JP3456020B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3456020B2
JP3456020B2 JP16321594A JP16321594A JP3456020B2 JP 3456020 B2 JP3456020 B2 JP 3456020B2 JP 16321594 A JP16321594 A JP 16321594A JP 16321594 A JP16321594 A JP 16321594A JP 3456020 B2 JP3456020 B2 JP 3456020B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ページャ、携帯電話
機、ファクシミリなどの電子機器に用いられる表示装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ページャなどの電子機器に用いられてい
る表示装置には、1文字分の情報を表示する表示部を複
数個一列に配列し、例えば電話機などの情報をキャラク
タ表示するものがある。 【0003】図2は、この種の表示装置の一例を示す概
略構成図である。この表示装置では、一対のガラス基板
間にシール材を介して液晶を挿入し、例えば1文字分表
示用の表示部1a〜1pを16個一列に等間隔に配列し
た液晶表示パネル12を備えている。各表示部1a〜1
pは、上下方向(表示部1a〜1pの配列方向と直交す
る方向)の信号電極と左右方向(表示部1a〜1pの配
列方向)の走査電極とが、例えば5×8ドットとなるマ
トリックス状にそれぞれのガラス基板に形成され、これ
により1文字およびカーソルなどの情報をモザイク的に
表示するようになっている。これら16個の表示部1a
〜1pは8個づつ左右に2等分されており、走査電極は
左側半分の表示部1a〜1h用および右側半分の表示部
1i〜1p用とに2分割され、それぞれ8本の行ライン
Clで接続されている。また、液晶表示パネル12の下
辺側近傍には、液晶表示パネル12を駆動するためのI
Cチップ(半導体回路)4を搭載した回路基板13が配
置されている。 【0004】そして、ICチップ4の信号端子DS1〜
DS40と液晶表示パネル2の左側半分の表示部1a〜
1hの各信号電極端子PS1〜PS40とは、第1フレ
キシブル基板14により電気的に接続されている。これ
と同様に、ICチップ4の信号電極端子DS1〜DS4
0と液晶表示パネル12の右側半分の表示部1i〜1p
の各信号電極端子PS41〜PS80とは、第2フレキ
シブル基板15により電気的に接続されている。この場
合、第1フレキシブル基板14と第2フレキシブル基板
15とがICチップ4の信号電極端子DS1〜DS40
の付近において交差するため、両フレキシブル基板1
4,15の間には絶縁材を介在させてある。 【0005】また、ICチップ4の左側の走査端子DC
1〜DC8に接続された回路基板13上の配線16と液
晶表示パネル12の左側半分の表示部1a〜1hの走査
電極端子PC1〜PC8とは、第3フレキシブル基板1
7によって電気的に接続されている。これと同様に、I
Cチップ4の右側の走査端子DC9〜DC16に接続さ
れた回路基板13上の配線18と液晶表示パネル12の
右側半分の表示部1i〜1pの走査電極端子PC9〜P
C16とは、第4フレキシブル基板19によって電気的
に接続されている。 【0006】この表示装置では、ICチップ4の走査端
子DC1〜DC8から出力された走査信号が液晶表示パ
ネル12の各走査電極端子PC1〜PC8に入力され、
これと共にセグメント信号がICチップ4の信号端子D
S1からDS40にシフトして出力され、そのセグメン
ト信号が液晶表示パネル12の左側半分の表示部1a〜
1hの信号電極端子PS1〜PS40に入力され、これ
により左側半分の各表示部1a〜1hにて表示がなされ
る。次に、ICチップ4の走査端子DC9〜DC16か
ら出力された走査信号が液晶表示パネル12の各走査電
極端子PC9〜PC16に入力され、これと共にセグメ
ント信号がICチップ3の信号端子DS1からDS40
にシフトして出力され、そのセグメント信号が液晶表示
パネル12の右側半分の表示部1i〜1pの信号電極端
子PS41〜PS80に入力され、これにより右側半分
の各表示部1i〜1pにて表示がなされる。 【0007】このように左側半分の表示部1a〜1hと
右側半分の表示部1i〜1pとでICチップ4の信号端
