓」又は「→」又は「変換」キー)が押下される
と、直近アクセス値(又はデフォルト値)から2番目の
候補(装飾番号242)を表示する(図10のS3
9)。ここで、「選択」キー38が押下されると、1つ
目の装飾画像の登録が指定される。そして、登録が指定
された装飾画像の装飾番号242を「[」マークの隣に
入力すると共に、カーソルKを装飾番号242に付す
(S40)。
【0071】次に、2つ目の装飾画像の登録を指定す
る。1つ目の装飾画像が登録された状態(S40)で、
ユーザにより、再度「段落スタイル」キー33が押下さ
れると、直近アクセス値の「外枠」を反転表示し(S4
1)、「選択」キー38が押下されると、グループ「外
枠」の候補を表示する(S42)。ここでは、先に選択
した(直近アクセス値の)「その他」を網掛表示し、
「選択」キー38が押下されると、グループ「その他」
において先に選択した(直近アクセス値の)装飾番号2
42の外枠を表示する(S43)。そして、ユーザによ
り、カーソルキー36(「↓」又は「→」又は「変換」
キー)が3回押下されると、装飾番号245を表示し
(S44)、「選択」キー38が押下されると2つ目の
装飾画像として、装飾番号245の登録が指定される
(S45)。
【0072】同様に、ユーザにより「段落スタイル」キ
ー33が押下されると、直近アクセス値の「外枠」を反
転表示し(S46)、「選択」キー38が押下される
と、グループ「外枠」の候補を表示する(S47)。そ
して、直近アクセス値の「その他」を網掛表示し、「選
択」キー38が押下されると、グループ「その他」の直
近アクセス値である装飾番号245の外枠を表示する
(図11のS48)。そして、ユーザにより、カーソル
キー36(「↓」又は「→」又は「変換」キー)が5回
押下されると、装飾番号250の装飾画像を表示し(S
49)、「選択」キー38が押下されると3つ目の装飾
画像として、装飾番号250の登録が指定される(S5
0)。
【0073】上記の要領で(S45からS50の操作を
繰り返すことで)、所望する装飾画像の登録を繰り返
す。そして、ユーザにより「選択」キー38が押下され
ると、画面41は、「連続装飾登録実行画面」に遷移し
(S51)、0.75秒ほど経過すると、画面41は
「テキスト画面」に遷移する(S52)。以上の操作に
より、装飾画像の登録が完了する。
【0074】なお、CG−ROM230(記憶手段)に
記憶されていない装飾指定データ(ビットマップデー
タ)を外部の記憶装置より入力し、CG−ROM230
に記憶させるようにしてもよい。この構成によれば、ユ
ーザのニーズにあった必要最小限の装飾指定データだけ
をCG−ROM230に記憶させることができる。従っ
て、記憶容量を最小限にとどめることができると共に、
これに伴って、記憶手段に記憶された装飾指定データの
中から1の装飾指定データを迅速に選択することができ
る。
【0075】また、装飾画像の登録は、「外枠−その
他」グループ(図8に示す装飾)の中からだけでなく、
図4および図5に示す装飾画像の中からの登録も可能で
ある。また、上記の方法だけでなく、装飾番号を「[」
マークの後に直接キーボード3から入力することによっ
ても、装飾画像の登録は可能である。
【0076】また、上記の実施例では、装飾指定データ
を複数登録して、オリジナルグループを作成する(「連
続1」ないし「連続4」)としたが、既に存在するグル
ープ(「外枠−その他」など)に新たに追加して登録す
るようにしてもよい。
【0077】次に、上述の方法で登録された装飾指定デ
ータの呼出について図12を参照して説明する。なお、
この操作は前述した装飾指定データの登録操作に続いて
行われたものとする。同図に示すように、図7のS11
からS17の操作の後、「連続装飾選択画面」(S6
1)において、ユーザによりカーソルキー36(「↓」
又は「→」又は「変換」キー)が3回押下されると、
「連続1」を網掛表示する(S62)。ここで、ユーザ
により「選択」キー38が押下されると、画面41は
「テキスト画面」に遷移する(S63)。「テキスト画
面」では、画面上部の印刷イメージ表示部41aに連続
的に「外枠」の装飾を施すことを示す疑似外枠Fを表示
する。
【0078】ここで、ユーザにより「印刷」キー37が
押下されると、画面41は「印刷実行画面」に遷移し
(S64)、テープT3が作成される。テープT3に
は、テキスト「あい」に、登録された複数の装飾指定デ
ータ(装飾番号242,245,250:図11のS50
参照)の中からランダムに選択された装飾指定データに
よって指定される装飾画像(ここでは装飾番号245)
が印刷される(図6参照)。印刷が完了すると、画面4
1は「テキスト画面」に戻る(S65)。なお、ここで
は、先の「テキスト画面」(S63)と同様の画面表示
がなされる。
【0079】ここで、ユーザにより「印刷」キー37が
押下されると、画面41は「印刷実行画面」に遷移し
