JP3455724B2 - コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 - Google Patents
コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置Info
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- JP3455724B2 JP3455724B2 JP2000353948A JP2000353948A JP3455724B2 JP 3455724 B2 JP3455724 B2 JP 3455724B2 JP 2000353948 A JP2000353948 A JP 2000353948A JP 2000353948 A JP2000353948 A JP 2000353948A JP 3455724 B2 JP3455724 B2 JP 3455724B2
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状のテストピ
ース成形型に打設したコンクリートテストピースを、そ
の成形型から脱型させると共に、その脱型に続いて、そ
の成形型を清掃処理するのに使用するコンクリートテス
トピースの脱型・型清掃装置に関するものである。
ース成形型に打設したコンクリートテストピースを、そ
の成形型から脱型させると共に、その脱型に続いて、そ
の成形型を清掃処理するのに使用するコンクリートテス
トピースの脱型・型清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの強度試験用のコンクリー
トテストピースPは(図5参照)、所要の中空形状を有
する両端開口のテストピース成形型に、被試験コンクリ
ートを打設して抜き取った円柱形状をなしており、その
抜き取り後の成形型は、繰り返えして使用されるので、
次のテストピースPを規格に適合する美麗なものにする
為に、付着したコンクリートを剥ぎ取って清掃する必要
がある。そこで、一般的には油圧抜き取り機でテストピ
ースPを抜き取った後、手作業ブラシ掛けして清掃する
作業が行なわれている。
トテストピースPは(図5参照)、所要の中空形状を有
する両端開口のテストピース成形型に、被試験コンクリ
ートを打設して抜き取った円柱形状をなしており、その
抜き取り後の成形型は、繰り返えして使用されるので、
次のテストピースPを規格に適合する美麗なものにする
為に、付着したコンクリートを剥ぎ取って清掃する必要
がある。そこで、一般的には油圧抜き取り機でテストピ
ースPを抜き取った後、手作業ブラシ掛けして清掃する
作業が行なわれている。
【0003】以上の従来の成形型の清掃は、手作業ブラ
シ掛けに頼るので、非能率にして作業性が極めて悪く、
その上、清掃不良のものが生じ易く、清掃不良が原因と
なる不良テストピースが発生することがある。そこで、
その難点を解消するものとして特許第2592045号
に示される「自動化されたコンクリートテストピースの
脱型・型清掃装置」がある。
シ掛けに頼るので、非能率にして作業性が極めて悪く、
その上、清掃不良のものが生じ易く、清掃不良が原因と
なる不良テストピースが発生することがある。そこで、
その難点を解消するものとして特許第2592045号
に示される「自動化されたコンクリートテストピースの
脱型・型清掃装置」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特許第2
592045号のものは、清掃品質が良く不良テストピ
ースの発生が防止できるものの空圧機構・油圧機構によ
って構成された自動装置であることから、構造複雑にし
て大型化すると共に高価にしてメンテナンスが煩わし
く、その上、自動装置でありながら1名の作業員の専従
が必要にして、コンクリート打設用付属装置としての実
用性に欠ける。本発明は、以上の従来技術の難点を解消
するコンクリートテストピースの脱型・型清掃装置を提
供するものである。
592045号のものは、清掃品質が良く不良テストピ
ースの発生が防止できるものの空圧機構・油圧機構によ
って構成された自動装置であることから、構造複雑にし
て大型化すると共に高価にしてメンテナンスが煩わし
く、その上、自動装置でありながら1名の作業員の専従
が必要にして、コンクリート打設用付属装置としての実
用性に欠ける。本発明は、以上の従来技術の難点を解消
するコンクリートテストピースの脱型・型清掃装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のコンクリートテストピースの脱型・型清掃装