子DS1〜DS40を共用し、左側半分の表示部1a〜
1hと右側半分の表示部1i〜1pとに交互にセグメン
ト信号を与えることにより、ICチップ4の信号端子数
を半減することができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
て従来の表示装置は、ICチップ4の信号端子DS1〜
DS40の付近において信号配線が交差するため、IC
チップ4の信号端子DS1〜DS40と液晶表示パネル
12の各表示部1a〜1pの信号電極端子PS1〜PS
80とを接続するための第1,第2フレキシブル基板1
4,15が必要となり、また、ICチップ4を搭載した
回路基板13と液晶表示パネル12とを別構成にしなけ
ればならないため、ICチップ4の走査端子DC1〜D
C8,DC9〜DC16と液晶表示パネル12の各表示
部1a〜1h,1i〜1pの走査電極端子PC1〜PC
8,PC9〜PC16とを接続するためのフレキシブル
基板17,19も必要となって、接続部品が多くなり、
接続作業が面倒になるという問題がある。 【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、一列に配列された複数の表示部と表示部駆動
用回路とを接続する信号配線が交差しない接続構造とす
ることにより、フレキシブル基板を不要とし、接続部品
の削減および接続作業の簡素化を図ることのできる表示
装置を提供することを目的としている。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、対
向する基板によって形成された複数個の表示部を一列に
配列するとともに、これら表示部を駆動するための、複
数の走査端子および複数の信号端子を有する半導体回路
が前記表示部列の片側近傍の、前記対向する基板の一方
の基板上に設けられ、該一方の基板上に複数の信号配線
が形成されてなる表示装置において、前記半導体回路の
前記複数の走査端子は、複数の第1走査端子および第2
走査端子からなり、前記第1走査端子には第1走査配線
が接続され、前記第2走査端子には第2走査配線が接続
され、前記半導体回路の前記複数の信号端子は、複数の
第1信号端子および第2信号端子に分割され、前記第1
信号端子には、前記複数の信号配線における第1信号配
線が接続され、前記第2信号端子には、前記複数の信号
配線における第2信号配線が接続され、前記複数個の表
示部を第1領域と第2領域とに分割し、前記第1走査配
線を第1領域の表示部に、前記第2走査配線を第2領域
の表示部に各々接続し、前記表示部の前記第1、第2領
域を各々さらに2分割して端から順に第1副領域、第2
副領域、第3副領域、第4副領域とし、前記第1信号配
線を表示部列の一方の側から第1副領域の表示部に接続
し、前記第2信号配線を表示部列の他方の側から第4副
領域の表示部に接続し、第1副領域の表示部と第3副領
域の表示部とを前記第2信号配線と同じ側から、前記複
数の信号配線における第3信号配線で接続し、第2副領
域の表示部と第4副領域の表示部とを前記第1信号配線
と同じ側から、前記複数の信号配線における第4信号配
線で接続することにより、上記目的を達成している。 【0011】 【作用】本発明の表示装置によれば、1列に配列された
複数個の表示部を、第1領域と第2領域とに2分割し、
表示部駆動用の半導体回路からの第1走査配線を第1領
域の表示部に、第2走査配線を第2領域の表示部に各々
接続し、これら第1、第2領域を各々さらに2分割し
て、第1副領域、第2副領域、第3副領域、第4副領域
の4つの副領域とし、半導体回路からの第1信号配線を
表示部列の一方の側から第1副領域の表示部に接続し、
第2信号配線を表示部列の他方の側から第4副領域の表
示部に接続し、第1副領域の表示部と第3副領域の表示
部とを前記第2信号配線と同じ側から第3信号配線で接
続し、第2副領域の表示部と第4副領域の表示部とを前
記第1信号配線と同じ側から第4信号配線で接続したの
で、第1、第2、第3、第4のいずれの信号配線同士も
交差することがない。このため、表示部が形成された基
板上に表示部駆動用の半導体回路を配置し、この半導体
回路と表示部とを基板上に形成された第1、第2走査配
線および第1、第2、第3、第4信号配線で電気的に接
続することが可能になる。 【0012】その結果、複数個の表示部と表示部駆動用
回路とをフレキシブル基板を用いずに接続することがで
き、接続部品数の削減および接続作業の簡素化を図るこ