(S66)、テープT4が作成される。テープT4に
は、テキスト「あい」に、ランダムに選択された装飾指
定データによって指定される装飾画像(ここでは装飾番
号250)が印刷される。同様に、「テキスト画面」
(S67)から再度「印刷」キー37が押下されると、
画面41は「印刷実行画面」に遷移し(S68)、テー
プT5が作成される。テープT5には、テキスト「あ
い」にランダムに選択された装飾指定データによって指
定される装飾画像(ここでは装飾番号242)が印刷さ
れる。印刷が完了すると、画面41は「テキスト画面」
に戻る(S69)。このように、「印刷」キー37を押
下する毎に登録された複数の装飾指定データの中から1
の装飾指定データがランダムに選択され、その装飾指定
データによって指定される装飾画像が印刷される。
【0080】なお、上記の実施例では、「連続装飾登録
画面」(図9のS33)において、装飾画像が「段落ス
タイル」の中から選択された場合には、画面上部の印刷
イメージ表示部41aには、印刷される装飾画像ではな
く、疑似装飾(ここでは疑似外枠F)が表示される(図
12のS63およびS65等参照)ものとしたが、印刷
される装飾画像そのものが表示されるよう構成してもよ
い。この構成によれば、ユーザは次にどの装飾画像が印
刷されるかを確認することができる。
【0081】また、本発明の応用例として、図13に示
すような、干支別に今日の運勢を占う、「干支別占いカ
ード」を作成することも可能である。この「干支別占い
カード」は、「連続装飾」と「連続英数字」を組み合わ
せて作成されたものであり、作成方法は、まず、「連続
英数字」として、1から12の数字を指定し、印刷を指
示する(指定の手順は図7および図8参照)。なお、
「変更則選択画面」において、変更則「コード順」を選
択する。また、10、11、12の2桁の数字は、半角
数字を指定する。次に、「連続装飾」として、「外枠−
干支」(装飾番号211ないし222, 図4の選択肢
G4参照)を指定し、印刷を指示すると、印刷指示毎に
(「印刷」キー37を押下する毎に)「(ランダムに選
択された外枠(ここでは装飾番号212)の装飾が施さ
れた)今日の1番」、「(ランダムに選択された外枠
(ここでは装飾番号215)の装飾が施された)今日の
2番」・・・と、「今日の1番」から「今日の12番」
まで順番に、グループ「外枠−干支」の中からランダム
に選択された装飾指定データによって指定された装飾画
像と共に印刷される。
【0082】また、別の応用例として、「文字モード」
の中から「和文書体」のグループ(図5の選択肢G5)
を選択したときの印刷例を図14(a)に、また「飾り
字−影文字」のグループ(図5の選択肢G6)を選択し
たときの印刷例を同図(b)に示した。このように、所
定の文字列に対し、様々な装飾画像がなされることで、
ユーザは印刷物の作成を楽しむことができると共に、印
刷装置に備えられた機能を知り、幅広い活用を行うこと
ができるようになる。
【0083】以上、詳述したとおり、本発明のテープ印
刷装置1および印刷方法によれば、複数の装飾指定デー
タを記憶し、これらの中からランダムに1の装飾指定デ
ータを選択すると共に、その指定に従って装飾された装
飾画像を、被印刷媒体に印刷することができる。すなわ
ち、次に選択される装飾指定データが、ランダムに決定
されるため、印刷指示毎にそれぞれの装飾の指定を必要
としない。従って、特に装飾の内容・順序にはこだわら
ないが、アクセント的に何か装飾を施したい場合など、
ユーザは、印刷毎の装飾の設定が必要なくなるため、迅
速且つ簡単に印刷を行うことができる。また、1の装飾
指定データをランダムに選択するため、ユーザは次にど
の装飾が印刷されるかを予測するなど、印刷を楽しむこ
とができる。
【0084】また、複数の装飾指定データがグループ化
され、更にグループを1以上(複数)記憶しているた
め、様々な用途に利用することができ、汎用性を向上さ
せることができる。さらに、ユーザは印刷装置1に備え
られた機能を知り、印刷を楽しむことができる。
【0085】また、装飾指定データによる指定には、装
飾の一部として付加されるビットパターンの種類の指定
が含まれるため、装飾を行う処理プログラムではなく、
ビットパターンとして記憶された装飾指定データによる
指定によっても、装飾を行うことができる。
【0086】また、装飾指定データによる指定には、文
字属性の指定が含まれるため、「斜体」、「正体」、
「強調」、「明朝体」、「ゴシック体」など、文字の属
性に関する装飾も行うことができる。また、このように
様々な装飾を施すことができるため、汎用性を向上させ
ることができる。
【0087】また、装飾指定データによる指定には、入
力された文字列に対して装飾を施す指定が含まれるた
め、例えば、「外枠」のみや「地紋印刷」のみなど、装
飾画像のみを指定して印刷するだけでなく、入力された
文字列に対して装飾を施すといった指定も可能となる。