置は、「テストピース成形型の両端開口円筒体の成形型
主部に打設したコンクリートテストピースを脱型して型
清掃する装置にして、前記成形型主部の立設係止部と押
上ロッドから成る前記コンクリートテストピースの押上
脱型ステーションと、前記成形型主部の立設係止部と回
転上下作動機構を有して上下対向配設の円盤形態の清掃
ブラシを設けた清掃ステーションを備え、さらに、前記
押上脱型ステーションは、前記押上ロッドの始動押上用
のカム機構から成る始動押上機構と、該始動押上に続く
該押上ロッドの順送押上用の送り竿機構から成る順送押
上機構によって構成された構造」に成っている。
る本発明のコンクリートテストピースの脱型・型清掃装
置は、「テストピース成形型の両端開口円筒体の成形型
主部に打設したコンクリートテストピースを脱型して型
清掃する装置にして、前記成形型主部の立設係止部と押
上ロッドから成る前記コンクリートテストピースの押上
脱型ステーションと、前記成形型主部の立設係止部と回
転上下作動機構を有して上下対向配設の円盤形態の清掃
ブラシを設けた清掃ステーションを備え、さらに、前記
押上脱型ステーションは、前記押上ロッドの始動押上用
のカム機構から成る始動押上機構と、該始動押上に続く
該押上ロッドの順送押上用の送り竿機構から成る順送押
上機構によって構成された構造」に成っている。
【0006】即ち、前記構成の本発明のコンクリートテ
ストピースの脱型・型清掃装置は、油圧・空気圧機構を
使用しないメカニカル機構のみによって前記の押上脱型
ステーションと清掃ステーションを自動作動可能に構成
した構造を特徴とするものにして、そのステーションへ
の成形型主部の装着・外しとステーション間移転セット
は手作業で行うように成っている。そして、前記構成の
態様として、コンクリート打設時に必要な「成形型主部
の下蓋板」の手動脱着部と「該下蓋板を載置するターン
テーブルと該ターンテーブルの開閉蓋の内側に設けた清
掃ブラシ」から成る下蓋板清掃部を付設する。
ストピースの脱型・型清掃装置は、油圧・空気圧機構を
使用しないメカニカル機構のみによって前記の押上脱型
ステーションと清掃ステーションを自動作動可能に構成
した構造を特徴とするものにして、そのステーションへ
の成形型主部の装着・外しとステーション間移転セット
は手作業で行うように成っている。そして、前記構成の
態様として、コンクリート打設時に必要な「成形型主部
の下蓋板」の手動脱着部と「該下蓋板を載置するターン
テーブルと該ターンテーブルの開閉蓋の内側に設けた清
掃ブラシ」から成る下蓋板清掃部を付設する。
【0007】
【作用】以上の本発明のコンクリートテストピースの脱
型・型清掃装置は、前記の押上脱型ステーションが「カ
ム機構からなる押上ロッドの始動押上機構」と「送り竿
機構から成る順送押上機構」の2種類の押上機構によっ
て「成形型主部内のコンクリートテストピース」を共通
の押上ロッドによって上方へ押上げて脱型させる機構か
ら成り、その始動押上機構はカム機構にして強大な押上
力が得られるので、成形型主部の内周に密着しているコ
ンクリートテストピースを該内周から円滑に剥離分離さ
せて始動押し上げができる。
型・型清掃装置は、前記の押上脱型ステーションが「カ
ム機構からなる押上ロッドの始動押上機構」と「送り竿
機構から成る順送押上機構」の2種類の押上機構によっ
て「成形型主部内のコンクリートテストピース」を共通
の押上ロッドによって上方へ押上げて脱型させる機構か
ら成り、その始動押上機構はカム機構にして強大な押上
力が得られるので、成形型主部の内周に密着しているコ
ンクリートテストピースを該内周から円滑に剥離分離さ
せて始動押し上げができる。
【0008】そして、その始動押上した該テストピース
は成形型主部内周と分離して自重押上のみで良いので
「送り竿機構から成る順送押上機構」によって高速押し
上げ順送されて成形型主部の上端から突き出して容易に
取り出しできる。
は成形型主部内周と分離して自重押上のみで良いので
「送り竿機構から成る順送押上機構」によって高速押し
上げ順送されて成形型主部の上端から突き出して容易に
取り出しできる。
【0009】そして、前記の清掃ステーションは、上下
対向一対の自転・上下作動可能の円盤状清掃ブラシによ
って「コンクリートテストピースを脱型した空の成形型
主部」の端面・内周面を摺擦作動して、成形型主部がリ
サイクル使用可能に美麗清掃できる。そして、油圧・空
圧手段を使用しないメカニカル構造であることから、装
置全体が構造簡素安価にしてメンテナンスがし易くな
る。
対向一対の自転・上下作動可能の円盤状清掃ブラシによ
って「コンクリートテストピースを脱型した空の成形型
主部」の端面・内周面を摺擦作動して、成形型主部がリ