とができる。 【0013】 【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図を参照して
説明する。図1は、本発明の表示装置の一実施例を示す
概略構成図である。まず、本実施例の構成を説明する。
なお、図2に示された従来例と同一の構成要素について
は同一符号を付し、その説明は適宜省略する。 【0014】この表示装置1は、上下に重ね合わせた2
枚のガラス基板2、3の間にシール部材を介して液晶を
封入することによって、5×8ドットの表示部1a〜1
pが16個一列に等間隔に配列されて構成されている。
両ガラス基板2、3の横幅は相等しく、縦幅は上側ガラ
ス基板2が下側ガラス基板3の半分程度のサイズに形成
されており、上側ガラス基板2と下側ガラス基板3とを
上端縁2a,3aを揃えて重ね合わせ、上側ガラス基板
2の中央位置に液晶を封入することにより表示部1a〜
1pが形成されている。したがってこの場合、下側ガラ
ス基板3の下端側は上側ガラス基板2の下端部より突出
している。この突出した下側ガラス基板3の上面には、
表示部1a〜1pを駆動するためのICチップ4がフェ
ースダウン方式などにより直接接合されている。 【0015】上記16個の表示部1a〜1pは、左側の
8個の表示部1a〜1hからなる第1領域Lと、右側の
8個の表示部1i〜1pからなる第2領域Rとに分割さ
れている。上ガラス基板2の下面、つまり下ガラス基板
3との対向面には、表示部1a〜1pの走査電極が左右
に2分割して形成され、かつ第1、第2領域L,R毎に
8本の行ラインClで接続されている。そして、左端の
表示部1aの走査電極端子PC1〜PC8とICチップ
4の走査端子DC1〜DC8とが8本の第1走査配線5
によって電気的に接続され、また、右端の表示部1pの
走査電極端子PC9〜PC16とICチップ4の走査端
子DC9〜DC16とが8本の第2走査配線6によって
電気的に接続されている。第1走査配線5は、上ガラス
基板2の下面に形成された8本の第1走査上配線5a
と、下ガラス基板3の上面に形成された8本の第1走査
下配線5bとからなる。第1走査配線5の上下の配線5
a,5bは、銀などの導電ペーストを印刷してなるクロ
ス材(図示せず)によりシール材の箇所で接続されてい
る。また、第2走査配線6は、上ガラス基板2の下面に
形成された8本の第2走査上配線6aと、下ガラス基板
3の上面に形成された8本の第2走査下配線6bとから
なり、第1走査配線5と同じくクロス材(図示せず)に
よって上下の配線6a,6bをシール材の箇所で接続す
ることにより構成されている。 【0016】上記第1領域Lは、その左側部分の4個の
表示部1a〜1dからなる第1副領域S1と、右側部分
の4個の表示部1e〜1hからなる第2副領域S2とに
2分割されている。また、第2領域Rは、その左側部分
の4個の表示部1i〜1lからなる第3副領域S3と、
右側部分の4個の表示部1m〜1pからなる第4副領域
S4とに2分割されている。 【0017】そして、第1副領域S1の4個の表示部1
a〜1dとICチップ4とが20本の第1信号配線7に
より、第4副領域S4の4個の表示部1m〜1pとIC
チップ4とが20本の第2信号配線8により、各々電気
的に接続されている。さらに、第1副領域S1の表示部
1a〜1dと第3副領域S3の表示部1i〜1lとが2
0本の第3信号配線9により、第2副領域S2の表示部
1e〜1hと第4副領域S4の表示部1m〜1pとが2
0本の第4信号配線10により、各々電気的に接続され
ている。 【0018】これら第1〜第4信号配線7〜10は、下
ガラス基板3の上面に形成されている。この場合、第1
信号配線7は、ICチップ4の信号端子DS1〜DS2
0から表示部列の左端近傍を経由して、第1副領域S1
の表示部1a〜1dの上側、すなわちICチップ4が配
置された側とは反対側の信号電極端子PS1〜PS20
に接続されている。また、第2信号配線8は、第4副領
域S4の表示部1m〜1pの下側、すなわちICチップ
4と同じ側の信号電極端子PS61〜PS80に接続さ
れている。そして、第3信号配線9は、第1副領域S1
の表示部1a〜1dの信号電極端子PS1〜PS20と
第3副領域S3の表示部1i〜1lの信号電極端子PS
41〜PS60とを、表示部列の下側、すなわちICチ
ップ4が配置された側にて接続している。一方、第4信
号配線10は、第2副領域S2の表示部1e〜1hと第
4副領域S4の表示部1m〜1pとを、表示部列の上