【0088】また、ユーザの所望する複数の装飾指定デ
ータを登録し、これを記憶することができるため、ユー
ザのニーズに合った印刷を行うことができる。
【0089】また、記憶手段(CG−ROM230)に
記憶されていない装飾指定データを外部の記憶装置より
入力し、記憶手段に記憶させることができるため、記憶
容量を最小限にとどめることができると共に、これに伴
って、記憶手段に記憶された装飾指定データの中から1
の装飾指定データを迅速に選択することができる。
【0090】また、同一グループに属する複数の装飾指
定データによる指定に従って装飾された装飾画像は、被
印刷媒体上における占有サイズが同一であるため、印刷
対象物の貼付可能領域に合わせた所定サイズの印刷物を
作成することができる。
【0091】また、被印刷媒体Tがテープ状部材である
ため、テープ印刷装置1に利用することができ、ラベル
などを作成する場合に便利である。また、被印刷媒体を
巻回して印刷装置1内に収容すれば、装置構成をコンパ
クトにすることができる。
【0092】なお、実施例では、装飾指定データの選択
は、例えば図5の選択肢G5の場合、グループ「和文書
体」、グループ「英文書体」など最下位層のグループか
ら選択されるとしたが、これらのグループ(選択肢G5
内のグループ)を全て含む1階層上のグループ「書体」
に属する装飾指定データの中から選択可能に構成しても
よい。また、更に上階層の「文字モード」(選択肢G
1)の中から選択可能に構成してもよい。この構成によ
れば、「書体」に関する装飾画像であればいかなる装飾
画像が印刷されてもよい場合など、グループの選択を迅
速且つ簡単に行うことができる。
【0093】また、上記の実施例では、グループの中か
ら1つ(1種類)の装飾画像が選択されて印刷されると
したが、複数の装飾画像をまとめて複合装飾として、グ
ループ内に記憶しておき、複合装飾が順次印刷指示毎に
印刷されるよう構成してもよい。この構成によれば、例
えば、図15に示すように(a)「(書式−地紋印刷−
桜(装飾番号103))と(外枠−その他−装飾番号2
75)」、(b)「(書式−地紋印刷−海波(装飾番号
101))と(外枠−その他−装飾番号267)」、
(c)「(書式−地紋印刷−菱形(装飾番号102))
と(外枠−その他−装飾番号271)」など、いくつか
の装飾画像がまとめて1つの複合装飾として記憶されて
いるため、よりテキストの入力の手間を省くことができ
る。
【0094】また、上記の実施例では、装飾画像の印刷
はユーザにより、1回の印刷指示で、一枚目の装飾画像
が印刷され、2回目の印刷指示で2枚目の装飾画像が印
刷されるよう構成したが、1回の印刷指示が成されたと
き、一枚目の装飾、2枚目の装飾と続けて印刷されるよ
う構成してもよい。また、この場合、(グループ内で)
全ての装飾画像を一通り印刷し終えた時点で印刷が完了
するよう構成してもよい(但し、変更則「ランダム2」
を選択した場合を除く)。この構成によれば、グループ
内の全ての装飾画像(グループが「干支」の場合には1
2個の装飾画像)が、1回の印刷指示で印刷することが
できるため、利便性が向上する。
【0095】また、上記の実施例では、図8のテープT
1に示すように、入力された文字列(この場合は「はな
こ」)全てに対して装飾が施されるものとしたが、装飾
の対象となる文字列の範囲をカーソルキー36等を用い
て指定できるよう構成してもよい。この構成によれば、
例えば、文字列「はなこのペン」の「はなこ」に対して
のみ書体の装飾を指定したり、「ペン」に対してのみ外
枠の装飾を指定したりなど、1つの文字列に対して様々
な装飾を指定することができる。また、文字列「はなこ
のペン」全体に地紋の装飾を指定し、更に「はなこ」に
は、飾り字の装飾を指定したりなど、複数の装飾を重ね
て指定することも可能とある。
【0096】また、装飾画像を印刷する際のデータ処理
の方法は、上述の実施例のように、表示用データと印刷
用データとを共に変化させて印刷する(つまり、画面上
の表示内容に忠実に印刷を行う)方法(「連続装飾選択
画面」において「書式」または「文字モード」を選択し
た場合:図7および図8参照)や、画面41上に表示さ
せるための(装飾指定データを含む)表示用データと印
刷を行うための(装飾指定データを含む)印刷用データ
を共に不動にして、印刷用データ内の装飾指定データの
みを変化(更新)させて印刷する(すなわち、画面41
上は、共通の疑似外枠Fで表示し、印刷時には通常の文
字列は不動で装飾指定データのみを変化させて印刷す
る)方法(「連続装飾選択画面」において「段落スタイ
ル」を選択した場合:図12参照)に限定されるもので
はなく、表示用データは不動で、印刷用データ(通常の
文字列のデータも含む)のみを内部的に変化させる方法
でもよい。
【0097】また、「装飾指定データ」とは、「(連
続)装飾」を指定するための「文字コード」の他、
「(連続)装飾」そのものを表現する「ビットマップデ