サイクル使用可能に美麗清掃できる。そして、油圧・空
圧手段を使用しないメカニカル構造であることから、装
置全体が構造簡素安価にしてメンテナンスがし易くな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して本発明一実
施例の「コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置
(以下、単に脱型・型清掃装置という)」を説明する。
まず、この実施例の脱型・型清掃装置1に用いるコンク
リートテストピースP(以下、単にテストピースPとい
う)のテストピース成形型30(以下、単に成形型30
という)は(図5参照)両端開口円筒体にして筒周下端
が凸状段差部33を成す成形型主部31と、この成形型
主部31の凸状段差部33の内周に着脱自在に装着する
下蓋板32の組合せからなり、この下蓋板32は、成形
型主部31の内周に設けた係止ピン34と係合する係止
溝35を有し、係止ピン34を係止溝35に嵌めて若干
回転させることによって、成形型主部31の下端開口部
に着脱できる。そして、この下蓋板32の裏面には十字
状の「回転操作用リブ36」が設けてあり、下蓋板32
のセット状態の成形型主部31にコンクリート打設して
テストピースPを成形し脱型する構造を有している。
施例の「コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置
(以下、単に脱型・型清掃装置という)」を説明する。
まず、この実施例の脱型・型清掃装置1に用いるコンク
リートテストピースP(以下、単にテストピースPとい
う)のテストピース成形型30(以下、単に成形型30
という)は(図5参照)両端開口円筒体にして筒周下端
が凸状段差部33を成す成形型主部31と、この成形型
主部31の凸状段差部33の内周に着脱自在に装着する
下蓋板32の組合せからなり、この下蓋板32は、成形
型主部31の内周に設けた係止ピン34と係合する係止
溝35を有し、係止ピン34を係止溝35に嵌めて若干
回転させることによって、成形型主部31の下端開口部
に着脱できる。そして、この下蓋板32の裏面には十字
状の「回転操作用リブ36」が設けてあり、下蓋板32
のセット状態の成形型主部31にコンクリート打設して
テストピースPを成形し脱型する構造を有している。
【0011】以上の成形型30に打設成形したテストピ
ースPの脱型と脱型後の型清掃に用いる本実施例の脱型
・型清掃装置1は以下の構造を有している。即ち、「テ
ストピースPを打設して下蓋板32を外した状態の成形
型主部31の凸状段差部33を両側から押え係止する立
設係止部4」と「カム機構と送り竿機構の2つの押上機
構を有する押上ロッド5」から成る押上脱型ステーショ
ン2と「自転・上下作動自在にして上下対向して対とな
る清掃ブラシ7A・7Bと、前記と同一の立設係止部
4」を備えた清掃ステーション3が箱型のフレーム8の
台板9上に並設されて主要部を構成し、この押上脱型ス
テーション2に下蓋板32を外して立設係止した成形型
主部31のテストピースPを押上ロッド5で押し上げて
上方へ押し出して脱型し、続いて、空になった成形型主
部31を清掃ステーション3へ移し変えセットして清掃
ブラシ7A・7Bで清掃する構造を有している。
ースPの脱型と脱型後の型清掃に用いる本実施例の脱型
・型清掃装置1は以下の構造を有している。即ち、「テ
ストピースPを打設して下蓋板32を外した状態の成形
型主部31の凸状段差部33を両側から押え係止する立
設係止部4」と「カム機構と送り竿機構の2つの押上機
構を有する押上ロッド5」から成る押上脱型ステーショ
ン2と「自転・上下作動自在にして上下対向して対とな
る清掃ブラシ7A・7Bと、前記と同一の立設係止部
4」を備えた清掃ステーション3が箱型のフレーム8の
台板9上に並設されて主要部を構成し、この押上脱型ス
テーション2に下蓋板32を外して立設係止した成形型
主部31のテストピースPを押上ロッド5で押し上げて
上方へ押し出して脱型し、続いて、空になった成形型主
部31を清掃ステーション3へ移し変えセットして清掃
ブラシ7A・7Bで清掃する構造を有している。
【0012】詳しくは(図2参照)押上脱型ステーショ
ン2は、カム11とカムピン12からなるカム機構の始
動押上機構10と、送り竿14と送り竿14に螺合係合
した送り作動片15から成る順送押上機構13の2種類
の「押上ロッド5の押し上げ作動機構」を有し、この2
種類の押上機構10・13によって共通の押上ロッド5
をリレー押し上げ作動して、テストピースPを脱型する
「空圧・油圧手段を使用しないメカニカル機構」に成っ