側、すなわちICチップ4が配置された側とは反対側に
て接続している。 【0019】ところで、このような信号配線の配線構造
を採用した場合、第1副領域S1においては、ICチッ
プ4の1番目の信号端子DS1が20番目の信号電極端
子PS20に接続され、ICチップ4の20番目の信号
端子DS1が1番目の信号電極端子PS20に接続され
るというように、配線の順番が逆にならざるを得ない。
また、第2副領域S2においても、ICチップ4の21
番目の信号端子DS21が40番目の信号電極端子PS
40に接続され、ICチップ4の40番目の信号端子D
S40が21番目の信号電極端子PS21に接続される
というように配線の順番が逆にならざるを得ない。した
がって、このような配線状態でセグメント信号をそのま
まICチップ4のDS1からDS40にシフトさせて出
力すると、第1、第2副領域S1、S2においては、セ
グメント信号が逆の順番で入力されてしまい、正常な表
示がなされなくなる。 【0020】そこで、この表示装置1では、第1副領域
S1側の信号電極端子PS1〜PS20への信号はIC
チップ4の信号端子DS20からDS1へシフトして出
力し、第2副領域S2側の信号電極端子PS21〜PS
40への信号はICチップ4の信号端子DS40からD
S21へシフトして出力するよう、上記ICチップ4内
にロジック回路が設けられている。 【0021】なお、第3副領域S3および第4副領域S
4においては、第1、第2副領域S1、S2の場合とは
異なり、信号配線の順番が逆になっていないため、これ
らの領域S3、S4の信号電極端子PS41〜PS80
へのセグメント信号は、ICチップ4のDS1からDS
40に順方向にシフトさせて出力されるようになってい
る。 【0022】次に、本実施例の作用を説明する。上記表
示装置1では、ICチップ4の走査端子DC1〜DC8
から出力された走査信号が第1の走査配線5を通して第
1領域Lの表示部1a〜1hに、ICチップ4の走査端
子DC9〜DC16から出力された走査信号が第2の走
査配線6を通して第2領域Rの表示部1i〜1pに、交
互に入力される。 【0023】そして、第1領域Lの表示部1a〜1hに
対する走査信号の入力タイミングに合わせて、ICチッ
プ4の左側の信号端子DS1〜DS40からセグメント
信号が出力され、信号端子DS1〜DS20からのセグ
メント信号が第1信号配線7を通して第1副領域S1の
表示部1a〜1dに入力されるとともに、右側の信号端
子DS21〜DS40からのセグメント信号が第2信号
配線8、第4副領域S4の表示部1m〜1pの信号電
極、および第4信号配線10を通して第2副領域S2の
表示部1e〜1hに入力される。このとき、第1副領域
S1の表示部1a〜1dの信号電極端子PS1〜PS2
0と第2副領域S2の表示部1e〜1hの信号電極端子
PS21〜PS40は、それぞれ配線の順番が逆になっ
ているため、ICチップ4内部のロジック回路により、
第1副領域S1側の信号電極端子PS1〜PS20への
信号はICチップ4の信号端子DS20からDS1へシ
フトして出力され、第2副領域S2側の信号電極端子P
S21〜PS40への信号はICチップ4の信号端子D
S40からDS21へシフトして出力される。その結
果、ICチップ4の信号端子DS1〜DS40からのセ
グメント信号が第1領域Lの表示部1a〜1hの信号電
極端子PS1〜PS40へ順に入力され、第1領域Lの
各表示部1a〜1hにて表示がなされる。 【0024】次に、第2領域Rの表示部1i〜1pに対
する走査信号の入力タイミングに合わせて、ICチップ
4の左側の信号端子DS1〜DS40からセグメント信
号が出力され、信号端子DS1〜DS20からのセグメ
ント信号が第1信号配線8、第1副領域S1の表示部1
a〜1dの信号電極、および第3信号配線9を通して第
3副領域S3の表示部1i〜1lに入力されるととも
に、ICチップ4の右側の信号端子DS21〜DS40
からのセグメント信号が第2信号配線8を通して第4副
領域S4の表示部1m〜1pに入力される。この場合、
第3副領域S3の表示部1i〜1lの信号電極端子PS
41〜PS60と第4副領域S4の表示部1m〜1pの
信号電極端子PS61〜PS80は、第1、第2副領域
S1、S2の場合とは異なり、信号配線の順番が逆にな
っていないため、第2領域Rの表示部1i〜1pへの信
号は、ICチップ4の信号端子DS1からDS40へシ
フトして出力される。その結果、ICチップ4の信号端