ータ」や、「(連続)装飾」を指定するための「プログ
ラムデータ」なども含むものである。すなわち、1の
「装飾指定データ」を選択することにより、結果的にこ
れに対応する「装飾」が施されるものであればよい。
【0098】従って、装飾指定データによる指定は、装
飾の一部として付加されるビットパターンの種類を指定
してもよい。この構成によれば、例えば、「外枠」や
「地紋印刷」の装飾がビットパターンで記憶されている
場合、それらを指定して装飾することができる。すなわ
ち、装飾を行う処理プログラムではなく、ビットパター
ンとして記憶された装飾指定データによる指定によって
も、装飾を行うことができる。
【0099】また、「1の装飾指定データの選択」は、
印刷が終了した時点で行われてもよいし、ユーザにより
印刷が指示された時点で行われてもよい。すなわち、結
果的に、何らかのタイミングで選択された1の装飾指定
データによる指定に従って装飾された装飾画像が印刷さ
れればよい。
【0100】また、印刷用データ(表示用データ)内に
「装飾」の対象となる「装飾コード」を格納し、この
「装飾」の「補助データ」として、「装飾指定データ」
を格納し、この「補助データ」を更新することで1の装
飾を選択するようにしてもよい。
【0101】また、印刷用データ(表示用データ)内の
「装飾」の対象となる「装飾コード」に「連番ビット」
を立てておき、この「連番ビット」が立っている「装飾
コード」のみを更新することで1の装飾を選択するよう
にしてもよい。
【0102】また、複数の「装飾指定データ」は、内部
処理的にグループ化されていてもグループ化されていな
くてもよい。なお、グループ化されている場合、前者の
場合、「装飾指定データ」には、各グループ毎に設定さ
れた「グループコード」が付され、同一の「グループコ
ード」が付された「装飾指定データ」内で1の装飾指定
データが選択されるようにしてもよい。また、「装飾指
定データ」を、連続するアドレスに格納しておき、アド
レスをランダムに移動することで1の「装飾指定デー
タ」を選択するようにしてもよい。
【0103】また、上述の実施形態では、テープ印刷装
置1を例を挙げたが、他の印刷装置への応用が可能であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能
である。
【0104】
【発明の効果】上述のように、本発明の印刷装置および
印刷方法によれば、複数種類の装飾画像を順次ランダム
に印刷することで、印刷指示毎に装飾を設定する手間を
省き、迅速且つ簡単に印刷を行うことができると共に、
娯楽性を備える、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷装置および印刷
方法を適用したテープ印刷装置の外観斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置に対応する開蓋状態の外
観斜視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の制御系のブロック図で
ある。
【図4】連続装飾の登録および呼出を指定するキーを押
下したときのメニュー階層を示す説明図である。
【図5】図4に続く連続装飾の登録および呼出を指定す
るキーを押下したときのメニュー階層を示す説明図であ
る。
【図6】図4において、「段落スタイル−外枠−その
他」グループを選択した場合に印刷される装飾候補の一
覧を示す説明図である。
【図7】連続印刷の印刷方法の一例を画面表示で示す説
明図である。
【図8】図7に続く連続印刷の印刷方法の一例を画面表
示で示す説明図である。
【図9】装飾指定データの登録方法の一例を画面表示で
示す説明図である。
【図10】図9に続く装飾指定データの登録方法の一例
を画面表示で示す説明図である。
【図11】図10に続く装飾指定データの登録方法の一
例を画面表示で示す説明図である。
【図12】装飾指定データの呼出方法および印刷方法の
一例を画面表示で示す説明図である。
【図13】本発明の印刷方法による印刷結果の一例を示
す説明図である。
【図14】図13とは別の本発明の印刷方法による印刷
結果の一例を示す説明図である。
【図15】図13および図14とは別の本発明の印刷方
法による印刷結果の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード 4 ディスプレイ 5 テープカートリッジ 7 印刷ヘッド 11 操作部 12 印刷部 13 切断部 14 検出部 31 連番キー 32 書式キー 33 段落スタイルキー 34 文字モードキー 36 カーソルキー 37 印刷キー 41 画面 41a 印刷イメージ表示部 200 制御部 210 CPU 220 ROM 230 CG−ROM 240 RAM F 疑似外枠 K カーソル T テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 3/36 B41J 21/00 B41J 5/44