ており、下記の手法・手順によってテストピースPを押
上脱型する。
ン2は、カム11とカムピン12からなるカム機構の始
動押上機構10と、送り竿14と送り竿14に螺合係合
した送り作動片15から成る順送押上機構13の2種類
の「押上ロッド5の押し上げ作動機構」を有し、この2
種類の押上機構10・13によって共通の押上ロッド5
をリレー押し上げ作動して、テストピースPを脱型する
「空圧・油圧手段を使用しないメカニカル機構」に成っ
ており、下記の手法・手順によってテストピースPを押
上脱型する。
【0013】即ち、テストピースPを打設して下蓋板3
2を外した成形型主部31の凸状段差部33を台板9上
に設けた逆L字形の対向一対の係止爪6からなる立設係
止部4に嵌めて立設セットし、しかるのち、始動押上機
構10のカム11を回転させて押上ロッド5を始動押上
作動させて「成形型主部31の内周に接着状態のテスト
ピースPを強大な押上力によって始動押上させてテスト
ピースPを成形型主部31の内周から離型させて始動ス
トロークL(約40粍)押し上げる。
2を外した成形型主部31の凸状段差部33を台板9上
に設けた逆L字形の対向一対の係止爪6からなる立設係
止部4に嵌めて立設セットし、しかるのち、始動押上機
構10のカム11を回転させて押上ロッド5を始動押上
作動させて「成形型主部31の内周に接着状態のテスト
ピースPを強大な押上力によって始動押上させてテスト
ピースPを成形型主部31の内周から離型させて始動ス
トロークL(約40粍)押し上げる。
【0014】しかるのち、送り竿14によって送り作動
片15を高速上昇させて「始動上昇機構10によって始
動ストロークLのみ上昇した押上ロッド5」を送り作動
片15でリレー押し上げしてテストピースPを高速に順
送押上して成形型主部31の上端から脱型させて抜き取
る。なお、図中の17はカム11・送り竿14等の作動
用ギヤードモーター、16は押上ロッド5と送り作動片
15を連動係合させるストッパーカラーである。
片15を高速上昇させて「始動上昇機構10によって始
動ストロークLのみ上昇した押上ロッド5」を送り作動
片15でリレー押し上げしてテストピースPを高速に順
送押上して成形型主部31の上端から脱型させて抜き取
る。なお、図中の17はカム11・送り竿14等の作動
用ギヤードモーター、16は押上ロッド5と送り作動片
15を連動係合させるストッパーカラーである。
【0015】一方、清掃ステーション3は(図3参照)
押上脱型ステーション2と同様な立設係止部4が設けら
れて係止爪6の間の台板9が貫通されており、この立設
係止部4に「押上脱型ステーション2でテストピースP
を脱型した成形型主部31」が立設姿勢で係止できる。
そして、その立設係止部4の縦中心線4A上に位置して
基板9の上下に配設されて対向一対となり「ギャードモ
ーター17からなる回転手段」と「送り竿14からなる
上下作動手段」を有する円盤形態の清掃ブラシ7A・7
Bが配設された構造を有している。
押上脱型ステーション2と同様な立設係止部4が設けら
れて係止爪6の間の台板9が貫通されており、この立設
係止部4に「押上脱型ステーション2でテストピースP
を脱型した成形型主部31」が立設姿勢で係止できる。
そして、その立設係止部4の縦中心線4A上に位置して
基板9の上下に配設されて対向一対となり「ギャードモ
ーター17からなる回転手段」と「送り竿14からなる
上下作動手段」を有する円盤形態の清掃ブラシ7A・7
Bが配設された構造を有している。
【0016】そして、この清掃ブラシ7A・7Bを自転
させて下降作動と上昇作動することによって、上側の清
掃ブラシ7Aによって立設係止部4に立設係止した成形
型主部31の上端面をブラシ清掃すると共に、下側の清
掃ブラシ7Bによって成形型主部31の下端面と内周面
を清掃して、テストピースPによるコンクリート付着物
をクリーニング除去して、成形型主部31を再使用可能
に清掃するようになっている。
させて下降作動と上昇作動することによって、上側の清
掃ブラシ7Aによって立設係止部4に立設係止した成形
型主部31の上端面をブラシ清掃すると共に、下側の清
掃ブラシ7Bによって成形型主部31の下端面と内周面
を清掃して、テストピースPによるコンクリート付着物
をクリーニング除去して、成形型主部31を再使用可能
に清掃するようになっている。
【0017】なお、下側清掃ブラシ7Bは、凸状段差部
33の存在によって下端側の内周面が段差形状を成して
いる成形型主部31を美麗に清掃作用する意図から、そ
の段差形状に対応した「上半部分が小径にして下半部分
が大径の段差形態ブラシ」に成っている。
33の存在によって下端側の内周面が段差形状を成して