子DS1〜DS40からのセグメント信号が第2領域R
の表示部1i〜1pの信号電極端子PS41〜PS80
へ順に入力され、第2領域Rの各表示部1i〜1pにて
表示がなされる。 【0025】本実施例の表示装置1における配線構造に
よれば、表示部列を上記の如く4分割し、ICチップ4
からの第1信号配線7を表示部列の一方の側(図中、表
示部列の上側)から第1副領域S1に接続し、第2信号
配線8を表示部列の他方の側(図中、表示部列の下側)
から第4副領域S4に接続し、さらに、第1副領域S1
と第3副領域S3とを第3信号配線で、第2副領域S2
と第4副領域S4とを第4信号配線で、それぞれ表示部
列の下側と上側から互い違いに接続したので、下ガラス
基板3上で第1〜第4信号配線7〜10同士が交差する
ことがない。このため、上ガラス基板2の下端から突出
した下ガラス基板3の上面にICチップ4を直接接合す
るとともに、この下ガラス基板3の上面に第1〜第4信
号配線7〜10を、また、上・下ガラス基板2、3に第
1、第2走査配線5、6を形成し、これら第1〜第4信
号配線7〜10および第1、第2走査配線5、6でIC
チップ4と16個の表示部1i〜1pとを電気的に接続
することができる。したがって、従来のようにフレキシ
ブル基板14、15、17、19を用いる必要がないの
で、接続部品を大幅に削減することができ、接続作業の
簡素化を図ることができる。 【0026】ところで、本実施例の表示装置1の配線構
造は、表示部1a〜1pの上下両側に信号配線の配線ス
ペースが必要であるため、装置の小型化、特にガラス基
板2、3の小型化を図る上では、一見不利な構造のよう
に見える。 【0027】しかし、この種の表示装置をパネルなどに
取り付けるためには、表示部1a〜1pの両側に3mm
程度の実装スペースが最小限必要であり、たとえICチ
ップ4に接続された40本の信号配線全てを表示部1a
〜1pの一方の側に配置できたとしても、他方の側にお
けるガラス基板2、3の寸法を0とすることはできな
い。 【0028】その点、本実施例の表示装置1の配線構造
によれば、表示部1a〜1pの上側と下側に同数ずつ、
この場合20本ずつ信号配線が配置されるので、実装用
のスペースを有効に利用して、表示部1a〜1pとIC
チップ4とを接続することができる。 【0029】すなわち、配線一本当りの幅は約0.1m
mであり、本実施例のように表示部1a〜1pの上側と
下側に20本ずつ信号配線を配置した場合に、表示部1
a〜1pの上下に必要となる配線スペースはそれぞれ2
mm程度である。したがって、本実施例の表示装置1の
場合、表示部1a〜1pの上側におけるガラス基板2、
3の寸法を、実装のために必要な最小限の寸法とするこ
とができる。 【0030】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。 【0031】例えば、上記実施例においては、表示部1
a〜1pを16個1列に配列したが、これに限らず、表
示部は16個以上でも16個以下でもよく、またその数
は必ずしも偶数個である必要はなく、奇数個でもよい。
なお、奇数個の場合、その複数の表示部を偶数個の表示
部からなる領域と、奇数個の表示部からなる領域とに左
右半分に分割し、その一方を第1領域、他方を第2領域
とする。さらに、これら第1、第2領域をそれぞれ2分
割して、端から第1副領域、第2副領域、第3副領域、
第4副領域の4つの副領域とする。この場合、第1副領
域の表示部の個数が第3副領域のそれよりも多くなるよ
うに、また、第4副領域の表示部の個数が第2副領域の
それよりも多くなるように、それぞれ分割し、第3およ
び第4信号配線は、第2および第3副領域の信号電極端
子の数に合わせて配線数を決める。 【0032】また、上記実施例の各表示部1a〜1p
は、5×8ドットのマトリックス状に形成されてモザイ
ク的に情報を表示するようになっているが、これに限ら
ず、所定形状の複数個のセグメント電極とこれに対応す
るコモン電極とを対向させて、両者の選択的組み合わせ
により文字などを表示するようなものでもよい。 【0033】また、上記実施例においては、ICチップ
4は、表示部1a〜1pに対向する1辺に信号端子DS
1〜DS40が設けられ、左右の両辺に走査端子DC1
〜DC8、DC9〜DC16が設けられているが、これ
に限らず、例えば、表示部1a〜1pに対向する辺およ
び左右のいずれかの辺に亘って信号端子DS1〜DS4
0が設けられ、これら2辺に対向する他の2辺に亘って