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装飾指定データを記憶する装飾指
    定データ記憶手段と、 前記複数の装飾指定データの中からランダムに1の装飾
    指定データを選択する装飾指定データ選択手段と、 前記装飾指定データ選択手段によって選択された前記1
    の装飾指定データによる指定に従って装飾された装飾画
    像を被印刷媒体に印刷する印刷手段と、を備え 前記装飾指定データ選択手段は、前記複数の装飾指定デ
    ータのうち、所定の選択開始処理がなされた後の一連の
    選択処理において、未だ選択されていない装飾指定デー
    タの中から1の装飾指定データを選択する ことを特徴と
    する印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の装飾指定データから成るグル
    ープを、少なくとも1以上記憶するグループ記憶手段
    と、 前記グループ記憶手段に記憶された1以上のグループの
    中から所望するグループを指定するグループ指定手段と
    を更に備え、 前記装飾指定データ選択手段は、前記グループ指定手段
    により指定されたグループに属する複数の装飾指定デー
    タの中から1の装飾指定データを選択することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記装飾指定データによる指定には、装
    飾の一部として付加されるビットパターンの種類の指定
    が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記装飾指定データによる指定には、文
    字属性の指定が含まれることを特徴とする請求項1、2
    または3に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 文字を入力する入力手段を更に備え、 前記装飾指定データによる指定には、入力された文字ま
    たは文字列に対して装飾を施す指定が含まれることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 前記複数の装飾指定データを登録する装
    飾指定データ登録手段を更に備え、 登録した前記装飾指定データは前記装飾指定データ記憶
    手段に記憶されることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の装飾指定データは、外部の記
    憶装置より前記装飾指定データ記憶手段に入力可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 同一グループに属する複数の装飾指定デ
    ータによる指定に従って装飾された装飾画像は、前記被
    印刷媒体上における占有サイズが同一であることを特徴
    とする請求項3に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記被印刷媒体がテープ状部材であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の印
    刷装置。
  10. 【請求項10】 複数の装飾指定データを記憶し、 記憶された前記複数の装飾指定データの中からランダム
    に1の装飾指定データを選択し、 選択された前記1の装飾指定データによる指定に従って
    装飾された装飾画像を、被印刷媒体に印刷する印刷方法
    であって、 前記1の装飾指定データは、前記複数の装飾指定データ
    のうち、所定の選択開始処理がなされた後の一連の選択
    処理において、未だ選択されていない装飾指定データの
    中から選択する ことを特徴とする印刷方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の装飾指定データから成るグ
    ループを、少なくとも1以上記憶し、 前記1以上のグループの中から所望するグループを指定
    し、 前記1の装飾指定データは、前記指定されたグループに
    属する複数の装飾指定データの中から選択されることを
    特徴とする請求項10に記載の印刷方法。
  12. 【請求項12】 前記装飾指定データによる指定には、
    装飾の一部として付加されるビットパターンの種類の指
    定が含まれることを特徴とする請求項10または11
    記載の印刷方法。
  13. 【請求項13】 前記装飾指定データによる指定には、
    文字属性の指定が含まれることを特徴とする請求項
    0、11または12に記載の印刷方法。
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