いる成形型主部31を美麗に清掃作用する意図から、そ
の段差形状に対応した「上半部分が小径にして下半部分
が大径の段差形態ブラシ」に成っている。
【0018】そして、この清掃ステーション3は(図1
参照)作動機構を含む全体が「前方に開閉扉(図示しな
い)を有する収納ボックス20」内に収納されると共
に、フレーム8の下部に設けた洗浄液槽21から洗浄液
を吸い上げて清掃ブラシ7A・7Bに散布する洗浄液ノ
ズル22を備え、この洗浄液散布によって前記のブラシ
清掃が一段と効果的になるように配慮されている。
参照)作動機構を含む全体が「前方に開閉扉(図示しな
い)を有する収納ボックス20」内に収納されると共
に、フレーム8の下部に設けた洗浄液槽21から洗浄液
を吸い上げて清掃ブラシ7A・7Bに散布する洗浄液ノ
ズル22を備え、この洗浄液散布によって前記のブラシ
清掃が一段と効果的になるように配慮されている。
【0019】なお、この洗浄液は収納ボックス20下方
の洗浄液槽21に流下回収されてスラッヂ23のみを沈
澱し、上澄液のみをリサイクル循環して使用される。図
中の24は洗浄液ポンプである。
の洗浄液槽21に流下回収されてスラッヂ23のみを沈
澱し、上澄液のみをリサイクル循環して使用される。図
中の24は洗浄液ポンプである。
【0020】さらに、この実施例の脱型・型清掃装置1
には下記に詳述する下蓋板脱着部25と下蓋板清掃部2
6が並設付設されている。即ち(図4参照)、押上脱型
ステーション2の近傍に、下蓋板32の裏面の回転操作
用リブ36に噛み合う係止ピン27を立設した下蓋板脱
着部25が設けてあり、押上脱型ステーション2にセッ
トする成形型30を載せて下蓋板32の回転操作用リブ
36と係止ピン27を噛み合せて手動回しして、成形型
主部31から下蓋板32を外したり、或は清掃ずみの成
形型主部31に清掃ずみの下蓋板32を嵌め付けセット
できるように成っている。
には下記に詳述する下蓋板脱着部25と下蓋板清掃部2
6が並設付設されている。即ち(図4参照)、押上脱型
ステーション2の近傍に、下蓋板32の裏面の回転操作
用リブ36に噛み合う係止ピン27を立設した下蓋板脱
着部25が設けてあり、押上脱型ステーション2にセッ
トする成形型30を載せて下蓋板32の回転操作用リブ
36と係止ピン27を噛み合せて手動回しして、成形型
主部31から下蓋板32を外したり、或は清掃ずみの成
形型主部31に清掃ずみの下蓋板32を嵌め付けセット
できるように成っている。
【0021】そして、清掃ステーション3の近傍には
(図4(B)参照)下蓋板脱着部25で外された下蓋板
32を載置するターンテーブル28と、内面に清掃ブラ
シ7Cを有する開閉カバー29から成る下蓋板清掃部2
6が設けられ、このターンテーブル28に下蓋板32を
載置して開閉蓋29を閉じるとターンテーブル28が回
転作動して清掃ブラシ7Cによって下蓋板32の上面を
美麗にクリーニングするようになっている。なお、この
下蓋板清掃部26にも清掃ステーション3の洗浄剤散布
配管から分岐した洗浄剤散布ノズルが内設されている。
(図4(B)参照)下蓋板脱着部25で外された下蓋板
32を載置するターンテーブル28と、内面に清掃ブラ
シ7Cを有する開閉カバー29から成る下蓋板清掃部2
6が設けられ、このターンテーブル28に下蓋板32を
載置して開閉蓋29を閉じるとターンテーブル28が回
転作動して清掃ブラシ7Cによって下蓋板32の上面を
美麗にクリーニングするようになっている。なお、この
下蓋板清掃部26にも清掃ステーション3の洗浄剤散布
配管から分岐した洗浄剤散布ノズルが内設されている。
【0022】なお、前記実施例の脱型・型清掃装置1は
ギャードモーター17による作動部を有する押上脱型ス
テーション2・清掃ステーション3・下蓋板清掃部26
がスイッチオンによってそれぞれのワンサイクル作動を
する制御部が設けられ、作動ロッド5・清掃ブラシ7A
〜7Cは手動によるスイッチオンによって前記のワンサ
イクル作動をする。
ギャードモーター17による作動部を有する押上脱型ス
テーション2・清掃ステーション3・下蓋板清掃部26
がスイッチオンによってそれぞれのワンサイクル作動を
する制御部が設けられ、作動ロッド5・清掃ブラシ7A
〜7Cは手動によるスイッチオンによって前記のワンサ
イクル作動をする。
【0023】以上の構成の脱型・型清掃装置1は、1名
の作業員によって「テストピースP充填の成形型30」
を下蓋板脱着部25に載せて手動回しして下蓋板32を
外し、その下蓋板外しの成形型主部31を押上脱型ステ
ーション2・清掃ステーション3に順次移し変えてテス
トピースPの取り出し脱型と清掃を行うと共に、その間
に前記外しの下蓋板32を下蓋板清掃部26にセットし