走査端子DC1〜DC8、DC9〜DC16が設けられ
ているような場合にも、上記実施例と同様に、各配線を
交差させずに設けることができる。 【0034】さらに、上記実施例では、ICチップ4を
下ガラス基板12に接合したが、これに限らず、例えば
薄膜形成技術などにより半導体回路を直接ガラス基板に
形成してもよい。 【0035】 【発明の効果】本発明の表示装置によれば、一列に配列
された複数個の表示部を、第1領域と第2領域とに2分
割し、表示部駆動用の半導体回路からの第1走査配線を
第1領域の表示部に、第2走査配線を第2領域の表示部
に各々接続し、これら第1、第2領域を各々さらに2分
割して、第1副領域、第2副領域、第3副領域、第4副
領域の4つの副領域とし、半導体回路からの第1信号配
線を表示部列の一方の側から第1副領域の表示部に接続
し、第2信号配線を表示部列の他方の側から第4副領域
の表示部に接続し、第1副領域の表示部と第3副領域の
表示部とを前記第2信号配線と同じ側から第3信号配線
で接続し、第2副領域の表示部と第4副領域の表示部と
を前記第1信号配線と同じ側から第4信号配線で接続し
たので、第1、第2、第3、第4のいずれの信号配線同
士も交差することがない。このため、表示部が形成され
た基板上に表示部駆動用の半導体回路を配置し、この半
導体回路と表示部とを基板上に形成された第1、第2走
査配線および第1、第2、第3、第4信号配線で電気的
に接続することが可能になる。 【0036】その結果、複数個の表示部と表示部駆動用
回路とをフレキシブル基板を用いずに接続することがで
き、接続部品数の削減および接続作業の簡素化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の表示装置の一実施例を示す概略構成図
である。 【図2】従来の表示装置の一例を示す概略構成図であ
る。 【符号の説明】 1 表示装置 1a〜1p 表示部 4 ICチップ(半導体回路) 5 第1走査配線 6 第2走査配線 7 第1信号配線 8 第2信号配線 9 第3信号配線 10 第4信号配線 L 第1領域 R 第2領域 S1 第1副領域 S2 第2副領域 S3 第3副領域 S4 第4副領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 G02F 1/1343 - 1/1345 G09G 3/18 H04Q 7/14 G02F 1/1345 H04Q 7/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 対向する基板によって形成された複数個
    の表示部を一列に配列するとともに、これら表示部を駆
    動するための、複数の走査端子および複数の信号端子を
    有する半導体回路が前記表示部列の片側近傍の、前記対
    向する基板の一方の基板上に設けられ、該一方の基板上
    に複数の信号配線が形成されてなる表示装置において、 前記半導体回路の前記複数の走査端子は、複数の第1走
    査端子および第2走査端子からなり、前記第1走査端子
    には第1走査配線が接続され、前記第2走査端子には第
    2走査配線が接続され、 前記半導体回路の前記複数の信号端子は、複数の第1信
    号端子および第2信号端子に分割され、前記第1信号端
    子には、前記複数の信号配線における第1信号配線が接
    続され、前記第2信号端子には、前記複数の信号配線に
    おける第2信号配線が接続され、 前記複数個の表示部を第1領域と第2領域とに分割し、 前記第1走査配線を第1領域の表示部に、前記第2走査
    配線を第2領域の表示部に各々接続し、 前記表示部の前記第1、第2領域を各々さらに2分割し
    て端から順に第1副領域、第2副領域、第3副領域、第
    4副領域とし、 前記第1信号配線を表示部列の一方の側から第1副領域
    の表示部に接続し、 前記第2信号配線を表示部列の他方の側から第4副領域
    の表示部に接続し、 第1副領域の表示部と第3副領域の表示部とを前記第2
    信号配線と同じ側から、前記複数の信号配線における第
    3信号配線で接続し、 第2副領域の表示部と第4副領域の表示部とを前記第1
    信号配線と同じ側から、前記複数の信号配線における第
    4信号配線で接続したことを特徴とする表示装置。
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