ておいて清掃し、清掃ずみの成形型主部31と下蓋板3
2を再び下蓋板脱着部25によって嵌合セットして空状
態の成形型30に戻してリサイクル使用する。
の作業員によって「テストピースP充填の成形型30」
を下蓋板脱着部25に載せて手動回しして下蓋板32を
外し、その下蓋板外しの成形型主部31を押上脱型ステ
ーション2・清掃ステーション3に順次移し変えてテス
トピースPの取り出し脱型と清掃を行うと共に、その間
に前記外しの下蓋板32を下蓋板清掃部26にセットし
ておいて清掃し、清掃ずみの成形型主部31と下蓋板3
2を再び下蓋板脱着部25によって嵌合セットして空状
態の成形型30に戻してリサイクル使用する。
【0024】以上の実施例の脱型・型清掃装置1は前記
の作用があり、空圧・油圧機構を使用しないメカニカル
機構によってコンクリートテストピースPの成形型30
からの脱型取出しと、その脱型後の型清掃が作業員1名
によって的確にできるので、前記従来の自動構造の脱型
・型清掃装置と同一の作業生産性(その自動構造のもの
も作業員1名が必要)で高品質の脱型清掃作業が可能に
なる。
の作用があり、空圧・油圧機構を使用しないメカニカル
機構によってコンクリートテストピースPの成形型30
からの脱型取出しと、その脱型後の型清掃が作業員1名
によって的確にできるので、前記従来の自動構造の脱型
・型清掃装置と同一の作業生産性(その自動構造のもの
も作業員1名が必要)で高品質の脱型清掃作業が可能に
なる。
【0025】そして、油圧・空圧機器を使用しない簡素
なメカニカル機構から成ることから、前記従来の自動構
造のものより装置価格が特段に安価になると共に、構造
簡素・小型化してメンテナンスがし易く、コンクリート
打設工事用の付属装置としての実用性が特段に向上する
メリットがある。
なメカニカル機構から成ることから、前記従来の自動構
造のものより装置価格が特段に安価になると共に、構造
簡素・小型化してメンテナンスがし易く、コンクリート
打設工事用の付属装置としての実用性が特段に向上する
メリットがある。
【0026】なお、本発明のコンクリートテストピース
の脱型・型清掃装置は前記の実施例に限定されず、下蓋
板脱着部25・下蓋板清掃部26を不存在にする等の変
化がある。
の脱型・型清掃装置は前記の実施例に限定されず、下蓋
板脱着部25・下蓋板清掃部26を不存在にする等の変
化がある。
【0027】
【発明の効果】以上の説明のとおり本発明のコンクリー
トテストピースの脱型・型清掃装置は、公知の空圧・油
圧機構利用の自動化されたものと同一の作業生産性を確
保した基において、構造簡素安価にしてメンテナンス性
に優れる実用性を有し、当該分野の便宜向上を図る効果
がある。
トテストピースの脱型・型清掃装置は、公知の空圧・油
圧機構利用の自動化されたものと同一の作業生産性を確
保した基において、構造簡素安価にしてメンテナンス性
に優れる実用性を有し、当該分野の便宜向上を図る効果
がある。
【図1】本発明一実施例のコンクリートテストピースの
脱型・型清掃装置の全体正面図
脱型・型清掃装置の全体正面図
【図2】図1実施例の「押上脱型ステーション」の構造
と作動説明の側面図
と作動説明の側面図
【図3】図1実施例の「清掃ステーション」の構造と作
動説明の側面図
動説明の側面図
【図4】図1実施例の「下蓋板脱着部と下蓋板清掃部」
を示し、(A)はその下蓋板脱着部の構造を示す正面
図、(B)はその下蓋板清掃部の構造を示す正面図
を示し、(A)はその下蓋板脱着部の構造を示す正面
図、(B)はその下蓋板清掃部の構造を示す正面図
【図5】コンクリートテストピースの成形型を示し、
(A)はその成形型の正面図、(B)はその成形型の下
蓋板の底面方向からの斜視図
(A)はその成形型の正面図、(B)はその成形型の下
蓋板の底面方向からの斜視図
1 コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置
2 押上脱型ステーション
3 清掃ステーション
4 立設係止部
5 押上ロッド
6 係止爪
7A・7B・7C 清掃ブラシ
8 フレーム
10 始動押上機構
11 カム
12 カムピン
13 順送押上機構
14 送り竿
15 送り作動片
25 下蓋板脱着部
26 下蓋板清掃部
27 ターンテーブル
30 成形型
31 成形型主部
32 下蓋板
33 凸状段差部
P コンクリートテストピース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
B28B 7/10 G01N 33/38
17/04 B08B 9/02 B
G01N 33/38 C
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B08B 9/02
B08B 1/04
B08B 3/02
B08B 9/032
B08B 7/10
B28B 17/04
G01N 33/38
Claims (2)
- 【請求項1】 テストピース成形型の両端開口円筒体の
成形型主部に打設したコンクリートテストピースを脱型
して型清掃する装置にして、前記成形型主部の立設係止
部と押上ロッドから成る前記コンクリートテストピース
の押上脱型ステーションと、前記成形型主部の立設係止
部と回転上下作動機構を有して上下対向配設の円盤形態
の清掃ブラシを設けた清掃ステーションを備え、さら
に、前記押上脱型ステーションは、前記押上ロッドの始
動押上用のカム機構から成る始動押上機構と、該始動押
上に続く該押上ロッドの順送押上用の送り竿機構から成
る順送押上機構によって構成された構造を特徴とするコ
ンクリートテストピースの脱型・型清掃装置。 - 【請求項2】 成形型主部に回し止め係止形態の下蓋板
を設けたテストピース成形型の該下蓋板の手動脱着部
と、該下蓋板を載置するターンテーブルと該ターンテー
ブルの開閉カバーの内側に設けた清掃ブラシから成る下
蓋板清掃部を付設した請求項1のコンクリートテストピ
ースの脱型・型清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353948A JP3455724B2 (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353948A JP3455724B2 (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002153831A JP2002153831A (ja) | 2002-05-28 |
JP3455724B2 true JP3455724B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=18826620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000353948A Expired - Fee Related JP3455724B2 (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455724B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104759436B (zh) * | 2014-12-28 | 2017-01-25 | 宋晓萍 | 检验科样本保存清洗组合装置 |
CN106583280B (zh) * | 2016-12-05 | 2018-11-06 | 南京恒天领锐汽车有限公司 | 一种无人驾驶汽车零部件去污设备 |
CN107983686A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-05-04 | 佛山市天宇鸿图创新科技有限公司 | 一种新型环保的矿石清洗设备 |
CN108453606A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-08-28 | 中国五冶集团有限公司 | 一种用于柱体浇注的半圆型模板自动化清理系统 |
CN110220764A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-10 | 佛山市顺德区建设工程质量安全监督检测中心 | 混凝土抗渗试件装脱模一体机 |
CN112440375A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-05 | 何文恺 | 一种内壁带有倒刺结构的混凝土管桩灌注模具 |
CN113843887A (zh) * | 2021-10-04 | 2021-12-28 | 何永明 | 一种装配式建筑用预制构件生产设备 |
CN114740185B (zh) * | 2022-04-07 | 2024-08-02 | 贵州兴达兴建材股份有限公司 | 新拌混凝土工作性数字检测仪 |
-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000353948A patent/JP3455724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2002153831A (ja) | 2002-05-28 |
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